2014年04月25日

味覚障害の漢方薬解説

食べ物の味の識別ができない、薄味では何も感じない、何を食べても苦い、甘味だけが分からない等の味覚障害の症状が出る方も多くおられます。舌の上面にある神経から脳の経路に異常があるため症状がでるとされています。原因は老化、舌炎、口内乾燥、粘膜異常、糖尿病、高血圧、口や耳の神経損傷、ストレスや心因性、医薬品の副作用など、様々です。明確な原因があれば、その治療を優先させる事が大切です。

また味覚障害を起こしている人の血液を調べると、亜鉛や銅などの微量ミネラルが欠乏している事から、スーパーB&Z(牡蠣肉エキス)が勧められます。



漢方では、症状や体質に合わせて、その人の内臓状態を考慮して原因改善をはかります。

口の中に苦みがある方は、心因性やストレスや精神状態に原因がある方が多いです。気(エネルギーや気持ち)の流れが悪く、気持ちが鬱した状態が続いて、肝や胆に熱がこもり、そのため口が苦く感じます。もともと体質的に、神経質だったり、周りに気を使いすぎたり、睡眠満足度が低い方によくおこる症状です。具体的な漢方薬は黄連解毒湯 小柴胡湯、四逆散、温胆湯が頻用されます。

口の中が甘く感じる方は、辛いもの、甘いもの、動物性タンパク質を食べ過ぎた事により、消化器(脾胃)に湿熱が生じ、停滞することにより生じます。具体的な漢方薬は平胃散、柴芍六君子湯、四君子湯、甘草瀉心湯、帰脾湯が頻用されます。

口中に酸味を感じる方は、深夜の肉食もしくはストレスにより、胃と肝臓が疲れている方が多いです。柴胡桂枝湯、加味温胆湯等が用いられます。



味覚障害が生じると生活の質が落ちるほかに生活習慣病のリスクも高くなります。漢方をうまく使われる事をお勧めいたします。

最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

詳しい解説はこちらをご覧くださいませ。 気になる事等ありましたら、下記の連絡先まで気軽にお問い合わせ下さいませ。

<連絡先>
まずは気軽にお問い合わせ、ご相談下さいませ。
電話番号 0120-238-378
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koukando at 15:41|Permalink漢方雑談 

2014年01月29日

気管支拡張症の漢方薬解説

<気管支拡張症の漢方治療>

気管支拡張症とは、気管支の壁が損傷を受けて、気道の一部が拡張したまま元に戻らない状態のことです。気管支拡張症の患者様の経過は、感染症やその他の合併症をどれだけ予防または治療できたかどうかにかかっています。慢性気管支炎、肺気腫、そのほか全身に悪影響を及ぼす重い病気などの新たな発症を少なくし、予防や治療の効果で患者様の生活の質を良くすることが大切です。


<気管支拡張症の特徴と症状>

喀痰のための慢性の咳、さらに感染が加わると多量の喀痰になることもあります。
血痰もしばしば見られます。後鼻漏、嗅覚障害、慢性副鼻腔炎などがよく合併します。
朝起きると、寝ている間に溜まった痰を吐き出すために激しい咳と多量の痰があります。


<気管支拡張症の漢方治療>

漢方では血、水のめぐりが悪い状態であると考え自覚症状の改善、感染予防を目的に漢方薬を選んでいきます。
恒常性維持機能(自身の健康を保つ力)を向上させる事も大切です。
状態によっては西洋薬と併用して治療経過を見ることが多いです。


<頻用される漢方薬名>

辛夷清肺湯、清肺湯、滋陰降下湯、苓甘姜味辛夏仁湯、竹筎温胆湯、麦門冬湯、神秘湯

清肺湯は胸部に熱が残り咳、痰が長引きなかなか止まらないものに用いる。激しい咳き込みが強く痰が粘調で切れにくく、喀出までに時間がかかるなどの症状がみられるときは滋陰降下湯が適している。個人的には滋陰降下湯を中心に漢方服用して頂く事が多いです。

  
上記が代表的な漢方薬ですが、気管支拡張症に用いる処方は、他に
柴朴湯、黄連地黄湯、橘皮竹如湯、杏仁五味子湯、桂枝二麻黄一湯、五虎湯、滋陰至宝湯、生脈散、清暑益気湯、清肺湯、蘇子降下湯、竹葉石膏湯、人参養肺湯、麦味地黄丸、半夏厚朴湯等まだまだ沢山あります。服用してみたい方は、専門家に相談される事をお薦めします。




しっかりカウンセリングをし、その方の症状や状態に合わせて漢方薬を配合いたします。
飲み続けるうちに体質改善(身体機能の改善)され、症状(咳)の軽減が多くあります。



最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

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2014年01月11日

膀胱炎・尿道炎の漢方薬解説

【膀胱炎・尿道炎の漢方薬解説】

膀胱炎とは膀胱や尿道の粘膜に細菌が原因により炎症がおこり、痛みや炎症を引き起こす病気です。
女性に多く、その中でも特に冷え性な体質の方が症状が出やすく、慢性化しやすい特徴があります。

膀胱炎・尿道炎の原因としては、細菌感染によるもので、中でも大腸菌によるものが8割をしめます。 ならば、細菌感染しなければ、膀胱炎にならないのか?清潔にしてればならないの?と疑問に思われますが、そうではなく、私生活の中で最近に触れないよう生活する事は困難な事です。本来、健康体であれば膀胱や尿道の粘膜には最近に対する免疫を持っており、細菌が侵入してきても繁殖し感染する事はまずありません。また排尿により細菌を洗い流されます。

