ここの所、産地偽称や不適切表示などのニュースが出ています。
確かに、偽称や不適切表示をする側が悪いのですが・・・
それってした側だけの問題かと考えた時に疑問が出ました。
どんな問題も相手が100%悪いと言う事はありません。
細かい事を例題で言えば、
○交通事故で優先道路を走っていたのに、優先ではない方から走って来た車にぶつけられた
これは割合で言えば優先ではない方からきた車の方が悪くなります。
しかし、優先道路だからと言う「思い込み」「注意力怠慢」があるのです。
道がある以上、人や車などは通ります。
「交差点や繋がる道があるから、車や人や自転車がでてくるかもしれない」
という考えがないから注意力がなくなっているわけです。
だからこそ運転していれば左右確認、後方確認、前方確認が必ず必要なわけです。
だから保険会社の言う所の10:0はあり得ない訳です。
いい例題ではないかもしれませんが、私が言いたいのは、偽称問題や不適切表示問題は、消費者側の流れがそうさせてしまった経緯があるように感じます。
世の中不況でお給料が上がらない、カットされた、リストラされたという事があり、「安くないと買ってくれない」流れがありました。
確かに給料カットや生活状況が苦しく、安く安くとなる気持ちも私も主婦なので解らなくもありません。
ですが、そういう流れで企業や販売側からしてみれば、安く売る為にはどうするかというと、
●少しでもコストがかからない事
●人件費を削る
●薄利多売思考
になるわけです。
そうすると、日本製品は高いから、安くすむ輸入品に頼るか、生産者に無理難題を言う
しかなくなる訳です。
でも、日本人は安くなきゃ買ってくれないけど意識的にブランド志向と言うものがあって、名前が知れているもの以外には手を出さない傾向があります。
考えは浅はかかもしれませんが、そういう流れの中で売る為には悪い事なのですが、「解らないだろう」という事でそういう事をしてしまっている。
偽称した側を擁護するつもりはありません。
ただ、世の中の流れの中で消費者側がそうだったからそうしざるを得なくなってしまったケースもあると言う事です。
ただ、残念なのは
偽称した側はなぜプライドを持って対処しなかったのか。
売上げばかり気にした結果だと思います。
確かに働いている人の生活を守る為やお店を維持していく為に売上げ数字と言うのは重要です。
だからといって偽称してもいいという事にはなりません。
物が安くなると言う事はどういう事かと言うと
それを作っている方々が手間隙かけて時間をかけて作っているのに、その労力以下の値段でしか売れない
となる訳です。
私は編み物雑貨を作って販売しているのですが、それで例えると
大きめストール1枚作るのに毛糸が約10玉かかります。
安いのでも1玉 平均250円とすると10玉で2500円。
編むのに一日7時間編んで、3日かかりました。
とすると、普通のバイト料 東京最低賃金でいうと869円×7時間で一日6083円
6083×3日間=18249円
18249+材料費2500円=20749円
デザイン料抜いたとしてもここまでの費用がかかるのです。
しかし、ここまでの値段だと売れないので、他の作家さんもそうでしょうが、手間賃を最小限にします。
私の場合、そのストールは8000円で販売しています。
要は材料費+1日と三分の一くらいの手間賃での値段設定。
そこまで削っています。
編み物の場合は毛糸と編み棒と時間があれば出来るのですが、野菜やお肉や養殖業(魚など)の仕事となると、苗代、土地代、肥料代、飼料代もかかる上に時間もかなりかかります。
主婦としてみれば野菜もお肉もお魚も安い方がありがたいのですが、今の価格だとちゃんと生産者さんたちの労力に見合った価格で買われているのかと考えると大いに疑問です。
はたして、生産者さんたちの時給はいくらなんだろう?
