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数年前ザ・ラヂオカセッツというバンドに出会い、音楽に魅かれ、ボーカルのヒデさんの一言でコウ企画という企画が始まり、気がつけば心を開いていて、ラヂカセの音楽もメンバーとの人間関係も僕の人生に欠かせないものになっていました。そんな彼等に少し照れくささはあったのですが、新しいアルバムが出るということでインタビューをすることになりました。


ザ・ラヂオカセッツ

山下秀樹(Vo&Gt)
中村サトシ(Ba)
小島吉博(Gt)
大谷ペン(Drs)



コウ(以下◆)「では、よろしくお願いします!」
ラヂカセ一同「よろしくお願いします」
◆「とりあえずアルバム発売おめでとうございます!3枚目のアルバムということで、どうでしょうか?」
大谷「何か固いよ(笑)」
◆「インタビューってなるといつも通り話せないよ(笑)」
山下「3枚目のアルバムは1st,2ndよりもさらにザ・ラヂオカセッツの音が反映されてるアルバムだと思う。これまで俺達って全員曲を書いて持ってくるってスタイルでやってて、良くも悪くも個人の色が出てて、その4色を今回はラヂオセッツらしさって何だろう?って全員で考えて歩み寄って、歌詞からメロディー、コード進行をすごい話し合って作ったアルバムなのでかなり凝縮されたアルバムだと思います」
大谷「よっ!(拍手)今回注目して欲しい所はリードトラックが中村の曲」
◆「1曲目の『問題ないさ』ね」
中村「あれはねコウ企画のために作った曲」
◆「そうだよね、あれ弾き語りのために作った曲だもんね」
中村「誘われなかったら作ってなかった」
大谷「コウくんに作らされたと言っても過言ではないね」
◆「作らされたって(笑)」


◆「今回のアルバム『抱きしめたい』を聴かせていただいたのですが、マジで抱きしめられました」
大谷「どこを?心を?」
◆「今までのアルバム結構ロックな曲が入ってるイメージがあって「東京」とか「ロックンロール」とか、でも今回のアルバムは全体的にすごく優しい感じの曲で構成されてる気がする」
大谷「演奏とかも今までより攻撃的な感じが削れて柔らかい感じになってる」
◆「包み込まれる感じがあって・・・抱きしめられました(笑)」
大谷「いいね(笑)」
山下「あのタイトルは全部曲があがった時点で最後についたんだけど、何を抱きしめたいのかって言うと、幸せ、喜び、プラスのことだけじゃなくて、悲しみ、苦しみ、迷い、悩み、葛藤、そういうものを抱きしめたうえで本当に明るい未来が見えるんじゃないかっていうタイトルです!・・・・・コジ全然しゃべってないけど大丈夫?」
小島「大丈夫っす」
◆「いないことになってるよ(笑)」
小島「客観的にみてます」
中村「この場を?」
小島「この場もアルバムも」


◆「アルバム発売して、ツアー回るんですよね」
山下「ツアーファイナルが11月28日の金曜日に渋谷wwwでワンマンをします!」
大谷「来てください!」
◆「10月8日にも同じ渋谷wwwでコウ企画あるんですが、それにラヂカセ出ていただきます。よろしくお願いします!」
山下「よろしくお願いします!コウ企画は本当にお世話になってて、おこがましいけど一緒に大きくなってる感じがあって、第1回目からお世話になってるんでね」
◆「もう10回目ですね・・・」
大谷「すごいね」
山下「コウ企画の思い出は?」
大谷「いっぱいあるようであんまない」
◆「え?」
大谷「何か自然な感じがするから。友達だからっていうのも多分あるけど、普通は企画者とかがいて、イベンターみたいな人がいて、どっちかっていうと仕事っぽい感じで話し合ってライブが決まったりして、そのライブにライブしに行く!っていう感じで行くけど、コウ企画はなんか普通の暮らしみたいな(笑)起きて、スタジオに行くみたいな感じで」
◆「弾き語りで初めて歌ったのコウ企画だったよね」
大谷「デイジーバーね」
山下「俺、観に行ったやつだ」
◆「あれがあって、今でもソロでライブやったりしてるのがすごい嬉しい」
大谷「今まで機会がなかったから・・・ってラヂカセの話をしようよ。二人で話してる(笑)」


