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◆◆(1)世界の食糧危機と農業多国籍企業
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◆◆農業・食糧多国籍企業の危険TPPで一層強まる

【筆者コメント】
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上記の記事は、「週刊文春」14.04.17の「TPP成立で大量流入&規制撤廃で米国産危険食品で子供が壊れる」から。
「米国は日本にとって最大の農産物輸入相手国。金額で23%。とうもろこしは645万トン(輸入量の5割)、大豆は166万トン(6割)、小麦は323万トン(5割)輸入、いずれも米国産がシェア1位。TPPによって米国依存にますます拍車。中国産食品の危険性は有名。この中国についで違反が多いのが米国産食品。発がん性のある農薬、牛肉などのホルモン剤過剰投入、豚肉への抗生物質の過剰投与、遺伝子組み換え食品(GM食品)など、危険な食品の人体への被害は計り知れない。英国モンサント社の社員食堂ではGM食品が禁止されている。異変がひとつの民族全体が存亡の危機に直面する可能性もあるのだ」と警告を発している。
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「週刊文春」が指摘している通り。たとえば、マグドナルドなどのファーストフード店での食品を思い起こしてほしい。ハンバーグの肉はGMとうもろこし飼料をたっぷり食べホルモン剤を投入されたもの。パンはGM小麦。アイスコーヒーなど飲み物は、GMとうもろこしからつくつたコーンシロップ入り、GMとうもろこしからつくったコーン油で揚げたポテトやポップコーン。残留農薬とGM食品の危険性が満ちあふれている。しかも中性脂肪たっぷりの食品だけに食べ過ぎは肥満など子供の健康被害に直結する。私たちも国際化している食糧問題やTPP問題・背景に存在する多国籍企業などに注意を払う必要がある。14年7月には、マグドナルドのチキンナゲットが悪名高い上海の数ヶ月後の消費期限切れ商品を輸入してそのまま店で販売していたことが判明した。不健康食品では世界1〜2位で争っている中国とアメリカがマグドナルドに混在していたとは、驚きだ。こんな店で子どもに食べさせてはならない。

◆◆マック、見通せない回復 売上高4割減・相次ぐトラブル 業績予想、公表できず

15.02.06朝日新聞

 日本マクドナルドホールディングスは5日、1月の店舗の売上高(既存店ベース)が前年同月と比べて38・6%下がったと発表した。仕入れ先だった中国の会社が期限切れ鶏肉を使っていたことが発覚し売り上げが落ち込んでいたところに、異物混入の表面化が直撃した。今後の回復も見通せない厳しい状況だ。
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 「(消費者から)厳しい評価を下されたと痛感している」。5日、都内で会見したサラ・カサノバ社長は、売上高急減について、そう話した。相次ぐ異物混入発覚後、社長が公の場に姿を現すのは初めて。「お客様に多大なご心配とご迷惑をかけたことを深くおわび申し上げます」と頭を下げた。

 昨年7月、ナゲットの仕入れ先だった中国・上海の工場で、使用期限切れの鶏肉を使っていたことが発覚。この影響で、翌8月の既存店売上高は25・1%減少し、上場後最大の落ち込みとなった。1月は、これを超える落ち込みだ。

 マクドナルドは、同日の決算発表で、2015年通期の業績見通しを公表できなかった。いまの売上高の落ち込みがいつまで続くか見通せないためだ。

 一方、14年12月期の売上高は2223億円、営業損益は67億円の赤字。営業赤字は1973年以来41年ぶり。純損益は218億円の赤字となった。昨年10月7日公表の予想に比べ、営業赤字の幅は30億円弱小さくなった。ただ純損失は50億円近く拡大した。

 カサノバ社長は「信頼を取り戻すことが最優先事項」と話す。対策として、店舗の一斉清掃や調理機器の点検、従業員教育などを行い、顧客対応のあり方も見直すという。

 「価格が高い」「店が古い」といった客の声に応えるため、商品にも手を入れる。「100円マック」の商品を増やし、セット価格が350~550円の「昼マック」も継続していくという。

 店舗改装も進める考えだ。出店を抑制し、既存の店を「モダン」な店に改装していくという。15年度の計画では、14年度135店だった改装を、150~200店に増やす。

 「マクドナルド 失敗の本質」の著者で法政大学経営大学院の小川孔輔教授は、価格の見直しでは「短期的な効果しかない」と指摘する。顧客の信頼を取り戻し、業績を抜本的に立て直すには「米国発祥だからといって、牛肉とジャガイモ、小麦にこだわる必要はない。魚や野菜などを使った日本独自のメニューづくりが必要だ」と話す。

◆◆マグドナルド日米中不振 昨年、世界の売上高12年ぶり減

2015年1月25日朝日新聞

世界のマクドナルドの売上高は落ち込む
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 米マクドナルドが23日発表した2014年通期決算は、「世界の既存店売上高」が前年より1・0%減で、02年以来12年ぶりのマイナスになった。世界中にファストフードのハンバーガーを広めたマクドナルドだが、米国では新興勢力に押され、日本と中国では鶏肉期限切れ問題が響き、客足が離れている。

