2011年03月29日

猫を幸せするオンボロストーブ

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ガチャーン、
また消えたんだけど!

点火装置なんて
3年前に壊れているし
機嫌が悪いと
すぐに消えてなかなか着かなくなってしまう

今年こそ
オンボロストーブを買い替えようよ

言ってはみるんだが

きなこは
このストーブが自分のものみたいにしてるし

お姉ちゃん達も
オンボロストーブが大好きなんです

逝ってから
もう3年経つ先代猫
ミューが来た時に

ファンヒーターを
嫌がるから捨てようと思っていた

貰い物の
中古の小さなストーブを出しました

ゴロンゴロン
きなこと同じように
ストーブの前で転がって喜んで居ました

それから
12年間になるのか
猫ストーブの役割をつとめてくれている

今年も
なんだかんだ言ったが
役割をきっちり果たしてくれている

オンボロストーブには
猫を幸せ気分にしてくれる

神様が隠れているのかな?
きなこの表情や
しぐさのひとつひとつがミューにそっくり

鬼嫁は
先代のミューの生まれ変わりだと信じています

ストーブ猫は
今朝も機嫌が良いみたいです

買い替えるぞ

これを言うと
オンボロストーブが機嫌良くなるのって

人の言葉が解るのかな?


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2011年03月14日

きなこの独り言

ママったら
なんできなこを抱っこばっかりするんだよ

ぐらぐらって来ると

きなちゃーんって
思い切り抱っこするんだ

ママねぇ
きなこはちゃんと側にいるからさ

そんなに
恐がらなくたって大丈夫だよ

それに比べて
カレー親父は神経無いんじゃ無いのかな?

ぐらぐら来ても
あぁ揺れてるって言うだけで
平気でお酒を飲んでるよ!
ママが
ぐらぐら来て
夜中に起きてもがーがー

イビキかいて寝ている

きなこが
猫パンチやっても
まるっきり平気なんだよね
ママが
夜中に怒ってんの
分かって無いんだよね

ぐらぐらは恐いけど

みんな一緒だから
きなこは恐いけど大丈夫なんだ

ママの
お布団の中で寝んこしゃうんだ

早く
ぐらぐら
無くならないかなぁ

ママ可哀想だもん8a9c6a82.jpg


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2011年03月06日

ビワの木は残った

カラスが種を運び

目を出し成長した
地主さんに聞いた話です

ビワの素晴らしさは
実を付けてから肌を寄せ合いながら

熟すまで
励まし合うように
ずっと一緒に枝でスクラムを組んでいる

昨年切られた
学校給食のビワの種から
26年経過して

大きくなって
素晴らしい実を付ける
近所の名物だったが

カラスの溜り場になってしまいました

被害も出始めます

学校給食で食べた
ビワがすごく美味しかったから

種を植えたら
きっと大きくなって
沢山の美味しいビワの実を付けるんだ

おばあちゃんや
近所のみんなに食べさせて上げるんだ

何年か前に
おばあちゃんから自慢話に聞いた

このビワを
毎年食べるたんびにね
長生きしなきゃって思うんだわ

ビワの木を切る時に

おばあちゃん
涙流しながらじっと見つめていました

そのビワの実が

またこうして成長して
沢山の蕾を持ち花を咲かせています

想いは続いているのかな、







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ビワの木は残った

カラスが種を運び

目を出し成長した
地主さんに聞いた話です

ビワの素晴らしさは
実を付けてから肌を寄せ合いながら

熟すまで
励まし合うように
ずっと一緒に枝でスクラムを組んでいる

昨年切られた
学校給食のビワの種から
26年経過して

大きくなって
素晴らしい実を付ける
近所の名物だったが

カラスの溜り場になってしまいました

被害も出始めます

学校給食で食べた
ビワがすごく美味しかったから

種を植えたら
きっと大きくなって
沢山の美味しいビワの実を付けるんだ

おばあちゃんや
近所のみんなに食べさせて上げるんだ

何年か前に
おばあちゃんから自慢話に聞いた

このビワを
毎年食べるたんびにね
長生きしなきゃって思うんだわ

ビワの木を切る時に

おばあちゃん
涙流しながらじっと見つめていました

そのビワの実が

またこうして成長して
沢山の蕾を持ち花を咲かせています

想いは続いているのかな、









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2011年01月17日

四街道駅前通り提灯屋のおばちゃんの焼きとりの味

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提灯屋のおばちゃん
元気に焼きとり焼いてますか?

