●訪問回数1回

古賀市に凄腕の中華料理の達人がいるらしいという情報を元に、仲間たちと訪問してきました。

事前にコースを予約しました。おまかせコース7000円(この店では設定上ほぼ最高額)です。

店についてメニューを見ると単品は、四川料理の定番もちらほらありましたので、広東が主体でちょっぴり四川もありのお店のようです。
コースは、ほぼすべて広東ベースでした。

まずは前菜の盛り合わせ
サザエ、イワシの燻製、サーモンのマリネ、サツマイモの蜜煮、蒸し鶏のネギソース

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海に近いこの地方の特色が出た前菜でした。どれも味が強すぎず美味しかったです。
個人的にはもっと中華中華したものでもよかったです。

フカヒレの蟹味噌姿煮

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サイズがかなり大きく、ソースも円やかで美味しかったです。


ホタテ貝柱の塩炒め
これもマイルドな味付けで、火の通し方もすごく上手です
個人的には特に栗が甘くて美味しかったです

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エビの湯葉巻き 
まさに広東の王道の料理でしょう。
海老も叩いて他の具をあわせ、味付けは繊細で技術を感じる手がかかっている料理です。

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金目鯛と松茸の茶碗蒸し
金目の素材が素晴らしく、茶碗蒸しの生地と一体化して蕩けます。
ピーナッツ油の香りやソースの完成度も高いです。
清蒸のような料理ですがこういうバリエーションは嬉しいですね

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和牛の黒胡椒炒め
味わいは高級ホテル中華でよくあるメニューのようですが、火入れの完成度が違っていました。
内部にまで均一な火入れはまさしく凄腕です。

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火入れが凄い!!

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スープ炒飯
パラパラにいためられていて、途中でスープをかけていただきます。
これも上品で素晴らしかった。いくらでも食べられそうでした。


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黒糖のブランマンジェとアイス
洋風のデザートですが、どなたにも喜ばれる美味しいデザートでした。

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飲み物は、紹興酒はあの「紅琥珀」がありました。それも価格3800円(だったかな?)でした。
福岡市内でこの価格で出している店は多分ないと思われます。
ピュアな味でおすすめです。

店内に小さなセラーがあり、メニューにもワインは、6種類程度ありました。イタリアやフランスものが多かったです。

店内は4人テーブルが基本でそれをつなげて大きな席は作るようで、店もそれほど大きくないので、4人までの訪問がベスト。多くても6人くらいまでがよいかと思います。

全体として、凄腕の職人が作る、日本人に合う広東料理の店だと思いました。

特に薦められる客層
・繊細な味付けの中華をお好みの方 でも四川も少しほしい
・古賀市やその近郊(宗像市西部、新宮など)にお住まいの方 自家用車でいける方

中国菜ろうりん中華料理 / 古賀駅
夜総合点★★★★ 4.8