ですが、排尿を我慢を繰り返したり、冷え性だったり、慢性の疲労、ストレス、長引く風邪などにより免疫力が低下してしまうと、細菌が繁殖し、感染→膀胱炎の症状がでます。

【症状】
頻尿・排尿痛・残尿感があり、症状が悪化すると尿が濁ったり、血尿がでたりします。
頻尿・排尿痛は細菌が感染していなくとも症状が出る方は多いです。
冷え性な体質の方や冷たい飲み物の過剰摂取でもおこります。



【膀胱炎・尿道炎の漢方薬解説】

東洋医学的には膀胱炎の原因は湿熱(しつねつ)と判断します。
湿熱における「湿」は水分の過剰摂取や水分代謝能力の低下などで生まれる”身体内の老廃物”です。
湿熱は身体内にたまると徐々に身体下部へ移行し膀胱にいたります。
湿が膀胱に溜まると、膀胱の働きを妨害し、頻尿や残尿感、膀胱の痛み、出血といった症状がでます。

湿はアルコールだったり脂肪分の暴食も要因となります。
漢方薬を用いた膀胱炎の治療はこの湿熱を除去することが基本方針となります。

利水薬として湿を除去する生薬は茯苓、猪苓、沢瀉、蒼朮、車前子などが用いられます。

清熱薬として熱をさます黄連、黄ごん、黄柏、山梔子、知母、石膏などのが用いられます。

またその方の体質や症状、身体の状態を考慮し様々な生薬の加減を行います。




【膀胱炎・尿道炎の漢方薬】

体質や様々な症状、要因に応じて漢方薬を使い分けます。主な漢方薬は以下のとおりです。

清心蓮子飲、八味丸、五淋散、竜胆瀉肝湯、猪苓湯、牛車腎気丸、六味丸、苓姜朮甘湯



【加減法】

真菌、トリコモナス症を併発している場合は竜胆瀉肝湯、消風散

女子性器疾患を合併する場合は環元清血飲、桂枝茯苓丸加大黄、きゅう帰調血飲第一加減、当帰芍薬散、折衝飲

体力が低下して治癒力が弱い場合は補中益帰湯、十全大補湯、温胆湯、加味平胃散、帰脾湯

血尿を伴う場合はきゅう帰膠艾湯、四物湯

.炎症症状が強い場合は黄連解毒湯

加齢による腎の働きが低下している場合は鹿茸大補湯、知柏地黄丸


しっかりカウンセリングをし、その方の症状や状態に合わせて漢方薬を配合いたします。
漢方服用を続けますと体質改善(身体機能の改善)され、自然と自覚症状が減る事が多くあります。


最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

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2013年12月26日

アンチエイジング漢方療法

アンチエイジング漢方療法

漢方薬は、あくまでも体質を改善し、低下した機能をアップしてシミができにくい体質、シミが消えやすい体質などを作るものです。漢方は、からだの内側からじっくり根本的に美しくなる事ができます。
肌の新陳代謝についても考える必要があります。新陳代謝によって、古くなった表皮が少しずつ垢(あか)となって剥がれ落ち、新しい表皮に生まれ変わります。新陳代謝は約28日周期で行われています。もし新陳代謝が乱れると、肌のざらつきや肌荒れ、毛穴の黒ずみ、シミなど、お肌のトラブルの原因になります。

東洋医学は独特の見解をもってアンチエイジング療法を行います。

大きく4つに分けることができます。

〃豺塢堽匹解消すること。
新陳代謝時に良い栄養ある血液が肌に運ばれれば、綺麗な肌が生まれます。
もし血液に栄養がなく流れが滞りますと当然、内臓、神経、骨、神経、皮膚などすべての組織への栄養供給が足りなくなる。それで、
各機能、新陳代謝の低下になります。滞りを引起す原因はいろいろあります。
運動不足
生理期間の冷え
思慮過多、ストレス
手術や打撲後


∋號叩ο掲冓・むくみの改善
漢方用語で痰湿貯留といいます。
体に代謝しきれない脂肪・老廃物・水分が溜まっていると身体が汚れ、新陳代謝に悪影響をあたえます。主な原因は栄養過多もしくは栄養のバランスの悪さ重要な原因となります。
インスタント食品、冷凍食品、冷たい物の飲み過ぎ食べ過ぎ、、高カロリー食、美食のとり過ぎなど。痰湿が溜まると、体がむくんだり、汚れたりします。また消化、代謝にさらに悪影響を与えるので、悪循環になります。


消化や免疫機能の弱まりによる身体を滋養するエネルギー不足
漢方用語で気血虚弱、脾といいます。各組織が機能低下、顔色も悪く、皮膚の弾力性もなく、老化につながります。食事の不摂生、ダイエットしすぎ、冷たいものの飲みすぎ、思慮過多ストレスによる消化機能の低下、脾虚体質などがあります。


た佞龍弱が老化の度合いの指標のひとつにもなります。
生命力は先天の精と呼び、腎に蓄えられ、一般に「腎精」と呼ばれる。腎は生殖、免疫、ホルモン、骨など重要な方面をつかさどっています。腎虚(弱まる)になると、白髪の増え、性機能の低下、閉経、更年期障害、骨粗しょう症、顔色が黒ずむ、頻尿、残尿感、記憶力低下などが生じる。