元のセクションの
四街道高校卒業生に会うたんびに聞かれます

実は
この画像は
三十歳になったのかな、

彼に見せてやろう

そう思って
一昨日のゆきち会の前に撮りました

おばちゃん
何時もの三本頂戴ね~

豚の白もつ
レバー
かしら

三本で240円です

おばちゃんの
焼きとりはタレ焼きだけだし
七味唐辛子も置いてない

ちょっと
甘口のタレは
一昨年春に亡くなった
ご主人と三十年以上守りぬいて来たものです

早いもので
もうすぐ三年が経ちますが、
4月第四週の
雨の降る土曜日の昼過ぎの事でした

二回目の
さくらそう祭りは
翌日に順延になりました

二軒先の
ゆきちで翌日の準備をしていたら

おばちゃんがやって来た

何とも言えない
やるせない表情をしていました

ゆきちの女将は
丁度留守だったんです

福島から来た
さくらそう祭りの応援メンバーと二人だけ

おばちゃん
一体どうしたんだい

聞いた瞬間に
おばちゃんが泣き出した

死んじゃったんだよ

エッと思ったが
ずっと看病し続けて来た
ご主人だと分かった

女将が戻ると
胸にしがみ付いて
おばちゃんは泣き崩れました

第二回四街道さくらそう祭り

一番記憶に残ってるのは

おばちゃんが
ゆきちの女将にしがみ付いて

泣き崩れた姿なんです

一昨日の夕方
久し振りにおばちゃんの店を訪れて

何時もの三本食べながら

おばちゃん
腰と目の具合はどうなの?
気になり
おばちゃんに聞いたら
腰は相変わらず痛むし

ご主人亡くし
その夏に目の手術を受けたが

やって0.1の視力らしい
おばちゃんは
毎朝5時起きして
焼きとりに串を刺しているそうです

焼きとり1本80円

ずっと
値上げをしていない

おばちゃんの店には
高校生のファンが
毎日やって来ます

アルバイトの前に
おばちゃんの焼きとりを食べてくお兄ちゃん

頑張んなよ

おばちゃんの
この言葉でバイトに向かって行ける

四街道高校の卒業生は

学校行くって言うより
おばちゃんの
焼きとり食べに行ってたんでしよね~

目を潤ませて
懐かしそうに何時も
おばちゃんの

80円の焼きとりを
懐かしがって居るんです

おばちゃんの
80円の焼きとりは
決して立派じゃないし

めちゃくちゃ
美味い訳じゃ無いけど
忘れられない味がするのかな

食べものには
不思議な力が有ります

心を込めて
想いを込めれば

どんなに
立派な食べものより
美味しく感じてしまいます
食べものの味は
二つ有ると思うんです

舌先で味わい
頭の中のどこかに残る味と
忘れられない
記憶として胸の中にずっと残る味です

久し振りに
おばちゃんの店に寄ったら
ボロボロの提灯が
新しいのに取り替えられて居ました

おばちゃん
まだまだ頑張るつもりなんだな

卒業生に
提灯の画像も見せてやろう
おばちゃん
頑張ってくれよな


kosakasyoten at 05:12|PermalinkTrackBack(0)

