2020年01月07日

 このブログを初めてから紅白について扱うのは12回目、リアルタイムだともう30回近くになるでしょうか。過去の分も含めると通算で50回くらいは見てると思いますが、それを踏まえて考えると今回の紅白歌合戦は相当なハズレ回と言っていいです。少なくともここ10年くらいの中では間違いなく一番下ですね。最低視聴率更新という報道もありましたが、私としましてはもっと下がっていても全然不思議ではないと思いました。過去の紅白、賛否両論だろうなぁという回はありましたが、今回みたいに否の方が間違いなく多いだろうと確信できる内容は、正直そう多くはありません。

・司会、およびVTRを多用する演出
 司会については正直ほぼ書くことないです。それでも綾瀬はるかはしっかり存在感を示すことができた、と書くと失礼かもしれませんが、今回ほど司会の腕が試される場面が少ない紅白は記憶にありません。
 とにかく今回ほとんどの曲紹介でVTRを使っていた印象があります。初出場歌手が出てくるとそれを紹介するVTR、変わった企画があると制作風景を追うVTR、スポーツや番組絡みの企画があるとその映像を紹介するVTR…。VTRを使ってない場面はほとんどステージが立て続けの時くらいだったのではないでしょうか。それくらい今回はVTRを多用していました。
 VTRが本当に必要ならば別にいいのですが、今回は司会者の喋りだけで成立する場面でもガンガン使用していた印象がすごくあります。VTRはセット転換の穴埋めや司会者の負担軽減にはいいのですが、尺がガッチリ決まっているので時間調整が出来ないんですよね。紅白歌合戦の主役は勿論歌ですが、司会者の軽妙なやり取りも見どころの一つ。技量は問われますが、生放送でうまく立ち回るのも司会の醍醐味。そもそもここ10年紅組司会がそれを前提にした選出になっていないのが根本的な問題でもありますが…。上沼恵美子が司会していた時ほどでないにせよ、せめて2000年代前半アナウンサー同士が司会していた程度の軽妙さは欲しいです。近年なら第66回のイノッチ綾瀬くらいの。その点では総合司会の内村光良は3年続けてよく頑張っていると思いますが…。
 ですので、まずここで改善して欲しいのはVTRの使用を減らすこと。そっちの方が色々楽なのかもしれないですが、会場の熱も冷めてしまうので真剣に再考を願いたいです。これに関しては2016年辺りから、紅白に限らずどの番組でも本当に年々酷くなっているので、業界全体として考え直して欲しいです。

・紅白の主役は歌であって、スポーツではない
 アテネ五輪で日本人メダリストが活躍した第55回(2004年)は、NHKで不祥事が重なった事情もあってかなりスポーツ頼りの印象が強かったですが、間違いなく今回はそれより酷かったです。オープニングから顕著で、出場歌手総出のスペシャル映像を作ったここ2年と比べると今回は五輪映像で始まる形。確かに紅白は世相を映す鏡のようなもので、特に2020年東京五輪を考えると多少それ寄りの演出になるのは理解出来ますが、ラグビーW杯の活躍もあってほとんど最初から最後までそれで押し通した感が今回は強すぎました。本当にラグビーが必要だった場面は、「ノーサイド」と後半最初のリトグリのステージくらいで十分なはずです。それに代表選手もノリが良くて協力的なのは大変好感持てますが、色々仕事させ過ぎです。本業で2019年より結果が悪くなったら、間違いなくこの時期の広報活動が原因だと言ってしまいたくなるくらいで…。
 2020年も東京五輪パラリンピック後の紅白なので、当然何人かのメダリストは招待されると思いますしそこそこに大きく扱われるはずです。それ自体は一年の出来事を反映する上で問題は全くないのですが、必要以上にそれを出し過ぎないこと。ここ何年かのゴタゴタで、オリンピックに対する好感度はマスコミが思っている以上に相当良くないです。そこは制作側も、一応頭に入れて欲しいところです(色々しがらみがあるのは分かるんですが…)。

・ホール以外のステージの多さ
 今回非常に悪い意味で印象に残ったのは、予告されていない中継演出や事前撮りがあまりにも多かったこと。私のリサーチ不足かも分からないですが、RADWIMPSや竹内まりや、星野源がNHKホール外でのステージになるとは聞いていないですし、YOSHIKISSやカイトも事前撮りのアナウンスはなかったように思います。当然そういう予告があると視聴率も見る方のテンションも下がるのであえてやらなかったのだと思いますが、無しなら無しで詐欺に遭ったような気分になります。勿論特別出演クラスになると出演することが目玉になるのでステージの場所など二の次になるのでしょうけど…。そもそもの問題として正式歌手以外の企画ステージが多すぎるんですよね。今年に限らずここ数年の傾向ではあるのですが、果たして無理して目玉を作る必要はあるのでしょうか。そもそも紅白歌合戦に出場歌手として選ばれること自体、輝かしい実績で視聴者にとっても目玉になるはずなのですが…。

・選曲センス
 選曲が良かった年自体そんなにないのですが、それでも今回はものすごく悪かったです。特に気になったのはメドレーの多さとその必然性の無さ、更に言うとメドレーの選曲の悪さ。タイトルのセンスの悪さは以前から指摘していますが、今回はそんな次元の問題ではありません。はっきり言って、退化しています。
 メドレーを選ぶ必然性があるステージは、複数曲の魅力をしっかり残していること。したがって演奏時間は長ければ長いほどいいです。トリのMISIA松田聖子椎名林檎ゆず辺りは問題ないです。冒頭10秒くらいですが演出衣装という点で氷川きよしがギリギリでしょうか。
 で、演奏時間が長くないのにメドレーにするのは確実に片方の魅力が死んでしまうので、ダメです。更に言うと、昨年一昨年歌ったばかりの楽曲を選ぶようだと最悪です。特に後者の場合今後の紅白のことを考えていない、とまで言いたくなりますね。最低でも、懐メロで揃えるかその年の曲で揃えるかにしないといけません。TWICEKing&PrinceDA PUMP辺りはもう二度と繰り返して欲しくない選曲です。Perfumeも「FUSION」のパフォーマンス後だと「ポリリズム」が余計に見えました。それにしても、今回1ステージで2曲以上歌った歌手は13組(うち後半11組)ですか…。前回は9組(サザン含む)、その前は5組。メドレーにすれば一見豪華に見えても、実体はそうでもないということは今回本当に口を大にして言いたいです。

・ステージ演出(特に前半)
 出場歌手によってステージの扱いが全然違う、これもまた以前から毎年指摘することですが今回更に酷くなっています。3分以上ある歌手、歌で聴かせるステージに関しては特に文句ないですが、特に前半の演歌陣とJ-POP若手はどうにかならないのでしょうか。場が持たないと勝手に判断して変な演出に走ったり(山内惠介)、挙句の果てにはそれを恒例行事にしたり(水森かおり三山ひろし)、2分を切るような演奏時間にしたり(丘みどりGENERATIONSLiSA)、イントロなどをカットできる限りカットしたり(日向坂46AKB48)、持ち歌を歌わせてもらえなかったり(Hey! Say! JUMP島津亜矢)…。前半に関しては企画も例年以上に詰め込み過ぎで(ディズニー、おしり&企画会議、三津谷ダメ出し、表彰状、チコちゃん、ジャニーズ、キスマイの映像…)、終わってみるとどちらがメインなのか分からない状況でした。視聴率が報道されるのは後半なので基本そっちメインになるのは仕方ないとしても、もう少し前半も本来のステージ中心で作ること出来ないのでしょうか。前回のあくまで歌をメインにする演出、後半ではスポーツメインの部分以外ほぼ出来ていましたが、前半はハッキリ言って失格点の内容でした。

・演奏とかセットとか、そもそも台本とか
 数年前は一時生オーケストラがあった記憶ありますが、今回は完全にカラオケだったようですね(生演奏のステージ除いて)。これもVTRと共通しますが、時間の尺が読みやすい代わりにその場でのアドリブが効かないわけでして。例えば少しテンポを早めて演奏したり、状況次第ではアウトロを少しカットしたり。臨場感もそうなのですが、生放送ならではの醍醐味を自ら欠いているような気がしてなりません。ハッキリ言いますが、今回その点で一番紅白らしかったのはNHKホールではなく、スタジオから中継されたおげんさんといっしょのコーナーでした。
 台本もそうなのですが、何と言いますか年々制作側に余裕がなくなっているような印象もありますね。あとはセット、大掛かりになって映像技術も進歩して演出の幅が増えるのは結構なことですが、その分転換などで時間をかけ過ぎていて、技術も進歩し過ぎたことで逆にリアル感が失われている印象もあったり。リアル感でいうと、AI美空ひばりはまさにそんな状況でした。とりあえずいくらCGが素晴らしくても、ホールの風景とテレビの映像に、ズレがあるのは良くないと思うんですよね。

・テロップ
 五輪前ということで、「TOKYO2020・コレが楽しみ」なんていうテロップもありました。それを聞くのは良いのですが、完全にソロ歌手に集中しています。グループ歌手に関しては嵐の数人にあった程度でしょうか。なんだかソロ歌手重視になってしまっているといいますか、非常に不平等な気がしました。せめてグループにはボーカルなりリーダーなり1人に聞くべきじゃないかなと思います。

・今回良かったところ
 というわけで苦言だらけの内容ですが、良かったところもあります。まずは何と言っても後半トリ部分ですね。特に紅組、MISIAを選んだという人選も良かったですし、ステージも含めてメッセージ性と未来への希望を感じさせる内容で大変素晴らしかったです。トリ前の氷川きよし松田聖子も良かったですね。氷川きよしは、2019年にやってきたことがしっかりステージの表現としてすごく良い形で表していました。あとはトップバッターのFoorin、3分以上しっかり時間を取って、出場歌手とホールの観客全員が盛り上がる理想的なステージを見せていましたね。トップから3組続けてという流れは前回同様ですが、これは次回も継続で問題ないのではないでしょうか。
 次に総合司会、和久田麻由子アナウンサーは今回見事にノーミスで乗り切りました。桑子アナも武田アナも悪い意味で印象に残る場面があったので、そういう意味では久々に頼れる理想的な進行役が登場したという印象です。次回も続投を望みます。
 あとはどの紅白でもそうなんですが、余計な演出・応援なしでもステージを成立させられる歌手のステージはやはり素晴らしいですね。三浦大知Superfly辺りはその典型だと思います。どちらかと言うとKing GnuOfficial髭男dism菅田将暉といった初出場にそれが目立ちました。そういう意味では、歌手選出は良かったということになります。

・最後に
 前回のまとめで、「前年の紅白の内容が優れていると翌年大きく視聴率が下がったり、内容が悪くなったりするケースが多いです。」と書きましたが、結果的にはまさにその通りの内容になりました。色々と書きましたが、結論を言うと良い歌番組を見せて欲しい、これに尽きます。2019年はヒット曲がやや不足していましたし、そもそもリリースラインナップの時点で何を歌わせるのが良いか悩ましい状況の歌手もいたので例年より選曲しにくかったとは思いますが、それを加味してもあんまりな内容でした。2020年は嵐の活動休止前ラスト、東京五輪を受けてという明確なテーマがありますが、とにかく押しつけがましくせずにいかにうまいこと魅せるか。更に言うと、2021年はNHKホール工事のため東京国際フォーラムでの開催が決定しています。
 紅白歌合戦は、おそらく今年来年辺りまた大がかりな変革期に入ることになると思います。それは、出場歌手選考だけでなく紅白対決というコンセプトや男女で分ける組み合わせも含めた話になる可能性もあります。今年の紅白、さらにはこの先の紅白がどうなっていくのか。自分が生きている限りは、出来る限り見守っていきたいです。



kouhaku19510103 at 19:05コメント(11)第70回(2019年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年01月06日

氷川きよし(20年連続20回目/第51回/2000/42)
「紅白限界突破スペシャルメドレー」
 「大丈夫」(2019/森坂とも/水森英夫/初)
 「限界突破×サバイバー」(2017/森雪之丞/岩崎貴文/初)
〜デビュー20周年曲「大丈夫」&「ドラゴンボール超」主題歌メドレー〜
〜アニメ「ドラゴンボール超」主題歌〜

