プロフィール写真
北野 琴奈
◆日本FP協会 CFP®認定者
 (ファイナンシャル・プランナー)
◆日本ソムリエ協会認定
 ワインエキスパート

◆実践型FPとして、講演・執筆・資産運用アドバイザーなど多方面にわたり活動中

◆TBS「がっちりアカデミー!!」、
BS11デジタル『不動産王』、
BSジャパン「日経プラス10」、
日経CNBC「不動産投資AtoZ」
等にコメンテーターとして出演
  • ライブドアブログ

2019年02月

毎日新聞の連載コラム

毎日新聞の連載、今回のテーマは、マイホームを売却して新たな住宅を購入するにあたっての視点について書いてみました

住宅を売却する場合には利益か損失が出ると思いますが、今回は利益が出ることを想定

ここ数年は、不動産価格が値上がりしているところも多く、売却により利益が出るケースも少なくないと思われるからです。

マイホームの場合は基本的に、利益が出ても3,000万円までは税金がかかりません
そうは言っても、一部を除いて普通はなかなか3,000万円の利益って考えられないかもしれませんね。

ただ注意点は、利益を求める式は単に、売却価格−(購入価格+諸経費)ではないということ。
「購入価格」ではなく、「購入価格から減価償却を差し引いた金額」なので、購入した金額よりも低くなるので利益は出やすくなります

この「3,000万円の特別控除」を使う場合に知っておくべきなのは、次に買う住宅に「ローン控除」を使うことはできないということ

なので、どちらを使った方が良いかは事前に試算して決めることが必要になります。
値上がりしていてもローン控除の方がトクになるケースも少なくないので、売却を検討される際には一度計算してみて下さい


紙のストロー@アメリカ

IMG_8211

アメリカに少々滞在しています。
何度か飲み物を頼んだ際に出てきたストローがこちら
紙でできたものです。

ニュースでもよく耳にする、プラスチックのゴミ問題
スタバなんかでも徐々に紙製のものに切り替えていくようですが、日本では私はまだ見たことがなく、実際に経験したのは初めてです

写真の黒白のストライプのものですが、真っ黒のものもありました。

現地在住の方に聞いてみると、アメリカでもまだそこまで普及しているわけではないとか。
たまたま行った何件かのお店が、既に取り入れているところだったよう

紙でできているので水分に強いとは言えず、折り曲げてしばらくするとぐにゃっとなります。
でも、ストローってこんなもんだと思えば違和感はそれほどでもないかと

それよりも、こちらで買い物をするとスーパーなんかでもビニール袋が少なく、紙袋が多い気がします。
これは以前からかな。

日本はやはりまだ、ビニール袋が多いなぁと違いを感じます。
それも含めて、プラスチックのゴミ対策はしていく必要があるのでしょう

日本は、リサイクルって言葉とか、ゴミの仕分けはかなり広まっていると思うのですが、世界で見ると、プラスチックゴミの量が多いみたいですよね

ビニール袋は何かと便利でつい使ってしまいがちなのですが、個人の行動としても見直すべきだと改めて感じます。


スーパーがシェアオフィスに

本日の日経の記事より

ヨーカ堂、「売る」から「貸す」

シェアエコノミーという言葉もあるように、今は所有することで欲求を満たすことが薄れつつあります。
車、住居、洋服などなど・・・シェアできるのであれば、効率も良いし別に自分が持っていなくてもいいよねと、対象は広がっています

オフィスも例外ではなく、シェアオフィスという言葉もずいぶん定着してきているなと

スーパーの空いたスペースをシェアオフィスに、というのだから、時代は変わったなぁと改めて感じます。

スーパーで仕事ができれば、確かに使う側にとっては便利でしょう

基本的に利便性の良いところにあるし、仕事の合間や行き帰りのすき間時間に買い物もできるし

スーパー側にとっても、ネット販売の方が売れてしまうものを置いておくよりは売り上げが上がりますね
記事によると、アパレルの店舗販売は厳しくなっているという状況もあるよう。

時代のニーズに合った活用をどれだけ生み出せるか
アンテナを張って、世の中の状況を肌身で感じ続ける必要がありますね。





教育のあり方

最近読んだ本で、考えさせられたもの。

鈴木大裕氏の「崩壊するアメリカの公教育-日本への警告

子供が生まれてから、教育というものに大きな関心を持つようになりました。
教育についての様々な書籍をちょこちょこ読んだりも

こちらは、けっこう衝撃的なタイトル
アメリカの公教育に在り方に対してだけではなく、日本も含めた世界で起こりつつあることへの警鐘を鳴らしています。

「市場化による公立学校の序列化と教育格差の拡大」
「世界レベルでの教育の数値化と標準化の危険性」

えっ、アメリカで?という思いもありつつ読み進めると、意外だと思うことがたくさん
筆者の方が実際に体験していることなのでリアル感満載です

教育を「ビジネス」視点で見る効率や合理化がどのようなことを引き起こすのかといった議論は、特に子供がいる身としては興味深いです
親としてできることとか、教育ってそもそも・・・といったことなど、深く考えさせられます。

日本でも、2020年の「教育改革」に向けていろいろ準備が進んでいるようだけれど、まだまだ内容がしっかり伴っていくには時間がかかるんだろうな。

少なくとも、「教育改革」で教育を受けた子供たちが教える側になるまでは、本当の意味での改革にはならないのではと思います。

それでも、自分が子供の頃と比べて少しは変わってきているのでしょう
小学校なんて30年も前のことだから、本当に少しずつ、少しずつ、という感じですが。

30年後、どうなってるかなー。

Archives
Copyright(c)2007-2016
Kotona Kitano
All rights reserved