2011年01月16日

虎の御守りのおじさんはカツカレーを食べていた3

財布に虎の御守りをぶら下げて

サンスポ持って
おじさんがやって来た

何時ものね~
今日は寒いからさ
3辛にしちゃおうかな

おじさんは
ギャンブル好きです

土日は
どっちか中山競馬場に出掛けて行きます

その前に
カツカレーを食べて
今日は勝てるぞなんて言ってから

みんな
おじさん儲かったらさ
お土産買ってくるな

スタッフ一同
苦笑いしておじさんを送り出します

今日も
朝から雪が降って
寒さが厳しいのに出掛けて行きました

スティゴールドだよ
おじさんはね
あの馬が大好きだったんだよ

おじさんもね
160センチちょっとしか無いけどさ

頑張って
デッカイ連中に負けない様に頑張って来たんだ

おじさんはね
身体のデッカイ奴にだって腕相撲は負け無かったんだよ

スティゴールドって
小さい馬がね
デッカイ馬相手に一生懸命走ってんだよ

おじさんはね
いつかデッカイレースを勝てるって

期待して
ずっと馬券買ったんだよ

二着にはなれても
なかなか
一着になれなくてさ

やっぱり
身体が小さいと
デッカイ奴には適わないんだろうか

おじさん
何だか自分の事みたいにがっかりしてさ

悔しくなったんだよね

そうしたらね
スティゴールドがの
香港で最後の最後に大きなレースを勝ったんだ

新聞から
競馬雑誌から
全部買って来たんだ

黄金旅程って
ゼッケンに書いて有ったんだよ

格好良かったよなぁ

あれからさ
おじさんはね
スティゴールドの子供をずっと応援してるんだ

今日の京成杯にも
4頭子供が出ているんだよ
おじさんはね
4頭ボックスで馬連と
3連複で買うんだ

これから
中山競馬場に行って応援して来るからさ

当たったら
みんなにケーキ買って来るからさ

携帯に
似合いもしない虎のストラップぶら下げて

おじさんは
中山競馬場へ出掛けて行きました

おじさん
タイガーマスクになって

ケーキを持って来るかな?

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2010年12月09日

心の中の静電気除去シートを取り除く魔法のスープ

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ちょっとした人との摩擦での相談の電話が来た

人と人とが触れ合う

考え方も違うし
求める答えだって違うのが当り前だ

自分の意見を
ちょっと否定されたり
自分の足りなさに
意見を言われたからと言ってどうすんだよ

人との摩擦を
とにかく避けたがる奴が増えて来た

急に連絡が付かなくなり
心配してたら
自分の困り事を並べたメールが飛んで来る

メールじゃなくて
電話よこしなよと返信したら

今はちょっと
人と話す気分になれないんです

それっきり
メールにも反応しなくなります

コレッて
一体何なんだよ!

困った時にだけ
自分の正当性を認めて貰えれば良いのかな?

人が
光り輝くには
自分も磨き相手を磨く事が必要なのでは?

人を育てて
磨き上げる為には
砥石にならなきゃ駄目なんだよ

自分の身を削り
立派に研ぎ上げ続けているとな

砥石には
綺麗な曲線が生まれて行くんだよな

その曲線が
深くて良い形になって行くうちに

良い経営者になるんだよ

若い自分に
七十間近になった
レストランのオーナーから聞いた言葉です

店を閉めるまで
ずっと厨房に立ち続けていました

孫ほどの弟子に
時には厳しく
時には優しく

絶妙な味加減で
仕事に対する姿勢を教えていました

たまに
賄いのスープをご馳走になります
野菜とベーコン
これだけなんだが何とも言えない良い味でして

オーナー
そのスープの作り方教えて貰えませんか?