 デビュー20周年を迎えた氷川きよし。今年はこれまでとかなり違う姿を見せていた、という感じのVTRが作られます。ドラゴンボール超の主題歌を歌うということで、デビュー以来の”きよしファン”でもある声優の野沢雅子が登場。孫悟空の声でまずは挨拶。新人で出てきた時に世界が伝わったと、一目惚れに近いかたちでファンになった模様。というわけで、孫悟空の声色で曲紹介。”絶対聴いてくれよな”というフレーズも。
 「大丈夫」はサビを10秒歌っただけで、すぐ「限界突破×サバイバー」に入ります。構成だけで見ると後者だけで良かった気もしますが、赤と白を半々に分けた今年の中性的雰囲気を象徴する衣装を着るにはやはり必要だったのかもしれません。というわけで「限界突破×サバイバー」ですが、凄いです。ドラゴンクレーンに乗って歌う姿は完全なるアニソンロックシンガー。GRANRODEOとかJAM Projectとか、あるいはT.M.Revolutionとか、その辺りのライブを見ているような感覚です。で、言うまでもなく演歌が本職なので声量は当然半端ありません。メチャクチャカッコ良かったです。紅白で一度はこの曲のステージを見たいとは以前から思っていましたが、想像以上でした。逆に言うと、次回以降の紅白でどういうステージを作るのかかなり選択肢が広がって、難しそうです。そういう意味では、2020年の氷川きよしの音楽活動はこれまで以上に注目する必要がありそうです。(2分34秒)
 

松田聖子(7年連続23回目/第31回/1980/57)
「Seiko Best Single Medley」
 「時間の国のアリス」(1984/松本 隆/呉田軽穂/24年ぶり2回目)
 「Rock'n Rouge」(1984/松本 隆/呉田軽穂/35年ぶり2回目)
 「チェリーブラッサム」(1981/三浦徳子/財津和夫/初)
 「夏の扉」(1981/三浦徳子/財津和夫/38年ぶり2回目)
〜「夏の扉』も!超豪華ヒットメドレー〜
〜歌える!踊れる!豪華メドレー〜

 終盤になり、両サイドにそれぞれの歌手が集まります。紅白のボーダーレス化は年々進んでいますが、トリ付近の人の配置はまだ昔と同様本来の紅白らしさが残っています。聖子さんの全盛期はウッチャンが高校生の時、でも考えてみるとカバーしていた綾瀬はるかや広瀬すずは生まれてもいない頃。考えてみれば、年が経るごとに年々凄味を増しています。
 キーはヒット当時と大きく下げていますが、その分歌唱に無理がありません。ですので歌声はさすがに年を感じる部分が増えていますが、ルックスは年齢を考えると完全に化け物級。というより声そのものもよく考えれば年齢よりもはるかに若く聴こえます。あと3年で60歳ということを考えると、過去に前例は全くなく、今後も出てきそうな予感はまるでありません。年々生きるレジェンド化が進んでいます。これを見てPerfumeやaikoがテンション爆上がりで、椎名林檎がウットリしているわけです。とりあえずあと3年、個人的にはこのスタンスで紅白出場し続けて欲しいです。(4分26秒)


MISIA(2年連続4回目/第63回/1998/41)
「アイノカタチメドレー」
 「アイノカタチ (feat.HIDE GReeeeN)」(2018/GReeeeN/GReeeeN/2年連続2回目)
 「INTO THE LIGHT」(1998/MISIA/松井 寛/初)
 「Everything」(2000/MISIA/松本俊明/7年ぶり2回目)
〜愛の力と歌ですべてを超えていく代表曲メドレー〜

 紅組司会の先輩として上沼恵美子がコメント。「何回かやってらっしゃるのに初々しさを全く失ってない」「大体達者になっていくんですけどならない」、しまいにはオチとして「私の若い頃にソックリ」。長谷川博己も「初々しさが素晴らしかったですね」、さらに「けん玉もちょっと苦手のようですけども」とトドメをさします。なお自分としては「心に響く歌が多くて、はい、胸が熱いです…」。やはりイマイチ締まりません。というわけで最後の曲紹介。「年齢も性別も国境さえも愛の力と音楽で超えていきたい」、そんなMISIAの熱い想いが詰まったステージなのだそうです。
 2年連続歌唱となった「アイノカタチ」はピアノ中心に弦楽器も少し入るシンプルなアレンジ、後ろではダンサーの踊りも。1コーラス歌い終わってから急に電子音中心のアレンジ、DJ Noodles[from 台北]DJ EMMAのプレイが入って「INTO THE LIGHT」を思いっきり歌い上げます。さりげなく本人も紅から白に衣装を早替え。
 ラストはこの雰囲気のまま、結果として相当リミックスを施された形の「Everything」。ダンサーたちが繰り広げられるその光景は、20年前から見ても現在から見ても近未来的と称して良い内容。そこには確かに、年齢も性別も国境も超えた世界があります。一見奇抜そうに見えますが、そこに込められたメッセージ性は相当なもの。DJセットと出場歌手が持つフラッグの虹色が、それを証明しています。思えば彼女、歌唱力はデビュー当時から世界に誇れるレベルですが、社会貢献活動や平和に対する想いも日本の歌手ではトップクラスの持ち主。今回初めて紅白紅組のトリになりましたが、どの角度から見ても日本を代表する音楽番組のラストになるべくしてなる存在と言って良いですね。もし次回以降も毎年紅白に出場するとしたら、それこそ毎回トリに起用してもいいような、そんな気にまでさせるベストアクトでした。(4分55秒)


嵐(11年連続11回目/第60回/1999/36〜39)
「嵐×紅白 スペシャルメドレー」
 「A・RA・SHI」(1999/J&T/馬飼野康二/3年ぶり3回目)
 「Turning Up」(2019/Andreas Carlsson/Funk Uchino、Rap:Sho Sakurai/Andreas Carlsson/Erik Lidbom/3年ぶり3回目)
〜デビュー20周年SPメドレー〜
〜1999年のデビュー曲→いざ2020へ!〜
振付:梨本威温 踊り:オール・マイティ

 大トリはやはり嵐。ここでも今年の嵐の活動を振り返るVTRが使われます。1月8日に放送される『2020スタジアム』の番宣もついでに。五輪への想いやSNS、今回のステージや2020年への抱負をメンバーそれぞれに語ってもらいます。ホール内でも結構な比率を占める嵐のファン、「A・RA・SHI」はライブさながらに生歌でおおいに盛り上げます。ラップを担当する櫻井翔の気合が半端ありません。ラストは今年の曲「Turning Up」、これが生歌だったらもう完璧だったのですが…。ただ彼らにとって一番新しい曲で、2019年から2020年に移り変わるにあたってこの曲を選んだセンスは文句なしに素晴らしいと思います。オリンピックはスポーツの祭典であるとともに、世界中の人々が同じ場所に集まるお祭り。このステージの映像と、それを作り上げるために集めたダンサーもまた、そういったメッセージを伝えるための重要な要素だったのではないかと思います。2020年は嵐の活動休止前ラストの一年であるとともに、東京五輪パラリンピックで非常に重要な役割を果たす存在になります。NHKの顔として日本の顔として、おそらくは第71回NHK紅白歌合戦の顔として。与えられた仕事は、とてつもなく重要で大きなものになりそうです。(4分55秒)


・エンディング
 最終投票に入ります。会場審査は、今回もやや白優勢でしょうか。集計を担当するのは麻布大学野鳥研究部、おや一人おかしなのがいますね。ビートたけしが変装して紛れ込んでいます。例年通りこの日の全ステージを振り返る映像を経て、たけしに話を伺います。「疲れました」「私をなんだと思ってるんだ!」いやいやノリノリだったじゃないですか。MISIAにもコメントを振って、いよいよ結果発表。大体予想はついていましたが、その通り白組勝利。なお内訳はゲスト6 vs 5で紅、会場1002 vs 1361で白、視聴者は332394 vs 437825で白でした。
 優勝旗を渡すのは上沼恵美子。嬉しそうな櫻井翔、綾瀬はるかも出場歌手のパフォーマンスに満足そうな表情。和久田アナの進行で、ラストは勿論「蛍の光」。指揮は作曲家の都倉俊一。「良いお年を!さあ2020年!」というウッチャンの言葉で締めた2019年紅白、蛍の光はビートたけしの横でラグビー日本代表と一緒に歌う菅田将暉が特に印象的でした。
 




kouhaku19510103 at 23:32コメント(3)第70回(2019年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
竹内まりや(初出場/第70回/1978/64)
「いのちの歌」(2012/Miyabi/村松崇継/初)
〜本人手書きの歌詞&日本中から寄せられた写真とともに〜
〜未来へつなぐ命のメッセージ〜

 NHK102スタジオに、綾瀬はるかが直接足を運んでレポート。彼女が直接中学校を取材したVTR紹介を経て、そのまま曲紹介。振り向くと、そこはステージ。緑色のドレスを着た竹内まりやが、そこにいます。
 CGを駆使したステージは、自然の命をイメージしたような映像。視聴者から寄せられた、あるいは本人からも提供されたと思われる写真が映し出されます。大滝詠一や山下達郎と映る写真、岡田有希子とのツーショットもありました。もちろん彼女には他にも多数の名曲がありますが、NHK・紅白歌合戦で歌う意義を考えるとやはりこの選曲で良かったのではないかと思います。そこまでCGで彩る演出である必要があったのかという疑問もありますが、あらためて見返すとだからこそ歌手・竹内まりやの人間味がより表れているような。そんな印象もあります。いずれにしても、特別企画の名に相応しいステージであったことは間違い有りません。歌い終わりにコメントもあり。歌に込められた想いが全国に届けばいいなという気持ちで歌わせて頂いたとのこと。(4分39秒)


・1964年生まれ 内村光良×オリンピックスター名シーン
 内村光良の大演説。1976年のモントリオールの新月面宙返りとコマネチ、1984年ロサンゼルスの山下泰裕金メダル、1996年アトランタの有森裕子など…。日本人以外の名選手も振り返っています。「メダリストじゃない、あなたにとってのオリンピックスターは誰ですか?」
・櫻井翔が直撃!人類最速 ウサイン・ボルト
 現役引退から2年、陸上で数々の記録を作ったウサイン・ボルトを櫻井翔がインタビューするVTR。ボルトのメッセージ「決してあきらめないこと それが一番大事です」。そんな彼も、音楽が大きな支えになったということ。

いきものがかり(2年連続11回目/第59回/2003/35〜37)
「風が吹いている」(2012/水野良樹/水野良樹/7年ぶり2回目)
〜2012 感動の名シーンとともに〜

 ボルトが金メダルを獲得したのが2012年。その年のNHKロンドン五輪テーマソング、紅白では堂々の紅組トリでした。当時と同様、今回も2012年の五輪名場面が大画面のバックに映し出されます。全体の演出はそうですが、その画面は遠巻きに抑えてアーティストメインでしっかり映すカメラワークは大変良かったです。さすがに7年前より演奏時間は短いですが、当時は五輪映像メインで歌手が映らないカメラワークに大きな不満があったので、その点では大きな進歩。逆に言うと、それをする必要がないほど会場のビジョンが大きくなったと言えるわけでもありますが。(3分33秒)


ゆず(5年連続10回目/第54回/1997/42, 43)
「紅白SPメドレー 2019-2020」
 「栄光の架橋」(2004/北川悠仁/北川悠仁/2年連続3回目)
 「SEIMEI」(2019/北川悠仁/北川悠仁/初)
〜「栄光の架橋」から2020年へつなげるメドレー〜
〜2020 期待の新星 映像とともに〜