◆「1曲ずつ、アルバムの曲紹介をお願いします」
大谷「作った人がそれぞれの曲を話した方がいいかな?」
◆「そうだね。じゃあ1曲目『問題ないさ』はナカムーだね」
中村「さっきも言ったんだけど、コウ企画のために作った曲だから、コウくんが誘ってくれなかったらあの曲は存在しなかったね」
◆「それがしかもリード曲っていうのが嬉しいなあ」
中村「コウくん様様です」
◆「ありがとうございます・・・何この感じ?(笑)」
大谷「媚売ってるみたい(笑)」
一同「(笑)」
中村「まあ、悩みを抱えてる人とかの背中をちょっと押してあげられるような曲になったらいいなって思って、作った曲です」
◆「これ自分で聴いて自分が背中押されるってことはある?」
中村「俺はないかな」
大谷「俺は押された」
中村「まあ今はね。押される時が来るかもしれない」

◆「2曲目は『ようこ』」
山下「これはペンくんと僕の共作でクレジットは書いてあるんですけど、メインはペンくんが作りました」
◆「歌詞カード見て、ようこっていう漢字がそれぞれ違って「あっ!」って思った」
大谷「元々「ようこ」って曲をずっと作りたいなって思ってて、ラヂオカセッツの周りに「ようこ」って名前の女の人が多くて、それが純粋に不思議で、簡単に言うとその人達に「ありがとうございます」っていう気持ちがあって」
◆「あの漢字は全部存在する「ようこ」?」
大谷「存在する人もいるけど、漢字が被ってる人が多くて、正直言うと足らなくて付け足しました。あの曲を音だけ聴いてたら一人の「ようこ」に対して歌ってるラブソングに聴こえると思うんだけど、歌詞を読んだら「あれ?」みたいになったりして、そういうのが面白いなって思って。そういう遊び心も入ってる」

◆「では3曲目『恋』」
山下「サウンド的には今回のアルバムの中では一番勢いのある曲で、まあ恋っていうものは矛盾と隣合わせで、恋をしてたら今見えてる景色が虹色に見えるような気持ちにもさせてくれるし、恋焦がれて悲しい気持ちになったり、その人のことを想像したりして、人を変にもさせる・・・」
ここで岡山健二(andymori)が登場
大谷「健二です・・・新しいアルバムどうだった?」
岡山「聴いてへんから」
一同「(笑)」
大谷「前聴いたじゃん、ちょろっと」
岡山「あれではまだ判断できへんよ」
大谷「はは(笑)」
岡山「聴かせてくれないんですよね」
一同「(笑)」

山下「まあ、秘密を分け合うようなものが恋だなって思っていて、最初弾き語りでやってたんだけど、その歌詞の意味だったり、全体の勢いをつけてくれたのがバンドなので、すごく面白いものができたと思います」

◆「次は4曲目『SLP!』」
山下「これは何か意味のない言葉をキーワードにして曲を作ったら面白いんじゃないかなって思って。意味がない言葉でもみんながそれを言ったら清々しい気持ちになれるような」
◆「なるほど、意味がなかったんですね」
山下「うん。よく「何の意味ですか?」って聞かれたりして、適当に「スイートラブペン」ですって言ったりしてて(笑)」
◆「SLSだったらラブシャ出れたかもしれない(笑)」
大谷「じゃあ次はそういう曲作ろう!」
一同「(笑)」

