日比野庵 新館

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カテゴリ: 軍事

国産ステルス戦闘機「心神」ロールアウト

  昨日のエントリーの続きから。 昨日のエントリーで、第6世代戦闘機について少し取り上げたけれど、先日、TBSの「報道特集」で丁度、この日本の国産ステルス戦闘機についての特番があった。 報道の内容自体は、開発経緯と、ステルスと高機動性の両立のための …
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日本の潜水艦技術を欲しがるオーストラリア

{%CDwebry%} 今日は極々簡単に… 12月7日、オーストラリア政府が日本に対し、豪海軍の新造潜水艦12隻の建造計画について、日本に推進システムの技術供与を求めていることが分かった。 オーストラリアのジョンストン国防相は「アボット政権は、防衛分野で日本と …
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海自八八艦隊へ

今日は簡単に…   11月5日、政府は海上自衛隊のイージス艦2隻を新たに建造する方向で調整に入ったことが明らかになった。勿論、北朝鮮の核ミサイル開発や中国の海洋進出を睨んでのもの。 現在、海自は6隻のイージス艦を保有しているのだけれど、その探知範囲は、フ …
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そうりゅう型6番艦「こくりゅう」進水します

今日は、昨日のエントリーに関連して潜水艦の話題です。  10月31日、神戸の川崎重工業で、海自の新造潜水艦「こくりゅう」の進水式が行われた。 「こくりゅう」は、そうりゅう型潜水艦の6番艦で、通常動力型では世界最大級の潜水艦(全長84メートル、2950 …
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自衛隊が海兵隊を創設する日

  昨日のエントリーの続きです。 既に防衛省は、防衛大綱に従って、「海兵隊機能」を持った水陸両用部隊を設ける準備を始めている。 来年度には、その為の"準備部隊"として、陸自に「水陸両用準備隊(仮称)」も創設するという。準備部隊は、九州、沖縄を担当 …
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自衛隊の陸海空統合運用について

  7月26日、防衛省は、防衛大綱の中間報告を公表した。 防衛大綱は、大体、約10年間の安全保障政策の指針を記したもので、政府は尖閣有事などを踏まえて、陸自・海自・空自の統合運用能力の評価を行ったのだけれど、その結果、離島防衛について人員・装備共に不足し …
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護衛艦「いずも」進水す

  今日は極々簡単に。 8月6日、海上自衛隊の新型ヘリコプター搭載護衛艦22DDHの進水式が横浜市内で開かれた。 命名は、事前の噂どおり「いずも」。全長248メートル、基準排水量約1万9500トンで過去最大の護衛艦。22DDHについては、もう2年近くも前のエ …
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第三艦隊旗艦「いずも」進水します!

  7月14日、FNNは、防衛省が2020年代半ば以降にF35Bを艦載機として導入する検討していると報じた。 尤も、この報道については、小野寺防衛相が7月16日の会見で、「現在、F-35の導入については、予算措置をさせていただいておりますが、F-35Bについては、 …
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P-1配備とUS-2輸出

今日は、久々に軍事関連のエントリーです。 1.次世代哨戒機「P-1」  3月29日、海上自衛隊のP-1哨戒機が、神奈川県の厚木基地に配備された。 P-1は、現在のP3C哨戒機の後継で純国産のジェット機。海自は保有するP3C約80機をP1約70機に置き換える計画を進めて …
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尖閣防衛と習近平の実力

  12月19日、防衛省のシンクタンクである防衛研究所は中国の人民解放軍と政府部門の政策調整に関する「中国安全保障レポート2012」を発表した。 このレポートは、中国の軍事や安全保障について、中長期的な観点から、着目すべき事象を分析し、広く国内外に提供す …
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尖閣を巡る戦術と戦略

  更に、昨日のエントリーの続きです。 1.日本の「三戦」 7月11日、カンボジアを訪問している玄葉外相は、訪問先で中国の楊外相と会談した。その中で尖閣を巡って激しいやりとりの応酬があったようだ。 会談の要旨はおおよそ次のとおり。  玄葉外相 私 …
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豪に輸出される「そうりゅう型」潜水艦

  7月9日、オーストラリアの次世代潜水艦購入計画に日本がパートナーとなると、オーストラリアの『シドニー・モーニング・ヘラルド』紙が伝えた。 これは、オーストラリアの『2009年国防白書』には、現役のコリンズ級潜水艦の代わりとして、2025年に12隻の新型潜 …
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F35A正式契約

  6月29日、防衛省は次期主力戦闘機に選定したF35Aについて、2017年度に取得する4機分をアメリカと正式契約した。 価格は交換部品を含めて当初予定の1機99億円から若干上がって102億円となったのだけれど、これは、F35の共同開発が遅れていることに加え、今年1 …
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中国が増強する強襲揚陸艦

  何回か続いた中国海洋戦略シリーズも、今日で最後です。 中国では、着々と開発をすすめる空母以上に、現実に世界に影響を与える存在が、急速に増強されている。それは「揚陸艦」。 揚陸艦とは、港や岸壁などといった、港湾設備がなくても、自力で揚陸する能 …
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中国海軍の海洋戦略

  昨日からのつづきです。 アメリカ海軍協会(United States Naval Institute,USNI)によると、『中国の国防白書2010』では、積極防御や近海(第一列島線の内側)における接近阻止任務に紙面が割かれていることから、中国海軍の主要任務は海域の拒否とコントロー …
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中華空母の弱点

  更に、昨日のエントリーから続きます。 中国初の空母「旧ワリヤーグ」は、2011年7月に、中国国防省が、海軍の試験・訓練艦として使うと説明していることから、就役したとしても、実戦に使われるかどうかについてはまだ分からない。 折角手に入れ、10年がかり …
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アジアの軍事バランスと中華空母

  昨日のエントリーのつづきです。 5月18日、ベトナム沖の南シナ海で、中国漁船5隻を追跡していたベトナムの小型砲艦が、通報で駆け付けた中国の漁業監視船「漁政310」に追い払われるという事件があった。 ベトナムの小型砲艦3隻は、2時間近くに及び、中国 …
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エルラドの音撃

  今日は簡単に…。 今年の7月27日に開幕するロンドンオリンピックの警備をするイギリス軍が、「長距離音響発生装置」(LRAD:Long Range Acoustic Device)を投入することが分かった。 LRADについては、2009年5月23日のエントリー「音撃鏡LRAD」 でも …
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北朝鮮ミサイルと下地島のストラトス

  3月16日、北朝鮮の朝鮮宇宙空間技術委員会の報道官は、来月15日の故金日成主席の生誕100年に合わせ、地球観測衛星「光明星3号」をロケット「銀河3号」で打ち上げるとの談話を発表した。 北朝鮮は人工衛星と言っているけれど、過去の北朝鮮を振り返ると、ま …
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F35はパイロットをニュータイプにする

{%iアプリ(枠付き)docomo%} 「SF映画に出てくるような異次元の機体だ。全く新しい戦い方になるだろう」 1.スクランブル発進にステルスは要らない 12月20日、政府は安全保障会議で、航空自衛隊の次期主力戦闘機(FX)としてF35を42機導入すること …
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中国空母開発計画の障害とアレスティング・ワイヤ

  カナダのトロント市に本部を置く、民間軍事研究機関・漢和情報センター(KWIC)は、11月22日、空母開発を進める中国が、艦載機の着艦に不可欠な機体制動用ワイヤをロシアから購入しようとして拒否されたことをロシア当局者らの話として明らかにした。 漢和情報 …
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