2016年01月01日

第66回(2015年)NHK紅白歌合戦〜その1〜

 2016年、あけましておめでとうございます。というわけで今年も恒例、大晦日の紅白レビュー、早速始めることにしましょう。

・オープニング
 黄緑色のサイリウムが光る客席、オープニングで舞台に立つ綾瀬はるか井ノ原快彦黒柳徹子の司会陣。紅白両司会は着物と紋付袴の和装、黒柳は赤と白のチェックいわゆる紅白柄のドレスを身に着けています。
「ザッツ、日本! ザッツ、紅白!」
「これぞ日本!これぞ紅白!」
「戦後70年、日本の心がここにあります。今年の紅白はエンタテインメントの決定盤でーす!」
「第66回!」「NHK!」「紅白歌合戦!」

 幕が開くと今年の紅白出場歌手が一世にステージに登場します。今年は紅組25組・白組26組・特別出演2組計53組が歌の競演を見せます(有働アナは52組の皆様が集まりました!という紹介でしたが…)。テーマソングは「ザッツ、大みそか!」、林ゆうきの作曲。金色にあしらわれたセット、こちらのテーマはラジオ実況によるとパルテノン神殿だそうです。テロップも金色が基調になっているようです。

 57年前に紅組司会を担当した黒柳徹子がご挨拶。紅白で司会をするのも32年ぶり。テンション高まっております。「ちょっとあたくし声大きいですかね?」早速「大丈夫ですよ」と井ノ原のフォロー。お手伝いをさせて頂くという名目のもと有働由美子アナが進行、「我らがイノッチ」という形で井ノ原快彦を紹介。「バトンタッチされた瞬間に白組負けるわけにいきませんので」、ということで横にいる後輩・のメンバーとともに今年も白組勝利を誓い合います。18年ぶりに復帰のX JAPANも紹介。オープニングで登場したのはYOSHIKIとTOSHIのみ。しれっと「暴れさせてもらいま〜す」と発言するYOSHIKIは流石ですね。一方の綾瀬はるか「前回の経験を踏まえて頑張りたいと思います」こちらは松田聖子AKB48のメンバーにご挨拶。よく見ると山本彩はNMB48の衣装で一人だけAKB48メンバーの隣りに位置どっています。

(ウラトークチャンネル)
 前回に引き続き、今回もウラトークチャンネルの担当はバナナマン設楽統日村勇紀久保田祐佳アナウンサー。歌手の皆さん勢揃いに一同興奮気味。乃木坂46の面々は早くもこちらに向かって手を振っている模様。今回は映像配信もあるので「素っ裸になったりできないね」と早くも自由な雰囲気を出しています。


郷ひろみ(6年連続28回目/第24回/1972/60)
「2億4千万の瞳〜エキゾチック・ジャパン〜」(1984/売野雅勇/井上大輔/4年ぶり4回目)

 舞台下手から花道を走りながら登場する郷ひろみ。トップバッターということでバックに全員合唱、ひと昔前なら当たり前の光景でしたがよくよく考えるとこの光景は10年ぶり。大人数グループだとメンバーを舞台に立たせる必要がある関係上どうしても舞台袖への移動が生じますが、10年前は48グループがデビューさえもしていなかった頃。というわけで階段上のステージも出場歌手で埋まるわけで、なかなか壮観なものがありました。
 ”億千万!億千万!””ジャパン!ジャパン!”と大歓声。一人だけやたら声が目立っているのが綾瀬はるか、マイクをオフにするのを忘れてます。もっとも第29回白組トップで「ヴァイブレーション」を歌った時にイントロで加山雄三の応援が思いっきりマイクに入ってた事例もあるので、そこまで違和感はありませんが。出場歌手の中で見た感じ一番ノリノリだったのが松田聖子、というのも非常に面白かったです。
 演奏時間はそこそこですがメドレーではない第47回(1996年)歌唱時は2コーラスしっかり歌っていたので、それと比べると1コーラス半は若干短い印象もありました。ただ本人の動きはやはり進化していて、直々ジャケットプレイが入るのは当時見られなかったこと(さり気なくなくなっただけかもしれませんが)。総じてテンションの高いステージを舞台上で展開していました。流石の一言です。(2分46秒)
(ウラトークチャンネル)
 冒頭から日村勇紀オンステージ。お台場方面から借りた赤い衣装とカツラで大熱唱。衣装替えの様子は映像配信でもバッチリ映し出されておりました。
 ずっと大興奮の放送席、ラストはHIROMI GO本人がそっちを指したことに大反応。
 

