2012年03月

2012年03月14日

2011/3/11東京新宿での体験記録

63d7fab5.jpg2012年3月10日は福島伊達霊山の「里山がっこう」ライブ〜11日は福島郡山での「原発いらない福島県民大集会」に参加にて、その日を迎えました。

2011年3月11日から一年…本当に色んな事が見えてきて明らかになった一年です。

震災当日の自分の体験をメモ程度で書き残してましたが、当時はさすがにブログに載せる気がしませんでした、一年経って冷静な気持ちで記録しておきます。

【改めて東日本大震災により亡くなられた方々に心より御冥福をお祈りいたします。
そして被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます】

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2011年3月11日
新大久保の某カフェにて翌日のソロライブの内容を考えたり、仕事メールのやりとりをしてる最中に地震発生。


14:46
尋常では無い揺れに店内の人共々、外の大久保通りに飛び出す。
他の場所からも着の身着のまま人達が飛び出してきてる。

韓流ファンおばさま、白衣の人達、ウェイトレスの人達、パチンコ屋のスタッフ、コンビニ店員、建物内にいた、あらゆる人達が飛び出してきて道路に集まってる、揺れで立ってられずにしゃがみこんだり、何かにつかまったりしてる。

道路上の車は生きてる様に揺れ動き全て運転困難で止まってる。


3分程経過するが、まだ大きく揺れ続け収まる気配が無い、あちこちに悲鳴やどよめきが聞こえ、街灯や電柱が折れそうなほど揺れる、ここまでの揺れは生まれて初めての経験。

大久保通りから新宿方面の新都心のビル群が不気味に揺れているのを人達が驚き息を呑んで見てる、悲鳴を上げる人も。

高層ビル全部がしなる様に揺れる、初めて見る光景だった(後に投稿映像で何度も流れてました)


15:00頃
10数分たったが余震なのか、まだ揺れが続く。
止まったりしゃがみこんでた人達も少しずつ動き出し始める。

自宅のアパートは築年数かなり古いので「さすがに今の揺れだと倒壊したかも」と直感で思った。
船酔いみたいな感覚で(余震なのか自分がフラフラしてるのかわからない状態)人をかきわけ、急ぎ自宅アパートをチェックしに戻る。

倒壊は免れてたが(アパート内壁は亀裂が入り全て剥がれ落ちていた)
まだまだ余震が続くので用心して部屋へは入らず、取り急ぎ何が起きたのか?今の情報を知るため新宿アルタの大型ビジョンを見に(徒歩5分ほど)歌舞伎町方面へ。


15:10頃

歌舞伎町ハイジアあたりに寒空の下、半裸やバスタオルを巻いただけの男女の集団に驚く。
ビル内の大型フィットネスジムのお客様達だった、エレベーターもエスカレーターも動かず(場所によると電気も止まり)
外付けの非常階段から避難してきてる。
ラブホテル街からも次々とカップルが飛び出したり、入口付近で呆然としゃがみこんでる。

歌舞伎町は人であふれかえる、特にパチンコ店の客が一気に外に出てきてる場所は動けないほど渋滞(パチンコ店内こんなに人が入ってるんだと驚く)まったく動けないので人を避けるため新宿プリンスホテルの地下を通るが何度目かの余震。

かなり大きく揺れ地下街に悲鳴があがる、たまらず停止中のエスカレーターを駆け上がり外に飛び出す。


地上は信号も車も関係なくなって人でうめつくされてる靖国通りを抜けて、やっとアルタ前の大型ビジョン前に到着。

15:15
新宿駅東口。

物凄い人の数、隙間なく人々があふれニュースに釘付けになってる。
大型ビジョンにはNHKの緊急ニュースが流れてる。
しばらくニュースを見続ける。

15:50頃

仙台での大津波が田畑を家や動く車を飲み込み続ける映像が空撮でリアルタイムで流され続ける(さすがにこの映像は二度と放映で目にする事は無い…生中継は残酷だ)
悲鳴やどよめきがあがる、泣き声も聞こえる、これだけの人の数だ、きっと東北が地元の人も多数いるだろう、つらい。



地震から1時間ほどだが目にするニュース映像も、新宿アルタ前のぎゅうぎゅうの人混みに今いる事も、まだ現実とは思えない…映画の様な状況だ。


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新宿はさらに人達が増えて車道にも人があふれ車が動けず大勢の警察官が交通整理をしだす。

救急車も増えて、あちこちでサイレンが聞こえだし、取材ヘリコプターも飛び交う。


16:30頃

喧騒と人だかりの中、呆然とニュース映像を見続ける、各地の被害が徐々に伝わり始めるが、とにかく津波情報がさかんに繰り返される。

この日の昼は穏やかだった東京新宿は夕方になり急に空が曇り冷たい風が吹き、小雨も混じり、かなり冷えだした。

さすがに寒くて留まってた人たちも徐々に動き始める。


17:00

新宿の街の様子を見に歩く。
平日の帰宅時間帯なので帰りだす人達の波があふれだすが全ての電車は止まってる様だ。
携帯電話屋、電気店の電池に人達が群がる、色んな店が閉まりシャッターをおろしだす。


18:00

地上は真冬の様に冷えだしたので新宿の地下街を見る。
まるで避難所の様になっていた、電車が動かないので行くあてもなく、若い女性もサラリーマンも老若男女が隙間なく、新聞紙や雑誌をしいて壁を背にしゃがみこんだりしてる、人!人!人だ!凄い!


