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北野 琴奈
◆日本FP協会 CFP®認定者
 (ファイナンシャル・プランナー)
◆日本ソムリエ協会認定
 ワインエキスパート

◆実践型FPとして、講演・執筆・資産運用アドバイザーなど多方面にわたり活動中

◆TBS「がっちりアカデミー!!」、
BS11デジタル『不動産王』、
BSジャパン「日経プラス10」、
日経CNBC「不動産投資AtoZ」
等にコメンテーターとして出演
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経済のこと

スキー場の異変

今年は暖冬の影響もあり、各スキー場では雪が少ないと聞きます。

最近は本当に気候変動を実感することが多いので、今後も年々、そのような状況が増えていくかもしれませんね。

スキーといえば、海外からもパウダースノーが人気の北海道
なかでも、「ニセコ」はブランド化して10年以上経つかな。

毎年公表される公示地価(土地価格)でも、上昇率トップが続いているので、全国的にもすっかり有名な地域となったと思います

ただ地価が高騰し過ぎて、特に地元の若い方たちは家を買えない、という状況もあるそう

そのニセコ、もともとは、オーストラリアからの観光客が多かったのが、最近はアジアの富裕層がメインになってきているようです。

ニュースで見たのは、オーストラリアからの環境客が2015年度から2割以上現象しているということ。
理由は、混雑がものすごいし宿泊料が高くなってしまったから、というのが大きいらしいです

で、受け皿になっているのが、長野や新潟など本州のスキー場なのだとか

パウダースノーでニセコに勝ることは難しいかもしれませんが、受け入れ態勢を整えその地域ならではの魅力を上手く打ち出せれば、観光客も増えそうですね

確かに、去年、仕事関係でも「オーストラリア人は北海道ではなく本州中心になってきている」という話しを聞きました

ニセコへの観光客、総数では増加傾向(2018年度 外国人延べ宿泊者数46,5万人)でアジアの富裕層などはまだまだ多いようですが、今後も変化していく可能性はあるでしょう。

特にアジアの場合は、政治経済のあおりを受けた「反日」的なものが、観光などに大きく影響することもありがち。

その振れ幅みたいなものも、想定しておく必要がありそうです。

日本各地には、地域それぞれの魅力ある「資産」があります
それらを発信し上手く伝われば、興味を持つ外国人の方は多いはず。

幼少期の冬スキーをニセコで過ごしたことを懐かしく思いながら、日本の魅力について考えさせられたニュースです





安いニッポン?

先週の日経では、1面特集で3日間にわたり、「安いニッポン」というテーマの記事がありました
それぞれ、以下の見出し

 「伸びぬ賃金 負の循環」
 「外需頼みの成長にもろさ」
 「人材流出 高まるリスク」

例として、ディズニーランドやダイソーの価格は日本が世界で一番安い、という内容もあり、昨年、ロサンゼルスのディズニーランドに行った時のことを思い出しました

繁忙期で値段が高い日ではあった(LAディズニーランドは、日によって価格が異なっていました)のですが、確かに大人1人1万円くらいした記憶が。

日本は7,500円。
為替にもよりますが、結構な値段です
思わず、1日しっかり遊ばないとと思ってしまう

それでもかなりの人出だったから、受け入れられている価格設定なんでしょうね。

3日目の特集記事で驚愕だったのは、サンフランシスコでは、4人家族で年収1,400万円は「低所得層」と分類されるようになったとか

サンフランシスコは、賃料も相当高くなっているとは見聞きしていましたが、驚きです。
年収1,000万円少々では、普通の生活を送ることは難しいということでしょうか・・・

日本ばかりを見ていると、いつの間にか世界が見る日本は以前とは変わったことに気がつかない事態になりそうです

視野を広げる、と言うのは簡単だけれど、実際にそうするのはしっかり意識をしていないと難しい気もします

子供は意外と無理なくできたりもするので、見習わねば




キッズ向け 経済の話し

先日、知り合いの子供たち向けに「けいざいのはなし」をしてきました
50分くらいかな。

子供といっても未就学児(年長)なので、いかに興味を引き出せるかがカギです
お金とは何をするものか、といったことから、世の中のお金の流れ、最後はちょっとだけ為替の話しも。

