壁になる

2004年03月06日

強烈な“ダダ”には“壁”で対抗しよう。

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ダダを力で押さえつけようとすると、
火に油を注ぐようなもの。
そこでタオが編み出した戦法(?)とは。

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●強烈な“ダダ”には“壁”で対抗しよう。

コーチングを始めて2、3カ月が過ぎてくると、
毎回のセッションでの私の報告にも

「この1週間は、決定的なダダにはならなかったです!」
「ダダが始まっても、大泣きにならずに済む状態が、2ー3回ありました」
「今週もペコの爆発はなかったんですよ」

な〜んて言葉が少しづつ増えてきました。

それまでは、ホントにちょっとしたことでダダが始まると、
いくらこちらがペコの気持ちを理解しようとしても、
話がわからない、言い分もコロコロ変わる、といった状態。

最初は聞き分けよく、“やさしいお母さん”をやっていても、
そのうち声も荒くなって、詰問調になってくる。

「何が言いたいの?!」「どうしてわからへんのっ?」って。

ペコはペコで「だぁーかーらっ!!」と爆発モード。

お互いの話はかみ合わず、
とうとうイライラがピークに達した私は

「いいかげんにしなさいっ!!」
あるいは
「もう勝手にしなさい!お母さんは帰るからねっ」と歩き出し、

最後はペコ、大泣き。
タオ、マジ切れ。
のち自己嫌悪、最後にはクタクタ…。

というのを毎日毎日、律儀に繰り返していました(笑)。

そんな果てしないダダとの攻防を、
ちょっと客観的に見ることで、ひとつ気づいたのは、

ペコの言い分(因縁と言ってもいいかも?)を理解しよう、
そしてそれを理詰めで説得しよう、
などと考えない方がうまくいく、ということでした。

相手の挑発に乗らないように心がけながら、
とにかくこちらの主張だけを、怒らず、淡々と、繰り返す。
無視するのでも、冷たく跳ね返すのでもなく、
「ただ、これだけは譲れないんだ」と、
自分が“壁”になった気分で応戦するのです。

そう、例えばこんなことがありました。

お休みの日に、市営のプレイランドに行った時のことです。
ペコがお絵かきをしている間に、
お兄ちゃんとポコはコンピュータルームで遊んでいました。
そして自分たちで作った絵を印刷してきて見せたのです。
「私もするっ!」とガゼンやる気になったペコ。
ただ、もうお昼時だったので
「わかった、お弁当食べたらペコも行ってみようね」と約束。

しかし甘かった…。

その後コンピュータルームへ行ったら、
団体さんが来ていたのか、なんと2時間待ち!と言われてしまいました。

ここでダダ爆発です。

「いやだー。ゼッタイやるー!」
「するって約束したやんか」
「ポコだけずるい〜〜〜!!」

これまでの私だったら、2〜3回説得してみて
それでも言うことをきかなかったら、負けじと爆発していたと思います。

でも、この時の私はちょっと違っていたんですねぇ(笑)。

「約束したのにゴメンけど、2時間は待てないから、きょうは帰ろう」

これをひたすらー少なくとも10回はー繰り返しました。
たくさんの人が通ってゆくエレベーターホールで、
大泣きして叫ぶペコを前に、つとめて平静を装って約10分間…。

すると、ペコは泣きながら、怒鳴りながら、こう言ったんです。

「じゃあっ、こんど来たとき、コンピュータいっぱいするからねっ!!」

記念すべき勝利の瞬間でした(V)。


☆。..:*:’'゜ タオ ..:*:''゜☆。..:*:''゜☆。..:*:''゜☆
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kosodate_coach at 22:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)