2011年11月

2011年11月09日

映画『アジアの純真』

222d5ac0.jpg『見て見ぬふりは、もうヤメだ!!』「アジアの純真」

http://www.dogsugar.co.jp/pureasia


反日映画だと叩かれ、内容が過激だからと映画館から見送られて公開が遅れたと話題だが、自分にはシンプルに
「愛を求める少女と少年の青春ロードムービー」だと感じた。

純粋に若い人達に見て欲しいものだと思った(でもR・18かしら?)


【いわゆる[ネタバレ]ストーリーがわかる内容、書いてますので知りたくない方は読まないでください】



孤独で勝ち気な在日朝鮮人の少女は姉を(チマチョゴリを着てたため)からまれたチンピラに殺される、現場を見てみぬふりした気弱な日本人の少年と2人で、旧日本軍の毒ガスを手に入れ復讐のため無軌道なテロで人殺しを繰り返す、しかし あきらかに標的を誤ってる。


復讐の相手を誤り、手段も間違ってる行動で自分自身も傷ついて破滅に向かっていく2人の姿は まったくもって
昨今「反日を許さない!」と(いい大人達が)何故そこを攻撃するのか?
在日の学校に乗り込んで弱い子ども達を罵倒したり、見当違いの市民や組織に攻撃や嫌がらせをする組織や
(本当に大和民族として主義主張を発信し認めさせたいなら政府、政党や行政などと、この日本国を形作る力を持つ組織や責任者にアクションするべきだろう)
ネットの中で反日の名の元に無意味な攻撃や誹謗中傷を生きがいの様に書き込み行動をしている人達などと、そんな向かうべきものを間違い迷惑な人種を、逆の姿でシニカルに映し出して描いている様に自分には思えた



内容も噂ほど過激でも偏ったイデオロギー性も感じないし、そんな無関係な話題性より作品自体が(かなり低予算らしいが)
素晴らしい仕上がりだと思った

全編モノクロ映像が作品の質を高めてる気がしたし(勝手な想像ながら金銭的な問題も含めモノクロにしたのかも?だが)

逆に、それが少女と少年の心象を よりよく表現してたし、映像自体も逃走の果てに海辺で朝日を浴びる美しいシーンや
「この国でも、あの国でも無い、どこかの国」を目指し小舟で海に逃げ出す、波と雪のシーンは室内セットなのとモノクロだからこそ幻想的な素晴らしい映像に感じた。


そして物語はクライマックスへ。

ラストまでの少年だけの旅の展開は もう現実か夢なのかすら提示されず物語が突き進む!

パレスチナで起きてる事や、たくさんの世界中でおこってる紛争、憎しみの連鎖を、絶望の現実を、少年は知り胸に刻み込み、そして東京へと向かい破滅のカウントダウンへ向かう。


そこに(もう少年の妄想なのかなど物語の整合性など、どうでも良い)
死んだと思ってた少女が現れ、少年に最後のメッセージを送る

「…この国が、在日が、あなたが、自分が…全てが嫌いだった…。

でもわかった事がある。
どこかで終わらせる事を。

憎しみの連鎖を終わらせる勇気を持つ事…」


もう全てを終わらせようと理解しあった在日の少女と日本の少年が、お互い初めて笑顔を見せ合い、名前を告げようとした瞬間に核爆弾が炸裂する。
最後の瞬間、お互いの名前など必要ない2人は手を繋ぎあう、2人はピュアな心(ハート)で繋がったのだろう
「アジアの純真」なのだから。

そして世界中の国々からプログラムされた報復合戦で、交差し飛び交う核攻撃。

その地球上のおびただしいキノコ雲が、不謹慎だが2人の若者の終わりの始まりを祝福する花火の様に思え爽快な気分だった!何故?なのかは、物語全編を逃亡しながら、悶々とやり場の無い思いと傷みと苦悩の表情で貫くしかなかった主役の2人が、大爆発して!ハジけて歌う「アジアの純真!パンク・ヴァージョン!」がエンドロールに流れたおかげだろう、見事!!

こんな元気が出て、痛快で不謹慎な(笑)エンディングの映画は久しぶりだった!最高です。

「アジアの純真」
http://www.dogsugar.co.jp/pureasia

kotobuki2005 at 15:55|この記事のURLComments(0)

B膾紂屮船礇螢謄ーコンサート」

871cadc4.jpg11月5日(土)『李政美×寿[kotobuki]ジョイント・コンサート・大阪』

京都から大阪へと移動して東成区民センターにて
『戦争と女性の人権博物館」(韓国ソウル)建設に向けたチャリティーコンサート』です。


戦争と女性の人権博物館
http://www.whrmuseum-jp.org/start_of_whrmuseumproject.html"


寿[kotobuki]は微力ながら東京でもチャリティーライブをしてきましたが、是非!是非!みなさまも建設資金の支援など広げてください。


さてコンサートは、集まっていただいた お客様の温かく優しいヴァイブレーションが会場全体に伝わって、とても良い雰囲気になりました(2009韓国仁川での平和コンサートの雰囲気と似てる感じがしました)

残念ながら 超!満員大入とまではいかなかった様ですが、でも集まった方々の思いの深さは一人で何十人分も持ってる愛のパワーを感じました、数ではなく、質。
そして持ってる思いの深さが大切だと、改めて感じたコンサートでした。


コンサート終了後は実行委員会の皆様がひいきにしてる近くの韓国料理屋さんの2階を貸し切り、 最高に美味しい料理をいただき楽しい夜は更けていきました(楽しすぎで鶴橋へ移動し二次会も!)