 「14年は世界中のマクドナルドにとって試練の年となった」。米マクドナルドのドン・トンプソン最高経営責任者は23日、コメントを出した。

 世界で3万5千店を超える店舗の約4割があり、売り上げの約3割を占める米国での客離れは最も深刻だ。14年10~12月期の米既存店売上高は1・7%減。地場の野菜などを使うメキシコ料理店や、注文後にその場で調理するハンバーガー店など新興チェーン店に客を奪われている。背景には若者を中心にした健康志向があり、「低迷は長引きそうだ」(米アナリスト)という見方がある。トンプソン氏も電話会見で「15年前半も厳しい状況は続く」と述べた。

 昨年7月には仕入れ先だった中国の食品会社で期限切れ肉問題も発覚し、ダブルパンチになった。14年の全体の売上高は前年比2%減の274億4130万ドル(約3兆2400億円)、純利益は15%減の47億5780万ドル(約5600億円)だった。

 日本と中国が中心で、世界の売り上げの約2割を占める「アジア太平洋中東アフリカ地域」の昨年10~12月期の既存店売上高は4・8%減だった。

 日本マクドナルドホールディングスは170億円の純損失を見込む。純損失は11年ぶりだ。期限切れ肉問題に加え、日本では年明けに、異物混入が相次いで表面化した。この週末、神奈川県内のあるマクドナルドの店には「異物混入の原因究明と再発防止を強化します」との貼り紙があった。会社側は「ファミリー層を中心に客が離れている」(幹部)と危機感を持つ。既存店売上高は12年には9年ぶりのマイナスに転じ、下落が続く。

★世界同時食糧危機(1) アメリカ頼みの"食"が破綻する50m
http://m.youtube.com/watch?v=U2p-RGEI8F0
または
http://v.youku.com/v_show/id_XNDk3NzY4NzA0.html?x

★世界同時食糧危機=(2)食糧争奪戦50mYouku
http://v.youku.com/v_show/id_XNDk3NzY3ODky.html?x

★米日中の大豆争奪戦Youku50m
http://v.youku.com/v_show/id_XNTA1ODM5NzEy.html?x

★世界の穀物投機Youku50m
http://v.youku.com/v_show/id_XMTQxMzQ5NjA0.html?x

★生命の叫び 畜産産業の実態24m. - FC2
http://video.fc2.com/content/20120804ZxuAem7x

★家畜としての牛の生涯12m - FC2
http://video.fc2.com/content/20120804zT3dspFY

★★多国籍企業大規模養豚事業の実態50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479018

★★タンザニアと多国籍企業50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479920

★★ザンビアの銅と多国籍企業50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479922

★★アフリカでの多国籍企業の農地収奪50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479957

★★Big Sugar砂糖多国籍企業=さとうきび畑の農業奴隷・農業労働者、砂糖の消費90m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479013

★★ランドラッシュ=カーギルなど穀物メジャーのウクライナ世界農地争奪戦50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479025

★★ランドラッシュ=カーギル穀物メジャーによるルーマニアの土地・穀物収奪50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479926

★★チョコレート原料カカオの児童労働などの農作業現場=甘いチョコレートの苦い現実50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479012

★★衣料多国籍企業の下請けの生産現場~バングラデシュの実態50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479016

★★パングラデッシュ=農村の貧困と悲惨な大型船の解体現場50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479966

★★パングラデッシュ=エリクソン・テレノールなど電話多国籍企業の下請けの労働現場50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479026

★★イギリスの巨大スーパーの低価格ブランド商品は水増し50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479031

★★リプトンなど紅茶多国籍企業とスリランカなど農作業労働者50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479032

★★世界にひろがる農業多国籍企業による食糧価格暴騰などによる食糧危機50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=kameari621&prgid=54479967

★コンゴの稀少鉱物コルタンを巡る争い - 16mFC2
http://video.fc2.com/content/20140208CYLWBKt3

★「ナイジェリア石油争奪戦」貧困をもたらすのは誰か10m. - FC2
http://video.fc2.com/content/201402045S1GTVmu/

★デモクラシーナウ=飽食と飢餓 世界食糧システムの隠れた戦い
(1)11m http://democracynow.jp/video/20080408-2
(2)14m
http://democracynow.jp/video/20080416-3

★★11.11BSドキュ「キング・コーン~とうもろこしの国を行く~」アメリカのとうもろこし生産=牛などの家畜の飼料、コーンシロップなどの甘味料、燃料などへの加工過程。Youku50m
http://v.youku.com/v_show/id_XMzI5NjE0NzQw.html?x&from=y7.2-1-84.3.4-2.15-1-1-3

★★コンゴでの多国籍企業の鉱物資源争奪戦50m
http://m.pandora.tv/?c=view&ch_userid=fx_keaton&prgid=37830520


