「所有のアパート・マンションを売りませんか?」
というチラシや広告は、どの時代でもよく見かけますが、直接問い合わせがあったり、ご丁寧な手紙が来たりすることも、今まで何度かあります
話の内容は似たり寄ったりで、大体、こんな流れ
お持ちの物件、空室・家賃減少・老朽化で管理に苦労していませんか
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新しい収益不動産、預貯金、金融商品への資産組み換えすることを提案します
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弊社では、このエリアで収益不動産をお探しのお客様がたくさんいらっしゃいます
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よって、今であれば好条件での売却が可能 かと思われます
といった内容。
好条件ねぇ・・・
確かに需要はあるのかもしれないけど。
それって物件によると思うし、何をもって好条件というかは人によって違うはず
例えば業者さんとしては、
「市場を考えたら、この物件は2,000万円がいいとこでしょ。
でもまぁ、今なら2,200万円くらいにはなるかもな。」
という程度の感覚のものでも、
オーナーとしては、
「好条件ってことは、最低3,000万円くらいじゃないと」
と思っているかもしれない。
まぁ、まずは興味持ってもらわないと始まらないから、の表現なんでしょうけれど。
やっぱり、こういう文面の方がインパクトあるのかぁ。
私だったら、逆に「軽い」って感じちゃうのですが・・・
「ご所有物件を分析し、物件力を客観的に診断します。」といった感じの方が、個人的には印象がいい
数字などは、誰にとっても同じことを示しますが、主観的な言葉は、
人によって連想することが変わるから、使い方&受け取り方に注意が必要です。
あ、これは賃貸経営にも言えることだし、もっと言えば、仕事を含め日々の生活の中で意識しておくことは大切ですよね