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北野 琴奈
◆日本FP協会 CFP®認定者
 (ファイナンシャル・プランナー)
◆日本ソムリエ協会認定
 ワインエキスパート

◆実践型FPとして、講演・執筆・資産運用アドバイザーなど多方面にわたり活動中

◆TBS「がっちりアカデミー!!」、
BS11デジタル『不動産王』、
BSジャパン「日経プラス10」、
日経CNBC「不動産投資AtoZ」
等にコメンテーターとして出演
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資産運用

投資信託の販売会社を比較する目安

資産運用を考える時に、活用されることも多い投資信託

投資信託は、証券会社や銀行といった金融機関によって取り扱う種類が違うので、買いたいものが決まっている人は良いのだけれど、そうでない場合はどこに口座を作るか迷うところ。

そんな場合は当然、運用成績が良いところで口座開設したいですよね
でもこれまで、投信の運用成績による金融機関同士の比較はなかなかしにくい状況でした。

というのも、データが開示されていない部分が多かったので
それが今年、各社の成績の比較が簡単にできるようになる成果指標(共通KPI)の公表が始まりました。

金融庁からのお達しはコチラ

・運用損益別顧客比率
・投資信託預かり残高上位20銘柄のコスト・リターン
・投資信託預かり残高上位20銘柄のリスク・リターン

これら3つのデータが開示されることに

出来たばかりで、まだまだ情報が足りなかったり比較する前提条件の問題もあったりするので、完璧なものではありませんが、情報開示が一歩進んだことは事実です

今後、この動きが活発になれば消費者が選ぶ目安がひとつ増えると言えるでしょうね

ESG投資って?

ここ数年、資産運用の世界でよく耳にするようになった、ESG投資

     Environment  環境
     Social 社会
     Governance 企業統治

の頭文字を取ったもので、この3つの視点に配慮した企業が注目されつつあります

     E 地球温暖化対策、環境破壊防止など
     S 女性従業員の活躍、人権保護など
     G 取引の透明性、不正行為防止など

世界的な動きなので、日本も流れを見誤ると行く行くは投資家から見放されてしまう可能性も

自分にはあんまり関係ないなーと思う方もいると思いますが、それが大いにアリなんです。
というのは、私たちの公的年金もESG投資をしているので
なので、言葉くらいは知っておいた方が良いのではと思います

ESGは、企業を評価する時に、短期で利益を上げる視点ではなく中長期的に将来の成長を見据えたもの

世界でも最大級の資産規模(110兆円)のノルウェー政府年金基金は、石炭火力関連会社への投資をやめています。

その他にも名だたる運用機関が、地球温暖化対策に逆行する企業から資金を引き揚げるといった話題も増えてきていますから、今後もじわじわと浸透していきそう。

もちろんESGが全てではないですが、個人で運用先を考える際も、世界の大きな流れは意識しておきたいところです

使途不明金の見直し

仕事柄、家計の見直しについて話しをすることも多いのですが、その際、各項目の金額の妥当性に加え、見逃せないのが「使途不明金」

ほとんどの方にとって、意識していなくても少なからず出てしまうものなのですが、なるべく少なくしたいところ。

   「何に使っているかわからないのだけど・・・」
   「そんなに使った覚えはないのだけど・・・」

   「お金が残らない

こういう話しは、結構あります

コンビニで何気なく買う飲み物や、ちょっとしたおやつなどが積み重なってとか。
1日300円くらいでも、毎日だと月に1万円近くなるわけで。

あとは、買う予定じゃなかったのに安くなっているから、ということもよくあるケース
私も、お買い得だとつい興味が湧きがち。

知らない間に、ついで買いがクセになっていることもあるので、一度、自分がお金を使う時を意識して、本当に必要かどうか考えてみるようにしては

この、「使途不明金」を積み立て運用できれば、特に中長期で威力を発揮します

単に貯蓄でも、毎月1万円を10年続けられれば120万円になるし、仮に2%で運用できれば130万円強になるわけですから。
NISAを使えば税金もかからないし。

お金に関しても「塵も積もれば」は当てはまり、時間の力は侮れません

資産運用リスクを数値化してみる

一昨年ごろから、太陽光発電投資について私自身が実感していることや、業界の方へのインタビューをまとめたものなどをぼちぼち書いています

今回は、金融商品含めた運用リスクについて取り上げてみました。

「リスク」というと、抽象的なイメージのある言葉でもあるけれど、今回はそれをできるだけ具体化してイメージできるように数字で表してみようと
ちょっと長くなりそうだったので、2回にわけて。

コチラです。

資産運用って、ともすると収益ばかりに目が向きがちですが、実際は、自分がどこまでであればリスクを負えるかという視点が大事
(「最悪状況」の想定)

