
税金の話題が続きますが・・・
年に一度、税制改正大綱が出るタイミングで開催されるセミナーに、ここ何年か参加しています

解説をするのは、経団連の経済基盤本部長である阿部 泰久氏。
「税制改正大綱に関わって30年以上経つけれど、今年が一番忙しかった。」とおっしゃっていました

2時間くらいなので、全ての説明をするわけではないのですが、改正の大まかな点と重要なポイント、あと将来的にどうなっていく方向なのかといった展望も聞けるので、大きな流れをつかむには◎

どういう経緯で改正案が出来たとか、現場でのやり取り、実は○○だったのがひっくり返って△△になったという裏話的なことも聞けるので面白い

あと、背景を知っておくとスッと頭に入ってきやすい。
税金の話しって大事なんだけど、難しい言葉も多かったりするので・・・

今回「基本的考え方」の中で、
今後、内外の社会情勢の変化を踏まえつつ、担税力に応じた新たな課税について検討を進める
という一文があって、これは明らかに増税メッセージ

大綱で明言するのは久しぶりだそうです。
まぁ台所事情が厳しいことは周知の事実で、皆わかってはいるけれど、景気が良くなかったこともあって先延ばしになっていた部分も

公的に宣言もしたし、景気が上向いてきたことも追い風で来年は消費税増税第一弾もあるし、いよいよ本格的にでしょうか



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