★コンゴの稀少鉱物コルタンを巡る争い - 16mFC2
http://video.fc2.com/content/20140208CYLWBKt3

★「ナイジェリア石油争奪戦」貧困をもたらすのは誰か10m. - FC2
http://video.fc2.com/content/201402045S1GTVmu/

★デモクラシーナウ=飽食と飢餓 世界食糧システムの隠れた戦い
(1)11m http://democracynow.jp/video/20080408-2
(2)14m
http://democracynow.jp/video/20080416-3

★★11.11BSドキュ「キング・コーン~とうもろこしの国を行く~」アメリカのとうもろこし生産=牛などの家畜の飼料、コーンシロップなどの甘味料、燃料などへの加工過程。Youku50m
http://v.youku.com/v_show/id_XMzI5NjE0NzQw.html?x&from=y7.2-1-84.3.4-2.15-1-1-3

★地球 豊かさの限界 第一集 一頭の牛が食卓を変えた.58m- FC2
http://video.fc2.com/content/20120810d1enR6J2

★地球 豊かさの限界 第ニ集 大地はどこまで人を養えるか. 56m- FC2
http://video.fc2.com/content/20120810KP27rheb

★地球 豊かさの限界 第三集 それはDDTから始まった.55m - FC2
http://video.fc2.com/content/201208101NTWtgC0

◆映画=「バナナの逆襲」公開 16年2月
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◆北西=バナナ産業と多国籍企業チキータPDF9P
http://petit.lib.yamaguchi-u.ac.jp/G0000006y2j2/file/7132/20100507162856/C030057000105.pdf

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◆◆(2)食の安全問題
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★★池上彰=日本の食品偽装問題189m
http://v.youku.com/v_show/id_XODYyNzkyNjQ0.html?x&from=y7.2-1-91.3.2-2.15-1-1-1

★アメリカの食の安全(全10回)計90m
http://video.fc2.com/list.php?m=scont&page=11&m=scont&sobj_up_mb_id=36280529&sort=&order=

★食の秘密の暴露 8m- FC2
http://video.fc2.com/content/20120812DUF1JKy7

★博士も知らないニッポンのウラ 第20回 「食品のウラ」食品添加物など58m
http://m.youtube.com/watch?v=-K7g1Z5BqEA

★日本の飲み水の安全性(全5回)
(1)http://m.youtube.com/watch?v=SuK49Oe7SDg (2)〜(5)は下部から。

★リチャード・コシミズ(食品添加物)仙台講演2013.2.10 - FC2. 120m
http://video.fc2.com/content/20140330t2Jxva0D

★リチャードコシミズ「食」の未来60m- FC2
http://video.fc2.com/content/20120810m1bWKddN

★NHKシリーズ日本新生「“食の安心”をどう取り戻すか」放射能汚染
(1)Youku75m
http://v.youku.com/v_show/id_XMzE2NDk4Mzky.html?x
(2)Youku88m
http://v.youku.com/v_show/id_XMzE2NDk4NTcy.html?x&from=y7.2-1-85.3.1-2.15-1-1-0

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◆◆(3)農業多国籍企業モンサントと遺伝子組み換え食品
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◆1607世界・モンサントの危機.pdf

◆◆遺伝子組み換え、実態は 混入食品で「不使用」表示も 国が見直し検討

2017年6月29日朝日新聞


遺伝子組み換え作物
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 「分かりにくい」と指摘される遺伝子組み換え食品の表示制度について、国の検討会が見直しのための議論を進めています。そもそも遺伝子組み換えとはどんな技術なのでしょうか。先進的と言われる欧州連合(EU)の表示制度も紹介します。

◆海外で栽培増、大豆など大量輸入

 遺伝子組み換えは、微生物などを使って他の生物の遺伝子を組み込み、新しい特性を持たせる技術だ。例えば、発光するクラゲの遺伝子を組み込んだカイコから、蛍光色の生糸をとれるようになった。

 以前の品種改良では、同じ種類の生物同士を掛け合わせる「交配」が中心だった。だが遺伝子組み換えでは、「動物×微生物」など交配できない生物の遺伝子を組み合わせることができる。

 1996年には、遺伝子組み換え作物の商業栽培が始まった。現在、栽培が多いのは大豆、トウモロコシ、ナタネ、ワタ。「除草剤の影響を受けない」「害虫に強い」といった農作業の効率を高める特性のものが中心だ。

 近年では、ベータカロチンを含むコメ、切り口が変色しないリンゴなど「消費者に役立つ」作物も開発された。国内では、花粉症を改善させるスギ花粉遺伝子を組み込んだコメを使った臨床研究が進んでいる。狙った遺伝子を改変でき、従来の遺伝子組み換えより高精度の「ゲノム編集」も注目されている。

 世界における組み換え作物の栽培面積は年々拡大。国際アグリバイオ事業団の2016年次報告書によると、昨年は栽培面積が計1億8510万ヘクタールに広がった。米国が最大で、全体の約4割にのぼる。