初めはそういったリスクに目が向いていても、いつの間にか忘れがちになったりします。
定期的にチェックするのは習慣にしたいところ

太陽光発電投資は、不動産投資・賃貸経営をしている方にとってはなじみがあることも多く、両方手がけている方も結構います。

特に、不動産から入り太陽光発電という流れはよくあるパターン。
たぶん、収益構造とかリスクとかをイメージしやすいんだろうなと

世の中には、いわゆる運用商品がたくさんありますが、自分の好みとリスク許容度によって何を選択するかを決めていきましょう




REITとインフラファンドのセミナー

先日、日経CNBCさん主催の、J-REIT&インフラファンドセミナーで話しをしてきました
完全女性限定のイベントです

第一部は単独、二部では、J-REITとインフラファンド3法人から各ご担当者も参加してのパネルディスカッション

日経CNBCさんの女性限定J-REITセミナーは、2017年初めにも登壇させていただきました。
今回は、J-REITに加えてインフラファンドも

「インフラファンド」と言うと、なじみがない方がほとんどだと思います。
J-REITは知っているという方からも、それは何?と聞かれることもけっこうあったり。

仕組みはJ-REITに似ているのですが、投資対象が「インフラ」。
具体的には、発電設備、道路とか空港なんかも対象になります。

が、今のところは太陽光発電設備が100%。

2016年に出来た新しい商品なので市場にまだ浸透しておらず、分配金利回りは現在5〜6%程度と高め
4%のJ-REITを上回ります。

分配金の源泉は、太陽光で発電した電気を売電したもの。
売電については20年間の固定買取価格制度があるので、分配金はかなり安定していると言えるでしょう
ただ、20年後の買取制度終了後の見通しはなかなか立ちにくいということはあります。

現在、4銘柄が上場。J-REITは59銘柄ですから、資産規模も含めて今後の動向が気になるなぁ。

若い方のお金の運用

最近は、若い方もお金の運用に興味を持つ人が増えてきているよなー、と感じることも多くなってきました

むしろ、より真剣かも。
そうならざるをえない環境だからとも言えますが

でも違う視点から考えるのならば、バブルの頃のように運用で大きな失敗をした方も少ないだろうから、始めるにあたり、心理的な抵抗がそんなに大きくない可能性もあるのでは

バブルを経験した世代は、成功した方もいるけれど、大きく損失を被ったという声も多い
「もう、投資はこりごり。」という方も少なからずおられると感じます。

私は、お金の運用は中長期で地道に取り組んでいくものだと思っていて
だって、経済の成長ってそんな急激ではなく基本的に緩やかですよね。
であれば、経済と大きく関係しているお金の運用だってそうだと。

だから、途中で大きく損失を出すことで気持ち的に続けられなくなってしまうのはもったいないと。

それを避けるためには、最初から自分のリスク許容度を考える必要があります。

「そのお金は最悪、どの程度減る可能性のある運用なのか?」ということを、実際に数字を出してみることが大切ですね。

そのためにはいろいろな方法がありますが、また次回ご紹介したいと思います

とはいえ、確かに気持ちのコントロールは難しいのですけどね・・・

若い方には、とにかく短期で儲けようとあせるのではなく、時間という大きな武器を十分活用して欲しいなーと思います

額面の年収は増えても・・・

FPというのは、比較的守備範囲が広くて、保険、年金、資産運用、不動産、相続などの分野があります

そのFPによって専門分野は違うのですが、共通するのは、根本であるライフプランとマネープラン。
将来起こりうる様々なライフイベントを実現するために、お金のことも併せて考えていきます

ここ数年多くなってきているのは、「年収が増えても手取りは変わらない、または減る」という現象

先日の日経記事では、10年前と今の手取り額比較が紹介されており
夫婦と子1人世帯の場合、

年収500万円:手取りは、10年前より12万円減
年収1,000万円:手取りは、10年前より20万円減

だそうです。

大きな原因となっているのは、こちら。

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,蓮∪芭┘▲奪廚篏蠧盛欺が減少することによるもの。
まずは高額所得者がターゲットになりますが、じわじわと一般化してく動きもあります。

例えば、給与所得から経費みたいな感じで差し引ける「給与所得控除」のカットが5年くらい前から行われているのですが、対象者の年収は、1,500万円→1,200万円→1,000万円→850万円となってきています。

△蓮年金保険料や医療保険料ですね。40歳以上の方は介護保険料の負担も増えています。

こちらは所得税額を計算する時に差し引かれるれるから、その分税金が減って手取りは増えるのでは?という面もあるのですが、保険料増額の影響の方が大きいのが現状。

しかも今の国の財政状況を見ると、これからも増える一方なんだろうなと

「制度改革が必要。まったなし。」とは言われ続けているけれど、実際の行動は伴っていないというか、将来を見据えて本気で取り組んでいるとは感じられないですね

いつかは変わる(「変わらざるを得ない」かな)のかもしれませんが、大きな犠牲を伴う可能性だってあるから、やはり自分達を守るのは自分達自身でしかないのです


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年末年始に考えたい、お金のこと

資産運用というと、やった方がいいんだろうなーと思いつつ、調べたりするのが面倒でなかなか始めるまで到らないという方は少なくありません

最近は、運用益が非課税になるNISA(ニーサ)や、拠出する掛け金が全額所得控除となる&受け取り時も税制優遇のあるiDeCo(イデコ)などの制度が整ってきていて、その気になれば始められる環境はあるのだけれど