これらの4つの要素が絡み合って、広くからだ全体の体調や精神面の安定などと深く関係して人間の老化を促進させます。しっかり問診を受け自分に合う漢方を飲めば、身体内からのアンチエイジングになります。漢方薬による美肌には、ある程度、時間がかかります。漢方薬は体質改善の薬です。からだの中から体調をととのえ、その結果として素肌が根本的にきれいになることが期待できます。
 


<食欲不振に頻用される漢方薬>

体質や様々な症状、要因に応じて漢方薬を使い分けます。主な漢方薬は以下のとおりです。
柴芍六君子湯、生薬製剤二号方、環元清血飲、当帰芍薬散、桂枝茯苓丸、桂皮茯苓加ヨクイニン丸、田七人参、田三七、帰耆建中湯、人参当芍散、血府逐お丸、当帰建中湯、冠源活血丸、加味逍遥散、冠脉通塞丸、清心蓮子飲、八味地黄丸、六味丸、牛車腎気丸、八仙丸、耳鳴丸、天王補心丸、瓊玉膏、鹿茸大補湯、、参茸栄衛丸、牛黄、牛黄清心元、温胆湯、加味平胃散、、帰脾湯、柴苓湯、柴芍六君子湯、理中丸


<私生活においての注意点やアドバイス>
不規則な生活で疲れやすく、睡眠不足でイライラしがちな状態では美肌は生まれません。
また私達の身体の材料は日々食したもののでできています。もちろん肌もです。良い栄養や潤いが肌に運ばれしていくかが大切です。玄米菜食や規則正しく身体に優しい生活によって美肌が生まれます。逆に、とにかくすぐにシミを取りたい、早くシワをとりたいなどという方は、漢方より、美容整形・美容外科・美容皮膚科で外科的に皮膚をはがしたりコラーゲンを注入(フォトフェイシャルやピーリング)をしたりしてくれますので即効性があります。体質や食生活に関係なく、すぐに効果が出やすいと思われます。(ただし注入した薬剤などは数か月間持続したのち効果がなくなりますので、繰り返し施術を受ける必要がある場合もあります。体質そのものが改善されるわけではありません。)


アンチエイジング漢方処方に興味がある方は、どうぞお気軽にご連絡をください。


しっかりカウンセリングをし、その方の症状や状態に合わせて漢方薬を配合いたします。体質改善(身体機能の改善)され、自然と空腹感を感じる事が多くあります。

最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

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2013年06月26日

高プロラクチン血症の漢方薬解説

高プロラクチン血症の漢方薬解説


<高プロラクチン血症とは>
妊娠すると乳汁の分泌を促し排卵を抑えるプロラクチンというホルモンが多量に分泌されます。しかし、妊娠していなくてもこのホルモンが多量に分泌され、排卵を抑制してしまうことがあるのです。プロラクチンは妊娠していない成人女性の正常値は15ng/mlです。この数値が高いとホルモン分泌が減るため、無排卵、無月経、着床障害や流産といった不妊症の原因となります。

プロラクチンは、脳下垂体から出るホルモンですが、それをコントロールしているのは視床下部です。視床下部は、自律神経の中枢でもありますから、ストレスなどで自律神経のバランスが崩れると、ホルモンのバランスも崩れて、高プロラクチン血症になると考えます。



<西洋医学的治療>
パーロデルやテルロンといった薬でプロラクチン値を下げる治療をします。ただし、吐き気やめまい、頭痛、不眠症、胃腸障害などの副作用が強くでます。長く服用されない患者さんが多くおられる事から、漢方薬治療や併用は効果的です。



<基礎体温>
無排卵で高温期と低温期の差がないこともありますが、多くの場合、ギザギザして波が大きく、高温期への移行が3日以上かかり高温期が安定せず、低温期が長い事が多いです。



<高プロラクチン血症の漢方薬解説>
プロラクチンをコントロールしている視床下部は自律神経の中枢であり、一番は肝(肝気鬱滞)との関係が密接といえます。また肝の上部中枢である心(脳)と脾(胃)の十分に考慮することが大切です。基本的には、疏肝利気、健脾消導、安神の3つを体質や状況によって上手に使っていく事です。高プロラクチン血症の人の多くは、気血のめぐりか悪くなっています。からだのめぐりが悪いと張ったり、凝ったり、痛んだりする症状を生じます。代表的なものが生理前の胸の張りや痛みです。その他に、肩こり、生理痛も起こりやすいですね。理気作用のある生薬を中心に用います。気血のめぐりを良くし、女性本来の妊娠しやすいからだつくりをします。

また多嚢胞性卵巣症候群である方が多く、その場合は先に多嚢胞性卵巣を治療をする事が基本です。

漢方薬での周期療法をする事によって、妊娠しやすい環境を手にいれましょう。







<多嚢胞性卵巣症候に頻用される漢方薬>

その方の体質や状態によって、どの漢方薬を使うか、どういう飲み方を勧めるかは違ってきますが、参考程度の為に下記に載せます。


温胆湯、帰脾湯、帰耆建中湯、人参当芍散、血府逐お丸、当帰建中湯、当帰芍薬散、冠源活血丸、加味逍遥散、桃核承気湯、鹿茸大補湯、桂枝茯苓丸、冠脉通塞丸、桂皮茯苓加ヨクイニン丸、健婦丸、帰耆六君子湯、柴胡疎肝湯、柴胡桂枝湯、清心温胆湯

