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北野 琴奈
◆日本FP協会 CFP®認定者
 (ファイナンシャル・プランナー)
◆日本ソムリエ協会認定
 ワインエキスパート

◆実践型FPとして、講演・執筆・資産運用アドバイザーなど多方面にわたり活動中

◆TBS「がっちりアカデミー!!」、
BS11デジタル『不動産王』、
BSジャパン「日経プラス10」、
日経CNBC「不動産投資AtoZ」
等にコメンテーターとして出演
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2018年06月

REITとインフラファンドのセミナー

先日、日経CNBCさん主催の、J-REIT&インフラファンドセミナーで話しをしてきました
完全女性限定のイベントです

第一部は単独、二部では、J-REITとインフラファンド3法人から各ご担当者も参加してのパネルディスカッション

日経CNBCさんの女性限定J-REITセミナーは、2017年初めにも登壇させていただきました。
今回は、J-REITに加えてインフラファンドも

「インフラファンド」と言うと、なじみがない方がほとんどだと思います。
J-REITは知っているという方からも、それは何?と聞かれることもけっこうあったり。

仕組みはJ-REITに似ているのですが、投資対象が「インフラ」。
具体的には、発電設備、道路とか空港なんかも対象になります。

が、今のところは太陽光発電設備が100%。

2016年に出来た新しい商品なので市場にまだ浸透しておらず、分配金利回りは現在5〜6%程度と高め
4%のJ-REITを上回ります。

分配金の源泉は、太陽光で発電した電気を売電したもの。
売電については20年間の固定買取価格制度があるので、分配金はかなり安定していると言えるでしょう
ただ、20年後の買取制度終了後の見通しはなかなか立ちにくいということはあります。

現在、4銘柄が上場。J-REITは59銘柄ですから、資産規模も含めて今後の動向が気になるなぁ。

花を育てる

IMG_5983

今年は、娘の希望により、初めて家でアサガオを植えてみました
アサガオといえば、小学校の夏休みに観察日記を描いたような記憶がうっすらあります。
6月10日に芽が出始めた時はこんな感じ。

IMG_6042で、つい最近がこちら。
10日ちょっとなのにこんなに育つんだなー
どんどん大きくなりそうです

毎朝、水やりをするのが彼女の役割ですが、つい忘れて私が後でフォローすることも。
「お世話は、毎日毎日の積み重ね」ということ、まだ実感し切れていないようで

「お花はいつ咲くかな〜」と、すごく楽しみにしている本人。
私も昔を思い出し、懐かしいー。

買ってくるお花はもちろん綺麗だけれど、自分で育てるとまた気持ちも違いますね
自分で育てていく中で生まれる気持ち、たくさん知っていって欲しいなぁ。

保育園では、ゴーヤ、ラディッシュなど食べられるものを育てているそう。
「食べたい」という明確な目的があり、これまた楽しみのひとつになっているようです

毎日新聞の連載コラム

毎日新聞のコラムが、6月14日の朝刊に掲載されています

今回は、相続対策によく使われる「小規模宅地等の特例」について取り上げてみました

これ、漢字ばっかりでとっつきにくいと思うのですが、自宅を相続するにあたっても関連してくるので、使う方も多い特例です

平成30年度の税制改正で、この特例を使える方の範囲が狭まったため、相続対策の見直しをしなければならない方も出てくるでしょう。

小規模宅地等の特例では、大雑把に言うと、マイホームを持たない子が亡くなった親御さんの自宅を相続した場合、その土地の評価が80%も減額されるのです
(他に満たすべき条件はありますが。)

業界では「家なき子」特例などと言ったりもしますが、今回その対象者が縮小されることに。

一例を挙げるとすると、相続開始前3年以内に3親等以内の親族等が所有する家に住んだことがある場合は特例を受けられなくなりました
3親等というと、叔父叔母です。

この特例はもともと、相続する方が、相続発生後もなるべく居住環境に困らないようにと配慮されたものでもあります。

それが、意図に沿わない税負担軽減だけが目的になってしまった事例が散見されるようになり、今回の改正に到りました。

これまで以上に早めの検討・対策が必要になりそうです


若い方のお金の運用

最近は、若い方もお金の運用に興味を持つ人が増えてきているよなー、と感じることも多くなってきました

むしろ、より真剣かも。
そうならざるをえない環境だからとも言えますが

でも違う視点から考えるのならば、バブルの頃のように運用で大きな失敗をした方も少ないだろうから、始めるにあたり、心理的な抵抗がそんなに大きくない可能性もあるのでは

バブルを経験した世代は、成功した方もいるけれど、大きく損失を被ったという声も多い
「もう、投資はこりごり。」という方も少なからずおられると感じます。

私は、お金の運用は中長期で地道に取り組んでいくものだと思っていて
だって、経済の成長ってそんな急激ではなく基本的に緩やかですよね。
であれば、経済と大きく関係しているお金の運用だってそうだと。

だから、途中で大きく損失を出すことで気持ち的に続けられなくなってしまうのはもったいないと。

それを避けるためには、最初から自分のリスク許容度を考える必要があります。

「そのお金は最悪、どの程度減る可能性のある運用なのか?」ということを、実際に数字を出してみることが大切ですね。

そのためにはいろいろな方法がありますが、また次回ご紹介したいと思います

とはいえ、確かに気持ちのコントロールは難しいのですけどね・・・

若い方には、とにかく短期で儲けようとあせるのではなく、時間という大きな武器を十分活用して欲しいなーと思います

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