2017年01月14日

 皆さん、今回の紅白歌合戦はいかがだったでしょうか?

 個人的にも今シーズンは色々ありましたが、それはともかく今回の紅白歌合戦は本当に色々な面で変わった内容でした。SNSで見ても賛否両論の声がかなりありました。
 というわけで今回はまとめを作るにあたって、事前に座談会を開いて意見を聞く形にしました。座談会メンバーは紅白マニアだけでなく、個人的に繋がりのある紅白ファン以外にも参加して頂いてます。ですので今回のまとめは、いつも通り私が感想・講評を述べた後に(Aさん/紅白ファン/40代)みたいな形でそれぞれの意見を取り上げることにしました。イニシャルにしたのは、紅白ファン以外の参加もあることで個人情報を保護する意図もありますが、何より参加して頂いた方が多いので紹介するとそれだけで長文になるのが大きな理由です。その点ご理解をお願いします。あと本文中は全て敬称略にしていますので、そちらもご了承ください。


・司会
 有村架純の司会は第63回(2012年)の堀北真希と近いタイプと言えるでしょうか。つまり言うと”凛とした佇まい””あくまで台本通りに””かわいい”、といったところ。彼女の良さはしっかり出ていたように思います。むしろ良くも悪くも、進行や相方に引っ張られた部分が大きかったかもしれません。大変ではありましたが初司会よく頑張りました、というのが率直な感想でしょうか。今年の連続テレビ小説『ひよっこ』次第では2年連続紅組司会の可能性もおおいにあります。前回もゲスト審査員、もしかすると2010年代後半の紅白歌合戦の顔になるかもしれません。
・まさかの安定感(Aさん/紅白ファン/40代)
・1曲ごとの紹介の仕方は決して悪くなかった、2年連続でやればかなり上達するんじゃないかと(Bさん/紅白ファン/40代)
・予想以上にドシっとしていて良かった(Fさん/紅白ファン/10代)
・思いの外安定してたのが好印象(Gさん/紅白ファン/20代)

 相葉雅紀は過去5回、嵐での経験を活かしてといったところだったと思いますが、結果的には相当重荷だったようでした。滑舌に関しては想定済みだとしても、予想以上に進行に詰まる場面が多かったという印象はどうしても否めなかったです。ただオープニングのトークや本番後のコメントなど、責任感の強さはものすごく伝わりました。ひとまずはお疲れ様でした、といったところでしょうか。『グッと!スポーツ』MCという縁から次回も白組司会として起用されるのか、あるいは嵐の他のメンバーから起用になるのかそれとも全く別方向からの起用になるのか。これに関しては全く断言できる部分ないですが、世の中何が起こるか分からないという点で考えると5年間嵐のメンバーで回すという発想は少し危険だと思います。10年前は3年共通のテーマでうまくいきましたが、それは中居正広の存在がものすごく大きかったことを留意すべき部分ではないかと…。
・あまりにも噛みすぎ、「変な間」が妙に多かった印象、中居君が有能すぎてそれを引き継がされてる嵐が気の毒(Cさん/一般/40代)
・司会の先輩なので、フォローしなきゃって気負いすぎた感も(Aさん/紅白ファン/40代)
・結構バタバタしていた印象。下手に中居くんを引き合いに出された相葉くんのプレッシャーも察しますね…(Fさん/紅白ファン/10代)
・一杯一杯感が強かったですが、あんなに企画詰め込んだら回すの大変すぎるよな…っていう感じ。曲コメントの登場時だけでマツジュンか櫻井翔司会で良かったんじゃね?とも…(笑)(Iさん/一般/20代)
・台本にないようなアドリブ的なことも相葉くんに求められていたのではないかと勝手に思っています(Dさん/紅白ファン/30代)
・相葉くん頑張ってって応援して見てるところはありました(Kさん/一般/20代)
・今年以降、嵐の5人で持ち回りするという噂もありますが、今の状態ではやめてほしいしNHKに再考を強く求めたいです。司会は他の人で嵐はサポート役でちょくちょく出るではダメなんでしょうかね。。。(Bさん/紅白ファン/40代)
・相葉ちゃんでぐだった感は正直ありました。ゴジラとかハーフタイムショーとか、ワチャワチャする場面では相葉ちゃん相性良かったと思うんですけど、それ以外の場面で噛みすぎたりカンペ読み間違えたり…。申し訳ないですけどその時点で白組に投票できないなぁと思ってしまいました(Gさん/紅白ファン/20代)

 武田真一アナは普段報道を担当するという面から見ると間違いなく新鮮で悪くはなかったのですが、横で両司会が上手くいかなかった際もフォローせずに笑顔で見守るだけというのは評価が分かれるところ。PPAPはどちらかと言うと高評価だったと思います。阿部渉アナや有働由美子アナと比べてやはりこういう番組での経験の差は感じますが、好感度の高さという点では間違いないところ。何か問題が起こらない限り、局側もおそらく2019年まで続投させる考えではないでしょうか。
・総合司会の仕事出来てなかった感、正直不満(Cさん/一般/40代)
・緊張からか、あんまりフォローに回っていなかった気がします。もっと喋る場面作っても良かったのになという感じです。(Fさん/紅白ファン/10代)
・相葉くんが「なんですか?」とか聞き返す前に、やさしくフォローしてほしかった(Aさん/紅白ファン/40代)
・ほとんどしゃべらなかったのが残念ですが、人柄の良さがにじみ出てたなぁと思ってます(Gさん/紅白ファン/20代)

〜その他メンバーの感想〜
・悪くはなかったですが、やはり前回との経験の差が…(Eさん/紅白ファン/20代)
・リハ不足とも言われてますが、そもそも台本からして隙間が有りすぎたのではないか(Dさん/紅白ファン/30代)
・やはり、ひな壇を回せるレベルの司会力がないと難しいのかなと思いました。そろそろジャニーズ以外の白組司会を期待したいですが、考えてみると、やはりジャニーズ以外あまりパッと浮かばないんですよね(Fさん/紅白ファン/10代)
・司会は専門の方に任せた方が、と思います。歌手としてのプレッシャーもあるのに、さらに司会もやるのは荷が重いです。昭和50年代は番組通しての応援ゲストがいたり、出場歌手からキャプテン出したりしたので、その枠で嵐を使って、司会は別の方で。(Aさん/紅白ファン/40代)
・アナウンサー司会だと視聴率が取れないとNHKが躊躇しているんじゃないかと思ったり。やはり司会はちゃんと台本を練った上で覚えてほしい(Bさん/紅白ファン/40代)


・出場歌手選考、ステージ他の演出(特に演奏時間について)
 出場歌手は、今回紅白各23組ずつで総勢46組、前回より5組減でした。和田アキ子細川たかし森進一伍代夏子藤あや子徳永英明といった常連が一気にいなくなり、かなりドラスティックな入れ替えが行われた印象です(SMAPEXILEもいなくなりましたが、これはまた違う理由と考えた方が良さそうです)。ただその年のヒット曲でない選曲が多いのと、前半を中心に演奏時間がカットされ気味なのは相変わらず。後半はフルコーラスあるいはそれに準ずるステージがやや目立つようになったようにも見えますが…。
・SMAPの影響もあり減らしたようなもんですけど、今回減らしても歌唱時間増やさなかったこと考えるとね。。。(Bさん/紅白ファン/40代)
・ジャニーズの数を考えると、もう少し増やしたほうがバランス良くなる気がします。白組だけで見ると、演歌歌手よりジャニーズが多い。紅白各23組、全46組だったら、9時放送開始でいいんじゃないの?と思ったり(Aさん/紅白ファン/40代)
・46〜48組くらいでちょうどいいなあと思いました。50組を超えるとちょっとせわしなくなってくる気がします(Gさん/紅白ファン/20代)
・組数は多くて50組ですかね。前半の歌尺をもうちょっと伸ばしてほしいです(Fさん/紅白ファン/10代)
・個人的には2016年の組数は少なかったと思います。今後もこの組数にするならば1コーラスだけで曲が終わる歌手を減らして欲しい(Jさん/一般/30代)
・正直言うと僕は足りなかった気がします…今の音楽業界は多様化してるので絶対何か足りない気がするんですよね…だから、無理だと思うんですけど、もう少し時間を延ばす必要があるかなーと…(Lさん/紅白ファン/10代)


 今回はRed and White Song Festivalに掲載されている演奏時間についてのコラムで非常に詳しい分析がされています。私があれこれ言うよりそっちを見てもらった方が早いので、ご覧ください。
・やはり後半登場歌手の優遇は否定できないですね。欅坂46も明らかにぶつ切りだったのが気になりましたね。ヒット曲なんだからせめてもう少しゆったりと。誰かの後に〜ってあたり(Bさん/紅白ファン/40代)
・フルコーラスが多かったので実際以上にゆったり感じました。去年は乃木坂とかめちゃくちゃだったので…(Iさん/一般/20代)
・やっぱり前半と後半の扱いの差は、計らなくても歴然(Dさん/紅白ファン/30代)
・やっぱり前半の歌手は短いと感じましたね。AAAの「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」とか大好きな曲なんですけど、せっかくタオル回しで盛り上がってるのにもう終わり?って感じで。これがフェス系ライブならフルコーラスでたっぷり盛り上がって、これぞクライマックスとなっただろうにと(Jさん/一般/30代)
・前半の椎名林檎は長ったので空気が変わったような気はしましたけど、その後の前半はどんどん次の人に変わっていくなって思いました(Kさん/一般/30代)
・あんまりひとりひとり短いと「紅白出演目指して漸く実現したのにこんなあっという間の出演でいいの」って思っちゃいますね(Cさん/一般/30代)

 個人的には歌唱時間もそうですが、セットの入れ替え他の事情があるとは言え曲紹介が丁寧すぎる印象がありました。楽曲にゆかりのある方を歌手が訪れて話を聴く、ということ自体は大変素晴らしいことです。ただ時間がなくてその映像をワイプで済ます場面もあったり、場合によってはその長さでかえって演奏時間が削られ気味になったり。後半だと、そこで時間使うならもっと西野カナの歌唱時間を増やしてあげて欲しいという場面も正直ありました。色々意見があると思うのですが、視聴者が見たいのは曲紹介ではなく曲である、色々な要素を持った番組であるとは言え根本は歌番組である、この大前提は守って欲しいと思います。演奏時間より曲紹介が長いというのはあまりにも本末転倒なので…。
 選曲については、もう少しその年の曲を増やしてもいいかなという程度で、大きな破綻はなかったと思います。最近は”懐メロばかり”との声もありますが、新曲が多ければ多いで”知らない曲ばかり”と書かれるのがオチなので、今くらいでちょうどいいのではないでしょうか。
・出場歌手自体と絡めた企画が多かったので、その説明としてVTRが長く多くなってしまったんでしょうね。事前番組でも、同じVTR流してました。福田こうへいと島津亜矢は、選曲の理由付けとして使われた感じでしたね(Fさん/紅白ファン/10代)
・2階ステージとかもあった訳ですからわざわざ映像を無理にはさめなくてもとは思いました。ワイプだけならいらないですね。逆に具体的にどう話したの?って見ていなかった人は気になる。紅白特番見ている人が分かるかもしれませんが(Bさん/紅白ファン/40代)
・お客さんに相当「穴が空いた」のでは(Eさん/紅白ファン/20代)
・歌で十分メッセージは伝わるんだからあんまり余計な情報付けて欲しくない。最近のNHK民放問わずテレビ番組全てに言えることですが(Cさん/一般/30代)
・誤解を恐れず言えばやはり司会が経験浅くてうまく紹介できない面があるから、背景映像で補足紹介するしかない側面もあるんでしょうね(Bさん/紅白ファン/40代)
・不慣れな司会への映像での補足もあるでしょうし、SMAP用に確保していた時間を、曲の尺ではなく説明のテンポを落とすために使ったんでしょうね。曲紹介は概ねよかったと思います。時間に余裕があった分丁寧だったかと思います。司会が下手だったからグダグダになっただけ(Gさん/紅白ファン/20代)

 ステージの使い方は今回大きく変わりました。まずはルーフステージですが、これは良かったと思います。舞台を大きく広く使うことが出来た関ジャニ∞AI三代目J Soul Brothersなどで見られた演出は間違いなく今回大きなプラス要素になりました。ただ島津亜矢石川さゆりなど、2階からメインに降りずにそのまま通すステージに関しては意見が分かれる部分になりそうです。
 それに伴い、従来1階席に設けられたゲスト審査員席もステージ下手に設けられる形になりました。第20回(1969年)では、NHKホールでいうパイプオルガンの下っぽい所(当時は東京宝塚劇場での開催でしたが)に審査員席が設けられましたが、それ以来でしょうか。ステージに近い大谷翔平新垣結衣が特に多く歌手に絡まれたり、コメントを求められた印象がありました。視聴者が一番求めているのはこの2人の表情とコメント、というのは容易に推測できるので自然ではありますが、他のゲスト審査員と比べるとこちらも少し不平等感は否めなかったです。
 あと生演奏は文句なしに良かったですね。これは座談会メンバーも一致した意見でした。今後も出来る限り続けて欲しいと願います。
・床に液晶は良かったと思いますよ!横の大きなスクリーンの存在で、二階席が見れない人の分もカバーしてたのではないのかなーと思いました(Lさん/紅白ファン/10代)
・液晶はきれいだったと思います。ルーフステージはどうなんでしょう。1階席からは見えないし、松田聖子みたいに正面見て歌われると、2階席の人も見られない。ダンサーやコーラス隊がいると、2階席の前列の方の人は邪魔じゃないんですかね。ゲスト審査員は正面から見てほしいし、審査員をステージに呼ぶと移動の間の歌手見られないので、普通に座っていてほしいです(Aさん/紅白ファン/40代)
・あの客席の合間のステージの存在は、その奥の客席の人には相当ストレスだったんではw 使ってない時間は結構視界の邪魔なんじゃないですかね(Cさん/一般/40代)
・床に液晶は良かったですが、2階ステージはちょっと…。どうしても見劣りしちゃいますね、1階と比べると。石川さゆりのようにトリはサブステージというのはちょっと抵抗感ありますね(Bさん/紅白ファン/40代)
・ルーフステージは、テレビで見る分にはメリハリがあって楽しめました。ホールの2階席の人にとっても嬉しい演出だったんじゃないでしょうか。この配置でもっといろいろ試してほしいなと思います。2つのステージをうまく使えば、舞台の転換もやりやすくなるはずで、そうなると生演奏楽曲もさらに増やせるはずですし。石川さゆりがルーフステージだったのは割と前向きに捉えてます。2階席のお客さんにとってはトリが目の前で見れるなんてサプライズだと思うんですよね(Gさん/紅白ファン/20代)
・大きなセットはあまり動かさずに、液晶の演出で見せてましたね。ルーフステージはあまり生かしきれてない気はしましたね(Fさん/紅白ファン/10代)
・ルーフステージはテレビで見ている分には見栄えがしました。前回これより小規模なものをやった時は第2ステージ感がありありすぎて否定的でしたが、今回は良かったと思います。(Dさん/紅白ファン/30代)
・MステSUPERLIVEっぽくて良かったです(Iさん/一般/20代)

 中継のステージも今回多くて計5組。いずれもその特性を活かしたステージで素晴らしい内容でしたが、これもまた出場歌手の中で若干の不平等感は否めないところ。
・やはり、トリ前に中継は微妙でしたね。流れが途切れちゃうと言いますか。椎名林檎は相変わらずめちゃくちゃ良かったですが、そのあとにTOKIOを観ちゃうと手抜き感は否めなかったです…。熊本城からの中継ステージは良かったと思いますが、なぜ氷川きよしとは思いました。熊本出身の歌手がいるのになと。正直、次回からは都庁前と福山雅治だけで中継はいいかなと思います(Fさん/紅白ファン/10代)
・ステージ自体には違和感はないですが、やはり中継が多いので流れが切れましたね。氷川宇多田は対戦形式で当てずに分散させてもよかった(Eさん/紅白ファン/20代)
・終盤に中継が氷川きよし、宇多田ヒカルと続いて、会場の熱が冷めたんじゃないかと。Twitterで氷川きよしファンの方から、最近きよしくん紅白で居場所ないから、中継でよかったというコメントをいただきました。当分、毎年のように日本の何処かで大きな自然災害は起きると思うので、わざわざ紅白に絡めなくてもよいと思います(Aさん/紅白ファン/40代)
・中継でも椎名林檎さんやTOKIOの時のステージ演出がとてもよかったと思いました!(Lさん/紅白ファン/10代)
・TOKIOの時、曲始まりに「変な間」があったのが気になったこと以外は、中継には大満足です(Gさん/紅白ファン/20代)
・氷川きよしのステージ自体は感動しました。前回の白雲の城はかがんだときに画面から消えちゃったんですよね。そこもフォローできていて良かったです(Dさん/紅白ファン/30代)
・都庁前の中継は終了後に椎名林檎がホールにちゃんと戻って来ているのが良かったです。氷川きよしはあの場の中継にする意味はあったと思いますしステージも良かったですが、その前のVが余計に思えました(Cさん/一般/40代)
・個人的には紅白で中継を使うのは、中継でしかできないような特別な演出をする場合だけにして欲しいと思うんですよね。(Jさん/一般/30代)
 あと都庁前からの中継が2020年まで続くのではないかという話題については、
・え、2020年までやるんですか?さすがにひっぱり過ぎでは。。。4年計画は紅白の改善をメインにやってほしいですね、オリンピックに無理に絡ませるより(Bさん/紅白ファン/40代)
・今回限りでいいと思うんですけどね…(Fさん/紅白ファン/10代)
・都庁前やライブ会場からの中継は別になくてもいいのではと思ってます。東京五輪音頭は2020年まで毎年やるつもりなんでしょうか…(Jさん/一般/30代)
・オリンピック競技でその年に活躍したスポーツ選手の好きな歌手でしょうか?例えば吉田沙保里が好きな西野カナが中継になるってことはないような気はします(Kさん/一般/30代)
・来年もし都庁前の中継が続いたら視聴者から「もう飽きた」とかいう声が出て来そう(Cさん/一般/40代)


・企画コーナーの演出
 今回は『シン・ゴジラ』映像挿入と、タモリとマツコの『ブラ・タモリ』的アプローチが大きな話題になりました。まずは座談会のコメントから。

・タモリ・マツコは個人的には話にならない。蛍の光からゆく年くる年の流れを壊したのは許せない…。シンゴジラはまあいいと思います(Eさん/紅白ファン/20代)
・ゴジラは映画見てなかったので、のめり込む要素がありませんでした。武田アナの呼びかけは、津波警報発令中の避難の呼びかけみたいで、あれ聞いてしんどい人いなかったのかなと心配でした。タモリとマツコ・デラックスは時間とって紅白について語ってもらうとかできなかったのかな(Aさん/紅白ファン/40代)
・「無理に冒険し過ぎ」な感じありました。「見た人でないと付いていけない企画」は別に構わないんですけど、あまちゃんみたいにNHK内輪ネタでもないのにあんだけ時間使うのには若干違和感。タモリ・マツコデラックスの企画はある意味NHKとしては炎上上等な実験企画だったんでは、と今になっては思ったり(Cさん/一般/40代)
・タモリ・マツコの寸劇、あれはラストに絶対入れるべきではなかったですね。シンゴジラのあのL字画面(緊急時画面で実際に使われている)はちょっとやり過ぎかなと(苦笑)やはりSMAPのためにあけた15分枠を埋めるためにやった感がかなり感じるんですね。ギリギリまで決断を伸ばした、伸ばさせたNHK会長・ジャニーズの責任は重い(Bさん/紅白ファン/40代)
・両企画も、面白かったですが、浮いてましたね…。タモリマツコは結構シュールで面白かったですが、シンゴジラは間延び感が否めなかったですね。司会ガン無視の脚本はないだろうと思いました(Fさん/紅白ファン/10代)
・タモリとマツコはブラタモリ見てた人ならわかる感じの演出だったと思いますが、紅白ではどうかとも思いました(Dさん/紅白ファン/30代)
・タモリマツコが特に、「突然進行を中断してコント挿入→コント終了後数秒無言のちにガン無視して進行再開」ってのがぎこちなさすぎに感じました。コント自体は2人のダラダラした感じが面白かったです。シン・ゴジラは雰囲気で楽しめました。相葉くんの慌てふためく演技は微妙でしたが…。(Iさん/一般/20代)
・どちらも斬新なアイデアで、チャレンジ精神は素晴らしかったとは思います。今回は生演奏やバンドセット転換などいろいろあったのでVTRを多用するのも間違いではないと思います。シンゴジラは特に見てませんが、何となく雰囲気は掴めたのでそれなりに楽しめました。タモリ・マツコもシュールな感じが出てて、それはそれで楽しめました。ただ、どちらか一つだけでよかったような気がします。サブ企画を二つも同時並行でやっちゃうと、間延び感がどうしても出ますよね(Gさん/紅白ファン/20代)
・ゴジラは面白かったです。ピコ太郎のコーラス隊無駄遣いで笑わせてくれた後に、一転してX JAPANが素晴らしいステージを見せてくれたので。タモリマツコはいらないと思いました。最後にスタジオに戻ってくるのかなと思いきやそれも無しで、結局番組の中で浮いたまま終わった感が(Jさん/一般/30代)
・ゴジラを知っているだけはダメで「シン・ゴジラ」をそのまま再現したので見てないと分からない演出でしたね(Hさん/一般/30代)
・シン・ゴジラは映画館に観に行ったので紅白で紅白用に新しく撮ってるところが見れたのはうれしかったです。タモリとマツコがさまよってたけど客席に着いて座ったとして、この歌手の人には間に合わなくてこの歌手の時は間に合うんだって思いそうな気がします。間に合うのがSMAPの時だったら良かったのかもしれないですが(Kさん/一般/30代)
ゴジラはまあまあかなーと思ったんですけど、タモさんとかの演出が謎すぎましたw(Lさん/紅白ファン/10代)

 両方とも今回ならではの企画なので、おそらく次回以降も恒例になることはないと思います。インターネットや週刊誌なども概ね否定的評価が多く、SMAPの穴を埋めるための苦肉の策という説も見られて尚更。映像を小出しにする形は第64回のあまちゃんや第65回の妖怪ウォッチ同様、視聴率を下げないための策ではないかという声もありました。確かに先が読めないという点では面白かったと思いますが、紅白本来のメインが出場歌手のステージであることを考えると…。
 ちなみに『シン・ゴジラ』演出は個人的にワンシーンで少し出てくるだけと予想していましたので、ここまで本格的にやるのは意外でした。タモリとマツコに関しては台本ほぼアドリブで、場合によっては結末もその日の雰囲気で決めていたのかもしれないと想像。少なくともマツコはかなり楽しんでいたようで、そういう意味では悪くなかったかもしれないと思ってます。後年は黒歴史というより、”こういうこともありました”という形で振り返られる企画になりそうな気がします。
 これ以外だと、今回は芸人をはじめとするゲストの出演がかなり多かったですね。一部を除いてほぼ違和感のない形でしたが、もう少し厳選してもいいかもしれません。あとPPAPのピコ太郎の使い方は少し出番多すぎるかもしれないという面もありましたが、全体的にはすごく良かったと思います。芸人としては非常においしく、ステージとしてもうまく使われましたが、それ以上に楽曲の使い勝手の良さが印象に残りました。どの使い方でも違和感がないというのは凄いことだと思います。そういう意味では、売れるべくして売れる曲だったのかもしれません。渡辺直美もビヨンセでしっかり爪痕を残しましたが、紅白楽屋トークの方は生以外残念ながら配信されてない模様(ファン有志が非公式でアップしている物はいくつかありますが)。私のリサーチ不足かもしれませんが、放送後も何日かは無料あるいは有料でもいいので配信してくれるとありがたいです。特に紅白本番をメインに見ている人はまずこちらを見ることはないので…。ただウラトーク含めてこれだけ展開を増やしていると、実のところNHKは報道ほど視聴率を気にしていないのではないでしょうか。そんなことも少し感じるところです。
 あと全員合唱についても以下のような形で意見が出ました。
・嵐をフロントに出すためには、「ふるさと」なんでしょうね(Aさん/紅白ファン/40代)
・「ふるさと」は正直また??と思ってしまいました。ふるさとの時間を削って他の歌手の歌唱時間増やしてほしかったですね(Bさん/紅白ファン/40代)
・「花は咲く」にしてほしかった…熊本地震的にも(Eさん/紅白ファン/20代)
・個人的には「ふるさと」より「花は咲く」がいいです…「ふるさと」絡みの企画も、あんまりよく分からなかったですし(Fさん/紅白ファン/10代)
・あの時間は正直「トイレタイム」だなーと思いましたw(Cさん/一般/40代)


・審査方法
 以前からコメント欄でもかなり議論されていましたが、今回は一番あってはならない結果になったような気がします。ただそれ以前の問題もかなりありました。まずは視聴者審査について、座談会メンバーのコメント。