その方に合った漢方薬を服用して頂きますと、飲み続けるうちに体質改善(身体機能の改善)され妊娠しやすい環境になります。


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koukando at 07:04|Permalink不妊症の漢方治療 

2013年06月07日

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の排卵障害・不妊症の漢方薬解説

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の排卵障害・不妊症の漢方薬解説


多嚢胞性卵巣(PCO)とは、小さな嚢胞が両側の卵巣に多数出来て、なかなか排卵しない状態です。
多嚢胞性卵巣症候群はPCOSとも呼ばれます。混同されることもありますが、厳密には多嚢胞性卵巣症候群は無月経、多毛、肥満、卵巣の腫大などの病態を伴い、より重症と考えられています。



多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の特徴
●月経周期が長くなる(排卵までの期間が長い、低温期が長い)
●オリモノが多い(全ての人にある症状ではありません)
●毛深い傾向にある(稀です。全体の20%)
●肥満傾向にある(やせ気味の方にも時々見られます)
●基礎体温表が一相(高温期がない)
●不正出血がある(稀です)

など症状は多彩にわたっています。




病院では

●LHが基準値より高い
●男性ホルモンが高い
●卵巣内にたくさんの小さな卵胞がネックレス状態にみられる。この上記3点がそろえば「PCOS」と診断されるのです。








多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の排卵障害・不妊症の漢方薬解説



多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は内分泌の問題でありますので、症状も複雑で「これを飲んでたら良いという」単純なものではなく、さまざまなバリュエーションがあり、漢方処方も複雑になります。基本は多嚢胞性卵巣は卵巣の周りに淤血(古い血液)や痰湿(老廃物、脂、よごれた水)がこびり付き、卵巣膜が硬くなった病態を治していく事です。軽度の場合は活血薬、化痰薬に補腎薬を配合した周期療法が効果的です。補腎をしていく上で邪魔になる要因をみつけて、環境を改善していくことがポイントになります。中度〜重度になると排卵障害が顕著になり、ひどい場合は無排卵になります。このようなケースは生理期〜低温期に強力に活血化痰しながら、必要に応じて補腎を行います。



多嚢胞性卵巣症候に頻用される漢方薬



その方の体質や状態によって、どの漢方薬を使うか、どういう飲み方を勧めるかは違ってきますが、参考程度の為に下記に載せます。

帰耆建中湯、人参当芍散、血府逐お丸、当帰建中湯、当帰芍薬散,猪苓湯、八味地黄丸、六味丸、牛車腎気丸、清心蓮子飲、冠源活血丸,加味逍遥散、桃核承気湯、鹿茸大補湯、桂枝茯苓丸、冠脉通塞丸、桂皮茯苓加ヨクイニン丸、健婦丸、帰耆六君子湯、四物湯、当帰四逆湯

その方に合った漢方薬を服用して頂きますと、飲み続けるうちに体質改善(身体機能の改善)され妊娠しやすい環境になります。

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koukando at 07:28|Permalink不妊症の漢方治療 

2013年05月17日

尿漏れ(尿失禁)の漢方薬解説

尿失禁は男性より女性に多く、成人女性の約30%が悩むと言われています。
女性の場合、尿漏れの70%を占めるのが、運動やくしゃみでお腹に力が入ると漏れる「腹圧性尿失禁」です。「腹圧性尿失禁」は中年だけでなく若い女性にも多く見られるもので、骨盤内の筋肉が弱くなり膀胱を支える組織が緩んで、くしゃみ、咳、大声で笑ったりしたひょうしに 、尿が漏れてしまうものをいいます。


難産だったり妊娠の回数が多いことによって、骨盤の筋肉が緩み尿もれ(尿失禁)になることもあります。

また尿意を催してからトイレに行くまで我慢できない「切迫性尿失禁」や、両方の症状がある「混合型尿失禁」、尿意がない「反射性尿失禁」があります。「切迫性尿失禁」の原因としては、脳の指令が膀胱までうまく伝わらないこともありますが、ストレス等が原因となることもあります。「反射性尿失禁」の原因としては脊髄や神経系の障害で起こります。



<漢方薬解説>

漢方では尿もれ(尿失禁)は内臓の機能低下と老化からくる下半身の弱りと考えます。たとえば、虚弱体質で胃腸が弱く全身倦怠感のあるような、尿もれ(尿失禁)の方には、身体の体力を補い内臓の機能を高める漢方薬が用いられます。また、冷え性体質で下痢をしやすい尿もれ(尿失禁)の方には、内臓を温めるる漢方薬を用います。

そのほかに腎虚といって腎臓、膀胱などの泌尿器の機能が低下した状態でも、尿もれ(尿失禁)がみられます。腎虚は老化現象の一つでもありますが、妊娠などによって腎にひどく負担がかかるときにもなります。年齢を重ねると、尿が近くなったり、夜中にトイレにおきたり、足腰がだるくなったり、生殖機能も衰えてきます。このような状態が腎虚です。腎虚からくる尿もれ(尿失禁)に は、腎機能を補う漢方薬を用います。




<尿漏れ(尿失禁)に頻用される漢方薬>

八味地黄丸,苓姜朮甘湯,四逆散、竜胆瀉肝湯、猪苓湯、清心蓮子飲、牛車腎気丸、黄耆建中湯、補中益気湯、補陽還五湯、附子理中湯、縮泉丸





しっかりカウンセリングをし、その方の尿漏れ(尿失禁)のタイプや症状、体質にに合わせて漢方薬を配合いたします。体質改善(身体機能の改善)され,症状の軽減がみられる事が多くあります。

