今年に入り金利が上昇傾向というニュースも多く、住宅購入を考えている方にとっては悩ましいところかもしれません

不動産の価格ももちろんですが、ローン金利は返済額に直結する部分なので今後の動きが気になりますよね。

諸々資料を作っていて、低金利の影響ってあるんだなと改めて感じたのがこちら
フラット35利用者の統計から、2015年と2020年の比較です。

<2015年度>
      建売住宅    マンション
世帯年収  570万円     790万円
購入価格  3,350万円    4,230万円
自己資金  420万円     900万円


<2020年度>
     建売住宅    マンション
世帯年収  560万円     790万円
購入価格  3,500万円    4,550万円
自己資金  250万円     740万円


(住宅金融支援機構 「フラット35利用者調査」より)

いわゆる「マイナス金利」が導入されたのが2016年ですから、2015年はその前。
それから5年経った2020年との違いです。

世帯収入がさほど変わらず、自己資金は結構少なくなっていますが、購入価格はじわり上昇

固定金利よりも低金利の変動金利で借りている方は多いだろうし、自己資金が少なくても変動金利&長期で目一杯借りる設定をしたら、毎月の返済額は抑えられるという試算なのでしょう。

住宅ローン金利、どんどん上昇していくのは現実的ではないにしても、やはり何かあった時のために、多少の余裕は見ておきたいところですが・・・

何もなければその分、他の予算にまわせますからね