2021年01月04日

 この「まとめ」という記事も毎年書いています。基本的には項目ごとにあれこれ書く形にしていますが、年ごとに書き方を大きく変えた年もあります。シン・ゴジラの第67回は一斉座談会まで開いて各所から意見を聞いた形にしました。前回の第70回は問題点が非常に多かったので、とにかくそれをどんどん書いていきました。さて今回。例年以上に紅白歌合戦を題材にした記事がweb上で多く、そのほとんどが好評価の内容でした。個人としても今回の紅白歌合戦は相当出来が良い部類になります。ただ第69回の時にも書きましたが、こういう年こそ課題が生まれるものです。そして大体の場合翌年の出来は良くありません。

 コロナ禍ということもあって例年とは違う形での紅白歌合戦を作る必要があり、2021年は2021年で東京国際フォーラムというNHK外部の施設で行う形になるので、有観客に戻ったとしても無観客にならざるを得ない状況としてもまた大変舵取りの難しい紅白歌合戦になります。そこで今回は、「次回以降も継続して欲しいこと」「次回以降改善して欲しいこと」「要検討」の3項目に分けて、それぞれ考えてみました。


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kouhaku19510103 at 18:58コメント(6)第71回(2020年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
44.(企画5):松任谷由実(3年連続5回目/第56回/1978/66)
「守ってあげたい」(1981/松任谷由実/松任谷由実/初)
「きみのためにSuperman」(2020/出川哲朗/田中裕二/岡村隆史/松任谷由実/松任谷由実/初)
「やさしさに包まれたなら」(1974/松任谷由実/松任谷由実/2年ぶり2回目)
〜今こそ歌おう みんなでエール特別企画〜
〜子どもたちの笑顔のために〜
〜日本中に元気を!〜
Key. 武部聡志 Dr. 小田原豊 Ba. 浜崎賢太 Gt. 鳥山雄司 Gt. 遠山哲朗
Cho. 今井マサキ Cho. 佐々木久美 Cho. 佐々木詩織

 (みんなで)やさしさに包まれたならプロジェクト、77億人えがおプロジェクトの映像がVTRで流れます。内村さんの曲紹介で演奏スタート。ステージは101スタジオです。
 「守ってあげたい」の歌い出しサビは子どもたちの合唱、バックの映像は子どもたちが描いた似顔絵。ステージに立つユーミンの衣装は黒いタキシード、77億人えがおプロジェクトのシャツを下に着ています。名曲です。ただ1コーラス半はやや短い印象、そういえば出演発表の際にサプライズを予告していました。まずはメッセージを聴きましょう。
 「子どもの描く絵は小さなともしび。しかし真直ぐに励ましてくれるような大きな力があります。そしてもう一つ私を励ましてくれるような出逢いが今年ありました。一緒に歌も作りました。さあみんな、用意はいい?」
 落ち着いた感じの喋りでしたが、始まったのはそこそこのサプライズ。シルクハットを被った岡村隆史田中裕二出川哲朗のスモール3が登場して4人で「きみのためにSuperman」を歌います。ユーミンの帽子は出川さんが渡します。内村さんは台本段階で知らされていなかったのでしょうか、ワイプも用意されて苦笑いのリアクション。FNS歌謡祭では既に歌っているスモール3ですが、NHKではもちろん初歌唱。3人ともなかなかの歌唱力です。セリフも良いですね。「確かにお台場の海が見えないなぁ(出川)」「何言ってるの、ここは渋谷よ!NHKの上空よ!(ユーミン)」「え、ということは?まさか?(田中)」「紅白だ!(3人)」
 ラストは今回のプロジェクトでも関係した「やさしさに包まれたなら」を一節。他の3人も一緒に合唱、まさにこの日だけのステージを作り上げました。(5分26秒)
 岡村さんがいるので、チコちゃんも審査員ルームから馳せ参じます。岡村にクレームを入れた後「ちょっとユーミンさー、私もスモールなんだから呼んでよー」「ちょっとね、ソーシャルディスタンス的に…」「一緒にカリビアン・ナイト歌いましょうよー、京都のユーミンバーにも行ったのよー」。すぐさま内村さんサプライズを盛大にクレーム。3人は相当練習したみたいです。そして出川さんはやはり内村さんのことをチェンと呼んでます。
(ウラトークチャンネル)
 「タイトルから、きちゃう…」と亞門さん。ユーミンの歌う姿、「守ってあげたい」では途中までほとんど誰も話していません。ステージを見守っています。「どの曲もストレートに歌詞が響いてくる」とは宮崎さん。
 スモール3の登場には一同ビックリ。一番早く気付いたのは直美さん。ウラトーク席の2人とも知らされていなかったようです。ユーミンの遊び心に感心、そして山里さんはチコちゃんがいないことを発見。田中さんのソロ、彼は元々アイドル指向だったことを話してます。みんな楽しそう、とウラトーク席のメンバーも笑顔。


45.(企画6):玉置浩二(24年ぶり2回目/第47回/1982/55)
「田園」(1996/玉置浩二 須藤 晃/玉置浩二/24年ぶり2回目)
〜名曲「田園」をオーケストラとともに〜
〜今こそ歌でエールを〜
指揮:柳澤寿男 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

 大泉さんがディレクターに紅白で聴きたい曲を尋ねられて、ダメ元で同じ北海道出身の玉置浩二さんをリクエストしたら実現したということらしいです。
 こちらも101スタジオでのパフォーマンス。先ほどのユーミンから短時間でこれだけのセッティングが出来るかを考えると、事前収録であることは間違いないと思います。ただ見ている人にとってはそんなことどうでも良くて。ベートーヴェンの「田園」も混ぜるアレンジのオーケストラ演奏と、日本最高峰とも言われる男性ボーカルとの饗宴。歌っている玉置さんの姿は、もはやどこかの国の皇帝のようです。24年前の親近感のある姿とも、35年前のミステリアスさともまた全く違う味があります。ただただ物凄いステージを見せられました。(3分33秒)
(ウラトークチャンネル)
 玉置さん出演のキッカケを聞いて一同驚き。「アレンジが凄い」と最初から呟いてます。凄いという言葉がひたすら連発するウラトーク席でした。ただ直美さんは途中よく分からない合いの手を入れちゃってます。


46.(白組20):福山雅治(12年連続13回目/第44回/1990/51)
「家族になろうよ」(2011/福山雅治/福山雅治/9年ぶり2回目)
〜家族との絆をより感じた今年 今こそ届けたい「家族になろうよ」〜
〜今こそ日本中にこの歌を〜
Pf 井上鑑 Dr 山木秀夫 Ba 高水健司 Gt 今 剛 Gt 小倉博和
Vn 金原千恵子 Vn 山本大将 Via 館泉礼一 Vc 吉川淑恵 Tb 村田陽一 Hr 豊田実加

 白組ラストは福山さん。”一変した日常 支えあった”家族””と題したVTRがまずは流れます。家族と一緒に過ごす大切さは、僭越ながら個人的にも2020年は例年以上に感じた一年でもありました。内村さんは災害のあった人吉、二階堂さんも祖母のいる沖縄になかなか帰れなかったと話します。大泉さんは妻に代わって子育てして、あらためて母の仕事の大変さが理解できたと話していました。独り暮らしの人にもしっかり触れる内村さんに、素晴らしい人間性が表れています。そして大泉さんの曲紹介。
 「人と人とが離れなくてはいけなくなった今年、家族も例外ではありませんでした。今この時も、ひとりで紅白をご覧なってる人も沢山いると思います。でもどんな時も、絆は繋がっています。テレビの前の皆さんも、あなたの大切な人を思い浮かべながら聴いてください。2020年白組の歌い納めです。紅白ならではのスペシャルアレンジでお聴きください。福山雅治さんで、「家族になろうよ」。」
 手に弾くギター以外は完全に白で統一された衣装で、普段のツアーメンバーも引き連れた生演奏で、NHKホールから披露します。NHKホールに来てくださいとは前回三津谷さんに言われましたが、こういう形で実現したのはなかなか複雑な部分もあります。例年通りならば、デビュー30周年の今年だからこそ余計にパシフィコ横浜なわけでして…。いや、そんなことを考えるのは無しにしましょう。福山さんにしか出せない歌声に、客席も含めたホール中を照らす照明。メロディーに乗せられる言葉も含めて、とても美しい光景が繰り広げられていました。選曲に対する批判は一部見受けられましたが、このステージを見る限り、個人的には良い選択だったのではないかと思います。(4分42秒)
(ウラトークチャンネル)
 亜門さんと宮崎さんはここで退席。ウラトークは2人のみとなります。ここまでの紅白で聴けた音楽を、しみじみと振り返っています。「逆に今回は抑えめの音で」「いいかもね」。大泉さんのラストの曲紹介は、締める所は締めると評しています。
 直美さんは先ほど後ろで福山さんに会いましたが、話すことはできなかったそう。また勝手に歌詞に答える直美さん、それにいちいちツッコむ山里さんという構図が生まれています。「喜んで。いつにしますか?いつでも連絡待ってます」と1番サビ終わりには若干暴走気味でした。でも2番の歌詞には、しっかり共感しているようです。おじいちゃんに関しては、直美さんは実際無口でしたが、山里さんは切れたら止まらない人だったようです…。でも最後はまた「えっ?あっ?わかった。」「そうなの?」「私も同じ気持ちだった、ましゃ、ましゃ…家族になろう。聞こえてる?ありがとうございました」直美さん暴走。山里さんの制御が大変そうでした。「受注し過ぎよ」「オファーはやっぱ受けるものじゃないですか!」


47.(紅組21):MISIA(3年連続5回目/第63回/1998/42)
「アイノカタチ」(2018/GReeeeN/GReeeeN/3年連続3回目)
〜奇跡の復活!今こそ歌でエールを!〜
〜2021年へ 世界中に愛のエールを〜

 大泉さんの目に涙が浮かんでいます。ラストのステージ前に北島三郎さんの生コメント。「感動しました。季節の流れ、時の流れを感じながら、この紅白に50回も俺出させてもらっていたのかなぁと思うと、感無量と、あの時代の私たちが歌った歌と、まだ今の若い人たちの歌の違いというのをあらためて感じましたな。日本の国の為に、と思って歌ってた当時の私たちが出た頃の紅白。最近は若い人たちは世界へ歌ってます。どんどんどんどん。だから、見ていてもすごく素晴らしいし、若い皆さんは頑張ってこれからもどんどん羽ばたいていってもらいたいなぁと思います。辛い悲しい涙の後には嬉し涙がありますから、頑張りましょう!」
 さらに審査員ルームの黒柳徹子さん、「もう本当に素晴らしかったですね。いつもそうなんですけど、今年は特に素晴らしい心のこもった紅白だったと思います。涙が出るくらいに感動しました。本当に良かったなと思って、いい来年が来ると思いますよ皆さん。どうもありがとうございました」
 そして最後を飾るのはMISIA、ここで”MISIA 音楽の力を信じて”と題したVTRが流れます。2020年の彼女の活動、「あなたにスマイル:)」「明日へ」「THE GLORY DAY」のパフォーマンスとメッセージ。「自分に今何ができるのか、音楽にはどんなことができるのか。すごく考えて」「音楽は人と人とを結びつける そして元気をくれるものだと思います」
 内村さん「今年本当に大変な1年でしたが、MISIAさんは変わらず音楽のエールを届け続けてくれました。そして今夜この特別な1年を締めくくる紅白で最後を飾って頂きます。それではふみちゃん、最後の曲紹介お願いします!」二階堂さん「今夜この場所にいて分かったことがあります。歌は心を優しい気持ちにしてくれます。人と人との距離を縮めてくれます。MISIAさんの歌声が日本中に、そして世界中に愛をエールを届けてくれます。第71回NHK紅白歌合戦、歌い納めです。MISIAさんで「アイノカタチ」」
 出場歌手発表直後に怪我があり、1週間ほど前に復帰は果たしましたが、やはり歌声のパフォーマンスは完全100%ではないようにも聴こえます。ただ1つ1つのステージだけでなく、これまで発信した言葉や活動を振り返っても彼女への音楽に対する想いは間違いなく本物で、一つの手抜きもありません。楽曲自体も素晴らしい名曲ですが、歌もただ歌唱力が高いというだけでなく、尋常ではないほどの想い・気持ちが聴く方に伝わってきます。歴代最高ディーヴァとの声も挙がる人ですが、もうこのステージを見たら誰しもが納得できるのではないかと思いました。日本、いや世界を探しても歌でここまでのパフォーマンスを実現できる人は、ほとんどいないはずです。
 これがどういうステージかというのは、ステージが終わった後に大泉さんも二階堂さんも感動で泣いてしまっている、というのが全てです。何回見ても感動出来るステージは、過去の紅白でも滅多にありません。ここ10年、いや71回の歴史で考えても間違いなくトップクラスの大トリのステージでした。それこそ昭和40年代の美空ひばり並に、毎年大トリでも良いのではないか、そんな気持ちにまでなってしまいます。(4分44秒)
(ウラトークチャンネル)
 北島さんのメッセージに2人も拍手。VTRに関してはお笑いも同様で、「エンターテインメントは不要不急だ」という言葉は当事者にとっても「えぐってきたよね」という認識。最後のステージの前に、2人にもリモコンが配られます。審査方法を説明するスタッフの声が、こちらにも入ります。
 「めちゃくちゃ優しいわ今、俺」「もう少しネタ合わせとか優しくしよう」。今までは間違ったら睨んでいたらしいです。イントロから1コーラス、全く声を出すことが出来ません。あの山里さんが泣いています。「これが人の心ってやつだ。溢れ出た…俺人間好きだ」
 ラストサビでは直美さんも泣き始めて、お互いの顔を見て大笑い状態です。「ちょっと待ってください、我々ちょっと情緒不安定過ぎませんか?」「あんなにふざけてたのに(大泣)」「もう顔合わせたくないです今、2人とも泣いちゃって。助けてください」そこでチコちゃん、「JUJUさんの帽子が取れへん言うてた事が懐かしいやろ?反省せいよ」。ラストはティッシュがスタッフから配られました。


・エンディング
 桑子アナが全国の視聴者に投票を呼びかけ。内村さんも審査員ルームに呼びかけます。ウラトークチャンネルの2人もリモコンで投票しています。集計中に流れる今回の紅白ステージハイライト映像、ここも例年と違ってワイプに映るのは司会者の表情のみです。そのワイプも、三山さんのけん玉チャレンジから無くなりました。
 司会者4人はステージに移動、ソーシャルディスタンスを取る形で出場歌手も集まっています。大トリを務めたMISIAさんにインタビュー、胸がいっぱいになりましたという感想でした。あらためて出場歌手に挨拶して結果発表。今回は…4年ぶりに紅組勝利。2635200 vs 1383180、予想外の大差がつきました。ダブルスコアの差で紅組勝利は第51回(ボール投げで9 vs 4)以来で、実に20年ぶりです。少なくとも視聴者審査が主体になってからは初ですね…。どうしても抱擁の場面が生まれなかったのは残念ですが、紅組歌手の皆さんは手を叩いて喜んでいます。ステージに用意した優勝旗を二階堂さんに渡すのは内村さん。「重いですねとっても。すみません私が代わりにこれを受け取らせて頂きます。ありがとうございます。もう本当に皆さん素晴らしかったです。本当に紅組も白組も皆さん本当にありがとうございました、お疲れさまでした!」大泉さんは「私も紅組に感動し過ぎてましたね。白組も頑張ったんですけどもね。良かったですでもね、紅組も良かった」。そんな大泉さんは紅組優勝が決まった瞬間は悔しがるのではなく、真っ先に二階堂さんを祝福していました。
 「蛍の光」は今回も継続、指揮は都倉俊一。審査員ルームと、101スタジオでパフォーマンスした出場歌手はそちらに集まって映像で一緒に、ホールの出場歌手にはソーシャルディスタンスが保たれています。メンバーの多い46系グループはかなり人数が絞られています。1組辺り10名もいないでしょうか。年齢の若いNiziUも9人ではなくやや少なめです。
 ラストに内村さんの挨拶。「皆さん、ありがとうございました。本当に今年は特別な紅白でした。歌は元気になります。歌は一つになれます。来年はみんなが笑顔になれる素晴らしい年になることを、心から願っています!それでは、皆さん、良いお年を!ありがとうございました!」ちなみにカメラの前でかわいいポーズをしてくれたのが乃木坂46・山下美月、指でハートを作ってくれたのは櫻坂46・森田ひかるでした。
(ウラトークチャンネル)
 投票はリモコンでポチッと、簡単だねという感想。ハイライトを見ながらあれこれ振り返ります。「フワちゃん思いだしゃ良かった」「全部が蓄積されてるね」などなど。折角なのでゲスト審査員にも感想を聞きます。「今年は歴史に残る第71回だと思うわ」とチコちゃんの感想。MISIAのステージには伊達さんも涙、でもティッシュは誰も持ってきてくれなかったみたいです。ウラトーク席は8割、富澤さんは9割うるさかったとのことでした。
 紅組優勝に拍手、倍くらいの差に一同ビックリ。大泉さんを見て「この人紅組の味方やってん」とチコちゃん。ラストは「蛍の光」、審査員ルーム全員で唱和。やっぱりチコちゃんの声が一番特徴があるので目立ちますね。最後の挨拶後に2人「怒られるのかな?」「怒られそう」、ここでゆく年くる年に切り替わります。





kouhaku19510103 at 02:48コメント(1)第71回(2020年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年01月03日