 アテネ五輪が行われた2004年の紅白歌合戦には当時のメダリストが大挙してゲスト出演しましたが、意外にも当時複数のメダルを獲得した北島康介は出演なく。引退してNHK東京2020オリンピック放送アスリートナビゲーターになった今回あらためてスペシャルゲストとして出演。伝える側としては、選手の立場で応援したいとのこと。後輩の瀬戸大也選手は、金メダルだけを目指して泳ぎたいと抱負を述べます。
 「栄光の架橋」は2004年アテネ五輪NHKテーマソング、勿論当時の紅白でも歌っていますが今回はその時以来15年ぶりに松任谷正隆のピアノ演奏。アテネ五輪は個人的にものすごく見ていたので、当時の記憶が映像を見ると鮮明に思い出します。引き続き「SEIMEI」も正隆さんがピアノで参加。こちらは最近の競泳その他の映像がバックに。「栄光の架橋」があまりに当時ハマっていたせいもあるでしょうか、「SEIMEI」もアスリートが活躍する映像が大変マッチしています。ここに関しては、メドレーにする意義はしっかり感じることが出来ました。非常に良かったです。(3分54秒)


NHK2020ソング初披露
「カイト」(2020/米津玄師/米津玄師/初)
〜貴重なメイキング映像も!”あの場所”でNHK2020ソングを初披露〜
〜米津玄師作詞・作曲 NHK2020ソング〜

 米津玄師が提供した嵐の「カイト」がテレビ初披露。米津さん参加のもとレコーディングするVTRが作られています。紅白だから多くの人に見て感じて欲しいというNHKのメッセージも込められているのでしょうけど…。歌が始まる前に、米津玄師のメッセージが映像で入ります。曲を作るにあたって、今の自分は誰かに生かされてきたのではないかということを主に話しています。
 パフォーマンスは新しい国立競技場で5人が歌う形。事前撮りで、言うならばこの曲のPVを紅白でテレビ初披露という表現が正しいでしょうか。美しい映像です。素晴らしい楽曲です。おそらく2020年は、NHKにチャンネルを合わせるとこの曲を聴ける機会も多々あるのだと思います。
 確かにテレビ初披露の場として、紅白歌合戦は一番格好の場であることは間違いありません。嵐も米津玄師も日本のアーティストの頂点に君臨するような存在なので、時間をかけるのは当然でしょう。ただやはり気になるのは、このパフォーマンスを入れることで出場歌手の演奏時間が多々カットされているという事実でしょうか。またそれによって、紅白歌合戦らしくないという感想も長年それを見てる立場としてはつい出てしまいます。(4分32秒)


松任谷由実(2年連続4回目/第56回/1978/65)
「ノーサイド」(1984/松任谷由実/松任谷由実/初)
〜ラグビー日本代表 激闘の映像とともに〜
〜日本ラグビーを支えたすべてのラガーマンへ〜
SKYE+ Dr: 林立夫 Ba.小原礼 Gt.鈴木茂 Key.松任谷正隆 阿部雅士ストリングス

 今回冒頭からラグビー色が非常に強い紅白歌合戦ですが、やはり一番の肝はここのパフォーマンス。VTRで、日本代表の歴史と今回のW杯の足跡が振り返られます。「ノーサイド」が生まれたのは、今回の活躍が想像できない状況であった35年前…。ラグビー日本代表19人が舞台袖に集まって、ユーミンのステージを見守ります。
 夫・松任谷正隆のオルガン演奏から始まる「ノーサイド」。バックには勿論ラグビー日本代表の映像が流れます。勿論前々から人気を集めている楽曲で、ベストアルバムのファン投票にも上位で入っていますが、2019年のラグビーブームと重ねて歌われるこのシーンはやはり格別なもの。名曲、まさにその一言に尽きます。「この曲にこんなチャンスを与えてくれてありがとう」と日本代表に話した言葉は、紛れもなくユーミンの本心なのだと思います。(4分41秒)
 



kouhaku19510103 at 19:20コメント(2)第70回(2019年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
ビートたけし(初出場/第70回/1981/72)
「浅草キッド」(1986/ビートたけし/ビートたけし/初)
〜下積み時代の相方への思いを歌詞に〜
〜夢を追う下積み時代を描いた歌詞〜

 ツービートの漫才からビートたけしの足跡を振り返るVTR。「浅草キッド」は多くのアーティストにカバーされています。インタビューでは、同じ時期に頑張って売れずに芸能界を去っていった仲間たちへの思いを語っています。言うまでもなく、芸人である内村光良にとっても特別な気持ちがある歌だそう。
 黒いセーターとラフなズボン、照明もほとんどなく暗いステージの中でシンプルに歌い上げます。言うまでもなく歌は決して上手くありませんが、胸にジンと響くものがあります。お笑いタレントだけでなくそれ以外のジャンルでも大成功を収めた彼が、あらためて下積み時代の原点を大切に歌うという姿。あえて歌い終わった後にコメントしなかったのも良いと思います。今回の紅白における名場面と言えるでしょう。(3分12秒)
 

石川さゆり(36年連続42回目/第28回/1973/61)
「津軽海峡冬景色」(1977/阿久 悠/三木たかし/2年ぶり11回目)
〜時代の幕開けを感じる壮大な演奏と映像〜
〜昭和・平成・令和の紅白で響く名曲〜
−TOKYO2020 コレが楽しみ・7人制ラグビー−
指揮:千住 明

 未来の大河ドラマ、いや来年の大河ドラマ『麒麟がくる』に出演する長谷川博己が舞台袖に。石川さゆりも母親役を演じます。女優としてのさゆりさんを絶賛して、本人がメッセージを話した後に、吉野誠にもコメントを求めます。
 今回は蒸気機関車が発車する音からオーケストラアレンジで展開される、比較的原曲に忠実なアレンジ。トリの時は2コーラス半までいきますが、今回は2コーラスのみ。とは言え、他の演歌のように不自然なカットをされることは一切ありません。紅白歌合戦も時代とともに変わっていくのは自然なことですが、ここだけは昭和から残る原風景として可能な限り永遠であってほしい、今回は例年以上にそんな思いを強く抱いたステージでした。(3分4秒)


RADWIMPS(3年ぶり2回目/第67回/2003/34)
「天気の子 紅白スペシャル」
 「グランドエスケープ feat.三浦透子」(2019/野田洋次郎/野田洋次郎/初)
 「大丈夫」(2019/野田洋次郎/野田洋次郎/初)
〜新海誠監督編集 「天気の子」SP映像も〜
〜今年1番のヒット映画「天気の子」主題歌〜
〜新海誠監督「天気の子」映像にも注目〜

 今年1番のヒット映画・新海誠監督『天気の子』のVTR。ここでは「愛にできることはまだあるかい」がBGMとして流れます。ゲスト審査員の井上尚弥(TOKYO2020 コレが楽しみ・陸上男子400mリレー)は中高生の時からラッドのファン、今でもドライブでは欠かせないのだそうです。
 ホールではなくスタジオ使用っぽいですが、生演奏であることは確か。「グランドエスケープ」では浮遊感を感じさせる音楽と映像演出、後半から大合唱が入ります。勿論ボーカルとして三浦透子も参加。「大丈夫」ではオーケストラが多数参加、『天気の子』の映像演出が入るのは曲の終盤ちょっとだけ。ですので結果としては、RADWIMPSの2曲のステージをガッツリ見せてもらった形。6分近い演奏時間でしたが、見ている方としてはあっという間でした。さすがに後半になってくると、満足度の高いステージが増えてきますね。歌い終わりには、野田さんのメッセージもあり。(6分5秒)


Superfly(3年連続4回目/第66回/2007/35)
「フレア」(2019/越智志帆/越智志帆/初)
〜ヒロインの応援歌として書き下ろした主題歌!〜
〜朝ドラ「スカーレット」主題歌〜

 連続テレビ小説『スカーレット』のVTR。物語の舞台は滋賀県の信楽、主演は勿論ゲスト審査員の戸田恵梨香(TOKYO2020 コレが楽しみ・開会式)。朝ドラ話をウッチャンと少しした後で、戸田さん自ら曲紹介。
 原曲と違って、最初にサビを1分20秒ほど時間をかけてアカペラで歌います。これはもう、彼女ほど歌唱力のある人が使える特権と言って差し支えないでしょう。ヒロインの戸田さんにとっては応援歌でもあり体の一部とまで言い切るこの曲、本当に名曲です。何年か後にこのアレンジのまま紅白のトリで歌う、そんな光景まで想像できる内容です。(4分0秒)


菅田将暉(初出場/第70回/2017/26)
「まちがいさがし」(2019/米津玄師/米津玄師/初)
〜米津玄師が菅田将暉のために作った歌〜
〜米津玄師 手がけた大ヒット曲〜

 『3年A組−今から皆さんは、人質です−』やライブのVTRが流れます。審査員の長谷川博己田中圭(TOKYO2020 コレが楽しみ・開会式&バスケットボール)も、同じ役者として彼の人となりを話します。
 グレーのセーターを着て歌う姿、決して上手くないものの非常に胸を打たれる歌声、何より自らのことを歌っているかのような楽曲。そういえば彼は「浅草キッド」をカバーしています。米津玄師がすごい、というのも多分にありますが、いつの時代でも胸を打たれるのは真っ直ぐな歌声。そんなことをあらためて再確認できたステージでした。(3分36秒)


kouhaku19510103 at 16:49コメント(1)第70回(2019年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
・YOSHIKIの原点 KISSと夢の共演
 クラシックピアノを習っていたYOSHIKIがロックに出会ったのは11歳、父親が自ら命を絶った時。KISSとの出逢いと憧れが、その後の人生を決めたという話。記者会見の様子、ポール・スタンレーはYOSIHIKIだから一緒に演奏すると話しています。

YOSHIKI feat.KISS(初出場/第70回/1974/54〜70)
「Rock And Roll All Nite-YOSHIKISS version.-」(1975/GENE SIMMONS/PAUL STANLEY/GENE SIMMONS/PAUL STANLEY/初)
〜YOSHIKI 人生を変えたバンドと夢の共演〜
〜YOSHIKI 原点のバンドと夢の共演〜

 YOSIHIKIブランドのピアノソロから、ポール・スタンレーの挨拶を経てライブスタート。ドラムはYOSHIKIとエリック・シンガーのダブル体制。右上にLIVEという文字がないのと、周りの光景も見る限り間違いなくスタジオでの事前収録と思われますが、そもそもKISSを紅白で見られること自体以前では考えられないこと。夢のステージとは、まさにこれを指すのではないかと思います。もっとも事前収録については、視聴者にとってこの方が臨場感のあるライブを楽しめるのかもしれないですが、それでも前もってそうだと予告くらいはあっても良かった気がします。(4分32秒)


椎名林檎(6年連続7回目/第62回/1998/41)
「人生は夢だらけ〜お願いガッテン篇〜」
 「ジユーダム」(2016/椎名林檎/椎名林檎/初)
 「人生は夢だらけ」(2017/椎名林檎/椎名林檎/初)
〜SPメドレー あの朝ドラ俳優も演奏で登場!〜
〜豪華ダンサー&ミュージシャンとSPメドレー〜
−TOKYO2020 コレが楽しみ・スケートボード−
演奏:栗原 健、浜野謙太、SOIL&"PIMP"SESSIONS

 20周年、また来年のプロジェクトもあって慌ただしい一年だったと話す林檎嬢。綾瀬メモによると、ラグビーの福岡堅樹選手は彼女と同じく福岡出身、高校時代バンドでドラムやキーボードもやっていたという話。ウラトーク席にいる本人に確認すると、確かな情報なのだそうです。前年の担当、サンドウィッチマンがウラトーク席に手を振って上沼さんが伊達さんの肩を叩くという微笑ましい光景が、綾瀬さんが曲紹介する後ろで繰り広げられます。
 まずは幕が下りた状態で、ガッテンでお馴染みの「ジユーダム」。直立不動でクールに歌う彼女の姿は、紅白だと初めて見るような。6人の英国紳士風女性ダンサーが、雰囲気を演出しています。やがて傘が彼女を囲んで、セクシーな外套姿に早替えすると「人生は夢だらけ」。ピアノ演奏のみで思いっきり歌唱力で聴かせた後は、幕が降りてSOIL&"PIMP"SESSIONSを筆頭とする演奏チーム登場。大河ドラマに出演した浜野謙太がトロンボーンで参加してます。ソイルの方は、アジテーターの社長が手持ち無沙汰でただ立ってるだけの状況でしたが…。
 今回も上質な音と歌声を、彼女のステージで堪能できました。ただ演出より本人の歌唱力・パフォーマンスがこれだけ目立った例は紅白だとあまりないような気もします。また必要以上にメドレーが多い今回ですが、紅白でメドレーをするならこれくらいまでやらないとダメ、というお手本を見せてくれたような印象もあります。選曲も言うことなし、今のところ神ステージ100%はまだ継続中。(4分21秒)