 農作物の自給率が低い日本は、組み換え作物を大量に輸入している。大豆と、清涼飲料に入っている果糖ブドウ糖液糖などの原料のトウモロコシでは輸入量の約9割(推計値)を占める。しょうゆや豆腐などの原料となる大豆の自給率は7%のため、飼料や油用も含め国内に流通する大豆の86%は組み換え作物、という計算になる。

 遺伝子組み換え作物を食べても体に害はないのか。

 国は組み換え品種ごとにアレルゲンや毒素にならないか調べ、「安全」と評価したものが国内に流通している。米科学アカデミーは昨年5月、約900の調査報告や論文を精査し、人や家畜が食べても健康上のリスクは増えない、とする報告書を発表した。

 ただ、組み換え作物を人が食べ始めてまだ約20年のため、「長期間食べ続けた場合の安全性は検証されていない」と懸念する声もある。日本国内では食用の商業栽培は行われていない。組み換え作物に対して不安を持つ人が多いことも一因になっている。

◆厳しいEU基準、全食品が対象

 EUでは消費者の「選ぶ権利」を求める機運が高まり、遺伝子組み換え食品の表示がだんだん厳格になった。

 日本では表示義務は一部の食品だけに課されているが、EUでは全食品が対象だ。

 また日本では、原材料作物において5%までの組み換え作物の混入は「意図せざる混入」となり、「組換え」と表示しなくていいばかりか、「組換えでない」と表示することもできる。一方、EUのルールでは「意図せざる混入率」は0・9%。さらにドイツやフランスでは、独自のルールで「組換えでない」と表示できる混入率は0・1%までとかなり低い。日本のように「入っているのに表示からは読み取れない」という食品は少ない。

 EUでこうした表示制度を可能にしているのが、農場から消費者までの全流通段階で、組み換え作物を含んでいるか書面で伝えることを義務づける「トレーサビリティー規則」だ。各国でこの書類に基づき監視も行われている。

 ただEUはトウモロコシなどの自給率が高く、そのほとんどが非組み換え作物だ。組み換え作物の流通自体が少ないため厳格な制度が可能という指摘も。事情が違うEUの制度を日本にそのまま導入するのは簡単ではなさそうだ。(藤田さつき)

◆消費者ニーズ、応える制度に

 立川雅司・名古屋大大学院教授(社会環境学)の話 まずは遺伝子組み換え食品について正しい知識を得るのが大切。そのうえで自分の価値観に応じて選ぶのがいい。だが問題は、日本の今の表示制度では、どの商品が組み換え作物「不使用」か分からない点だ。「使用」を確認できる食品だけに表示義務を課す一方で、「不使用」表示には明確なルールがなく、5%の混入があっても「不使用」になってしまう。消費者のニーズに応えるためには「不使用」表示を厳格化するか、メーカーがきちんと情報提供するよう制度を改める必要がある。

◆キーワード

 <日本の遺伝子組み換え食品の表示制度> 2001年度に開始。大豆やトウモロコシなど8作物と、その33加工食品群が対象だ。作物の分別管理が行われているかどうかで「組換え」「不分別」の義務表示、「組換えでない」という任意表示の3パターンがある。ただ、加工で遺伝子が分解され検出できなくなる油やしょうゆ、液糖など、対象外の食品が多い。混入率が5%以下の場合は「組換えでない」と表示でき、「表示が実態を表していない」という批判も。消費者庁は今年4月、制度改正を目指す有識者検討会を立ち上げ、今年度末までに取りまとめる予定だ。

◆EUと日本の表示制度

 ◇EU

「使用」と表示する必要なし 0.9%

「不使用」と表示可     0.1%(独・仏)

 ◇日本

「使用」と表示する必要なし 5%

「不使用」と表示可     5%

 (数字は混入率)

◆◆微量混入も対象、議論 遺伝子組み換え食品表示

2017年4月27日朝日新聞

遺伝子組み換え食品表示の検討会、主な論点は
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 消費者庁は26日、遺伝子組み換え(GM)食品の表示制度の見直しに向け、有識者検討会の初会合を開いた。現在はGM作物が含まれていても表示しなくていいケースが多い。検討会では対象拡大を視野に議論し、年度内に報告書をまとめる。

 現行制度では大豆やトウモロコシなど8作物と、それを原材料とする33加工食品が対象。使っていたり、その可能性があったりする場合は「組換え」や「不分別」と表示する。

 一方で、しょうゆや油など遺伝子が加工によって検出できない食品は対象外だ。またGM作物が含まれていても混入率が5%未満までは「意図せざる混入」と見なし、「組換えでない」と表示することが認められている。こうした表示のあり方について議論する。

 消費者団体から参加する澤木佐重子委員は「『組換え』表示をほとんど見かけないため、日本ではGM作物は食品に使われていないと思っている消費者が多い」と指摘。一方、メーカー団体の武石徹委員は「ここ数年、食品表示制度の変更が度重なっており、ミスの増加やコスト増につながる」と話した。(藤田さつき)