38.(紅組18):Superfly(4年連続5回目/第66回/2007/36)
「愛をこめて花束を」(2008/越智志帆/多保孝一/いしわたり淳治/多保孝一/3年ぶり2回目)
〜「愛をこめて花束を」壮大なオーケストラアレンジ〜
〜日本中に届ける「愛」のメッセージ〜

 オーケストラスタジオから、二階堂さんと大泉さんが曲紹介。歌う前に、心を込めて歌いますと話す越智さん。大好きな曲のパフォーマンスを目の前で見られる大泉さんは大興奮、ただ「NHKホールとここ、ものすごく遠いね」と話してるので単純に少し移動疲れもあったのかもしれません。それにしても若い二階堂さんは大変冷静で落ち着いた進行、この紅白だけを見る限りまるで欠点が見つからないような状況です。
 完全生演奏オーケストラは、3年前の紅白歌合戦とはまた違う趣で大変新鮮。この演奏が映えるジャンルはやはりクラシック、歌入りとなるとオペラになるわけですが、遠い時が経って100年後200年後にこの曲がこうやって生演奏されるとしたらやはりこのアレンジになるのかもしれない、とも思ったり。もっとも200年前300年前にポップスなんていう音楽ジャンルは存在していないので、無意味な仮定でしかありませんが…。
 いずれにしても、そんな感想がつい生まれてしまうのは越智さんの歌唱力がありえないほどに高いから。演奏が終わってすぐに大泉さんが「ブラボー!!」と叫んでいますが、有観客なら間違いなくそういう声が各所から挙がってスタンディングオベーションが起こる領域でしょう(いつもの紅白だとテレビ放送の段取りもあるのでそうはいかないでしょうけども)。音響などの課題もありますがこのオーケストラスタジオのステージは、有観客に戻ってからも今くらいの割合で、継続する方向で考えていくべきではないでしょうか。(4分32秒)
 しかしブラボー!と叫んだ大泉さんは白組司会。一瞬我に返って冷静になります。「邪魔しないでくださいね!」とは二階堂さん。少しずつ今回の2人の力関係が、ハッキリし始めました。
(ウラトークチャンネル)
 大泉さんの興奮がこちらにまで伝わります。「語りだしてルパンみたいになってるもんね」。2人してルパンと化す大泉さんのモノマネをします。
 ステージでは越智さんの歌唱に圧倒。「聴いていたらぎっくり腰治ってきた」とまで。ラストでは、あの室伏さんがのけぞっています。主音声だけでなく、ウラトークで聴いていても感動してしまうような内容でした。
 

39.(白組17):Mr.Children(12年ぶり2回目/第59回/1992/50〜51)
「Documentary film」(2020/桜井和寿/桜井和寿/初)
〜12年ぶりの紅白 当たり前の日常のいとおしさを描いた歌〜
〜今 最も届けたい歌〜

 デビュー28年、ライブ会場で「Tomorrow never knows」「HANABI」「GIFT」を歌うVTRが流れます。内村さんと桑子アナがステージ紹介、101スタジオ、桜井さんが冒頭にメッセージ。
 「こんばんはMr.Childrenです。今年はいつもとは違う異常な年だったと思います。でも何の変化もない、いつも通りのことなんかこの世の中にないのではないかと考えたりもします。だからこそ、今まで当たり前にあった日常を、いつもすぐ近くにあった物を人を、今生きているということを切実に慈しみながら次の曲をお届けしたいと思います」
 101スタジオでのステージ。大きな骨組みを作って、その中で4人が演奏するという形になっています。周りには一定間隔に設置された照明。1番サビ途中で骨組みが上がり、周囲にいる弦楽器隊の存在が認識できるようになります。いずれにしても、こちらもシンプルに曲を聴かせる演出。娯楽・エンターテインメントという単語だけに収まらないステージが、そこにはありました。(4分33秒)
(ウラトークチャンネル)
 「同じ敷地内にいるんだよね?すごくない?」「本当にいるんだね」。セットは「今年ならではの紅白ですよ」とコメント。2人とも言葉がまるで出ません。「本当に最高すぎると人ってどうしていいか分からなくなる」という一言が全てを表しています。ちなみに山里さんどころか、シブヤノオトを担当している直美さんでさえも、ミスチルにはお会いしたことないのだとか。


40.(紅組19):石川さゆり(37年連続43回目/第28回/1973/61)
「天城越え」(1986/吉岡 治/弦 哲也/2年ぶり12回目)
〜この1年をともに越えたい 強い思いを込めて〜
〜みんなで越えたいこの1年〜

 『麒麟がくる』番宣映像が流れます。さゆりさんはこのドラマに光秀の母親・牧役で出演。最終回は来年2月、物語はいよいよクライマックス。織田信長役の染谷さんに見どころを尋ねますが、踏み込んだ内容は特に話していません。勿論、楽しみにしている歌手はさゆりさんを挙げています。
 さゆりさんの曲紹介、不自然なほど急に大泉さんのテンションが上がります。内村さんは苦笑い、二階堂さんに至ってはもはや無視。「いいでしょうか」と、淡々と進行します。
 今回のアレンジはピアノメイン、そこに和楽器の音が少しずつ加わります。優雅という言葉がまさにしっくりくるこの編曲は、冗談抜きで原曲以上だと思いました。もう今後の全曲集はこのアレンジで収録して欲しいと思えるくらいです。担当したのは『鬼滅の刃』の椎名豪さん、ただただ脱帽です。”戻れなくても…”で照明が赤くなるのは恒例の演出ですが、今回は映像・演出ともに炎を最大限に強調していました。いやぁ素晴らしいです。そりゃこの曲が2年に1回選曲されるのも、無理はないとついつい思ってしまいますね。大泉さんからはまた「ブラボー!」の声、内村さんは「熊本の誇り」と最大限の賛辞。(3分24秒)
(ウラトークチャンネル)
 室伏さん退席。大泉さんを見て、「紅組行きたいんじゃない?」「この人紅組押し凄いですね」。ですので二階堂さんの「いいでしょうか」に大爆笑してました。
 さゆりさんの歌唱と力の入った演出にまたまた大興奮。ウラトーク席では今回も「越えました」の大合唱。間奏での様子は、「鬼舞辻無惨を倒しに行くみたいな」と形容しています。ステージを存分に堪能した2人ですが、その後の大泉さんについては「ヤケクソみたいになってる」と爆笑してました。


41.(白組18):星野 源(6年連続6回目/第66回/2002/39)
「うちで踊ろう(大晦日)」(2020/星野 源/星野 源/初)
〜新たな歌詞を加えた「うちで踊ろう(大晦日)」を初披露〜
〜新たな歌詞を加え 初披露〜
Dr. 河村”カースケ”智康 Ba. ハマ・オカモト Gt. 長岡亮介
Key. 櫻田泰啓 Fl&Key. 石橋英子 Sax.武島 聡

 4月のステイホーム期間中にSNS投稿した「うちで踊ろう」ムーブメントをVTRで紹介。101スタジオにいる源さんと中継トーク。「今この時間を生きている皆さんに向けて、生活してる皆さんに向けて、一緒に心の内側で踊りたい、そういう気持ちを込めて新しい歌詞を書きました」というメッセージを残します。
 まずは弾き語りで歌い出し、ここも新しく加えられた歌詞です。すぐにお馴染みのバックバンド演奏で1番。サックスの音色が耳に残る間奏が入っていよいよ2番に入ります。
 あくまで1人の生活を描いたとしても、肝になっている歌詞はAメロやCメロなのかな、とも考えたり。でもやっぱり一番伝えたいことは、ラストサビの”生きて抱き合おう”なのかな、とも思います。これはあくまで1度だけ聴いた上の感想で、何度も繰り返し聴くとまた変わるとともに、早いうちにこの新しい歌詞を作らないといけない状況が”過去の思い出”になって欲しいという、そういう気持ちになりました。いずれにしても、人々に対する優しい想いが彼の根底に備わっていることが、この歌詞を作り出したことだけは間違いない事実だと思います。(4分17秒)
(ウラトークチャンネル)
 直美さんもやっていたうちで踊ろう。このタイミングで宮本亞門宮崎美子が加わります。
 第一声から直美さんがグッときてます。本当に大変な時期だったので、亞門さんは日本ならではの繋がり方を感じたと話しています。宮崎さんは1番に始めたことを賞賛。2番の歌詞は色々喋りながらもじっくり楽しむウラトーク席、喋りは直美さんがやや多め。「頑張ろうって気持ちになる」というのがステージ終了時の感想でした。


42.(白組19):氷川きよし(21年連続21回目/第51回/2000/43)
「限界突破×サバイバー」(2017/森雪之丞/岩崎貴文/2年連続2回目)
〜さらなる「限界突破」に挑む!〜
〜今年は変身!? ラストに注目!〜
振付:振付稼業air:man 踊り:限界突破ダンサーズ

 力の入った大泉さんの曲紹介、少し演歌っぽい印象もあり、紹介する歌手のジャンルも紛れもない演歌なのですが、楽曲は全くもって演歌ではありません。大きいマントが強いインパクトを残す衣装は、往年のT.M.Revolutionを思い出します。サビで早替えした結果は真っ赤な衣装。それと合わせて、濃いメイクもより浮き彫りになります。
 間奏でダンサーがステージを隠し、ラストサビが始まると氷川さんが浮き上がり、紅白では久々となる宙吊りでの歌唱。衣装もいつの間にか金色の超派手なものになります。1990年代後半の美川憲一が一番近いと思いますが、楽曲が楽曲だけに派手さはこちらに軍配が上がるかもしれません。
 あまりにも凄いステージ、内村さんはつい「毎年楽しみになってきた」と話します。その気持ちは自分にもありますが、一歩間違えると本当にさそり座の女の再来になりかねない予感もあるので、次回の氷川さんのステージは若干慎重に考えて欲しいところです。(2分32秒)
(ウラトークチャンネル)
 前回も凄かったですが今回はより凄いという前フリ。事前情報何も無しで初めて見るステージは最初から大興奮。亞門さんが歌唱力に感心する中でまず1回目の変身に大歓声。2回目の変身はもう皆さん言葉にならない状況で、大爆笑。本職の演出家である亞門さんも大絶賛の内容でした。


43.(紅組20):松田聖子(8年連続24回目/第31回/1980/58)
「瑠璃色の地球 2020」(1986/松本 隆/ 平井夏美/19年ぶり3回目)
〜ひとつしかない この地球を守りたい〜
〜世界の危機 祈りをこめて〜

 止まりそうにない内村さんと大泉さんの雑談を二階堂さんが止めてVTR紹介。コロナに限らない地球規模の危機を題材にしたVTRが流れます。宇宙から見た地球…、というわけでJAXA宇宙飛行士・野口聡一さんからメッセージ。
 「今わたしは地球上400kmを飛行している国際宇宙ステーションにいます。今年2020年は皆さんにとって大変な危機の年であったと思います。耐え忍ぶ一年だったと思います。でもこの地球を見ていると2つ思うことがあります。私は今、1日に地球を16周していますけれど、陽は必ず昇ります。そして、ここから見る宇宙は本当に美しいです。この地球は本当に美しいです。一つしか無いこの地球を守りたい、松田聖子さんの「瑠璃色の地球」の一節が本当に心にしみます。日本の皆さん、我々と一緒にこの美しい地球を守っていくために、一緒に頑張っていきましょう。」
 司会者トークに戻ります。内村さんは30日に野口さんと交信、ネットは見ていて紅白も1月2日に録画して送ってもらって見るとのこと。当初はこの予定ではなかったと思いますが、結果的にはNHKホールでのステージとなりました。
 聖子さんの歌唱はいつになく丁寧で、想いも相当あれど溢れ出過ぎることもない、大変聴きやすい内容でした。もちろんバックの映像は宇宙の中の美しい地球が描かれています。引きのショットでは、会場のライト全てが宇宙の夜空で彩られています。1986年、もう34年も前の曲ですが、2020年に聴いても何一つ古さを感じません。本当にいつの時代でも通じる、名曲中の名曲だとあらためて思います。(3分50秒)
(ウラトークチャンネル)
 1日に地球を16周しているくだりで一同驚き。亞門さんは今年この歌しみましたよね〜としみじみ話します。1月2日に見るという野口さん、副音声聴いているかな?と盛り上がりますが、宮崎さん「聴かないと思う」と実に真っ当なご意見。聖子さんがスタンバイする様子も、審査員ルームのモニターでには映っているようです。
 一同聴き入ってます。変なことはほとんど全く言いません。ある意味、ウラトーク席の2人もほとんど仕事を忘れている状況でした。
 



kouhaku19510103 at 20:52コメント(0)第71回(2020年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
32.(紅組15):YOASOBI(初出場/第71回/2019/20〜26)
「夜に駆ける」(2019/Ayase/Ayase/初)
〜テレビ初歌唱!〜
〜2020年を代表する大ヒット!〜

 紹介映像がVTRで流れます。ストリーミング累計3億・年間総合ソングチャート1位の実績が、THE FIRST TAKEの動画とともに紹介されます。埼玉のとある場所からパフォーマンスしてもらう、とのこと。建物の外観でおそらく分かる人は分かったのではないかと思います、埼玉県東所沢の角川武蔵野ミュージアムのようです(私は情報が出てくるまで分からなかったですが)。この建物は2020年8月にオープンしたばかりで、ステージの舞台となっているのは建物内の本棚劇場。中には3万冊の本が並び、本棚にはプロジェクションマッピングが行われているそうです。いずれにしても、小説をテーマに曲を書くYOASOBIにはうってつけの場所です。イントロが始まり本人たちが登場する前の時点で、私はもう凄いと圧倒されてしまいました。
 THE FIRST TAKEでのパフォーマンスはYoutubeで見ているのですが、ikuraさんの第一声はそれとはまた違う形でグッと掴まれました。綺麗な歌声は声質も優れていますが、声の出し方も間違いなく確か。高い音もしっかり出せていて平歌も安定していて、早口パートを聴いていても分かる通りリズム感も抜群。正直、尋常ではないくらいに歌唱力は高いと感じました。
 ステージには2人だけでなく、サポートのメンバーも加わって総勢6人。楽曲のクオリティーが高いこともありますが、見ていてものすごく気持ちの良さそうに演奏していた印象があります。テレビ初歌唱だから余計にそう感じた面もあるかもしれませんが、でもやはりそれを差し引いても全方位的に見て文句つけようのない名ステージでした。NHK外部から中継したステージでは、第69回の米津玄師か今回のこのステージかという位の出来で、間違いなく歴代最高レベルの内容だったと断言できます。(4分35秒)
 パフォーマンス後はボーカルのikuraさんに感想を聞きます。「とても楽しく歌わせて頂きました、ありがとうございました」。コンポーザーのAyaseさんにもおそらく聞く予定だったと思われますが時間の関係もあってカット、テロップだけがタイミング悪く表示される形になってしまいました。
(ウラトークチャンネル)
 テレビ初パフォーマンスに、ウラトーク席の2人とも興奮気味。建物の外観、思わず「石?」と直美さん。
 どこ?セット?と驚く2人ですが、チコちゃんはどこなのか知っているようです。「気持ちいい」「こういう方々だったんだ…」。映像の雰囲気に堪能していますが、サビに入ると、なぜかPerfumeのメンバーが2人の目の前で曲に合わせて口パクで踊るという超展開が発生。「4人目のPerfumeをスカウトしに来たんじゃない?」と適当に話しますが…。
 間奏に合わせて、あ〜ちゃんはピアノを弾くふりまでして、口パクではなくフツーに歌っているようです。後半は完全に2人がPerfumeの動きを実況。多分私がこの場にいたら完全に卒倒してしまうような、そんな状況が繰り広げられていました。