毎日忙しいから、差し迫った問題でなければ後回しになりがちなのは分かります。
必要なのは理解できるけど、実感がわかないという感じ。
私もそういうこと多々・・・

だからこそ、年末年始のお休みには、ちょっと気にかけてみてはいかがかなと

今は、ネット証券の口座も豊富で面倒も最小限だし、小額から始められる(100円から積み立てOKというのもある!)し、おまけに運用商品の手数料もだいぶ下がってきたし

これもよく言われるのが、「運用利回りが仮に4%だったとして、元本10万円だと1年で4,000円くらいだもんなぁ。」

でも、始めなければ永遠にゼロ

毎月1万円積立を10年間続ければ、運用利回り4%で合計147万円(投資額120万円)くらい。
もちろん価格変動はあるので、リスクを減らしたい方は想定利回りを落とすことになるわけですが。

そうすると、運用額を増やさないとリターンが少なく、ますます始める気が無くなるという循環もあるようで・・・

運用は、リスクは絶対に嫌だという方には向かないし、そもそも必要のない方もいるので、全ての方に勧めるわけではありません。

ただ、自分の人生におけるお金のことを少しでも考えてみる時間は大切
年末年始のリストにぜひ加えてみては


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インカムゲインの人気

マイナス金利導入から、早1年。

貯蓄や債券関係での運用はもちろんのこと、学資保険や年金保険などにおいても運用利率の低下や商品販売停止などということが見られます

そんな中、人気があるのはインカムゲインを期待したもの
株式だと配当金、投資信託だと分配金、不動産だと賃料収入といった。

売却益(キャピタルゲイン)を狙うのはリスクは大きそうだけど、インカムであれば比較的安定していそうだ、と思う方は少なくありません。

あと、年金の足しにしたいというリタイア世代の方も結構いらっしゃる

投資信託の中には、利回り10%とか20%以上の高い分配金を出すものもあって、まぁ人気だったりします。
ただ、元本を取り崩して分配金額を維持しているものも多いので注意が必要

なぜそうまでしてなのかというと、分配金額を減らすことで解約が相次ぐことを恐れているからです。
資金が流出し続ければ、商品自体の存続も危うくなることもあるでしょう

でも、表面上の高い利回りを維持することでいずれひずみが出てくる

ぎりぎりまで何とかやってきたけれど、もう耐えられなくなり、分配金を引き下げるという発表があるわけです

昨年後半以降は、海外関係のREITで運用する投資信託なんかにも見られますし、実際の話しも耳にします。

現在の運用環境の中で、利回り10%とか20%なんて、そもそものインカムゲインの性格であるはずの「地道に」、「比較的安定」、「中長期的な視点」とはかけ離れた感覚。

それでも、根強い需要がある「高配当」。
選ぶ側の意識改革も必要なのだと感じています。


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マイナス金利の影響じわり

今朝の日経の記事。

「マイナス金利 投信に転嫁」

投資信託の運用会社が、マイナス金利に伴い投資家から「手数料」を徴収というものです。

やっぱり。
遅かれ早かれこうなるのではと思っていましたが

負担は基準価格1万円の場合で0.2〜0.5円くらいのようですが、今までなかったものができたことは大きいのではと。

お金の運用を考える個人にとって、マイナス金利がもたらす悪影響は、預貯金の金利低下からはじまり、債券関係での運用難、保険商品の利率低下、そして今回の投信手数料アップなど、じわじわと広がってきています。

が、手数料増えるし元本保証があるわけでもないし、やっぱり何もやらないのがいいんじゃない
となるかどうかは、また別の話しだと思います。

だって、何もしなくても私たちの金銭的負担は増えているわけで

社会保険料、消費税、所得税、相続税・・・

毎年少しずつだし&いろんな形で徴収されるから一見わかりにくいけれど、トータルで考えると結構な負担増です

であれば、よく言われる「何もやらないのがリスク」という考え方もあるでしょう。

そういうことも理解したうえで、「やらない」判断もアリだとは思います。
人それぞれの考え方や目指すライフスタイルも違うので、これだけが正しいということはない。

ただ、多くの人が望む、リスクを取らずにリターンだけ、的なものには気をつけましょう

何がどうリスクなのかを正しく理解、それに見合うリターンなのか、自分が納得できるかどうかを検討するのが、資産運用の基本です


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