◆「5曲目は『ゴム』」
大谷「元々、歌詞とメロディーを8割ぐらいがヒデが作ってきて、みんなで聴いて、歌詞をもっと面白くしようってして、俺とヒデが歌詞をもう一回書きあって、見せ合って、いいところを重ねた・・・みたいな。子供が音楽を聴いてノルようなニュアンスの音楽になればいいなって思って、あんまり重い歌詞とかじゃないほうがいいなって思って、そういう意味では『SLP!』に似てる」
◆「シンプルだけど楽しくて面白い曲だと思う」
大谷「はじめてゲストを呼んで、壊れかけのラヂオカセッツっていうホーン隊に来てもらって、すごく良かった」
◆「そのホーン隊を呼ぶのは誰の提案で?」
大谷「バンドでアレンジ考えてる時に、ここら辺で管楽器がきたらかっこいいだろうなって思って、知り合いに連絡したら快諾してくれて、それでやってもらって、しかもイメージ以上の出来になって、すごくよかった」

◆「6曲目は『ロージー』これは弾き語りでやってましたね」
山下「うん、すごい古い曲で路上で弾き語りやってた時からある曲で、その時からバンドでやろうと挑戦してたんだけどアレンジがうまくいかなくて、でも今回のアルバムラブソングが多いなって思って、この曲をもう一回やってみようと思ってバンドに持ってきた時にうまくアレンジがすすみましたね」
◆「この曲、路上でやってた時から好きで、バンドでやらないんですか?って結構聞いてましたよね」
山下「コウくんと健二(andymori)が言ってくれてたね。やっぱりコウくん様様ですね」
◆「また媚びだした(笑)」
一同「(笑)」
山下「あと今回、宇宙まおちゃんにコーラスで参加してもらいました。女性のコーラスをいれたいなって思って、弾き語りのときのイメージでやっても面白くないなあって思って、まおちゃんの声が好きだし、友達なのでやってもらったら、世界観がすごく広がって最高でした。まおちゃん、ありがとう!見てるかな、この記事?」
◆「(笑)」

◆「じゃあ最後7曲目ですね『只の僕にできること』」
大谷「これもコウ企画でやらせてもらったやつだ。生きてると波があるじゃん、精神的にも肉体的にも」
◆「うん」
大谷「原因がないけど落ち込む日とかあって、そういう日はどうしていいか分からなくなって、誰か教えてくれみたいな。他力本願な感じ。そういうことみんなあると思う」
◆「これは俺のこと歌った曲だわ(笑)」
大谷「じゃあコウくん様様だ(笑)」
◆「いや、なんでだよ(笑)」
大谷「暗い印象あるようで、最終的には元気になりたいっていうか、ポジティブに生きていきたいっていう思いがあって、みんなもそうなってほしい。暗くなっても、でもそれを強く受け止めて、明るいところへ行くっていう感じになったらいいなあ・・・。まあ、コウくんがそれを率先してやってくれればいいな」
◆「(笑)」

山下「今回のアルバムにはコジは曲書いてないんだけど、アレンジをほとんどやってくれて、メンバー全員でアルバムを作ったっていう感じはすごくあるね」


◆「とりあえず今後はワンマンに向けて、ツアー回っていって・・・って感じですかね?」
山下「うん、本当に納得いったものがゆっくり時間をかけて作れたので、胸を張ってそれを持って全国へ行けるっていう感じですね!・・・どうですか中村さん」
中村「うん・・・いいと思います」
一同「(笑)」
◆「コジくんは?」
小島「成長できるように頑張ります」
◆「ペンくんは?」
大谷「頑張ります」
山下「このインタビューをみてくださってる全国の人にも観に来てほしいですし、地方だけじゃなくて、東京という街でね、俺達やコウくんに会いに来てほしいですね!」
大谷「コウくんは間違いないから、みんなコウくんの企画にいきまくってください。そしてコウくんは俺達を毎回呼んでください」
◆「はい(笑)・・・とりあえず、コウ企画vol.10とワンマン頑張りましょう!今日はありがとうございました!」
ラヂカセ一同「ありがとうございました!」