新宿駅周辺の全てのバス停(動いてるか不明)や普段使われない公衆電話にどこまでも続く長蛇の列、もう最後尾も何の目的の列かもわからない。


全てのコンビニも人の山だ、覗くと弁当類の棚はすでにカラっぽ。
カップ麺系の棚もほとんど無い、あと都内マップ含め地図関係がどこの店も品切れだった。

ドン・キホーテなどの大型雑貨店で自転車が飛ぶ様に売れていた。


19:00

外は暗くかなり寒い。
新宿大ガードあたりから青梅街道に向け車がびっしりと大渋滞、車の間をお構いなしにすり抜ける様に徒歩の人達(帰宅困難者の人達)が移動し道路だが車も人も関係ない状態。
20:00

だいぶ余震のも少なくなってきたので自宅アパートの部屋に戻る。
扉は歪んでたが力強くひけば開いた、部屋は足の踏み場も無くグチャグチャ、しばし呆然…。
今夜はかたずけ断念、割れた陶器や棚だけを片付け戻し、寝れるスペースだけを確保して靴も部屋に用意して、まだ用心のため再び外へ。

こんな状況でも新宿は意外と開いてる店やカフェもあったので閉店まで過ごし、携帯もメールはスムーズに通じる様になったので色々と連絡を取り、明日のライブは電車の復旧もわからず大きな余震も予想されるため延期に決める。


この日は寝ると言うより繰り返す余震の中で仮眠をとり11日が終わる。

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[追記] 自分は、その3日後に一週間の沖縄ツアー、そして4月のライブも全て延期になったので大阪に移動〜滞在してました、震災後の東京の様子はわからないが物資の買いだめがひどく、1カ月後に戻ったが、当分モノは無かった(特に自分の必需品のガスコンロのボンベとミネラルウォーター、米(玄米)は当分 入手困難でした) 【2011/3/11の東京での体験記録】
ナーグシクヨシミツ
【改めて東日本大震災により亡くなられた方々に心より御冥福をお祈りいたします。
そして被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます】

kotobuki2005 at 14:31|この記事のURLComments(1)

2012年03月13日

3/12 かけこみ亭ライブ終了です

9bca7b94.jpg3月12日(月曜)
「3・12 かけこみ亭 弾き語りライブ」〜それぞれの1年後の3・12ライブ〜2011年3月12日に予定してた、この弾き語りライブは11日の東日本大震災で延期になりました。
あれから一年 それぞれの思いを胸に4人が弾き!歌い!語ります!そして呑みます!!


場所:谷保「かけこみ亭」

http://www.asahi-net.or.jp/~yi7k-ttn/kakekomi/


久しぶりの南武線・谷保駅「かけこみ亭」平日の夜なのに満員御礼でした、知ってる顔の方はかなり遠方から来てくれてます。
本当にお客様、出演者、かけこみ亭、有難うございました。




まず「MC:マリオ」

素晴らしい?衣装を着て3・11以降の思いとお話と歌。
マリオの沖縄高江や脱原発のかかわり、そこから繋げるネットワークのエネルギーは本当にすごいなと思います、きっと想像力のセンスが良いのだろう…
社会の問題をバランスよく見たり、現場の人達へ思いをはせる想像力があるからこそ彼の行動力は凄いのだと思う。
いつも変な格好で(笑)ふざけてるが強い優しさを持ってる人である。


「小林直樹」くん
本当に「労働者シンガー」の肩書きが似合います(自分が勝手につけてるのだが(笑)
日々働く事で見えてくる社会の仕組みや国の形など小林くんの視点でしか見えない歌をパワフルに歌う、今時?貴重な唄うたいです。
彼が横浜寿町や各地の場に根付いた祭りなどにかかわり感じたり見てきた物事は本当に貴重だと思う、よく本人にも言ってるが いつか本に書き残してほしい。
最後にぼけまるさんと一緒に寿[kotobuki]のA-YOを歌っていただきました、サンキューでぃぃ〜ス!(何故かチャラ男風(笑)



「ナーグシク ヨシミツ」
土曜の夜に福島の交流会で飲みすぎた日本酒「寿」と日曜の郡山での二日酔い&極寒の中の大集会の疲れが(年をとると時間差で来るんデス)ここで来て、最初は椅子に座って歌わせていただきました…(いつになれば体調万全でソロライブ出来るやら?)さて、そんな言い訳番長の演奏曲は。


1.上い口説
2.安里屋ユンタ
3.70年代オキナワ光の方へ
4.沖縄に降る雪
5.希望の光を故郷へ
6.ヒロシマ

でした、ヒロシマでの乱入ぼけまるさんのハープが最高でした!

あと無理やり(笑)のお客様の大合唱も有難うございました。


そして、大トリは長崎のスーパースター「ぼけまる」さん(歌とギター/かけこみ亭店主)
飄々とした歌と演奏はさすがだなと思います。

いわゆる良い時代のフォークミュージックの雰囲気、みんなと一体感の世界を作り出す力は凄いと感じた。
お客様はヤジったり、つっこんだり面白がったりするが、それを自然に受け流したり、巻き込んだりして、いつのまにか歌を聞かせたり歌わせたりと、伝統芸の世界でした
(まぁ本人は全く意識してないかもだが、イヤ絶対してない(笑)

そこも、ぼけまるさんの深い人柄なのだろう、強さを持ってないとできない事だ。

初めて来たお客様が感動して「本当にこんな場所が必要だ」と語ってたが、自分もそう思う。

経営は大変だろうが「かけこみ亭」20年!これからも頑張ってください。


谷保「かけこみ亭」
http://www.asahi-net.or.jp/~yi7k-ttn/kakekomi/

kotobuki2005 at 15:58|この記事のURLComments(1)
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