・ほとんど投票できませんでしたw 対戦終わったら、すぐ締め切っちゃうんですよね。ずっとアプリに張り付いてないと無理でした…(Fさん/紅白ファン/10代)
・参加しましたよ。頑張って対戦ごとにアプリで。あれ、歌が終わるとしばらくしたら投票できなくなるんですね(Bさん/紅白ファン/40代)
・最初は、出来なかったんですけど、中盤くらいから投票しました(Lさん/紅白ファン/10代)
・最初まじめに審査してたんですけど、白組が圧倒的に優勢になってから紅組に投票し続けましたw(Aさん/紅白ファン/40代)
・見るだけで精一杯ですw(Cさん/一般/40代)
・投票し損ねた時もあったんですが、概ね参加しました。自分は白組投票が多かったです(Iさん/一般/20代)
・全組ではないのですが、一部しました。しかし、どちらも甲乙つけがたいときに投票がしづらいこともありました。ちなみにデジタルテレビです(Dさん/紅白ファン/30代)
・投票するつもりでスタンバイしてたんですけど、ついつい見入ってしまって投票し忘れてしまう場面が何回も(Gさん/紅白ファン/20代)

・普通に中間と最終だけでいいなと思いました(Fさん/紅白ファン/10代)
・毎回投票を呼び掛けてくれないと忘れますw(Gさん/紅白ファン/20代)
・組織票を分散させるために講じたとすれば、奏功しなかったなあという感じです。かえって差がついてしまいました(Dさん/紅白ファン/30代)

 といった具合。個人的にはなかなか楽しめましたが、少なくとも万人が楽しめるシステムではなかったようです。事前告知が欲しかったところ。ギリギリまで悩んだ結果とは言え、いくらなんでも遅すぎるような気がしました。組織票に関してはあれこれ対策を考えたとは思いますが、前半の中間発表時に嵐ファンきっかけで白組への集中投票呼びかけが起こる辺り、成功とは言い難い面があったかもしれません。

 視聴者審査の結果が大きくくつがえり、ボール審査に戻した点についても、まずは座談会メンバーのコメント。

・ボール審査に戻したのは決して悪くなかったように思います。事前に配分は説明すべきだとは感じましたが(Bさん/紅白ファン/40代)
・過去に視聴者投票で白組しか勝たなかった時期が続いてて、その原因もハッキリしてるので、今回みたいな票数の比重の与え方になったのは仕方ないと思います。ジャニーズファンに対しては、今回の票数の比重設定でこういう結果になったのは「お前らがこれまで何年間もやってきた事がこういう形になったんですよ」としかかける言葉がない(Cさん/一般/40代)
・ボール採点自体はいいんですが、正直わかりづらいというか、説明不足でした。事前説明が無かったのは、完全にNHKの落ち度ではあると思います。アプリに張っついて投票していた人にとっては、納得いかないかも知れないですけど、そんな目くじら立てることでもないと思います(Fさん/紅白ファン/10代)
・ボール配分は理解できたんですが、ゲスト権限の強さを知らなかったのでいきなり大逆転されても納得いかなかったです。毎年09年の仲間さんみたいに「歌は勝敗じゃないですから!」と勝敗決定後にコメント付け加えればいいのでは…(Iさん/一般/20代)
・やはり紅組勝利に納得していない人が多かったようですね。審査方法が変わったともっと宣伝すれば、騒動になっていなかったと思います(Lさん/紅白ファン/10代)
・対戦ごとに投票とかやって視聴者投票中心みたいに見せていたのに最後にいきなりボール審査になった(実際には昔の方法に戻った)から視聴者もパニックになったのでは?(Hさん/一般/30代)
・今回の件で気づいたんですけど、若い人は視聴者審査や客席審査の票とゲスト審査員の票が同じと思っている世代なんですよね。私は視聴者審査なんてなかった頃から見ているので、「今は実質白組に最初からボール4個入った状態でスタートしてるんだよ」と思ってしまいます。「頑張って投票してもボール2個かよ」とチャンネル変えられないためにあえて説明しなかったんじゃないですかね(Aさん/紅白ファン/40代)
・ゲスト審査員と視聴者投票、客席投票の比重は、昔から違いがあるので、それは別に取り立てて怒り狂う必要はないと思います。曲紹介長くするなら、もうちょっと審査方法説明すれば良かったと思います(Fさん/紅白ファン/10代)
・ただ、NHKが批判に流されてまた審査方法をコロコロまた前の方法に変える必要はないし、安易にやってはいけないと思います(Bさん/紅白ファン/40代)
・視聴者投票の比重を減らしたのはジャニーズファンの組織票対策のためには良かったと思います。そもそも紅組が勝つか白組が勝つかなんてのはおまけみたいなものだと思ってるので、そこまで結果に怒り狂う人がいるというのが分からない…(Jさん/一般/30代)

 審査そのものに対する意見以上に、事前の説明不足に対する批判が多くを占める形でした。私も同感です。特に今回の審査は変化が多い割に何もかも直前で、視聴者にとっては急に決まったという印象があります。ラストのボールを数えるシーンに至っては全くリハーサルしてなかったのではないかという印象も持ってしまいました。あとはここ10年の傾向が今回の結果に集約されたという意見も。こうなった以上、次回はあえて視聴者審査を投票に加えず、ゲスト審査員と会場審査のみで勝敗を決める選択肢もありかもしれません。

 改善案としては、こういった意見が出ました。
・視聴者投票は1万ごとに1ボール、会場は1000票で1ボールとか?(Fさん/紅白ファン/10代)
・会場投票と審査員投票だけ、という昔の形に戻すのが究極じゃないですかw まぁお客様は神様ですの意味を勘違いしてる人は無視してもいいんじゃないですか(Cさん/一般/40代)
・もっと究極にするなら、昭和40年代前半みたいに会場のゲスト審査員とふるさと審査員だけ、男女の比率1:1(Aさん/紅白ファン/40代)
・視聴者投票は会場の結果関係無しに、アプリで各々楽しむ形にした方が平和なんじゃないですかね?(Iさん/一般/20代)
・審査方法…また前に戻す必要はないですよね。説明の問題でしょう(Bさん/紅白ファン/40代)

 ただ出場歌手に関して言うと、
・RADの洋次郎さんは、負けたのは悔しいけど視聴者投票では白だったから嬉しい、という旨のツイートをしてました。大人だなあと思いました(Gさん/紅白ファン/20代)
・視聴者は怒り狂ってなくても、出場歌手は落ち込む人いたそうです。中間審査で勝ってたのに、最後負けたのは後半に歌った自分のせいだと(Aさん/紅白ファン/40代)

といった反応もあるようです。

 あとふるさと審査員についても、
・どうやって選出したのか説明がほしかったです。もし次回もやるのであれば、年齢層や地域に偏らずに選んでほしい(Bさん/紅白ファン/40代)
・タモリとマツコってどこのふるさと審査員だったのか(Kさん/一般/30代)

 という意見あり。実名テロップが出なかった辺り、もしかすると芸能事務所のエキストラか俳優の卵だったのかもしれないと私は推測していますが。


・最後に
 今回の紅白の感想、座談会メンバーにとっては以下の形に映ったようです。
・一番良かったステージはTHE YELLOW MONKEYKinKi Kidsがもっと時間長かったら悩んだところですけど、予想外に短くて。(Aさん/紅白ファン/40代)
・面白かったです。…が、今年は名ステージもありましたが「新しい試み」や間の悪さが混在していて悪目立ちしてる部分が多かったような気がします。全てがひっぱり過ぎだった気がします。MVPはステージの演出面で椎名林檎、ドキドキ感という意味ではAKB48。(Bさん/紅白ファン/40代)
・伊集院光がコメントしてたのが結構腑に落ちた。自分はTHE YELLOW MONKEYが一番良かったです(Cさん/一般/40代)
・生で見てる分には展開が早かったり唐突感のあるところがあって、後味が悪い感じでしたが、見直したらそうでもないじゃんという感想。私は土屋太鳳のダンスが想像以上に良くて涙しました。(Dさん/紅白ファン/30代)
・評価が難しい。第64回にしようとしてなりきれなかった紅白、タモリとマツコの部分はぶっちぎりで紅白見てきて不快な演出だった。ベストアクトはRADWIMPS。98年のラルク以上。(Eさん/紅白ファン/20代)
・一個一個のステージや企画は面白いものもありましたが、上手くまとめきれていなかった印象です。個人的にはうたコン超拡大版みたいな感じが、ちょっとしました。雑多な年であった2016年の象徴としては、非常にその年らしい紅白だった気もします。ベストアクトは椎名林檎。オリンピックへの並々ならぬ思いが、一旦結ばれた感じがしました。東京事変の復活も嬉しかったです。どこかSMAPへの餞けにも感じました(Fさん/紅白ファン/10代)
・面白いかどうかは一言では言えない感じですね。一人でじっくり見返す分には面白かったですけど、家族と一緒に見てた時は空気が微妙だった場面もあったような印象です。(Gさん/紅白ファン/20代)
・去年よりはゆったり聞けた気がするので良かったかなとは思いました。曲は知らなかったですが椎名林檎は解散していくSMAPへの思いとどこか重なるところがあってグッときましたね(Hさん/一般/30代)
・歌がゆっくり楽しめて面白かったと思います。ベストアクトはTHE YELLOW MONKEY高橋真梨子。あと天童よしみのバックにいる本田望結ちゃん(Iさん/一般/20代)
・面白い部分とそうでない部分がありました。全体的に間延びした印象がありました。ベストアクトは個人的に好きなステージという点ではX JAPAN、期待よりも遥かにスゴいものを見せてくれたという点では大竹しのぶさんですね。三山ひろしさんのけん玉を駆使したステージもベストアクトに入れていいぐらい面白かったです(Jさん/一般/30代)
・今回の紅白、いつも以上に時間が過ぎるのが早かった気がします。MVPは決められないですが、演出としてはAKB48三代目J Soul Brothers市川由紀乃がよかったですかね?(Lさん/紅白ファン/10代)


 また、紅白らしさとは何かという話題も私から問いかけてみました。ちなみに個人的には、”紅白は音楽番組の枠だけに収まらない大きい番組””ドキュメンタリー番組的な要素に近い””普段音楽を聴かない人でもチャンネルを合わせる総合番組”と考えています。
・紅白らしさって、見る人それぞれですからね。最近のジャニーズファンなら白組圧勝じゃないと紅白らしくないと言うかもしれませんし。(Aさん/紅白ファン/40代)
・紅白って1年の総決算を歌や演出で表現することも一つの側面だと思うんです。あとは家族でツッコミを入れながら紅白を見るのも一つの醍醐味かと。何だこの演出はと毒吐きながら見るのも含めて(Bさん/紅白ファン/40代)
・紅白っていつも同じベテラン歌手が出ていて、ていうイメージがあるんじゃないですかね、一般層にとっては。今年その傾向一気に変えてきた印象はあります(Cさん/一般/40代)
・家族みんなで年末に団欒して楽しめる歌番組ってのがらしさなんでしょうが,もうそんな時代でもないでしょうからね。変わっていくのはしょうがないです。(Dさん/紅白ファン/30代)
・一年間のエンタメの総決算的なお祭りでありながら、きちんとある程度洗練もされているって感じですかね。あと、様式美というのはありますね(Fさん/紅白ファン/10代)
・音楽だけではなくカルチャーも紹介する番組だなぁとは思いますね。音楽番組にとどまらないと言うのはその辺だと思います。家族団欒で楽しむ番組から、TwitterのTLが盛り上がればそれでいいという番組へシフトして行っているのかな、と今回の紅白見て思いました(Gさん/紅白ファン/20代)
・家族で楽しんで見れる紅白がこれからも観たいです(Iさん/一般/20代)
・ジャンルや年代の壁を超えた、歌番組の最高峰であることが紅白らしさだと思ってます(Jさん/一般/30代)
・紅白は一年の音楽業界のまとめみたいな感じかなーと思うんですよね。だから、正直言うとあまり過去曲歌うことに肯定できないんですよね...。根本的な紅白の意義は、変えてはいけない気がしますね(Lさん/紅白ファン/10代)


 普段より読みにくい部分もあるかとは思いますが、いかがだったでしょうか。こんな感じで当ブログも少しずつ移り変わっていくわけです…。それはともかく、どんなに番組の内容が大きく変わろうとも大晦日にNHKで紅白歌合戦が放送される、この文化は戦後日本の伝統として永く続いて欲しいと切に願います。




kouhaku19510103 at 02:18コメント(16)第67回(2016年)紅白歌合戦 

2017年01月03日

 次のステージに入る前に、坂本冬美の作詞作曲表記が間違っていたとの訂正が武田アナから入ります。ところで坂本九の映像は誰も指摘しなかったのでしょうか…。そこも個人的には少し気になります。

氷川きよし(17年連続17回目/第51回/2000/39)
「白雲の城」(2003/松井由利夫/水森英夫/13年ぶり2回目)
〜熊本城から生中継 復興を願う「白雲の城」〜

 4月に起こった熊本地震、全壊8000棟以上という大きな被害を受けました。同じ九州出身の氷川さんが、被害に遭った益城町を訪ねた映像が流れます。
”本当に 胸が痛みます”
”結構揺れました 怖かったです” 抱いているのは地震直後に産まれた赤ちゃん。
一方熊本城。石垣が崩れるなどの大きな被害は復旧まで20年。地元の人たちの修復作業が進みます。
”少なくとも元の姿に早く復旧していきたいというふうな気持ちですね”
”ただそれだけで今 復旧作業やっております”(熊本市経済観光局・津曲俊博さん)
”20年 すぐですよ くよくよしてられないですよ”
”熊本城400年の歴史の中で何回被害にあってますか”
”そのたびに復元してきてます そういう歴史の城です”
”だから たった20年です”(熊本観光ボランティアガイド・三好泰子さん)
熊本暮らし人まつり・水あかりでは、願いを込めて書き込んだ竹灯籠に明かりをともします。
””九州魂” 自分自身に負けんばい!!”と、氷川さんもメッセージを残します。からしれんこんとめんたいのイラストとともに。
 熊本城をバックにした中継が歌前にも入ります。後ろには地元の人々が大勢集まっています。「負けんばい!」「くよくよせんばい!」という言葉に、自分自身がパワーを頂いたと話します。一方NHKホールではくまモンが力強く復興をアピール。そして曲紹介するのは熊本出身の武田アナ。
 「熊本は私のふるさとです。家族や親戚や友達がいます。育った家もあります。思い出の景色もあります。そんなふるさとが、震災で大変なことになってしまいました。今も先が見えない苦しい思いをしている人がいます。遠く離れていても、ふるさとの姿を心にやきつけ、思い続けていきます。がんばるばい、熊本。氷川きよしさんで「白雲の城」、お聞きください。」
 熊本出身の歌手は他にもいますが、よくよく考えるとこの人も福岡・同じ九州なので縁はあります。復興のメッセージが書かれた灯籠が無数に飾られる中でのステージ、バックには熊本城。被害に遭った全ての人たちに捧げるように歌う「白雲の城」は、間違いなく13年前以上の風格が備わった素晴らしい内容に仕上がっていました。体全体を使って熱唱する氷川さんの姿と表情は、ここ数年の紅白でもなかったもの。文句なしの名ステージでした。今回の紅白における中継の多さは気になりますが、ステージそのものは全てクオリティ高いものに仕上がっています。(3分7秒)

(ウラトークチャンネル)
 源さんをスタッフが迎えに来ました。というわけでここで退席。「どのくらいの方が聞いたんですかね」「多分8人くらい?」「8人ありがとう!」バナナマンがいる限り源さんのウラトークも恒例になりそうです。源さんとバナナマンのつきあいは10年近く、こちらも乃木坂46同様身内同然といった勢いでしょうか。
 三好さんの言葉にバナナマンの2人も大きく感銘を受けたようでした。私も同じ感想です。くまモンが登場するシーンでは、どのアクセントが正しいか少し考えていた模様。ステージはボケることなく、しみじみ。氷川さんの歌唱には「カッコいい!」と3人とも大絶賛。


宇多田ヒカル(初出場/第67回/1998/33)
「花束を君に」(2016/宇多田ヒカル/宇多田ヒカル/初)
〜「とと姉ちゃん」主題歌 ロンドンからの生中継〜

 主題歌となった『とと姉ちゃん』ヒロインの高畑充希がこの曲に関する思い出と背景を語ります。共演者のクランクアップを見送るたびにこの曲の中で花束を渡していて最後に自分が渡された時は感極まるものがあったこと、母親に向けて書いた曲であることを話していました。
 ロンドンにある中継地点は、「Addicted To You」のPVをちょっとだけ思い出させるような光景のスタジオ。マイクに向けて歌う彼女の姿は、とても優しく温かく。でもどこか切なく。緊張の色も少し見える部分が余計に人間味を思わせます。でもやはり紅白で宇多田ヒカルが歌う姿は、デビュー当時のことを考えるとやはり夢のようにも感じます。
宇「大変貴重な体験をさせて頂きました。ありがとうございました」
高「(少しの間)お久しぶりです、高畑です」
宇「あっ…お久しぶりです…」
高「すごく素敵でした」
宇「(少しの間)今年はご縁があってすごく嬉しかったです」
高「こちらこそありがとうございました」
有「宇多田ヒカルさん、どうもありがとうございました!」

歌い終わった後の2人のやり取りは予定されていなかった場面だったのか、とんでもなくぎこちなかったです。ただこれもあらためて見ると、今回の紅白を象徴している1シーンなのかもしれません。(4分8秒)

(ウラトークチャンネル)
 毎朝『とと姉ちゃん』を見ていた日村さん。別の仕事の時に『とと姉ちゃん』を撮ってる場面を見てテンションが上がったという話を設楽さんが歌前に披露します。
 日村さんが歌うのを見て「とど姉ちゃん」と言う設楽さんでした。本当に『とと姉ちゃん』を楽しみに毎日見ていたんだなぁと分かる日村さんの語り。宇多田さんの歌のうまさを見て、そういう人生はどんなものだろうとしみじみ話す設楽さん。「あれ?」とつぶやいた橋本アナ、時計は11時25分。「もう寝なきゃってこと?」とボケつつも、あと20分で放送が終わることに3人ともあらためてビックリ。


石川さゆり(33年連続39回目/第28回/1973/58)
「天城越え」(1986/吉岡 治/弦 哲也/2年ぶり10回目)
〜これぞ日本文化の粋 「天城越え」スペシャルVer.〜

 舞台袖下手側に紅組歌手が勢揃いします。大きな変化のあった紅白歌合戦ですが、紅白のトリならではと言えるこの光景はまだ変わることなさそうです。紅組トリの曲紹介をする架純ちゃんの後ろに立つのは高橋真梨子大竹しのぶの両ベテラン。その横では東京都庁から戻ってきた椎名林檎の姿も。
 「天城越え」を歌うのは10回目、紅白史上初になります。何度も歌っている楽曲ですが、文楽を混じえるのは今回が初(文楽 人形遣い:吉田和生)。メインステージでは和の雰囲気の演奏で文楽が繰り広げられ、その音に乗せられてルーフステージで歌われる1番前半はほとんどアカペラに近いテイスト。これも史上初のアレンジになります。サビ以降は文楽の音が入るも従来通りのアレンジ、これはいつも通りの素晴らしさ。初めてと言えば、トリのステージがメインでなくルーフステージ・2階席の前で歌うのは今までないこと。むろん舞台にビジョンが入るのも初めて。2番サビで赤い紙吹雪が入る演出も、よくよく考えると記憶がありません。
 大熱唱は至極当然いつも通り、極めて高いレベルの名ステージですが、2コーラス止まりなのもいつも通り。欲を言うとやはりここは史上初のフルコーラスにしてほしかったという思いが強いです。紅白最後の出場か、あるいは大トリで歌う時までとっておく形なのでしょうか。(3分48秒)

(ウラトークチャンネル)
 宇多田さんと高畑さんがトークしている間にさゆりさんがルーフステージにスタンバイ。小声で呟きます。その直後紅組トリということに気づき、時間の早さにビックリするバナナマンの2人。
 歌うさゆりさんとウラトーク席の距離は12mほど。「カッコ良い」「うわー」の声が連発。いつものサビラストは「越えたーー!!!」。紙吹雪の演出は、ウラトーク席の目の前からも舞っている様子。


嵐(8年連続8回目/第60回/1999/33〜36)
「嵐×紅白スペシャルメドレー」
 「A・RA・SHI」(1999/J&T/馬飼野康二/7年ぶり2回目)
 「Happiness」(2007/岡田実音/Wonderland/7年ぶり2回目)
 「One Love」(2008/youth case/加藤裕介/初)
〜2016年の歌いおさめ 究極のヒットメドレー〜

 「歌の力って凄いと思います」と伊調馨がコメントした後に、大トリの嵐のステージ。第58回以降の紅白歌合戦は紅組白組関わらず下手側での曲紹介が基本になりましたが、白組トリの時だけは昔と変わらず上手側、白組歌手がバックに居並ぶという光景になります。メンバー5人が来年に向けてのメッセージを残します。
櫻井「一年の締めくくりのとき。皆さん一緒にですね、笑顔で来年を迎えたいと思います」
二宮「どんなときも前を向いて歩いていけばきっと、光が差すと思います」
大野「皆さんの心に希望と夢のかけらが少しでも宿るよう、精いっぱい歌います」
松本「2017年が皆様にとって、夢がかなう素晴らしい1年になりますように」
相葉「皆さんの素晴らしい歌の力のおかげで、なんとかここまで司会を務めさせて頂くことができました。夢は、人が前を向いて生きるために絶対に欠かせないものです。僕たち5人、嵐5人。歌で届ける夢が皆さんの心に届いて明日の力になりますように」

 ここでの進行と曲紹介は先ほどと同様、紅組司会の架純ちゃんが務めます。大トリと司会両方務めたのは第21回の美空ひばり以来ですが、その時の曲紹介は白組司会の宮田輝アナ。もっとも宮田輝アナは総合司会、あるいはNHKの顔としての存在感が強かったので違和感は全くなかったはずです。第49回(1998年)当時では、紅組司会が白組側に移動して白組歌手を曲紹介すること自体異例という演出でしたが、時代も変わったものです。過去5回司会を務めた時の嵐は紅組司会の曲紹介も多かったですが、これが大トリとなるとどうなんでしょうか。初司会にしては荷が重すぎる気もしましたが、架純ちゃんの曲紹介は全くよどみなく、大変立派で素晴らしい内容でした。
 紅白では妖怪ウォッチのコラボなどでも歌われている「A・RA・SHI」ですが、嵐のステージ単体で考えると初出場の第60回以来2回目の歌唱。前回の「ギンギラギンにさりげなく」は筒美京平作曲のナンバーが初めてトリになるパターンでしたが、馬飼野康二が作曲した曲がトリに選ばれるのは今回で2回目(MARK DAVIS名義で第62回・SMAP「オリジナル スマイル」がありました)。「Happiness」は7年前初出場時は客席に移動して初々しく歌っていましたが、今回はカメラに向かって盛り上げるという演出。
 今回は2曲が前置きという形で、実質的には「One Love」で大トリという形と言って良かったかもしれません。パイプオルガンの演奏から入る演出が非常に素晴らしいです。緑の木々に白い花、青い空。とてもカラフルなセットをバックに歌う嵐の5人がとても映えています。ラストサビではハート型の白い紙吹雪、出場歌手全員が集まって手を振ります。司会も頑張った相葉くんの目には大粒の涙。良かったのではないでしょうか。ただ8回目の出場にして嵐はついにその年のヒット曲が入らない形、ジャニーズ事務所全体で考えても新曲はSexy ZoneのみでジャニーズJr.の出演もなし。ジャニーズ事務所が今回の紅白で得たものはかなり大きいと思いますが、失ったものも案外少なくないような気がしないでもなく…。(5分42秒)

(ウラトークチャンネル)
 「カッコ良い」という言葉が目立つ放送席、相葉くんへの労いの言葉も。ただバナナマンは「Happiness」を歌ってる最中にメインステージへ向かうため退席。というわけでここからは放送作家のオークラさんにマイクが渡ります。ついでにずっとサポートしていた雨宮萌果アナウンサーも参加して頂く形に。
 「感動しました」と開口一番雨宮アナ。今日のバナナマンのテンションについてはオークラさん、「いつも通りじゃないですか」とのこと。「One Love」のステージをあらためて解説。目の前で舞うハート型の紙吹雪にはオークラさんもビックリ。機械が真横にあるので思いっきりその音が入っております。手を振ってくれているバナナマンの位置の情報も入れて、ラストは「素晴らしい!」で締めました。