33.(白組15):関ジャニ∞(9年連続9回目/第63回/2004/35〜39)
「みんなで踊ろう!前向きスクリーム!」(2015/GAKU/渡辺潤平/渡辺潤平/2年連続3回目)
〜ホールもスタジオもテレビの前の皆さんも一緒に前向き体操〜
〜テレビの前のみなさんもご一緒に〜

 歌前にステージからコメントあり。ステイホーム中に発信した前向き体操で盛り上げましょう、とのことですが、大倉さんなぜか思いっきりステイホームをホームステイと言ってしまってます。審査員ルームの室伏広治さんとも中継、一応スポーツ庁長官という立場なので来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて勢いをつけたいと話しています。
 第66回で初めて歌った時はゆるキャラ大集合でまさに密そのものといったステージでしたが、今回は5人だけのステージ、ですが各所に映像を繋げてみんなで踊る形になっています。審査員ルームにいるゲスト審査員やウラトークコンビにPerfume、オーケストラスタジオの演奏メンバーにフワちゃん、ホール内のロビーではDJ KOOと数原さんのけん玉コンビも映ります。勿論舞台袖では司会者3人も踊ります。複雑な振付ではないので、テレビの前で踊る視聴者も案外多かったのではないでしょうか。そんな気がします。(2分36秒)
(ウラトークチャンネル)
 Perfumeはどうやら審査員ルームにこの踊りを教えてくれる先生みたいな存在のようです、いやそういうわけでもないみたいですが。踊りながら審査員ルームの状況を実況。Perfumeの歌声もしっかりマイクに入っていました。ただ富澤さんだけは明らかにカクカクの動きをしていて、山里さん全力でツッコミ入れていました。


34.(紅組16):東京事変(初出場/第71回/2004/42〜56)
「うるうるうるう〜能動的閏〆篇〜」(2020/椎名林檎/伊澤一葉/初)
〜8年ぶりに活動を再開!”時間”をテーマにしたSPメドレー〜
〜”時間”をテーマにしたSPメドレー〜
振付:MIKIKO 踊り:ELEVENPLAY

 二階堂さんは林檎さんのファンなので、力が入ります。東京事変のメッセージ「この2020年、反故になったあらゆる約束の中でもこれまで絶えず受け継いでこられたお祭りの数々を思うと、どうにも胸が締め付けられます。今宵我々は特に、越中おわら風の盆へ、静かに思いを寄せて参ります」を代読した後曲紹介。
 101スタジオでのパフォーマンス、バックのテレビにはこれまでの東京事変の楽曲のPVが流されます。冒頭は「能動的三分間」の変奏、その間に正面のタイムウォッチはカウントダウン。演奏された後に「うるうるうるう」、ここから時間が計測され始めます。越中おわら節をテーマにした衣装も、冒頭は5人毛皮のコートのようなもので隠しています。
 曲後半からはELEVENPLAYのダンサーも登場、ラストは黄色い旗を林檎さん中心にみんなで振ります。本当はもしかすると、オリンピックの開会式でやりたかった演出だったように思えるのは考え過ぎでしょうか…。作り込まれたステージは今回もやはり健在でした。なお歌詞テロップ縦書きはこれまでの紅白史上初めて。
 歌終わりに二階堂さんとやり取りあり。「大役を立派にお務めで…」。林檎さんも二階堂さんに惚れているようです。その姿に思わず、「母親かあなたは!」というツッコミが入りました。(4分22秒)
(ウラトークチャンネル)
 非常に高いテンションを保ったままでPerfumeの3人は退席。ただ4人目見つかったよと本人たちに伝え忘れてしまい少し後悔。
 ステージはやはりカッコ良いという感想。衣装が登場して、山里さんは「和菓子のパッケージみたい」と独特な表現。ウラトーク席には室伏広治さんが登場、「最初に比べて小声になりましたね」と。ただうるさいと言っていたのはあくまでサンドウィッチマンだったとは話しています。
 関ジャニ∞の踊りは舟漕ぐみたいで面白かったという感想でした。その後は来年のオリンピック・パラリンピックをテーマにしたお話。「みんなが活躍する舞台をちゃんと作ってあげなきゃいけない」という使命はこのトークでもしっかり伝わりました。


35.(白組16):ゆず(6年連続11回目/第54回/1997/43, 44)
「雨のち晴レルヤ〜歓喜の歌 紅白SP〜」(2013/北川悠仁/北川悠仁/佐藤和哉 /7年ぶり2回目)
〜和楽器×オーケストラ 紅白だけのSPアレンジ〜
〜和楽器×オーケストラ〜

 ゲスト審査員の宮本亞門さんに話を振ります。ゆずのステージを楽しみにしているそう。北川さんとは自粛期間中にオンラインで色々やり取りをしていたようです。
 歌前に北川さんが直接メッセージ。「今年は日本中・世界中が本当に想像もしていなかった1年だったと思います。まだ光は僅かなのかもしれないけれど、2021年皆さん一人一人の心が、晴れることを願って歌います」
 オーケストラスタジオから、和楽器も交えてのスペシャルステージ。元々和を基調とした雰囲気の楽曲でPVもその色が強かったですが、いざ形にしてみるとまさに圧巻。「歓喜の歌」は間奏でそれが新たに入るアレンジでした。ダイナミックなステージで、これもまた大変素晴らしい内容だったように思います。個人的にはもう少し長く聴きたいとも感じましたが。(2分48秒)
(ウラトークチャンネル)
 歌のパワーを感じるという2人、山里さんはDA PUMP以来の「ごきげんだぜっ」。間奏の第九からは、年末らしさを思いっきり感じています。ありがとうございますをなぜかとろサーモン久保田さん風に。演奏終了時は、室伏さんはじめゲスト審査員も大きな拍手だったようです。


36.(紅組17):あいみょん(2年ぶり2回目/第69回/2014/25)
「裸の心」(2020/あいみょん/あいみょん/初)
〜今年大ヒットしたバラード〜

 「去年は寂しかったです」「今年は会えて良かったです」「おじさんはみんなあいみょん大好き」「マリーゴールドのパロディーとかやってるから」「見ました」、そんなやり取りが歌前に繰り広げられます。ゲスト審査員の吉沢亮さんも、自身が主演した映画の主題歌をキッカケに好きになったと話します。
 歌も勿論ですが、カジュアルな印象のタキシードに、緑色の肌着がアクセントになっている衣装も目を引きます。このステージもバンドメンバーのみでシンプルなセット、ですので曲本来の良さが自然にまっすぐに視聴者に伝わります。「マリーゴールド」で初出場した時は1コーラスラストサビ繰り返しで2分半と短かったですが、今回はしっかり3分の時間が与えられています。こういう聴かせる曲は、元々の曲の長さにもよりますがやはり最低3分は必要だとあらためて感じた場面でもありました。(3分11秒)
(ウラトークチャンネル)
 ホールの雰囲気に合わせて、2人の声も自然にやや小さめに。室伏さんも見入っています。千鳥の大悟さんもあいみょんは好きなのだとか。衣装は「寅さんが着ている服みたい」「あいみょんが着るとこういうファッションなんだなって」という感想でした。一瞬だけ暗い中でライトが真ん中にいく演出は「ザクみたい」、それを見てまたサンドウィッチマンの伊達さんが睨みつけています。


37.(企画4):YOSHIKI(グループ含め6年連続11回目/第42回/1988/55)
「ENDLESS RAIN」(1989/YOSHIKI/YOSHIKI/3年ぶり2回目)
〜世界とひとつになって届ける〜

 続いてはロサンゼルスからYOSHIKIが登場。VTRでは2020年のYOSHIKIの活動(Sing For Life、マリリン・マンソン、サラ・ブライトマン、ジェーン・チャン、ザ・チェインスモーカーズの映像)と、今回のコラボレーションの映像と本人のメッセージ。
「つらい年だったね みんな大変だったね
 苦しんでいる人たちのことを思うと心が痛い
 アーティストとして 人として みんなの心の傷が少しでも癒えるように
 終わらない愛を 尊敬する仲間たちと一緒に奏でようと思います
 みんなも一緒に歌ってね そしてこれからも一緒にがんばろうね」

 YOSHIKIのピアノ演奏はロサンゼルスのとある沿岸。これは事前収録で、ホールではその演奏に合わせてSixTONESLiSABABYMETALmiletが歌います。リモートではレコーディングスタジオでサラ・ブライトマンロジャー・テイラー(QUEEN)の歌声が加わります。ブライアン・メイ(QUEEN)が自宅?でギター演奏。
 サラさんの最初のパートはmiletさんとのデュエット、2番では”まどろみ抱きしめて”と日本語で歌っています。元々の音程が高いこともあって、ホールでは女性の歌声の方がやや耳に残る形でした。Twitterでも色々な評判が書かれていましたが、私はやって良かったんじゃないかと思っています。(3分44秒)
(ウラトークチャンネル)
 豪華な顔ぶれに2人驚き。引き続き室伏さんとのトーク、士気を高める曲についての質問は色々聴きますよと話します。山里さんが舞台に立つ前はフラワーカンパニーズ「深夜高速」を必ず聴いているそう。「舞台って戦場じゃん?」と、YOSHIKIさんの言葉を勝手に拝借。
 クイーンの映画を見ました?と自然に室伏さんにも尋ねて答えますが、直美さん曰く聞くなオーラが漂っていたようです…。SixTONESはジェシーがセンター、普段ギャグを言ってるのでズルいよと2人のコメントが入りました。




kouhaku19510103 at 12:19コメント(1)第71回(2020年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年01月02日

28.(白組12):嵐(12年連続12回目/第60回/1999/37〜40)
「嵐×紅白 2020スペシャルメドレー」
 「カイト」(2020/米津玄師/米津玄師/2年連続2回目)
 「君のうた」(2018/ASIL/多田慎也/A.K.Janeway/2年ぶり2回目)
 「Happiness」(2007/Wonderland/岡田実音/2年ぶり4回目)
〜2020年最後の夜を飾るSPメドレー〜
〜NHK2020ソング〜〜未来への希望をこめて〜

 「2020年コロナ禍の日本」と題したVTRが流れます。東京五輪や甲子園などの夏のスポーツイベントは全て中止や延期、秋から少しずつ経済が動き出した矢先に再び感染拡大、そういった内容でした。続いて、内村さんが活動休止前の嵐をアナウンス。紅白でも2009年から連続出場、自身も司会で何度も助けられたというエピソードを話しながら曲紹介します。
 まずは2020年の世相を題材にした大きな映像をバックに「カイト」を歌います。前回の紅白歌合戦、新しい国立競技場で初披露した時にこういった事態は想定外だったと思われます(中国で新しい病気が流行ってる、という報道自体は既にありましたが)。どちらにしても2020年は活動休止だった、とは思うのですが…。映り込む「希望に満ちた一年に、なるはずだった。」の文字が、すごく重いです。
櫻井翔「小さなカイトにいま、時代の風が容赦なく吹きつけているかのようです。昨年1月に、活動をあと2年だけと発表し、夢を掲げて、懸命に走り続けた僕たちも、戸惑いと絶望に襲われました。」
大野智「大事な人を突然失って、呆然としたメンバーもいた。そんな僕らのそばで、消えずにいてくれたものがありました。沢山の熱い声援と、希望を語り続ける歌でした。嵐という、奇跡のような場所です。」
相葉雅紀「おかげで僕たちは、もっともっと深い悲しみに苦しんでる人々に、思いを寄せる方へと、舵を切ることが出来るようになりました。」
二宮和也「叶わなかった夢も、嵐の21年の歴史の一部です。そこにはこの時間で学んだ知恵や勇気、慰めや思いやり、全てしっかり記しておこうと思います。」
松本潤「あと2時間あまりで年が明けて、僕たちの嵐は一旦止みます。嵐が去った後に、虹のかかった美しい空が、どうか皆さんの前に広がりますよう。明けない夜はないと、信じて。」

 ラストサビでは、事前に視聴者に募集した一般の方々の歌唱画像が流れます。心なしか、5人の目には涙が浮かんでます。歌っている映像は、最後に集結して2対の翼になります。フルコーラスを歌い切って、続く楽曲は2年前の大トリで歌った「君のうた」。
 配信ライブの場所は非公開ですが、座席の形状を見る限りおそらくは本来有観客で開催する予定だった東京ドーム。後ろには後輩のジャニーズJr.、過去の自分たちと同様に未来は彼らが紅白の主力を担うことになるのかもしれません。
 「紅白をご覧の皆さま21年間大変お世話になりました、ですが、まだまだお世話になりますのでどうぞよろしくお願いします!」「皆さんどうぞご一緒に、日本全国ご唱和ください!」二宮さんと櫻井さんの号令のもと紅白ラストのパフォーマンスは「Happiness」。今後また復活して更新する可能性はありますが、とりあえず歌唱4回目は嵐の中で最多。10分台のステージは、長渕剛が第41回(1990年)で3曲15分歌った時以来の長さでしたが、大変爽やかであり、当面5人でのパフォーマンスを見られないことを考えると、非常に名残惜しい気持ちになる内容でした。(10分38秒)
内村「嵐のみんな、ありがとうございました!ひとまず、ひとまずお疲れ様です!また5人揃った姿本当にみんな待ってるから!本当に会いたかったよ!直接会いたかった!」
嵐「ありがとうございました!ありがとうございます!内村さん!すみません!内村さんそして紅白スタッフの皆さん、本当にお世話になりました!ありがとうございました!皆さん良いお年をお迎えください!」
内村「名残惜しいけど、またね!ありがとう!」嵐「ウッチャン、またね!」
…なお同日開催されたオンラインライブのセットリストを見る限り、この紅白中継は中盤よりやや後というくらいの時間帯。「カイト」はこの紅白のみ、「君のうた」「Happiness」はその後もう1度(おそらく)フルコーラス披露、最終的に23時頃まで配信されていました。ラストで歌った曲は「Love so sweet」でした。
(ウラトークチャンネル)
 VTRを見て色々呟きます。偶然映り込んだ看板を見て「ああ、GoToね…」と呟いた直後小声で大爆笑。「思ったこと口に出さない!」と注意が入りました。
 「ちなみに場所は非公開…」「それは読んじゃダメ!そうだから触れないでね、っていう指示。」直美さん少し怒られます。しみじみと、嵐のステージを適当に喋りながら見守ります。NHKホールでは、内村さんが1人で映像を見つめながら、足でリズムを取りながらゆっくり揺れる姿が映っているようです。それを見て山里さんが泣きそうになっています。
 途中からチコちゃんが話に加わります。「カイト買うたなぁ…」。てっきり曲の方かと思ったら、凧のことを言っていたみたいです。全く別のカイトの話題に、山里さんが必死に軌道修正を試みます。5さいなので、空気を読むことをまるで知りません。
 二宮さんが喋る時、「ニノと亀梨はおんなじ名前やで」「今じゃないですってチコちゃん!」「今絶対雑学いらないじゃん!」と全力で小声でツッコミ。「チコちゃん、ボーッとしちゃってません?」核心を突く発言が出ちゃいました。
 歌っている5人にも涙が浮かんでいることを指摘。「米津さんの歌はラルラリラが入るんやで」とチコちゃんだけは無駄に冷静。
 映像を見て「カイトだ」「紙飛行機です。なんで飛ぶ物体に興味津々なんですか?」「相葉くんは毎年蚊に刺されて大変ね」「CMです」。期せずして即興漫才と化してます。でも最後なので、チコちゃんも空気を読んで一旦静かにします。ファンの方には、副音声を切ってくださいとメッセージ。でも「ファンの方最初から聴いてないでしょ」と思わずチコちゃんツッコミを入れます。「冷静に正解出さないでよ…」
 ラストに何がくるか2人とも期待します。「蛍の光じゃないの?」とまたチコちゃん小ボケ。「Happiness」のイントロが始まると2人とも大喜び。yeah yeah yeahとは、チコちゃんもご唱和。「もっと大声で歌いたい」とは直美さんの本音。でもサビは小さい声ながらも、一緒に歌います。「最高。元気貰える…」「大野くんのダンスが好き」「相葉くんずるいよあんなさ、涙を飲み込んでる感じの顔で歌うの」「大野くんと同じサングラス持ってる」。1人だけ方向性おかしいですが、まあ世界中の皆さんが嵐のパフォーマンスに勇気づけられた、ということで。