最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

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2013年05月09日

統合失調症の漢方治療 肝胃不和

統合失調症の漢方治療 その3
肝胃不和 (気鬱と怒りが肝を傷つけ胃の消化機能に影響する)


<漢方治療の解説>
東洋医学的にいう肝とは、西洋医学で言う肝臓も含め自律神経、ホルモン系の調整機能、血の貯蔵、精神機能などを有し、これらの機能を総称して肝気と表現いたします。
自律神経は肝気と関係が深く、肝気が調子良ければいいのですが、肝気の欝滞(機能の滞り)がある程度まで悪化すると、胃にも悪影響を及ぼします。また逆に暴飲暴食、季節やストレスの影響を受け胃の熱(胃の不調要因)が肝臓に転化することもあります。
健康体(正常)であれば肝気は胃に入り胃から発散されます。しかし、過度のストレス、冷飲冷食や気候のために冷やされて、胃経の陽気が変動不足すると、肝気は胃から発散できません。そのために肝と胃は不調和となり、肝胃不和となります。




<肝気不和の症状>
胃の痛み
ゲップ
胃酸が上がってくる
食欲不振
消化不良による舌の白い苔
むねやけ
無気力
ダラダラとした睡魔
イライラ


<漢方治療と頻用される漢方薬名>
治療は症状対策だけではなく、肝の治療(疎肝理気)をしていく事が重要です。
症状や体質は人により様々であり、適した漢方薬を服用することが大切です。

大柴胡湯、四逆散、柴胡疎肝湯、柴胡桂枝湯、半夏瀉心湯、小半夏加茯苓湯、六君子湯、酸棗仁湯、加味逍遙散、解鬱湯、高枕無憂湯、清心温胆湯、黄耆建中湯、帰脾湯、人参飲子、帰耆建中湯、温胆湯、調中益気湯、真武湯、洗肝明目湯、茯苓瀉心湯 生姜瀉心湯、呉茱萸湯、香砂平胃散、小建中湯、香砂六君子湯、甘草瀉心湯

症状が複数ある方は、漢方薬の配合も別のものになります。その方に合った漢方薬を服用して頂きますと、飲み続けるうちに体質改善(身体機能の改善)され肝気が安定し症状が軽減していきます。

最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

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koukando at 08:55|Permalink心(精神・不眠・自律神経)の漢方治療 

2013年04月30日

統合失調症の漢方治療 肝気鬱結

統合失調症の証 その2  肝気鬱結



<症状>

・全てが面白くない・つまらない

・ため息が多い

・怒りっぽくなる

・腸の不具合(下痢・軟便・便秘)

・食欲の波が激しい

・のどに詰まった感じがある(咽部梅核気)

・女性では月経不順、月経痛、月経前緊張症




<解説>
鬱結とは、精神的ストレスによっておこる症状です。比較的女性に多いです。中医学的にいいますと、肝気が鬱結すると疏泄作用が低下し、気の流れが悪くなります。これを気滞 ( 気が滞る ) と言います。肝のエネルギーの滞り、肝にエネルギーが滞ると瘀血(血行障害)や腸に影響を及ぼし身体機能全体が低下し上記に書いた症状がでてきます。



<頻用される漢方薬>

漢方ではその方の症状により精神安定作用、胃腸蠕動運動の改善作用、鎮痙作用などのある薬草を組み合わせます。

温清飲、温胆湯、黄連瀉心湯、黄耆建中湯、加味逍遙散、加味帰脾湯、環元清血飲、帰耆建中湯、解鬱湯、柴胡疏肝湯、牛黄、柴胡加竜骨牡蠣湯、柴胡桂枝湯、柴胡桂枝乾姜湯、、四逆散、神秘湯、清心温胆湯、酸棗仁湯、、大柴胡湯、当帰活血湯、補中益気湯、、抑肝散




症状が複数ある方は、漢方薬の配合も別のものになります。その方に合った漢方薬を服用して頂きますと、飲み続けるうちに体質改善(身体機能の改善)され自律神経が安定し症状が軽減していきます。

最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

詳しい解説はこちらをご覧くださいませ。 気になる事等ありましたら、下記の連絡先まで気軽にお問い合わせ下さいませ。

<連絡先>
まずは気軽にお問い合わせ、ご相談下さいませ。
電話番号 0120-238-378
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2013年04月23日

統合失調症の漢方治療 その1 陰虚陽亢証

統合失調症の証 その1 陰虚陽亢証


<ストレス社会の現代病といわれる統合失調症(昔は精神分裂病)、うつ病、自律神経失調症、不安神経症に漢方薬は効果的>

わたくしも勉強し始めの頃は、古来から使われている漢方薬がストレス現代病に効果的?う〜ん?ホントに?というイメージがありました。しかし歴史が好きなわたくしは大河ドラマや歴史の書物をみているうちに、昔漢方薬を服用していた方々も、権力闘争や身分差別、家族を養うための仕事(農、工、商)など強力なストレスにさらされる事も多かったでしょうし、戦となれば命懸け、何日も寝ずに撤退したり、敵に包囲作戦をくらったり、今のわたくしたちよりストレスを感じる場面はたくさんあったと思います。(今の大河ドラマの天皇様や上皇様のストレスはもの凄いですね・・・)また現代のような娯楽は少なかったでしょう。その為、日頃より家臣の薬師に自律神経失調症の疾患の治療薬を開発させていたと思われます。これらの薬が、今の時代にもそのまま十分活用できたわけです。いつの時代も人間は忙しいうえにストレスはつきものですね。

