スタッフ金野です。

私物の本を今回ドリスに売りました。 「中川比佐子のメイクブック」


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中川比佐子というモデルはご存知ですか?

文化服装学院在学中に『MILK』のデザイナー・大川ひとみにスカウトされ、80年代に雑誌「CUTiE」などで活躍した方です。ロンドン、ミラノでも活動し、『Vivienne Westwood』『Jean-Paul GAULTIER』などのショーにも出演しました。

この本では、お洒落とメイクが大好きだという彼女のエッセンスがぎゅっと詰まった一冊になっています。

ちなみに中川比佐子はこの本が出された1990年、モデルを引退しています。


まずVivienne Westwoodを身にまとい、眉上で切り揃えられた前髪、真っ赤なリップが印象的な本人の表紙がとても良いです。

でもこの本の中で一番推したいのは、金子國義プロデュースによる巻頭の写真ページ。この二人のコラボレーションは最強です。ビジュアルがとにかく可愛くて格好良くて、私は何度も何度もこのページを眺めました。この中の中川比佐子は、まるで本当に金子國義の描いた絵の中から登場したみたいです。


そして、山口小夜子との着物についての対談も。

この特集は、中川比佐子が山口小夜子に着物のスタイリングをお願いするという、中川本人にとって念願の企画だったようです。

着物の袖から黒いレースが覗かせ、オーガンジーの打掛、そして縦ロールに巻いた頭に乗せたのはベルベットの大きな大きなリボン。

また他のコーディネートでは、着物の中に白いフリルのシャツを着こみ、ラクロワの千鳥格子柄のバッグ、足元はロッキンホースを合わせています。

普通では考えない、考えることもできないスタイリングも、中川比佐子はバッチリと着こなして見せます。

二人を見ていると、黒髪のおかっぱが似合う女性は羨ましいなとつくづく思います(私には絶対に似合わない…)。 そして「メイクブック」とだけあって、1990年当時の最先端のモードなメイクも沢山紹介されています!

ジャケットの色と眉の色を合わせる、だとか、真っ赤な服にはあえてパキッとしたピンクの口紅でバランスを崩す、など、今の時代にも使える素敵なテクニックも。どのメイクも全く古さを感じません。むしろ新しいものにすら見えて、とても楽しいです。

メイクしたての時より、しばらくして馴染んでからのほうが良いのが本当のメイクだ、というのもなるほどなるほど…。 シュウウエムラやケセランパサラン、シャネル、ディオールのほか、現存しないブランドの当時のコスメや、当時のビューティ・ショップ・ガイド(こちらも今ではほぼ現存していません)を見るのも、メイクアップが大好きな人にとってはたまらないと思います。


中川比佐子のファンだけでなく、メイクアップが大好きな方、そして90年代初期のファッションがお好きな方に是非オススメです。

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