AI美空ひばり(初出場/第70回/2019/xx)
「あれから」(2019/秋元 康/佐藤嘉風/初)
〜よみがえる歌声 世界初の試み〜

 東京ドーム初公演における「愛燦燦」のVTRが流れます。没後30年ということで、NHKスペシャル「AIでよみがえる美空ひばり」プロジェクトが今年立ち上がります。秋元康に森英恵、加藤和也など多くの人が関わるプロジェクト。ただ40年ぶりに歌声が紅白歌合戦にかえってくるとありますが、生前の映像で小椋佳とデュエット(第58回)した時もあるので、厳密に言うと少し違うような。
 AIでここまで表現できる技術は間違いなく凄く、歌声もよくここまでリアルに出来るものだと感心。動きもそこまで違和感ないですが、ただ顔の表情に関してはまだ発展途上の印象もあります。こればかりは、いくら最新技術でも違和感なく再現することは出来ない気がしますね。
 楽曲は良い内容で、秋元康がひばり嬢と彼女を主に支持する年代の人々に向けた歌詞も秀逸。ただ、最新テクノロジーをこうやって過去の再現に使うのに関してはどうでしょう。また、次々と亡くなった人がAIで再現される世の中になったとしたら、個人的にはものすごく違和感があります。新しい人・生きている人が今後生み出す芸術が否定されてしまうような気もして…。(2分41秒)
 

関ジャニ∞(8年連続8回目/第63回/2004/34〜38)
「関ジャニ∞ 前向きにきばってこーぜ!OSAKAメドレー」
「ズッコケ男道」(2007/上中丈弥(THEイナズマ戦隊)/ピエール/3年ぶり2回目)
「前向きストリーム!」(2015/GAKU、渡辺潤平/渡辺潤平/4年ぶり2回目)
〜後輩なにわ男子&ピカチュウ登場!〜
〜ピカチュウと大阪万博盛り上げメドレー〜

 ゲスト審査員の上沼恵美子が舞台袖に。当然関ジャニ∞は古くから知る仲なので、「出世したな」と声をかけます。今回は大阪・関西万博誘致キャラクター・ピカチュウとの共演。「いっぱいのピカチュウで盛り上げていきます」と、、丸山隆平がピカチュウの言葉を通訳。なお上沼さん、「こんな豪華なステージをタダで見れる」「悪いから、審査員席に800万置いてます」と名フレーズは相変わらず。24年前とは、音の迫力が全然違うとも話していました。
 ピカチュウが紅白に出演した前例は過去にありますが、ステージで一緒に踊るのは今回が初めて。「ズッコケ男道」を経て、「前向きストリーム!」に入ると大量増殖。20匹いたでしょうか、ついでにCGでも結構な数が登場。さらに後輩のなにわ男子/関西ジャニーズJr.も7人登場します。「ズッコケ男道」はサビ繰り返しのみで、メインは「前向きストリーム!」。演奏時間を考えると1曲でも良かった気がしますが、どちらにしても過去曲ならこの選択肢は無しとまでは言えないでしょうか。(2分28秒)
 

乃木坂46(5年連続5回目/第66回/2012/15〜27)
「シンクロニシティ」(2018/秋元 康/シライシ紗トリ/初)
〜初の坂道合同ステージ×内村ダンス〜
〜史上初!坂道合同ステージ〜

 歌前に登場するメンバーは白石麻衣・齋藤飛鳥・秋元真夏他の主力と、欅坂46小林由依日向坂46佐々木久美。後ろのゲスト審査員席や客席から笑いが起きますが、その対象は権之助坂46の内村光良。イメージカラーは茶色とグレーなのだそうです。なぜか円陣を仕切って、メンバーとともにステージへ向かいます。
 坂道グループ総出演のステージですが、サビ前半までは乃木坂46のみ。後半以降欅坂、日向坂、権之助坂が一気に登場します。選曲発表段階では大いなる疑問が生じた今回ですが、おそらく坂道合同ステージ、ウッチャンに踊らせるアイデアが先行して、ダンス中心に盛り上がって前年の紅白で歌われていないレコード大賞曲をここで、という過程があったのだと思います。ウッチャンのダンスがあまり違和感なく馴染んでいることで逆に…という面は少しあるようにも感じますが、坂道グループの歴史に残るステージであったことは間違いないと言えます。(2分45秒)


・おげんさんといっしょ
 前回に引き続き、東京 渋谷NHK局内に建てられたおげんさんの家から中継。今回は雅マモル(宮野真守)が最初から登場します。おとうさん(高畑充希)と、当然ながら次男(三浦大知)もいますが長女(藤井隆)は年越しフェスに行ってるため不在。代わりにアメリカに住んでいる友達・ビヨンセ(渡辺直美)が「Crazy In Love」に乗せて登場。5秒くらいでもしっかり生演奏しています。上からのショットだと色々危ないのですが、大丈夫なんでしょうか。というわけで、アメリカでも大人気だというこの曲を、NHKで生演奏。
「ドラえもん」(2018/星野 源/星野 源/初)
 おげんさんファミリーが自由に一緒にノリノリの生演奏で歌います。1コーラス半、あくまでも軽めのアレンジ。演者全員が楽しんでいます。(1分46秒)
 ワールドツアーで音楽に国境がないと実感したという感想も手短に挟んで、すぐドライアイス演出で消えます。パペットになってテレビの中に入ったようです。風景は高いビルから見下ろした東京の夜景。ファミリーがそのテレビを見るという形で、そのまま本編のステージに映ります。それにしても、時間調整のきかないVTR演出が多用される中で、このコーナーは若干の演奏カットや特に渡辺直美のセリフが手短にされると思われる場面が結構目立ちました。良いかどうかは別として、案外これまでの紅白らしさが一番詰まっていた時間帯はここだったのかもしれません。


星野 源(5年連続5回目/第66回/2002/38)
「Same Thing」(2019/星野 源、Superorganism/星野 源/初)
〜ワールドツアーでも披露の話題曲 TOKYO新名所から!〜
〜世界に発信するTOKYO〜
Dr: 河村”カースケ”智康 Gt: 長岡亮介 Ba: ハマ・オカモト Key: 櫻田泰啓、石橋英子
MPC: STUTS Vo&Cho: Superorganism

 本編は渋谷にあると思われる高いビルの屋上からパフォーマンス。LIVEの文字がないので、前日までもしくは当日20時頃とも考えられる事前撮り。よく見るとバンドメンバーもおげんさん家で演奏していた方々と同じ。広い空間を自由自在に動き回る演出は、ホールでは実現できないことですね。曲は全編英語詞、途中思いっきり放送禁止ワードがありますがここはscrewという表現、同じ日本語詞でうまく処理していました。事前撮り、となると評価が分かれそうですが彼の場合はおげんさんといっしょが思いっきり生だったので、まあ演出の一環としてはアリでしょうか。少なくとも、うっかり「恋」「SUN」のメドレーで2分半くらいに納めるよりははるかに良く、そうさせない所に今を生きるアーティストとしてのプライドも感じさせます。(3分15秒)


Perfume(12年連続12回目/第59回/2002/30〜31)
「FUSION−紅白SP−」
 「FUSION」(2018/中田ヤスタカ/中田ヤスタカ/初)
 「ポリリズム」(2007/中田ヤスタカ/中田ヤスタカ/11年ぶり2回目)
〜あの大ヒット曲も披露!〜
〜メジャーデビュー15周年 あの大ヒット曲も!〜

 前回は横浜アリーナ、前々回は屋外からの中継だったのでウッチャンの第一声は「やっと会えました」。ここで綾瀬メモ。あ〜ちゃんと中島イシレリ選手は平成元年生まれの同い年。極めて浅い情報に、会場はとても微妙な反応。
 歌前に「非常にストイックです」と話したパフォーマンスは、ここ2年ワンマンで披露しているダンスと特殊効果演出が一体となった内容。ファンとしては、これを紅白でやってくれるのかという喜びと驚きがあります。約2分半、実質歌詞が存在しないダンスパフォーマンスが展開されます。ただそれだけだとファン以外が困惑するだろうと考えたのでしょうか、ラストは「ポリリズム」を軽く1コーラス追加。「やはりポリリズムは名曲です」とウッチャンが話した一言は、周りがまだPerfumeの先進的なパフォーマンスに追いついていないことを示しているのかもしれません。と言いつつも、前回や前々回くらいのスタッフなら「FUSION」一曲で収めたような気もしますし…。(3分33秒)



kouhaku19510103 at 14:09コメント(1)第70回(2019年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
・ラグビー日本代表 快進撃を支えた歌
 ラグビーワールドカップのVTRから後半が始まります。そこから、司会者3人も加わってラグビーワールドカップ2019日本代表全員で歌う「ビクトリーロード」からスタート。会場にいる人全員が手拍子をしながら歌います。後半トップバッターは、ラグビー要素が強いこの2組から始まります。

Little Glee Monster(3年連続3回目/第68回/2014/18〜21)
「ECHO」(2019/今井了介/今井了介/初)
〜NHKラグビーテーマソング 映像もたっぷり!〜
〜ラグビーワールドカップ名シーンも!〜

 大画面で映されるラグビーワールドカップの名シーンをバックに、リトグリの5人が迫力たっぷりに歌うステージ。それ以外の演出は特になく、ただただカッコ良い歌声が会場中に響き渡ります。髪を振り乱したまま歌うセンターの芹奈と、ソロパートが特に目立つ一番左のかれんが特に圧巻でした。まだ年齢的にもキャリア的にも若いということもあって、今回が初の後半歌唱ですが、多分そのうちトリ付近が定位置になるはず。(2分27秒)
 

DA PUMP(2年連続7回目/第49回/1997/31〜41)
「DA PUMP〜ONE TEAMメドレー〜」
 「P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル〜」(2019/shungo./MASAT/Drew Ryan Scott/初)
 「U.S.A.」(2018/CIRELLI DONATELLA/LOMBARDONI SEVERINO・日本語詞:shungo./ACCATINO CLAUDIO・CIRELLI DONATELLA・GIOCO ANNA MARIA/2年連続2回目)
〜ONE TEAM メドレー!? U.S.A.も!〜
〜ラグビーONE TEAM演出に注目!〜
踊り:筋肉定食、マッチョ29

 思いっきりラグビー風のダンサーというより、ラグビーブームにDA PUMP自ら乗っかったようなステージ。「P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル〜」で大盛り上がり、「U.S.A.」ではラグビーボール風の風船演出が入ります。この演出、ライブでは多くありますが紅白で取り入れられた記憶は案外ほぼないですね。こちらも間違いなく名ステージ。と言いたいところですが…。いくら盛り上がる曲だと言っても日本代表を持ち上げるステージで「U.S.A.」を選曲するのは明らかに違うような。そう考えると「P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル〜」1曲で成立させた方が、個人的には良かったような気がします。(2分55秒)


Official髭男dism(初出場/第70回/2015/25〜30)
「Pretender」(2019/藤原 聡/藤原 聡/初)
〜動画&ストリーミング 1億再生超え大ヒット〜

 またまたVTRで初出場の彼らを紹介。「Pretender」だけでなく「ノーダウト」も使って、初出場の会見、地元の鳥取&島根で応援されている様子が映ります。米子市役所では初出場おめでとうの横断幕が飾られていますね。上京する時から4人で紅白に出場するのが目標だったと語って、ステージに向かいます。かなり前から聴いていたaiko(思い出のオリンピック・ソウル 池谷幸雄)も登場、応援します。さらに唐突に入る綾瀬メモ、ギターの小笹大輔は以前嵐のコピーバンドもしていたそうで会えるのを楽しみにしていたとか。
 サビのアカペラから入る構成、早々に藤原聡の伸びのある歌声が響き渡ります。立ってピアノを弾きながら歌う光景も初めて見るような気はしますが…。大ヒット曲としてはやや演奏時間短めですが、素晴らしいステージであることは間違いありません。ラストのCメロでイヤホンを外す藤原くんは、今回の紅白屈指のベストショットでしょう。彼らのパフォーマンスは若い世代だけでなく、中高年以上にも好評の声を多く聞きます。おそらく次回以降も毎年紅白に出場する、もしくは自ら選んで辞退するような。そんな国民的バンドとして令和の世に君臨することはもう間違いなさそうです。(2分32秒)