思い切って聞いたら

これはな
こいつらみたいなスープなんだよ

高校出たての
若い弟子達を見つめながら笑っていた

キャベツの芯やら
人参のしっぽやら

材料にもならないよな
でもな
こうやって
一緒にベーコンの端っこと丁寧に煮込めばな

旨味や甘味が出てね
立派な賄いのスープになるんだよ

人間だって
余分な奴なんていやしないんだ

丁寧に
愛情を掛けて研いてやればさ
光を放ってくれるもんだわ
小さな光だって良いじゃないか

俺はね
このベーコンや砥石になれりゃ良いんだよ

あんたも
この旨味たっぷりのスープ作りなよ

あんたも
俺と同じ砥石になってやんなよ

ずいぶん前の
こんな言葉を思い出しました

あのスープ飲めば

静電気除去シートを取り除けるかな、


kosakasyoten at 17:24|PermalinkTrackBack(0)

2010年12月07日

おかあさーんと叫びたくなるカレーメニュー

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おかあちゃーん
と叫んで食べたい

じゃがいもゴロゴロ
キャベツ山盛り
コロッケ一個だけのカレーを見て

これだよ
このカレーだよ

記憶の中に
しっかり残っている

子供の頃に食べた
肉なんてロクロク入っていなくて
黄色い色のカレーを思い出した

牛久の駅前まで
自転車飛ばして30分位走り
桜井肉店にたどり着く

お駄賃で
揚げたてコロッケを
二個買います

ビニールのソース入れに

ブルドックウスターソースが入ってた

揚げたてコロッケに
ジュジュジュとソースを掛けると

腹がグーとなった

揚げたてコロッケは
肉屋さんの前だけで味わえるもの

カリッした衣と
じゃがいもの甘さが堪んなかった

おやっ
肉かな?
と思ったら
じゃがいもの皮に
苦笑いをしてしまう

今のコロッケは
反則だなんて思ってしまいます

肉なんて
そんなに入れちゃダメなんだよ

コロッケは
じゃがいもばっかりで良いんだよ

カレーにコロッケ一個

スゴい贅沢だった

カレー一皿目は
コロッケを眺めながら
ガツガツと一気に食べて

お代わりして
初めてコロッケを食べ始める

ご飯を
一体どれだけ食べて居たのだろう?

自分が先に
茨城牛久の実家を離れ
二年後に弟が続きました

亡くなった祖母が
ポツリと言ったそうです

飯を一杯炊けねえって
寂しいもんだっぺよ


kosakasyoten at 17:03|PermalinkTrackBack(0)

2010年11月25日

野良猫茶ットンが豚まんになった

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夏前にはスリムだった!

食欲の秋って言葉

茶ットンの為かな?

毎日バクバク食べて
ぐんぐん大きくなって行きます

頑張れ茶ットン
と食べるのを応援してたのが

猫にだけは優しい
鬼嫁だったのですが、

茶ットンって
豚まんみたいな顔になったよね

豚まん茶ットン

そうだそう呼ぼうかな!
と何時もながら
ひどい事を言っています

ケンカをすると
連戦連敗の茶ットンも少しは強くなったみたいです

しろちゃんと
縄張りをしっかり守ってるみたいだ

ニャゴーとか
荒そう声を聞くと

茶ットン頑張れ、

声援を送ったりしてる

茶ットンが帰って来て
ウニャウニャ報告をしてると

そうなの
頑張って戦って来たの~
茶ットン頑張ったね

豚まん茶ットンを
励ます姿を見てると

相撲部屋の女将さんみたいだよな

なんて思ってしまう

図体はデッカイけど
気が弱くて
小さな力士にコロリと負けてしまう

誰だっけかな?

そんな力士みたいだ

茶ットンは
強くならなくても良いよ
茶ットンは
優しい男の子で居なよ

茶ットン
もっともっと
大きくなればいいね


kosakasyoten at 15:58|PermalinkTrackBack(0)

2010年11月23日

野良猫茶ットンとしろちゃんはおしゃべりだ

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玄関から会話が聞こえる
しろちゃんと茶ットンが朝の会話をしています

ちょっと声でかいよ!

言いたい所だが
猫の会話をじっと聞いて見たら

しろちゃんが
茶ットンにお説教しているように聞こえる

あんたなに考えてんのよ、
鬼嫁に年中言われてる
言葉に聞こえてしまうのは何故なんだろう(笑)

もしかしたら
玄関から台所の会話を
じっと聞いてて真似してるんじゃないのかな

猫も子供と一緒だよ

話し方や言葉を
そっくり真似するんじゃ無いのだろうか?

