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北野 琴奈
◆日本FP協会 CFP®認定者
 (ファイナンシャル・プランナー)
◆日本ソムリエ協会認定
 ワインエキスパート

◆実践型FPとして、講演・執筆・資産運用アドバイザーなど多方面にわたり活動中

◆TBS「がっちりアカデミー!!」、
BS11デジタル『不動産王』、
BSジャパン「日経プラス10」、
日経CNBC「不動産投資AtoZ」
等にコメンテーターとして出演
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2019年07月

キッズ向け 経済セミナー

昨年から、知り合いの子供たち向けに「けいざいのはなし」をしています
ほとんどは小学校1年生

経済と言っても堅い話ではなく、子供たちが興味を持ちそうな話題をテーマに、一緒に考えていく感じで進めます。

後ろで聴いて下さっているパパママがほとんどなので、家で一緒に話しをするきっかけとなってくれればいいなぁと

先日のテーマは、「ものの値段はいつも同じなのか?変わるのか?」
ものの値段はどうやって決まるのかや、需要と供給の原理などについて、身近なものを取り上げつつ話しをしました。

欲しい人が多くて物が少ないと値段は上がる、という「原則」はなかなか実感としてわかりにくい部分もあると思うし、実際には様々な要素が絡んできます。

「値段を上げたら買ってくれる人がいなくなる」
「欲しい人で分ければいい」

などという意見も出て、話は深まります

みんなよく話しを聞くし、積極的な子も多くて質問をすると、はいっと手が挙がる。
自分の考えも持ちながらお友達の意見も聞けるのは、良い機会だと思います

なんだかんだと1時間くらいのセミナーでした。

最後の10分くらいは、今世界で話題となっている米中貿易摩擦についても少々。
様々な媒体で取り上げられることも多いので、家庭でも話題にしやすいんじゃないかなぁ



日本でもこれから本腰?! ESG投資

ESG投資。

一言で言えば、環境 Environment、社会・人権 Social、企業統治 Governanceに配慮した企業に投資をすることで、社会的責任投資、などとも言われます

ここ数年は、経済界だけではなく個人投資家の間でもちょくちょく耳にする言葉

もともと、2006年に国際連合が打ち出した考え方のようですが、その後じわじわと浸透してきているのでしょう

知らないなーという方もまだ多いと思いますが、私たちの公的年金を運用する機関もESG投資を行っていますから、関係はあるんですね

ESG投資は世界で急拡大している中、日本ではまだ規模がそんなに大きくない状況
世界における2018年のESG投資額は30兆ドルだったそうですが、その中で日本は2兆ドル。(国際団体GSIAの統計)

欧州14兆ドル、米国12兆ドルですから欧米先行です。

企業はESGに配慮しながら利益を上げていくことになりますが、その配慮が目先の利益に直結するわけではありません

中長期の視点に立って経営を考えていかなければならないのですが、様々なバランスは簡単ではないでしょうし、企業として一本芯が通っていないと投資家から見放されてしまう可能性も

逆を言えば、投資家だって中長期の視点に立つ必要があるわけで

ESGに配慮することや、配慮している企業を応援することが、結局は自分に返ってくると思えるかどうか

これは個人では難しい面もありますから、各種メディアも含めて社会全体がそういう雰囲気になっていくことで、少しずつ個人の意識も変わっていくのかなと感じます



PCやタブレットを使う授業

娘の小学校から、「PCやタブレットを使用する授業用に、ブルーライトカットの眼鏡を持ってきて欲しい」とのお知らせがありました

言われてみれば確かに、授業で定期的にPCなどを使うのであれば、持っていた方が良さそうです

PCやタブレットを使う授業が小学校でも普通にあるという環境に、改めて時代の流れを感じるなぁ

ブルーライトカットの眼鏡にどのくらいの効果があるのかはまだ未知数の部分もあるようですが、目の大切さを考えると、とりあえず買っておこうと

ネットで購入という選択肢もあったのですが、子供用なので色々聞きたかったこともあり店頭へ。
あとフィット感や使いやすさは、本人が実際に試してみなくてはわからないところ。

子供用のフレームはそんなに種類が多いわけではなかったですが、カラフルなものが並べられていて娘のテンションも上がっていました

色鉛筆とか折り紙とか、カラフルなもの大好きなので

店員さんのアドバイスも参考にあれこれ試し、最終的にはこちらのグリーン系に着地IMG_9878

学校でやってきたことが面白いようで、家でもPCのキーボード操作練習をしたがったりと、子供の好奇心はどんどん広がっていくんだなぁと実感しています

HOME’Sさんの連載コラム

HOME’Sさんの連載コラムがアップされています
こちらから。

今回は、J-REITの運用報告会について

J-REITは、透明性が高い金融商品の一つとよく言われます
というのも、開示された資料が豊富で誰でもネットで見ることができるからです。

だけどまぁ、それらを分析するとなるとなかなか大変だとは思いますが。

J-REIT特有の専門用語もたくさん出てくるので、基本的なところは押さえておかないと理解するのは難しいはず

最低限のことは、書籍やコラム、セミナーなどで勉強する必要があるのは確かかな

そういった資料に加えて、直接説明を聞く機会に参加してみても面白いです

資料を読むだけとはまた違った切り口の判断材料になるのでは

参加者から色々な質問も出ますからねー。

ある程度は事前に想定しているはずですが、直球質問もあるから、各REITの性格やその場の対応力も見られているよなぁと思います。

会場全体が苦笑い、ということもあるし。
リアルな場ならではです。


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