29.(紅組14):LiSA(2年連続2回目/第70回/2010/33)
「アニメ「鬼滅の刃」紅白SPメドレー」
 「紅蓮華」(2019/LiSA/草野華余子/2年連続2回目)
 「炎」(2020/梶浦由記/LiSA/梶浦由記/初)
〜紅白だけの「鬼滅の刃」映像!〜
〜「鬼滅の刃」大ヒット主題歌〜

 集英社・アニプレックス他協力のもと『鬼滅の刃』VTRが流れます。劇場版・無限列車編は興行収入歴代1位を記録しました。LiSAの映像はPVだけでなく、THE FIRST TAKEも使用されてます。歌前トークもあり。すごく幸せな一年でした、とのメッセージを残します。スタンバイ中のトーク、「おかげで三國志って映画のヒットが目立たないというね」というのは、その映画で主演した大泉さんの偽らざる本音だと思います。ちなみに二階堂さんはこのタイミングで衣装が替わってます。動物の絵が描かれた白色のドレスもまた、これまでにあまり見たことのないファッション。
 「紅蓮華」は2年連続歌唱。歌い出しの声にものすごい気合いが入っています。「知る人ぞ知る」という内村さんの認識は個人的に若干疑問を感じましたが、「日本中が待ち望んでいる」というのは明らかに間違いのないこと。赤を基調とした和服も、純粋にカッコ良いです。演奏だけでなく、鬼をテーマにしたダンサーも迫力満点。
 「炎」のイントロ、「胸を張って生きろ、心を燃やせ…」は無限列車編の主要キャラ・煉獄杏寿郎のセリフ。その映像がアップで映る間に、LiSAは黒いドレスに着替えてます。8本ある炎のセットも、力強いステージに大きなインパクトを与えています。2020年にお世話になった全ての人たちに向けてと言わんばかりの大熱唱は、伝わる物がものすごく大きかったです。
 前日受賞した日本レコード大賞もそうですが、彼女がここまでの国民的歌手にまで到達した過程は決して一過性ではなく、10年近く着実に実績を積み上げてきた結果であることは言うまでもないこと。歌手になって良かった、とは本人も今間違いなく感じているはずですが、周りにいるスタッフもファンも視聴者もみんなLiSAさんという素晴らしい人が歌手でいてくれて本当に良かったと間違いなく思っています。堂々の4分半、活動休止ラストの嵐の直後のステージ。それに値する素晴らしい内容でした。(4分32秒)
(ウラトークチャンネル)
 すっかり見入ってしまって喋るシーンも無かったですが、杉咲さんと染谷さんはここで退席。代わってチコちゃんが登場。「ここで喋りすぎるとあまり良くないという噂が…」と話していますが、もう嵐のステージで十分喋りすぎてます。早速「指輪がマイクに当たらないかしら」「握り直す時に気をつけてくださいと音声さんが」という具合で、余計なことしか喋りません。
 「炎」では『鬼滅の刃 無限列車編』の映像に魅了されます。チコちゃんは10歳の子どもにネタバレされた模様。ブームになる前から鬼滅のファンだった椿鬼奴の話題も。「確実に椿鬼奴さん泣いてる」「奴さんは衣装を自分で作ってるからね」
 LiSAさんの気合いは、ウラトークチャンネルでも相当伝わっている模様。「だんだん積み重なっていくんですよ」「山ちゃんだって、漫才しててさ、このネタはここか〜みたいな日とかあるでしょ」「そういうことよ。いとしこいし先生は1000回やって初めて一つのネタが完成すると仰ってたからね」急に良い話を始めるチコちゃんでした。


30.(白組13):Official髭男dism(2年連続2回目/第70回/2015/26〜31)
「I LOVE...」(2020/藤原 聡/藤原 聡/初)
〜ストリーミング2億超え大ヒット〜
〜今年話題の大ヒットラブソング〜

 大泉さんの年代にも響く歌、腰が低くてヒゲは生やしていないメンバー。ただトークはそこそこにすぐ101スタジオでのパフォーマンスに入ります。前回の初出場は普段使うピアノでもなく歌割りのカットも多く正直消化不良感もありましたが、今回はしっかりとしたグランドピアノにツアーメンバーも従えての生演奏。1番と2番の間奏以外はほぼフルコーラスで演奏時間は4分台、2020年の音楽シーンに欠かせないアーティストに相応しい待遇とそれに値するパフォーマンス。言うことなしの内容でした。前回に引き続きラスト藤原くんはイヤホンを外し、そのまま挨拶。その姿も本当に美しかったです。
 ちなみにこの年末彼らは他の歌番組出演は無し。この紅白のステージだけに照準を合わせていたとしたら、これだけ素晴らしい話はなかなかないように思います。(4分9秒)
(ウラトークチャンネル)
 このウラトークのスタジオは普段チコちゃんが収録している現場。山里さんが座っている所に、普段は岡村さんがいるようです。「Official髭男dism。山下真司さんが間違ってOffice髭男って言ってました」と突然暴露。「あの人はちょっとバカですから」「言い方気をつけてチコちゃん。純粋なんです」ただの悪口を電波に垂れ流しています。
 藤原さんの衣装を見て「ボタンいっぱいつけてる」、結構衣装に注目することが多いです。「私今日普段着でごめんなさい」「シノラーに作ってもらえば良かった」。実際は大きめのスパンコールのようですが。
 「ピアノは昔全部、鍵盤は黒だったのよ」「諸説あるんだけど、貴族が、フランスの。象牙を使ったのよ。それをみんなやりた〜いと言って、みんなマネしてやったという説があります」チコちゃん普通に、番組でやった雑学を披露。ウラトーク席の2人も感心しています。高いキーの音程、直美さんでも高くてなかなか。チコちゃんは「何とでもなるから」とのことですが。番組では奥田民生さんに曲を作ってもらったことがあるそうです。

31.(白組14):三山ひろし(6年連続6回目/第66回/2009/40)
「北のおんな町〜第4回 けん玉世界記録への道〜」(2020/喜多條忠/中村典正/初)
〜大泉洋も挑戦!125人連続成功なるか!〜
〜けん玉世界記録に挑戦!〜
けん玉:けん玉ヒーローズ2020、けん玉ちばちゃん、ず〜まだんけ

 すっかり紅白名物と化したけん玉チャレンジ。第69回でギネス世界記録を達成しましたが、更なる記録更新を目指した前回は失敗。そんなVTRを経た後の内村さん、「名前ね、けん玉ひろしでいいんじゃないかと思うんですけど」というのはおそらく台本以上の本音でしょう。今回もGENERATIONSの数原龍友、DJ KOOが参加。トップバッターは大泉さん。けん玉とマイクを間違える小ネタを披露しますが、マスクのせいでどちらにしても喋りはよく聞こえません。今回の挑戦者は、三山さん以外全員マスクを着用しているようです。客席では今回も、桑子アナウンサーと公式認定員が見守ります。
 大泉さんは一発で成功。2番手の数原さん、3番手のDJ KOOも順調に進みます。今回三山さんはルーフステージでの歌唱、NHKホールのメインステージと階段は挑戦者で埋まります。やはり前回より、各人とのソーシャルディスタンスはしっかり保たれているようです。最初で何度か失敗することを見越した結果でしょうか、演奏終了のタイミングではまだ114人目。118人目以降は客席通路に移り、122人目以降はルーフステージ。ワイプを見る限り失敗した様子はありません、ラストの三山さんも決めてガッツポーズ、結果は…大成功!良かったです。一同大喜び、内村さんも皆さんにエールを贈ります。ただ「歌全然聴けなかったけど!」は、内村さんのみならず視聴者ほぼ全員の本音だったようにも感じます。
 なお挑戦中映るモニターには、「一同:(けん玉のリアクション)※以下、成功する・しないで 銑のパターンあり」と表示されていました。(2分19秒)
(ウラトークチャンネル)
 けん玉ひろしに一同大ウケ。大泉さんには押してるから早く決めて欲しいと願います。DJ KOOが失敗するとチコちゃん予想が、結果は成功。やはりウラトーク席もけん玉に注目、でも歌にも一応ちょっとだけ触れます。
 「三山さんもこれ、歌を売る気あるのかしらね、これ?」「気づくとこの曲が頭に残っているんですよ」「サブリミナルだー」。気がつけば終盤、手に汗握る状態となっています。成功した瞬間、ウラトーク席も大喜びでした。




kouhaku19510103 at 22:17コメント(4)第71回(2020年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
21.(紅組10):NiziU(初出場/第71回/2020/15〜19)
「Make you happy」(2020/J.Y.Park"The Asiansoul"/Yuka Matsumoto/J.Y.Park"The Asiansoul"/Lee Hae Sol/初)
〜今年大ブレイク!”縄跳びダンス”〜

 後半戦開始、司会者の3人は髪の色やネクタイなども含めて黒一色で統一されています。紅組司会がここまで黒を基調にビシッと決めたことはほとんどなかったかと思いますが、そんな二階堂さんの曲紹介からスタート。でもよく見ると、二階堂さんの靴の色は赤です。
 演奏が始まって舞台上は8人、一瞬ハラっとさせましたが、原因は体調不良ではなくマイクトラブル。マユカがオープニングに間に合わないハプニング、ただ歌い出しを担当するリマを映している間にうまく合流させていました。ちなみにラッパー・Zeebraの娘はリマのことを指しています。
 K-POP、と言ってもメンバーはほとんどが日本育ちですが、国民的ヒットにまで成長する曲はいつしか振付にも名称が加わります(最初からかもしれないですが)。この「Make you happy」は縄跳びダンス。特徴的なかわいい振付です。ただカッコ良いを主軸と考えるとするならば、その振付以上に後半のラップパートにグッとくる部分が大きかったです。更に言うと、BTSなど特に今目覚ましく活躍しているK-POPを目標として考える場合、そのカッコ良い要素は作品を経るごとに割合を増していくのではないかな、と思いました。
 2020年に世間を席巻した「Make you happy」は”プレ”デビュー曲。あれだけのプロモーション攻勢が仕掛けられたことを考えると、彼女達への期待は業界内でも半端ないわけです。おそらく2021年、末恐ろしいほどの活躍を見せるのではないでしょうか。そんな予感を早くも感じさせる、堂々のステージングでした。(3分0秒)
(ウラトークチャンネル)
 渡辺直美がホールから復帰、そして黒柳徹子がこの席に変わります。徹子さんはドキュメンタリーを見てNiziUを研究、「心に響かない!」と厳しく言われる様子を見て相当な感銘を受けたのだそう。87歳にして好奇心旺盛に学ぶ姿勢を忘れることのない徹子さんに個人的には感銘を受けましたが…。山里さんではないですが、本当にそのうち徹子の部屋に呼びそうな雰囲気はありました。
 徹子さん、ラップのことを早口言葉と称してます。ただ縄跳びダンスは「ふふふ…」と笑いながらいかにも出来ますと言うような素振り。


22.(白組10):瑛人(初出場/第71回/2020/23)
「香水」(2019/8s/8s/初)
〜今年大ブレイク!新世代アーティスト〜
〜今年大ブレイク!新世代アーティスト〜
Gt.小野寺淳之介

 NiziUのステージに大盛り上がり、大泉さんが紅組に偏っている内村さんにクレームを入れますが「あんたもこうやって踊ってたじゃない」と一瞬で返されます。そんな司会者の後ろを横切る形で瑛人さん登場。楽しみと感謝でいっぱい、という歌前のトーク。大泉さんの話によると、彼の母親もお会いして大変ノリが良いのですがものすごく福山雅治のファン。そんなお母さんのために、裏に本人がいるのに福山さんのモノマネを披露させられます。オチの見えない内容に「もういいんじゃないですか!私今結構なケガしました!」。大泉さんらしさを内村さんが見事に引き出しています。
 ステージは小野寺さんのギター演奏のみで大変シンプル。各歌番組で衣装が大きく変わっている印象ですが、紅白は黒フチ丸フレームのメガネとカジュアルなコートが良いアクセントになっています。過去の事例を考えるといかにも一発屋っぽいブレイクにも思えましたが、テレビ出演後個性的なキャラクターは周知されて、新しいアルバム収録曲も動画再生数は決して少なくありません。彼だけではありませんが、出来れば今回初出場の方々は引き続きヒットして、有観客の紅白のステージにも立って欲しいとあらためて願うところであります。(2分25秒)
(ウラトークチャンネル)
 徹子さんは大概のテレビをチェックしているので、勿論瑛人さんについてもご存知だそう。歌詞が良いことをおっしゃってました。ステージが始まり、山里さんは「良かったチョコプラじゃない」と安心。以降は歌詞を見てそれぞれ適当に反応するという流れ。そしてサビは徹子さんがハミング披露。サビだけでなくラストサビ前も同様で、やはりしっかり聴き込んでいるようです。


23.(紅組11):Perfume(13年連続13回目/第59回/2002/31〜32)
「Perfume Medley 2020」
 「Dream Fighter」(2008/中田ヤスタカ/中田ヤスタカ/初)
 「Baby cruising Love」(2008/中田ヤスタカ/中田ヤスタカ/初)
 「Time Warp」(2020/中田ヤスタカ/中田ヤスタカ/初)
〜中田ヤスタカが手がけた20周年SPメドレー〜
〜結成20周年!紅白だけのSPメドレー〜
振付:MIKIKO

 後半の若手2組ステージ終了後北島三郎さんのコメント。時代の変化とともに、今の人たちの美しさ・リズム感の良さ・歌の上手さ・長い歌詞を間違わずに歌えることにビックリしつつも最高というコメントを出していました。
 Perfumeのステージは101スタジオ、中継で歌前トークあり。結成20周年を内村さんに祝ってもらい、これから始まるステージの内容をあ〜ちゃんが話します。カメラが引く直前に思わず笑ってしまう所が可愛いですね。大泉さんの20年前は『水曜どうでしょう』で騙され続けていた頃、放っておくと何時間でも喋りそうな雰囲気なので、内村さんがかなり強い調子でトークを止めます。そして2人のやり取りを制するように二階堂さんが曲紹介。方程式が上手いこと完成していますね。
 紅白初出場した2008年に歌ったのは前年ヒットの「ポリリズム」。というわけで2008年発表の楽曲は歌っていません。「Dream Fighter」は2008年11月発売、”最高を求めて”で始まる歌詞は大変前向きな内容の名曲で、今でもライブのセットリストに入る機会の多い楽曲です。更に「Baby cruising Love」は同年1月リリースで「ポリリズム」の次のシングル。バックで登場するアナログテレビに映し出されるのは、2000年代の彼女たちが発表した楽曲のPV。アナログ放送が停波したのは2011年、まだこの当時は4:3画角のテレビも家庭で十分残っていて、PVも4:3で撮影されていた作品がいくつもありました。この年発表したアルバム『GAME』は第1回CDショップ大賞の準大賞。私自身にとっても2008年のPerfumeは非常に特別な存在です。そうそう、当ブログで紅白を書き始めたのも2008年です(笑)。
 過去12回出場した紅白歌合戦の映像がバックに流れて、披露されるのは2020年の新曲「Time Warp」。ここ数年、これまでの彼女たちの歴史を振り返る映像をバックに踊るステージも自らのライブで披露していますが、その紅白版に限りなく近いと言って良いと思います。これでNHKホール、横浜アリーナ、東京のビルの上に今回の101スタジオと4ヶ所からの紅白出場を果たしました。この歌唱場所の多さもまた、長い紅白歌合戦の歴史で最多記録を樹立したという形になります。(3分20秒)
(ウラトークチャンネル)
 黒柳さんはPerfumeも大好き、登場した瞬間テンションが上がります。好きな曲は今日歌う曲、「Dream Fighter」だということ。画面に合わせて手を動かして踊る徹子さん。それに合わせて2人も踊ります。位置的には徹子さんがあ〜ちゃんの模様。「4人目のPerfumeが見つかりましたよ!」
 演出には全員素直に脱帽。徹子さんはやっぱり、『ザ・ベストテン』をやっていたことで最新音楽へのアンテナはまだまだ張れている模様。新曲の「Time Warp」でも、直美さん曰く割と完璧に踊っている徹子さん。素直に凄いです。