◆◆遺伝子組み換え表示拡大、議論 消費者庁、微量混入・遺伝子分解の食品

2017年4月21日朝日新聞

遺伝子組み換え(GM)食品の表示制度
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 遺伝子組み換え(GM)作物を使った食品について、消費者庁は今月、表示対象の拡大を視野に有識者検討会を立ち上げる。現在の制度では、GM作物が使われていてもそれを表示しなくていいケースが多く、「分かりにくい」と指摘されていた。

◆しょうゆ・油…現在は対象外

 4月初め、東京都内の大型スーパー。店頭に並ぶほぼ全ての豆腐やしょうゆの表示に、原材料の大豆は「遺伝子組換えでない」と記されていた。コーン缶詰にも同じ表示。「組換え」と表示された商品は一つも見つからなかった。

 現在の表示制度は2001年に開始。GMが行われている大豆などの作物と、その加工品が対象だ。

 栽培や輸送でGM作物と非GM作物が混ざらないよう分別管理されていなければ、「不分別」と表示しなければならない。この場合、GM作物が含まれている可能性が高い。「組換え」と表示されていればGM作物だけを使用。一方、メーカーは非GM作物で分別管理されたことを確認すれば、「組換えでない」と任意で表示できる。

 ただ義務表示の対象外の食品が多く、分かりにくさの一因になっており、検討会で見直しが議論される予定だ。

 まず微量のGM作物の混入は、表示しなくていい。大豆など原料段階でGM作物が含まれていても、5%未満は「意図せざる混入」と見なされるためだ。しょうゆや油、果糖ブドウ糖液糖など、加工の際に遺伝子が分解される食品も対象外。「事後検証ができない」(国)ことが理由という。

 こうした食品でも、分別管理されていれば「組換えでない」と表示できる。店頭でこの表示ばかりが目立つのはそのためだ。

 検討会では、「意図せざる混入率」の5%を引き下げるか▽微量のGM作物が含まれても「組換えでない」という表示を今後も認めるか▽遺伝子が検出できない油などの食品にも義務表示を広げるか――といった点を議論し、今年度末までに取りまとめる予定だ。

 消費者庁が「非GM作物」として輸入された大豆やトウモロコシを調べたところ、最大4%台のGM混入があった。メーカー関係者は「意図せざる混入率が1%に下がれば、コストアップや仕入れ難につながる恐れがある」と懸念する。

 海外では、日本に比べ表示が厳格な国もある。EUでは、遺伝子が検出できない油なども含めGM作物を使っていれば表示する。「意図せざる混入率」は、EUは0・9%、豪州1%、韓国3%で、日本の5%に比べて低い。

◆発泡酒にも?

 日本では表示からは見えにくいGM作物。どんな食品に使われているのか。

 GM技術の情報発信をしているバイテク情報普及会によると、飼料が多いが、食用としては大豆は油、トウモロコシは飲料に使われる果糖ブドウ糖液糖など糖類の材料になる。いずれも義務表示の対象外。

 消費者団体「たねと食とひと@フォーラム」は食品メーカーへアンケートを実施している。油は大手5社が、1商品を除いて原料のナタネや大豆は「不分別」と回答した。しょうゆでは、大手9社が主原料の大豆は「組み換えでない」とし、糖類では3社が「不分別」のトウモロコシを使用していた。発泡酒も大手4社の回答から、いずれも「不分別」のトウモロコシを糖類に使っていることが分かった。

 (藤田さつき)

◆キーワード

 <遺伝子組み換え作物> 他の生物の遺伝子を組み込んで「害虫に強い」など新しい特性を持たせた作物。日本では食用の商業栽培は行われていないが、米国や南米などで広く栽培。日本には年間約1800万トンが輸入され、輸入品の大豆、トウモロコシの約9割、ナタネの約8割を占める(2015年推計)。国がアレルゲンや毒素にならないかなどを調べ「安全」と評価したものが流通しているが、商業栽培開始からまだ約20年のため「長期間食べ続けた場合の安全性は検証されていない」と懸念する声もある。

◆◆GM作物 増収効果も農薬削減効果もなし ニューヨーク・タイムズが徹底検証 16/10/30

【Doubts About the Promised Bounty of Genetically Modified Crops, The New York Timjes,16.10.30】
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原文http://mobile.nytimes.com/2016/10/30/business/gmo-promise-falls-short.html?emc=edit_th_20161030&nl=todaysheadlines&nlid=15377480&_r=0&referer=http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/gmo/news/16103001.html#modal-lightbox
【GM作物 増収効果も農薬削減効果もなし ニューヨーク・タイムズが徹底検証 10/30】
 GM作物をめぐる論争は長い間、その食品としての安全性に焦点を当ててきた。しかし、わが紙の調査で、GM作物の最大の売りである作物増収効果も農薬削減効果も疑わしいことが分った。何のメリットもなく、おまけに食品安全への不安も根強く残るGM技術への需要が伸び悩み、バイエルとモンサントの合併劇を生んでいるのも当然の成り行きだ。本日(10月30日)付のニューヨーク・タイムズ紙がそんな議論を展開している。
  
