もう、言う事なし!
2011年08月
なチェコさん。
ずいぶんと放置してしまっていたので、ケースから出したらカビたり、指板落ちたりしてないか心配でしたが、かつての姿のまま、綺麗な赤い色で登場。
かつて一生懸命ソロで私と戦ってくれた、可愛いチェコさん。
H線がちょっと斜めだったけど、弦を巻く時はきれいにまっすぐしたいA型。
そう、通常より長二度高いソロ弦をはったまま眠りについていた訳ですが、意外ととチューニングも狂ってなくてびっくり。
ポップスでもつかえるような弦に張り替えようと思ったんですが、もともとソロ調整で音の抜けは悪くないし、ソロ弦を下げて使う事に決定。
魂柱が倒れない事だけを願って(汗)
ちなみにヘッドの脇から出てる4つの突起はただの飾り。
そして犬達はやたらF字孔を嗅ぐw
色々整理をしていたら弦が出てきました。
オブリガートのパッケージ。
しかし、中身が本当にオブリガートかはイマイチ判別できない(汗)
ずっとオケ弦もソロ弦もピラストロのオリジナルフラットクロームかフラットクロームを使用してきました。
一度血迷ってコレルリのソロとか使ったりもしたけど。
ポップスジャンルでピチカートを弾く場合、私のオケ調整でオケ向き弦は非常に音質厳しく、はっきりしとした「ベーン」といったポップス向きの音にはほど遠く、「プンプン」といった何とも場違いな音がでてしまいます。
んで、ずっと眠らせていたソロ用のチェコの楽器をポップス用に改造しようかと思っていました。
とりあえずダダリオのピチカートシリーズを買ってみようかと思ってましたが、オブリガートらしき弦が出てきたので、それをはってみる予定。
正直完全ジャズ弦とかは、アルコもいい音で使いたい私としては厳しく、上手く間をとるしかないんだろうな〜
ちなみに基本的に持ち込みのお仕事では、ウイーン系の楽器を使用しています。
なぜ「系」かというと、頭は完全ウイーンの感じなんですが、ボディが怪しく、ラベルもないため。
裏はフラットバック。
たまたまフラットバックの楽器しか持っていない。
完全なるオールド好き。
に行ってた訳です。
でも、ずっと室内で節電で結構汗かきまくっていたりして。
可愛い子供達の合宿。
みんなよく頑張っていました。
私の好き勝手さによくつきあってくれます。
普段あまり深くお話する機会のない管楽器の先生方とお話できるのもまた楽しい。
吹奏楽出身のコントラバス弾きとしては、「チューニングがB(ベー)」に昔から不条理、もしくはやるせなさを感じていました。
ようやくAでのチューニングになって、スッキリしていたのですが、なんとトランペットES管は、コンバスBチューニングと同じく全く意味がないとか。
ってー事は、他の管のCやA管じゃない所はあのオケのチューニングは意味がないって事!?
驚きです。
それにね、フレンチホルンって、いわゆる普通のホルンの事って、初めてしりましたなり。
なんか毎日面白い発見が多すぎて、次の合宿が楽しみです。
みやもひめもうえも別々に面倒を見てもらっていたのですが、つい先ほど全員集合いたしました。
さて、落ち着いたところで個人的音楽にどっぷりつかろうかにゃ。
kotomimasuda
コントラバス弾き
国立音楽大学卒業
桐朋学園大学研究生修了
コントラバスを池松宏、カナダにてゲイリーカー各氏に師事
国立音楽大学嘱託演奏員、非常勤講師を4年間務める
小沢征爾音楽塾に参加
オーケストラ、室内楽、レコーディングなどを中心に活動
ポップスではアーティストのツアー、歌番組収録、PV収録などなど