24.(紅組12):BABYMETAL(初出場/第71回/2011/21〜23)
「イジメ、ダメ、ゼッタイ」(2013/NAKAMETAL/TSUBOMETAL/KxBxMETAL/TSUBOMETAL/TAKEMETAL/初)
〜強いメッセージが込められた代表曲〜
〜世界も熱狂!メタル・ダンスユニット〜

 BABYMETALのVTR映像、「ヘドバンギャー!!」「メギツネ」などのステージが紹介されました。ゲスト審査員では宮崎美子が大ファン、元気をもらえる曲は「META! メタ太郎」なのだとか。東京ドームにも足を運んだとのことですが、それ以上に40年ぶりのビキニ姿の写真が映像で登場したことにビックリしています。大泉さんも思わずツッコミ。
 ステージはスタジオではなくNHKホール。2018年にYUIMETALが抜けたので、代わりに入るアベンジャーズ(ダンサー)は岡崎百々子。メンバーの2人と同様、アミューズの小中学生アイドルグループ・さくら学院出身、博多華丸さんの次女なのだそうです。
 迫力ある歌声と演奏を存分に見せつけていました。炎の演出も含めて、ただただカッコ良かったです。もっとも2分半という演奏時間は、やはりもう少し長く見たい!という気分にはなってしまいますね。(2分38秒)
(ウラトークチャンネル)
 徹子さんはBABYMETALの人気も知っているようです(詳しくはないみたいですが)。宮崎さん、「なんであんなの出ちゃう…」という呟きはこちらのマイクに入りました。「挑戦しようという気持ちにさせたから、あの写真集が出たということか…」「あの時期唯一、鬼滅を倒したっていう、売上で」
 キレッキレの動きと激しい演奏に、直美さんは鳥肌。合いの手の部分は2人も一緒に。キツネ、キツネ、「キツネもきっと飛べるよという」「それは生態系メチャクチャでしょ」。素晴らしいステージ、徹子さんも歌詞に感銘を受けたようです。


25.(白組11):郷ひろみ(10年連続33回目/第24回/1972/65)
「筒美京平 トリビュートメドレー」
 「男の子女の子」(1972/岩谷時子/筒美京平/47年ぶり2回目)
 「よろしく哀愁」(1974/安井かずみ/筒美京平/23年ぶり2回目)
〜筒美京平にささげるヒットメドレー〜
〜筒美京平にささげるヒットメドレー〜

 作曲家・筒美京平を追悼するVTRが流れます。「木綿のハンカチーフ」のBGMに載せられる本人写真を皮切りに、尾崎紀世彦「また逢う日まで」(第22回)、ジュディ・オング「魅せられて」(第30回)、麻丘めぐみ「わたしの彼は左きき」(第24回)、松本伊代「センチメンタル・ジャーニー」(レッツゴーヤング)。シングル総売上枚数は7560万枚、歴代作曲家第1位。追悼ステージを歌う郷さんが、第24回で初出場した映像も流れます。当時はジャニーズ事務所所属、登場時に騎馬を作っているのは先輩のフォーリーブスです。郷さんと筒美さんのツーショット、もう1曲歌う「よろしく哀愁」の映像で締めます。これは昭和の紅白だと未歌唱、当時のルックスも考えるとおそらく1979年出演のビッグショーの映像と思われます(発表された1974年当時のNHK音楽番組の映像は残っていない可能性高いですね)。
 VTRが終わると内村さんと大泉さんのトーク。流れで勝手に「また逢う日まで」のサビを生歌唱。なかなかの歌唱力です。こちらはSTARDUST REVUEとのコラボで2004年に「本日のスープ」をヒットさせた実績があります。
 紅白で歌う本人の過去曲はほぼ1980年代以降なので、「男の子女の子」はなんと初出場以来47年ぶり。最長ブランク記録になりました。この曲をダンサーも何もないバックで歌うのは完全に今回ならではで、他の年ならば確実に何かしらのダンサーもしくは袖にいる出場歌手の”ゴーゴー!”コールがあったものと思われます。
 1コーラス歌った所で立ち位置移動、若き日の郷さんと筒美さんの写真をバックに「よろしく哀愁」。よく考えると紅白でここまで誰もいないステージで郷さんが歌うのは、第61回メドレーでバラードの「愛してる」を歌って以来で相当久々。アップテンポの曲調に限定すると、昭和の時代でも実は全く無く今回が完全に初(ダンサー無しで歌手席にいる白組出場歌手がトップバッターで応援、はありましたが)。65歳にして、紅白で郷さんの新しいステージングを見られるとは思いもしませんでした。勿論ダンサーや演出でおおいに盛り上がるステージも良いのですが…。このステージが持つ意味は、筒美さんが亡くなられたという部分以上に、今後の紅白を作る上でも相当大きいのではないかと感じてます。(2分31秒)
(ウラトークチャンネル)
 筒美京平追悼VTR、黒柳さんも「また逢う日まで」がお好き。流れる曲が全部知っていることに、進行の2人も驚き。ただ大泉さんが歌うのは2人も画面を通して止めてます。なお裏でふざけ過ぎではないかという話を尋ねたところ、「俺は一切ふざけてない」という返答だったようです。自覚症状がまるでありません。
 ゴーゴー!コールはウラトーク席で挙がりました。「よろしく哀愁」は五木さんが今回聴きたい曲だと事前番組で話していました。トークは自然に控えめになり、郷さんの歌声と姿を堪能するウラトーク席でした。


26.(紅組13):JUJU(初出場/第71回/2004/44)
「やさしさで溢れるように」(2009/Shinquo Ogura/Seiji Kameda/Shinquo Ogura/初)
〜深い思いを込めて 紅白初歌唱〜
〜初紅白 深い思いを込めて〜

 デビュー17年目での初紅白、「すごい初心者です」「今「また逢う日まで」を歌われているのを聴いて、代わって欲しいくらい」と話すJUJUさんは尋常ではない位に緊張しています。「微力ですけど、優しさをちょっとでも届けられたら」というメッセージ、仲の良いゲスト審査員・杉咲花も直々に応援。スタンバイ後も杉咲さんと暫しトーク、家にお邪魔した時に手打ちのパスタを作ってくれたのだそうです。
 ステージには後ろだけでなく、本来客席のある前側にも棒のセットが作り込まれている形。あれだけ緊張するということは、それだけこの場に賭ける想いがあるということで、今まで何度となくテレビで見たパフォーマンスをはるかに凌駕するような熱唱でした。本当に聴く人の胸を打つ歌声は感動的でしたが、さすがにCメロ〜ラストサビのカメラワークは臨場感を出す為とは言えグルグル回しすぎではないでしょうか。好みもあるとは思いますが、個人的には真正面であまり動かないカメラワークで表情をはっきり捉えるショットの方が好きです。(2分55秒)
(ウラトークチャンネル)
 2人とも随分声のトーンが下がります。パスタの手打ちという言葉にかなり引っかかっているようです。一旦徹子さんが抜けて元の席に戻ります。ステージは緊張していても上手い、直美さんでもこの曲の高音が出せないとのこと。先ほどのディズニーショーでも、乃木坂46のキーが出せないのでキンプリと同じキーで歌ったそう。360度ずっと回るカメラワークは、山里さんが目を回していました。
 冒頭から帽子に注目、激しい歌唱に取れないか心配していますが、さすがに伊達さんが「取れるわけねぇだろ」とツッコミを入れました。もっともこれも、あまりの勢いで帽子どころかメガネを飛ばした歌手も過去いるので、あながち的はずれな指摘でもないような気はします。


27.(企画3):連続テレビ小説「エール」特別企画
 今年上半期に放送された連続テレビ小説『エール』の名場面がVTRで流れます。内村さんと大泉さんが個々に作品の感想を述べた所で、ヒロインの古山音役を演じた二階堂さんがコーナー紹介。
「福島行進曲」(1931天野喜久代/野村俊夫/古関裕而/初)
〜復興への祈りを込めたエール〜

 主演・古山裕一役を演じた窪田正孝のハーモニカ演奏で始まります。ギター演奏は村野鉄男役・中村蒼、歌い出しを担当するのは佐藤久志役・山崎育三郎。福島三羽烏の3人が、初めて野村・古山コンビで昭和6年にヒットさせた楽曲を歌います。過去の紅白で歌われた機会は全く無く、紅白初歌唱となります。
 ルーフステージでの歌唱。山崎さんは本職だから当然としても、窪田さんや中村さんもなかなかの歌唱力。昔は俳優でレコードを出していても歌唱力自体はもう少し、という方も多数いましたが、今は歌を出していなくても歌唱力高い人はゴロゴロいるのかもしれません。ルックスや衣装も含めて、バッチリ決まったステージでした。(1分32秒)
「長崎の鐘」(1949藤山一郎/サトウハチロー/古関裕而/41年ぶり5回目)
〜復興への祈りを込めたエール〜

 紅白歌合戦では記念すべき第1回(1951年1月3日)大トリ、その後第15回白組歌手、第24回特別出演、第30回特別出演メドレーで計4回藤山一郎の歌唱で披露されています。NHKホール落成1年目となった第24回では、古関裕而がパイプオルガンを演奏していました。藤山さんの持ち歌が紅白で歌われるのは、第60回メドレーでNYC boysが「青い山脈」を歌って以来11年ぶり。
 このステージで歌うのは藤堂清晴役・森山直太朗と藤堂昌子役・堀内敬子。メインステージではピアノ演奏のみのシンプルな編曲。直太朗さんは白組歌手で3回も出ているので当然上手いのは織り込み済みですが、堀内さんは元劇団四季としても今まであまり歌声を聴いた機会は個人的にあまりありません。結果、双方ともものすごく上手いです。2番の堀内さんの主旋律と森山さんのハモリは、本当に見事でした。そして間奏で見つめ合って夫婦を演じるシーンも、歌声同様屈指の名場面となりました。(2分33秒)
「栄冠は君に輝く」(1949伊藤久男/加賀大介/古関裕而/初)
〜全国へ届ける感謝のエール〜

 主演を務めた窪田さんが視聴者へメッセージを話した後に、山崎育三郎がアカペラで大熱唱。今年は紅白のみならず各年末歌番組でも引っ張りだこでしたが、やはり一番印象に残ったのはこの紅白のステージでした。一言で言うと、度肝を抜かれました。夏の高校野球を見に行った時に何度も甲子園球場で聴いた曲ですが、これだけ感動を憶えたのは間違いなくこのステージが初めてです。
 途中で演奏の音も少しずつ入り、2番からは窪田さん、中村さん、森山さんも加わって4人で大合唱。舞台袖では、二階堂さんも一緒に歌ってます。連続テレビ小説をキッカケとした企画では、間違いなく第64回(2013年)の『あまちゃん』第157回と同じくらいの素晴らしさを憶えた最高の内容でした。と言うより、連続テレビ小説単位で考えても『あまちゃん』以前以後で印象も大きく変わり、紅白で大々的に扱われることも本当に多くなったなぁとあらためて感じます。(2分31秒)
(ウラトークチャンネル)
 VTRが始まると2人も興奮。GReeeeNにも期待が高まります。ここで杉咲花染谷将太がこちらに登場。杉咲さんは先ほどのJUJUが印象的、染谷さんは大河の撮影中目の前に瑛人さんが通ったことがあったそうです。
 山里さんはJUJUさんが作るパスタについて杉咲さんに質問。トマトパスタなのだそうです。直太朗さんについては基本ふざけているけど歌は上手い、「ふざけてる時に会うとすごい下に見ちゃうんだよな俺」「俺が今まで会った直太朗さん史上一番直立不動」とのこと。ゲストの2人は喋れる状況ではなくステージを堪能、メインの2人は仕事なので喋っているという状況です。ですので杉咲さんは山里さんに「静かにしてください」と思わず。
 「栄冠は君に輝く」、「きと光の間こんな間空いてるの初めて聴いた」。山崎さんの歌声には2人して鳥肌。「俺球児だったらヘッドスライディング出来ないね」。4人の歌唱、感動しながらも「2/4がサスペンダーをしているよ」と仕事はしっかりしていました。


GReeeeN(初/第71回/2007/非公表)
「星影のエール 紅白SP」
 「星影のエール」(2020/GReeeeN/GReeeeN/初)
 「キセキ」(2008/GReeeeN/GReeeeN/初)
〜「星影のエール」「キセキ」のSPメドレー〜
〜”朝ドラ”「エール」主題歌〜
〜東北に歌でエールを〜

 グリーンボーイズ、ではなく先ほど歌った4人が紹介してVTRが流れます。「星影のエール」「愛唄」「キセキ」の映像を交えたグループ紹介。NHKホールにはGReeeeNのメンバー4人が本当に登場、ただテレビではシルエット姿です。MC席には窪田さんも参加、ドラマで夫婦役の二階堂さんとツーショット。この曲を聴くと音さんが裕一を通して出てくる、と窪田さんのメッセージ。二階堂さんも胸がワクワクする音楽というメッセージを残します。HIDEさんも生の声でメッセージ、福島出身なので東日本大震災から10年、復興への想いを話します。
 窪田さんと二階堂さんが曲紹介。バックの映像は『エール』の名場面、今年亡くなった志村けんさんのシーンも映ります。そしてシルエットの4人には姿が浮かび上がります。本当に実在している姿で歌っているかのようですが、それにしては動きが少し不自然です。じっくりよく見ると、AIであることが推測できますが、やっぱりパッと見ると本物ではないかと思ってしまいますね。
 「キセキ」のバックは東日本大震災からの復興に向けた応援映像。歌っている姿は結局本人モデルのAIなのか全然違うのか余計に謎が深まるような状況ですが、楽曲と歌声が語りかけるメッセージは間違いなく本物です。その証拠に窪田さんは感動で涙を見せていました。
 ラストのHIDEさんのメッセージ「世界中で、エールが贈り合われたこの年に、この場で歌えたことを、光栄に思っています!皆さま、良いお年を!」窪田さんや二階堂さんもそれぞれステージの感想と、ドラマや紅白への感謝を語りました。(3分25秒)
 なお4人の外観のモデルは、2017年に結成されたグリーンボーイズの写真をモチーフにしたもののようです。その造形は本人たちに寄せたものという情報もあります。ですのでこのレビューの冒頭で”グリーンボーイズ、ではなく”と何となく記しましたが、曲フリを担当した本人たち(プラス台本)は本当にそれを多少意識したアクションなのかもしれません。
(ウラトークチャンネル)
 GReeeeNの4人が登場した瞬間大興奮。「結構背高いんだ」「動いてる姿を初めて見たかもしれない」。HIDEの喋りの後いよいよステージ開始。
 姿が見えた瞬間、一同ビックリ。「顔出てません?思った人と違う」「どういうこと?」。とりあえず山里さんはドラマの映像に注目します。審査員席も全員前のめりになっているとのこと。
 「異空間じゃないですか?」「何が起きてるの?」「ステージは…おかしいね?言っちゃだめか」「これはキセキってこと?」「凄いけどなんかちょっと…何かを感じるよね」。杉咲さんは「3Dですかね?」、その後ツボにハマってしまいました。
 「AI…っぽいですよ」「顔出ししたってこと?」「人以上の躍動感がある」「全身ゴムのような」「どういう気持ちになるの?」「謎を残して2021!」。素で戸惑う2人ですが、「謎は謎のまま…」「という指示が来ましたね。それ以上踏み込むなと」「確かにさっき、動きがゴムっぽいって言った時に、スタッフさんが睨みつけてました」「感じ取れよ、と」



kouhaku19510103 at 16:49コメント(1)第71回(2020年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年01月01日