 米国のデータを使った同紙の分析によると、米国とカナダの作物収量は、フランスやドイツのような近代化された農業を持つ西欧に比べて区別できるほど伸びているわけではない(ナタネ、コーン、シュガービートの収量米欧比較グラフを見られたい)。
最近の米国科学アカデミーの報告も、「米国におけるGM作物の導入が通常作物を超える収量増加につながった証拠はほとんどない」と言っている。

 他方、米国における除草剤使用は、コーン、大豆、綿花のような主要作物がGM品種に転換されたにもかかわらず、増加している。除草剤や殺虫剤を含む農薬の使用削減において、米国はGM作物が導入されていないフランスに遠く及ばない。
 
 米国ジェオロジカルサーベイのデータによれば、20年前にGM作物が導入されて以来、米国における殺虫剤、殺菌剤の使用は3分の1に減ったが、これら農薬に比べてはるかに大量に使用される除草剤の使用は21%増加している。フランスでは対照的に、殺虫剤、殺菌剤の使用が65%減少した上に、除草剤の使用も36%減少した。

 GM食品を食べることによる健康への悪影響については、大抵の場合、科学的根拠がない。しかし、農薬の有害性は研究者の注目の的だ。農薬は毒性を持つように設計されており、発達遅滞や癌につながっている。ハーバード大学公衆衛生スクールのデヴィッド・べリンガー教授は、大部分は知られていないこれら化学物質がアメリカの5歳以下の子供1700万のIQ(知能指数)損失をもたらしていると言う。

 これらの発見を突き付けられたモンサントの最高技術責任者は、そんな調査は自分に都合のいいデータだけを拾い上げたもの、「農民は誰でも賢いビジネスマン、大きな利益を生まない技術には金を払わない、バイテクは明らかに収量を大きく増大させた」と言っている。除草剤について、モンサントは「農民が次々出現する新たな雑草問題の最善の管理方法を採る一部地域では全体として増加し得るが、環境が異なる別の地域の農民は除草剤使用を減らすか維持している」と言っているそうである。
(以下は省略。興味ある人は原文をお読みください)


◆◆独・農薬大手バイエル=6.8兆円、米種子大手を買収

2016年9月15日朝日新聞

 ドイツの医薬・農薬大手バイエルは14日、米国の農業・種子メーカー大手モンサントを総額660億ドル(約6兆8千億円)で買収する、と発表した。農薬や種子関連の分野で圧倒的なシェアを持つ巨大企業が誕生することになる。

 バイエルは農薬分野で世界大手で、遺伝子組み換え種子の製造や販売に強いモンサントは種子関連では世界首位だ。農業関連の業界では、新興国向けなどの需要が急増する一方、穀物価格の低迷や研究開発費の増加が経営の負担にもなる。両社は、統合により事業の効率化をめざす。

 バイエルのバウマン最高経営責任者は14日、「この統合は業界のリーダーとしての地位を得る重要なステップで、成長の加速につながる」との声明を出した。

 両社を巡っては、バイエルは5月に620億ドルでモンサントに買収を提案し、モンサントが買収価格が低すぎるとして拒否。7月の再提案も拒否した。バイエルがさらに価格を引き上げ、モンサントの経営陣が受け入れを決めた。

 買収は2017年末までに終える予定だが、米国や欧州連合(EU)など各国・地域の独占禁止当局が認めるかどうかが焦点だ。認められなかったときは、バイエルがモンサントに違約金20億ドルを支払う。

 バイエルは農業部門を、世界的な人口増で成長する分野として力を入れている。同社の農業関連部門は、17~20年に総額25億ユーロ(約2900億円)の設備投資をする計画を立てていた。ITを活用して農作物や土壌の状況を診断し、最適な農薬散布をする「デジタル農業」にも取り組む。同社幹部は14日、「農業は、世界で50年までに増える約30億人に、環境に持続的な方法で食糧を供給できるか、というチャレンジのさなかにある」とした。

 世界の農業関連業界では巨額のM&A(企業合併・買収)が相次ぐ。米化学最大手ダウ・ケミカルと2位で種子を手がけるデュポンは15年12月に合併を決め、当時の売上高合計が900億ドルを超えた。刺激を受けるかたちで、中国の化学大手、中国化工集団は今年2月、農薬分野で最大手のシンジェンタ(スイス)を約430億ドルで買収すると発表した。モンサントは昨年シンジェンタの買収を狙っていたが、バイエルに買収されることになった。(ニューヨーク=畑中徹、ロンドン=寺西和男)

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★★アグリビジネスの巨人モンサントの世界戦略(前編)50m - FC2
http://video.fc2.com/content/20120812AFtCgKU7
★★アグリビジネスの巨人モンサントの世界戦略(後編).50m- FC2
http://video.fc2.com/content/20120812nLZN7F5u