鬼嫁に言わなきゃならない
猫にばかり
猫なで声は止めてくれ
人間にも人なで声とは言わないが

もうちょい
優しい言葉で話してよ
と思いつつ

猫に対しての
愛情の深さと根気には感心してしまう

野良猫の二匹は
去年の今頃はご飯を上げても逃げるだけでした

しろちゃん 茶ットン
名前を呼んで話掛けて距離を少しずつ縮めて行く

しろちゃんが
玄関の中まで入る様になったんだが

茶ットンは入れない

鬼嫁は自信を持ってた
大丈夫だよ自分の名前を茶ットンだと思ってる

ちゃんとお返事するもの

それからちょっとして
しろちゃんが茶ットンを連れてきた

茶ットンは大ケガをしていました

しろちゃんが
玄関で大きな声で鳴いているので

開けたら、
茶ットンが側で泣き出しそうな顔をしてた

鬼嫁が治療をしてやり
こっちは発泡スチロールで猫ハウスを作る

カレーや営業時代は
これが年中行事みたいなものでした

大きなハウスで
茶ットンは三週間闘病生活を送りました

しろちゃんが
日に何度もお見舞いにやって来ます

茶ットン
早く良くなろうね
鬼嫁が話掛けるとお返事をするし

ニャゴニャゴ
何だか訳の分からない話をする様になりました

怪我は治りました
驚いたのは表情がガラリと変わります

びくびくしてたのが
すっかり穏やかな表情に変わりました

三週間目に
元気に外に飛び出して行きます

これで一安心が
安心違いが始まってしまいます

茶ットンとしろちゃん
夜になるとご飯を食べに来て寝んこして

ぐっすり寝たら
また外に飛び出して行くんだが
朝方5時位に
玄関で帰って来たコールで鳴くんです

そして
朝ご飯食べて
お腹いっぱいになったらまたぐっすり寝る

その前の会話が
安眠妨害になってしまいました

何て話してるんだろう、


kosakasyoten at 08:35|PermalinkTrackBack(0)

2010年11月18日

涙目のカツカレー

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カツカレーには凄い力が有ります

カレーや閉店前に
チロと言う野良猫がやって来ました

今にして思うと

飼い猫だったのかな?

貰い物の猫グッズ
どっかで見た顔だよなぁ

鬼嫁に見せたら

あーっ、コレッてさぁ
肉食怪獣チロそっくりじゃないの

アレは凄かったよね~
みんな泣かされたものねー
懐かしそうに
チロに似た猫グッズを撫でている

冬の夜の
しかも冷たい雨の降る日でした

裏のスーパーヤックスへ
賄いの材料買いに行くと

柱の脇に猫がいる

きなこと同じ毛色で
白い手足がきれいな男の子でした

哀れそうな目で
じっとこっちを見て居るんです

どうした
お家に帰んなさいよ
頭を撫で撫でしてやる

店に戻ろうと
歩き始めたらノコノコ後から付いて来ます

駄目だよ!
ちゃんとお家に帰るんだよ
ヤックスまで
抱っこして置きに行きました

また
スタスタと付いて来てしまいます

雨は強くなり
外になんか出せなくなってしまう

仕方ないよな~
発泡スチロールを加工して猫ハウスを作ります

寄って来る猫の為に
キャットフードはいつも置いて有りました

ご飯を食べて
牛乳を飲んだ男の子はぐっすり寝てしまう

真ん丸顔で
可愛い顔をしてるね
チロってどうかな!