17.(紅組9):乃木坂46(6年連続6回目/第66回/2012/16〜28)
「Route 246」(2020/秋元 康/小室哲哉/初)
〜東京の夜を駆け抜けるオトナな乃木坂〜
〜”東京の夜”を疾走する映像に注目!〜

 内村さんがオーケストラスタジオに残っているので、曲紹介は大泉さんと二階堂さんのツーショット。パフォーマンスする乃木坂46は齋藤飛鳥センターで44人全員集合、ステージが広いのでメンバー間の距離はそこそこ保たれています。ただカメラで抜かれるのはほとんど選抜メンバーで、階段上にいるメンバーはほぼどこに誰がいるのか分からない状況でした。大きなスクリーンで映る首都高速を走るような映像は迫力あって良かったですが、例年と比べて大きなトピックスがないため少しアッサリした内容だったような気もします。(2分28秒)
(ウラトークチャンネル)
 「さださんからこの前のど飴頂きまして、「あ、さだあめ」と書いていました」とちょっとした小ネタを話す伊達さん。すぐさま乃木坂46のステージ、TKサウンドはサンドウィッチマンも知らなかったようです。
 「バナナマンさん見てるかな、あ、違う裏やってるんだ今日」「乃木坂のファンの方々、バナナマンさんがいいってここで絶対呟かないで!」。日向坂にはオードリー、サンドウィッチマンは欅坂。「お兄ちゃんというよりオジキって感じですもんね」と言われちゃいましたが。
 山里さんの世代だと、曲そしてこのパフォーマンスはカッコ良いと映っているようです。「舞台でああいうレーザー入れたいよね」と思わず富澤さん。ただ漫才のどこに入れるんですかとツッコまれてしまいました。


18.(白組8):鈴木雅之(28年ぶり3回目/第42回/1980/64)
「夢で逢えたら」(1976・吉田美奈子/大瀧詠一/大瀧詠一/24年ぶり2回目)
〜デビュー40周年 亡き母への思いを込めて〜
〜逢えない人へ 歌で思いをささげる〜

 歌前トークあり。「夢で逢えたら」は大泉さんが好きな歌でもあるそうです。皆さんを少しでも癒す事出来れば、ただ鈴木さんは音さんと逢えて癒されているとコメントします。出場歌手発表の日に母親が亡くなったという話もしておられました。アニメの主題歌も歌ったことも盛り込むなど、大泉さんはマジメなだけでなく上手さも見せる司会ぶり。
 ハンドマイクではなくスタンドマイク使用で、バックには特に何も設けず1人で名曲を熱唱。紅白では24年ぶり、編曲のアレンジも随分変わり、歌い出しではサビパートが追加されました。約3分、鈴木雅之ワールドに浸れる素敵な時間だったと思います。ただ後ろ姿から無観客のホールを映すショットは、仕方のないことですがどうしても寂しい気持ちになりますね。1年でも早く、いや1日でも早く今まで通りライブを各所で行えることが当たり前の世の中に戻って欲しいです。(2分45秒)
(ウラトークチャンネル)
 「サングラス黒すぎませんか」「時々カンペ持ってるフロアDが映っちゃう」。「夢で逢えたら」は伊達さんもカラオケで何回も歌ったようです。スタンバイのシーン、「ちょっと緊張感ある感じが良いですよね」
 「一緒に歌っていいかな?」「ダメです(即答)」。そういえば今回のウラトーク、バナナマンの時と比べると一緒に歌ってるシーンはほとんどありません。山里さんは選曲時に起こった、Twitterでの「違う、そうじゃない」騒動にも言及しています。
 サングラスの奥の目の表情を想像する3人。一瞬それを取りそうに見える手の動きに富澤さんいちいち反応。訳の分からない話になると、やはりゲスト審査員の目が…。無観客のホールの風景を見て、「本当にこの年は、ある意味思い出には残るだろうね…」。素晴らしいステージ、富澤さん思わずアンコールと一言。当然ツッコミが入りますが、一応過去に1度だけ紅白でそれは実現してるんですよね…。


19.(企画2):紅白ディズニースペシャルメドレー
 内村さんも戻ってコーナー紹介。ウラトーク席から渡辺直美、そしてミッキーマウスも会場に駆けつけてくれました。BGMはお馴染み「ミッキーマウスマーチ」。若干時間も押しているのでしょうか、早々と紹介して映像に切り替わります。
King&Prince乃木坂46「星に願いを」(1940/島村葉二/Leigh Harline/5年ぶり6回目)
 キンプリの5人と乃木坂46からは生田絵梨花、松村沙友理、与田祐希、梅澤美波、賀喜遥香が参加。シンデレラ城をバックに、ミッキーマウスにミニーマウス、ドナルドダックやデイジーダックにグーフィーやプルートというお馴染みのキャラクターが参加。ミュージカルのように踊ります。かなり引きの絵が多い印象もありますね。(1分28秒)
二階堂ふみ氷川きよし「ホール・ニュー・ワールド」(1992/湯川れい子/Alan Menken/2年連続2回目)
 氷川きよしと二階堂ふみのデュエット。前回と日本語詞が大きく変わっています。今回は湯川れい子、前回はもりちよこ担当でした(コメント頂いた方ありがとうございます、確認しました)。
 氷川さんが上手いのは誰もが分かっていることですが、二階堂さんの歌唱力は想像以上に高いです。『エール』最終回で「長崎の鐘」を歌った時にも感じましたが、彼女は歌手としても相当素質のある人ですね。声の出し方が優れていて、相当高い音程も裏声無しで出ています。いずれは映画ではなく舞台・ミュージカルがメインの活動になるのかもしれません。第66回の綾瀬はるかもそうでしたが、このディズニーコーナーも紅組司会に歌ってもらうことが一番の目的だったのかもしれません。(2分24秒)
King&Prince乃木坂46渡辺直美「小さな世界」(1965/若谷和子/Richard M. Sherman And Robert B. Sherman/2年ぶり3回目)
 ラストはお馴染み「イッツ・ア・スモールワールド」。乃木坂46はメンバーが代わって齋藤飛鳥、山下美月、秋元真夏、遠藤さくら、久保史緒里といった面々(引きの絵ばかりなので久保さんは違うかもしれません)。キンプリに、途中から渡辺直美も加わります。どちらかと言うと歌より間奏のダンスがメインのステージでした。ディズニーのキャラクターも完全大集合で、中では紅白で初めて登場する方もいるような…。最後は花火が打ち上がりました。
 ディズニーショーは今後の紅白でまた何度もやるとは思いますが、現地からの映像パフォーマンスは今後そうそう見られない内容のように感じます。その意味では大変貴重な時間帯だったと言って良いのではないでしょうか。(2分13秒)
(ウラトークチャンネル)
 事前録りですが、その情報はサンドウィッチマンには伝わっていないようで。好きなディズニーキャラクター、伊達さんは特にいないようで「一度考えさせてください」、山里さんはデイジー、富澤さんはスティッチ。伊達さんはプルートの名前を分からず犬のやつ呼ばわりしています。
 二階堂さんの歌声はウラトーク席でもうまいと大絶賛。「ああいうことできたら俺たちもあっち側にいるんだろうけど」と富澤さん。自分のルックスなら絶対貸してくれない、なんという居酒屋トークを展開しています。
 イッツ・ア・スモールワールドは、さんまさんが唯一泣いた曲なのだそうです。左奥の鳥は山里さんも知らないようです。デイジーと一緒に登場する渡辺直美は「キャラクターみたい」「フォルム一緒だね」との評。どんどん登場するディズニーキャラクターショーに3人も大絶賛。童心に帰って楽しんでいました。


 ディズニー企画終了後、二階堂さんの歌唱力を2人絶賛。ただ誉められて照れるポーズを撮ることが出来なかったのが非常に残念でした。おそらくスイッチングのスタッフもその場で悔しがったんじゃないかと思います。
 再び北島三郎とリモート中継。昔を思い出したということと、純烈の連中に紙をちゃんと食べるように言っておいてくださいとメッセージを残します。

20.(白組9):五木ひろし(50年連続50回目/第22回/1965/72)
「山河」(2000/小椋 佳/堀内孝雄/20年ぶり2回目)
〜50回連続出場の金字塔 大きな節目 万感の思いを込めて〜
〜50回連続出場 大きな節目〜

 北島三郎と並ぶ史上最多出場、そして史上初となる50回連続出場達成。「皆様に支えられ辿り着いた50回連続出場。私にとっても大きな区切りとして万感の思いを込めて歌います」という五木さんのメッセージを大泉さんが代読して曲紹介。
 20年前と比べて、少しキーは落としてます。さすがに原曲のキーが相当高いのと、年齢を考えると仕方ないことであります。そして大トリではないので間奏はカットされています。どうしても昔と比べると最大級の扱いが出来ない形になってしまってはいますが、声量自体は70歳を超えても大きく落ちてはいません。大熱唱です。いかにも紅白のフィナーレらしいアウトロも入って、見事なものでした。50回出場はあくまで区切りとして、最終的には美輪明宏が記録している80歳という最年長出場記録、そして前人未踏の60回出場まで到達して欲しいです。(3分47秒)
 なお曲後半で五木さんの紅白名場面が流れました。登場したのは以下の映像です。
第22回(1971年)「よこはまたそがれ」:初出場
第25回(1974年)「浜昼顔」
第28回(1977年)「灯りが欲しい」:初の大トリ
第29回(1978年)「熱愛」
第32回(1981年)「人生かくれんぼ」
第33回(1982年)「契り」
第37回(1986年)「浪花盃」
第47回(1996年)「女の酒場」
第48回(1997年)「千曲川」:大トリ
第58回(2007年)「契り」:大トリ
(ウラトークチャンネル)
 歌い出しから一木ひろしの話題をチラッと。サンドウィッチマンは昔一緒に営業に行ったこともあるようです。チコちゃんもここから参加、リモートで番組ゲストに来てくれたようです。
 「五木さんの素晴らしい所はどこですか?」と伊達さんが質問しますが、「どういうこと?」「素晴らしいわね本当に」との返しで全く会話になっていません。五木さんの凄さを堪能しています。
 過去映像のラインナップでは、チコちゃんが「全部マイクにNHKて書いてある」と小ボケ。富澤さんはまた一木ひろしの名前を出します。そんな2人を横目に、ステージを堪能する伊達さんと山里さんの2人でした。


 前半のステージが終了して後半の見どころ。NiziU瑛人が楽屋ロビーでスタンバイ中、NiziUはダンスのウォーミングアップ。そして白組トリの福山雅治もNHKホールに登場。大泉さんのモノマネをテーマに内村さんが話を振りますが、時間がないのでそれを見て桑子アナ大慌て。気付いた内村さん時既に遅し、結果かなり中途半端な状態でニュースに入ってしまいました。これもまた、2部制に分かれてからは初めてのハプニングになります(意外と過去こういう終わり方はなかったので…)。



kouhaku19510103 at 23:40コメント(1)第71回(2020年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
12.(白組6):純烈(3年連続3回目/第69回/1997/34〜49)
「愛をください〜Don’t you cry〜」(2020/幸 耕平/幸 耕平/初)
〜リモコン決定ボタン連打 紅白花が乱舞!〜
〜ボタン連打!500万 1000万で紅白花が乱舞!〜

 コロナ禍で試行錯誤した今年の活動をVTRで振り返ります。観客1人”おもてなし”ライブ、オンラインチケットの手売り、密着できる等身大人形など。今回の試みはリモコンの決定ボタンを連打するリモート握手。連打すればするほどステージに花びらが舞い降りるのだとか。
 歌前の曲紹介は酒井一圭と白川裕二郎。目標は1000万回。500万突破で紅い花、1000万突破で白い花乱舞。それにしても酒井さん、髪を白く染めて衣装だけでなくそこにもハートをあしらって、張り切り過ぎてます。スタンバイ直後、内村さんには「またお笑いの人が来た」呼ばわりされてしまったり。
 曲紹介の時点でリモート演出が始まりますが、思いのほか早く連打されていて、イントロ開始時点で303万回。演奏開始20秒であまりにもアッサリ目標達成。まずは赤い紙吹雪がステージに舞いますが、粗いです。ラストサビでは白い紙吹雪が舞いますが、粗いのと量が異常に多いので歌う4人の顔が見えないくらいになっています。「風雪ながれ旅」もビックリです。歌終わりには罰ゲームと形容される量、皆さん紙を口に入れてます。なおボタン連打の演出が前面に出ていますが、セットのリモート銭湯ライブを模した映像のクオリティーも優れていました。
 最終的には曲終わりで7845万回、その後も集計されて8264万3118回にまで到達されました。ちょっと読みが甘かったかもしれません。次にまた同じ企画をもしやるとしたら、若干ステージの尺を伸ばして1億までやってもらいましょう。(2分2秒)
(ウラトークチャンネル)
 「多分LiLiCoさんが500万回押すから」とは、リモート企画の感想。ウラトークでもボタン連打を呼びかけます。投票数が集まる勢いに2人ともビックリしてます。白い紙吹雪は、あまりの量に2人とも大爆笑。歌い辛そうというツッコミも入ります。


13.(紅組7):坂本冬美(18年連続32回目/第39回/1987/53)
「ブッダのように私は死んだ」(2020/桑田佳祐/桑田佳祐/初)
〜桑田佳祐が作ったこん身の1曲〜
〜桑田佳祐プロデュース 大人の歌謡曲〜
口上:桑田佳祐

 第69回NHK紅白歌合戦で特別出演したサザンオールスターズ、そのボーカル・桑田さんに楽曲提供を依頼した冬美さん。23年ぶりということで、レコーディングの様子などがVTRで流れました。
 二階堂さんによると、冬美さんはサザンの大ファン。そのきっかけは、地元和歌山の中学時代の初恋相手だったそうです。というわけで、その彼からメッセージ。主は、和歌山在住・ミカン農家を営んでいる桑畑佳祐さん。冬美さんと、4人の司会者とも知り合い?らしくてそれぞれメッセージを贈ります。テロップも含めて、『さんまのSUPERからくりTV』のビデオレターのコーナーみたいでした。なおサザンオールスターズはこの大晦日、22時から配信ライブを事前録りの形で開催。
 イントロで桑田さんの口上が入ります。「深く愛したあの人に、気付けば捨てられ殺められ。この世を去った今もなお、女の業から抜け出せず。古代より続く命を落とした地上の縺れが、近松世話浄瑠璃の如く令和の世にも響き渡ります。主演は勿論この方、坂本冬美さんで「ブッダのように私は死んだ」」。ドレスで歌うのは「また君に恋してる」の時以来で紅白では10年ぶり。そういえばその曲も2009年で話題になり、紅白効果で更に大ヒットして2年連続歌唱でした。
 ストーリー性豊かな歌詞と、それを完璧なまでに表現する歌唱力。本来の演歌は、着物で着飾って七五調で歌うありきたりな曲ではなく、こういった曲を指すのではないかと言わんばかりのステージング。声だけでなく、表情も楽曲にどっぷり入り込んで世界を作っています。純白の色をしたドレスは、貴方色に染め上げてくださいという意志の表れなのかもしれません。32回目の紅白ですが、間違いなくこれまでと比較しても歴代トップクラスのパフォーマンスでしょう。痺れました。(3分36秒)
(ウラトークチャンネル)
 坂本冬休みさんの名前がすごい好きといういかにもウラトークな話題の後、桑畑佳祐さんに大爆笑。ステージは2人とも釘付け、特に歌詞を絶賛しています。ですが「しっとりとしたT.M.Revolution」「お釈迦様に殴るイメージがないからさ〜」という言葉には、サンドウィッチマンからうるさいとの声が挙がっちゃいました。
 妖艶さに脱帽、ラストは「ついさっきまでみたらし団子食べたかったんだよ?」「いやあれは色んな意味が含まれてる」なんていうやり取りで締めました。