統合失調症、うつ病、自律神経失調症、不安神経症など、症状がある本人でさえどの病名なのか分かりにくい精神分野。
漢方薬は病名別に使い分けるのではなく、その方の症状と体質によって使い分けます。また中医学では心の病と肉体の病を区別しません。その方の証(心と身体と症状全体)をみて、心の病でも身体のバランスをよくする事から手をつける事が多いです。


<統合失調症の方の訴えで多い症状>
眩しさを異常に感じ何も直視できない
電話を撮りたくない、応対したくない
テレビがみれない。
テレビに出ている方に無性に腹がたつ。笑えない。
テレビが自分の事を悪く言っているように思えてならない。
他人が話していると、自分の陰口を言っていると思えてしまう。
周りの人が自分をおとしいれようとしている。
睡眠満足度が低い、寝付けない、嫌な夢をみる。
対人関係でどのように対処してよいのか?適切な言葉がわからない。
外出先でで、身の置き場が無い感じがする。
思い込みが強い、考え込みやすい。
対向車、後続車からも見られているような気がしてつらい。
何事も考えがまとまらない。
不安感、落ち込み感が酷い日がある。
音に過敏になっている。

という訴えを根気良く丁寧に聞きます。
また精神症状と同じく肉体症状を問診していきます。

そうしますと、

症例 1
むくみやすい
ノドが渇く
便秘する
頻尿で尿量が少ない
上記のような事を訴える方もいます。この場合、身体内に熱があり、その熱により陰液(体液・血液)を消耗していると考え陰虚であると判断いたします。陰虚も”陰虚陽亢””心陰虚心””腎不交”など更に細かく分かれ薬草配合の判断材料となります。

原因は何なのか?

人間には喜・怒・憂・思・悲・恐・驚という精神的な感情があります。
目には見えない場合が多く、血液検査でも見抜けないものです。
この感情が身体内の五臓(肝・心・脾・肺・腎)に影響を与え症状がでます。
少し大雑把に言えば
心に影響すれば、心煩失眠(睡眠障害)
肺に影響すれば、悲しみや嘆き
腎に影響すれば、精力不良や尿不利
肝に影響すれば、イライラや妄想、幻聴
などの症状がでます。


上記は身体内の陰液(体液・血液)が消耗してしまった事によりおこります。
統合失調症の要因には陰虚(身体内の陰液・体液・血液が消耗してしまった事)の場合もあります。
精神面からだけではなく、漢方は内臓(五臓)の陰虚という物質的な要因も症状に影響いたします。
その中で陰虚陽亢証とは、陰陽のバランスが乱れ陰虚内熱(虚熱)が特に目立った状態をいいします。心の症状も体の症状も興奮状態が起こります。症状としては寝汗、不眠症、イライラ、性欲亢進、怒りっぽいです。治療法は漢方薬で陰液を補えば、虚熱は鎮まり精神も安定します。この方法は滋陰潜陽と言い、滋陰は陰虚証を治療する方法です。滋陰作用を示す生薬には自律神経の高ぶりを抑制するものが多いです。




<頻用される漢方薬>
その方の体質に応じて漢方薬を使い分けます。
主な処方は以下のとおりです。

六味丸、滋陰降火湯、知柏地気丸、杞菊地黄丸、七物降下湯、高枕無憂湯、清心温胆湯、腎気丸、黄耆建中湯、帰脾湯、人参飲子、帰耆建中湯、調中益気湯、真武湯、益気恥明湯、茯苓瀉心湯 

最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

詳しい解説はこちらをご覧くださいませ。 気になる事等ありましたら、下記の連絡先まで気軽にお問い合わせ下さいませ。

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2013年04月16日

不安神経症の漢方治療

<不安神経症の漢方治療>


現代社会は”ストレス社会”と言われ,人間関係や仕事のノルマなど神経をすり減らす事柄が増えてます。
生まれながらに気弱な方や真面目で責任感が強い方、気を使いやすい方にとっては深刻な時代と言えましょう。
しかし,誰でも元気で暮らしていきたいと思っておられます。

“病院では異常なしだったが,どうも心も体もスッキリしない”と相談に来られる方が多くいらっしゃいます。
特に神経症状では,検査項目がほとんどありません。漢方薬は長期の服用でも副作用が極めて少なく、症状や体質に合った治療を行うために種類も充実しておりますので,漢方治療によって心と体のバランスを整えて頂きたいと思っております。




<不安神経症の症状>

慢性的な不安、過敏、焦燥、緊張、落ち着きのなさ、イライラ、集中困難、不眠などの精神症状、頭痛、震え、動悸、息苦しさ、めまい、頻尿、下痢、疲れやすいなど、その方により症状は様々です。




<不安神経症の漢方治療>

様々な症状に応じて漢方薬を使い分けます。
主な漢方薬は以下のとおりです。

安神益心湯
黄連解毒湯
加味逍遥散
甘麦大棗湯
桂枝加竜骨牡蛎湯
柴胡加竜骨牡蛎湯
柴胡桂枝乾姜湯
柴朴湯
三黄瀉心湯
四逆散
炙甘草湯
天王補心丹
女神散
分心気飲
半夏厚朴湯
百合知母湯
養血清心飲
抑肝散