大原櫻子(初出場/第66回/2013/19)
「瞳」(2015/大原櫻子 亀田誠治/亀田誠治/初)

 ギターを持ちながら、水色のドレスで登場。マイクスタンドもスタンバイ。ギター女子ブームを巻き起こしたという名目のもと曲紹介。
 「毎年この時に家族と一緒に見ていた番組で、今ここに立っていることが本当に幸せです。紅組優勝のためにも一生懸命心を込めて歌いたいと思います」。すっごく緊張している櫻子ちゃんを、同じギター女子である山本彩miwaが応援コメントで勇気づけます。「櫻子ちゃんで紅組勝利!」と喋るmiwaは年々かわいさを増していますね。ギター女子ブームというのも本当かなとは思いますが、確かに最近ギターを弾きながら歌う女性ソロアーティストは増加の傾向にあります。
 バラードでトップバッターというのは過去にもありますが、出場歌手が後ろにいる状況は第48回のSPEED「WHITE LOVE」以来になるでしょうか。ただそれでも比較的サイリウムが振りやすい楽曲だったわけで、今回のような曲調だと極めて異例。どちらかと言うと第52回(2001年)の演歌ステージの歌手席演出の方が近い印象でした。石川さゆり松田聖子といったベテラン歌手が初出場を見守る中で黒柳と綾瀬がじゃれあっているように見えるのは、視線から推計するともしかしたら綾瀬が黒柳のスカートの裾を踏んづけているのでしょうか。こういうところも紅白らしさという感じがしますね。本人は初出場歌手らしい緊張が各方面で非常によく表れているのと、かわいいので大変好印象でした。タイトルがタイトルなので、瞳のつぶらさがアップだと特に印象に残りますね。ただ歌声は極度の緊張を差し引いてもやや不安定で、そこは歌い手としてもう少し場数が欲しいかなとも感じましたが…。
 1コーラスが多少長いとはいえ、これだけで終わるのはやっぱり見てる方も異常に短く感じてしまいますね。キャリアの短い新人なので3分を超すわけにはいかないんでしょうけども、せめてアウトロ10秒くらいは入れても良かったのではないでしょうか。余韻もへったくれもありません。というわけで次回も連続出場して欲しいとあらためて願います。(1分56秒)
(ウラトークチャンネル)
 慌ただしく衣装を脱ぐ日村。歌前、登場する櫻子ちゃんに関しては自分だったら気絶しちゃうと語る設楽。「歌詞が出てるから一緒に歌えるのがいいよね」「去年も言ってます」「ただこの歌あんま知らないから一緒に歌えないんだよなあ」「じゃあ聴きましょう」「歌はハートなのよ、魂だから歌詞が間違ってたっていいんだよ」のっけからテリー伊藤もビックリの適当さ全開の設楽は今回もかなり好調の模様。
 「いいね、うまい!」「お上手お上手」「近所のおじさんみたいw」立派に歌う彼女に感心する放送席でした。もっとも歌い終わりには勝手に「らっこちゃーん」呼ばわりしていましたが。