紅組12:欅坂46(4年連続4回目/第67回/2016/14〜24)
「不協和音」(2017/秋元 康/バグベア/2年ぶり2回目)
〜代表曲「不協和音」2年ぶりテレビ披露〜

 紅白のみならずテレビで披露するのも2年ぶりなんだとか。VTRでもウッチャンのナレーションでしっかり紹介されています。舞台袖には広瀬すずも登場、一緒にステージを見守ります。
 2期生にとっては初めて、そしてセンターの平手友梨奈は前回欠場だったので2年ぶりの紅白。それ以来の続きみたいな位置づけもあるのでしょうか、2番から歌い始める珍しいパターン。見ている方が心配になった2年前と比べると、パワーアップというより多少の余裕が見えるパフォーマンスに見えましたが、やはりセンターの体力消費は相当なもので他メンバーに担がれて戻る形に。圧巻の内容であったことは確かに間違いないのですが、そもそも今年の「黒い羊」を選ばない選出、というよりシングルが2月のそれのみで後のリリースがなかった2019年の彼女たち。今年は歌手として選ばれるのが妥当だとしても選曲がえらく難しい、そういう事例が例年より多いんですよね…。(2分36秒)


紅組13:水森かおり(17年連続17回目/第54回/1995/46)
「高遠 さくら路〜イリュージョンスペシャル〜」(2019/伊藤 薫/弦 哲也/初)
〜5つのイリュージョン テーマ『未来を切り開き、花開く』!?〜
〜5つのイリュージョン 最後に何かが起きる!〜

 前回に引き続き世界的マジシャン・メイガスとのコラボステージ。前回の様子と今回の練習の様子を入れたVTRが挿入されます。舞台袖にはこの後続けて歌うKing&Princeと、嵐のメイガスこと二宮和也(TOKYO2020 コレが楽しみ・聖火リレー 開会式)。長年の友人でもあるサンドウィッチマンの富澤たけし(TOKYO2020 コレが楽しみ・東北を走る聖火)に話を振りますが、彼が話す通り隣の伊達みきおがいなくなっています。今回のテーマも紹介、もはやメイガスのテーマでステージが完全に彼に征服されてしまった勢い。
 早速カーテンを作ったイリュージョンで水森かおりが登場。歌っている後ろでさりげなく切断マジック、笑顔で歌いながらそれに参加する人は初めて見ました。続けてイリュージョンで登場するのは演歌歌手・萬みきお(伊達みきお)。彼のハンドパワーで、隣の木に桜の花が咲きます。ラストは彼女にピンク色の紙吹雪を被せて、紫のドレスがピンクに様変わり。大変綺麗にステージを締めましたが、歌は全く頭に入ってきません。それにしても、あの萬みきおが紅白で見られる日が来るとは思ってもいませんでした。コントの設定通り、師匠は千昌夫なのだそうです。(2分26秒)
 

白組13:King&Prince(2年連続2回目/第69回/2018/20〜24)
「King&Prince〜紅白スペシャルメドレー〜」
 「シンデレラガール」(2018/河田総一郎/河田総一郎、佐々木望/2年連続2回目)
 「koi-wazurai」(2019/栗原 暁(Jazzin'park)、前田 佑/栗原 暁(Jazzin'park)、前田 佑/初)
〜デビュー曲からのメドレー!衣装にも注目〜
〜デビュー曲+大ヒット映画主題歌〜

 自らの見どころを歌前に語るメンバーの平野紫耀。ドサクサに紛れて萬みきおもステージに向かおうとしますが、当然止められます。
 メドレーで2年連続代表曲が歌われた事例は、第46回(1995年)の「がんばりましょう」(SMAP)と「LOVE YOU ONLY」(TOKIO)以来24年ぶりでしょうか。それだけ「シンデレラガール」が人気曲である証ですが、2曲メドレーで冒頭に入る程度ならやはり普通に「koi-wazurai」1曲通しでも良かったような。曲の切り替わりで早替え演出もありましたが、1曲のみ歌唱で早替えが入る前例は当然山ほどあります。言うならば、内容の伴わないスペシャル感演出を施したステージになっている状態でしょうか。おそらく2021年以降の紅白でジャニーズのメインになるのは彼らになるはず、そこのところは制作側も留意して欲しいところです。(2分38秒)


白組14:三山ひろし(5年連続5回目/第66回/2009/39)
「望郷山河〜第3回 けん玉世界記録への道〜」(2019/喜多條忠/中村典正/初)
〜豪華メンバーと「けん玉世界記録」に挑む〜
〜けん玉世界記録に挑戦中!〜
けん玉:けん玉ヒーローズ2019、けん玉ちばちゃん、ず〜まだんけ

 前回のギネス世界記録達成を奇跡と言い切るVTR。今回はそれを超える125人連続のけん玉大皿ギネス記録に挑戦。けん玉ヒーローズ2019と称して、DJ KOO(4)、石田明(NON STYLE)(14)、数原龍友(GENERATIONS)(9)、堀江翔太(1)、上ちゃん(マキシマム ザ ホルモン)(18)、ミルクボーイ(7)が舞台袖に登場。石田明曰く、けん玉をやる人には夢の舞台なのだそうです。ミルクボーイは、ツッコミの内海崇が準2段取得していてけん玉芸人とも呼ばれる実力の持ち主。ちなみに綾瀬はるかも最近けん玉を初めてマイけん玉を持っているのだそう。折角なので軽く披露してもらいますが、大失敗。とりあえず櫻井翔の機転ですぐさまなかったかのように曲紹介しますが、歌う前からものすごく縁起悪いです。
 今回もワイプでけん玉の様子が映し出されます。歌が全く頭に入らないどころか、誰も歌う三山ひろしを見ていないんじゃないかという状況。順調に記録更新されると思ったところで、会場から大きな悲鳴。86番の方が乗せた後バランスを崩して玉を落としてしまったようです。とりあえず歌い終わった後にラスト大皿を決めてガッツポーズをしますが、残念ながら世界記録更新は失敗。次回の第4回はリベンジの回になりそうです。(2分18秒)
 



kouhaku19510103 at 01:07コメント(3)第70回(2019年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年01月05日

・祝!新時代 平成から「令和」へ
・70回目の紅白!この人がお祝いに!?

 令和という年号を掲げた発表から、世の中祝賀モードを挟んでなぜか本日のウラトーク席MCの令和婚の映像で締めるVTR。直後ワンショットが映りおめでとうと周りが祝福。おめでたいといえば、紅白も今年で記念すべき70回目。というわけで、紋付き袴を着たビートたけしが登場。以下全文。各所でウッチャンのツッコミも入ります。
「表彰状
 令和初、そして記念すべき第70回を迎える紅白歌合戦。
 NHKに長年貢献してきたわたくし、ビートたけしから表彰状を送りたいと思います。
 紅白と言えば、曲紹介の時に、司会の加山雄三さんが、
 少年隊の「仮面舞踏会」を、思いっきり「仮面ライダー!」と叫んでしまったことや、
 北島三郎さんが、鼻の穴に紙吹雪を全部吸い込んでしまったことなど、
 数々の名場面を生んできました。
 何をかくそう、わたくしも紅白に出場したことがあるのです。
 志村のけんちゃんと一緒に、氷川きよしくんの応援に駆けつけたのですが、
 若いADに何度もリハーサルをさせられ、
 しかも、「絶対に30秒厳守でお願いします、30秒です!」と厳しく言われました。
 それにも関わらず、本番で出ていった瞬間に、
 いきなり「残り10秒」というカンペを出されてしまい、
 私はそのまま闇営業に行こうかと…(ここでさすがにウッチャン止めに入る)
 最後になりますが、この紅白が令和の時代、
 そしてもっともっと先の時代まで続くことを願わずにはいられません。
 令和元年十二月三十一日、元NHKアナウンサー、参議院議員になった男・宮田輝」



坂本冬美(17年連続31回目/第39回/1987/52)
「祝い酒 〜祝!令和バージョン〜」(1988/たかたかし/猪俣公章/4年ぶり4回目)
〜King&Prince 岸・神宮寺・永瀬 和太鼓と共演〜
〜King&Prince 岸・神宮寺・永瀬 和太鼓!〜
−TOKYO2020 コレが楽しみ・ソフトボール−

 King&Princeのメンバー3人(永瀬廉・神宮寺勇太・岸優太)が和太鼓演奏、岸くんのソロから演奏が始まります。ただ全体的には和太鼓よりも雅楽の色が圧倒的強め、3人の太鼓の音は思ったより目立っていません。ウラトーク席ではついでに?という感じで山里亮太を紙吹雪で祝福。紅白では4回目の歌唱ですがアレンジは今までにない内容、良かったのではないでしょうか。(2分17秒)


King Gnu(初出場/第70回/2015/26〜27)
「白日」(2019/常田大希/常田大希/初)
〜動画・ストリーミング1億再生超え大ヒット〜

 ウラトーク席にはゲスト審査員の井上尚弥(WBAスーパー・IBF世界バンダム級統一王者)が登場。カラオケ好きだそうで、浜田省吾に長渕剛にC&K辺りをよく歌うのだとか。舞台袖には広瀬すず(TOKYO2020 コレが楽しみ・バスケットボール)、菅田将暉GENERATIONS・片寄涼太(TOKYO2020 コレが楽しみ・サッカー)が登場。菅田将暉と片寄涼太はドラマ『3年A組』の先生役と生徒役、左上のテロップで紹介されています(てっきりこれの主題歌かと思ったのですが、全然違うみたいです。訂正コメントありがとうございます)。VTRを使ってバンドと楽曲も紹介。3人にもそれぞれコメント。曲紹介、キングアンドニューと言ってしまいますがサラリと訂正する櫻井翔。
 フルコーラスとまではいかないですが間奏からサビまでしっかり残す構成、余計な仕掛けのない生の歌と演奏をまっさらに見せる演出。演者に対するリスペクトがしっかり表れているとともに、これまでの展開を見ていると多少出場交渉が難航したかもしれないと想像させる内容でもありました。前半のベストアクトは、個人的に言えば三浦大知かこのKing Gnuを選びたいです。(3分4秒)


・三津谷寛治 ”生”ダメ出し!
 お馴染み紅白スーパーバイザー・三津谷寛治の生ダメ出し。今回は姪であるNHK国際放送局所属、三津谷・エンシーナス・シャーロット・はるかも呼び出しています。なんでも彼女の母親はアメリカ人なんだとか。呼び出されたのは初出場のOfficial髭男dismのメンバー4人とチョコレートプラネットの2人。
 Official髭男dismの音楽はすんばらしい、ミーにはその中で世界に届けたいフレーズがあるという…「ルネッサ〜ンス!」。明らかに10年くらい前に紅白の応援にも出てきた髭男爵の言葉なんですが、三津谷氏いわく「間違っていません!」。ビコーズ、NHK!ということで無理矢理髭男のメンバーに「ルネッサ〜ンス!」と言わせます。すかさず「はるかカッター!」と芸人ばりにフレームイン。ひそかに直後ボーカル・藤原聡もそのポーズをしているのは重要なポイント。
 チョコレートプラネットには明らかにやったことがないエディ・マーフィーのモノマネを無茶ブリ。無理矢理やった上にはるかカッターで被せられるという若干気の毒な形で退場。
 今回の本題は、白組に問題を抱えた歌手がいるという話。最新CGで横浜にいるはずの福山雅治を呼び出します。目の前で福山雅治のモノマネをするはるか氏。「あやちんは、強いよね…下半身が。」。これは『いだてん』で彼女が自転車の並走シーンを演じていた時の感想なのだそうで。しょうがないので「雅治カッター!」と被せるのでした。毎年紅白には出場しているけどずっとパシフィコなので、「NHKがお嫌いですか!」と例のフレーズ。とりあえず来年決まったら必ずNHKホールに来てくださいと約束します。2人がアドリブで好き勝手にやったりそもそもの台本がおかしかったりするので「ここにカオスがありました」と思わず。締めは櫻井翔が次のステージを紹介、その後のセリフでまた盛大に噛むはるか氏に、「ちゃんとやってくれ!」とつい本音が出てしまいます。最後も曲フリの締めに「はるかカッター!」「まともなのが一人もいない!」と嘆く櫻井の翔氏でした。
 なおネタにされた髭男爵ですが、ちょうど大晦日にこんな文章が山田ルイ53世によって書かれています。まさしく名文です。Twitterでは当然ながら大感激していました。