しっかりカウンセリングをし、その方の症状や状態に合わせて漢方薬を配合いたします。
わたくしの経験上、不安神経症の治療では、その方の主症状に合う漢方薬と柴胡、枳実、芍薬を上手に配合することで、飲み続けるうちに体質改善(身体機能の改善)され,症状の軽減がみられる事が多くあります。また病院で安定剤等服用されている場合は、併用しながら、病院のお薬を減らしていく場合も数多くみられます。

最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

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2013年04月09日

不眠症の漢方治療

<不眠症の漢方治療>


不眠症は「実際の睡眠時間に長短にかかわらず、朝起きた時に睡眠の不足感が強く、日常生活を送る上で、身体的・精神的に支障があると本人が判断している状態」と定義されています。


  
  ・入眠障害
  ・睡眠維持障害
  ・神経症、性格障害などが要因する不眠症
  ・お年寄りの原発性不眠症
  ・薬物とアルコール依存に伴う不眠症
  ・睡眠時無呼吸症候群


西洋医学では、中枢神経にの働きを抑え不安や緊張を和らげるベンゾジアゼピン系やバルビツール系の薬が主に使用されます。
睡眠薬は、朝に眠気が取れなかったり、健忘などの症状がみられます。また薬物の依存性や耐性などもあらわれます。





漢方治療では、不眠症の人は心身のどこかに、ひずみが起こっているためによく眠れないとみなします。
そこで漢方薬は、西洋薬の睡眠薬などのように薬ですぐ眠らせるという方法をとらず、
不眠症の周辺にある身体・精神症状を少しずつ治していき、患者様のストレスや不安を取り除く事によって、
本来の自然な眠りを取り戻すことを目指します。
漢方の睡眠薬といわれるものは「飲んだらすぐ眠くなる」という神経を抑えて作用させるものではありません。1日3回定期的に服用して、”体が眠くならなくちゃいけない・・・”と思う時間になると自然に眠くなりはじめる体質改善(身体機能改善)です。


<頻要する漢方処方名>
様々な症状や体質に応じて漢方薬を使い分けます。
主な漢方薬は以下のとおりです。

安神復睡湯
温胆湯
黄解丸
黄連解毒湯
黄連阿膠湯
帰脾湯
酸棗仁湯
逍遥散
天王補心丹
養心湯

症状が複数ある方は、漢方薬の配合も別のものになります。
その方に合った漢方薬を服用して頂きますと、飲み続けるうちに体質改善(身体機能の改善)され睡眠満足度があがっていきます。

最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

詳しい解説はこちらをご覧くださいませ。 気になる事等ありましたら、下記の連絡先まで気軽にお問い合わせ下さいませ。

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2013年04月02日

自律神経失調症の漢方治療


自律神経失調症の漢方治療


漢方は自律神経失調症のような人それぞれによって違う複雑な症状に対して最も効果的といえます。

自律神経失調症は最近特に増えている疾患の1つではないでしょうか?

この病は間脳の視床下部の調子がおかしくなって自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスが大きく崩れることによって症状があらわれます。この神経の中枢器官は各種のホルモンの分泌にも大きく関係がありますので,視床下部の異常は直接ホルモン分泌の異常をまねくことにもなります。

また症状の現れ方は人それぞれによって違う複雑な症状で、辛く、きつく感じる方も多くおられます。




<自律神経失調症の漢方療法>

漢方医学の大きな特徴は,自律神経失調症を”臓器の機能異常”と”気・血・水の乱れ”の2つの視点からとらえていることです。


臓器の機能異常

主だった臓器別に機能異常の症状を説明しますと、

肝臓・・・情緒不安定、イライラ、うつ、月経異常、眼精疲労、精神的ストレス、ガス、筋肉のひきつり
腎臓・・・腰痛、だるさ、むくみ、耳鳴り、夜間頻尿、発育不全
心臓・・・不眠、夢、動悸、口の渇き、舌の先の痛み
脾臓・・・食欲不振、つかえ、ゲップ、嘔吐、気力がない、慢性の下痢
肺臓・・・痰、息切れ、咳、声、鼻水



”気・血・水の乱れ”

気は生命力、エネルギー
水は体液・組織液・尿・汗
血は栄養・血液

それぞれは人体の構成成分です。これらがバランスよく体内に存在せず、不足したり、流れが悪く滞りがあると、様々な症状を引き出します。

”臓器の機能異常”と”気・血・水の乱れ”が自律神経失調症は各種の要因が混合しているタイプの方が多いです。ですから,漢方療法を用いて治療するときは,症状や体質、臓器との関連性をしっかり問診、望診をし、その人に合わせて漢方薬を選択するようにしなければなりません。実はこれは非常に難しいことでして,専門知識と経験が必要になります。

自律神経失調症に対して使われる漢方薬の種類はたくさんあります。一人一人に対してオーダーメイドな漢方治療は自律神経失調症のような複雑な病症に対して最も効果的といえます。