 トップバッターが終わったところで早くもウラトーク席の紹介。「櫻子ちゃーん!よかったぞー!」バナナマン2人してトラメガで。大変温かいです。進行は久保田祐佳アナ。そしてラジオ実況も紹介。中川緑アナと高山哲哉アナ、そして横にはなぜかヒカキンはじめしゃちょーも。インターネットで活躍するYoutuberが紅白にまで進出するのも、時代の所以でしょうか。


Sexy Zone(3年連続3回目/第64回/2011/15〜21)
「ニッポンCha-Cha-Cha チャンピオン」(2015/岩里祐穂/Fredrik "Figge" Bostrom/初)

 前回同様、V6のメンバーが曲紹介に登場。「お互いフレッシュな気持ちを忘れずに」三宅健からエール、そして岡田准一「かわいいのう…今回もセクシーなゾーンを見つけちゃうぞ」黒田官兵衛モード。なおコメントを残した後の本人はやや苦笑いモードでした。
 白い衣装で登場でしたが、開始数秒で赤をチラつかせ、15秒ほどで早くも黄・水色・赤・黒・緑の5色のカラフルな衣装に早替え。ジャニーズJr.が70人ほど登場するお馴染みの人海戦術、ボールを使ってマジックっぽい演出を見せるのも割と恒例(おそらく糸かピアノ線を使ってるんでしょうけど)。「紅白の皆さーん、来年もあなたのチャンピオンになれますように、チュッ」(中島健人)という台詞もお約束でしょうか。ただ生歌メインなのはここ最近のジャニーズだとやや珍しいかもしれません。
 総じて安定感のあるステージでした。ですが数多くいるジャニーズの中で若手と言えるのはこの人たちだけなので、セクゾだけでなくジュニアファンの為にも次回もまた紅白のステージを作る必要はありそうです。(2分20秒)
(ウラトークチャンネル)
 ラジオ席の近くにYoutuberがいたことに久保田アナが反応。
 バルーン用意の指示。赤白のスティックバルーンを会場全員が持つ姿を見て「よくみんな同じの持って来てましたね〜」そんなボケに日村はツッコミを入れつつお茶の間にも是非と案内。
 ステージが始まってすぐ「ジャガーズのネタを思い出すね」との感想。そして3人ともボールが浮いていることに過剰反応。「金の玉が浮いてる」連呼。なおジャニーズJr.は74人いるそうです。


伍代夏子(10年連続22回目/第41回/1982/54)
「東京五輪音頭」(1963/宮田 隆/古賀政男/2年連続3回目)

 歌い終わったSexy ZoneのジャニーズJr.がそのままステージに残って踊る演出。着物姿で加わるのはお馴染み花柳糸之社中。振付は花柳氏とジャニーズではお馴染みのSANCHE。そういえばジャニーズ総出で他のステージで踊るのも初めてですね。考えてみると意外と新鮮です。テロップには<演奏>三原綱木とザ・ニューブリード 東京放送管弦楽団という文字もありました。
 花柳の方々が並ぶ1階席通路先頭は下手側にとにかく明るい安村、上手側にイカ大王(塚地武雅)。年々イカ大王は紅白におけるさり気なさが低下していますね、とても目立っています。安村の衣装は紅白だと前代未聞ではないでしょうか。確かにこの衣装がOKなら氣志團およびDJ OZMAもいいんじゃないかと思ってしまいます。ダンサーは赤と白の棒を使う演出。ステージ上だけでなく客席にも配布しています。なんだかバレーボールの応援みたいですね。これもオリンピックを多少意識しているのでしょうか。
 3コーラス歌うのは自分の歌なら今の紅白だとまず不可能ですね。ただ1963年の曲なので時間にすると案外短いです。前回この曲を歌った福田こうへいは今回あえなく落選になってしまいましたが、この人の場合どうなるのでしょうか。落選だと紅白でこの曲を歌いたがる歌手がいなくなってしまいそうです。伍代夏子が歌う「東京五輪音頭」は新鮮と言われれば新鮮なんですが、やっぱり毎年無理して紅白で歌う必要はないように感じますね。確かに花柳社中の出番は必要になるでしょうし、生前の三波春夫のステージに出演する頻度も相当高かったですが。(2分18秒)
(ウラトークチャンネル)
 早速映像に抜かれる前にとにかく明るい安村とイカ大王がいることに反応。スティックバルーン終わってますよとバナナマンに案内する久保田アナ。
 とにかく明るい安村の履いてないポーズに大ウケする3人。「今年の売れた芸人つったら安村とイカ大王だもんね」「違うわ!」「違うというのもかわいそうです…w」
 ちなみにイカ大王は今年「イカ大王体操第二」というCDシングルも出しているようです。「紅白も歌で出るの?」「いやそれはないです」と笑いながらはっきり否定。ちなみにこの作品は槇原敬之提供で振付はケント・モリ。才能の無駄遣いもいいところですね。


