2007年02月21日

大きなサンダル

大きなサンダル 

お前が2歳くらいかな
保育園に行くころ
母さんが買ってきたサンダル
花柄の可愛いもんだったが

ちょっと大きいぞ

ぶかぶかのサンダル
指がサンダルからはみ出して
地面の上だ
それでも お前は
新しいサンダルを喜んだ

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kouhachi88 at 13:43|PermalinkComments(0)日記 

2007年02月18日

朱いヒイル

朱いヒイルは どっかの娘白いヒイルも 縁がない
あんな靴 履いた女の子
一緒に お話ししてみたい
白いヒイルを履いた娘が
ぼくの彼女になりました
ぼくの背を越す
女の子
あれっきり
ヒイルは消えました


kouhachi88 at 11:50|PermalinkComments(0)

2007年02月17日

野洲川

1197e440.JPG

今日野洲の河原で、ぶらぶらしていたら姫達磨石のそっくりさん探したよ。他にも夫婦石(私が命名)、母子石もあり もう
夢中になり手首をいためちゃたよ。

kouhachi88 at 14:34|PermalinkComments(0)

2007年02月13日

潜り

もぐり

 風そよそよと 波ゆらぐ
もぐりを乗せて 船は走るよ
島を小島を通り抜け
南の島から海原へ

空の景色は海へ落ち
海の景色は空へ上り
陽は かがやき
海の底まで明るくするよ

もぐりは潜るよ 海驢のように
するりするりと海ん中
ゆらりゆらりと揺り篭よ

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kouhachi88 at 21:59|PermalinkComments(0)詩集 

2007年02月11日

絵画

真っ白の画用紙
さあ 何を書こうか
白い画用紙の上に
色んな想像を目で追う
う〜んう〜んと唸る
こりゃあ ピカソやゴッホ以上やわ
書くまでが楽しい ぼくの画用紙


真っ白な画用紙に真っ白な絵の具で
真っ白の雪山をえがく
今日も雪がずんずん積もっている
白いうさぎがぴよんぴょんはねる
白い雪がずんずん、つもる

 

kouhachi88 at 12:13|PermalinkComments(0)

2007年02月06日

思い出

銀杏思い出 

海に宿れば 思い出が
遠い昔の母さんの
優しい微笑み あの瞳
話しかけて ホラ波の音
聞こえてくるよ 母さんの
香りも そっと運んでくる
遠い遠い 白い波だよ

山を歩けば思い出が
風が歌うよ 父さんの
好きなあの唄「枯れすすき」
口ずさんで ホラ鳥も鳴く
揺れる木の葉も父さんの
黙して歩く後ろ姿よ
遠い遠い山の風だよ

星を仰げば思い出が
涙を誘う月も夜半
優しい二人のあの言葉
語りかけて ホラ流れ星
願いごとは微笑んで
今 幸せと告げるだけ
遠い遠い空のかなたよ



kouhachi88 at 21:36|PermalinkComments(0)

2007年02月05日

愛すること

愛すること

恋人の君を 総てを許し
ほどよい やるせなさを
ぼくは 持ち続け
君を妻に迎え 幸せを得た
「ぼくが幸せだから多分君もそうだろう」

ある日だと思う 知らず知らず君は

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kouhachi88 at 16:05|PermalinkComments(0)

2007年01月26日

母の神 父の神

母の神 父の神

母の神
母があり
        私が産まれた

父の神
父があり

母の神はどのように
母に言葉をかけたでしょう

その子を産んでよいものか
その子を育ててよいものか

母は素直に答えたでしょう
神さま
授かる 子どもの嬉しさも
授かる 子どもの悪霊など
全部 私が引き受けて
育ててみたいと思います
どうぞ 受胎させて下さいな

父の神はどのように
父に言葉をかけたでしょう
お前が伴侶と出会えたように
この子も この子の伴侶と出会うまで
それまで難題 乗り越えて
大人になるまで慈しむ
時には夜叉や妖怪に
なってお前を襲うかも
父も素直に答えたでしょう
妻が話したそのように
力を合わせて育てます

母の神 父の神 二人の神の計らいで
私がこの世に産まれでる
この世に私が許される

私の神は このように
どんなに 賢者になろうとも
すこぶる立派になろうとも
子は親を越せはせぬ
悲しく 淋しい親あれど
意見するのは 夢の中
思う心も 夢の中
お前を育てし 年月は
どんなものにも 耐え難い



kouhachi88 at 10:24|PermalinkComments(0)

2007年01月23日

気がつかないまま

気がつかないまま

気がつかないまま 生きている 
この世に産まれ出たことを 
気がつかないまま 生きている
ほんに誰が気付くでしょう

何万年も昔から
私はずうと生きている
代々 多くの血を受けて

気がつかないまま 生きている
犬や猫や 草や木や
ゲジゲジになんかにならなくて
人間なんかで よかったかな

とりどり生命はあるけれど
気がつかないまま 朝目覚め
知らぬ闇夜に眠りつく

気がつかないまま 生きている
生命の向こうに何がある
暗い暗い闇の中
そこから生命が産まれるんだよ
そこで生命が代わるんだよ

気がつかないまま 代わるんだよ
誰あれも知らないことだけど

今度 何ぞに産まりょうかな
今度は ちょいと休みかも
ずうと ずうと休みかも

気がつかないまま
気がつかないまま
あるんだよ

 



kouhachi88 at 21:48|PermalinkComments(0)

2007年01月14日

こわい、こわい

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おしえて

去年から変な夢をよく見るのですよ、ジャンボ宝くじに当たったこと、それもおなじ朝方に二回も、一回目は夢かあと目が覚めたのですが2回目の時は夢の中でどこに幾ら寄付して車を買って、いやあ今の車は手放すのは寂しいしなど思っていたら目が覚めた。今年の初夢は海原に小さなそそり立った岩の天辺に、不安定な格好して摑まり、下から今にも襲いかかろうとしている二匹のライオンに毛布のようなもので威嚇しながら海に飛びこもうかどうしようか悩んで目が覚めた
何で

・誰か教えて昨日はもっと怖い夢をみました



kouhachi88 at 20:18|PermalinkComments(2)