14.(白組7):Kis-My-Ft2(2年連続2回目/第70回/2011/29〜35)
「We never give up!」(2011/上中丈弥(THEイナズマ戦隊)/Andreas Ohrn/Henrik Smith/初)
〜ローラースケートによる迫力のステージ!ラストに注目!〜
〜ラストの展開に注目!〜

 ゲスト審査員のサンドウィッチマンに話をふります。楽しみにしている歌手は伊達さんが瑛人、富澤さんがBABYMETAL。坂本冬美さんのパフォーマンスは漫才だったと伊達さんが評しますが、各所から意味が分からないとツッコミ。富澤さんも後半は横になって見たいとボケまくってます。ですがこの2人は9年前の震災以降ずっと東北の被災者を勇気づけてきた2人。落ち着いたらまた東北の沿岸に遊びに来て欲しいというメッセージを残します。
 101スタジオからの中継、今回もローラースケートを履きながらの歌唱です。動くよりも動かない方が難しいこの履物、よく生で歌えるなぁと感心します。そんなことを考えていたらスタジオを飛び出して、審査員ルームに颯爽と登場。ゲスト審査員やウラトーク席の2人も大はしゃぎ。曲中にスタジオからホールのステージに移動する演出は2年前に松任谷由実がやっていましたが、スタジオからスタジオは今回が初ですね。意外と民放の歌番組でも、こういった演出は過去あまり見た記憶がありません。無観客ならではの演出というのは簡単ですが、可能なら今後の紅白あるいは他の番組でも多く見られる手法になるのかもしれないですね。(2分31秒)
(ウラトークチャンネル)
 こちらのスタジオがザワザワして、さっきよりも音が大きくなったと実況。お互いの声が聴こえない状況らしく、確かに視聴者としてウラトークを見る立場でも心なし音が大きくなった気がしました。ローラースケートでよく止まれるよね、とは直美さんの談。
 マイクはサンドウィッチマンの2人やチコちゃんにも入っています。大興奮の審査員ルームでした。
 

15.(紅組8):天童よしみ(24年連続25回目/第44回/1970/66)
「あんたの花道〜腹筋太鼓乱れ打ちSP〜」(2002/木下龍太郎/安藤実親/4年ぶり3回目)
〜腹筋太鼓とコラボ!〜
太鼓:少年忍者/ジャニーズJr.
踊り:花柳糸之社中 振付:花柳糸之

 今回の演出テーマは腹筋太鼓。滝沢歌舞伎ZEROの映像が流れます。本来はSnow Manの予定だったのですが、出られないということで少年忍者のメンバーが代わりに担当。VTRから紹介を経ることなく、直にステージの映像に移行します。
 少年忍者は22人いるようですが、元々はSnow Manの予定だったので太鼓を叩くのは9人。階段上ではソーシャルディスタンスを取りながら、花柳社中の方々も10人の少人数ですが加わります。1コーラス半ですが、冒頭の太鼓を含めるとパフォーマンス時間は4年前よりも長め、迫力ある歌声は勿論健在でした。腹筋太鼓もなかなかの音量で、過去の太鼓演出は意外と他の要素にかき消されることが多かったので、素晴らしい出来と言えるのではないでしょうか。太鼓と太鼓の間に仕切りは用意しても良かったように思いますが。(2分25秒)
(ウラトークチャンネル)
 VTRに入っても余韻が残ります。キスマイの皆さんにスタジオ拍手。そして直美さんはホールでの出番があるので一旦移動退出。腹筋太鼓の凄さを、山里さん一人でしっかり伝えます。
 ここからはサンドウィッチマンも加わって3人で進行。審査員の皆さんの苦情を代表して伝えています。


16.(企画1):さだまさし(13年ぶり20回目/第30回/1973/68)
「奇跡2021〜紅白バージョン〜」(1991/さだまさし/さだまさし/21年ぶり3回目)
〜日本中にささやかな勇気と希望を送る〜
〜新しい年へ希望を込めて〜
指揮:渡辺俊幸

 こちらもVTR。被災者支援・医療従事者や福祉・介護現場への支援などの活動が振り返られます。不安と闘う人たちへエールを、オーケストラスタジオに内村さんが足を運んでさださんとのトーク。曲紹介も担当、自身の故郷・熊本人吉の大水害についても思いを込めて話しています。
 21年ぶりの歌唱で、比較的キーが高い曲なので当時より少しキーを落としてます。”大きな愛になりたい”のサビで世界が広がるようなメロディー展開、オーケストラとの親和性が大変高いです。このステージの指揮を務める渡辺俊幸はさださんとは古くからの友人、ですので一体感もかなりのものがあります。聴く人の心にそっと寄り添ってくれる、まさしくそんなステージだったのではないでしょうか。過去2回の紅白では歌い出しプラス2コーラスの構成でしたが、今回は2番の一部をカットしてラストにサビの繰り返しを入れる形でした。(4分3秒)
(ウラトークチャンネル)
 「さださんもね、ローラースケート履いて来てくれりゃいいのに」と富澤さんボケます。キスマイとサンドは番組を共演している仲、先ほどの登場はカッコ良かったと素直に。さださんとも一緒に舞台をやらせて頂いたという仲だそうです。それだけでCDを出すほどのMCは、伊達さんも勉強になりますと言うほど。
 ステージはさださんの歌声に大絶賛。また、NHKホールでセットが変わっているところも実況。純烈の所の紙を片づけているそうです。伊達さんはさださんの本を常に持ち歩いているとか。何を書いているのかは全く教えてくれませんでしたが。2年前担当した際はウラトークなのにずっと歌を聴いちゃったために、次の年呼ばれなくなったと話していました(個人的には全くそんな印象ないのですが)。さださんについては歌声だけでなく、若手みたいなスケジュールでライブの本数をこなすタフさにも脱帽していました。
 



kouhaku19510103 at 16:14コメント(1)第71回(2020年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
・ゲスト審査員紹介
 今回のゲスト審査員は別スタジオからリモート審査を行います。ウラトークチャンネルも同じ場所で進行するようで、山里亮太渡辺直美が進行。今回のゲスト審査員は画面右側からチコちゃん、吉沢 亮、杉咲 花、室伏広治、黒柳徹子、宮本亞門、宮崎美子、染谷将太、富澤たけし、伊達みきおの9組10名。
 お話を伺うのは徹子さん。ウラトークのせいでしょうか、ここまでの感想は「すごくガヤガヤガヤガヤ」していると仰ってます。87歳ですが、テロップによると気になる歌手はNiziUとのことです。
 賑やかである要因の一つにチコちゃんもありそうです。テロップによると楽しみにしている歌手は松田聖子。折角なので、ねほりんぱほりんの進行役である山里さんが、チコちゃんに叱られるの決め文句「ボーッと生きてんじゃねーよ!」生披露。その様子を、内村さんは「でっかい徹子の部屋みたいな感じですけどね」とこれ以上ない表現で形容。
 ラジオ中継も桑子アナが紹介。田村直之アナと赤木野々花アナが手を振ります。こちらもNHKホールではなさそうな雰囲気です。更にBS4K8K放送の案内と、新しくなった審査方法の説明を加えます。「長く見て頂けると票が増える、はぁ〜。NHK考えましたー」と大泉節も入りながら。
(ウラトークチャンネル)
 審査員ルームでの中継は当然ながら主音声と同じ内容。カメラが引くと、先ほどの注意を受けて一旦ヒソヒソ声。「俺たち仕事だよね?」「まさか本編の方にまでチクられるとは思わなかった」。事情を話すと、音楽が流れる時にイヤホンをするのですが、そこにウラトークの声も生きているので耳に入ってしまうのだとか。
 
 
5.(紅組3):日向坂46(2年連続2回目/第70回/2018/16〜24)
「アザトカワイイ」(2020/秋元 康/浦島健太/NIYA/TETTA/初)
〜とにかく「カワイイ」笑顔に注目〜
〜話題の坂道2グループによるSPステージ〜

 前回権之助坂46と参加した内村さんですが、さすがに今回は出ないということ。「今年手抜いてるんじゃないでしょうね?」との言葉には、さすがに「なんてこというんだ!」とキツめに返します。そんな2人を横目に、二階堂さんはしれっとアクションをつけながらどうぞー!と曲フリ。
 ステージはセンターの佐々木美玲中心に、タイトル通りの”アザトカワイイ”メンバーの表情がポイント。さすがに後方全員がソロショットというわけにはいかなかったですが、それでも出来る限り全メンバーの表情をしっかり映そうという意図は十分伝わりました。リハーサルでもあった通り、活動休止から復帰した松田好花もしっかり映っています。
 演奏時間は前回同様に短め。秋元先生の年齢が高くなり握手会開催も困難でなかなか厳しい状況ですが、日向坂46のメンバーには多様で明るく、見る人を”おひさま”にしてくれるキャラクターが全員に備わっています。おそらく今年もグループの躍進は間違いないはずで、紅白でももう少し演奏時間が長くなることをあらためて期待したいです。(1分57秒)
(ウラトークチャンネル)
 「地球上で唯一苦痛じゃない坂」「癒しの坂」。一応カンペでは普通の声のボリュームでOKですと指示が入りましたが…、音声を少し絞ったようです。
 見事に釣られました、「ワタクシ、一本釣られです。土佐のカツオってこんな気持ちなんでしょう」。ずっとニコニコしている状態で、「良かった声だけで、引いちゃうと思うみんな」「ちょっと見てらんない表情」「直美ちゃん結構傷付くよ俺」。美玲ちゃんのワンショット、投げキッスした後に両手で角を表現してニコニコするポーズには「鬼がいた、鬼滅じゃない方の鬼がいた」。2人ともメンバーのアザトカワイイ表情に釘付け。結局やはりうるさいようで、審査員席のサンドウィッチマンからは睨まれているようです。


6.(紅組4):櫻坂46(初出場/第71回/2020/15〜25)
「Nobody's fault」(2020/秋元 康/デレク・ターナー/初)
〜欅から櫻へ生まれ変わった〜
〜話題の坂道2グループによるSPステージ〜

 円の模様があしらわれたステージ前方にスタンバイ、日向坂46からスムーズにカメラが移り変わります。紅白に合わせて赤と白の2色で統一されたドレスが目をひきますが、デザインを担当したのは別記事によると「ケイスケヨシダ」の吉田圭佑さんとのこと。選抜メンバーは14人でセンターは森田ひかる、雰囲気のある表情をしています。名前が変わっても、欅坂46の特性はしっかり受け継がれているようですね。Bメロで残りのメンバー12人が全力疾走で加わり、サビ以降は全員が揃って踊ります。
 相変わらず振り付けが楽曲の肉となり血となっているようにも思えるダンス、同じ46グループでも全く異なる好対照な一面を見せる形となりました。今となれば、日向坂46の前身がけやき坂46だったのが、少し不思議な気分にもなります。(2分2秒)
(ウラトークチャンネル)
 メンバーのフォーメーションと、歌詞に注目する2人。サビはかなり刺さっているようです。こちらはカッコ良い振り付けと表情に、釘付けになっていました。


7.(白組3):Hey! Say! JUMP(4年連続4回目/第68回/2007/27〜30)
「紅白SPメドレー〜みんなでエール2020〜」
 「Ultra Music Power」(2007/MSS/馬飼野康二/2年ぶり2回目)
 「明日へのYELL」(2014/Takuya Harada/Takuya Harada/初)
〜タオルを使って応援しよう!〜
〜みんなで一緒にタオルで応援!〜
踊り:少年忍者/ジャニーズJr.

 「僕らが変わらないと日本を変えられない、続けよう #僕らにできること を」。中島健人(Sexy Zone)、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、平野紫耀(King&Prince)のメッセージ、がVTRで流れます。感染防止のメッセージに取り組む山田さんは、日本赤十字社医療センター救急科救命救急センター医師・鷺坂彰吾さんをリモート取材。「これまでよりも厳しい状況と言わざるを得ない」「100人中99人が頑張っていたとしても1人だけ「いいじゃん」と思って感染対策を怠ってしまうっていうのが、いま この社会でコロナが広がってしまっている1つの要因かなと思いますので」。なお大晦日は東京で史上最多の1337人、全国でもこれまでで一番多い4500人超の新規感染者が発生しました。なかなか気持ちを引き締めるのも難しいとは思いますが、医療従事者が何より逼迫している状況なのを考えると、やはり今の状況が納まるまで出来る限りの予防をするのが人としてあるべき道ではないか、とも個人的に思うのですが…。
 歌前は山田涼介と知念侑李がトークで登場。山田さんの感想とともに、司会者に渡された青いタオルについて話します。決して大泉さんが言うジャニーズさんからのお歳暮ではなく、タオルを使って応援のメッセージを届けたい、とのことのようです。
 楽曲は2年前以来のデビュー曲「Ultra Music Power」と、今回のテーマにバッチリ合った2014年のシングル曲「明日へのYELL」。おそらく本来のライブでもこの曲ではこれが定番なんでしょう、「明日へのYELL」のサビはタオル回しの演出。紅白では第64回の関ジャニ∞や第69回のいきものがかりなどの例がありますね。歌い終わり、タオルを広げて「みんなにエールを!Hey! Say! JUMP」のメッセージを残します。
 意義も十二分に伝わって大変良いステージでしたが、やはり重点を置いていたのは後者の曲。1コーラスだとあっという間で曲本来の良さが伝わる前に終わった印象もあるので、わざわざメドレーにしなくても「明日へのYELL」1曲で通すべきだったような気もします。(2分26秒)
(ウラトークチャンネル)
 「色んな表情を持ってるねぇ」と山田くんに感心。VTRや歌前コメントは見入ってます。
 「Ultra Music Power」は直美さんが好きな曲。感心しつつ見入っています。タオルタイムはこちらでもみんなで回そうと呼びかけ。なおバスタオルは推奨していないとのことです。こういう時にカッコ良いメンバーに、山里さんはほんの少しだけ嫉妬気味。


8.(紅組5):Little Glee Monster(4年連続4回目/第68回/2014/20〜22)
「足跡」(2020/Little Glee Monster/KODAI IWATSUBO, Carlos.K/初)
〜夏から秋に募集した全国の合唱動画とともに〜
〜合唱にかける中学生の思いを胸に〜

 こちらもVTRから始まります。内容はやはりNコン中止が基調となっている内容でした。曲紹介はなく、そのままメンバーのメッセージから始まります。代表して話すのはMAYU。「今年はNコンが中止になってしまって、本来であればこのステージでも中学生の皆さんと歌わせて頂く予定だったんですが、今日は4人ではありますが、今日このステージに立てなかった皆さんの思いも受け取って、歌わせて頂きます」
 アカペラから始まり、1分経ってサビからピアノ演奏と中学生の合唱が加わります。Cメロでは光の演出、そしてラストサビでは中学生が合唱している動画と写真。名ステージですが、それと同時にこのご時世で本来出来ることが実現出来なかった若い学生たちのことを思うと、胸が痛くなる気持ちにもなりました。
 Nコン課題曲は2021年も継続、そしてリトグリも芹奈が病気のため今回の紅白ではステージに立てず。2021年には満を持して、みんな揃ってそれぞれが出場するコンクールと、願わくば紅白のステージでも歌えることをただただ祈りたいです。(2分43秒)
(ウラトークチャンネル)
 「なんで疲れてるんだ我々が」の内村さんのセリフに2人とも大爆笑。VTRの間に、ゲスト審査員の吉沢亮がトークに加わります。ここまでの感想は「良い意味での緊張感」、ウラトークの2人の感想は「ちょい声がでかいかな…」。
 すごくウットリ見ている吉沢さん。「ここはここであれっすね、歌がメチャクチャでかくてこっちの声が聴こえないですね」。今回の紅白、意外と一番苦慮していたのはここに届く音声だったのかもしれません。中学生の気持ちに終始寄り添う2人、直美さんはともかく、山里さんがこういう殊勝なコメントを出すのは結婚以前を思うと嘘みたいです。


9.(白組4):SixTONES(初出場/第71回/2020/23〜26)
「Imitation Rain」(2020/YOSHIKI/YOSHIKI/初)
〜YOSHIKIプロデュースのデビュー曲〜
〜YOSHIKIプロデュースのデビュー曲〜

