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ども。
毎度、院長です。
診療所を臨時休診とし、満を持して、しかし多少唐突ながら、イタリアに行ってきたでした。
唐突ながら、というのは。
拙者が信仰をもつ前後の頃、カトリックの司祭である雨宮慧神父の文章を目にしており、その当時からこの神父様に関心を寄せていたのでした。
独特のこだわりをお持ちの神父様のようであり、ずっと頭に引っかかっていたのです。
とはいえ、その後拙者はプロテスタントで洗礼を受けており、カトリックとの関わりを求めつつも、結局はプロテスタントに留まる形となっておりました。
年月は過ぎ、とある日。
カトリック信者の知人から雨宮神父の講義があるということを聞き、興味津々。
さっそく昨年11月に初めて出席したのでした。初めて生の雨宮神父を見物したのでした。
かつて読んでいた文章の通りの淡々とした、無駄口のない聖書に関わる解説に埋没しており、拙者はそのたたずまいに静かな感動を覚えたのでした。
その講義が終わった後配られたのが、今回の旅行案内だったのです。
その場で即決。
唐突ながら、しかしある意味で満を持しての旅行参加となったのでした。
今回の旅行は「ロマネスク教会の旅」という主題の第3弾企画で、1回目がスペイン周辺、2回目がフランス周辺という風に進み、3回目の今回は北イタリア、という流れのようでした。
10日間の行程でしたが、移動を除く正味8日間の研修旅行でした。
以前参加したイスラエル研修旅行の様子をこのブログでアップしていた時に、あまりの画像の膨大さに収拾がつかなくなり、途中でアップを断念したという経緯があるため、今回はある程度時系列にそって、最小限の画像をアップしてみようと思っています。
冒頭の画像は研修に入った2日目、コモからミラノに移動し見学した、サン・タンブロージョ教会の内部から写したものです。外観は↓
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この教会はミラノ最古の教会で、ロマネスクの傑作と言われているもののようです。
外観は素朴ですが、内部は静謐で端正な華やかさがあります。



この日の終わりに自由時間ができたので、スフォルツェスコ城内の未完のピエタを画像に収め。DSCF1242

























お城内の博物館を後にして、ブレラ美術館に移動。
繊細かつ劇的宗教画がたくさんある中、ピカソやモディリアーニ、モランディの絵も展示しており。なんだか近代のがっつりした単純な絵にホッといたしました。