丘みどり(3年連続3回目/第68回/2005/35)
「紙の鶴」(2019/さいとう大三/弦 哲也/初)
〜Kis-My-Ft2 日舞で共演〜
〜Kis-My-Ft2 日舞&ステージの鶴がなんと…〜
振付:花柳糸之 踊り:花柳糸之社中、Kis-My-Ft2
−思い出のオリンピック ソチ・浅田真央−

 和服姿のKis-My-Ft2メンバーが日舞で踊ります。紅白ではお馴染みの花柳糸之社中に、CGの紙の鶴が何羽も登場します。何羽かはステージを飛び回っていますね。母親が成人式に着た着物が偶然鶴の模様があしらわれていて、紅白ではそれを着たとのエピソードがあるようです。それにしても演奏時間1分45秒、本番のステージでこの短さは昭和でも滅多にないレベルではないでしょうか。(1分45秒)


福山雅治(11年連続12回目/第44回/1990/50)
「デビュー30周年直前SPメドレー」
 「HELLO」(1995/福山雅治/福山雅治/4年ぶり2回目)
 「虹」(2003/福山雅治/福山雅治/4年ぶり2回目)
 「零〜ZERO〜」(2018/福山雅治/福山雅治/2年連続2回目)
〜来年デビュー30周年 大ヒット曲メドレー〜
−TOKYO2020 コレが楽しみ・陸上男子100m−

 4年前の出場は当時の新曲「I am a HERO」と「HELLO」「虹」「桜坂」のメドレーでしたが、今回そこからの2曲に前回も歌ったコナン主題歌「零〜ZERO〜」の3曲。代表曲は代表曲ですが、他にも人気曲が多数あるので紅白における選曲という点ではいささか微妙。「零〜ZERO〜」に至っては2年連続歌う必然性が全くなく、ちょっと選曲理由を知りたくなるセットリストでした。ステージそのものは例年通り、ライブならではの臨場感抜群の盛り上がる内容。時間もしっかり取ってます。今年で10年連続、2010年代は全てパシフィコ横浜のライブで紅白出場を通しましたが、果たして2020年代はどうなるでしょうか。中継スタイルを続けるかNHKホールに足を運ぶか、はたまた出場しなくなるのか…。(4分28秒)


・楽屋ロビーから中継
 岡村隆史とチコちゃんがまた会場内に迷い込んでます。櫻井翔と和久田アナだけでなく、ゲスト審査員の田中圭とラグビー日本代表から5人ここに呼んでいます。中間投票もここで呼びかけ。そして唐突にKK兄弟(チョコレートプラネットが”K! K! KK KK!"と登場。BS4K8K放送を宣伝します。ちなみにこの場に呼んだラグビー日本代表は、全員イニシャルにKが入っているとか。で、チョコレートプラネットのネタは本来KKではなくTT。TWICEの紹介とともにシールを剥がして、"T, T, TT, TT!"と踊るのでした。それにしてもラグビーの方々、結構ノリノリです。

TWICE(3年連続3回目/第68回/2015/20〜24)
「Let's Dance Medley 2019」
 「TT-Japanese ver.-」(2017/Sam Lewis/Shoko Fujibayashi/Black eyed pilseung/2年ぶり2回目)
 「FANCY-Japanese ver.-」(2019/B.E.P/Jeon Goon/Eri Osanai/B.E.P/Jeon Goon/初)
〜「TT」からのSPメドレー〜
〜踊れるSPメドレー〜

 初出場以来早くも紅白で2回目歌唱となる「TT」。確かに誰もが知っている代表曲なのですが、普通に今年の曲が全てYoutube1000万回以上再生されてる中でこの選曲はどうなのでしょう。1コーラス歌ってファンシーな雰囲気からダンサブルモードに変わって「FANCY-Japanese ver.-」に入りますが、歌はサビのみでかなり短め。パフォーマンスの良さを堪能する前に終わってしまった印象が強いです。間違いないヒット曲が量産されているアーティストである以上は、どう考えても「FANCY」1曲か、百歩譲ってメドレーだとしても今年の楽曲更に譲っても紅白で歌っていない楽曲を入れるべきで、もしTT兄弟が流行ったからこの選曲になったとしたらあまりに本末転倒でどうしようもないと思うのですが…。(2分28秒)


五木ひろし(49年連続49回目/第22回/1965/71)
「VIVA・LA・VIDA!〜生きてるっていいね!〜」(2018/なかにし礼/杉本眞人/2年連続2回目)
〜チコちゃんに叱られる!紅白潜入?あの大御所歌手が登場!〜
〜武田真治Sax&何かが起きる!〜
−思い出のオリンピック・1964年 東洋の魔女−
振付:EBATO 踊り:紅白有志、紅白サンバフラメンコ隊
Sax:武田真治、岡村隆史 Dr:チコちゃん

 またまたチコちゃんと岡村隆史が、綾瀬はるかと内村光良がいない隙を突いて舞台袖に登場。勝手に司会として中間投票の結果をアナウンス。86837 vs 114499でやはり白組リード、どう考えてもここまでの演奏時間で差があり過ぎます。
 前回に引き続き「みんなで筋肉体操」でおなじみ、武田真治が登場。「筋肉少なめサックス多めで盛り上げたい」と話しますが、岡村さんも彼から頂いたサックスでステージに立とうとしています。さすがに櫻井くんやチコちゃんから止められますが…。
 出場歌手が相当数ステージに立ってます。日向坂46Kis-My-Ft2Hey! Say! JUMPLiSA天童よしみ島津亜矢純烈山内惠介三山ひろしに、ダイアモンド☆ユカイTT兄弟Mattも加わっています。それだけでも十分多いのになぜかサンバやフラメンコのダンサーも多数加わっています。Aメロから武田真治がスクワットしながらサックスという不思議な光景、サビの途中で岡村隆史もサックスで乱入。そこからめちゃイケばりのミニコントが展開されます。間奏いよいよ武田真治の見せ場かと思いきや、まさかのチコちゃんドラムソロ。そして武田真治が腕立て伏せの末に歌う大御所五木ひろしの前でポーズを取るという大暴走。そんな中でひそかにスクワットを始めるHey! Say! JUMPの知念侑李もなかなかのツボ。紅白49回目の出場となった五木ひろしですが、カオス度は間違いなく過去最高でした。色々となんだかアレなステージですが、全ては五木さんの懐の大きさということでそこは一つ。なおチコちゃんが出てきた理由は「そこにドラムがあったから」なのだそうです。(2分44秒)


 制御室では紅白スーパーバイザー・三津谷寛治と、先程登場した松山放送局ディレクター・大野諭司がいます。後半の見どころ、三津谷氏が大野さんの一言にブチ切れた後、スタッフ含めてVTR切り替えのフリ。今回の大晦日ニュース担当は瀧川剛史アナ、主なニュースはカルロス・ゴーンの脱出劇でした。



kouhaku19510103 at 22:17コメント(3)第70回(2019年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
企画2:「夢を歌おう」特別企画 Disney Cinema Medley 2019
 実写版『アラジン』、『トイ・ストーリー4』、『アナと雪の女王2』の映像とともに歌手紹介。まずはオーディションで選ばれた中元みずき、つい先月までスーパーでアルバイトしていたそう。今日は「ダイヤモンドフユカイではなくて…」と喋るダイアモンド☆ユカイ。緊張、楽しみというフレーズが印象的な中村倫也&木下晴香
中元みずき「イントゥ・ジ・アンノウン〜心のままに」(2019/ロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペス 日本語詞:高橋知伽江/ロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペス/初)
 第一声から力強く伸びやかな歌声。カッコ良いボーカルは、ミュージカルでもロック歌手でもアニソン歌手でも間違いなく通用する声質の持ち主ではないかと思いました。素晴らしいステージであったとともに、2020年以降は本職一本で仕事できるように周りも全面協力して欲しいところですね。ちなみに苗字から何となく想像できましたが、やはり彼女はアクターズスクール広島出身のようです。(1分39秒)
ダイアモンド☆ユカイ「君はともだち」(1995/ランディ・ニューマン 日本語詞:中川五郎/ランディ・ニューマン/初)
 ジャジーな雰囲気に、なぜかKing&Prince平野紫耀高橋海人もバックで若干コントチックに盛り上げます。最近はバラエティ出演も多いので違和感はあまりないですが、RED WARRIORSを知ってる立場から見るとやや不思議な光景だったのではないでしょうか。(1分28秒)
中村倫也&木下晴香「ホール・ニュー・ワールド」(1992/ティム・ライス 日本語詞:もりちよこ/アラン・メンケン/初)
 今となってはJ-POP歌手が英語詞でカバーしてる事例も多い楽曲なので、この曲に限って言うと日本語詞にやや今更感があります(あくまで個人の感想)。2人とも素晴らしい歌声・ルックスですが、個人的には木下晴香の声の伸びが印象的でした。(2分28秒)

・紅白×LIFE! SPコント
 もうすっかりお馴染み、紅白スーパーバイザー・三津谷寛治。前回のひょっこりひょうたん島に続き、今回も子ども向けコンテンツを並べたいと話します。塚地武雅から「NHKで子ども向けといえばこちらでしょう」とイカ大王の写真を渡しますが、やはり即却下。
 ディズニーの後に相応しい子ども向けコンテンツですが、紅白歌合戦企画本部の社員は全員頭を悩ませています。そんな中で、松山放送局ディレクター・大野諭司(大野智)がやや自信なさげにおしりたんていを提案。周りからはブーイングが挙がりますが、大野の力強いアピールに押されて三津谷は感動。そのままこの企画で通ることになりました。最後に秘書役のムロツヨシが一言。「NHKも、変わったなあ…」。他の出演者は中川大志じろう

企画3:おしりたんてい
「ププッとフムッとかいけつダンス」(2017/藤本記子/小杉保夫/初)
〜キッズに大人気「おしりたんてい」登場!〜
振付:TEMPURA KIDZ、西田一生 踊り:かいとうU、すず、すずき、ブラウン、マルチーズしょちょう

 紳士っぽく挨拶するおしりたんていですが、方向性はイラストが示す通り。でもこういう方向性、子どもたちは昔から大好きです。そういえば数年前うんち漢字ドリルなんてのも流行っていましたね。
 ステージに登場している出場歌手はPerfume郷ひろみを筆頭に、GENERATIONSの3人、Hey! Say! JUMPの4人、Little Glee Monster5人全員、AKB48乃木坂46欅坂46の一部メンバー。コミカルなステージを見せてくれました。(1分32秒)


・デビュー9年目で初紅白 Kis-My-Ft2
・Matt登場!ピアノ披露

 ローラースケートで颯爽と登場するキスマイのメンバー。来年の五輪でメダルが期待されるスケートボード・四十住さくらを取材した映像も紹介。スケボーを彼氏とまで言い切っています。このVTRとその後のコメントで、またそこそこの時間を使ってます。次に天童よしみのステージでピアノ演奏するMatt(父は元巨人・桑田真澄)も登場、綾瀬はるかが台本通りに彼を紹介します。

Kis-My-Ft2(初出場/第70回/2011/28〜34)
「Everybody Go」(2011/上中丈弥(THEイナズマ戦隊)/Samuel Waermo/Stefan Aberg/Octobar/初)
〜デビュー曲でローラースケートを!〜
〜2020年新競技映像も!〜

