御無沙汰のblog更新!
長い間お休みして申し訳ないです。


遅れ馳せながら報告致しますが、昨年末に思い切って工房を移転しました。
そしてその新天地の工房先で沢山の出会いの中でユニークな出会いがあります。
その一つに、「児玉」という苗字で、ものづくりをしてる人が私もあわせてなんと3人もいると言うことです。

お一人の児玉さんは陶芸をされいる方で、もうお一方の児玉さんはガラス工芸をされてます。

元はそれぞれが、よその地で生まれ育ちそして偶然にも今ここに結集?したということなのですが、自分以外のお二人も同じらしいのですが、我々が今まで生きてきた中で自分と同じ「児玉」という苗字の人に出会う事が殆どなく、不思議なご縁を感じています。

少し調べてみたのですが、全国苗字ランキングというものがありまして、その「児玉」を調べてみましたところ1位の「佐藤さん」~ズーッときまして225位に「児玉さん」がランキングされています。
珍しい方の苗字かなぁと思いきや最後はなんと131481位・・・十三万千四百八十一種類ですよ。しかも名前が読めない・・・


話が飛びましたが、そのお一人のガラスの「児玉みのりさん」と仰るですが、その方の先生は以前グループ展でご一緒したことのある吹きガラスをされています「村上恭一さん」で、その事でもビックリで、ものづくりを長くやっていると色んな方と繋がっているとつくづく思います。


児玉みのりさんの作品はバラエティーの幅が大変広く、その中での私がかねてから好きだった技法の一つで「パート・ドベール」と言うのがありまして、吹きガラスをされてる方でパート・ドベールをされてる方は珍しいかと思います。

で、先日まで行っていたグループ展でのコラボ作品です。

P_20180510_181211_vHDR_On_1


児玉みのりさん パート・ドベール「人型」と私の欅拭漆「飾り台」


置き合わせしたら、直ぐにお嫁に行ってしまいました。




近々「児玉会」(笑)を立ち上げ予定を考えております。

どうなることやら・・・



でも楽しみ!



















近頃、blogの記事に悩む、、、
色々と理由はあるが木工の仕事なのに木工の記事をあまり書く気に成らない。
何故か考えてみると凄く若くからこの世界に入ったせいか特別な事や珍しい事以外は私にとって当たり前の事をわざわざ書く必要が無いと思ってしまう傾向があるのと作業に入るとついつい完成のイメージが先行してblogの事を忘れて創作モードになり工程等を書きそびれてしまいます。
基本的には自分をPRするのがかなり下手ではあるが、それともう一つは作っている物や何かに取り組んでいる最新情報をだすことはチョットだけの間秘密にしたいところが自分の中にあって後回しして考えてしまいます。

blogは日記なんだがまたまだ身に付いていない様だ。

ここ数年悩み事が何年か続いていています。
解決する為に頑張ってはいるが一難去って、また一難といった具合で後手後手とサイクルで回ってチャンスを逃している気がしてかなり辛い。

私は過去に起きた事は反省はあっても後悔は殆んど思う事はない。
今はめっぽう先行きの不安といったところだろうか。
辛いのは自分が未だ起きもしない不安要素を考え過ぎて自分を苦しめて自尊心を低くしているからで、いっそ考えなきゃイイのだが、そうは問屋が卸さない訳で、こりゃ完全に鬱の症状であります。

余談ですがTVで僕の手相は「ますかけ」「百握り」と云う珍しい手相らしく、波乱万丈だそうです。
しかも血液型はAB型ときますから厄介です。

それでも救われてるのがモノを作っていると云うポジティブな行動と人様からの私のへの有難いお褒めの御言葉だったり応援です。

私は幸せ者です。 感謝!

取り敢えず辛い事は横に置ける様になんとか工夫してもう少し頑張ってみようと思います。

皆さん応援よろしくお願い致します。


IMG_0805







この殺人的な暑さの中、皆様なんとか耐えていらっしゃいますか?
こんな日は冷えた瓶ビールの栓をシュポッっと抜いてぐびぐびと一気に呑みたいものですが、必要なのがグラスじゃなくて栓抜き!

IMG_8437


IMG_8439


この栓抜きは以前民芸協会の事務をされていたM様から頂いた物で吉田璋也デザインのものです。
貰った時はデザインした人などの情報は全く無くて、いい雰囲気と面白い形してるなぁと思っていたくらいで、数年経って雑誌で同じ物が掲載されていたのを見付けて知りました。

吉田 璋也は、1898-1972年 鳥取市出身。医師で民藝運動家。柳宗悦の民芸運動に共感して活動し、柳宗悦の見出した民藝の美を生活の中に取り入れるため、新たな民藝品を生み出し当時の民藝のプロデューサー、デザイナーであり民藝の普及に大きな業績を残した人でした。

この栓抜きは『 発条時計螺旋形』と言って1967年にデザインされたもので今年で丁度50年が経った事になります。
大きさは 62×115×5
で、ところで、『発条』?ハツジョウ?って何?なんて読むの?と調べたら『ゼンマイ』!!『ゼンマイ時計』ね!!
勉強になりました。
皆様は当然読めますよね〜!

80070BDB-AC5E-4419-B1C6-EC10834BB2B6-315-0000004F8D31A5D2

他にデザインされたのもあるみたいですね。
もう一つは『箪笥引手形』と言うそうです。

でも最近は栓抜きを使うことが無くなってきて缶やペットボトルになりプルトップの栓が主流で私が子供の頃は瓶ジュースの自販機があってそこに必ず栓抜きが付いていましたが、時代の流れですね~

因みに私は「ぐびぐび」とか言ってますが瓶ビールおろか酒類は殆ど飲まないのでこの栓抜きは後どれくらい使う事になりますかなぁ~!







↑このページのトップヘ