皆が驚いていたのは、自分が銀行に預けたお金は、そのまま銀行に置いてあるのではなく、いろいろなところで使われているということ

下駄箱のように、それぞれお金の置き場所があるわけではない、ということにびっくりしていました。

そういえば、自分もそうだった

私がずっとしゃべり続けるのではなく、質問に対して意見を言ってもらいながら進める感じ

みんな、けっこう発言してくれて、しかもなるほどと感じることもあったりと、私としても面白かったです。
5、6歳児はまだまだ純粋で癒されるなぁ

1回で終了ではなく、次回もまた続きます

ベースアップと家賃

毎年この時期は、ニュースでもベースアップの話しが多くなりますね

賃貸経営をしていると、気になるのは家賃の行方。
感覚としては、住居はまだまだ上がらないのでは?という人も多いと思いかと。
オフィスビルなんかは、賃料上昇と言う話しもありますが

でも、しっかりと差別化された物件なんかは、相応の賃料でも入居者はつくという話しは結構耳にします
地価もそうだけど、二極化がますます進む・・・

人口が減少していく中では、供給が多ければ、給料が上がっただけでは全体が底上げされるわけではないし。

仮にお給料が手取りで2%上がったとして、月給20万円の場合4,000円、30万円であれば6,000円アップ。

収入に占める家賃の割合が20%だとして増額分を自動的に割り振れば、それぞれ800円、1,200円。

うーん。
このくらいの賃金上昇では、家賃よりもまずは貯蓄などの「防衛」に使われそうだなぁ。
あとは、ちょっとした「プチ贅沢消費」に消えるか・・・

毎年、継続的に上昇が見込めるようになれば、賃貸市場も流れが変わるかもしれません

昨年から、アベノミクスのひとつとして徐々にベースアップの動きが広がっていますが、持続性に注目していきたいところです


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本格的な増税時代がやってくる?!

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税金の話題が続きますが・・・

年に一度、税制改正大綱が出るタイミングで開催されるセミナーに、ここ何年か参加しています

解説をするのは、経団連の経済基盤本部長である阿部 泰久氏。

「税制改正大綱に関わって30年以上経つけれど、今年が一番忙しかった。」とおっしゃっていました

2時間くらいなので、全ての説明をするわけではないのですが、改正の大まかな点と重要なポイント、あと将来的にどうなっていく方向なのかといった展望も聞けるので、大きな流れをつかむには◎

どういう経緯で改正案が出来たとか、現場でのやり取り、実は○○だったのがひっくり返って△△になったという裏話的なことも聞けるので面白い

あと、背景を知っておくとスッと頭に入ってきやすい。
税金の話しって大事なんだけど、難しい言葉も多かったりするので・・・

今回「基本的考え方」の中で、

今後、内外の社会情勢の変化を踏まえつつ、担税力に応じた新たな課税について検討を進める

という一文があって、これは明らかに増税メッセージ

大綱で明言するのは久しぶりだそうです。

まぁ台所事情が厳しいことは周知の事実で、皆わかってはいるけれど、景気が良くなかったこともあって先延ばしになっていた部分も

公的に宣言もしたし、景気が上向いてきたことも追い風で来年は消費税増税第一弾もあるし、いよいよ本格的にでしょうか


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税金の使われ道

賃貸経営をしていると、固定資産税、所得税、法人税など毎年結構な金額を支払っている人も多いかと思います

いつも、確定申告の時期には特に思うのですが

こういう支払う税金の、たった数%でも、納税者の意向を反映して税金の使い道を決めるっていうことがあると、税金に対する気持ちが全然違ってくるんじゃないかなーと
もちろん、源泉徴収だけの方も含めて。