 ローラースケートで紅白パフォーマンスするのはおそらく光GENJI以来26年ぶりだと思うのですが、それくらい時間も経てばローラースケートも電飾で光るようになります。パフォーマンスも動き回るだけでなく結構じっとして歌う場面も多くて、なかなかの運動能力の高さを見せています。パフォーマンスも生歌中心でしょうか、臨場感あって盛り上がるステージでした。新しさを強調している演出も良し、歌詞もスポーティーで良し。惜しみらくは選曲が8年前のデビュー曲だったことくらいでしょうか。(2分25秒)


天童よしみ(23年連続24回目/第44回/1970/65)
「大阪恋時雨」(2019/半崎美子/半崎美子/初)
〜Matt ピアノ共演!〜
〜Matt登場 最後にあの人がMatt化!?〜
−TOKYO2020 コレが楽しみ・卓球−

 天童よしみが紅白で歌うその年の楽曲は、演歌だけでなく案外ポップス色強いバラードもあるのですが、この曲は代表的な後者。良い意味で着物が似合わない、聴かせて歌い上げるステージを見せてくれました。ブラスバンドの音がかなり大きめで、メインゲストのMattのピアノの音が聴こえにくかったのと、1コーラスで演奏時間も短すぎるのが難点でしょうか。ラストはMatt化した天童よしみとのツーショットがスクリーンで大画面に、これはまあ良し。歌終わりに戸田恵梨香(TOKYO2020 コレが楽しみ:開会式)のコメントもあり、楽しませて頂いてますとのこと。(2分3秒)
 

AKB48(11年連続12回目/第58回/2006/13〜28)
「恋するフォーチュンクッキー〜紅白世界選抜SP〜」(2013/秋元 康/伊藤心太郎/2年連続4回目)
〜海外8都市エース集結 夢の選抜〜
〜海外8都市 エース集結!〜

 前回はタイ、今回はそれ以上に世界で「恋するフォーチュンクッキー」が盛り上がっているようです。ここの映像にかける時間は前回より短め、集まったのはAKB48, DEL48, MNL48, SGO48, AKB48 Team TP, AKB48 Team SH, BNK48, JKT48, CGM48。歌前の挨拶はリュウネン(AKB48 Team SH)、グローリー(DEL48)。なお台本という名の通訳は新しい総監督・向井地美音が担当。センターを務めるのは小栗有以です(訂正コメントありました、ありがとうございます)
 早速イントロがそこそこカットされています。言語は今回タイ語にタガログ語、中国語、ベトナム語にインドネシア語、ヒンディー語が混じります。国際化、とは言いますが後ろのメンバーを見る限り来日したのは本当にグループのエース1人だけみたいですね。なんてこと言ってたら、あっという間に1コーラスで終了してしまいました。もしかするとメドレーの時より短かったかもしれません。ただここに限っては2019年の動向を振り返ると同情出来ない面もあります。ラストは出演者全員で48ポーズ、これもまた久々に見る演出。(1分59秒)


山内惠介(5年連続5回目/第66回/2001/36)
「唇スカーレット」(2019/松井五郎/水森英夫/初)
〜話題の美人バイオリニスト登場!〜
〜山内惠介が20人?何かが起きる!〜
〜TOKYO2020 コレが楽しみ:マラソン〜
バイオリン:木嶋真優 振付:CRE8BOY 踊り:山内惠介ダンサーズ with BLUE TOKYO

 ヴァイオリニスト・木嶋真優の演奏はやはり見事でしたが、本人の仮面を被った演出はなんだか第52回(2001年)の小林幸子みたいです。ワラワラとゲスト審査員席やラグビー日本代表席にまで浸食しています。地味に間奏もなんか妙に幸子っぽくなっています。後半に入るとどでかい本人の、目からビームが出る人形まで出てきました。面白かったですが、企画意図は全く理解出来ません。リメンバー・幸子といったところでしょうか。色々とどうかと思いますが、歌はヒットもしていて大変良く、アクロバティックなダンサーの動きは素晴らしかったです。ですので、そこまで無理して色を加える必要があったのかどうか、おおいに疑問が残ります。(2分00秒)


・令和最初の紅白 ラグビー日本代表選手も!
 相葉雅紀がラグビー日本代表をレポート。田中史朗(元気が出る歌「パプリカ」)と稲垣啓太にインタビュー。稲垣選手は地元で友達とカラオケに行った時、なぜか「もののけ姫」を歌わされるということらしいです…。次いでゲスト審査員・中西麻耶(パラ陸上 走り幅跳び 今年の世界選手権で金)にもコメントを求めます。例年合宿に行っているようで、今回はただただ楽しんでます、とのこと。


三浦大知(3年連続3回目/第68回/1997/32)
「Blizzard」(2018/Daichi Miura/Nao'ymt/Nao'ymt/初)
〜紅白だけのSPダンス!〜

 上皇さまの天皇御在位三十年記念式典で歌う映像と、過去2回の紅白オリジナルダンスの映像をVTRで紹介してそのままステージに突入。今回は黒を基調とした衣装に、抑えめの照明とシンプルなセットでダンス歌唱パフォーマンス。ただでさえ曲もカッコ良いのに、圧巻な歌声になおかつ激しい踊りまで魅せるステージは、まさしく「格が違う」。その言葉が瞬時に出てくる場面は、過去の紅白特に前半では滅多にありません。(2分31秒)


LiSA(初出場/第70回/2010/32)
「紅蓮華」(2019/LiSA/草野華余子/初)
〜記録的ヒット「鬼滅の刃」アニメ映像も!〜
〜記録的ヒット「鬼滅の刃」OPテーマ〜
−思い出のオリンピック シドニー高橋尚子−

 アニメ化されて大ブレイクした『鬼滅の刃』と、海外ツアーも超満員・アニソンロックシンガーという名目の紹介がVTRで流れます。LiSAを愛してやまない皆さんとして登場する出場歌手はPerfume(特にのっち)、Kis-My-Ft2宮田俊哉Hey!Say!JUMP薮宏太
 アニメと紅白のコラボレーションも例年よく見られる風景になりましたが、それを中心に歌うロックシンガーの出場は言うまでもなく今回が初。激しい動きと歌声、迫力のある演奏がものすごく絵になっています。着物をアレンジしたような和を感じさせる衣装も良いですね。1コーラス半で時間短めだったのが残念ですが、彼女が紅白で歌うことに対する嬉しさは袖にいるアニヲタ代表の宮田くんと薮くんの抱擁が象徴しているように思います。言うまでもなくLiSAの人気は紅白以前から高く継続してヒットする可能性も極めて高いので、また続けて選ばれて今度はもう少し演奏時間を長くして欲しいとあらためて切に願うところです。(1分58秒)



kouhaku19510103 at 18:56コメント(4)第70回(2019年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
・2020目前!! 11組の豪華審査員
 まずはゲスト審査員をさらっと紹介。席順に吉野 彰、中西麻耶、瀬戸大也、井上尚弥、渋野日向子、長谷川博己、広瀬すず、田中 圭、戸田恵梨香、サンドウィッチマン、上沼恵美子。ウッチャンは去年の紅組司会、広瀬すずをあらためて紹介。去年の司会について謝罪するとともに、今年は正直気持ち的に楽ですとコメント。そして24年・25年前の紅組司会・上沼恵美子も紹介。20歳の時に応援団長も務めたと自ら話すとともに、「来年は歌やね」としっかりオチもつけます。更にウラトーク席、ラジオ中継席、BS4K8K放送も一気に紹介。
 

GENERATIONS(初出場/第70回/2012/23〜28)
「EXPerience Greatness」(2019/Masaya Wada/VERBAL/KENTZ/FAST LANE/CHRIS HOPE/初)
〜渋野日向子スマイル映像も!〜
〜渋野日向子も注目のグループ〜

 「最初からノリノリで楽しんでます」と話すゲスト審査員の渋野日向子(全英女子オープン優勝・スマイリングシンデレラ)。次の出場歌手ジェネロ・・・GENERATIONSも楽しみにしているようです。綾瀬さん思いっきり噛んでる気がしますが、そこは「噛んでないですよ」としっかり櫻井翔がフォローを入れます。
 コメントを受けて?渋野選手の名場面が思いっきりバックの映像で流れます。中高生のダンサーにブラバンなど応援団風の演出があって、ステージに立っている人数はとても多いです。本職のダンサーがいるのにこの演出は、少なくとも過去のLDH所属グループではほとんどなかった気がするのですが…。明らかに演奏していないのが分かる吹奏楽部ダンサーは果たして本当に必要だったのでしょうか。イントロも適当にカットされて2分を切る演奏時間、そこまで大ヒット曲ではないとは言え、せめて2分半くらい欲しいところです。キャリアがあるとは言え、初出場らしいコメントや紹介がなかったのも気の毒です。(1分54秒)


・紅白ダンス対決!日向坂46×純烈&DA PUMP
 日向坂46のキュンキュンダンスと純烈のハッピーチョキチョキダンス対決を映像とナレーションで紹介。確かに映像を使った方が視聴者にとっても分かりやすいですが(TikTokのくだりなんかは特に)、なんだかそれによって紅白ならではの両司会のやり取りが少なくなって物足りなさを感じてしまうのは私だけでしょうか…?今回ナレーションを担当するのは声優の梶裕貴花澤香菜
 初紅白、乃木坂46・秋元真夏欅坂46・菅井友香の両先輩キャプテンが応援。お尻を左右に動かすのがポイントと話すセンターの小坂菜緒、それに合わせて即座に踊る他のメンバー。「どうしての時に片脚を上げる」とも話すウッチャンの追加情報も。
 一方の純烈はDA PUMPの振付で、指をチョキにして左右に動かす簡単なもの。というわけでサンドウィッチマン・富澤たけし、現状どちらが優勢かという質問に「まあ日向坂ですよねー」と即答。

日向坂46(初出場/第70回/2018/15〜24)
「キュン」(2019/秋元 康/野村陽一郎/初)
〜SNSで大人気 キュンキュンダンス〜
〜SNSでも流行!キュンキュンダンス〜

 早速冒頭サビの繰り返しが省略、先輩の乃木坂46と欅坂46がそうだったように、彼女たちも初出場で相当演奏がカットされています。1番サビもえらく短くなっているような。ラストもなんだか慌てて演奏を止めたような感じで、そこまでステージに時間を割きたくないのかとツッコミたくなるほど。ただ、出来る限り多くのメンバーのショットをしっかり捉えたカメラワークには高い評価を与えたいです。先輩グループと比べて、各メンバーの人気差がそこまで大きく目立たないのは日向坂46の大きな長所。(1分58秒)


白組3:純烈(2年連続2回目/第69回/2010/33〜48)
「純烈のハッピーバースデー」(2019/幸 耕平/幸 耕平/初)
〜DA PUMP共演 ハッピーチョキチョキダンス〜
〜DA PUMP登場 リモコンでゲームも!〜
振付・踊り:DA PUMP

 リモコンの決定ボタンを押すとキャラクターが動く、これもまた紅白初の試み。バックの映像は銭湯に入る純烈とDA PUMPのメンバー。親しみやすいサビの振付は、袖にいる司会者3人の動きもバッチリ揃えます。1コーラスですが、オープニングに時間をとった分歌唱時間はそこそこ。前半の中では、比較的良かった方のステージではないかと思います。(2分11秒)


・山里亮太&渡辺直美 副音声ウラトーク放送中!
・チコちゃんに叱られる!紅白潜入?

