紅茶グマのお菓子ブログ

きんかん


毎週金曜日、土佐山庁舎前の「LAULIMA」さんで、

ケーキの販売を行ってまいりましたが、

来週の2月17日の金曜日を持ちまして、

「LAULIMA」さんでの紅茶グマのケーキ販売を

休止させていただくことになりました。


最初は、こんな山の中でケーキを作っても

お客さまなんて来てくださるのかしら...そう思いながらのスタートでしたが

優しい土佐山のみなさんは、折に触れてケーキを買いにきてくださり、

だんだん、土佐山の方だけではなく、高知市内や、

工石山を超えて、土佐町や本山町の方から、

ケーキを食べにきてくださる方も増え、

午前中に予約だけで売り切れてしまうこともありました。


紅茶グマのお山のうえのパティスリーは、

いつもたったの3種類。

タルトやパイが1種類、

生菓子でムースかババロワーズが1種類入るように心がけて

そしてもう1種類は、シンプルなものを1種類。

(夏は暑さのあまり、ムースしか作れないこともあったけど)

毎週お客さまが飽きないように、

手ごろな価格で、

かとうみどりが、地元のみなさまにいただいた

季節のフルーツがあれば、それをメインに、

良質素材を使い、

本場フランスの味、代官山イルプルーのメソッドで、

高知の土佐山のフランス菓子を作ってきました。


お休みにしてしまうのを

残念だと思ってくださる方もいらっしゃるかもしれません。

できることなら、毎週金曜日にたった3種類だけど、ケーキを並べる幸せを

もうちょっと、もう少し、続けていけたら…

私もずっと、そう思っていました。


でも、私が東京から高知に移って、一番にやりたかったことは

お菓子の製造販売ではありません。

イルプルーのメソッドを使って作る、フランス菓子の「がっこう」です。

「がっこう」と言っても、私がしっかりと、

技術を、知っていることを、伝えていけるとしたら、

人数はたったの2~3人になってしまいそうですが・・・

それでも、もっともっと、お菓子を作っている、

作りたいと思っている、たくさんのみなさんに

フランス菓子の素晴らしさをお伝えしたい、それが一番私のやりたいことです。


春から、それを具体的にするために、

活動の幅を広げていきたい、そう思っています。

紅茶グマのお菓子を買いに来てくださったみなさま、

応援してくださった東京の生徒さんたち、お友達、

紅茶グマ以外のケーキが食べられなくなりつつあるLAULIMAのオーナーHさん、

みなさま、今まで本当にありがとうございました。

そして引き続き、よろしくお願いいたします。

今後もここ、土佐山で私はお菓子を作っていきます。

これから、お山のうえのお菓子のがっこうに、

お菓子を習いに来てくださる私の生徒さんと一緒に。


「がっこう」以外にも各地の素材を使って、

自分が考えたお菓子を形にすることもやってみたいし、

高知以外の場所でも、紅茶グマのお菓子を食べたいと

思ってくださる方と場所があれば、

また旅をしてみたいな、とも思います。

まだまだ、いっぱいやりたいことがあります。


もし紅茶グマのお菓子が食べたくなったら、

土佐山ストアの向かい、アコテアベニューの2階、

土曜日営業のブックカフェ「本のまどや」さんでは

今後もちょこちょこケーキをご提供予定です。

フェイスブックのまどやさんのページで

営業日やケーキのあるなしなど、ご確認ください。


まもなく紅茶グマは、大きく生まれ変わります。

もう少ししたら、そのご報告も、みなさまにさせていただきます。

よろしくお願いいたします。




チョコレートの焼き菓子は、結構作っていますが、

こういうコンフィズリーと呼ばれるチョコ菓子はひさしぶり。

3年くらい、いやもしかしたら、もうちょっと作ってなかったかも。


実はこれ、義理チョコです。(もしかして死語ですか?)

うちの93歳の父が、かかりつけの病院の

お医者さんや看護師さんにあげたい♡そうで・・・

お父さん、バレンタインは女性が男性にプレゼントするものなんよ、と言っても、

ひたすら「でも、あげたい♡」を繰り返す父。

先日、ちょっと親子喧嘩をし、ちょっとしょんぼりしていたらしい父。

それを聞いて、可哀想なことしたかも...と気になっていたせいもあり、

これが本当の義理チョコだなあ、と思いつつ、仕事にとりかかりました。


向こうが透けて見える淡いアーモンドヌガーを焼いて、

間にプラリネチョコをはさみ、

ミルクチョコレートで仕上げた「カプリス」


マカデミアナッツをキャラメルでコーティングして

ミルクチョコレートで覆ってシナモンの風味をつけた

名前は...アーモンドがアマンドショコラだから

マカデミアナッツは、Noix de macadamia chocolat ?

のあどまかだみあしょこら...念仏みたい。南無~

この念仏チョコ、口にいれると、

チョコレートが優しくほどけるように溶けていくのですが、

どうしても溶けるのを楽しみきるまえに、ナッツをガリッと噛んでしまう。

「いかん、ほどけるのを楽しむのよ!」と、自らに言い聞かせ、

ふたたび口に放り込むんだけど、またうっかりガリッとやって...

そしてハッと気がつく。


試食ばっかりしていたら、父ちゃんが鼻の下をのばして

看護師さんにあげるショコラが少なくなってしまう事実。

あきらめてラッピング。

macadamia choc



ショコラは、テンパリングという、微妙な匙加減の温度調節をしながら作業をしていきます。

いつもはチョコレートの中に何も入れずに作業を進めていくのですが、

どうしても、どうしても、チョコレートちょびっとで、

すべてをまかないたかったので(かなりのケチケチテンパリングです)

カカオバターをショコラの中に10%ほど入れました。これで大丈夫!

無事、義理と念仏のショコラ完成です。

お父さん待っててね。