 舞台上に集まる出場歌手の面々、松田聖子天童よしみと、その向こうにいるYOSHIKIに握手。会場投票はペンライトを掲げてどちらかの色に光らせる形。票数を数えるのは麻布大学野鳥研究部。今回はボール審査という形、箱の前に立っているのはくまモン渡辺直美。ふるさと審査員は全員でボール1個の形のようです。例年通り全ステージのハイライトが流れた後に結果発表が始まります。ワイプが流れるのもいつも通り。山本彩は一つずつ全部に笑顔を見せるなどのリアクションをしています。
 結局タモリマツコ・デラックスは姿を現しませんでしたが、とりあえず挨拶。直後いよいよ結果発表。
 視聴者審査は大差で白(2527724 vs 4203679)。会場審査もやっぱり白(870 vs 1274)。くまモンがテンション高く白のカゴにボールを2個ずつ、計4個入れます。ちなみに白のカゴを持っているのは直美さん。両司会にボールの入ったカゴが渡されます。1個ずつ投げて最後まで投げた方が勝利。
 過去の紅白でも、大体会場審査や視聴者審査で有利な方が最終的には勝ちを納めるものです。ですのでどう考えても白組圧勝かと思いきや、両者なかなか投げ終わりません。ボールを投げるタイミングと武田アナが読み上げるタイミングがずれてきました(まあこれは2つ目の時点でそうなんですが)。そうこうしているうちに相葉くんの表情が険しくなり、投げるボールが無くなってしまいました。笑顔で投げる架純ちゃんの方はまだ残ってます。というわけで合計すると9 vs 6、2年連続紅組勝利。会場どよめき。”ウッソー!”との声まで挙がります。白組歌手だけでなく、当の紅組歌手までもが驚きのリアクション。草刈正雄から渡される優勝旗を受け取った架純ちゃんは、「えっ?どういうこと?」「ビックリしました。てっきり白組が勝つかと思っていたので」ということで完全に事態が把握出来ていない様子。なお今回はゲスト審査員が1人1個、ふるさと審査員は6人で1個という配分だったようです。
 ラストは平尾昌晃先生の指揮で「蛍の光」。横にいるDJ KOOが派手な服装と美味しい位置で目立ちまくってます。ジャニーズ事務所の方々は基本東京ドームに移動している時間帯ですが、KinKi Kidsの2人は残ってくれています。バナナマンの2人は全力で歌ってますね。乃木坂46橋本奈々未はここでもクローズアップされています。AKB48メンバーの立ち位置はここでも順位ごとに決まっているのでしょうか(前列2人が1位・2位でした)。全員が歌い終わって、いつもならここでゆく年くる年になりますが、なぜか尺が30秒余っています。

マツコ「結局何も見れなかったね、でも楽しかったね」
タモリ「楽しかったよ」
マツコ「お父さんほら、(警備員に)色々お世話になりました、ありがとうございます」
タモリ「いい記念だよ、絶対経験できないよ」
タモリ「これ帰る途中で年が明けるな」
マツコ「家でゆっくり年越ししたかった…」

結局タモさんとマツコさんは何も見れなかったものの、なんだかんだで楽しんだ模様です。おそらくこんな終わり方する紅白歌合戦は、前代未聞ではないでしょうか。何十年先に過去の紅白が振り返られる際に、「こんな紅白もありました」という形で取り上げられそうな気がします。なお8k映像の方では再びNHKホールにカメラが戻り、両司会の挨拶が終わったところまで放映されました。その内容はとりたてて特筆すべき事項がないと言うより、あまりの審査結果に動揺しまくった状況で何も思い出せないというのが正直なところですが…。

(ウラトークチャンネル)
 会場審査ですが、「ライトがついたり消えたりしちゃってて…」という具合でお客さんは戸惑っている様子。「野鳥の会の皆さんが…」「野鳥の会じゃないです、麻布大学野鳥研究部の人たちです。雨宮さん、嘘は言っちゃいけませんよ」結構マジなトーンで橋本アナが後輩の雨宮アナに注意します。
 ハイライトでは、PUFFYのステージが流れた瞬間に西川さんのことを思い出していました。「もうちょっと喋ってくださいバナナマンの代理なんですから」とオークラさんにも注意。そんな形で振られて、今回の紅白歌合戦の感想をあらためて語ります。
 結果発表されたところで、審査の詳しい内容を説明する橋本アナ。雨宮アナは驚いていましたが、進行する橋本アナはあくまで冷静を装っています。ちなみに雨宮アナがここにいるのは、1月からバナナマンと番組をやるため。というわけで『バナナ♪ゼロミュージック』を宣伝。最後は橋本アナ他3人が挨拶して締めます…「まだあるよ、まだあるよ」の声が後ろから。タモさんとマツコの中継が入ることで、大混乱したまま無理やりもう一度締めるのでありました。
 




kouhaku19510103 at 03:01コメント(17)第67回(2016年)紅白歌合戦 
松田聖子(4年連続20回目/第31回/1980/54)
「薔薇のように咲いて 桜のように散って」(2016/YOSHIKI/YOSHIKI/初)
〜YOSHIKIと聖子 夢の初共演〜

 相葉くんも進行を間違えたり噛んだりで大変ですが、架純ちゃんもYOSHIKIの名前を噛んでしまう進行で負けていません。というわけで作曲したYOSHIKIがコメント。「日本という言葉を意識して」作ったとのこと。また、前回の紅白で2人が再会したことがキッカケで生まれたというエピソードも架純ちゃんが紹介。
 メインステージでYOSHIKIがピアノ演奏、聖子さんはルーフステージで舞台に向けて熱唱。滞在していた香港でハプニングがあったためリハにYOSHIKIが間に合わず、その結果ほとんどぶっつけ本番のステージだったようですが、やはりそこはお互いプロ。全くそんなことを感じさせない、見事なほどに息の合った内容。美しいメロディー・丁寧な歌唱・奏でられる澄み切ったピアノの音・無数のペンライト。フルコーラスで、とても美しいステージを展開していました。歌終わりに聖子さんも感謝の挨拶。(4分20秒)

(ウラトークチャンネル)
 ワイプでウラトークチャンネルが映ります。出演者3人手を振ります。「第3のバナナマンです〜」の後に本物の?第3のバナナマン・大倉さんのお話。
 聖子さんの位置、YOSHIKIと向かい合わせのステージで静かに興奮する放送席。オープニングのプラカード担当が聖子さんと源さんだったということで、「白組の松田聖子だよ!」と源さんに。聖子さんもYOSHIKIもオーラがすごいという話、YOSHIKIの帰国がギリギリで急遽今朝リハーサルとしたという話もしていました。2番からペンライトがついて綺麗だという光景。「大倉さんもすごい綺麗です」と設楽さんの後ろで両手にペンライトを持つ放送作家・大倉さんの話を振る源さん。曲の中盤〜後半はほとんど大倉さんの話に費やしていました。高価なプレゼントを源さんがラジオ出演するたびにしているようです。大豆に目を描いて頭がファッとなって丸メガネかけてアゴにヒゲを生やせば大倉さんになるみたいです。


 このタイミングで、ゴジラがNHKホールに到達したようです。ご丁寧に真っ赤なライトと演奏まで用意されます。「ここは戦いましょう」という架純ちゃんの一方的な進行で渋谷紅白迎撃作戦開始。
 総合司会の武田アナが現地からレポート(多分録画だとは思うのですが)。ゴジラがNHKホールの目の前にまで近づいています。良質な歌が効果的ということで、勢いのある歌がいいのではと架純ちゃんが提案。そこで名乗りを上げるのはピコ太郎
 ルーフステージに立つピコ太郎が、50人の混声合唱団を従えて第九を混じえた「ペンパイナッポーアッポーペン」を披露します。ゲスト審査員が大ウケあるいは驚いている表情も映ります。前日はレコ大で世界的なトランペット奏者も加えたオーケストラバージョンも披露していて、どんどんバリエーションが増えています。そのうちPPAPだけで一枚のアルバムが出来そうです。なお今回の紅白でPPAPの披露は3回目。同じ曲を1回の紅白で3回も披露というのも過去にない記録。出場歌手として選ばれるよりも使いやすい、というと語弊はありますが確実に活躍しているような気がします。第九を他の曲に混じえるアレンジは過去の紅白でも「スーダラ伝説」(第41回・植木等)、「蛍の光」(第41回・第42回)などでやってたりしますが。
 「効いたかな?」とかわいく決めた結果は、意外に?なかなか効果があったようです。「一気に畳み掛けてください!」と武田アナがリポートします。司会者2人のやりとりの末、確認のため中継を戻すと、なぜか急にPPAPを披露する武田アナの姿。"I have a microphone, I have Godzilla, Godzilla microphone!"(ゴジラマイク!)、なんてことをやったせいでゴジラの口から光が発生。
 どうやらゴジラを怒らせてしまったようです。大変まずい展開になりました。慌てる2人にステージ上のYOSHIKIが声をかけます。「相葉さん、有村さん。僕たちが止めます…」

(ウラトークチャンネル)
 ゴジラの来襲にウラトーク席も混乱。リポートに橋本アナ、思わず「何言ってるの武田さん」と口走ります。
 ピコ太郎のステージ。第九のコラボに「カッコ良い!」との声。ピコ太郎の歌が効いたという流れ、源さんは「どちらかと言うと第九だったんじゃないか」とやや冷静。なおこのセクション、先輩にも関わらず橋本アナは素で呆れたり文句を言う場面続出でした。


X JAPAN(2年連続7回目/第42回/1985/47〜51)
「紅」(1989/YOSHIKI/YOSHIKI/24年ぶり2回目)

 ピアノ演奏にヴァイオリンも加わる荘厳なオープニングの後に放たれるTOSHIの叫び。「ゴジラを倒すぜー!!」まさかの展開。生演奏のバンド、8K映像で見た音圧は明らかにX JAPANがトップでした。本当にこれで良かったのかどうかは分かりませんが、確かにこれでゴジラを倒すとなると納得度は結構高いような気がします。紅白に連続出場するだけでなく、よくこんな役回りまで引き受けたものだと感心してしまいました。次回の紅白も期待したいです。ところでアルバムはいつ出るのでしょうか。(4分4秒)

(ウラトークチャンネル)
 「ゴジラを倒すぜー!!」に大ウケする放送席。イヤホンを外して聴くバナナマン、日村さんはいまだにサビを原曲キーで歌えるようです。設楽さんは何度も「凄くない?」連発していました。


 X JAPANのステージによって、ゴジラは凍結。無事、歌がゴジラを封じて作戦成功した形。良かったですね。矢口官房副長官・巨大不明生物特設災害対策本部事務局長兼務進行のもと巨災対メンバー勢揃いで記者会見が開かれ、それを報告。大谷選手も「止まって良かったです」とコメント。そして映像の衣装のまま武田アナがホールに帰還。間近で見たゴジラはすごい迫力と匂いがキツい、なおPPAPについては後悔していないようです。「これも報道の使命ですから」というのは少し違うような気もしますが。
 なんてことを話してたら、ゴジラが凍結したはずなのにまた緊急の警報。ビートルズの映像が流れます。そういえば初来日はちょうど50年前のことでした。なんとポール・マッカートニーが紅白にメッセージを残してくれたようです。
”やあ 皆さん ポール・マッカートニーです”
”紅白歌合戦をご覧の皆さんにとって”
”来年が良い年になることを心から祈っています”
”今夜 出演されているアーティストの皆さんも”
”すばらしい時間を 楽しんでください”
”そして 輝かしい新年を迎えてください”
”実は2017年 日本に行く予定です”
”その時に会いましょう!”
花の後ろから出てきてビデオレターを残し、また花の後ろに隠れるという映像でした。ということで、2017年は来日の予定があるそうです。ライブでしょうか、それとも相撲でも見に行くのでしょうか。ついでに言うとX JAPANのアルバムはいつ出るのでしょうか。さすがにこのメッセージについては前情報もなかったのでビックリしました。「ただでさえバタバタしてるんだから」という相葉くんの一言は偽らざる本音でしょう。それにしても一体何が本当で何か嘘なのか、だんだんよく分からなくなってきました。

(ウラトークチャンネル)
 「Xのおかげだよね」「完全にそうです」「まさかだったね」源さんは「さっきのタモリさんのフリージャズも最高だった」とも。なお武田アナについては「明日からどう声かけようかと」とのことでした。
 ポール・マッカートニーの映像には、一同ビックリ。花の後ろに隠れるポールについて「かわいい」との感想を残していました。


高橋真梨子(2年連続5回目(ソロ4回目)/第25回(ソロ第35回)/1973/67)
「ごめんね…」(1996/高橋真梨子/水島康宏/初)
〜芸能生活50年 最大のヒット曲「ごめんね…」〜

 「今まで辛いことや苦しいこともあったと思うけれど、今となっては全てが幸せな思い出になっていて、苦労などはほとんど思い出せない。歌えることとは、それほど私にとって幸せなことなのです。場所がどこであれ、私はただ、歌うことだけをしてきました。そして私はこれからも変わることなくこうしていくことでしょう。それが私のやり方なのです」
 上記のメッセージを架純ちゃんが読み上げた後に、ステージに入ります。自身最大のヒット曲かつ素晴らしい名曲ですが、こんなバタバタした展開の後だと前回の紅白で和田アキ子が歌った「笑って許して」みたいな状況にも見えます。ペドロ&カプリシャスのボーカルとして出場した時を含めると5回目の紅白ですが、平成の持ち歌を歌うのは今回が初めて。
 歌唱の方は20年前と比べるとさすがに声量落ちていますが、それでもやはり流石の熱唱。普段のホールのコンサートをそのまま持ってきたようなステージで、思わず聴き入ってしまいます。素晴らしい貫禄。そういえば、よくよく考えると和田アキ子も島倉千代子もこの年齢まで紅白に出場したことはありません。この人はまだまだ現役バリバリ。今後も末永く紅白で顔を見せて欲しいところですね。秋本治先生も歌終わりに、「とても綺麗な歌声で感動しました」と簡潔にコメント。(3分48秒)

(ウラトークチャンネル)
 出場歌手はなかなか他の人のステージはやはり見れないという話を歌前に。ステージはこれまた聴き入る内容。「本当に紅白っていいなぁ」としみじみ。『うたコン』に出ている源さんも紅白は特別という話をしていました。この場で『バナナ♪ゼロミュージック』出演交渉も。
 2番になってからはケンドーコバヤシの誕生日会に源さんが行った話。ネゴシックスとかバイキング・小峠英二とか芸人だらけ。ハリウッドザコシショウのファミコンものまねをずっと見ていたそうです。あとはまあお互い適当に。一緒に旅行行きたいと言いつつも忙しい、体調不良でもないと休めないという話でした。


 ゴジラの方は解決しましたが、ふるさと審査員問題はまだ解決していません。そんな2人はロビーの椅子に座ってます。
タモリ「なんか疲れたね」
マツコ「お父さん、もう…いいや私もう」
タモリ「どうしたんだ、お前?」
マツコ「もう見なくていいよ、お父さん」
タモリ「あー、もうお前あれだよ、11時過ぎたよ」
マツコ「帰ろう、もう」
タモリ「帰ろうか。さっきなんかゴジラ…」
マツコ「ゴジラいなかったさっき、何だったの?」
タモリ「見れなかったよなぁ」
マツコ「見れなかった、もうゴジラ〜」
タモリ「ポール牧からのメッセージ…」
マツコ「ポール牧じゃない、お父さん。ポール・マッカートニーだって。ポール牧さんもうメッセージできないから」
タモリ「帰ろうかもう、入れないしさぁ」
マツコ「だってあの人たちが入るなって言うんだもん」
タモリ「方向も全くわからない、少し漏れ聞こえてくるだけ」
マツコ「ごめんねー、って言ってた」
タモリ「誰が?」
マツコ「分からない、ごめんねって」
タモリ「謝ってたの?」
マツコ「謝ってた」
マツコ「アメ横でカニ買って帰ろうよ!」
タモリ「タラバ買おうよ」
マツコ「タラバ今年高い」
タモリ「高いんだよなぁタラバなぁ」
マツコ「タラバが今年捕れないんだって」
タモリ「正月タラバ食べないとさ、気分出ないじゃないお前と、カッと…」
マツコ「だってお父さん、そう言いながら、なんであんなにバカみたいにカニばっかり食べてるのよお正月」
タモリ「だって正月はカニだろ」
マツコ「今年は4本足食べさせてよ。お父さんいつも7本食べてる」
タモリ「行こうか、もう」

マツコはもう嫌気が指してきたようです。ゴジラも見れなかったようで不満顔。ポール・マッカートニーをポール牧と間違えるタモさん、「ごめんね」をネタにするマツコ。で、タラバガニの話。一体これは何の時間なんでしょうか…。

(ウラトークチャンネル)
 源さんは年明けにも早速仕事、バナナマンもお台場方面で年明け早速アンガールズ田中と仕事するという話。映像は「2人って全然ちゃんと見ないんだ」「2人だからもつよね」「パイプオルガンは入れたけど客席には入れないw」さすがにタラバガニの話には呆れつつツッコミ入れるという展開。


THE YELLOW MONKEY(初出場/第67回/1991/49〜53)
「JAM」(1996/吉井和哉/吉井和哉/初)
〜再集結してテレビ初披露 希望を歌う名曲「JAM」〜

 イエモンの曲を昔からよく聴いている櫻井翔がここで登場。吉井さん曰く、紅白出場が夢だったと歌前にメッセージを残します。その後櫻井くんがイエモンの魅力と「JAM」の楽曲の内容を分かりやすく話します。どちらが司会なのか分かりません。たださりげなく櫻井くんが相葉くんの背中に触れてエールを贈っていた光景はあらためて特筆したい所です。
 おそらくヒット当時だと前半か良くても後半2番手辺りで、CD音源という形で演奏も結構カットされて披露する形になったかと思われます。ところが期待されて満を持して20年経ってようやく立った紅白では生演奏・フルコーラス(アウトロなどはカットされていますが)・トリ2つ前。思いっきり名ステージになりました。そう考えると、世の中は本当に何が起こるか分からないものだなぁとしみじみ感じます。NHKが意図した結果なのかどうかは分かりませんが、なんだか今回の紅白歌合戦を象徴している楽曲のように聴こえたのは私だけでしょうか。だとするとものすごい選曲だと思うのですが…。(4分43秒)

(ウラトークチャンネル)
 「JAM」はX-GUNの西尾さんがカラオケでよく歌ってたという話。相方の嵯峨根さんはもう寝てるんじゃないかとも話していましたが。「全ての西尾さんに捧げます」と歌が始まる直前までX-GUNの話に終始していました。
 本物を前に、X-GUNの西尾さんをイメージして日村さんが歌うという展開。熱唱する日村さん、大きい声なので源さんが思わず心配して後ろを見る、その光景を橋本アナが笑いながら実況しています。
 「紅白の衣装をラメのスパンコールの紋付きにしてイエローモンツキーにしようかと思ったけど却下された」というエピソードで、吉井さんの人となりも話していました。





kouhaku19510103 at 01:54コメント(0)第67回(2016年)紅白歌合戦 
 首相官邸地下通路の映像が流れます。大河内清次内閣総理大臣(大杉漣)を先頭に急ぎ足の一隊。ゴジラが現れるという切迫した状況、首相官邸からの撤退を進言するのは郡山内閣危機管理監(渡辺哲)。都民を置いて逃げ出すことは出来ないと言いつつも、最終的には撤退を決断します。
 ゴジラの前に無力に佇む矢口官房副長官・巨大不明生物特設災害対策本部事務局長兼務(長谷川博己)。その前に現れたのは巨大不明生物特設災害対策本部(巨災対)一同。
泉修一保守第一党政調副会長(松尾諭)「面白い意見がある」
間国立城北大学大学院生物圏科学研究科准教授(塚本晋也)「これは一つの可能性ですが、ゴジラの体内ではある一定の声量と良質なメロディー、そして人々の感動により生まれる振動エネルギーの周波数に共鳴すると。化学反応が起こります!」
森厚生労働省医政局研究開発振興課長(医系技官)(津田寛治)「その過程で体内で原子が崩壊し、急速な冷却が起こり血液が凝固する可能性が考えられます、結果、ゴジラの生態活動凍結も可能です」
矢口「つまり必要なのは良質な歌か…。チャレンジする価値はあるか?」
泉「しかし、問題はどうやってゴジラに歌を聴かせるかだ」
間「(手を叩く)そうか…紅白。ゴジラが進む先の渋谷では、NHKホールで紅白歌合戦をやってる!」
町田経済産業省製造産業局長(吉田ウーロン太)「確かにそれなら、良質な歌を大量に響かせて、ゴジラに浴びせられます」
袖原防衛省統合幕僚監部防衛計画部防衛課長(谷口翔太)「我々がゴジラを、NHKホールに足呼びします」
森「これを巨災対プランとして、総理に進言してください」

 作戦名は「渋谷紅白迎撃作戦」。なんだかよく分かりませんが、ゴジラを倒すには良質な歌が必要なんだそうです。泉のパイプで、NHKホールにいる両司会に緊急の連絡が入ります。現場の方にも、ここから歌とゴジラが戦う流れになります。イマイチ状況が把握できない相葉くんですが、「日本のために戦いましょう」と前向きな架純ちゃん。とりあえず先輩が来てるので先に進めるようです。

(ウラトークチャンネル)
 新しく撮ってるといることに感心しようとするも、一応目の前で起こっているという設定。少々戸惑いつつも演出に乗っかることに決定。屋上のシーンはどこから眺めているのかという話題、そして歌でゴジラを倒す、紅白にゴジラを呼び寄せるという進行に「え?」「は?」連発。会場に画面が切り替わって進行するシーン、「さあ、じゃないよ」


KinKi Kids(初出場/第67回/1997/37)
「硝子の少年」(1997/松本 隆/山下達郎/初)
〜今の2人の魅力で届けるデビュー曲「硝子の少年」〜

 そんな中で本番を迎える紅白初出場のKinKi Kids。光一くん「この曲は山下達郎さんにデビュー曲で頂いたんですけども、20年経っても30年経っても変わらず歌える曲だから、というふうに頂いたんですよね。ですからそれが、この20周年で、紅白で歌えることが、このことだなぁって」という話に、剛くんは「もう一語一句間違えることなく同じですね」。紅白出場もデビュー年も2年先輩であるV6の面々も登場。「ゴジラをよろしくお願いします」と岡田くんから託されます。「ゴジラに硝子の少年時代を思い出してもらいます」と光一くん。そして前年初司会のイノッチは「全然大丈夫だよ、トゥギャザーしてるじゃん!」と相葉くんにエール。やはり前の年と比べて、ものすごくリラックスしています。
 考えてみれば19年前にこの曲がヒットした当時の2人はまだ10代。最近は20代になってからデビューするジャニーズのグループも多々いますが、彼らはデビュー前から「Kissから始まるミステリー」などで歌の上手さ・楽曲の良さが広く知られていました。”ようやく””待望の”というフレーズがかなり使われたものです。昔と比べると、特に光一くんは声がかなり変わっている印象もありますが、名曲であるという事実は何ら変わりありません。光一くん、いや正確には達郎さんが言った通り、20年経っても全く色褪せることはありませんでした。それどころかバックダンサーも含めて大人な雰囲気を演出しているとともに、当時とはまた違うアレンジで生演奏。本当に素晴らしいステージでした。ただ欲を言うと折角の名曲、特にイントロや間奏などでカットされた部分が多かったので、もう少し長く聴きたかったかなという気持ちは正直あります。次回以降も紅白に出場するとしたらおそらくまた近いうちに歌われると思われるので、その時に期待。(2分47秒)
 ステージ終了後にゲスト審査員に話をうかがいます。キンキと同年代の村田沙耶香さんは、20年経って目の前で見られるとは思わなかったのでとても嬉しかったとコメント。春風亭昇太師匠は「普段僕の職場はですね、おじいさんとおじさんしかいないので圧倒されてます」「今日の出場歌手の皆さんに、座布団三枚です!」と綺麗に。自身が今川義元として演じる大河ドラマ『おんな城主 直虎』も宣伝します。そして視聴者投票の途中経過は、1694069vs2544745で相変わらず白組優勢。差は広がるばかりです。

(ウラトークチャンネル)
 橋本アナが最初に「硝子の少年」を聴いた時は高校生。なので感慨深いという3人でトーク。キンキの年齢は2人とも37、光一さんは明日誕生日なので38。何歳の時に歌ったという話にしようとしますが、橋本アナも後ろにいる雨宮アナも引き算が全然うまくいかないご様子。そして剛くんがウラトーク席に向かって手を振るシーンに、嬉しそうに反応する放送席でした。


Perfume(9年連続9回目/第59回/2002/27〜28)
「FLASH」(2016/中田ヤスタカ/中田ヤスタカ/初)
〜世界が驚く最新技術 ダイナミックVR〜

 ダイナミックVRを使ったステージとのことですが、浮かび上がる以外まるで説明できない架純ちゃん。そんな本編は、テレビだとまさしく宇宙に浮かぶような感覚の映像が繰り広げられています。毎回毎回最新技術を施したステージを紅白で見せているPerfumeですが、今回も例外ではありません。ダンスするメンバーの後ろのパネルと舞台上の映像を一体にして、2つの空間を大変うまく使ったステージを展開していました。相葉くんの説明によると「CGではなくLEDの映像で見る人に錯覚を起こして浮かんでいるように見せている」のだそうです。いずれにしても、先進的な発想と技術をいち早く取り入れるPerfumeのステージもまた、紅白歌合戦には欠かせない一大イベントとして欠かせない名物になっています。メリハリの効いた振り付けも、この演出でよりダイナミックに見えた印象もあります。パフォーマンスが素晴らしくてこの演出なのですから、もはや無敵です。次回紅白歌合戦出場だとついに10年連続、今から楽しみになってきました。
 ただ8kスクリーンの方では基本かなり遠くからの引きのショットだったので、映像が浮かび上がっているという感覚は全く分からなかったです。テレビでも引きだとタネは比較的分かりやすく見えている状況で、あとこのステージに限らずですがカメラが全体的に動き過ぎなので、撮り方が少し上手くなかった印象もあります。むしろ正面でカメラを固定させた方が良かったくらいかもしれません(ただそうするとメンバーごとのショットが撮れなくなるので難しいでしょうけど…)。おそらく会場にいる人も、映像そのものは凄く綺麗として実際何がそんなに凄いのかは理解しにくかったのではないでしょうか。でも何度も繰り返して見ると、この映像が本当に凝っていて細部にこだわって作られたということがよく分かります。映像・セット・ダンスいずれもズレると上記のようにピンと来ない部分も出るので、まさに紅白の歴史上トップクラスに難しい試みだったとも言えそうです。(2分40秒)