毎年の歳出には、

  社会保障関係費 (国民の健康や生活を守る)
  公共事業関係費 (道路や住宅などの整備)
  文教および科学振興費 (教育や科学技術の発展)
  防衛関係費 (国の防衛)
  経済協力費 (発展途上国の経済援助)
  国債費
  地方交付税交付金

などがありますが、ここに使ってほしい、っていう意思表示だけでもできればなと

というのも、税金の使い道を考える人と納税者の意向の間には、少なからずギャップがあると思うのです。

もちろん税金は寄付ではないから、その意向を全て反映させるのは違うし、国全体のバランスを見る政策は大切でしょう

ただ、そのほんの一部にでも納税者として意思決定に参加できていると思うと、気の持ちようが変わってくるかなと
少なくとも、私はそう感じています。

税金は、「取られるもの」ではなくて、「役立ててもらうもの」という意識が
多少なりとも増すのでは、と思うのですがいかに


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日銀を知る!

「日銀」をテーマにしたセミナーに参加してきました

講師は、日銀に20年ほど勤めていた方だということで、興味をそそられて

主な内容は、

・日銀の組織、仕組み、業務
・金融政策が決定されるプロセス
・金融緩和の方法
・短期金利と長期金利の関係
・世界主要国の中央銀行との比較

など。

思った通り、教科書的な内容だけではなく、実際、現場はどうなの、
というリアルな話も聞くことができて面白かったです

日銀って、ジャスダック市場に上場しているんですね
株式ではなく「出資証券」という形ですが、売買は可能。
あ、でも議決権は無いとのこと。
そりゃそうか。

昨年、日銀がETFとかREITの購入を決定した時は、価格が下がった
そうです。
ま、いわゆる「リスク商品」に投資をするわけだから、当然の現象なんだろうけど、日銀をそういう側面から見たことがあまりなかったので、新鮮

ちなみに日銀の資本金は1億円で、55%が政府、45%が民間。
意外と少ないんだなという印象です


日銀は、基本的には誰でも本支店の見学ができるんだそう
事前予約は必要ですが。

これは、「透明性」を大事にしているスタンスを知ってもらうための広報活動の一環だとか。

平日だけなので、難しい人が多いかな・・・
ご興味おありの方は、コチラに案内がありますよ


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税金 取り方の違い

毎年この時期は、税制改正のニュースが多くなり、動きが気になるところです

ここ数年気になっているのが、法人税の実行税率の行方

去年も、マニフェストなんかで勢いはあったんだけど、その後年末にはいつのまにか話が立ち消えになってしまい
「財源が確保できないから」っていう理由でね・・・

今年も、やっぱり財源をどうするかで話が行ったり来たり。

で、苦肉の策として挙がっているのが、

「税率は下げるけど、そのかわり課税ベースは広げてもいいかな

というもの。


欠損金を繰り越して課税所得と相殺できる幅を縮小するとか、ナフサ免税(主要国のほとんどは免税)の見直しとか・・・

とにかく、数字として実行税率は下げるけど、その財源も企業の中に求める、税負担を付け替えるだけ。

目先の「数字合わせ」しか考えられていない気がします


経済界からも反発の声が大きかったので、では、ということで挙がった
代替案は、酒税の増税や証券優遇税制廃止からも財源とするのはどうかというもので。

やっぱり嗜好品はターゲットになりやすいわね・・・
ワイン好きの私としては残念だけど、ほんとにこんなことで財源確保し続けていけるのだろうか、と心配にも。


ちなみにこの酒税、香港では2008年から撤廃されています。
お酒(アルコール度数30%未満)にかかる税金がゼロ。
すごい、大胆な政策

その分はもちろん減収になるのですが、国が見ているのはもっと先のことです。

アジアでのワイン成長の可能性を見こんで、小売ビジネスや観光などが活性化する

さらに、ワインオークションによる収益が大きく、ここも伸ばしていく
(2009年実績は5億ドルで、ニューヨークに次ぎ世界2位だそう。)

