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✳︎佐藤康行著『飛神』より✳︎
〜あなたにとって価値あるものを全部捨てる〜

真我は、心よりもさらに広く、無限の存在です。

ですから、ちょうど小さな入れ物の中に大きなものが詰め込まれているような状態で存在しています。

真我を体感、体得するということは、その小さな入れ物から、殻を破って無限の愛を引き出していく作業なのです。

ですから、真我を体感、体得するためには、私たちが身につけ大切に持っている知識や価値観を一度全部削ぎ落とし、さらにその奥にある業・カルマ、トラウマなどを掘り起こしていくことが必要になるのです。

そうしなければ、一番奥にある真我は現れてきません。

とくに自分にとって価値があると思っているものを捨て去ることが、どうしても必要不可欠なプロセスです。

なぜなら、価値があるということも全部頭で考えたものに過ぎず、心の一番表面的な部分だからです。

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人にもよるかもしれませんが、いい思い出よりも、辛い思い出の方が強く心に残っているように思います。

辛い経験の方がメッセージを受け取りやすく、自分を掘り下げるきっかけとなるからでしょうか。

潜在意識では辛い経験こそ価値があるものだと執着しているのかもしれません。



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仕事で心が折れそうになったら読む本

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