August 13, 2004

ブレラ美術館

658485ad.jpg イタリア/Milanoにあるブレラ美術館を紹介します。レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」、ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガレリアやモンテナポレオーネ通りでのショッピングに目を奪われがちなあなた!!ミラノにいったときはこのブレラ美術館にも足を運んでください。
 イタリアでも5つの指に入るといわれる美術館。エントランスを抜けると、ナポレオン1世の銅像がある中庭が僕たちを出迎えてくれます。中庭からは2層のアーチの回廊が周囲を取り囲んでいるのですが、そこが展示室になっています。
 ティントレットやラファエッロの作品があり見応え十分です。その中でも最も心奪われたのがフランチェスコ・ハイツの「接吻」です。友達と行ったのですが、ブレラ美術館を後にしながら「どの作品が一番印象に残った?」とお互い聞き合ったところ、二人ともこの作品を選出していました。なんともロマンチックな感じになれる一枚でした。  

Posted by kotaro_atelier at 20:20Comments(0)TrackBack(0)

August 12, 2004

ポーラ美術館

ポーラ美術館外観
 安田幸一氏設計のポーラ美術館を紹介しましょう。大学では授業でよくお世話になっているのですが、大変温厚な方で非常に親しみがもてます(^_^)yそんな安田氏だからこそこの美術館の設計のコンセプトとして、自然をなるべく損なわぬよう、周囲の自然と調和した建築を目指したのでしょう。僕がこの美術館が素晴らしいと思えるのは、芸術・技術・環境が融合されている点にあると思います。
 まず、周囲の自然(深い森の中)と調和し、その自然の景色を失わぬよう美術館自体の高さをおさえています。そのために、すり鉢状に地面を掘り、山留めをして建てています。このように、すり鉢状の中に建物を建てることによって、さらには免震技術の導入も行っています。
ポーラ美術館エントランスポーラ美術館カフェ この美術館の場合、自然と調和しているため、ファサードは重要な要素ではなくなっています。むしろ外からは美術館の全景はあまり見えません。ここでは内部空間が重視されています。エントランスでは地下二階まで吹き抜けのロビーをみることができ、トップライトから自然光が降り注ぐ自然空間を体験することができます。
 建築だけではなくこの美術館の所蔵作品の内容の充実さにも大変満足しました。箱根に寄られた際にはぜひ、このポーラ美術館まで足を運んでください。お気に入りの作品がきっとあなたを待っています。  
Posted by kotaro_atelier at 20:38Comments(3)TrackBack(0)

August 08, 2004

グッゲンハイム美術館

ニューヨークグッゲンハイム美術館いま渋谷のBunkamuraでニューヨーク・グッゲンハイム美術館展が開かれています。早く行きたいな〜☆今日は世界のグッゲンハイム美術館を紹介しましょう。あんまり詳しくないので詳しい方、つっこみよろしくお願いします(´∞`)
まず、NewYorkのグッゲンハイム美術館(←)から。設計はフランク・ロイド・ライト(といっても一般の方はあまり知らないかも)。美術館の外観の写真を載せます。見ての通り、螺旋を描いています。僕の記憶によると、まず一番上まで上がって、螺旋上に絵画を見ながら降りていくのではなかったでしょうか。面白い設計ですね。アメリカ行ったらまずここに行きたいな〜。

次は、スペインのBilbaoにあるグッゲンハイム美術館(↓)が有名かな〜。設計者はフランク・O・ゲーリー。(またも一般の方は知らないと思いますが・・・。)曲線がやたら多様に使われているのが彼の特徴でしょうか。写真だけじゃよくわからないのでやはり一度行ってみるべきですね。
ビルバオグッゲンハイム美術館  続きを読む
Posted by kotaro_atelier at 18:18Comments(4)TrackBack(0)