(ウラトークチャンネル)
 浮いているように見える映像に興奮する2人、「ねらわれた学園」のワンシーンを見ているようだとも。終始演出に驚きを見せていて、見入ってしまいます。なお設楽さんがかるたを手裏剣と間違えたのはご愛嬌。


 ところでタモさんとマツコはまだNHKホール内を彷徨っています。ずいぶん狭い通路からドアを開けた先は、なんとパイプオルガンがある所。ですので会場特に1階席上手側だと目の前にタモさんとマツコが見えるわけで、大歓声。というわけでここで見させてもらおうという形で席に座ります。
 後ろにある鍵盤、マツコが指で押すと音が鳴ります。タモさん、マツコ2人して勝手に弾きまくります。足からも音を出せます。それを聴いて警備員が駆けつけます。「何やってるんですか!危ないから出てください!」。でも2人は粘って、タモさん見事な演奏。下手側で待機してる司会者3人と星野源、呆然する3人の横で大笑いする源さん。後ろには駆け足のスタッフも映り込んだりして、色々と忙しないです。「フリージャズでしたね」と呟く源さんは明らかに状況把握している様子ですが、3人は台本上音は鳴っているけど誰が弾いているのかは分かってないという状況のもと進行。さすがにタモさんとマツコで気づかないという進行は設定上無茶が過ぎるような気もしないではないですが、とりあえず次に進みます。
 なおパイプオルガンがステージで演奏されるのは過去の紅白でもあまりないこと。21世紀だとザ・ドリフターズが出演した時の紅白少年少女聖歌隊で、変装したコロッケが弾いた第52回(2001年)、あるいは一青窈が「ハナミズキ」を歌った第56回(2005年)くらいでしょうか。勿論こういう形でパイプオルガンが使われたのは紅白史上初めて。というよりそういう発想にまず至らないというのが正しいでしょう。

(ウラトークチャンネル)
 「紅白見に来ててここ通ってたら焦るよ」と話す設楽さん、ドアを見た瞬間橋本アナは「これって…!」ホール内に表れる2人に、一同も驚き。パイプオルガンを弾く場面には更に驚き(特に橋本アナ)。「前代未聞だよ」と指したのは、パイプオルガンを弾く場面とスタッフが映り込む場面。


星野 源(2年連続2回目/第66回/2002/35)
「恋」(2016/星野 源/星野 源/初)
〜社会現象のドラマ主題歌 みんなで「恋ダンス」を〜

 当然ながらここで新垣結衣に振らないわけにはいきません。「久しぶり」「結構すぐ再会しましたね」という2人のやり取りが微笑ましいです。
 イントロの「こんばんは!星野源です!紅白!」の喋りがライブそのもの。歌中に何度も観客席に手を振る姿が何よりも素晴らしいです。1番Bメロから早速女性ダンサー4人も加わって、瞬く間に恋ダンス。相葉くんはやはりダンスが本職でもあるので、早々に一緒に踊ります。
 「日本の皆さん!踊ってますかー!」と高らかに宣言して2番に入ります。前回初出場時は1コーラス半だったので格段の進歩、まさに国民的ヒット曲に相応しい扱いです。ダンサーも途中から8人、倍に増えました。観客席で一緒に恋ダンスをしている2階席を映すカメラワークも秀逸。
 「そういう、そういう踊りもするんですね」と後ろのダンサーに話しかけた直後のダンスも見事。難度は先ほどのPerfumeと比べると決して高くはないのですが、表情や細かい動きなど総合して考えると決して簡単なわけでもありません。手拍子に「ありがとう!」と応えた後はいよいよラストスパート。カメラワークはステージから下手側へ。相葉くんが踊ってます。架純ちゃんも踊ってます。向かう先はやはりガッキー。座っている状況で戸惑いつつも、照れながら踊ります。その場面は、日本中の「かわいい」が彼女ひとりに集中した瞬間と言い切って良いでしょう。普通に踊るよりもかえって貴重でかわいいと感じさせる部分に、ガッキーの神っぷりが証明されています。もし次の紅白で司会でもしようものなら、それだけで紅組に入れる視聴者が多発するのではないでしょうか。
 歌以外でカットされる演奏はありましたが、歌詞について言うと2回目にしてフルコーラス。破格の扱いと言って良いですが、まさしくそれに相応しい素晴らしさで文句のつけようがありません。そのうち紅白では白組司会も務めるでしょうか、あるいはトリのステージでしょうか。今後の紅白、しばらく彼のステージが目を離せない素晴らしい内容になることは間違いなさそうです。(3分42秒)

(ウラトークチャンネル)
 バナナマンにとっては乃木坂同様、源さんも身内のようなものなので大声援。テンション高いです。実のところカメラに映ってるシーン以外、1番サビでも実はガッキー恋ダンスを踊っていた模様。一緒に歌ってる中で、日村さんはメロディーに♪星野源〜と入れたりしてかなり自由な雰囲気。ラストはほとんどひたすら名前連呼してました。


大竹しのぶ(初出場/第67回/1976/59)
「愛の讃歌」(1950/Edith Piaf、松永祐子/Marguerite Monnot/初)
〜自らを救った歌 女優の鬼気迫る歌声を〜

 舞台『ピアフ』で、女優としてエディット・ピアフを演じる大竹さん。25歳で最初の結婚をして5年後に最愛の夫を亡くした時に、救いを求めて何度も歌ったのがこの「愛の讃歌」だったそうです。
”泣きながら「愛の讃歌」を歌って 力をもらってた”
”私が救われた歌を歌って 見た人が救われたらうれしい”

 ここで曲前に登場するのは松本潤。大竹さんの人となりを紹介した後に歌詞の一節を朗読。そのまま曲紹介も担当。
 黒いドレス、薔薇をイメージしたセットで歌われる声は、女優やタレントとして喋る歌声とは全く違うもの。迫力ある低音、非常に伸びのある高音。この舞台と楽曲、エディット・ピアフへの敬意を体全身で表していました。歌い切った後に起こる拍手がその凄さを証明しています。文句なしの名ステージです。ここ4年美輪明宏が紅白でこういうポジションを確立していましたが、もしかすると次回以降も紅白で彼女の姿を見ることが出来るでしょうか。あるいは彼女でなくとも、俳優枠・ミュージカル枠は紅白に必要な要素なのかもしれません。歌唱後マツジュンとハイタッチ。「とても緊張しましたけど、年の最後にピアフの想いを伝えたられたらいいなと、気持ちを込めて歌いました。ありがとう。」と、初めての紅白について喋る声は普段のおっとりした口調でしたが、ステージで見せた熱意が残っている状況という点ではいつもと違いました。
 なお「愛の讃歌」が紅白で歌われるのは5回目ですが、松永祐子訳詞バージョンが歌われるのは初めてなので上の数字は初という形にさせて頂きました。(3分33秒)

(ウラトークチャンネル)
 歌前の映像が流れてるシーンで、舞台ではセット転換。モップ隊が10人ほどいるという話題で、「昔はっぱ隊ってあったけどね」となぜか唐突に話す設楽さん。
 ステージは、シンプルなセットと素晴らしい歌声に酔いしれる状況。「凄い」という言葉を連発していました。


坂本冬美(14年連続28回目/第39回/1987/49)
「夜桜お七」(1994/林あまり/三木たかし/4年ぶり6回目)
〜蜷川実花×菅原小春 世界に届ける 日本の美〜

 演出を担当した蜷川実花からのメッセージを読み上げた後に曲紹介。セット転換が間に合わなかったのか、直前で架純ちゃんが一旦フライングする形、武田アナがサポートします。間違えたと言えば、作詞作曲のテロップが「天城越え」になってます。確かにこの曲も「天城越え」のように、何度歌われても名ステージと感じさせる紅白に欠かせない楽曲になっていますが。
 桜の映像はバックだけでなく床にも次々映し出されます。本物の桜以上かと言わんばかりに綺麗に咲き誇っています。夜のイメージの証明、そこで繰り広げられる真っ赤な衣装の菅原小春のダンス。歌う冬美さんだけでなく、踊る彼女もまたしなやかかつ色気・迫力があって大変凄まじい内容。生音演奏もギターが非常に良い味を出していて、いつも以上に素晴らしい編曲に仕上げています。迫力満点、ラストの決めポーズもバッチリ。もう毎年この曲で出場でもいいのではないでしょうか。そしていつか紅白で、大トリフルコーラスで歌える日が来ることを楽しみにしたいです。(3分20秒)

(ウラトークチャンネル)
 坂本冬美と菅原小春、冬と春の共演というトピックは日村さんが最初に言ったらしいです。舞台はスタンバイ中、「今ちょっとお菓子食べてるの?」「この状況では食べません」
 「お七が、乗り移ってるのよ」と形容する小春さんのダンス。「ぶつかっちゃわないのかな」「蹴っ飛ばしたりしないのかな」という余計な心配も。「坂本冬美さんの心の中の、ちっちゃい人が踊ってるみたい」という設楽さんの一言がまさにしっくりきます。


TOKIO(23年連続23回目/第45回/1994/38〜46)
「宙船」(2006/中島みゆき/中島みゆき/10年ぶり2回目)
〜オリンピック名シーンと共にスーパーハイビジョン映像も〜

 毎週火曜日に『グッと!スポーツ』を担当している相葉くんが2人を訪ねる映像が入ります。まずは1964年の東京オリンピックで金メダル第1号になった三宅義信さん。
”やっぱり一番大事っていうのは食堂”
”日本がとにかく復旧復興っていう時代でしょ”
”どんなことをしても やっぱり勝たなきゃならない”
”だから大事なのは選手を作る食べ物ですよ”
”きょうは炭水化物食べたい 一番好きな卵食べたいっていう”
”それに全部対応してくれてるんだ”
”そういうことで 食堂にも「ありがとうございました おかげさまでメダルをとることが出来た」って”
”これ持って見せたんですよ”
”三宅さんにとっては みんなでとった”
”そりゃそうです みんなでとったものですよ このメダルっていうのは”
 続いて、横浜で洋食店を営む鈴木勇さん。1964年当時は選手村食堂のシェフで働いていました。
”「君たちは食べ物を作る選手なんだ」ということを言われて”
”そのつもりで やってましたけど”
”たまたま 僕が仕事している後ろから”
”「三宅義信です おかげさまで金メダルとれました」って言って”
”きちんど90度に頭下げまして”
”こんなに作ることが プラスになってるんだっていう”
”ものすごい励みになりました”
三宅さんが好きでよく作っていたオムレツを食べます。”トロトロでおいしい”
 日本中で沸かせた東京オリンピック、支えたのは”ひとりひとりが選手”として戦ったみんなの想い。というわけで東京都庁からTOKIOが中継で登場。国分太一がリオ五輪の卓球メダリスト・水谷隼選手、パラリンピック陸上メダリスト・山本篤選手を紹介します。スタンバイ中に相葉くんが2人にコメントを求めます。水谷選手は「家族が出来てより強くなりました!」と力強く。ここで相葉くんが山本選手に振らずに進行しようとする大失敗。スタッフがなんとか声をかけて、どうにか事なきを得る形。山本選手は選手村の食事が大切ということをあらためて話します。
 TOKIOの紅白出場は23回目、常連中の常連ですが中継は勿論のこと完全生演奏も紅白初。バックには1964年以降の各オリンピックの名場面がバックに流れます。ただし1980・モスクワは見事にスルー。これは放映権がテレ朝にあったからなのでしょうか。CGで作られた聖火台などもあって、かなり凝ってます。ラストは2020年・TOKYOとともに、宙船が都庁に入っていくシーンとともに演奏が終わります。ストーリー性のある映像演出も素晴らしかったですが、やはり一番意義あることは、紅白でバンド・TOKIOの素晴らしさを見せられたことに疑いないでしょう。素晴らしい名演でした。都庁からの中継は本当に必要なのかという声もありましたが、終わってみれば両方とも非常に作り込まれた内容で、なかなか良かったのではないでしょうか。(2分39秒)

(ウラトークチャンネル)
 冬美さんと小春さんが手を繋いで舞台袖にはけます。「小春さんフラフラだった」、まさしく全身全霊のステージだったようです。
 映像を見て色々と感心する3人。ただオムレツが登場したシーンは2人とも「うまそうだなぁ」と。もう22時半。「今、何食べたい?」「チャーハン」とまさかの回答。メダリストが登場する場面、水谷さんを見て「波田陽区?」と口走ります。勿論2人してツッコミ。
 TOKIOのステージが始まる直前に、通路で少しコケながら星野源が登場。「今年は星野源の年だったね」「ヒゲダンスが良くてさ」と早速ボケます。なお今回ウラトーク席は端っこになったことで、ステージでは「全然目に入らなかった」「逆に気が散らなくて良かった」そうです。ガッキーだけでなく『LIFE!』のスタッフもいっぱいいるので、源さんにとってはアットホームな雰囲気だったよう。忙しくて充実した一年、だた紅白終わってからはゆっくりできるみたいです。先ほどの話を踏まえて「源くんが日本の芸能界回してるからね」「源くんとアンガールズ田中が回してる」源さんにとっては嬉しいセットの模様、田中とは挨拶したみたいです。
 今回の紅白の目標は「リラックスしてやる」、それは達成できた模様。前回は審査員席で大泉洋さんが異様に喜んでいたことだけしか憶えてなかったみたいです。




kouhaku19510103 at 01:11コメント(2)第67回(2016年)紅白歌合戦 

2017年01月02日

桐谷健太(初出場/第67回/2013/36)
「海の声〜みんなの海の声バージョン〜」(2016/篠原 誠/島袋 優(BEGIN)/初)
〜全国から届いた歌声と「海の声」の大合唱〜

 鹿児島県、奄美大島にある龍瀬小学校を桐谷さんが訪れた映像が流れます。2年生の給食の光景、普段は静かに食べているのですが、「海の声」が流れる時だけは大合唱。「まじで ほんま??」と桐谷さんも驚き、そこには島の人の思いがあるようです。担任の泉舞子先生は以下のように話します。
”奄美の自然とこの曲がすごく合ってて”
”この子たちは中学校卒業後に鹿児島の学校に行ったり”
”この奄美大島を出ないといけない”
”中には「海の声」を歌うと もう島に残りたい 奄美を出たくないっていう子もいるので”
子どもたちと海辺で遊び桐谷さん。「海の声」は、いつの間にか”ふるさとを思う歌”になっているようです。
 一方、宮城県の石巻。「海の声」に救われた尾形龍蔵さんを桐谷さんが訪ねた映像が流れます。5年前の大震災、高台から見る景色はまだ爪痕が消えていません。あの日は津波に流される自宅を、その高台から見ることしか出来なかったというナレーション。
”どれだけ頑張れとか 逃げろとか言っても”
”下からは悲鳴しか聞こえてこないんですよ”
”そういう状況だったんで”
辛い記憶を消し去りたい、そんな時に聞こえた「海の声」。
”僕らは生き抜くぞ 生きるかぎり生き抜いていくぞって”
”亡くした人のことも忘れないぞっていう叫びのように聞こえるんですよね”
そこには尾形さんと一緒に歌うため、66人が集まったようです。
”恋愛の歌として聞いてくれる人もいるし”
”子どもたちと楽しく歌う歌みたいな人たちもいるし”
”大切な誰かを思って聞く歌やから”
”歌わせてもらえる”
”ほんまに 意義がある”

 素晴らしい話です。ただ映像が流れた後に架純ちゃんが「浦ちゃん、桃ちゃんも金ちゃんも鬼ちゃんもおとちゃんもみんな応援してるから頑張ってね!」と声をかけるシーンは、誰がどう見てもかぐや姫そのものでした。なおこの番組はCMがない公共放送でお送りしています。
 アカペラでサビを歌った後に、奄美や石巻を訪れた時の写真がバックに映し出されます。ワンコーラス歌った後のサビは全国から寄せられた「海の声」。事前に収録されたみんなの歌声が紅白のステージに乗せられるのは第65回のももいろクローバーZ以来2年ぶりですが、歌っている人たちの表情まで乗せられるのは今回が初めて。ものすごく温かい気持ちになります。桐谷さんの歌声は必要以上に力が入っている印象もありますが、それだけ魂が込められているということ。良かったのではないでしょうか。最後は「日本中、世界中が、幸せであれ!」と高らかにメッセージを述べますが、キリが良すぎたせいかその後喋るシーンは音声が進行に充てられてはっきりと放送には乗りませんでした。
 ゲスト審査員の辻沙絵さんのコメントは、「私も応募すれば良かったなぁと今後悔しています」「(どんなことを支えにしたかという質問に)メダルが欲しいという一心で試合に向かって戦っていきました」とのことでした。(3分16秒)
 
(ウラトークチャンネル)
 今回の企画の目玉という話。「みんな来ちゃう」という呟きにバナナマンがツッコミ。事前番組の映像によると、子どもたちは桐谷さんが来た時にビックリし過ぎてリアクションがなかったそう。この映像を見た感想は「給食食いたくなるよね」。単純にお腹が空いただけのようです。各番組出演で忙しい乃木坂46、ゆっくり食べられるのは次の日の朝になるようです。
 石巻の映像に切り替わって、「お父さんですか?」素で勘違い。日村さんも「アレキサンダー大塚さんじゃないでしょ?」とひそかにボケます。でも「海に携わる人にとっては、捉え方で津波とか、そういう海の声も聞こえるというか…」「受け取る側によって歌って、色々な受け取られ方するんだな」とマジメにも語っています。
 この曲も冒頭イヤホンを外して生音を感じます。「俳優なのに、凄い…」と乃木坂のメンバーも感嘆。「今いっしょに歌ってるんじゃないですかねー、今日は夜更かししていいよって言われて」と橋本アナもしみじみ。最初のサビはウラトーク席、乃木坂46のメンバー含めて大合唱でした。みんなの「海の声」が加わったところは、しみじみとステージの良さを感じていた様子。
 歌終わり、乃木坂46のメンバーはここで退席。それぞれバナナマンのフリのもと最後に一言。
秋元「紅白をご覧の皆さんのハートに、ずっきゅん!」
桜井「ホップステップからの〜ホイップ〜」
橋本「ななみーん、ビーム!」(普段は中元日芽香の持ちネタだそうです)


AI(11年ぶり2回目/第56回/2000/35)
「みんながみんな英雄」(2016/篠原 誠/TRADITIONAL/初)
〜今年話題のCM曲 169人と届ける応援の詞〜

 曲紹介、架純ちゃんの”英雄”のアクセントは、完全に企業名そのままにならないよう意識して喋っているようにも聞こえます。さすがにテロップで企業名はNHKなので、出ないですね。S社の人とD社の人はどういう気持ちで見ているのでしょうか。
 それはともかく、このステージは169名のゴスペル隊(指導:田中雪子、合唱:大晦日SPクワイアー)。メインステージにもルーフステージにも、更にはゲスト審査員席の前にも通路にも人でいっぱい。往年の和田アキ子でもこれだけの人数はなかったような気がします。それにかき消されないAIの声量はやはり凄いですね。文句なしの名ステージでした。後ろに「英雄」と大きな文字が書かれている衣装もポイント高いです。11年ぶりというのが本来おかしな話なので、是非次回以降も紅白出場してほしいです。(2分27秒)

(ウラトークチャンネル)
 ただななみんは今回紅白ラストなので、「2016年今日で終わりですが、最後の最後でこうやって、公式お兄ちゃんのバナナマンさんと一緒に話しているところを皆さんに届けられて、本当に良かったなと思います」と挨拶する形になりました。ここで3人が退席します。
 間髪入れずに「これすげぇな!」と日村さん。圧倒されます。169人いますが、1人ウラトーク席に向かってノリノリの方がいらっしゃる模様。その日村さんはゴスペル風に一緒に歌いますが、ほとんど「まるもうけ」しか歌ってないような状況でした。


AKB48(8年連続9回目/第58回/2006/16〜28)
「夢の紅白選抜SPメドレー」
 「RIVER」(2009/秋元 康/井上ヨシマサ/7年ぶり2回目)
 「君はメロディー」(2016/秋元 康/you-me/初)
〜夢の紅白選抜 このあと上位の順位も発表〜

 今回初めての試みとなった夢の紅白選抜。12月8日〜28日まで、公式アプリ&データ放送の1端末1票で積み重なった票数は460856。48人の名前がグループごと・アイウエオ順にそれぞれビジョンに映し出されます。2曲目の前に上位16名が発表されて、それがそのまま次の曲のボーカルになるということ。むろんその曲がセンターが1位、順位によって立ち位置も決まる、その順位はメンバー誰も知らないという、数分後のことさえどうなるか分からない状況。笑顔のメンバー、緊張するメンバーそれぞれいる中、架純ちゃんの曲紹介は途中噛むもののギリギリ成立するというものでした。
 1曲目は紅白7年ぶりになる「RIVER」。4月に卒業した高橋みなみが担当していた第一声は、やはり横山由依に受け継がれたようでした。やはり7年前とはメンバーがかなり入れ替わっていることが、声を聴けばすぐ分かります。当時の選抜でグループに残っているのは柏木由紀・北原里英・小嶋陽菜・渡辺麻友・峯岸みなみ、松井珠理奈の6人。ちなみに今回の紅白選抜に選ばれてない人も1人いるので、計7人。そう考えると残ってる方なのかもしれません。メドレー1曲目として7年前の紅白でステージに立っていたのはむろん当時の16人でしたが今回は48人、おおまかに言うと1組8人が6つのグループに分けられてのパフォーマンス。
 「フライングゲット」に乗せていよいよ順位発表。王者の冠が施されたマイクスタンドがセンターに用意されます。16位から順番に。発表された瞬間の表情を映すワイプも用意されますが、発表された瞬間と映るメンバーはズレが発生しています。もっともこればかりは仕方ないでしょうか。
16位:峯岸みなみ(AKB48) 5408票
 こじはるが卒業するとついに1期唯一の生き残りに。総選挙17位。
15位:白間美瑠(NMB48) 5659票
 NMB48期待の若手。2015年のシングル「らしくない」ではWセンターでした。総選挙24位。
14位:北原里英(NGT48) 5870票
 4月にメジャーデビュー決定した新生NGT48のキャプテン。総選挙12位。
13位:須田亜香里(SKE48) 5954票
 SKEの握手会の女王、紅白では「パレオはエメラルド」で高速スピンするという名場面も。総選挙7位。
12位:大家志津香(AKB48) 8110票
 バラエティ番組の活躍が目立ちつつあるとは言え、ビックリしました。研究生から昇格するまでの期間も長く、過去の選挙でも選抜に入ることなかった苦労人がここで大きく報われる形に。総選挙87位。
11位:松井珠理奈(SKE48) 8541票
 普段の総選挙でいつも上位にランクインしている彼女が11位止まりというのもかなり意外でした。SKE48で今回選抜に選ばれたのは8人、繰り上げ当選がなければ6人。NMBの躍進と比べると対照的な結果に。総選挙3位。
10位:市川美織(NMB48) 8624票
 元々はAKB48でしたが2014年からNMB48。一度見たら忘れられないフレッシュレモン。知名度・活躍・ポテンシャルの割に選挙で順位が伸びていない印象が以前からあったので、こちらも名前を見た瞬間すごく嬉しい気持ちになりました。総選挙81位。
9位:柏木由紀(AKB48) 9220票
 お馴染みの人気メンバーですが、ここ最近以前ほど最上位でないのは週刊誌の影響もあるのでしょうか。総選挙5位。
8位:横山由依(AKB48) 9758票
 たかみなの後を継いだ2代目総監督。ここは順当。総選挙11位。
7位:小嶋陽菜(AKB48) 10957票
 Born to be AKB。卒業発表はしていますが、時期はまだ決まってないようです。しれっと次の紅白のステージにも立っているかもしれません。総選挙16位(にゃんにゃん仮面として)。
6位:吉田朱里(NMB48) 11101票
 完全に予想外。今回一番ビックリの結果。Youtubeの女子力動画が人気を博しているのを個人的に知ったのはこの紅白の後になってから。ちなみに個人的なイメージはNMB新喜劇ですっちーや吉田裕と絡むシーンだったりします。ですので彼女もバラエティ適性や対応力が非常に高い印象はありましたが、さすがにここまでとは。総選挙77位。
5位:宮脇咲良(HKT48) 11552票
 HKTの人気メンバー。上位に入ったのは2人だけでしたがランクインは9人、SKE48よりも多かったです。波乱が多かった今回の中では、一番の安定感を見せた形かもしれません。総選挙6位。
4位:渡辺麻友(AKB48) 15473票
 一昨年は総選挙1位でしたが、今回は4位でした。上位3人の顔触れを考えると順当、といったところでしょうか。総選挙2位。
3位:島崎遥香(AKB48) 19002票
 番組内で広くアナウンスはされなかったですが、この紅白歌合戦を最後にAKB48卒業。ですのでやはり票数は相当集まりました。私はもしかすると彼女の1位もあるかと思ったのですが。総選挙8位。
 画面向かって左側に集まるのが9位までの奇数順位のメンバーと6位・4位、右側が8位までの偶数順位のメンバーと7位・5位・3位。比較的選ばれ慣れている?左側に対して、右側では喜びと感動の顔と抱擁するシーンが非常に目立ちます。やはり6位・10位・12位ではメンバーの歓声が心なしか大きいような気がしました。
 残るは2人。大方どちらかに絞られる形、おそらく1位だろうと予想された指原莉乃(HKT48)の名前が先に挙がります(34247票)。彼女が2位。そして栄えある1位に輝いたのは山本彩(NMB48)41190票。メンバー一同から大歓声が挙がります。ゆいはんが駆けつけて、さや姉をセンターマイクの前に送り出します。発表された瞬間のさや姉は、口に手を当てて驚きと嬉しさと涙で満ち溢れたような表情。2位になった指原も、さや姉を祝福しているような笑顔で迎えます。
 2曲目の「君はメロディー」は2016年の楽曲。上位から順番に、7位までソロショットのご褒美つき。16人が横になって歌うフォーメーション、あかりんは噛みしめるように歌い、ぱるるは自分のことよりさや姉を祝福する気持ち。ぱるるとさや姉の2人、目を合わせるシーンがとても美しいです。そして大家さんの目には明らかに涙が溢れています。彼女の背中に手を置いているきたりえの温かさも素晴らしいですね。この2人には研究生時代からの地方組として、AKBの中でも特に強い絆で繋がっていることがあらためてよく分かる名場面。
 1位のさや姉はラストサビのソロを担当。万感の想いで歌唱。あらためて耳を傾けても、やはりメロディー・発声ともに48系列の中でも群を抜いていることがよく分かります。この緊張の中でも音程は全く外しません。選ばれた16人だけでなく、選ばれなかった後ろのメンバーも本当にみんな良い笑顔でした。かなり大変な企画でしたが、終わりよければ全てよしといったところでしょうか。歌い終わった後に、1位になったさや姉が舞台袖に移動して感謝の挨拶。「一気に緊張が来たので、今もちょっと震えが止まらないんですけどすごく嬉しいです。本当に皆さんありがとうございました」。(4分35秒)
 ちなみに私は、同じ誕生日ということもあって今回の投票はさや姉に入れました。色々賛否両論ありましたが、個人的にはその結果で全てオールオーケーになった、というのが正直な感想です。投票したメンバーが1位になるのって、こんなに嬉しいものなんですね。感動しました。