 なお今回の書式は以下の通りです。
出場歌手(回数/初出場回/デビュー年/年齢)
「曲目」(発表年/作詞/作曲/回数)
(ステージの内容解説・講評)(演奏時間)
(ウラトークチャンネルの内容)


 その2に続きます。


kouhaku19510103 at 11:22コメント(6)第66回(2015年)紅白歌合戦  

コメント一覧

1. Posted by おきな   2016年01月01日 16:27
2ちゃんねるではももクロがいなかったから紅組が勝ったというスレがモー娘。版に立っていました
2. Posted by パタリロ   2016年01月01日 23:59
昨日は見応えあったからね。ラスボス小林幸子〜復活のX JAPAN〜平和記念像前中継のMISIAの流れは最高だった。まさに圧巻で感動した。
3. Posted by かな   2016年01月02日 15:22
紅組勝利!でしたね〜
うちの祖母は最後まで黒柳さんが紅組の司会だと思い込んでました
途中何度も説明したんだけど、、
最後の投票も、黒柳さんに!ってボタンを押してて家族で苦笑い。
こういう勘違い視聴者は他にいたのかな〜💦
XJAPANのパフォーマンスはかっこよかった!
昔を知らないけど、伝説のバンドと言われるがわかりました
個人的には白組が優勢だったと思ってます!
4. Posted by tgch   2016年01月03日 02:25
今年の視聴率は予想より高かったかなと思います。
それより驚いたのは嵐の立ち位置です。
森進一、五木ひろし、SMAPの次の位置にいました。
前回まで5回連続司会で一度も視聴率40%を割らず
歌手としても司会としても大いに貢献したことは事実ですが、
出場7回と少ない方から数えた方が早いのにこの好待遇。歌唱時間も5分超え。
NHKとしては視聴率獲得でも受信料対策でも切り札として、そして大トリ候補として大事にしていきたいという意図が見えました。
5. Posted by 潮風   2016年01月04日 23:06
NHK紅白歌合戦(12月31日)
東京五輪音頭 歌唱者募集

あなたの手で紅白を盛り上げてみませんか!
3コーラス歌えます。演出も豪華です。

※演歌歌手でもJPOPの歌手でもかまいません。(歌唱力、知名度ある方大歓迎です。)
※翌年以降の出場の保証は致しかねます。

2020年まで続けるとしたら毎年歌う人を変えたほうがいいので、いっそのことこのような条件で募集をかけてみるのはどうでしょうか。私は毎年わざわざこの曲を歌うのはちょっと賛成しかねるところです。


6. Posted by aaaa   2016年01月05日 11:28
井ノ原の死か一は悪くは無かったがどうにも華が無いといった感じでした。
それにしても
・白組敗北
・投票総数激減
・第二部最低視聴率
・グラフを見る限り第二部視聴率の谷がV6
と散々な結果でしたね。
黒柳徹子・綾瀬はるかの相手も大変だったでしょうし。
めげずに頑張ってほしいと思います。

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