本当に実行委員会&スタッフの皆様お疲れ様でした。
コリアン世界にどっぷりの2011秋の
「李政美&寿[kotobuki]ツアー」は無事終了しました。

kotobuki2005 at 15:00|この記事のURLComments(0)

◆峙都国際学園」コンサート

030d1ef7.jpg11月4日(金)

京都の2日目は数年前にも呼んでいただいた
「京都国際学園」での中高合同参加での『李政美&寿[kotobuki]コンサート』



近年は日本人の生徒も
かなり増えたらしいが
多数がコリアンルーツの子供達が中心の学校なので民族教育や民族文化などの伝承も充実していて(もちろん前日のマダンに学校としても、生徒達も参加)
何度来ても いい学校だな〜と、感心。


☆*★*☆*★*☆*★

お昼御飯も(画像)
「完璧なる!韓国料理弁当!」最高!
弁当にナムルがギッシリなんて!(嬉)美味!
これだけでも来て良かった(笑)




体育館で行われたコンサートでは李政美姉さんが普段のコンサートでは聞けない様な少女時代の思い出や出来事、在日としての体験や想いを たくさん語ってくれた…、便乗で聞けた寿[kotobuki]の2人も感動!

目の前のいる、多くの在日の子供達に先輩である姉さんにとって、伝えたい思いや嬉しさは
ひとしおだろうと感じた、本当に貴重な体験だったと思った。



そして、お楽しみ!

夜のオトナの時間!
先生達との交流会は
前回も そうだった様に学校の生徒さんの親が営む韓国料理屋さんへ!

お酒を飲み、語らい、料理も本当に美味しくて最高でした。

そして、やはり先生達がアホ&アホ!(笑!もちろん良い意味で)楽しい交流会でした。

前回も感じたが こういう学校に、そして多民族的な場に身をおいてる先生や人間は、他の立場の人よりバランス感覚を持ってる感じがする…

在日外国人や特定の地域のマイノリティーの人達を「偏ってる!」「危険だ!」などと叩く人達(組織)が近年、増殖しているが(それ自体が意味不明だが)

自分の生まれた沖縄もそうだが、出自の根っこの文化や、何かを継ぎ未来へ伝承する行為をあたりまえの様に持ってる人達は強いのかもしれない、
自分が何者か理解できるからこそ隣人や他の社会がちゃんと見えるし、想像力を持てて世界とのバランスをとれるのではないだろうか。

逆に、マイノリティーや他者を攻撃する人達は
失っていく自分の足元や文化、何者かなのかが無くなる不安…
そんな恐怖から他のモノや何かを攻撃し、奪おうとして精神のバランスを取ってるのかもしれない…
とても寂しい人達に思えてしまう。

☆*★*☆*★*☆*★
呼んでいただいた『京都国際学園』の皆様、本当に有難うございました。
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kotobuki2005 at 00:27|この記事のURLComments(2)

2011年11月07日

京都「東九条マダン」に参加

231b3b4d.jpg11月3日(木/祝日)
京都『第19回・東九条マダン』〜いこかつくろか みんなのまつり〜

京都駅からすぐ山王小学校・校庭にて(画像/学校も祭り仕様になってます)


http://www.h-madang.com 【東九条マダン趣旨】
在日韓国、朝鮮人と日本人が共に暮らす町、京都市南区東九条で、民族や国籍、障害の有無や さまざまな立場の違いを超えて、たくさんの人々が共につどい、力を合わせて ひとつのマダン(ひろば)を造りだすことをめざし、1993年以来毎年秋に開催されてる地域のまつりです。


韓国朝鮮人、日本人をはじめ あらゆる民族の人々が、共に主体的にまつりに参加し、その事を通して、それぞれの自己解放と真の交流の場を作っていきたいと思います】


*☆*★*☆*★*☆*

去年は寿[kotobuki]のスケジュールの都合で参加できなかった「東九条マダン」にやっと出演できました、校庭内には食べ物屋台や色んなブースがぐるりと出店して、中央のステージでは朝から夕方まで朝鮮舞踏やサムルノリや演劇からK-POPダンスまで色々とプログラムが続き、大人はもちろん、子ども達がみんな楽しそうで幸せそうでした。


夕暮れの時間に李政美姉さんの歌を(画像)気持ちよさそうに聴いてる人達や会場全体を見てて思った、自分のルーツの文化や歌や踊りを子供の時から触れ楽しめる
こんな素晴らしい祭りがある子供達は、自分も生まれ育った沖縄でそうだった様に 強く揺るぎないものを心に刻むのだろうと思うと、爽やかな秋空の下、本当に嬉しくなりました。




そして夜は場所を移動し大会場を貸し切った
「打ち上げ大会!」と言うか、完全に祭りの続きであった(笑)

マダンの打ち上げは凄いよ!と聞いてたが本当に凄かったです、そして楽しかった(画像/全てが盛り上がりすぎて写真もブレまくり〜)



呼んでいただいた実行委員会の方々 本当に有難うございます。
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kotobuki2005 at 20:59|この記事のURLComments(0)
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