こういった経済効果を見込んで、酒税撤廃に踏み切ったようです。


自国ばかりしか見ず、目の前の限られたパイを奪い合っているだけの
日本とは、明らかにスケールが違うと感じます
素晴らしい洞察力、決断力、実行力


消耗戦は長続きしないし、テンションも低〜くなりがち。
新しく需要を作り出して、活性化させることもしていかないと


大きいビジョンを描く、それを実現するための具体策を挙げる、実行していく、決して政策だけのことじゃないですね。


それにしても、ワインに税金がかからないなんて

副作用は、飲みすぎになる可能性かな・・・

起業塾同窓会 追記 & 藤巻健史さんのセミナー

同窓会2


えーとまずこちらの写真、先日の記事の女性起業塾同窓会での対談模様です

手違いで自分のカメラでは撮れなかったのですが、後日、関係者の方からお送りいただいたので、アップしました

左から、トレンダーズの経沢社長、私、大松アセットマネジメントの方で、不動産についての対談をしてきました。
詳細は、コチラ


で、今日の本題ですが。
藤巻健史氏のセミナーに参加してきました
ご存じの方も多いと思いますが、元モルガン銀行東京支店の支店長で、「伝説のトレーダー」と言われている方です

テーマは、「百年に1度のチャンスを掴め!」

藤巻さんのセミナーはこれまで何度か参加していますが、今回もテンポよくユーモアあふれる講演で

「中長期的に見ると、おだやかな資産インフレの状態になる」という主張は、いつもと変わりなかったです。

今回の話の中で一番印象に残ったのは、国家予算と税収について

平成20年度の日本の国家予算は、

歳入58兆円 − 歳出83兆円 = −25兆円


一方、平成20年度の日本の税収の内訳(実績?)は、

法人税 10兆円
所得税 15兆円
消費税 10兆円
その他  9兆円


法人税の割合って、意外と少ないんだと思いました
藤巻さんの言葉を借りると、

「法人税率を倍にしても、10兆円増えるだけで、赤字を埋めるまでは全く届かない。」

確かに・・・

そう考えると、消費税だって、今の倍10%にしても、税収としては10兆円増えるだけ。
金額だけ聞くと大きいと思いますが、上記のように全体から見ると、赤字解消にはまだまだ


この赤字部分を毎年国債などで賄ってきて、積もり積もった国の借金が現在860兆円

今、民主党がいろいろやっていますが、支出の削減、バッサリやっていかないと、と改めて実感しました

ま、収入を増やすことも必須なのは間違いないですが。

いまどきの20代のお金の使い方

先日、雑誌『日経キャリアマガジン』の広告が新聞に出ていました。
雑誌からいくつか抜粋したデータが載っていたのですが、その中で興味深いアンケートが載っていて
「27歳正社員のお金の使い方」というものです。
最近の20代のお金の使い方ってどういったものなんでしょう
一部をご紹介します。(手取り月収に対する割合)


   貯蓄・投資          20.5%
   食費             15.7%
   家賃             14.8%
   娯楽・レジャー・デート代 12.2%
   交際費(デート代除く)   10.5%
   スキルアップの習い事    2.0%
   プライベートの習い事    1.7% 


へー、貯蓄・投資に20%とは。結構堅実なのですね
手取り25万円だったら5万円。
でもスキルアップの自己投資が2%なんだ。
貯蓄・投資の1/10。
レジャーなどと比べても少ないですね。 

で、私としては、やっぱり家賃にかける金額、気になりました。
手取り25万円だったら37,000円です。
手取り30万円だとるすと44,400円。
うーん、これをどう見るか。
場所にもよるのでしょうけれど、東京だと少ないっていう印象です。
まぁ、全国平均だからと思いきや、実はこのデータ、首都圏・近畿・東海地区に在住の27歳正社員の方のもので、地方は入っていないんです・・・

会社から家賃手当がでているのかなとも思うのですが、自分で出せるのはこのくらいなんですね。
あとは、実家から通っている人も多いのかな。
大家としては、こういう数字が現実としてあるんだということを覚えておく必要があるでしょう
今後も堅実志向は高まっていく可能性、結構あると思うので。



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