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北野 琴奈
◆日本FP協会 CFP®認定者
 (ファイナンシャル・プランナー)
◆日本ソムリエ協会認定
 ワインエキスパート

◆実践型FPとして、講演・執筆・資産運用アドバイザーなど多方面にわたり活動中

◆TBS「がっちりアカデミー!!」、
BS11デジタル『不動産王』、
BSジャパン「日経プラス10」、
日経CNBC「不動産投資AtoZ」
等にコメンテーターとして出演
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2021年10月

物価も給料も上がらない

日本は物価が上がらない、と言われ続けて30年ほど
途中、消費税アップなどで一時的に上がることもありましたが、その後はやはり低迷。

日銀が「物価の安定目標を2%」にしたのは2013年で、早くも8年が経ちますが、目に見える効果はなく、という状態です。

これだけ長い間、物価上昇を経験していなかったら、物価は上がらないのが当たり前の生活、意識になるのも不思議ではありませんね

毎日の生活に支障を感じなければ、問題視する人は多くはないのだと思います。

ただここ何年かは、海外の物価上昇の影響を受けることも増えてきたような。
そんなニュースを目にすることも多くなった気がします。

ネットフリックスが会費を値上げして世界一律価格にするにあたり、日本での値上げ率は米国の1.6倍になったというのは象徴的でした

海外では給料も上がっているから、物価が少しずつ上がっていくのは当然という環境もあるのでしょう。

日本は、物価だけではなく給料も30年横ばいだという記事も先日、日経に掲載されていて

日本     3.9万ドル(4%増)
米国     6.9万ドル(48%増)
OECD平均  4.9万ドル(33%増)
(購買力平価実質ベース 30年前との比較)

だそう。

新政権は、「分配」をキーワードのひとつとして挙げていますが、決まった枠の中では頭打ちになるのも時間の問題だろうな。

全体の枠を広げる「成長」戦略も必須。
うーん、時間がかかりそう・・・

だとすれば、国に頼るのではなく、自分たちで何とかしていくことも必要ですね

家にいることが長くなったことで、ライフプランやお金のことを考え、実際に行動に移している人も多くなったと感じています。

少しの金額だったとしても、運用できる時間が長ければ複利効果を味方につけることができますから、若い世代にとっては強み

仮にある程度まとまった金額があったとしても、最初から大きく行うのではなく、分散(時間と運用先)を心がけて、長く継続していくことが、結局は上手くいくのではないかと思います


石原博光さんの新刊

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不動産投資の世界で有名な石原博光さん

日本での活動後、2004年に渡米し、今はカリフォルニア在住です。
あちらでも不動産をいくつも購入し、毎日精力的に活動されているそう

日本在住の頃も何度かお会いし、アメリカでもお会いしてご飯を食べたことが懐かしい。
コロナ収束して渡米できるようになったら、また会いたいなぁ

その石原さんの新刊が発売されたそうで、書籍をいただきました

「アパート一棟、買いなさい!」

前回2014年発売のものに修正・加筆し、最近の事情に合わせた内容になっています
いわゆる、かぼちゃの馬車問題や、コロナも取り上げられています。

石原さんの書籍は、どこまでも不動産投資家・大家さん目線で書かれていて、本当に学ぶところが多い
内容も濃いし、ベストセラーなのもうなづけます。

巻末特典の、「聞くことリスト&チェックリスト」も細かいところまで書かれていて、初めて不動産投資にチャレンジする方でも抜けがなさそうです

一読の価値あり、です



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