(ウラトークチャンネル)
 「野呂佳代入っているのかな?」「入ってないから」「ちょっと確認していただいて…」3年連続でウラトークに彼女の名前が出ています。
 「川の流れのように」と同様に「RIVER」も秋元康という話、300人の中から48人という話、フォーチュンクッキーは日村が完コピで踊れるという話(ただし素っ裸)。発表の瞬間を放送席の3人も見守ります。
 発表中はさっしー、まゆゆ、ぱるる辺りの名前が出てきました。2人残ったところで先にさっしーが発表された所で驚きの声。1位のさや姉についても同様。「泣いちゃだめだよ!」と3人とも応援します。
 フォーメーションもその場限りで決定、あらためて「恐ろしいグループだな」と話す設楽さん。色々しみじみ話す中でラスト、「そっかー、野呂佳代は全然いなかったな今年も」「イノシシ選抜だったら入ってたかも」もうすっかり野呂さんイジリは紅白ウラトーク名物と化しています。次回も出てくるのでしょうか。


五木ひろし(46年連続46回目/第22回/1965/68)
「九頭竜川」(2016/下地亜記子/五木ひろし/初)
〜ふるさと福井へ届け 結果発表後のAKB48と〜

 五木さんの応援で登場するのは、『歌う!SHOW学校』の生徒の面々(水谷千重子三山ひろしアンガールズ山内惠介川島明(麒麟))。アンガールズはaikoの応援(第56回)とヘキサゴンの罰ゲーム(第59回)で登場して以来8年ぶり3度目、水谷千重子に扮する友近は『あさが来た』キャストで登場しているので2年連続。川島さんは初紅白。水谷さんメインの喋り、どうやら普段は五木さんのことを”ごーちゃん”と呼んでいるみたいです。本業が歌手なのかそうでないのか微妙な部分がありますが、一応2015年には山内くんとのデュエットCDも出している模様。これから歌う五木先生のあるあるを紹介。「すぐホイッスルを吹きたがる!!」「三代目J Soul Brothersを踊りたがる!」。スタンバイしている本人は、ステージ上で思いっきり実践。なお三代目のシーンは一緒にスタンバイしているAKB48も踊りますが、その中でぱるるはペンライトがついていないので横にいるさくらちゃんと打ち合わせ中。
 今年で68歳になる先生ですが、相変わらずの歌唱力。素晴らしい熱唱でした。新曲・2コーラス・後半での歌唱という扱いもここ最近の演歌では破格で、見事なものです。この人だけには卒業宣言などせず、70歳どころか80歳超えても紅白で歌って欲しいですね。後ろでペンライトを振るのはAKB48。実際必要だったかどうかはともかく、細かく見ていくと直前に合流したさや姉のペンライトをつけるぱるるや、このステージの立ち位置もさっきの順位で決まったんだろうなと容易に推測できるフォーメーション、ラストで全員五木ポーズする振付なのにすぐ五木さんのアップに切り替わるカメラワークなど、色々面白いです。五木さんのバックにAKBが加わるのは3年ぶり3度目、新曲に限ると3回連続。こちらも気がつけば恒例行事になりつつあります。(2分31秒)

(ウラトークチャンネル)
 曲紹介の話題でメインになっているのは水谷千重子。うたコンでも常連のようです。フリップの文字、「字が汚ねぇ」と思わず。ただ途中からアンガールズの田中の話題。「気づくと田中が日本の芸能界で回してるんじゃないかというくらい出てる」「いろんなところの出方、尋常じゃない」「どこにでもいる」「五木さんを見てる」と。田中最強説まで提唱しています。マイクをずっと握っているようです。なお五木さんについては「五木さんが歌うと、今年終わりそうな気がする」「五木さんを中心にグッと締まる」と。67回中46回、「ほぼ出てる」「五木歌合戦でもいいんじゃない?」。今は五木歌合戦、なんて話をしている間に田中が舞台袖から消えました。「多分、次の仕事でも田中といっしょだもんね」気がつけばほとんどアンガールズ田中の話題になってしまいました。


有村架純「ふるさと」特別企画 あまちゃんの舞台 久慈を訪ねて
「ふるさと」(2011/小山薫堂/youth case/2年ぶり6回目)
〜夢の根っこにある大切な故郷 紅白全員合唱で贈る歌〜

 架純ちゃんが岩手県・久慈市を訪れる映像が流れます。久慈駅に降り立ちます。
”撮影で来たときと何も変わらないですね すごくなつかしい”
 3年前に自身も出演していた『あまちゃん』の舞台は、2016年8月の台風10号の被害が大きかった街でもありました。2300棟以上が浸水、そんな中で傷ついた人たちを助けたい地元の中学生が奮闘したというトピック。
訪れたのは久慈市立大川目中学校。ちょうどクリスマスイブ、被害にあった人たちへ手作りのプレゼント、用意したのは心のこもった動物が描かれた軍手。
”雪かきとかするときに 少しでも温かくなれるように”
”ぜひ使ってもらえたらうれしいです”
街の人の声。
”なんか もったいないな”
”まあ かわいい どうもありがとう”
”大事に使わせてもらいます”
”がんばってね 親孝行してください”
中学生の想い。
”自分が生まれ育った故郷なので 自分たちが少しでも立ち上がってこの町を”
”もっと活性化させたりしていきたいから”
架純ちゃんの感想。
”私も阪神・淡路大震災とかも 1歳くらいですけど経験したこともあって”
”そのときに周りがすごい思いをしてたっていうのは 学んだことでもあるので”
”自分たちにできることで 町の人たちの励みになれたら”
”それはすごいうれしいことだなって思います”

 17歳で上京した彼女にも根っこにはふるさとがある、ということで2年ぶりに全員合唱という形で「ふるさと」復活。過去の「ふるさと」は嵐のメンバー5人の歌唱メインに全員が加わるという形でしたが、今回は最初から最後までソロパートも全くない全員合唱。
 立ち位置は真ん中に両司会、相葉くんの横にのメンバーが並ぶ形。架純ちゃんの横は五木ひろし、その横の吉岡聖恵は歌い出し危うく間違いそうになっていました。他に目を向けると、石川さゆりは肩を出したドレスでファーを装着するという随分はりきった衣装。キラキラした光りものもあるので、引きのカメラワークでも目立ちまくってます。その逆と言ってはなんですが、PUFFYの2人は着物姿。基本歌うのは出場歌手なんですが、なぜかピコ太郎も前の方かなり目立つ位置で混じってます。カメラで映るのを確認するなりお互いアイコンタクトしてあっちゃんにマイクを向ける辺り、やはり2人は仲良しのようです。舞台下手は絢香miwa三代目J Soul Brothers、いずれも黒の衣装が目立ちます。後ろにいる乃木坂46、結果的に一番いい位置は白石麻衣でしょうか。
 2番に入ってツーショットで映るカメラワークは西野カナ郷ひろみAKB48はここに立つメンバーもさきほどの順位が反映されている模様。16位以上が下手側端の前列でカメラにバッチリ映る位置なのに対して17位以下は最後列、それでも18位に入った金髪の木下百花はやはり異彩を放っていてよく分かります。上手側は関ジャニ∞E-girls、全員柄の主張がそこそこに激しい衣装ですが、そこに違和感なく溶け込んでいるAIも独自の存在感。アップにはならなかったですが、THE YELLOW MONKEYの4人も積極的に加わっています。ゲスト審査員は口ずさむ方もいましたが、基本的にほぼしんみり聴くといったところでしょうか。そしてセンターすぐ後ろに陣取るV6、岡田くんと肩を組むイノッチが大変目立っています。前回の白組司会ですが、やはり重圧がないことでとんでもなくリラックスしていますね。というわけで、楽曲や長い前フリはともかく全員合唱は見れば見るほど細かく面白い部分が発見できるので、次回以降も是非続行してほしいです。(4分39秒)
 
(ウラトークチャンネル)
 映像に入ってもアンガールズ田中の話が延々続きます。さすがに止めようということで舞台上に注目。やはりスタンバイの時点でピコ太郎が目立っている模様。
 全員合唱。バナナマン2人も歌います。ですが始まった途端笑いだします。2人とも完全に童謡の「ふるさと」だと思っていた模様。様々な場所から見られている紅白、設楽さんは以前ラスベガスで紅白を見たことがあったようです。「田舎帰ってゆっくりしよう」、としみじみ。普通ならこれで終わり、でもまだシンゴジラもタモさんも解決していないのでまだ謎のままという話でした。




kouhaku19510103 at 11:58コメント(2)第67回(2016年)紅白歌合戦 
武田アナがここでニュースを読めば良かったんじゃないですか?というトークから後半戦が始まります。「ここでも何が起きるか分かりませんからね」と返しますが、このなにげない一言が後々大きなフラグになります。

RADWIMPS(初出場/第67回/2003/31)
「前前前世 [original ver.]」(2016/野田洋次郎/野田洋次郎/初)
〜新海誠監督 紅白特別編集 「君の名は。」映像と共に〜

 映画『君の名は。』とRADWIMPSのライブを映像で紹介した後にメンバー3人が登場。ボーカル・野田洋次郎の話は以下の通り。
「想像を何倍も超えて、華やかで、大きくて、すごく圧倒されます雰囲気に」「すごく楽しんでます」
「今年「君の名は。」という作品に出会って、皆さんの歌に曲がどんどんなっていってることを知って、すごく喜びでいっぱいなので、感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います」

 彼らがテレビで歌うこともさることながら、こうやって歌前に野田さんが喋る機会を設けてくれたのにもビックリ。嬉しい進行です。なお3人とも映画は見たということで、武田アナは10回、相葉くんは15回泣いたそうです。
 ダブルドラムの編成ですが、本来のドラム担当・山口智史は無期限休養中ということでサポートメンバー。RADWIMPSがテレビ出演すること自体滅多にないことですが、中継ではなくNHKホール・生演奏・歌前の喋りあり・フルコーラスという視聴者にとっては最大限に嬉しい待遇。新海誠監督のオリジナル映像はCメロ以降のみで大きく取り上げられた印象はないですが、それゆえにRADWIMPSの魅力がより活きている構成のようにも感じました。ロックバンドの素晴らしさが最高級に伝わる、今回の紅白の中でも屈指の名ステージ。(4分19秒)

(ウラトークチャンネル)
 先ほどトイレに行ってきた設楽さん。すごい行列だったようで、危うく間に合わなくなるところだった模様。なお設楽さんは『君の名は。』を3回見たようです。
「俺なんて「君の名は。」で知ったから、RADWIMPS」
「俺もそうだよ、俺だって日村さんの名前それまで知らなかった」
「俺のこと言ってたの?じゃあ今まで二十何年間なんだと思ってたの?」
「カエルと、あれ?入れ替わってる?」
「♪君と前前前世から〜」
 ちょっとしたミニコント漫才が歌前に繰り広げられました。ステージは一緒に歌いながら、ライブさながら楽しむ放送席。サビ前ではみんなして「来るよ!」「来るよ!」連発。新海監督の映像がどこから来るのかという話では、「自撮りとかが来るのかな?」とボケます。曲後半ではベースやギターのノリノリっぷりにも注目していました。「やったな!」「優勝!」ここで初めての優勝宣言が飛び出します。


 RADWIMPSのステージ終了直後に再びNHKホール内から中継。タモさんとマツコが椅子に座ってます。弁当の山から、マツコが無断で勝手に食べようとします。
タモリ「いいのか、これ?」
マツコ「いいわよ、受信料払ってんだからお父さん。弁当代も込み」
タモリ「受信料は弁当代じゃないでしょ」
マツコ「弁当代も込みよ!」
タモリ「込みじゃないだろ」
マツコ「…ついでにあの、BSのあの変な画面どうやって消すか聞いておこうかな」
タモリ「あれ分からない、イライラするんだよね」

 そんな話をしている横で自撮りしているカップルが1組。目が合います。
マツコ「あれ、なんだっけ?」
タモリ「えっと、ドイツ?」
マツコ「土井たか子?」
マツコ「なんだったっけ、ぺぽ…ぺぽなんとかよ」
タモリ「ぺこぺこじゃない、違うってそれ」
マツコ「りゅうなんだっけ、りゅう…竜雷太?」
タモリ「竜雷太じゃないw お前今日結構面白いな」
マツコ「なんだったっけ?」
りゅうちぇる「竜雷太ではなくりゅうちぇる!」


(ウラトークチャンネル)
「何やってるのもうw」「さっきの、直美さんいたところだ」「入り口のすぐそば」「あれ、りゅうちぇるでしょ」「ここで登場!?」「ぺこりゅう入ってきちゃったよ、比嘉隆二」プロポーズの言葉をここで紹介、後ろで情報を入れるのは雨宮萌果アナらしいですが、プリンスとプリンセスを間違えて紹介したようでした。


乃木坂46(2年連続2回目/第66回/2012/17〜24)
「サヨナラの意味」(2016/秋元 康/杉山勝彦/初)
〜初のミリオンヒット曲 センター橋本 最後の紅白〜

 やはり話題は来年2月で卒業する橋本奈々未ちゃんに。キャプテンの桜井玲香ちゃんがお手紙を書いてきました。読み上げます。
ななみんへ
デビューしてからの約5年間、
辛くて涙を流した時もいっぱいあったし、
肩を抱き合い喜んだ時も数え切れないほどありました。
これからは別々の交わることのない世界で生きていくけれど、
私たちの絆は、一生変わることはありません。
残り少ない乃木坂46としての時間、
みんなが憧れる橋本奈々未としてラストまで輝き続けてください。
桜井玲香

 リハーサルではなかった演出で、ななみんもビックリ。ここで言う自分の言葉を頭で反復していたようですが、どうやら必要なかったようです。感謝の気持ちをメンバー、ファン、視聴者に向けてあらためて話しました。
 歌い出し、横にいるメンバーに向かって微笑むななみん。そのなにげない仕草に、乃木坂46の強い絆を感じさせます。ワンショットで抜かれるメンバーは、みんなかわいいだけでなく本当に良い顔で歌っています。彼女たちにとって初のミリオンヒット曲ということですが、知る限り楽曲もこれまでで一番良いのではないでしょうか。いつ聴いても思わず涙が出てきそうになります。ななみんの生歌ソロは決して上手くはないのですが、それだけに余計伝わるものがあったような気がします。こちらも本当に素晴らしいステージでした。メンバー卒業がトピックになるステージは第54回のZONE(TAKAYO)、第66回のAKB48(高橋みなみ)などありますが、このステージもやはり紅白史に残る名ステージと考えて良さそうです。
 ラストにななみんの挨拶。「今までで一番緊張しました、ありがとうございました楽しかったです!」(2分31秒)

(ウラトークチャンネル)
 バナナマンにとっては身内のようなもの、2人にも気合いが入ります。手紙の文章に頷く2人、でもななみんには「泣いちゃうぞ」と少し心配そうに見守ります。
 「橋本とかがいるから深みとか重みがあったからね、あーあ…なんか悲しいけど、サヨナラの意味をじっくり噛み締めましょうよ」「綺麗になったなぁ」デビュー前から一緒にやっている存在なので、2人の気持ちが他と比べても半端ありません。手を伸ばしてペンライトを振っています。
 芸能界からも引退なので、「これ見てる人の職場に急に働きに来る可能性があるという…驚いちゃうよね」とも語っていました。ラストは全力で「橋本ー!」コール。愛称ではなく終始苗字で呼ぶところにも、親みたいな存在であることを感じさせる場面でした。果たしてステージにいる彼女には聞こえていたのでしょうか。手を振ってくれていたようではありますが。


 ここで急に警報が。東京湾に巨大不明生物が表れたようです。午後1時半ごろに横浜港に上陸、午後5時半ごろには東京タワーの目の前にまで。大変な状況なのですが、架純ちゃんはやけに落ち着いています。どう考えても港区の被害は半端ないと思うのですが…とりあえず本番を進めます。

(ウラトークチャンネル)
 「こんなの港区に夕方5時半頃出てたの?」「私たちがRoad to 紅白のリハーサルしてる時」この演出、橋本アナは「なんかすごい今回置いていかれた感がありますよね」構わず進行する場面には「シン・ゴジラが港区まで来てたらもうヤバイよ」「進めてる場合じゃないだろ」と2人して総ツッコミ。


福山雅治(8年連続9回目/第44回/1990/47)
「2016スペシャルメドレー」
 「少年」(2010/福山雅治/福山雅治/初)
 「1461日」(2016/福山雅治/福山雅治/初)
〜奇跡の優勝 そして引退 広島・黒田の背中を押した歌〜

 25年ぶりにリーグ優勝を果たした広島東洋カープのエース・黒田博樹。彼が5年連続2ケタ勝利を挙げるくらいに活躍していたメジャーリーグから広島に戻った経緯を映像とともに紹介。平成26年広島土砂災害に苦しむ故郷への愛から、高額の年俸を捨てて戻ったということ。その決意の影に、福山雅治の「少年」があったようです。楽曲の歌詞がテロップで流れます。「ほんとに日本復帰かアメリカでそのままプレーを続けるかっていう「決断」するにあたって、後悔というのはどういう決断しても後悔すると思ってたんですけど、歌詞を聞いて本当に一歩踏み出せた」というメッセージ映像も。
 今回はステージが始まる直前に中継でもトークあり。お馴染みパシフィコ横浜・展示ホールから。これからカウントダウンライブという段階、本番はまだですが会場は大盛り上がり。黒田選手による、福山さんへのメッセージもここで流れます。
”福山さん こんばんは 元 広島東洋カープの黒田博樹です”
”実はですね 自分自身 毎試合登板前に”
”福山さんの この「少年」という曲を聴きながら”
”自分のモチベーション 気持ちを奮い立たせて”
”毎試合マウンドに上がっていました”
”これからも たくさんの人の夢や希望を与える”
”すばらしい曲を作っていただきたいと思います”
 歌い手冥利に尽きるという福山さんのコメント、さらに日本シリーズで黒田選手と最後に対戦したバッターになった大谷翔平選手にもコメントを求めます。やはり直球も変化球も凄いピッチャーだったという感想でした。
 「少年」はボーカル・サポートメンバーの演奏ともに力強い内容。「1461日」は祝祭感を感じさせるような盛り上がりを見せていました。フィナーレは再び「少年」に戻る形。花道を通りながら、オーディエンス全員が大合唱。今回もライブ会場ならではの一体感が直に伝わるステージでした。ただここまで「少年」推しの進行だと、新曲とは言え果たしてメドレーにする必要があったのかなとも若干思う部分はあります。(4分33秒)

(ウラトークチャンネル)
 日村さんはニューヨークまで黒田選手を見に行ったことがあるそう。ものすごく良い人で、男気があって、男から見ても女から見てもカッコ良いという話でした。
 カウントダウンライブ自体は21時半開演・20時開場。ここまで待ってくれていたのかなという話。大谷選手と黒田選手の関係は、千代の富士と貴乃花の関係にもなぞらえていました。NHKホールでは大きなビジョンで映像が映し出されます。
 「少年」の演奏が始まったところで乃木坂46のメンバーがウラトーク席に加わります。桜井玲香秋元真夏橋本奈々未。やっぱりバナナマンの声はステージにも聞こえていたみたいですね。
 桜井さんのサプライズ演出、ななみんは「本当にやめてほしかったです」と笑いながらコメント。元々は「乃木坂46として大晦日をみんなと過ごすのは2016年今日が最後なので、今日はこのステージにこんな素敵な方々と囲まれて過ごせることがとても幸せです」と言う予定だったようです。桜井さんも彼女に手紙を書くことが初めてなので緊張していた模様。真夏ちゃんは前回ガチガチ、今回も直前まではリラックスしてたものの本番直前に一気に緊張してガチガチだった模様。なおバナナマンが応援している様子、真夏ちゃんは緊張で自分のカメラばかり見ていて全く気づかなかった模様。
 ななみんは来年の大晦日何をするの?という話題に。年越しそばを見てバナナマンのウラトークを見たいとのことでした。「去年はここに出てたんだよ」と親兄弟に話したいみたいです。卒業の2月20日まで近づいてますが、涙は「今のところはまだ出ていないです」。グチャグチャに泣くのかな、クールに去るのかなという話。「最終的にはグチャグチャにしたいですね」と語る真夏ちゃんでした。全然関係ない人が泣いて本人が醒めちゃうということにならないようにと設楽さんは話してますが。


島津亜矢(2年連続3回目/第52回/1986/45)
「川の流れのように」(1989/秋元 康/見岳 章/11年ぶり4回目)
〜「川の流れのように」 憧れの美空ひばりに挑む〜

 紅白での大きな挑戦が、美空ひばりの名曲に歌うことと語る島津さん。お嬢の息子、加藤和也さんを訪ねた映像もワイプに流れます。
 ルーフステージでの歌唱。天童さんが迫力で押す感じだとしたら、こちらは美しく伸びのある歌声が直線的に響くといったところでしょうか。演歌だけでなく、オペラでも通用しそうな声の伸びはまさしくノンジャンル。生前のひばり嬢もまた演歌・ポップス・ジャズなど何でもありの歌手だったので、そういう意味では正当な後継者として最もふさわしい存在なのかもしれません。メインステージに照明も何もない演出が、島津さんの熱唱を大きくクローズアップさせています。流石の内容でした。なお過去3度あった紅白での歌唱は2コーラスですが、今回は1コーラス半。ここはやっぱり個人的に2コーラス堪能したかったところ。(2分49秒)

(ウラトークチャンネル)
 「やっぱり紅白は空気感が違う」「緊張感が凄い」「一番特別な舞台」と話す桜井さん。一方真夏ちゃんは審査員席にガッキーがいることに興奮してます。「タモリさん以来の感動」みたいで。
 目の前で歌われるのは秋元さんの楽曲。彼の凄さについても話します。他の所で踊るシーンは「どなたかのバックで踊らせてしまう方が緊張感がひどくて、失敗しちゃいけないっていう…」とのこと。バナナマンの感想は「去年より迫力があった」とのこと。ななみんに会えなくなるのは寂しい、「月一くらいで会いたいよね」と話す日村さん。話が盛り上がりすぎて「全然聴いてないけどね」という状況、とりあえず「上手だね」とコメントを残すのでありました。


RADIO FISH(初出場/第67回/2015/28〜34)
「PERFECT HUMAN」(2016/RADIO FISH/JUVENILE/初)
〜テーマは「ネオ秀吉」 登場シーンを見逃すな〜

 RADIO FISHの面々登場、「相葉ちゃん、最高でーす!」という具合で、相変わらずチャラい藤森慎吾。今回はオーディションで900組から14組ダンサーを選んだ形で、女子高生やエアギター日本一など凄いメンバーを厳選したとのこと。そしてあっちゃんの代わりに?先ほど小競り合いしていたピコ太郎もいます。お互いグイグイいくという”グイ to グイ”と表現、やっぱり仲は良いみたいですね。なおウラトークチャンネルでは乃木坂46(橋本奈々未・桜井玲香・秋元真夏)が出演中、ワイプに抜かれてます。
 一言でまとめると豊臣秀吉に扮したあっちゃんがおいしいというステージですが、パフォーマンスとして一番凄いのはどう見ても藤森くんだと思います。よくこんな早口のラップを踊りながら歌いこなせるものです。見事なリズム感。そう考えるとあっちゃん非常に楽をしてます。まあお神体という設定なので当然ではありますが。オーディションで選ばれたダンサーの方々もやはり大変ダイナミックで、舞台上で大きく映えています。芸人のステージは過去の紅白でも複数回ありますが、これまでと比較してもトップクラスにアーティスティックだったのではないでしょうか。最後はピコ太郎があっちゃんに抱擁。やはり2人は仲良しのようです。(2分37秒)