★モンハンで知る 「TPPの先にある恐怖 モンサント」
(1)8m. http://m.youtube.com/watch?feature=related&v=CEMdQfeoajY
(2)15m. http://m.youtube.com/watch?v=UeMd5iYE1Gk

★日本人も既に口にしているモンサント28m
http://m.youtube.com/watch?v=F2sdqaji-4U

★デモクラシーナウ
=農業関連大手モンサント社の恐怖の収穫
(1)8m
http://m.youtube.com/watch?v=V-ESDpUrKck
(2)8m
http://m.youtube.com/watch?v=f58-ToNpdNo

★デモクラシーナウ=モンサント遺伝子組み換え種子を拒否するカナダ農民 30m
http://m.youtube.com/watch?v=lC3mXFcQQGg

★遺伝子組み換えってなあに?モンサント
http://sp.nicovideo.jp/watch/sm16307444

★堤=スーパーの食品60%が遺組み、遺伝子組み換え食品の現状と今後について20m
https://m.youtube.com/watch?v=Tj4m7jpBPsA

★食の未来~モンサント ニコニコ50m
http://sp.nicovideo.jp/watch/sm1030427

★米政府はモンサントと一体となって遺伝子組み換え作物を世界に拡散 ニコニコ
(1)13m http://sp.nicovideo.jp/watch/sm16308697
(2)

★「映画=モンサントの不自然な食べもの」の監督 マリー=モニク・ロバン氏に聞く - 60mFC2
http://video.fc2.com/content/20120605QzXWYVcb
★映画「モンサントの不自然な食べ物」上映後のアフタートーク60m:安田美絵
http://m.youtube.com/watch?v=JgwTsovdqmU

★巨大企業モンサントの世界戦略 遺伝子組換 バイオテクノロジー(1)Youku50m
http://v.youku.com/v_show/id_XMzEyNzc5Mjcy.html?x&from=y7.2-1-85.3.3-2.15-1-1-2

★巨大企業モンサントの世界戦略 遺伝子組換 バイオテクノロジー(2)Youku50m
http://v.youku.com/v_show/id_XMzEyNzc4NjYw.html?x&from=y7.2-1-91.3.1-2.15-1-1-0

★チリの遺伝子組み換え食品反対運動
ニコニコ
http://sp.nicovideo.jp/watch/sm14651878

★遺伝子組換食品は臓器の機能を変えてしまう14m
http://m.youtube.com/watch?v=aBXQKbGmqSU

★ジェフリー・スミス=GMO(遺伝子組み換え食品)25m
http://m.youtube.com/watch?v=N54INuG6iUU

★ジェフリー M. スミス=遺伝子組換食品の脅威
(1)15m http://m.youtube.com/watch?v=3OOK-lKgW_4
(2)15m http://m.youtube.com/watch?v=m-LLpgXuG_E
(3)15m http://m.youtube.com/watch?v=m-LLpgXuG_E
(4)15m http://m.youtube.com/watch?v=xgvSxCZsA3k

◆世界を支配しようとする組織モンサントとベクテル
http://satehate.exblog.jp/20765985/

◆『モンサントが支配する世界』を読んで
http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/africa-now/no93/top8.html

◆◆遺伝子組み換えの表示義務
(赤旗16.07.15)
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◆◆遺伝子組み換えの恐ろしさ2本の映画

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◆◆モンサントの新たな戦略オーガニック市場にも進出
マリー=モニク・ロバン著『モンサント──世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業』表紙
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フランスのジャーナリストで、監督したドキュメンタリー映画『モンサントの不自然な食べもの』(2012年)が日本でもアップリンク配給により公開されたマリー=モニク・ロバンの書籍『モンサント──世界の農業を支配する遺伝子組み換え企業』が作品社より1月17日に刊行された。

世界43ヵ国で、遺伝子組み換え種子の90%のシェアを誇る、世界最大級のバイオ化学企業、モンサント。マリー=モニク・ロバンは本著で、遺伝子組み換え作物によって世界の農業を支配しようとしている同社が、政治家との癒着、政府機関への工作、科学者への圧力、そして農民たちへの訴訟により、いかに健康や環境への悪影響を隠蔽し、世界の農業を支配下に収めてきたかを、詳細な調査を元に明らかにしている。

今回の日本語版刊行にあたり、マリー=モニク・ロバンによる今著刊行とドキュメンタリー『モンサントの不自然な食べもの』公開後の反響を補論として追加。

そして、遺伝子組み換え情報室の河田昌東氏による解説も巻末に掲載。河田氏の解説は、刻々と変わる遺伝子組み換え作物を巡る状況を伝えるため、三刷からは2015年3月加筆版に変更されており、現在アメリカ29州でGM作物の表示義務化に関する84の法律が議会に提出されていることや、現在政府間交渉が進められているTPPにおいては関連企業が相手国政府を訴えることができるISD条項「投資対国家間の紛争解決条項」のため、モンサントが日本の遺伝子組み換え食品の表示義務を撤廃させ、日本へのGMO食品・種子の売り込みをしようとする可能性があると指摘。また、世界的なGM作物批判に対し、モンサントは新たな戦略として、アメリカの有機農家が使用している種子会社セミニスを買収することで、オーガニック市場にも進出していると書いている。