 ウラトーク席にはゲスト審査員、来年の大河ドラマ『麒麟がくる』主演の長谷川博己が座ってます。ドラマの現場とは違ってとても華やか、と話していますが、元にいた席にはなぜか岡村隆史。ウラトーク席にカメラが行く前やや乱入気味に座る場面では、横にいた渋野選手がビックリ。なお当の本人も、農民役で来年の大河ドラマに出演します。
 で、そんな岡村を叱りに?チコちゃんも前回に引き続き登場。岡村を連れに帰るついでに、綾瀬はるかに「この中で一番、みんなから尊敬されている大御所ってだ〜れ?」と質問。もちろん内村さんですと答えた後、最終的に「なんで最後の人をトリって言うの?」という質問にたどり着きます。最後に出来たお祭り、酉の市が由来ではないかと答えていますが、やはり違うようで「ボーっと生きてんじゃねぇよ!」と例のフレーズ・アニメーション。その答えは、「みんなの出演料をまとめて”取る”から」。これには思わずホールの観客も感心。寄席から生まれた言葉なのだそうです。ですので「今年は嵐が総取りする」、いやそういうことではないですね。楽屋にチャーハンを残しているから、ということでチコちゃんを帰して粘る岡村も退場させます。番組は言うまでもなく前年に引き続き好評ですが、このくだりで3分以上、明らかに1ステージより時間使っているのは歌番組として果たしてどうなのでしょうか。


・名曲「上を向いて歩こう」と1964年 東京オリンピック
 「上を向いて歩こう」が、「SUKIYAKI」のタイトルでアメリカチャート1位を獲得した坂本九。1964年10月1日オリンピック選手村での写真もカラーで掲載されてます。台湾のコンサートにおいてこの曲で一つになれたと言うHey! Say! JUMP、そして今年亡くなったジャニーもですね…と話し始めて松本潤が企画コーナーを紹介。ついでに?島津亜矢のステージも紹介。「糸」の、特に歌詞が大好きという吉野彰に話を尋ねます。もっとも、テロップによると楽しみな歌手はDA PUMPらしいのですが。

企画1:ジャニーズJr. Let's Go to 2020 Tokyo
「Let's Go To Earth」「Let's Go To Tokyo」
〜ジャニーさん夢見た2020ステージ〜
〜ジャニーさん夢見た2020〜

 来年1月にメジャーデビューするSnow ManSixTONESにジャニーズJr.のメンバーも大勢加えたスペシャルステージ。もしかするとこの2組とも次回の紅白に初出場するかもしれないですね。一応2曲のメドレーですが、その切り替わりは知っている人でないとほとんど分からなかったのではないでしょうか(一応左上のテロップで判別可能でした)。約1分半であっという間、位置づけとしては直後に出てくる先輩の前座みたいなものでしょうか。作詞作曲含めたクレジットも無しで、企画意図は分からなくもないのですが…。(1分27秒)

白組4:Hey! Say! JUMP(3年連続3回目/第68回/2007/26〜29)
「上を向いて歩こう〜令和スペシャルバージョン〜」(1961/永 六輔/中村八大/7年ぶり7回目)
〜坂本九の名曲「上を向いて歩こう」〜
〜1963年 海外でヒット 坂本九の名曲〜

 1964年の東京を象徴するようなバック映像に、手話を交えて歌う前半。そこからカラフルな紙吹雪が舞いジュニアが通路に集合する後半。歌声が事前撮りと思われる音声も含めて、まるでプロモーションビデオを見ているかのようなステージでした。果たしてどれくらいの人に、彼らが歌うこの曲の良さが伝わったのでしょうか。正直、選曲から演出に至るまで疑問は尽きません。名曲が何度も語り継がれるべきであるのはいつの時代も共通ですが、名曲だからとりあえず歌わせるという発想はもう平成の時代で終わりにして良いのではないでしょうか。(2分18秒)


紅組4:島津亜矢(5年連続6回目/第52回/1986/48)
「糸」(1992/中島みゆき/中島みゆき/5年ぶり2回目)
〜ノーベル賞 吉野彰さんも好きな1曲〜

 清塚信也のピアノと島津亜矢の歌声のみの構成で、派手な演出もなく実にシンプル。本来なら後半に持っていっても良いステージですがこの曲順、加えて1コーラス半なのでステージ時間もえらく短め。素材を活かせていない料理、という言葉はよく聴きますが、この場合は素材も料理も優れているものの盛付けが絶望的に下手といったところでしょうか。そもそも、与えられた時間=食器の数があまりにも足りていないというのが正直なところです。(2分3秒)



kouhaku19510103 at 16:09コメント(2)第70回(2019年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加

2020年01月03日

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 例年通り、今年も当ブログで紅白歌合戦本編のレビューを書きます。スケジュールは昨年同様、7日までに全ステージレビューとまとめまで出来ればと考えています。今回、Twitterを見てもらえた方はおおよそ察しがついているとは思いますが、番組としての印象は例年と比べてあまり良くありません。したがって所々辛口な表現がこれまで以上に出てくる可能性があることを、あらかじめ予告しておきます。

 書式は以下の通りです。
出場歌手(回数/初出場回/デビュー年/年齢)
「曲目」(発表年/作詞/作曲/回数)
〜テロップに表記された紹介文(歌唱前)〜
〜テロップに表記された紹介文(歌唱中)〜
−歌手名テロップに表記された付記(ソロ歌手が中心)−
振付、踊り他のクレジット
(ステージの内容解説・講評)(演奏時間)
(ウラトークチャンネルの内容)…後日更新予定


・オープニング
 11月に竣工したばかりの新国立競技場を司会者3人が歩いているシーンからスタート。今回事前予告がなかったですが、壮大なオープニングテーマ「新体歌」(作曲:岩崎太整)も用意されています。競技場の感想は「ど〜んと、迫力がありますね」と早速綾瀬はるからしい表現。もちろん事前収録ですが、流れとしては競技場からそのままNHKホールに走って向かう形。

 競技場が暗転して、トラック内に1964年以降のオリンピック名シーンの映像が流れる形。1964年東京の開会式から始まり、メキシコ・モントリオール・ロサンゼルス・ソウル・バルセロナ・アトランタ・シドニーはほぼ一瞬(ミュンヘンとモスクワに至っては省略)。日本人選手が映像に出てくるのはアトランタ以降。やはり映像の大半を占めるのは、目に見えて日本人メダリストが多くなり紅白でテーマソングが歌われるようになる2004年アテネ以降になります。
 「栄光の架橋」(第55回・ゆず)、「GIFT」(第59回・Mr.Children)、「風が吹いている」(第63回・いきものがかり)、「Hero」(第68回・安室奈美恵)…。それぞれのテーマソングをバックに流れる名場面。2020年東京とともに、今回の紅白歌合戦への期待も高める構成のオープニングに仕上がっています。

 第70回NHK紅白歌合戦、夢を歌おう。タイトルコールとともに会場が明るくなり、ステージ上には全歌手が集まっています。舞台袖から今回の司会担当4人登場、内村光良(総合司会)綾瀬はるか(紅組司会)櫻井翔(白組司会)和久田麻由子(総合司会)の順番に自己紹介。「何度立ってもここは慣れません!」と緊張でテンション高めのウッチャン、開始2秒で早くも噛んでしまう綾瀬はるか。そして今年日本中に感動を与えたラグビーワールドカップ日本代表の紹介。ラファエレ ティモシー、アタアタ・モエアキオラ、松田力也、木津悠輔、アマナキ・レレイ・マフィ、ヴィンピー・ファンデルヴァルト、山中亮平、徳永祥尭、中村亮土、坂手淳史、福岡堅樹、茂野海人、ヴァルアサエリ愛、田村優、姫野和樹、中島イシレリ、稲垣啓太、堀江翔太、田中史朗計19人。現在の代表は31人なので、相当な人数が呼ばれています。席は下手側1階席後方、ウラトーク席の真ん前に3列用意されています。早速櫻井翔が代表に質問。「元気を出して」をよく聴いていたので、竹内まりやが楽しみという姫野選手。イシレリ選手は「めちゃ楽しみにしてます」とコメントしています。


Foorin(初出場/第70回/2018/9〜13)
「パプリカ−紅白スペシャルバージョン−」(2018/米津玄師 英語翻訳:Nelson Babin-Coy 英語監修:佐藤久美子 /米津玄師/2年連続2回目)
〜米津玄師 手がけた国民的ヒット曲〜

 ウッチャンからのレコード大賞おめでとう!のエールが歌前に入ります。オープニングから続けて出場歌手はステージに残ります。衣装で目立っているのはブッチギリで椎名林檎でしょうか。後ろで一番アクションが大きそうなのは純烈のメンバー。サビのパプリカの振り付けは思いのほか全員揃ってます。ラグビー日本代表も一緒に踊ります。稲垣選手も心なしか笑顔でしょうか。
 2番からは綾瀬はるかの頼りない?紹介を受けてFoorin team Eが登場。エスコートするのは女性メンバーが松田聖子MISIA乃木坂46の白石麻衣、男性メンバーは氷川きよし菅田将暉。後ろにいるMISIAはAメロの振りまで憶えています。それを横で見守る椎名林檎も見ていて面白く、紅白ならではの光景と言えます。
 Cメロではゲスト審査員席やウラトーク席に行くメンバーも。観客やスタッフに至るまでサビを踊っています。ラグビー日本代表はともかく、上沼恵美子とツーショットを求めるメンバーはなかなかの度胸がありますね。それは冗談として、今回のトップバッターはここ何年かもしくは平成から通して考えても屈指の演奏時間及び楽曲の知名度。ホールと視聴者全員を笑顔にさせるステージは、この後の紅白の展開にも期待が持てそうな印象ありましたが…。(3分30秒)


郷ひろみ(9年連続32回目/第24回/1972/64)
「2億4千万の瞳−エキゾチック"GO! GO!" ジャパン−」(1984/売野雅勇/井上大輔/2年ぶり6回目)
〜あのスポーツヒーローが登場?〜
〜いざ2020! スポーツヒーローが次々に?〜
−TOKYO2020 コレが楽しみ:陸上男子100m(チケットは落選)−
振付:梅棒 踊り:梅棒と愉快な仲間たち、そっくりアスリート2019

 和久田アナの曲紹介で、前回同様今回もロビーで歌うシーンからスタート。アスリートに扮したダンサーが次々に動き回ります。トイレのマークまで筋肉仕様イラストにGOという文字になっているのが細かいですね。おっと、ダンサーに混じって岡村隆史チコちゃんが迷い込んでいます。これもまた前回と同様の展開。ラグビーボールを託されて、そのままホール内にダッシュ。ボールはそのまま、客席にいるヴァルアサエリ愛選手にパスされます。
 ゲスト審査員と司会者全員にハイタッチして、ダンサーも全員集合してラストサビ。前年同様迫力とスピードを兼ね合わせた盛り上がるステージでした。(2分39秒)


aiko(2年連続14回目/第51回/1998/44)
「花火」(1999/AIKO/AIKO/初)
〜代表曲「花火」!〜
〜NHKホールに花火が打ち上がる!?〜
−山里亮太・ラグビー堀江選手もaikoファン−

 「翔太くん、日本代表の皆さん、ベスト8おめでとうございます。そして山里さん、ご結婚おめでとうございまーーす!」よく見ると郷ひろみがホール内に入った時点でスタンバイしていましたが、ウラトークを聴いていなかった人で気づいていた人はどれくらいいたのでしょうか。客席内から歌い始めた事例は過去にもありますが、ウラトーク席からというのは当然初めて。歌い始めて自然と後ろの2階席を振り向いて手を挙げる仕草が、長年の人気とライブ実績を証明しています。
 真横で歌われた堀江選手は「ヤバい!」との一言、その後ラグビー日本代表の山中選手の横に座って歌うシーンは全員がノリノリの大盛り上がり。選手側はaikoを生で見れて嬉しい、ただおそらく歌ってる本人も日本代表の前でこうやって歌えるのが嬉しいという状況ではないかと思います。当たり前のように他の観客ともハイタッチしながらメインステージ、画面中に大きな花火のCGが打ち上がります。ステージによくあるタイプの特殊効果花火までCGで作られています。技術の進歩は凄いですね。ラストは歌い上げるとともに、2019から2020の大きな数字の花火で締めます。ただこれはしっかりセットの骨組みが作られているみたいですね。というわけで相当に凝ったステージでしたが、演奏時間を見る限りではやはりもう少し長く聴きたいという気持ちも少しだけあり。(2分16秒/歌前の喋りと終わりの花火SEは除く)




kouhaku19510103 at 22:33コメント(3)第70回(2019年)紅白歌合戦  このエントリーをはてなブックマークに追加
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