(ウラトークチャンネル)
 ここでウラトーク席がワイプで抜かれます。エアギターの日本一(TAM)は設楽さんに裏で挨拶したそう。
 意外にも?生で見るのは初めてのバナナマン。あっちゃんがいないことにいささかの不安を感じる放送席ですが、登場したその御姿に大歓声。「神のようですね」「不良の成人式みたいになってる」と口々に感想が出ますが、実際は豊臣秀吉をイメージしたと橋本アナが解説。ダンサーの凄さにも興奮する乃木坂の面々。T-STYLEの名前まで飛び出ます。「中田さんその一言ですもんね」(踊りが)「あっちゃんやり辛そう」そんなツッコミも入る、爆笑と凄さに盛り上がる放送席でした。
 ピコ太郎とあっちゃんが抱擁するシーン、その衣装は2人とも金。「日本はどうかしてるよ」「どうかしてるよ本当に」


 再び警報。巨大不明生物についての動きがあったようで会見が行われます。
 画面が緊急災害情報仕様に切り替わります。「政府関係者「想定外の事態 大みそか住民退避は困難」」「大河内首相「国民の安全を第一に最善を尽くしたい」」というスクロールまで。首相官邸での会見、登場したのは矢口官房副長官・巨大不明生物特設災害対策本部事務局長兼務(長谷川博己)。わざわざワイプで手話する場面まで再現しています(通訳士・南瑠霞)。巨大不明生物特設災害対策本部・巨災対によりその生物の名前は「ゴジラ」と命名されました。駆除・捕獲・排除など対処方法を検討、迅速な解決方法を立案中とのこと。どうやらゴジラは渋谷に向かっているとのことらしいです。大変です。紅白なんてやってる場合じゃないと思うのですが、「あくまで予測ですし、状況が分かるまではとにかく紅白を続けるしかないですね」。というわけで、中断せずにそのまま続けるようです。なお第14回(1963年)では本当に爆破予告の脅迫状が届いたことがありますが、最終的には何事もなく無事本番が終了したということがありました。だから今回も大丈夫なのでしょう、おそらく(そういう問題ではない)。

(ウラトークチャンネル)
 「めっちゃ地元に来ちゃってるんですけど」「NHKホール、踏まれて終わるんじゃない?」「まだX JAPANも出てないしさー」そして、架純ちゃんの冷静さにはやはりツッコミを入れます。


西野カナ(7年連続7回目/第61回/2008/27)
「Dear Bride」(2016/Kana Nishino/DJ Mass(VIVID Neon*) Kyoko Osako Hiroshi Yoshida etsuco/初)
〜若い女子の憧れNo.1 胸キュンの結婚ソング〜

 舞台上に立つのはりゅうちぇるぺこ夫妻と吉田沙保里伊調馨登坂絵莉という五輪レスリングトリオ。なんだか凄い組み合わせです。登坂選手は沙保里さんと、西野カナの曲を流して一緒に歌って過ごしていたということ。
 今回歌うのはウエディングソング、ということでりゅうちぇるとぺこはこの日に入籍。多分大晦日当日に入籍したカップルが2人揃って紅白に登場するのは史上初。手を繋いでいます。プロポーズの言葉は「ボクのプリンセスになってくださーい」。アツアツです。くれぐれも9年前に夫婦で登場した某ゲスト審査員の2人みたいなことにならないことをまずは祈りたいです。そして吉田選手にどうしたら結婚できるかアドバイス。「すっごい自分磨きしてるしー、すっごい女の子らしいからすぐできると思う。努力しなくていいと思うアハハハ」かなり上から目線です。でもこういう人に限って裏ではすごく礼儀正しいですよね。ちなみに吉田選手は4大会連続五輪出場ですが、紅白もまさしく4年に1回のペースで出演していて今回が4回目。前回と前々回はゲスト審査員でしたが。
 赤いドレスで歌うカナさん、バックの景色は勿論ウエディングスタイル。紙吹雪が舞う中で、美しい歌声が響き渡るステージ。ただボーカルは若干本調子と言えない部分もあったでしょうか。さすがに最近は後半で歌うことも増えてきましたが、演奏時間を見る限り扱いは必ずしも良くなっていない模様。一応前日に日本レコード大賞を受賞したのですが…。(2分8秒)
 歌唱後に新垣結衣にコメントを振ります。今回のゲスト審査員は、大谷選手とガッキーに話を振られる機会が明らかに他の8人より多い気がします。そのガッキーはプライベートでも彼女の曲をよく聴いていて、今日見られてとても嬉しいとのことでした。
 
(ウラトークチャンネル)
 レスリングの登坂選手のコメントにも耳を傾けますが、「ゴジラの情報どうなってるの」と気が気でありません。ぺこりゅうの年齢はどちらも1995年生まれ。「年下だ!」「(2人と同じ年の)生駒が結婚なんて考えられない!」と乃木坂メンバーもビックリ。
 西野カナについて「かわいい」と話し、オペラグラスでステージを眺める面々。それで日村さんを見て悲鳴をあげる乃木坂メンバー、ラジオ席から睨まれたみたいです。その日村さんは、女性が着るドレスの肌色の部分がどうなっているかいつも気になっているそう。乃木坂46が着ている衣装にあるのは透明の素材らしいです。



kouhaku19510103 at 11:53コメント(2)第67回(2016年)紅白歌合戦 
絢香(2年ぶり9回目/第57回/2006/29)
「三日月」(2006/絢香/西尾芳彦 絢香/10年ぶり2回目)
〜10周年 母となって紅白復帰 名曲「三日月」を新たな気持ちで〜

 ベストアルバム『THIS IS ME〜絢香 10th anniversary BEST〜』に収録されている新録バージョンでの演奏。三日月を形どったバックのステージが大変素晴らしいです。10年前に歌った紅白は曲中での移動など、歌以外の演出も色々ありましたが今回はセットと、あってもドライアイスと後光が刺すくらいで大変シンプル。素晴らしい歌唱と名曲に余計な演出はいらないという、そのお手本のような名ステージでした。(2分58秒)

(ウラトークチャンネル)
 来て早々ではありましたが、KinKi Kidsの2人はここで退席。
 「絢香やで〜」と言いながら熱唱を堪能する放送席でした。その歌唱ぶりは「声量モンスター」と形容するほど。ドライアイス演出には「足元浮いてない?」と錯覚。


郷ひろみ(7年連続29回目/第24回/1972/61)
「言えないよ」(1994/康 珍化/都志見隆/22年ぶり2回目)
〜30時間かけて完成させた太鳳 入魂の踊り 最後にドラマが〜

 歌う前、郷さんの横に立っている白いドレスを着た美しい女性は土屋太鳳。裸足とは言え、意外と背が低い印象もあります。仲の良い架純ちゃんも応援、そういえば前回の紅白では長澤まさみと一緒に3人で西野カナ「トリセツ」の歌前に登場していました。前回はゲスト審査員、前々回は『花子とアン』キャストで出演しているので3年連続の紅白。隠れた常連になりつつあります。今回はダンスでの出演、テーマは「大切な人への想いを、大切であるがゆえに伝えられない、切ない物語」とのこと。
 これからステージというところで突如携帯電話の音が鳴り響きます。どうやらその主は1階席通路にいる平野ノラの模様。トランシーバーのような携帯で「しもしも〜」「ウーパールーパーに、エサあげといて」「ケツカッチン〜」などと喋ってから退場します。なおこの後歌う曲が発表されたのは1994年、バブル崩壊後のヒット曲です。
 冒頭の太鳳ちゃんのダンスは、フィギュアスケート選手のような大回転。少しずつスピードを増して回り終わったその数は14、早々に度肝を抜かれました。歌詞に合わせた表情とメリハリのある動き、繰り広げられるダンスに込められる気合は相当なもの。引き続き見せる回転技にステップなど、全身を使って表現する振付を担当したのは辻本知彦。間奏では郷さんも動いて、ラストサビは太鳳ちゃんと向かい合わせで歌う形。ミュージカルのように愛を求め合う演出を繰り広げて、ラストは二人抱きついて結ばれるというストーリーでした。郷さんが太鳳ちゃんに再度ハグするシーンには笑いも起こりましたが。というわけで、明確なコンセプトの中にちょっとしたオチもあるという、大変素晴らしい内容。文句なしの名ステージでした。なお太鳳ちゃんは今年で21歳、郷さんとは40歳差。親子どころか、一歩間違えると祖父と孫の関係になりそうな年齢差です。(2分20秒)

(ウラトークチャンネル)
 平野ノラについて。「あいつ、あいついたのか!」「隙がないね、紅白は」
 「言えないよ」は日村さんが普段カラオケで熱唱する楽曲。というわけでステージにいる郷さんと一緒にモノマネで歌います。ただ設楽さんはそこにツッコミ入れる間もないほど太鳳ちゃんに魅せられている様子。ラストは演出の凄さに思わず大声をあげる2人。そして抱きつくシーン、「あの間に入りたいね」


V6(3年連続3回目/第65回/1995/36〜45)
「Smile! メドレー」
 「WAになっておどろう」(1997/長万部太郎/長万部太郎/2年ぶり2回目)
 「HONEY BEAT」(2007/近藤 薫/近藤 薫/初)
〜「WAになっておどろう」「HONEY BEAT」メドレー

 今回のV6はおめでたい話があったという話題。どんな内容なのでしょうか。
 坂本昌行「僕自身初のソロコンサート、させて頂きました!」
 三宅健「人生初ですね今年骨折をしまして、なんとか無事に今、完治しました!」
 長野博「大変恐縮ですけれども、ワタクシ長野博、今年無事に…食べ歩き1000件達成しました!」
 どうやら相葉くんは違うことを言おうとしてたようです。架純ちゃんに振っても健さんにお祝いを言うだけで埒が明きません。というわけで最終的には、曲紹介終わりに自らブッコむという形になりました。「長野くん、結婚おめでとう!」
 「WAになっておどろう」でサビ冒頭を坂本くんが熱唱した後すぐに移動して、ルーフステージで「HONEY BEAT」を歌うという流れ。どちらかと言うと紅白ではなく、Mステスーパーライブの方でありそうな演出です。「HONEY BEAT」は2007年、3回目の出場でようやく21世紀の持ち歌を紅白初歌唱。果たして新曲を紅白で歌える日は来るのでしょうか。
 安定して盛り上がったステージですが、その源泉には非常に高い歌唱力があることを再確認。特にトニセンの3人は本当に素晴らしく、表情含めて聴く人をハッピーにしてくれる歌声です。やっぱりジャニーズの1990年代デビュー組は歌唱の基礎がしっかりしていますね。若いジュニア達や既にデビューしてるメンバーもお手本にしてほしいです。(2分33秒) 

(ウラトークチャンネル)
 V6がボケまくる曲紹介、ウラトーク席でもやや苦笑気味。ステージは、目の前に来た瞬間大声を挙げる2人。目の前にいる長野さんに「結婚おめでとう!」とこちらでも。「イノッチが来た!」「坂本くん!」と叫ぶ姿はもはやただのファンです。ルーフステージ、2階席は目の前、1階席はモニター見るもよし振り返るもよし、3階席は手を伸ばして見ているという様子のようです。


水森かおり(14年連続14回目/第54回/1995/43)
「越後水原〜白鳥飛翔〜」(2016/伊藤 薫/弦 哲也/初)
〜今年は「変化」する巨大衣装 テーマは”白鳥飛翔”

 ご当地ソングといえば方言。ということで再び架純ちゃんにそれを振ります。架純ちゃんは兵庫県出身なので、「ばーか、好きに決まってんじゃん」を関西弁で「あほ、好きに決まってるやん」と言ってもらいます。なんだか相葉くんがただの方言フェチに見えてきました。そのまま「いい歌やからちゃんと聴いてや〜」と曲紹介もしてもらいます。なお今回歌うのは新潟の曲です。
 白鳥が舞う映像から登場する水森さんはいつも通りの巨大衣装。ですがスカートに施されるプロジェクションマッピングは実に鮮やか。これは8k映像だとより綺麗に鮮明に映し出されていました。衣装とセットが一体になっているステージは、過去に小林幸子が何度もやっていますが、映像の綺麗さは今までと比べても歴代最高級と言い切って良いかもしれません。ただ曲後半明るくなり、白く大きな羽根が広がるシーンは、なんだか1994年くらいの松田聖子みたいな感じもしました。(2分18秒)
 歌終わりに映像が切り替わります。タモさんとマツコが辿り着いたのはどうやら舞台裏の模様。ちょうど大きなセットが動く場面に遭遇、人もいるようですね。
マツコ「あれサッちゃんじゃないの?」
タモリ「小林幸子出てないよ」

セットに乗りながら移動する水森かおりが手を振って2人に挨拶。
マツコ「誰だった、お父さん?」
タモリ「水森亜土」
マツコ「水森亜土!?」

 舞台裏の動きにはマツコも喋りつつ素で驚いているようにも見えます。まだ彷徨います。そのまま適当に係員を見つけて案内してもらえればスムーズに審査員席に座れるような気もするのですが…。どうなることやら。

(ウラトークチャンネル)
 今回は2階席、メインステージからは遠くなったものの花道があることで、歌手との距離は近づいたという話。「紅白も大胆なセットにしましたね」「ここまで大きいのは初めてですから」
 歌唱前からセットの凄さに思わず笑ってしまう2人。高さ10mなので、3階席の目線に近い模様。「富士山?」「滝?」水をイメージした?といった感じでどうやら具体的にはっきりと事前に聞かされてはいないようです。曲中盤の衣装の動きは「巨大スカートめくり」と形容。次々と移り変わる映像を楽しんでいます。
 ラストサビは「神様だ!」「白鳥になっちゃったんだ」「自分がなっちゃうんだ」「審査員の人固まって見てるもん」なおこの曲が発表された後、「瓢湖に飛来する白鳥の数が例年の6000羽から10000羽に増えた」らしいです。
 舞台裏の中継。span style="color: #FF00FF;">「森田夫妻?」
「ステージ出ちゃうんじゃないの?」「究極のブラタモリみたいな」完全にウラトーク席の3人も戸惑っているご様子。


いきものがかり(9年連続9回目/第59回/2003/32〜34)
「SAKURA」(2006/水野良樹/水野良樹/8年ぶり2回目)
〜デビュー10周年 夢をのせて路上で届けた歌〜

 この曲のあらましについて歌前に述べます。デビュー前に路上ライブを開催した時の若き日の写真も。日付は2000-09-17とあります。17年前、月日が流れるのは早いものです。
 8年前に紅白初出場した時の桜は液晶ビジョンでしたが、今回の桜は本物かと思わせるような、このステージのために作られたセット。ビジョンはバックではなく、3人が立つ舞台の床に桜吹雪が映し出される形。曲中に舞う本物のような桜吹雪も雰囲気タップリ、バックの2人も生演奏。そして歌う聖恵ちゃんのボーカルは、初めてMステで見た時以上に素晴らしいと感じさせる歌声。最高音の裏声も全くよどみなく大変綺麗で、10年前のことを思い出しながら聴くと尚更感慨深いものがありました。文句なしの名ステージ、まさに前半の紅組トリに相応しい内容です。(2分58秒)

(ウラトークチャンネル)
 「受け取る時のMCはどういうことなの?これなかったようにしてるよね」「むしろメチャクチャすぐそばにいますよ」この対応にも戸惑いつつ、いきものがかりモードにこちらも切り替えます。「いきもの?」「全部いきもの」「日村さんをはじめみんないきもの」
 「白鳥の季節から春になりました」「桜という歌は数あれど、いきものがかりのSAKURAはナンバーワンだね。ごめんね直太朗くん」橋本アナは彼女たちがデビューした時、聖恵さんがCDにサインしてもらった際、水野さんが「10年後にもCD出しましょう」と書いたそうですが、その10年後本当にアルバムを出したというエピソードを話します。良い話ですね。
 歌終わりは水野さんが警備員に止められる話。今年は大丈夫だったようです。


ゆず(2年連続7回目/第54回/1997/39〜40)
「見上げてごらん夜の星を〜ぼくらのうた〜」(2006/永 六輔、北川悠仁/いずみたく、北川悠仁/初)
〜「歌があれば ひとりじゃない」 永六輔の思いを未来へ〜

 今年亡くなった永六輔を追悼。生前の永さんの写真が映し出されます。生前親交が深かった黒柳徹子をゆずの2人が訪ねた映像、直前に坂本九が紅白で「見上げてごらん夜の星を」を歌った映像も挿入されました。ただこれは正確に言うと第14回(昭和38年)、テロップでは第20回になっていますが間違ってます。訂正はなかったようですが。
「誰の心の中にも 今も消えない唄がある」
「悲しいときは そっと口ずさむ唄があった」

 徹子さんとゆずの2人が待ち合わせたのは、生前永さんと毎年初詣に来ていた豊川稲荷東京別院。上の2フレーズは「永さんが言いそうな言葉だと思います」とコメント、ゆずの2人は徹子印がもらえたと大喜び。徹子さんの話は以下の通り。
”誰でもこの曲を聴いて、胸にぐっと迫るものがあるような”
”どなたにでもこういう瞬間があるんだと思うんですよ”
”「上を向いて歩けば涙がこぼれてこない」「なにかあったなら とにかく見上げてごらん」”
”そういうところはすごく永さんの中にあったんでしょうね”
 メインステージには生前の永さんの写真、ゆずの2人はルーフステージでギターを弾きながら歌唱。もちろん客席には星を思わせるようなペンライト。名曲は永遠であることを、あらためて再確認できたというステージでした。ただこの演奏時間なら、”手を繋ごう ボクと”のくだりも含めてもっと長くしても良かったような気もします。(2分32秒)

(ウラトークチャンネル)
 永さんと徹子さんの話、歌前は映像を含めてほとんど喋らずにじっくり見る形。永さんが作った歌詞の良さについても、マジメに語ってます。
 プラネタリウムみたいなペンライト。「会場がきれい」「俺ら貰ってないな…」「そうですね」永さんの写真を見ながら、ステージを聴き入る形。基本サビは熱唱、一部分ではハモってました。


紅白HALFTIME SHOW
 前半戦終了時点、視聴者投票の途中結果は922066vs1435170。不自然なくらいに白組の投票数が伸びています。10組終了時と比較すると、紅組は2倍ちょっとで自然な増加数ですが白組は4倍近い数字に。一体何があったのでしょうか。
 ここでニュース、というところで急にアメリカンスタイルの二宮和也が登場。紅白恒例?のHALFTIME SHOWの司会を務めます。「今までやってないです」と返す相葉くんですが、一応ハーフタイムショーは過去の紅白にもあります(内容は全く違いますが)。世界的な番組になった紅白で、世界的なアーティストを招いて繰り広げる豪華なショー、「司会はワタクシ世界の監督が一度は仕事してみたいよ〜でお馴染みの二宮がやらせて頂きます、どうぞよろしくお願いします。是非仕事をくださいよろしくお願いします」と自分で言います。だったらハーフタイムショーじゃなく本編の白組司会も彼で良かったのではないでしょうか、というツッコミは抜きにしてすぐにステージに移ります。時間がありません。
 まずはビヨンセが登場。すごいボリュームです。楽曲は「Crazy Love」。むろん踊るのは本人ではなく渡辺直美。司会者の方々と比べると横幅は軽く2人分ありますね。ただ両司会はともかくとして、審査員の大谷選手やガッキーに絡むのは良いのでしょうか。大谷選手とはグータッチまでしています。まあおそらく数年以内に彼もメジャーリーグで活躍することになるとは思いますが。
 間髪入れず流れるのは「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」。こちらは本当に世界的ヒットになったピコ太郎が登場。ものすごく楽しそうです。途中から司会者と偽ビヨンセも一緒に踊ります。それとは別にダンサーまで従えてます。わざわざPVと同じ字体のテロップまで表示されます。本編に登場する回数も含めて、まさに破格の扱いです。
 時間は全くないのですが、そのまま「ポンポコリンポンペン」も披露。「PPAP」と全く同じメロディーなんですけどね。それをバックに相葉くんが無理矢理後半戦に続きますと挨拶、披露している間にニュースに入ってしまいました。なお今回武田アナに代わって担当するのは高瀬耕造アナ。やはり、何とも言えない表情を浮かべていました。
 なお8kシアターの方ではニュースに切り替わることなくそのまま続行。ADの指示で司会の2人は急いで退場しますが、ピコ太郎は最後まで歌い切りました。会場としては特に問題なく、ニュースに切り替わるという点では芸人としてはおいしく、おそらく演出としても想定の範囲内。この演出も賛否両論あるようですが、個人的にはそんなに否定されるべき内容とは思わなかったです。

(ウラトークチャンネル)
 視聴者投票の途中結果は白の伸びに驚き。組織票については一切言及していません(当たり前ですが)。
 ハーフタイムショーの内容については、ちょっと放送席も戸惑い。ですが渡辺直美が登場した瞬間こちらも盛り上がります。ピコ太郎のPPAPは2人とも一緒に歌ってます。残り15秒、橋本アナはこちらでも大慌てで後半戦もウラトークお願いしますと挨拶するのでありました。



kouhaku19510103 at 04:44コメント(0)第67回(2016年)紅白歌合戦 
SEKAI NO OWARI(3年連続3回目/第65回/2010/30〜31)
「Hey Ho from RPG」
 「RPG」(2013/Saori Fukase/Fukase/初)
 「Hey Ho」(2016/Saori&Fukase/Nakajin/初)
〜大ヒット曲「RPG」から続編「Hey Ho」へ〜

 Fukaseの「RPG」アカペラを階段上で一節歌った後に、セカオワワールドの舞台演出のもと「Hey Ho」を1コーラス半歌う展開。今回はいつになくFukaseがものすごく爽やかな好青年に見えました。その舞台演出は”大海原をイメージした動物たち”をイメージしたような内容。良かったのではないでしょうか。(2分34秒)

(ウラトークチャンネル)
 「RPG」のアカペラについて、「ここ”がんばれー”とか言えない」。でも設楽は我慢できず一緒に歌います。
 「ダンソンがいっぱいいるよ」「バンビーノ?」と指す日村さんの指摘については「動物楽団」という見たままの解説。そしてMVでもこの曲が人気あるという話の後に一言。「素顔出してる人3人しかいないよ」。セカオワワールドを楽しむ放送席でした。最後は舞台転換についての話も。


市川由紀乃(初出場/第67回/1993/40)
「心かさねて」(2016/石原信一/幸 耕平/初)
〜亡き兄と共に夢見た紅白初出場 天国へ届け〜

 歌う前に、まずは市川さんがファンであるという星野源が後ろから登場。素でビックリする市川さん、どうやらサプライズ演出のようです。「僕もまだ2回目なのでこう…偉そうなことは何も言えないんですけど、市川さんの歌本当に素晴らしいので、是非いつも通り歌っていただければ皆さん感動されると思います、頑張ってください」と謙虚にメッセージを送ります。
 一度歌手を諦めてアルバイト生活を経て10年前に再デビューという初出場までの経緯を説明した後に、脳性麻痺という障がいを持つ亡くなった兄からの手紙を必ず胸元に入れて歌っているということも喋ります。”ゆきのちゃん ガンバッテね。おうえんしてます。松村浩司 H12 11月13日(月)”と書かれたそのメッセージもワイプで紹介されました。そして会場にいる母親にも話をうかがいます。”素敵です。夢を諦めないで、よく頑張りました”と、涙を流しながら話します。
 胸に手を当てながら舞台に向かう市川さん、初出場の紅白のステージ。バックにはダンサーもなく花柄のビジョンだけ、ステージは彼女の歌唱のみに視点が集まります。1コーラス半、短かったのは残念ですが見事なステージ。涙をこらえながら歌い切るシーンは、やはり感動モノでした。「支えてくださったファンの皆さま、そしてスタッフの皆さまがあったからこそだと思いますので、感謝の気持ちでこれからも頑張ってもらいたいと思います。ありがとうございました。」と話す歌終わりの母親の言葉もに立派なもので、まさにこの母あって市川由紀乃ありといったところでしょうか。長い活躍、および常連と言われるほどの紅白連続出場を今後も期待したいです。(1分55秒)

(ウラトークチャンネル)
 市川さんは源くんの大ファン、設楽さんの息子も源くんのファンなのだそうです。バナナマンにとって源さんは関係者なので、少しだけその話も。市川さん初出場ということで、バナナマンの2人も初めて紅白の仕事に呼ばれた時のことを振り返ります。サプライズに感動の演出、「歌える?」「転ばないでよ!」と少し心配しつつも温かく応援。
 「お母さん嬉しいだろうねぇ」「お母さん撮ってあげてよ」。歌う市川さんについては「目が潤んでらっしゃる」「初出場決まった時も号泣してらっしゃいましたから」。イヤホンを外して生音を楽しむ2人、「演歌はいいね」「しみるね」という感想も残していました。


三代目J Soul Brothers(5年連続5回目/第63回/2010/27〜33)
「Welcome to TOKYO」(2016/michico/T.Kura michico/初)
〜LEDパフォーマー100人 光と映像のスペクタクル〜