スペイン語・ドイツ語・ポルトガル語・英語など16ヵ国で出版された560ページを超えるこの本より、今回はII部の「遺伝子組み換え作物──アグリビジネス市場、最大の陰謀」の中から知っておくべき4つのキーワードをピックアップして紹介。冒頭部分の試し読みも掲載する。

なお、アメリカでモンサント社をはじめとする企業が生産する遺伝子組み換え食品がいかに市民の生活のなかに拡大しているかを描くドキュメンタリー映画『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』が4月25日(土)より公開される。

【マリー=モニク・ロバンが警告する、
モンサントと遺伝子組み換え作物をめぐる4つのキーワード】
①「実質的同等性の原則」は単なるアリバイにしかすぎない。
映画『モンサントの不自然な食べもの』より、マリー=モニク・ロバン

「実質的同等性の原則」とは、これまで人が食べてきた自然のままの作物と遺伝子組み換え作物を、形や姿、主要成分、性質などで比較し、構成要素が〈ほぼ同等〉とみなすことができれば、自然の作物と同じ安全性を持つという考え方。マリー=モニク・ロバンは、この観念が、企業とFDA(アメリカ食品医薬品局)が、遺伝子組み換え作物を他の食品添加物と同じように扱われることを避けるためにでっち上げたもので、単なるアリバイにすぎないとしている。

②モンサント社と政府・機関を行き来する人事「回転ドア」
映画『モンサントの不自然な食べもの』より、モンサントの研究所を訪れたジョージ・ブッシュ副大統領(当時)

「回転ドア」とは、企業を監督する立場の当局とその対象である企業の間を同じ人物が行き来することで、企業の規制を緩和させる人事のこと。マリー=モニク・ロバンは本著で、①ホワイトハウスからモンサントへのドア、②議会の元メンバーがモンサントのロビイストになるドア、③規制機関からモンサントへのドア、④モンサントから政府機関や政府間組織へのドア があると触れている。『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』でもFDA、モンサント、農務省と所属を変えGMの規制撤廃を推進したマイケル・テイラーの存在が描かれている。

モンサント社とアメリカ政府との関係を象徴するエピソードとして、1987年5月、ジョージ・ブッシュ副大統領(当時)がモンサントの研究施設を訪れた際、「新品種の試験栽培を認めてほしいと農務長官にお願いしているが、何もしてくれない」というモンサント社幹部の言葉に対し、ブッシュは「それなら私を頼ってくれたらいいんだよ。規制緩和が私の仕事なんだからね。皆さんの力になろう」と答えたという。この映像は映画『モンサントの不自然な食べもの』にも収録されている。

③遺伝子組み換えが施された微生物への「特許」
映画『モンサントの不自然な食べもの』より

1970年代まで「生物」は特許の対象とされていなかったが、1980年、ジェネラル・エレクトリック社で働いていた遺伝子学者の申請により、遺伝子組み換えが施された微生物への特許が認められた。このことにより、生物の私有化が加速。モンサントの研究者たちは大豆に除草剤ラウンドアップへの耐性を与えるために開発した「遺伝子カセット」の特許を出願し承認。農家が収穫した種子を次年度に使用できないようにした。

④「遺伝子組み換え小麦」を製造、しかし市民の反対で停止
映画『モンサントの不自然な食べもの』より

2002年、モンサント社は除草剤への耐性を持つ小麦を開発し、市場に出荷する申請書を提出したと発表。それまで、モンサントの遺伝子組み換え作物は主に飼料作物や、油・衣類の原料となる大豆、アブラナ、綿花に限定されていた。しかし人類の基礎的食料である小麦に対しての操作は農民そして消費者たちからの大きな抵抗運動を生み、2004年、モンサント社はラウンドアップ耐性小麦の市場出荷の延期を発表した。




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◆◆(4)TPPのねらい
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★JNPC講演・鈴木宣弘東大教授=TPPのねらい90m
http://m.youtube.com/watch?v=Q2dhD48x_2k

★TPP アメリカ企業による海外政府支配の目論見(ISD条項など). - FC2
http://video.fc2.com/content/20130410kazxT06L

★米国医療の実態 「シッコ」上映後 → TPP加盟の未来? 岩上安身氏 講演 - 56mFC2
http://video.fc2.com/content/201206057r9BQbm4

★中野剛志=ニコ生出演「だからTPP参加はダメなんだ!」70m - FC2
http://video.fc2.com/content/20111109YC6YsEAu

◆TPPを推進している黒幕の多国籍企業連合軍リスト
http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-1542.html

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