 こちらもVTRでまずは紹介。Snow Manとの同時リリース、デビュー曲はYOSHIKIプロデュースという内容を端的に。曲紹介ではジェシーと眞詫ジ磴メンバーを代表して登場。ジェシーさんは事前番組でボケまくっていましたがこの場ではマジメに、そして眞呂気鵑脇瓜里任△Snow Manのことを取り上げます。眞呂気鵑13歳くらいの時に自分の番組(『スクール革命』)でデビューしたんだということを、内村さんが話します。彼と松村北斗は、第60回(2009年)にNYC boysのメンバーとして山田さんや知念さんなどと一緒に白組歌手として出場していました。「Snow Manの分も頑張れ!」、ステージを見守る内村さんの姿は非常に真剣。
 曲のイメージに合った映像以外は控えめな演出で、ステージに立つ6人をしっかりフィーチャーしている内容でした。一時期のジャニーズ事務所所属のグループはボーカルレッスンをしていないという噂もありましたが、近年デビュー組は歌声も大変良いです。特に金髪の、俳優の京本政樹さんの息子である京本大我、彼のソロには大変痺れました。ボーカリストとしても相当な逸材と考えていいのではないかと思います。堂々の初出場でした。そして勿論、2021年はSnow Manと一緒に晴れて出場出来ることを切に願いたいです。(2分32秒)
(ウラトークチャンネル)
 ジェシーさんにはギャグが出ることを心配していましたが、何とか。吉沢さんとの話では、東京事変を楽しみにしているということ。オープニングのSEに注目。イントロが始まり「ハイ、きました!」「何が?」「ピアノの音」。カッコ良さと、歌の上手さに2人ともいたく感心していました。京本さんのソロには、「髪の毛あんだけやってもあんだけ艶があるとは」と妙な所に感心していましたが。


10.(紅組6):水森かおり(18年連続18回目/第54回/1995/47)
「瀬戸内 小豆島 〜2020映えSP〜」(2020/たきのえいじ/弦 哲也/初)
〜フワちゃんの実況映像にも注目〜
〜フワちゃん×篠原ともえによる巨大衣装〜

 ギラギラの衣装で主張しまくるフワちゃんがVTRで登場。彼女には一押しの歌手がいる、なぜなら超尊敬リスペクトしているあの人が衣装に携わっているから。というわけでデザイナー・篠原ともえが登場。今では大変落ち着いた姿ですが、彼女も25年くらい前は常に高いテンションで奇抜な格好でした。画面ではヒミツとありますが、既に衣装の一部はしっかり映っています。
 というわけで会場にもフワちゃんが登場。こちらでは赤と白で服装はしっかり番組に合わせています。自撮り棒を装備しながら、自らも水森さんのいるステージに向かいます。果たして大丈夫なんでしょうか。
 今回は史上最大級の巨大衣装。左右の幅は第44回(1993年)の小林幸子辺りと大差ないような気もしますが、前後も含めるとやはり過去最大と考えて良さそうです。瀬戸内の波をイメージしたということで、色は海をイメージした青、人力か自動でスカートの中の棒を動かしているどうかは不明ですが、波をイメージした動きを随時入れています。もう1つ衣装替えがあっても良さそうですが、そこはステージに関わる人数がまた増えてしまうので、控えるという形で特に問題はありません。
 間奏ではフワちゃんが乱入。自撮り棒ではしゃぐ映像が流れます。映えSPということで、ラストもインスタ映えを意識したセットを作ってツーショット。水森さんに失礼という声が多数あがっていますが、過去のステージ以外での挙動なども振り返って考えると、こういう奇抜な演出を一番楽しんでるのも当の水森さんという印象も強いので、まあ単純に批判する気にはあまりなりません。とは言え「フワちゃんいるんでしょうかねぇ」とパフォーマンス終了後に話す大泉さんのコメントは、おそらくほとんどの視聴者の気持ちを代弁したものだと思います。
 幸子さんとの比較で考えると、演出よりも18年連続で弦哲也氏ばかりが作曲しているというバリエーションの少なさの方が個人的には気になっているところです(完全に番組以外での問題ではありますが)。意外と過去の幸子さん、紅白では衣装だけでなく楽曲も演歌に拘らず全方位的で、かなり攻めていた印象があるので…。(2分25秒)
(ウラトークチャンネル)
 フワちゃん登場。「心配しかしてないよー」「気をつけて」。ワイプでも少し抜かれますが、意外と騒がず静か。衣装にはビックリしていますが、吉沢さんは案外冷静。あなたの落とした斧はどちらの斧ですか?みたいな言葉がつい出てしまいます。
 フワちゃん実況、「いい!いい!いい!」「やばい!やめて!やめて!お願い!」でも近くで見れることには感謝。そして終わると「不必要なシーンでしたね〜」とバッサリ。「最後バチッと決めて欲しいですよね」、結果は「好きだけどこういう出会い方はしたくなかった」


11.(白組5):GENERATIONS(2年連続2回目/第70回/2012/24〜29)
「You & I」(2020/Masaya Wada/ERIK LIDBOM/FAST LANE/初)
〜気持ちをつなぐハンドサインに注目!〜
〜EXITも参戦!ハンドサインに注目〜

 お笑い第7世代のEXITが登場。いや、兼近さんが言うには第7ジェネレーション。これから歌う「You & I」のリリックビデオ出演の縁がここにいる理由なのだそう。りんたろー。は「そこからの絆×絆、すなわち卍って感じ」、何を言っているのでしょうか。兼近さんは大泉さんを”北のパーマ大佐”呼ばわりして、フワちゃん程ではありませんがこちらもなかなか自由です。結論を言うと、ハンドサインの説明に来たとのことでした。
 正直申し上げるとハンドサインとパフォーマンスに関連性があまりないようにも見えましたし、当の舞台袖ショットでもりんたろー。さんは全然ハンドサインしていません。ただ余計な要素を排除したすっきりとしたステージとそれなりに時間をかけた曲紹介は、前年よりもはるかにパワーアップしていました。ダンスも見せ場をしっかり映していて、良かったと思います。歌終わりにはEXITも「カッコよ玄白解体新書!」、相変わらず訳が分かりませんが、こちらも例年紅白でスベることが多かった過去の芸人より良い仕事をしていたのではないでしょうか。(1分59秒)
(ウラトークチャンネル)
 吉沢さんは、衣装とそれに負けないくらいの歌声に絶賛していました。EXITのシーンは、内村さんの若手への優しさに感心。ハンドサインは本当に一瞬だったので、直美さん以外は気づかなった模様。「自由な場所でやるっぽいですね〜」ということで、ちょっと一同どこでやるか分からない状況に困惑気味。




kouhaku19510103 at 13:52コメント(5)第71回(2020年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 今年からNHKプラスで容易に見られる状況になりましたので、それを見ながら第70回紅白の各ステージ・進行について書いていきます。NHKプラスでは1月7日まで見ることができます。2020年はTVerなども利用できるようになって、ネットでもテレビを見やすくなりましたが、やはりNHKが一番優れているようです。

 書式は以下の通りです。Twitterや記事のリンクを載せることも考えてみましたが、あえて例年通りの文章のみの書式でいきます。ステージ後の表情などは、各自検索してチェックして下さい。
出場歌手(回数/初出場回/デビュー年/年齢)
「曲目」(発表年/作詞/作曲/回数)
〜テロップに表記された紹介文(歌唱前)〜
〜テロップに表記された紹介文(歌唱中)〜
振付、踊り他のクレジット
(ステージの内容解説・講評)(演奏時間)
(ウラトークチャンネルの内容)


・オープニング
 史上初の無観客開催となった今回の紅白歌合戦。2階席で進行する内村光良の後ろにある座席には、それぞれ色とりどりの小さな照明が設置されています。ホールのステージ、手前の階段上には紅組司会・二階堂ふみ。舞台奥での階段上は白組司会・大泉洋。内村さんメインで、視聴者にメッセージを贈りつつ開会宣言。オープニングのタイトルテロップには、風船のアニメーションが加わっています。
 今回は恒例の出場歌手全員集合は無し。風船(シャボン玉?)の中に各出場歌手が写真もしくは動画で入っていて、それぞれ司会者が紹介する形。ただ紅組司会だから紅組歌手という感じでは必ずしもなく、例えば大泉さんがBABYMETALを紹介したりするなどややボーダーレス。特別出演のGReeeeNはお馴染みのロゴでまずは登場という形。最多出場の五木ひろしと特別出演の松任谷由実さだまさしは内村さんが直々に紹介します。Mr.Children福山雅治、福山さんの所では大泉さんとグータッチする演出あり。密かに大泉さん得意のモノマネ披露。ラストは活動休止前最後の紅白となる。一旦全ての歌手紹介が終わると、無観客なので今回はSEで拍手が入ります。
 あらためて内村さん、二階堂さん、大泉さんにもうひとりの総合司会・桑子真帆アナウンサーが挨拶。大泉さんは「この大晦日に好きなだけ喋っていいという場を頂きまして」なんて有り得ないことを話しています。当然のようにスタッフから巻きの指示が入りました。
 今回はNHKホールだけでなく、101スタジオやオーケストラスタジオからも中継。それぞれ待機しているFoorin山内惠介が手を振って挨拶。そしてスタジオかどうかは分からないですが、スペシャルゲスト・北島三郎御大が登場。バックではお馴染みの「まつり」が流れます。出場歌手の皆さんに「思い切って魂のある心ある元気の出る歌をいっぱい、力いっぱい歌ってもらいたい」、視聴者に「どうぞ楽しみに来年こそ本当に乗り越えて参りましょう!」と力強いメッセージを伝えたところで、いよいよステージ開始。
(ウラトークチャンネル)
 今回の担当は山里亮太渡辺直美。事前番組を担当した山里さんは、そこで得た情報もどんどん盛り込みます。大泉さんがモノマネしている所を見て、「あの人絶対今日すげぇふざけるよ」「大丈夫かな」。2人とも、オープニングから今回の紅白に大きな期待が膨らんでいます。司会者の挨拶で二階堂さんの姿に頼もしさ、大泉さんの姿に緊張を感じてる模様。
 サブちゃんの映像では「背景どこ?」「まつり聴きたいねもう1回」「元気だね」「逆にパワー感じてる」「動くパワースポット」

1.(白組1):King&Prince(3年連続3回目/第69回/2018/21〜25)
「I promise」(2020/KOMU/草川 瞬/GRP/草川 瞬/初)
〜NHKホール"360°セット"で!〜
〜NHKホール"360°囲まれたセット"で!〜

 トップバッターですが、今回披露した「I promise」はどちらかと言うと美しいメロディーと歌声で聴かせるナンバー。階段から登場した5人は、ラストサビに入るとそれぞれ円状に立って向かい合わせに歌っていました。今回のセットはNHKホールの14列目くらいまで潰して、円型を基調にしている広々としたステージ。こういったフォーメーションは本来お客さんに向けて歌う点を考えるとあまり見られない形のはず。派手さはありませんが、早くも2020年ならではの特色が出ているステージだったのではないかと感じました。(2分32秒) 
(ウラトークチャンネル)
 普段天然なのにこういう時にカッコ良い平野くんがキーポイントと語ります。直美さんはときめいた声で岸くん、平野くんと名前を呼びます。テロップに出る歌詞を歌うたびに適当に反応して会話しています。気合いが入っている所を、映像越しでもしっかり感じているようです。


2.(紅組1):Foorin(2年連続2回目/第70回/2018/10〜14)
「パプリカ」(2018/米津玄師/米津玄師/3年連続3回目)
〜みんなで踊ろう「パプリカ」!101スタジオから!〜
〜みんなで踊ろう!〜

 歌い終わったKing&Princeの平野くんがそのまま101スタジオにいるFoorinを紹介。それを受けて住田萌乃ちゃんが「一緒に踊ってくださいね〜」と返してパフォーマンス開始。通路からスタジオに入り、そこにあるビジョンには曲に合わせて歌うキンプリの姿。みんなで一緒にパプリカダンス、司会者3人はやはり大泉さんが超インパクト。続いて審査員席、室伏広治杉咲花、続いてウラトーク席の2人。さらにチコちゃん吉沢亮が映ります。続いてロビーではNiziUの9人と瑛人。さらに後半は3箇所の映像が同時に映ります。ただやはりスタジオとのディレイは若干あるようで、0コンマ何秒単位ではありますが少し音と振付にズレがありました。ここは今後さらなる技術改善に期待といったところでしょうか。
 紅白での披露3回目、更に下半期辺りからはビルボードチャートでも見られなくなったこともあって、演奏時間は前回やその前と比べると短め。1コーラス半の構成でした。(2分14秒)
(ウラトークチャンネル)
 2年前と比べるとやはり大きくなったという印象がまずあって、「親戚ってこんな気持ちなのかな」と思わず。「20歳くらいかな」という伊達さんの声、というわけで今回ウラトーク席とゲスト審査員席は同じ場所にあることがここで判明します。映像を見て思わず「紫耀くんちょっと抑えて」。確かに事前番組で見る限りでもしっかりしていて、「コメントの年齢は35歳くらい」と評しています。
 自らの姿が映った2人は大興奮、横に居た伊達さんに「踊ってねえじゃねえか」とツッコミの声が入りました。あとは映像を見てそれぞれ実況という展開。2人とも大変ステージを楽しんでいました。
 

3.(白組2):山内惠介(6年連続6回目/第66回/2001/37)
「恋する街角」(2008/下地亜記子/水森英夫/初)
〜紅白史上初!オーケストラスタジオから〜
〜日本全国に歌でエールを!〜
指揮:藤野浩一 演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

 今度は吉田日向くんを中心にFoorinの5人が曲紹介。2コーラス間奏無しで演奏は短めですが、これまでの変な演出が入るステージとは違って完璧に音楽で聴かせています。本来ならお客さんのコールがあって盛り上がる曲ですが、そこは視聴者のファンに委ねるとしまして。歌詞だけでなくメロディーにも親しみがあり、なおかつルックスだけでなく声も忘れかけていた乙女心をくすぐるかのような。山内惠介の良さがふんだんに出ていた素晴らしいステージでした。そしてこのオーケストラスタジオのステージ、客入り形式に戻っても毎年継続して欲しいと思う内容でもありました。(1分56秒)
(ウラトークチャンネル)
 オーケストラスタジオの演奏に圧倒されます。ワックスで固めた前髪に注目しますが、そこであまり伸ばさず歌声を褒めて、所定の場所で惠ちゃんコール。でも山里さんは「街角の時の手は何の意味なんだろ」とツッコミ。デザインにも少しツッコミを入れます。

4.(紅組2):milet(初出場/第71回/2019/非公表)
「inside you」(2019/milet/Toru/milet/初)
〜内村イチ押し!実力派シンガー〜
〜内村イチ押し!実力派シンガー〜

 ルーフステージにいるmiletに二階堂さんが呼びかけます。笑顔で年越しして頂けるよう、とメッセージを残して歌に入ります。その歌声は、内村さんも大推薦。
 イントロ無しで英語の歌詞から入ります。少しハスキーさの入った歌声と、カナダへの留学経験を活かした英語の発音の流暢さがやはり特徴的ですね。
 ルーフステージということで広いステージを活かした、という感じにはならなかったですが、彼女くらいの歌唱力があればそれにちょっとした照明演出があれば十分といったところ。暗転した中で緑色のレーザービームを入れる演出は雰囲気バッチリでした。さすがにLiSAみたいに来年というのは難しいかもしれませんが、いずれは後半3分〜4分のステージを紅白で味わえるクラスに登り詰めて欲しいですね。(2分3秒)
(ウラトークチャンネル)
 早くも巻きのサインが出ていることを発見。「絶対大泉さんのせいでしょ」パフォーマンスはやはり英語に注目、この辺りはアメリカでの活動経験も豊富な直美さんが特に感じている模様。緊張する、とはシブヤノオトでも話していたようですが。
 色々喋っていますが、サンドウィッチマンの伊達さんからうるさいとのクレームが入りました。「室伏さんがうるさいと言っている」と言われると、さすがに少しは…いやむしろ喋りの量が多くなったような気がします…。




kouhaku19510103 at 02:29コメント(0)第71回(2020年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
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