 ふるさと審査員の2人はまだ空席。これから曲に入ろうというところで、タモリとマツコの中継が入ります。まだNHKホール入り口にいるようです。警備員とのやり取りは完全にすれ違い。無理矢理入ろうとしますが…。そんなことは気にせずこちらは本番進行。いいのでしょうか、若手芸人ならともかくタモリとマツコ・デラックスに向かってその扱いは…。
 100人のLEDパフォーマーはメインだけでなくルーフステージも活用、迫力と美しさに満ち溢れた演出はまさしく見事でした。ものすごかったです。ただボーカルの2人は例年になく声の調子がよくない印象もあって、こちらはなかなか大変そうでした。確かにここ数ヶ月レコ大のアレコレや札幌ドーム公演中止やらで、無駄な心労もありそうで無理もないとは思いますが…。(2分27秒)

(ウラトークチャンネル)
 スタンバイ中のレインポンチョみたいな衣装を着た人と目が合って、少し戸惑い。中継では「まだ入れてないの?入れてあげてよ」「タモさんとマツコさんだよ」と。
 「なんだこれ!カッコ良い」「マイケル・ジャクソンみたい」「スゲェ!」「ラスベガスがやってきちゃったよ!」と設楽さん大興奮。一方の日村さんは「何やってんだ紅白」「メチャクチャだね今年」とやや冷静に凄さを感じている様子。ただラスベガスについては「渋谷じゃない!」と言いつつも即座に「でもWelcome to TOKYOって言ってるんだもんね」設楽さん自らツッコミ入れます。100人のダンサーについては、「ツアーでもこの規模はなかった」とのこと。「スターウォーズみたいだな」「圧巻ですね」と大興奮。ただ放送席から三代目のメンバーは全然見えなかったようです。


香西かおり(2年ぶり19回目/第42回/1981/53)
「すき〜真田丸スペシャルVer.〜」
 「真田丸 メインテーマ」(2016/服部隆之/初)
 「すき」(1997/香西かおり/玉置浩二/初)
〜真田丸バイオリニストとコラボ 橋本マナミ「大人の女」を踊る〜

 白のドレスで登場する香西さんは、スカートの裾が長くてちょっと苦戦しているようです。その横に立つのは黒いドレスの橋本マナミ。『真田丸』の細川ガラシャ役で出ていたとのことですが、香西さんに関して言うと昔から草刈正雄のファンだったのだとか。草刈さんデレデレ。というわけで、席を立って劇中の決め台詞「おのおの、抜かりなく!」を決めてそのまま演奏に入ります。「失礼しました、ちょっと外しました」というやり取りもマイクに入ってしまいましたが。
 三浦文彰のヴァイオリン演奏「真田丸 メインテーマ」を、『真田丸』の名シーンとともに。そこから「すき」に入る流れが予想以上に自然でビックリしました。玉置浩二作曲なので演歌っぽさは元々ないのですが、こうあらためて聴くとジャズに近いです。ですのでこういう曲だからこそ香西さんの歌声の凄さが直に伝わります。なぜ今まで紅白で歌っていなかったのでしょうか。ものすごい名ステージでした。橋本マナミのダンスも良かったですが、個人的には歌唱とヴァイオリン演奏が素晴らしすぎたので、ちょっと目立たなかったかもしれないという印象でした。振付は夏まゆみ。(3分1秒)

(ウラトークチャンネル)
 今回の踊りのキーワードは「nice smell」なんだそうです。歌前は”国民の愛人”というキャッチフレーズの橋本マナミについてのトーク。ヴァイオリンの入りはカッコ良いの一言連発。私もそう思います。
 ステージはどちらかと言うと香西さんより橋本さんの動きに注目していたようでした。「ダンサー1人にヴァイオリン1人でさ、歌うってすげぇカッコ良い」と、先ほどの対比の面白さも語っています。ちなみに振付の夏まゆみさんについては、日村さんも前回の紅白歌合戦でお世話になったとか。観客の話もここで、応募倍率900倍というのに驚く2人でした。


椎名林檎(3年連続4回目/第62回/1998/38)
「青春の瞬き-FROM NEO TOKYO 2016-」(2014/椎名林檎/椎名林檎/初)
〜東京都庁が夢の空間に 五輪閉会式の衝撃 再び〜

 リオ五輪閉会式・フラッグハンドオーバーセレモニーの映像が流れます。映像とは言え、都知事や首相の顔が紅白歌合戦で流れるというのも過去あまりなかったように思いますが。その演出と音楽を務めたという曲紹介のもと、東京都庁から中継が入ります。
 街頭を歩く人々、非常に高いところから吊るされて登場するAyaBambi、特設ステージの真ん中で歌う椎名林檎。バンドメンバーも含めて、衣装は黒で統一。喪服です。つい数週間前に放送されたSMAP×SMAPのラストで歌われていた楽曲ではありますが、それを示唆しているのかどうかは分かりません。特設ステージで繰り広げられる光の演出は、”夢のようなステージ”という曲紹介でしたが、本当に現実と虚構をさまよっているかのような雰囲気です。広場を歩く人々・都庁からの空撮・上空のプロジェクションマッピング、どこまでがリアルな映像なのかも境界線が分からない状況です。
 バンドメンバーは、ギターが前回の紅白ステージでもデュエットしていた浮雲。ベースは亀田誠治。ドラムは刄田綴色。キーボードは伊澤一葉。どこからどう見ても東京事変です。テロップはなかったですが、分かる人なら間違いなく分かります。おそらくファンにとって一番夢のような瞬間は、このメンバーが再集結したことではないでしょうか。
 ラストでは既にステージを去っている椎名林檎。演奏が終わり、止まっていた街の人々は再び歩き始めます。これの意味するものが何なのかは明確な回答を出せません。ただひとつ言えるとしたら、今回の椎名林檎も紅白屈指の名ステージだったことでしょうか。ちなみに8kシアターでは中継に関して言うと通常の画質でしたが、大画面から感じる迫力という点は同様でした。出演時間が20時16分〜20時20分にあったというのも実に面白いです。(5分26秒)

(ウラトークチャンネル)
 フラッグハンドオーバーセレモニー。「安倍首相のマリオ、日村さんに似てたなーと思った」としみじみ。
 中継と言いつつもそれっぽくない映像に驚きと戸惑いを隠せない放送席、林檎嬢のアップが映ることでようやく生中継と認識。静かに演出の凄さ・カッコ良さにひたすら驚いてます。
 紅白が始まって1時間、こたつにみかんを置きたいという話題には「今年のステージはかまくらだから一歩近づいた」とまとめます。数字が出る演出には「国民みんなの寿命とかが出てるんじゃない?」「気持ち悪いよ!意味が分からない」。ちなみに林檎嬢とバナナマンはお互いのライブに足を運ぶ関係、ついでにフルーツ繋がりという話も。


福田こうへい(2年ぶり3回目/第64回/2012/40)
「東京五輪音頭」(1963/宮田 隆/古賀政男/3年連続4回目)
〜星野源も関ジャニも欅坂も 紅白みんなでお祭り音頭〜

 ここ2年、特に前回におけるこの曲の扱いのぞんざいさは酷いものがありましたが、今回は三波春夫さんの長女・三波美夕紀さんを訪れた映像がワイプで映るなど、大変丁寧です。とは言え本来はもっと長くメインで流したかったのだろうと思いますが。福田さんが「東北・日本を元気にします!」と力強く歌前に抱負を述べます。ゲスト審査員の萩野公介は、東京五輪ではメダル3個、4個以上獲れるように頑張っていきますとコメント。
 1番は上段ステージ。福田さんの周りで大きい団扇を持つのは星野源桐谷健太、両端に三山ひろし山内惠介。源さんと桐谷さんが福田さんの後ろでチョケています。
 2番はなんと神輿に乗っての歌唱。のぼりや提灯を持つのは関ジャニ∞の面々。五木ひろしも大きな団扇を持って応援。AAAもいます。白組歌手は白い法被を着ていますね。赤い法被を着ている紅組歌手は欅坂46松田聖子天童よしみ石川さゆりmiwaなどなど。PUFFYの2人だけ上に着ている法被の柄が紺色メインで違いますね。神輿に乗った福田さんは、ゲスト審査員席前の通路を経てルーフステージに向かいながら歌います。
 ウラトーク席にはKinKi Kidsがいます。3番を歌うルーフステージに待っているのはAKB48の面々。ダイナミックにカメラにアピール、歌い終わりに「優勝や!」と叫ぶ関ジャニ∞、最後に決めポーズを獲る福田さん。終わってみれば、ふざけすぎることもなく会場全体がおおいに盛り上がった良いステージでした。こういうステージを毎年見せてくれるなら、来年もやっていいんじゃないかと思うものです。振付はパパイヤ鈴木、踊りはP'z Group。(2分13秒)

(ウラトークチャンネル)
 KinKi Kidsの2人がウラトーク席に登場。ステージでは4人とも前に出て盛り上げるという形でピンマイクを取ってもらいます。しばらく橋本アナのみで進行。日村さんの団扇がないようで、渡す段取りがそのままマイクに乗っています。KinKi Kidsについては「いつも応援される側の方が応援をしていると、なんか嬉しいですね」と。
 3番に入ったところで放送席に4人が戻ります。直後に本放送に乗る形、”全体的に押しているみたいでちょっとテンポアップで”というスタッフの声も入ります。


 いつの間にか架純ちゃんが移動してウラトーク席を紹介。相葉くんだけでなく、架純ちゃんもバナナマンの滑舌が怪しいです。KinKi Kidsの2人に感想を求めます。剛さんの気になったシーンは「関ジャニ∞の努力」とのことでした。




kouhaku19510103 at 03:23コメント(1)第67回(2016年)紅白歌合戦 
・ゲスト審査員紹介
 あらためて一人ずつ紹介。今回はちょっとした小ネタもテロップに混ぜる形。また、画面右下ではワイプで業績なども分かりやすくまとめられていました。
 まず真ん中からステージ側に向けて以下の5人が紹介されます。
高畑充希
 カラオケでよく歌う曲:天城越え。映像は『とと姉ちゃん』。”脚本 西田征史”という部分もクレジットされてます。赤を基調とした着物姿。
辻 沙絵
 カラオケでよく歌う曲:AIの曲。映像はリオデジャネイロ・パラリンピックでのシーン。白のドレス。
草刈正雄
 音楽が聴きたくなる時:常に。映像は『真田丸』、こちらも”脚本 三谷幸喜”のクレジット。スーツ姿の正装。
新垣結衣
 音楽が聴きたくなる時:就寝前のひとりの時間。映像は逃げ恥…ではなく3月放送予定のドラマ『絆〜走れ奇跡の子馬〜』。白のドレス。
大谷翔平
 音楽が聴きたくなる時:試合前。映像は札幌ドームで投打に活躍するシーン。スーツ姿の正装。
 次に真ん中から客席側に向けて以下の5人が紹介されます。
萩野公介
 楽しみにしている歌手:いきものがかり。映像はリオ五輪で活躍しているシーン。スーツ姿の正装。
伊調 馨
 楽しみにしている歌手:ピコ太郎。映像はリオ五輪で活躍しているシーン。紫を基調とした着物姿。
秋本 治
 楽しみにしている歌手:PUFFY。映像ではなく、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』のキャラクターを描いた色紙を持参。スーツ姿の正装。
春風亭昇太
 楽しみにしている歌手:星野 源。映像は笑点…ではなく1月から放送の大河ドラマ『おんな城主 直虎』。白ではなく薄紫色の和装。
村田沙耶香
 楽しみにしている歌手:椎名林檎。映像は芥川賞受賞のシーン。濃紫を基調とした着物姿。

 また、ふるさと審査員6人も再び紹介、こちらは今の時代個人情報ということもあってか?名前はなし。紹介する2人は一人が噛み、一人がものすごく棒読み。大丈夫なんでしょうか。そして本来いるべき2人はまだ来ていないご様子。
 8Kパブリックビューイングについても紹介、ふれあいホールから生中継が入ります。(事前に応募した方のみご覧いただけています)とのテロップあり。サイリウムを持っている方もいらっしゃる様子。
 東京都庁からスペシャル中継が入ることもここで紹介。(一般には非公開です)というテロップあり。こちらの映像ではリオ五輪の陸上競技を流しています。
 副音声・ウラトークチャンネルもここで紹介しますが、相葉くんが思いっきりバナナマンを”ババ…”と噛んでしまいます。当然ながら2人総ツッコミ。駆け足状態なのでスルーされましたが、今回も西川貴教が放送席に座っているようです。
 時間がないのでそのまま次にいくかと思いきや、ラジオ中継も紹介するようです。今回の担当は二宮直輝アナと寺門亜衣子アナの同期コンビ。二宮アナの横にいるのはやはり渡邊あゆみアナのようです。小田切千アナも後ろにいるようです。相葉くんは右横を見て”あっ”と気づいた辺り、もしかするとラジオ中継席の人が手を振っていたのでしょうか。もう少しで紹介されずスルーされるところでした。

(ウラトークチャンネル)
 審査員が画面に映るたびにリアクション。草刈さんの所でバナナマンの2人が全く似ていないモノマネ。ガッキーの所では髪切ったね?との話題、「今こそタモリさんに言ってもらわないといけない」。伊調さんの所ではやはりピコ太郎を楽しみにしているという所に大ウケでした。
 ふるさと審査員の空席のくだり。「あそこに入るのがPUFFYの2人ってことじゃない?」
 主音声に乗る直前でちゃんと準備するバナナマン。ですが紹介で相葉くんが噛みます。あっという間に巻かれた後のトーク、「俺ら割と噛みやすい」「俺らが悪い」。良い人です。


欅坂46(初出場/第67回/2016/15〜21)
「サイレントマジョリティー」(2016/秋元 康/バグベア/初)
〜今年デビューで大ブレイク 問いかける歌詞にも注目〜

 初出場の抱負を担当するのはセンターの平手友梨奈・15歳。「初めてですごく緊張しているんですけど、メンバー全員で力を合わせて頑張りたいと思います」
 スタンバイに入り、これからステージに入ろうというところで、今回紅白楽屋トークを担当する渡辺直美による、7号室楽屋からの中継が入ります。パソコンやアプリから見られる配信のお知らせでは、スタッフもスケッチブックでアピール。そしてすぐ近くのロビーにいるTHE YELLOW MONKEYの4人に早速インタビュー。ボーカルの吉井和哉は欅坂46のファンだそうで、ネットで買ったシングルCD「サイレントマジョリティー」「二人セゾン」をわざわざ持参していました。一方後ろではピコ太郎RADIO FISH中田敦彦が揉めてます。仲裁に入る藤森慎吾ですが、なかなか収まりそうにありません。なんだかとても仲が良さそうに見えます。相葉くんがその様子を見てツッコミを入れますが、ナオミさんは無視してそのまま進行。「テンションが上がったら私もステージで歌いたいと思いまーす」と白目を剥きながら締めるのでありました。
 さてステージ。4846系の紅白ステージは前年まで数えて16回ありましたが、それらの素晴らしいステージと比べても相当にインパクトある振り付けだったかもしれません。Aメロの右手の動き、ロボットと見紛うようなBメロ、サビで颯爽と後ろから登場するセンターの平手ちゃん、横一列で前の人の両肩に手を乗せたり後ろに反ったり一瞬で次々に右腕を回転させて屈むCメロ、”YesかNoか”で一斉にジャンプ…。これが全て完璧に揃っていることに凄さを感じずにはいられません。黄緑色のレーザー光線も鮮やかでした。全員の表情、目が何よりも素晴らしかったです。特に平手ちゃんは群を抜いていて、まさに”選ばれし者”という一語がピッタリの存在感でした。おそらく数年は連続して紅白に出場することになるかと思いますが、デビュー1年目でこれだと今後はどこまで凄いことになるのでしょうか。当分の間は本当に紅白で目を離せないステージになりそうです。(2分10秒)

(ウラトークチャンネル)
 思わず「欅坂!」と大きな声援を送る設楽。周りのお客さんから睨まれたようです。「頑張れー!」との声には後ろから爆笑が聞こえたようで、思わず橋本アナにも謝ります。
 楽屋トーク、西川さんもこの後出演するようです。吉井さんのくだりでは、ステージで欅坂46のメンバーも喜んでいると実況。後ろで揉めてるシーンは「チューする!」場面だという形容。「ぐちゃぐちゃな中継だな」「何これ?」「情報量が多すぎる!」というのがその場で出た正直な感想のようです。
 欅坂46に関しては土田晃之と澤部佑が番組を担当していると解説。「今年の正月、イベントが一緒だったけど初々しかったんですよ。今は風格ありますからね」と語る西川さんを筆頭に絶賛モード。そして3人とも「頑張れ!」を大声で連発。歌詞・振り付け全てにおいて絶賛、西川さんは「2番も歌って欲しい!歌おう!」と。ラストサビ前の振り付けも一緒にやる流れになったようですが、あまりにも早すぎて失敗した模様。ラストも西川さんがずっと歌うなど、終始大盛り上がりでした。
 

三山ひろし(2年連続2回目/第66回/2009/36)
「四万十川〜けん玉大使編〜」(2016/千葉幸雄/中村典正/初)
〜成功率30% 「三山スパイク」に挑む〜

 歌前に今をときめく演歌のプリンス2名・三山ひろしと山内惠介が登場。今回は白組内対決ということで、けん玉を得意とする三山さんに対し、山内くんが対抗意識を燃やすというスタンス。「けん玉と歌をコラボさせるというのは、これはやっぱり、夢を歌おうですよ」。ちょっと苦しいです。そんな2人の後ろでけん玉をするゲストの面々。ハリセンボンは近藤春菜が『花子とアン』繋がりで2年前に出場していましたが、箕輪はるかは今回が初めての紅白ゲスト出演。「けん玉が好きなんです!」と高らかに宣言していました。彼女もそうですが、横にいる乃木坂46橋本奈々未も実はけん玉が特技。2人とも難なく玉を乗せていて、本当にかなり得意なご様子。今回は紅白のために作った、成功率3割の”三山スパイク featuring ず〜まだんけ”に挑戦するのだそうです。スタンバイに入るや否や"OK! 頑張って!"とカッコ良い声が聴こえますが、なんとTRFのDJ KOO。正月をイメージしたえらく派手な格好で、ヘッドホンの耳にはTRFの文字があります。彼もけん玉が特技ですが、後ろでは大技に挑戦して失敗するシーンがやや目立っていました。それにしてもTRFとして大ヒット・メンバーで3年連続出場した頃には想像できなかった形の紅白出演。彼の方向性は衣装も含めて、間違っていないのでしょうか。そして彼の前に出てきて目立つくまモンは3年ぶりの紅白登場、見事にけん玉成功して歌に入ります。
 バックダンサーにも数多くの種類がありますが、さすがにけん玉を持ち込むパターンは初めて見ました。もちろん大きなけん玉を首にかけながら紅白で歌う歌手も史上初。次々にダンサーがけん玉をしていくシーンでは当たり前のように全員成功、本当に名人ばかりが集まっています。間奏で見せる本人の大技も見事に成功。歌は全然頭に入って来ないですが、全体的にやっていることの難度は相当高いです。よくよく考えると物凄いステージなのではないでしょうか。ラストは前述の4人も登場して一緒にけん玉で締めますが、成功したのが三山さんだけだったのは、やはり大舞台でけん玉を披露した数の差なのでしょうか。振付はパパイヤ鈴木、踊りはず〜まんだけけん玉HERO'Sでした。(2分20秒)

(ウラトークチャンネル)
 次のステージに行く段取りがあるのでバナナマンが一旦抜けます。ここからは橋本アナと西川さんのみで進行。実は西川さんだけでなく橋本アナも滋賀県出身、「小さな滋賀県がここにございます」。くまモンについて褒めます。
 西川さん、演歌も熱唱。「当たり前のことを言ってます」とコメント入れつつ、コブシもなかなか効いているご様子。三山さんが間奏で決めるシーン、「ポケモーン、ゲットだぜ!!」なお”ず〜まだんけ”は、三山さんの横で大技を決めていた2人のことを指すようです。技名に西川さん大ウケしてました。ラスト、「KOOさん全然出来ていないw」とツッコミ。ちなみにDJ KOOはけん玉6級らしいです。けん玉をプロデュースしているというプチ情報も。


山内惠介(2年連続2回目/第66回/2001/33)
「流転の波止場〜究極の貴公子編〜」(2016/仁井谷俊也/水森英夫/初)
〜乃木坂46がお姫さまに 山内も”変身”に挑戦〜

 ウラトークチャンネルからバマママン…ではなくバナナマンが応援に駆けつけます。今回は山内くんの相談で、彼らにステージ演出を手伝ってもらったという触れ込み。この2人と関係が深い乃木坂46にも、こういう形でダンサーとして手伝ってもらうことにした、というのが表向きの台本。それにしても山内くん、とても喋りが流暢で面白いですが妙に甘い声にも聴こえます。そういえば少し前まで紅白の常連歌手だった美川憲一もかつては美男子と言われたものでした。
 シンデレラのような、あるいは鹿鳴館をイメージしたような衣装で乃木坂46のメンバーが踊ります。貴公子のような衣装で山内くんがエスコートするのは西野七瀬。間奏で早替え、そのために特別な演奏も入ります。早替えした後の衣装は、インディアンの王子様みたいなイメージでしょうか。よく分からないですが、とてもカラフルで舞台に映えています。紙吹雪の演出もつきました。すごく派手です。でもなんだかんだで曲にはマッチしているようでした。振付は井出茂太
 1コーラスが短いので2コーラス、ただそれでも2分に演奏時間が満たないのはやや意外。それにしても早替えがあったり間奏にアレンジが入る辺りを考えると、やはり目指すのは美川さんになるのでしょうか。20年後オネエ口調でトランスみたいなアレンジで演歌を歌うことになるとしたら、それはそれで面白そうです。(1分55秒)
 ステージ後の新垣結衣コメント「なんか新しい時間でしたね」。ショーを見ているようで素晴らしかったとは仰ってましたが、おそらく冒頭の一言が全てだったのではないかと思われます。それにしても早替えした後の2人の衣装は、知らない人が見ると演歌歌手ではなく芸人のコントみたいに見えて仕方ありません。

(ウラトークチャンネル)
 意外にも?曲紹介ではあまり喋らず話を聴く2人。
 ステージは「まるでディズニー映画」「舞踏会」という形容。そしてこの曲も西川さん熱唱。ちなみにこの様子を見て設楽さんはニヤニヤしてる模様。早替え後については「素敵なんですが、じゃあどう表現したらいいか」との感想。結局は「何なさっても山内さん、貴公子ですわこれ」という結論に落ち着きましたが。2組終わっての西川さんの感想「トリッキーだなぁ2人とも、演歌なのに(笑)」ガッキーのコメントについては「いいよ、いいよ、素直に言っていいんだよ」私も同感です。


miwa(4年連続4回目/第64回/2007/26)
「結−ゆい−」(2016/miwa/miwa/初)
〜絆の大切さ 熊本の中学生と歌う〜

 Nコン全国大会2年連続出場という実績を持つ熊本市立帯山中学校合唱部を、miwaちゃんが訪れる映像が流れます。
”まさか来るとは思ってなかった”
”大変なこともあったんだろうけど それを感じさせない気持ちが”
”すてきな歌声 すごく響いて来る”

”仲間は大切っていうのは分かってたんですけど”
”それを実感したから もっと”伝えよう”みたいな思いが あふれ出てきた”

”miwaさんと一緒に全国に思いを届けるぞ”(一緒に円陣を組む)
 「熊本のみんなと一緒に心を込めて歌います」と胸に手を当てて語った後のステージは、CD音源ではなくmiwaちゃんのギター弾き語り。バックには熊本市立帯山中学校合唱部18名。カメラが下手から上手に動くタイミングと合わせるかのように、miwaちゃんが合唱部のみんなに目線を右から左に。弾き語りをしながら顔を合わせます。ラストサビ冒頭はギターの演奏もなしでアカペラ。合唱とのコラボも紅白ではNコン課題曲に限らず多くありますが、こういうアレンジは過去あまりなかったように思います。miwaちゃんの歌唱と中学生の合唱を最大限に活かすには最適な内容。文句なしの名ステージでした。(2分12秒)

(ウラトークチャンネル)
 映像が流れている間にバナナマンがウラトーク席に戻ります。「意外とすぐですね」と出た感想の理由は、階段があるからということ。ニヤニヤしていた理由、「本編に出れるとニヤニヤしちゃいます」西川さん軽く嫉妬。
 歌が始まるタイミングで、西川さん退席の指示。楽屋トークの方に移るようです。miwaちゃんのステージについては「凄い」「みんないい顔してる」「堂々としてる」の感想でした。miwaちゃん自身も音楽コンクールに出場したことがあって、楽曲を担当するのが夢だったという情報も。ラストは後ろにいる中学生の将来を見守るお父さんお母さんの気持ちで見ていたようでした。


Sexy Zone(4年連続4回目/第64回/2011/16〜22)
「よびすて 紅白'16」(2016/久保田洋司/RYLL/初)
〜5人で大人のセクゾンをダンス×映像のコラボ〜