鬼嫁が名前を付けた

それから数日後
肉食怪獣に変身する事態が発生します

貧坊っちゃまのモリが

お給料貰ったから
思い切ってカツカレー食べちゃいます

ニコニコしながら
バイト前に従食のオーダーをして来ます

休憩室には
すっかり懐いたチロとモリくんだけでした

おまちどうさま~
休憩室にカツカレーを持って行きました

5分も経たない内に

ワァ~勘弁してくれ~

休憩室から
モリくんの悲鳴が聞こえて来ました

ドアを開けたら
カツカレーのカツは衣だけになっています

テーブルに乗っかり
満足そうな表情のチロはゴロゴロ言ってる

涙目のモリくん
茫然としてカツカレーの残骸を見ている

チロが
お肉くれって来たんです
一口やったら

肉食怪獣に変身しました!
いやぁ怖かったです~

恐怖を味わい
引きつった表情をしていました

おーい、カツ一枚揚げて~
モリくんは
ホールの奥の席に移動してカツカレーを食べた

それからも
唐揚げとか肉類はチロに狙われました

カツカレー食べながら

涙を浮かべた
モリくんの顔を思い出してしまいます

風の様に現れて
風の様に去って行った

モリくんは
二十六歳になり
チロは
多分十歳位になるんだろうか

きっと
どこかでしぶとく生き抜いているよ

鬼嫁は
そう信じています


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2010年11月11日

窓越しの筑波山とCOCO'Sハンバーグ

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まるで
蜃気楼みたいだよな!

筑波山をガラス越しに撮影してみたら
山の上空に景色が浮かんでいました

香辛飯屋から
学園手造りハムに向かう途中で車を止めた

茨城生まれには
富士山より筑波山に愛着が有ります

暖冬になり
昔みたいに寒さは感じなくなったが

11月と聞くと

筑波下ろし
あの冷たい風を思い出してしまう

十八歳の今頃に
生まれ育った茨城牛久を後にして
×三倍の歳を重ね

変わってしまった
牛久や近辺の街並み以外のイメージは

筑波山の姿と
COCO'Sハンバーグです

三十歳を前にして
転職を決意しました

ちっぽけな
フライドチキンの会社の中から
でっかい外食産業の
戦国時代に自分自身を叩き売る感覚で、

俺にやって行けるのか
これが半分
俺だって頑張ればやって行ける
これが半分

外食にしても
まだ創成期から成長期に移る時期でして

乱立そのもので
どれが良いんだか見極めが利かない

しばらく振りに
牛久の実家に向かいます

取手に差し掛かり
見慣れないレストランを見つけました

COCO'Sレストラン

どこがやってるのかな
何か気になって入ってしまいます

重たい木のドアを開け
中に入ったら

いらっしゃいませ~

明るい声が聞こえた!

カルフォルニアンスタイルって言うのか
明るくて良い感じだよな、
グルッと店内見渡し
出されたメニューを眺めていたら

ジュージューと
音を立てたハンバーグが目の前を通ります

プーンと
堪らない薫りが漂って来たんです

すいません
あれと同じの下さい

女性スタッフは

COCO'Sハンバーグですね

ありがとうございます
当店の人気商品なんですよ~
お肉は
ミディアムで召し上がるのがおすすめなんです

まだ二十歳前の
茨城のお姉ちゃんって感じの女の子が

自信満々で
満面の笑顔で話している姿に驚いた

COCO'Sハンバーグは
ミディアムで食べたら

美味くて感激しました

これだっら
他のファミリーレストランに負けないよな

そうだ
どこがやっているのか、
聞いてみよう!

さっきの
明るい女の子がバッシングにやって来た

ありがとう
凄く美味しかったよ
ちゃんとミディアムで食べたからね

そうだっぺ
と言って口を押さえ

真っ赤な顔をして

ありがとうございます
嬉しいです
満面の笑みってこれなんだろうな

店とメニューに
この子は誇りを持っているんだな

何だか嬉しくなります

そして
どこがやってるのかなする
質問したら

お客さん
カスミスーパーでやってんですよ

家の母ちゃん
惣菜売り場で働いてんですよ

気に入った!

これは良いぞ、

翌週に履歴書を送り
その数日後に神立の本部まで採用試験を受けに行く

面接官だろうか?