私も利用はしていますが、100円均一のお店が出始めてから、安いからとばかりにそれが当たり前になり、手作り品にまで同じ値段を求める方々もいると言う事。
以前、手作り品を販売するイベントに出た時に、レース糸で編んだ直径役15cmのドイリーを「100円にならんの?」と言われました。
材料費だけでも500円はかかっているものなのに。
安ければ安いほど、人は物の価値を見いだせなくなってしまう。
この時そう言う事を感じました。
アセンションを迎え、流れが変わって来た今、全ての人ではないけれど、本物志向の方が増えて来ています。
かつてのブランド志向ではなく本物志向
自分でちゃんと見て、価値があると思えば、安くなくてもその値段で買う人が増えています。
私も雑貨を作っていて、「売れればいい」と変な値段設定で売るのではなく、ちゃんと価値を解ってくれて大切に使ってくれる方に買っていただきたいので、あえてあまり安くもしず、値引き販売もしていません。
私が霊視鑑定を無料から有料に変えた理由もそこにあります。
無料でやっていると人は無料だからと簡単に聞きに来て、言われた事に対して考えず対処しない、依存系の人が増えたからです。
ぶっちゃけ話、人はお金が絡むと真剣になる傾向が強い。
お金を払ってでも相談に乗ってほしいと言う事は真剣なんです。聞くだけで終わらないんです。
無料だからいつでも簡単に聞けると思ってしまっているから、言われても「ふ〜ん」で終わってしまう。
こちら側としては霊視すると言う事は精神力も体力も使って見ているのに。
お互いが「お金をもらう立場」「お金を払う立場」という事で対等でなければ真剣な話が出来ない。
こちらもお金をいただいている以上責任をもって仕事させていただいていますし、無責任な言動は出来ません。
「お金」と言う事で、金儲けと思う方もいるかもしれませんが、私自身、この仕事でどんどん稼ごうという気はなく、私を必要としてくださる方がいる限りやろうと決めています。
実際、青梅の物産展では通常の価格ではなく、地域活性化イベントなので10分1000円でやっていますが、私のクライアント様は「正規の値段で」と言ってくださいます。
私にそれだけの価値を見てくれてるんだと感謝しています。
長々と、脈略のない文章になってしまったかもしれませんが、ここの所感じた事そのまま書いてみました。
確かに、偽称や不適切表示をする側が悪いのですが・・・
それってした側だけの問題かと考えた時に疑問が出ました。
どんな問題も相手が100%悪いと言う事はありません。
細かい事を例題で言えば、
○交通事故で優先道路を走っていたのに、優先ではない方から走って来た車にぶつけられた
これは割合で言えば優先ではない方からきた車の方が悪くなります。
しかし、優先道路だからと言う「思い込み」「注意力怠慢」があるのです。
道がある以上、人や車などは通ります。
「交差点や繋がる道があるから、車や人や自転車がでてくるかもしれない」
という考えがないから注意力がなくなっているわけです。
だからこそ運転していれば左右確認、後方確認、前方確認が必ず必要なわけです。
だから保険会社の言う所の10:0はあり得ない訳です。
いい例題ではないかもしれませんが、私が言いたいのは、偽称問題や不適切表示問題は、消費者側の流れがそうさせてしまった経緯があるように感じます。
世の中不況でお給料が上がらない、カットされた、リストラされたという事があり、「安くないと買ってくれない」流れがありました。
確かに給料カットや生活状況が苦しく、安く安くとなる気持ちも私も主婦なので解らなくもありません。
ですが、そういう流れで企業や販売側からしてみれば、安く売る為にはどうするかというと、
●少しでもコストがかからない事
●人件費を削る
●薄利多売思考
になるわけです。
そうすると、日本製品は高いから、安くすむ輸入品に頼るか、生産者に無理難題を言う
しかなくなる訳です。
でも、日本人は安くなきゃ買ってくれないけど意識的にブランド志向と言うものがあって、名前が知れているもの以外には手を出さない傾向があります。
考えは浅はかかもしれませんが、そういう流れの中で売る為には悪い事なのですが、「解らないだろう」という事でそういう事をしてしまっている。
