絵を教えてもらっているお師匠さんを平素追い越せたと思っている生徒が、ある日、山奥から大きな立派な猪を写生して帰ってきた。そしてお師匠さんに描いたその絵を見せると、師匠曰く、
「大変上手く描けているな。しかしながら、よく死んでる猪を見つけたな。」と。
生徒は生きてる猪だと思って、木陰から、こっそり恐れながら描いたのに、と急いで山奥へ見に行くと、師匠の言う通り死んでいる猪だった。
生か死の差に気付けなかった自分を恥ずかしく思い、先生を尊敬し、その後、勉強に励んだとのこと。

勤務2年目勉強中