びっくりしたっぺよ
こんないっぱい
面接に来るなんてよ

こんな声が聞こえた!

残念ながら

COCO'Sには行かず
小僧寿しに転職したが

あの時の
女の子の笑顔が未だに忘れられません

ありがとうって

一言言いたいな!


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2010年11月05日

カツカレーは甘くない、

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カツカレーを食べました

先週と今週と
二週連続でカツカレーを食べる

カレーやを閉めて
一番食べる回数が減ったのがカレーです

それでも
カツカレーだけは発作的に食べたくなります

お客さんの中には
パチンコや競馬に行く時に食べる方もいたし

自分の勝負メニューで

大事な契約前とかに
必ず食べて行く営業マンがいました

彼女にプロポーズ

そんな場面に
何とカツカレーを一緒に食べに連れて来て

オーナーオーナー
俺気合い入れて来たから

彼女がトイレに行った時に報告に来た

大丈夫なんだろうか?

応援勝つカレーだと
一番大きなカツをカレーに載せました

カツカレーが到着したら

営業マンは
ニッコリしてこっちをチラっと見ます

大丈夫なんだろうか?

鬼嫁も何だか気になってます

食べながら
何だか笑顔で話して居るんだが

上手く話せたのか?
まさかこの場でプロポーズは無いよな~

そんな時に
営業マンが突然立ち上がりました

カツカレーは
まだ半分残って居るのに
外に飛び出した

彼女はと言うと
下を向いて唇を噛み締めているみたい

ホールから
そんな報告を聞いてギクッとします

もしや
こんなタイミングでプロポーズなんかして

彼女に断られたのかな、

カレーやを悲しい思い出の場所にしたのか
悪い方にばかり考えてしまいます

15分位経ち
営業マンが息を切らして帰って来ました

手になんか持ってるよ!

鬼嫁は瞬間的に気付いたらしい

良かったじゃない!

エッ、なにがだよ、
聞いてもニヤリとしてるだけだった

しばらくして
呼んでるからちょっと行って来なよ

鬼嫁に言われて
首をかしげながら客席に出て行きました

オーナーやったよ

営業マンは
してやったりの表情をしています

彼女は
チョコんと笑顔で頭を下げてくれた

オーナー見て下さいよ~

彼女の手を取ります
おやっ、指輪だよ、

部屋に忘れて来たんで
慌てて飛んで帰ったんですよ

カツカレーをね
ずっと一緒に食べようねって言ったんです

あのさぁ
カツカレーの力借りてプロポーズは無いだろよ

たかがカツカレー
されどカツカレー

結婚式には
祝電を打ちました

カツカレーは
カツとカレーのバランスが大事です
甘過ぎず辛過ぎず
仲の良いご夫婦になって下さい

カツカレーは甘くない

あの時ダメだったら、

そんな思い出ばかりです


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2010年10月27日

α=つがい

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狼のカップルが描かれています

雌の目が
甘える様に見えてくる

狼のつがいを
αと呼ぶそうなんです

αの次は番号なのか
それとも名前なのか?

プラスαだからかな、

αの先には
愛情の証として
子供を授かるからなのか

αと言うタイトルの
狼のつがいの絵を見つめながら

カレーやに
半居候状態になっている
茶ットンと白ちゃん

この二匹も
α=何て呼べば良いのか、
立派なαだと思う

一年半くらい前に
茶ットンの一族に白い貧弱な女の子が現れた

みんながご飯を食べる

その後の
こぼれたご飯を食べていました

一匹だけなのかな、

毎日来ても仲間には入れません

白い女の子に
弱虫の情けない男の子が近づきます

恐る恐る近づき
ニャンニャンニャン

じっと見ていて
女の子みたいな鳴き声に笑ってしまう

鼻をすりよせ
仲良しになりました

鬼嫁は茶ットン 白ちゃんと名付けます

野良猫だって
名前を付けてやり呼んでやれば良いんだよ

そうすりゃ
自分の名前を覚えるんだ!
名前無いのは
一番可哀想じゃないかな

鬼嫁の持論には
確かに頭が下がってしまいます

群れが離れ離れになり

茶ットンと白ちゃん
αになります
白ちゃんはちゃんと名前を理解出来た

スタスタスタと
玄関の中まで平気で入る様になります

知らない内に
下駄箱の上で寝て行く様になってしまう

それに引き換え
茶ットンはビクビクして絶対に人の側に来ない

茶ットン茶ットン

名前は理解したのかな、
鬼嫁は諦めずに毎日茶ットンと呼んでいた

3月の半ばでした

茶ットンどうしたの?