偽称した側を擁護するつもりはありません。
ただ、世の中の流れの中で消費者側がそうだったからそうしざるを得なくなってしまったケースもあると言う事です。
ただ、残念なのは
偽称した側はなぜプライドを持って対処しなかったのか。
売上げばかり気にした結果だと思います。
確かに働いている人の生活を守る為やお店を維持していく為に売上げ数字と言うのは重要です。
だからといって偽称してもいいという事にはなりません。
物が安くなると言う事はどういう事かと言うと
それを作っている方々が手間隙かけて時間をかけて作っているのに、その労力以下の値段でしか売れない
となる訳です。
私は編み物雑貨を作って販売しているのですが、それで例えると
大きめストール1枚作るのに毛糸が約10玉かかります。
安いのでも1玉 平均250円とすると10玉で2500円。
編むのに一日7時間編んで、3日かかりました。
とすると、普通のバイト料 東京最低賃金でいうと869円×7時間で一日6083円
6083×3日間=18249円
18249+材料費2500円=20749円
デザイン料抜いたとしてもここまでの費用がかかるのです。
しかし、ここまでの値段だと売れないので、他の作家さんもそうでしょうが、手間賃を最小限にします。
私の場合、そのストールは8000円で販売しています。
要は材料費+1日と三分の一くらいの手間賃での値段設定。
そこまで削っています。
編み物の場合は毛糸と編み棒と時間があれば出来るのですが、野菜やお肉や養殖業(魚など)の仕事となると、苗代、土地代、肥料代、飼料代もかかる上に時間もかなりかかります。
主婦としてみれば野菜もお肉もお魚も安い方がありがたいのですが、今の価格だとちゃんと生産者さんたちの労力に見合った価格で買われているのかと考えると大いに疑問です。
はたして、生産者さんたちの時給はいくらなんだろう?
私も利用はしていますが、100円均一のお店が出始めてから、安いからとばかりにそれが当たり前になり、手作り品にまで同じ値段を求める方々もいると言う事。
以前、手作り品を販売するイベントに出た時に、レース糸で編んだ直径役15cmのドイリーを「100円にならんの?」と言われました。
材料費だけでも500円はかかっているものなのに。
安ければ安いほど、人は物の価値を見いだせなくなってしまう。
この時そう言う事を感じました。
アセンションを迎え、流れが変わって来た今、全ての人ではないけれど、本物志向の方が増えて来ています。
かつてのブランド志向ではなく本物志向
自分でちゃんと見て、価値があると思えば、安くなくてもその値段で買う人が増えています。
私も雑貨を作っていて、「売れればいい」と変な値段設定で売るのではなく、ちゃんと価値を解ってくれて大切に使ってくれる方に買っていただきたいので、あえてあまり安くもしず、値引き販売もしていません。
私が霊視鑑定を無料から有料に変えた理由もそこにあります。
無料でやっていると人は無料だからと簡単に聞きに来て、言われた事に対して考えず対処しない、依存系の人が増えたからです。
ぶっちゃけ話、人はお金が絡むと真剣になる傾向が強い。
お金を払ってでも相談に乗ってほしいと言う事は真剣なんです。聞くだけで終わらないんです。
無料だからいつでも簡単に聞けると思ってしまっているから、言われても「ふ〜ん」で終わってしまう。
こちら側としては霊視すると言う事は精神力も体力も使って見ているのに。
お互いが「お金をもらう立場」「お金を払う立場」という事で対等でなければ真剣な話が出来ない。
こちらもお金をいただいている以上責任をもって仕事させていただいていますし、無責任な言動は出来ません。
「お金」と言う事で、金儲けと思う方もいるかもしれませんが、私自身、この仕事でどんどん稼ごうという気はなく、私を必要としてくださる方がいる限りやろうと決めています。
実際、青梅の物産展では通常の価格ではなく、地域活性化イベントなので10分1000円でやっていますが、私のクライアント様は「正規の値段で」と言ってくださいます。
私にそれだけの価値を見てくれてるんだと感謝しています。
長々と、脈略のない文章になってしまったかもしれませんが、ここの所感じた事そのまま書いてみました。
コメント