ドン・ウィンズロウ 著
東江 一紀 訳

犬の力

IMG_5205

先ず
最近ブログが更新出来ていない
言い訳から。。。。

いゃいゃそれがね〜

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・∑ヾ( ̄□ ̄)ツ

言い訳すら思いつかない。。。(-_-;)


っで
「犬の力」
感想から先に申し上げますと
すっごく嫌な気持ちになって
すっごく内容が重くって
すっごく辛くって
すっごく血生臭くって
ただ
それを上回るくらい
すっごく すっごく面白くって
あっと言う間に読んでしまいました

簡単に内容を触れると

アート・ケラーさんって言う
DEA(アメリカ麻薬取締局)の捜査官がね
まぁ〜張り切っちゃって

とても出世をして
お金も沢山稼いで
家庭も円満なのにも関わらず
DEAの地位だけ確保して
名誉と家庭をかなぐり捨てて
メキシコの麻薬撲滅に走り回ります。。。

そして
ラテンアメリカの麻薬カルテルを牛耳るバレーラ兄弟
とってもとっても美しい高級娼婦ノーラ
異端の神父パラーダ
ヘルズ・キッチン育ちの殺し屋
・ ・ ・ ・ etc

そんな彼らが織りなす、30年にわたる麻薬戦争
って感じです(^▽^;)

とにかく読んで損の無い作品です

あっ
ちなみに「犬の力」の意味ですが
旧約聖書に出てくる言葉で、悪の象徴ですね
ただ、本文中には「犬の力」のフレーズは5回しか出てこないのと
殆どその説明がない
もっと言うと
この作品に犬が出てこない。。。∑ヾ( ̄□ ̄)ツ

おそらく、悪の象徴と言うよりも
復讐心とか憎しみとか恨みとかの意味だと思います。。。

お勧めの1冊です
(分厚いけど・・