鬼嫁が声を上げます

傷だらけの茶ットン
白ちゃんに連れられ玄関に転がりこんだ

水を飲んで倒れ込む、

ちょっと大変だよ
茶ットンが倒れちゃったよ~

茶ットン
頑張れよなハウス作ってやるからな

大きな発泡スチロールで
茶ットンハウスを作りました

動物病院から
抗生物質やら貰って来ました

茶ットン頑張れよ!

鬼嫁はタオルや布やらを集めて寝床を作りました

三週間の闘病生活を送りまして
茶ットンはまた外に飛び出して行った
行ったはずが、

夜になると帰って来て
茶ットンハウスに寝る様になってしまった

甘える事を覚えます

鬼嫁には
警戒心を持たないどころかベタベタ甘える

茶ットンと呼ぶと
チャンとニャンニャンと返事をします

お泊り茶ットンは
白ちゃんのお帰りを待っていまして

朝方白ちゃん帰ると
ご飯を仲良く食べて居るんですね

白ちゃんは
自分をかばってくれた茶ットンを助けました

ニャオンニャオン
白ちゃんはデッカイ声を張り上げていた

αの意味を白ちゃんから教えられました

αは人間はどうなのかな?


kosakasyoten at 00:27|PermalinkTrackBack(0)

2010年10月26日

野良猫きなこが家猫になった日

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きなこがスタスタスタスタとやって来て

ピョーんとお腹に飛びのって来ました

野良ちゃんだったから

性格な誕生日は分からないけれど

拾って来た日から
逆算して見たら丁度二歳になります

2ヶ月間の
野良ちゃん生活は1年以上引き摺るものが有った

何か物音がすると

ビクンと反応し
怯えた表情になり目付きもきつくなりました

いつも
何かに怯えた雰囲気だったけれども

チー姉ちゃんが
まるでお母さんみたいに面倒見てくれた

きなこは
チー姉ちゃんの真似を始めます

何でもかんでも
チー姉ちゃんのやる通りにやりました

いつも
一匹だけ丸くなって寝ていたのが

チー姉ちゃんと未来の
真ん中に入って伸び伸び寝るようになった

見てみて
きなこがのびして寝るようになったよ

鬼嫁は安心しました

時折見せる
きなこの寂しそうな表情を気にしてた

ジーッと
一点を見つめて何かを思い出してるのか?

雨の降る夜に
駐車場の片隅でうずくまっていました

あなたどうしたの?

しゃがんだ鬼嫁に
ぴょーんと飛び乗りしがみ付いた

必死にしがみ付き
離れようとしません

連れて帰り
玄関の明るい所で改めて見たら

目付きのキツい
痩せっぽっちの薄い茶色の子猫でした

鬼嫁は
あの日の事を奇跡だと話します

給食の揚げパンのきなこに似てるから

あなたはきなこちゃんだね
きなこは無いだろう!
なんて思っていたら

育つうちに
ピッタリなよと思うようになります

お母さん居たのかな?

鬼嫁はずっと心配していました

チー姉ちゃんに懐き
くっついて歩くきなこ
そして
一匹だけ離れて丸くなって寝ていたのが

お姉ちゃんの真ん中で
伸び伸び寝てる

きなこ
やっと野良ちゃんじゃ無くなったね!

鬼嫁が笑顔で言いました


kosakasyoten at 08:06|PermalinkTrackBack(0)