 大人っぽくなったねという歌前のトーク、マリウス葉に至っては180cm以上まで身長が伸びたとか。衣装も曲も大人っぽく、ダンスと映像のコラボと自ら紹介。ただ「酉年だけに色とりどりな光景を見せたい」という中島健人の喋りは大人を通り越して、TOKIOの城島師匠みたいになってます。その向こうで違和感バリバリで立っているのは「頭頂部がセクシーゾーン、斎藤です」ことトレンディエンジェル。中島くんと同じく、斎藤さんもセクシーメッセージが得意なようです。「今日はどっちを応援する?紅組?白組?それとも黒組?」「肌色だよ!」会場のウケはそこそこ、2人の頭のようにスベらなかったことは何より。というわけで中島くんのメッセージ。「日本の皆さん元気ですか!OK, Sexy Japan, Sexy Thank You!」セクシーというより単純にカッコ良いメッセージでした。そして相葉くんにもセクシーメッセージを無茶振りする架純ちゃん。「2016年も最後まで俺とトゥギャザーしようぜ!」完全にルー大柴なんですが、一応嵐なので観客からは歓声あがってました。
 今回のステージはバックだけでなく舞台の上にも映像演出が施されています。天井からのカメラショットで、床が虹色になったり5色の雪の結晶になったりするなど、大変綺麗でした。8kの映像だとより繊細な画質になるので、非常に鮮やかな色彩を見せていました。床だけでなくステージ後ろでも綺麗な液晶が施されていて、彼らの自然な踊りや楽曲の良さも相まってとても美しい景色をステージで作り出していました。素晴らしい演出だと思います。ただ惜しむらくは歌声。これまた8kでは非常に高音質なので、生音・生声・歌の良し悪しはテレビで見るよりも数段はっきりと伝わります。彼らだけでなくジャニーズ事務所の若手全般に言えることだとは思いますが、事務所内の発声練習は果たしてどういった形でやっているのでしょうか。そこが個人的には映像の素晴らしさ以上に、8kで見た際すごく気になってしまいました。4回目の紅白出場ですが、こちらに関してはまだまだ伸びしろがありそうです。事務所の先輩方で歌の上手い方は今回の紅白だけで見ても多数いますので、是非彼らを目標に頑張って欲しいところです。(2分16秒)

(ウラトークチャンネル)
 トレンディエンジェルを「ぺ」呼ばわりするバナナマンの2人。Sexy Zoneよりもその2人に注目しているのは、同業者ならではでしょうか。ちなみに中島くんがコールを求める場面では、会場のオーディエンスと同様しっかりレスポンスで応えていました。で、相葉くんのセクシーメッセージについてはやはりルー大柴だというツッコミ。日村さんのセクシーメッセージ「俺がルー大柴だ!」完全にその方向になってしまいました。
 ステージは、セクシーになった5人を褒めつつ演出の凄さを語ります。そして橋本アナは相葉くんのファン。それについては「心から応援をさせて頂いております」3連発。前任の久保田アナについての話題とともに、橋本アナもつい最近結婚されたということです。おめでとうございます。ちなみにおぎやはぎの矢作さんが相手ではないようです。ラストは「矢作さん結婚おめでとう」はセクシーという話題で締める放送席でした。なお橋本アナの結婚発表は12月28日、矢作さんの方は12月30日だったようです。


天童よしみ(20年連続21回目/第44回/1970/62)
「あんたの花道」(2002/木下龍太郎/安藤実親/14年ぶり2回目)
〜5人で大人のセクゾンをダンス×映像のコラボ〜

 大野智が中継で登場。RADIO FISHの2人と一緒に、NHK506スタジオを見学。今回の生演奏を担当する大晦日音楽隊がいるスタジオです。到着するや否や演奏が始まりました。聴き憶えのあるメロディーですね。どうやらPPAPのようです。そして指揮しているのはピコ太郎。ですのであっちゃんの顔を見てすぐにおでこを合わせて睨み合い。で、仲裁に入った大野くんに2人とも顔を向けます。なんだかよく分からないですが、仲が良さそうで何よりです。直後のステージの間奏でもこんな感じでした。
 今回のステージは本田望結ちゃんの踊りが入ります。将来女優になるのかフィギュアスケート選手になるのはまだ分かりませんが、とてもかわいい笑顔で大変鮮やかに、キレのある動きで踊ります。6年後くらいに五輪に出てメダルでも取った暁にはどういう形でこのステージが振り返られるのでしょうか。大変気になります。一方天童さんはやはりさすがの歌唱…と言いたいところですが冒頭から派手に歌詞間違えてます。そのせいか、心なしか不安げな感じに聴こえる序盤でした。さすがに後半は見事な歌唱でしたが1コーラス半。演奏時間も含めて、本人の扱いは例年になく軽いです。
 なお紅白ではお馴染み・花柳糸之社中が大勢いる中に緑の和服姿で踊る2人は、年齢制限のせいで本編に出られなかったAKB48夢の紅白選抜の田中美久矢吹奈子。望結ちゃんほど目立たなかったとは言え、遠くからでもかなり認識しやすい状態になっています。アップで抜かれる場面もあり、名前のテロップもしっかり画面に映りました。本編に出られなかったのは残念ですが、個人としては中途半端に後ろの方で踊るより、はるかに目立っておいしいという結果。本番前はかわいそうという声も多かったですが、分からないものです。もっとも奈子ちゃんは17位だったので、もう少し投票が多かったら間違いなく一番気の毒な事態になっていましたが。振付はお馴染み花柳糸之と、石川ゆみ。(2分12秒)

(ウラトークチャンネル)
 RADIO FISHがまたまた登場したシーンで、日村さんが前回五木さんに「おいバナナ出過ぎだ」と袖で言われたことを暴露。スタジオからの生演奏というのにはバナナマンの2人も驚き(そういえばここ2回はカラオケでした)。こちらでは例の2人、すごく仲悪そうという結論になりましたが…。
 ステージでは望結ちゃんに注目。「今度この歌でスケートやって欲しいね」「えっ12歳?」「12歳。」「天童さんが?」という小ボケも交えつつ。演奏については、「さっきはピコ太郎さんがしていましたが本当は栗田さんという方が指揮をして」と一応補足。華やかな舞台には「これが紅白」と2人して連発。


 合計10組終わったところでの視聴者投票は444595 vs 374460。紅組有利のようです。
 『とと姉ちゃん』ヒロインである審査員の高畑充希の楽しいというコメントの後に、来年架純ちゃんが主演する連続テレビ小説『ひよっこ』をついでと言わんばかりに宣伝。さらに相葉くんの無茶ブリで茨城弁も喋ってもらいました。「はじめでの、紅白の司会で、緊張してるけど、どうすっぺ?」かわいいです。「ごちそうさまです」とコメントする相葉くんもだんだん城島師匠っぽくなってきました。


kouhaku19510103 at 02:27コメント(0)第67回(2016年)紅白歌合戦 
 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。もしかすると先日29日のテレビで見て初めてこのブログをご覧になる方もいるかもしれません。私がカーシーです。

 当ブログでは毎回、かなり時間をかけて紅白歌合戦本編のレビューを書いています。普段はテレビで見てその後に書くのですが、今回はグランフロント大阪ナレッジシアターで8k映像体験という形で、いつもよりもかなり高繊細・高音質な画像で見ることができました。デジタルテレビとは違うカメラを使っていて、映像のアングルも当然変わります。平成初期の紅白ではアナログテレビ版とハイビジョン版、2つの映像が残る形でしたが、今はそれがデジタルテレビ版と8kテレビ版に進化したといったところでしょうか。完成版ではその映像で見た紅白の様子もレビューします。

 書式は以下の通りです。
出場歌手(回数/初出場回/デビュー年/年齢)
「曲目」(発表年/作詞/作曲/回数)
テロップに表記された紹介文
(8k映像も含めたステージの内容解説・講評)(演奏時間)
(ウラトークチャンネルの内容)



・オープニング
 今回は和服姿の両組司会・有村架純相葉雅紀が舞台裏で話す場面から始まります。元気よく相葉くんが挨拶、架純ちゃんが案内。直後しばし2人のやり取り。ちょっと言いづらそうな言葉を、紅白司会の先輩・相葉くん進行のもと練習。「初出場のKinKi Kids」「視聴者審査員の皆さま」、架純ちゃんに言わせたところ「俺よりうまい」とのこと。2人が握手して、そのまま舞台に向かいます。なお向こうでは出場歌手がスタンバイ中、紅組歌手の面々が見えます。香西かおりmiwa乃木坂46のメンバーが通路にあるカメラに向かって手を振っています。

 舞台は変わってNHKホールの外から中継。夫婦という設定でタモリマツコ・デラックスが入口に到着します。
警備員「入場整理券はお持ちですか?」
マツコ「お父さん昨日持っていくって言ったじゃない、酔っ払いながら俺が持っていくって怒ったじゃない」
タモリ「言わないよ俺、探してよ」「ちょっと待ってください」
しばし入場券を探した後、
タモリ「言われてるんですよ、ふるさとキャラバン
マツコ「ふるさとキャラバンじゃないって、なんとか調査員みたいなやつだよ」
タモリ「出口調査?」
マツコ「出口調査じゃないよ、普通の観覧じゃないんですよ」
タモリ「呼ばれるんですけども」
マツコ「だから入らないとまずいんですよ、今日」
警備員「お持ちでないと入場できないんですよ」
マツコ「…四角四面なことばっかり言うんだよNHKがこうやってあんたお父さんホントに」

 どうやら入場整理券を忘れた模様です。一応ふるさと審査員として呼ばれているようですが、警備員曰くそれがないと入場できないとのこと。この2人なら顔パスでもいけそうな気はしますが、とりあえず2人して入場券を探します。

 画面がNHKホールに切り替わります。ホールの観客は気づくと同時に一斉にペンライトを上に挙げて振ります。架純ちゃんが登場して大歓声、相葉くんが登場して黄色い歓声。2人で元気に開会宣言。「第67回NHK紅白歌合戦、スタート!」
 オープニングテーマは鷺巣詩郎作曲の「Fly into the Sun」。今回は第31回以来、36年ぶりになる客席を通る形の入場行進。ただ大人数グループの出場歌手も増加している関係上、1階席を通るのが半分、舞台裏から登場するのが半分といったところのようです。
 客席から登場したのは順番に紅組が松田聖子Perfumeいきものがかり乃木坂46(橋本奈々未・西野七瀬・白石麻衣)坂本冬美AIAKB48(指原莉乃・渡辺麻友・松井珠理奈・山本彩)天童よしみPUFFY西野カナ欅坂46(平手友梨奈・長濱ねる・菅井友香)大竹しのぶ石川さゆり。先頭にいる聖子さんが風船も装飾されたプラカードを持つ形。
 白組が星野源X JAPAN(YOSHIKI, TOSHI)TOKIORADIO FISH(オリエンタルラジオ)桐谷健太THE YELLOW MONKEYKinKi KidsゆずRADWIMPSV6郷ひろみ五木ひろし。こちらの先頭プラカード担当は源さん、2回目の出場にして大抜擢です。
 画面では全歌手のテロップが右から左にスクロールされています。これもまた第33回以来34年ぶり(第31回以前は下から上のスクロール)。一組ずつ入場順に出場歌手が総合司会・武田真一アナによって読み上げられます。
 司会者がそれぞれ挨拶、テーマ「夢を歌おう」を紹介。いつもならここからすぐトップバッターの紹介ですが、今回はゲスト審査員10人がこのタイミングで登場(普段は放送前に紹介した後で、本番開始の際には審査員席に着席しているという形)。こちらもまずは金色の文字で名前のテロップが流れています。席は舞台に近い方から大谷翔平新垣結衣…といった順番ですがテロップはあいうえお順でした。
 そして今回はこれまた、武田アナの紹介によると25年ぶりに視聴者代表の審査員復活。ふるさと審査員として、4組8人に参加して頂くという紹介なのですが、まだ2人来ていない模様。ちなみに紹介すると同時に、”ふるさと審査員”と書かれたのぼりを持った係員が横に立つ形になりました。本来なら空席があるのは大変まずいはずなのですが、ここで進行を止めるわけには当然いかないのでそのまま進めます。台本にもそう書いてあるようですし…(進行のビジョンがはっきりとカメラにも映ってます)。

(ウラトークチャンネル)
 ウラトークチャンネルの担当は3年連続、バナナマン設楽統日村勇紀。進行は橋本奈穂子アナウンサー。ここまではいつも通り(橋本アナは3年ぶり)ですが、今回初っ端からもう1人登場しています。T.M.Revolutionの西川貴教。本選に出られないことは全く気にしてないと西川さんが話した途端タモリとマツコのパートに画面が入ります。
 「何これ?」「夫婦みたいな設定なの?」「当たった人たちなの?」「どういうこと?」「こういうことなの?」「紅白新しくない?始まり方が」「この警備員の人誰なんだ?」「NHKホールの会場のお客さんたちキョトンとしてるもん」ウラトークの面々にもどう出てくるかは知られていないようです。実況という名のツッコミを設楽さん連発してます。
 のべつもなく初っ端から喋りまくる面々ですが、一応オープニングが始まると同時に橋本アナがウラトークチャンネルの内容をサクッと紹介。先頭が源さんという所にまずは大興奮。やはりバナナマンの2人は身内同然の乃木坂46に注目、「こっち向いて!」と何度も声をかけます。出場歌手を見つけてはどんどん喋ったり声援入れたり。なおPUFFYが登場したところでこんなやり取り。
「あ、PUFFYだ」
「あ、それもう触れなくて大丈夫です」
「そっか、PUFFYとそうだ、なんかあったな」
「なんかあったけど、強く頭を打ちますから。記憶をなくします」
 武田アナ登場のシーンでは、
「武田さんがワッと入ってきた!」
「えっ、武田鉄矢さん?」
「違うわ」「ウソでしょ」
「たけ”た”なんです」
 というやり取りも。目の前に起こることを視聴者と同じようにチャチャを入れる自由な雰囲気は、今回も継続のようです。


関ジャニ∞(5年連続5回目/第63回/2004/31〜35)
「ズッコケ男道〜紅白で夢を歌おう〜」(2007/上中丈弥(THEイナズマ戦隊)/ピエール/初)
〜初トップバッター 紅白みんなとド派手に〜

 曲紹介前から会場には大きな歓声。それもそのはず、今回は2階席のルーフステージから登場。1階席後方だと死角になるのは難点ですが、2階席や3階席の前方にとっては極めて近い場所で、1階席前方よりかえって出場歌手の動きが臨場感を持って伝わるような構成になっています。衣装は大倉忠義・錦戸亮・横山裕が白色のスーツに蝶ネクタイ、あとの4人は紅色の同じ衣装。白組なのに紅色の比率の方が高いのは、女性へのさりげない優しさなのでしょうか。村上信五が音頭を取る形で、トップバッターの演奏が始まります。
 冒頭サビが終わって早速移動、そこのMC担当は横山くんと安田章大。カメラショットも忙しなく、どさくさ紛れに?ウラトークチャンネルにもカメラが映し出されます。今回はアリーナ公演・フェスでもよくあるタイプのビジョンが投入されていますが、このショットは通常テレビとも8kとも違う別のカメラのようですね。もちろん1階席ではオープニングで登場した出場歌手がそのまま残って場を盛り上げます。
 白組サイドではTOKIOが独特の動きで一緒に盛り上げます。国分さんが関ジャニ∞の3人以上に目立ってます。一方紅組サイドは早速ゲスト審査員席、特に大谷翔平選手に絡みまくります。彼の膝に乗っかる村上くん、それを見て思わずすいません!と謝る丸山隆平。舞台をセンターに移して、直後ソロパートの渋谷すばるは相変わらず美声でマイペース、錦戸くんには相葉くんが肩を組むツーショット。サビの手の振りは出場歌手だけでなく司会者も一緒に。架純ちゃんはともかく、武田アナが手を振るシーンはかなり貴重な光景ではないかと思われます。おっと、左側を見ると欅坂46のところで堂本剛が同じ色の衣装でうまいこと紛れていますね。会見ではたまたま似た衣装だったようですが、本番は後日談によるとNHKと光一くんのプロデュースのもと練られた細かい企画だったようです。で、よく見ると手を振っていない歌手もいたり、既に舞台裏に退いていると思われる方もいたり。こういうところも紅白らしくて良いと思います。というわけで1コーラス半の歌唱時間はかなり短かったですが、非常に密度高く盛り上がるステージを展開していました。(2分23秒)

(ウラトークチャンネル)
 会場の歓声について橋本アナが解説。西川さんは欅坂46の横にいる堂本剛に注目します。引きの映像で一同ジックリ観察。「剛さん手の握り方も一緒ですよ」
 「ブンブン!」「イェイイェイイェイ!」最初からいつも通りに西川さん熱唱。日村さんが呆れる中で、設楽さんは今回のウラトークの横がラジオ放送席であることを紹介。「ラジオの人たちって、見て。歌の時ってちゃんと静かにしてる」橋本アナは「実況の隣りにいるサポートのアナウンサーが、西川さんが歌い始めた瞬間一瞬チラッとこっちを見ました」でも西川さんは仕事なので、サビも全力で熱唱します。
 「振り切ってこーぜ ほら タイミング「違うわ!」そりゃポケットビスケッツだとツッコミを入れますが、正しくはブラックビスケッツですね。楽しい雰囲気のウラトーク、西川さんは紅白に予定調和がないという偉い人の会見を見て「安心して最後までいようと思っています」と宣言。


PUFFY(初出場/第66回/2013/41, 43)
「PUFFY 20周年紅白スペシャル」
 「アジアの純真」(1996/井上陽水/奥田民生/初)
 「渚にまつわるエトセトラ」(1997/井上陽水/奥田民生/初)
〜20周年記念 誰もが知ってるあの大ヒット曲をメドレーで〜

 デビュー20周年で初出場。「どんなパフォーマンスを見せてくれますか?」由美「どうします?」亜美「まあ、みんなで盛り上がれる曲を」意味もなく由美さんが亜美さんに質問を投げる台本が、PUFFYらしさをうまく表しています。世代交代が進んだと言われている今回の紅白ですが、センターに聖子・さゆり・五木・郷といった大ベテランを配置する辺りに風格と緊張感を感じさせます。画面がこれによってグッと引き締まりますね。
 よくよく考えるとPUFFYだけでなくこの曲を作った・彼女たちをプロデュースした奥田民生さんの曲が紅白で演奏されるのも今回が初めて。ユニコーンでもソロでも出場してない上に、石川さゆりさんへの提供曲も紅白で歌われていません。そういう意味でも、20年前の歌ではありますがかなり新鮮。逆に言うと、20年前に初出場していたらやはりトップバッターで歌われていたのかなと妄想する部分もあります(もっとも裏番組出演以前に、由美さんが骨折してたのでどっちにしても辞退の可能性高かったですが)。
 先ほど歌った関ジャニ∞の面々は白組側一番端に陣取り、村上くんがカメラ目線ショット。SEKAI NO OWARIのNakajinが口ずさんだり、miwaちゃんもノリノリだったり。あと武田アナもしっかり口ずさんでます。貴重なシーンです。歌が切り替わるところでさゆりさんと聖子さんが2人して笑顔で手を振っていますが、これはビジョンの映像がそういうショットになったからなのだとか。
 「渚にまつわるエトセトラ」では由美さんが丁寧にゲスト審査員席に挨拶して歌います。審査員は手拍子ですが、一番奥にいる村田紗耶香さんだけはお馴染みのサビの手の動き。出場歌手も概ね拳を突き上げる振りですが、TOKIOの面々だけは両手をパーにして、良い意味でふざけています。こちらも大変盛り上がった濃い内容ですが、時間にすると思いのほか短め。出場歌手が減っても前半の演奏時間はやはり例年通りなのでしょうか。(2分19秒)

(ウラトークチャンネル)
「PUFFYどっちが好き?」
「言いづらい!どっちかと言うと吉村さんの方かな…」
「西川さん、ちゃんと盛り上がってね!」「他のアーティストと差別しちゃダメだよ」
「わかってるよ、変な汗かいてるけど」
「(歌い出しの歌詞について)どういう意味なの?どういう意味なの?」
「陽水さんに聞いて!」
「ラジオの人が睨んでるよ」
「今渡邊アナウンサー(ラジオのサポート、おそらくあゆみさん?)と目合いましたがね…」
「(全力というかヤケで)あえて吉村さんの方歌ってます!」
 というわけで、完全にPUFFYの声が聴こえないくらい西川さん熱唱してます。「ヤケクソで歌ってる感じがするw」歌唱後「あとでLINEするよ!」ちなみに西川さんと由美さんが離婚したのは14年前のことです。


 ここで、武田アナが視聴者投票の手順を説明。今回は1対戦ごとに投票して、その積み重ねで視聴者投票の結果が分かるということです。

AAA(7年連続7回目/第61回/2005/28〜34)
「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」(2006/真島昌利/真島昌利/初)
〜ライブで一番人気の歌 皆さんもタオルの準備を〜

 舞台後ろ、出場歌手たちの後ろではスタッフが慌ただしく動いてます。そんな中で登場したAAAの7人は今回2年ぶりに白組からの出場。ですので「去年紅組じゃなかった?」と言われます。西島隆弘が一応その旨説明した後に、「リバーシブルアーティストですね」とは架純ちゃんの言葉。その上手さに思わず勝手に2人でハイタッチ(カメラでは映っていなかったですが)。今回はライブで一番盛り上がる曲を選曲したということ、出場歌手にも客席にもタオルが配られます。11月の東京ドームワンマンで販売されたマフラータオルのようです。
 1階ステージ全体に7人が散らばります。上手側、またまたゲスト審査員(特に大谷選手)が出場歌手に絡まれています。そちらで歌うのは浦田直也、一緒にいるのが末吉秀太。”ジャンプします”と指示するのはセンターにいる宇野実彩子、歌うのが西島隆弘で一緒にいるのが與真司郎。白組側にいるのが日高光啓と伊藤千晃ですが、ソロパートがないせいかあまり映っていません。特に日高くんは普段ラップパート担当なので、そういう意味で考えると今回ちょっと損してる形でしょうか。あと伊藤ちゃんは年明け結婚発表とともにグループ脱退ということで、女性メンバーは宇野ちゃんだけになってしまいました。リバーシブルアーティストと言いつつも、女性メンバーが1人だけになるとすると今後の出場は白組でほぼ固定されるのではないでしょうか。
 話はそれましたが、こちらもステージが一体になって盛り上がる良いステージでした。ただ1コーラス半は相変わらず短いです。7年連続紅白出場でなおかつ東京ドームワンマンを埋めるくらいの集客力なのですから、そろそろ後半でじっくり時間を取って歌わせてあげてもいいのではないかと思うのですが。(2分1秒)

(ウラトークチャンネル)
 真後ろには客席。橋本アナを筆頭に一同後ろに向かって本気で謝罪。
 ルーフステージについて、「このさ、バーがさ、邪魔じゃね?」「電飾があるじゃん?あれが眩しい」「ちょうど目線の高さ」急に苦情めいたツッコミ。バーは安全のための手すりだそうです。
 「宇野ちゃんすげえセクシーじゃない?」「肩出まくりだよ」「抗議がきちゃうんじゃない?」一方の西川さんは男性メンバーについて後輩目線。ちなみにAAAが所属した側の勝率は7割だそうです。
 事務所の先輩・X-GUNの西尾さんが好きな曲ということで、ピコ太郎含めて喜んでいるだろうなぁと語る設楽。回すタオルがぶつかるかもしれないということについては橋本アナ「いいですよ、バンバンぶつけてください」ライブでどう盛り上げるかしっかり解説する西川さんがかなり有能でした。うるさいことを除いて。放送席はイヤホンが抜けたり一緒に勝手に歌ったりしてホコリも舞っているようで、色々大変な様子です。


E-girls(4年連続4回目/第64回/2011/19〜29)
「DANCE WITH ME NOW!」(2016/michico/T.Kura michico/初)
〜女子中高生の憧れ キレキレのユニゾンダンス〜

 AmiちゃんのMCから曲が始まります。メインステージにある階段とセットにメンバー19人がスタンバイ、そこから降りる形になるので最初のサビを歌う間に出場歌手は舞台裏に移動。時間にして30秒。見事な速さです。衣装はアメリカと民族衣装を融合させたような感じでしょうか。
 今回も「E」「g」「i」「r」「l」「s」のパネルを持ったダンサーが登場、3組あるのでこれが6文字18人。それ以外でも液晶パネルを持ったメンバーもいます。バックは総勢38人いるそうです。これはラストに横一列になって一体の映像が映し出される形になっていました。
 歌もそうですが、素晴らしかったのはやはりラスト40秒のダンスパートでしょうか。メンバー全員がダイナミックな振り付けを完璧にこなす様は、まさにプロフェッショナルといった趣。特に引きの映像が中心の8kでは大変ダイナミックな動きが従来のテレビ以上に伝わりました。紅白出場は4回目になりますが、その中でもベストのパフォーマンスだったのではないでしょうか。(2分3秒)

(ウラトークチャンネル)
 セットの凄さ、今回はかまくらをイメージしているのだそう。「真ん中大仏が出てくるんですよね、この後ね」とボケて一同ツッコミ。パネルを見て「EGGって書いてあるのかな?」今年も絶好調のようです。
 舞台上どこまでがE-girlsなのかという話題になり、後ろは違うという話に。「C.C.ガールズだ!」「ギリギリガールズとかいるのかな?ひとり霊感強い子がいてね」訳の分からないトークになっています。LEDについても「どこから電源を供給しているのか」「後ろに四角い電池入れるのかな?」「単3?単2?」「単5?」こんな話題を入れつつも、迫力あるダンスにはカッコ良いという感想で一致していました。
 


kouhaku19510103 at 01:13コメント(0)第67回(2016年)紅白歌合戦 
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