<頻要する漢方処方名>

様々な症状に応じて漢方薬を使い分けます。
主な漢方薬は以下のとおりです。

うつ感       四逆散、解鬱湯、高枕無憂湯など
イライラ感    抑肝散、抵当湯、黄連瀉心湯など
不安感      甘麦大棗湯、益気養栄湯、清心温胆湯
意欲の低下   牛黄、柴胡桂枝乾姜湯、腎気丸、黄耆建中湯
緊張しやすい  帰脾湯、柴胡疏肝湯、補心丹
精神的疲労   半夏厚朴湯、養血安神湯、加味帰脾湯
肉体的疲労   補中益気湯、人参飲子、帰耆建中湯
不眠感      酸棗仁湯、温胆湯、桂枝甘草竜骨牡蠣湯
頭痛       環元清血飲、逍遥散、調中益気湯
めまい      真武湯、洗肝明目湯、益気恥明湯
のどのつかえ  柴胡加竜骨牡蠣湯、半夏厚朴湯、加味四七湯
胸苦しい     茯苓瀉心湯 生姜瀉心湯、呉茱萸湯
過食       大柴胡湯、黄連解毒湯、香砂平胃散
拒食       小建中湯、香砂六君子湯、甘草瀉心湯
月経前緊張症 当帰活血湯、当帰芍薬散、温清飲


症状が複数ある方は、漢方薬の配合も別のものになります。その方に合った漢方薬を服用して頂きますと、飲み続けるうちに体質改善(身体機能の改善)され自律神経が安定し症状が軽減していきます。

最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

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2013年03月26日

慢性肝炎・ウィルス性肝炎の漢方薬解説

<慢性肝炎・ウィルス性肝炎>

慢性化した肝炎で悩んでいる方は多くおられます。慢性肝炎はB型やC型の肝炎ウィルスやアルコール、偏った食生活によって、肝臓の細胞が徐々に壊されていく病です。
肝炎になった場合は血液の検査でGOT,GPTなどの数値に異常があらわれます。自覚症状としては”口が渇きやすい、食欲不振、疲れ、眼精疲労、わき腹の違和感、イライラ感や自律神経失調症、月経異常”などありますが、自覚症状に気付かない方も多くおられます。
漢方薬では、肝臓の働きを助け、血流をよくする必要があると考えております。慢性肝炎から肝硬変、肝硬変から肝癌への進行するスピードを遅くすることは可能です。さらにGOT,GPTなどの検査数値を改善し、自覚症状の改善にもお役にたてます。

下記では主にC型のウィルス性肝炎について書いていきます。病気の進行はウィルスが肝臓内に増殖し炎症が持続的になります。


C型肝炎

C型肝炎は、他のウィルス性肝炎と同じように、ウイルスによって起こる肝臓病の一つです。しかし、多くは自然に治るB型肝炎と異なり、C型肝炎ウイルスに感染すると、免疫の発達した大人の場合でも60〜70%という高い確立で慢性肝炎に進みます。それはC型は他のウィルスに比べて弱いので身体の免疫が見つけにくいと言う理由もあります。また、肝臓がんを起こす危険性が高く、このことがC型肝炎の最大の問題になっています。しかし、早期に発見して、漢方治療を行うことで、肝炎を治したり、あるいは10年、15年と、肝炎の進行を遅らせることができます。


C型肝炎とわかったら、

どの漢方薬を服用すれば良いかは、その方の体質や自覚症状によって異なります。漢方用語で言う血瘀タイプ、血虚タイプ、気虚タイプ、陰虚タイプ、陽虚タイプで異なりますが、大まかな治療方針を下記に提示いたします。



.Εルスに負けない強い肝臓細胞をつくる!
肝臓の細胞には2500億も集まっていて、その1つずつが500以上の代謝や解毒の処理をしているとても重要な臓器です。ウィルスで壊されるとそれだけ処理能力が落ちるので体がだるいなどの症状がでてきます。ウィルスがいても壊されない強い細胞をつくる、また壊されてもすぐ新しい強い細胞をつくる事が重要で、その為には細胞を作る良い食材を身体内に入れなければなりません。



肝臓の解毒を助ける!
食品添加物や農薬、ダイオキシンなどが食事を介して身体内に入ってきます。その有害物質を解毒するのが肝臓です。現代人の肝臓は解毒の仕事だけで悲鳴をあげていて、本来の仕事である新しい肝臓細胞を作る働きがおろそかになっています。解毒を少しでも助けると肝臓はとても楽になり身体全体の機能も良くなるのです。



4梁,糧莽を少なめにする!
肝臓に負担をかける代表的なものは”動物のあぶら”と”動物性タンパク質”です。あぶらの一番の浄化装置が肝臓ですが、焼肉を食べた時の皿がベトベトしているように、動物性のあぶらは残り易く、残れば酸化して鉄サビのように血管を硬くもろくしていきます。成人が1日に必要なタンパク質は体重x0.8gが理想です。50kgの人なら40gつまり焼き鳥1本で十分なのです。日頃私達はどれだけ食べ過ぎて肝臓を疲労させているかです。






<慢性肝炎・ウィルス性肝炎に頻用される漢方薬>
様々な症状に応じて漢方薬を使い分けます。
主な漢方薬は以下のとおりです。

茵蔯蒿湯、黄連解毒湯、加味逍遥散、冠源活血丸、冠脉通塞丸、帰耆建中湯、帰耆六君子湯、血府逐お丸、桂枝茯苓丸、健婦丸、柴胡加竜骨牡蛎湯、柴胡疎肝湯、柴胡桂枝湯、柴胡桂枝乾姜湯、柴胡四物湯、柴朴湯、柴苓湯、三黄瀉心湯、四逆散、小柴胡湯、大柴胡湯、調肝理脾湯、当帰建中湯、桃核承気湯、平肝流気飲、片仔廣、分消湯、養血清心飲、補中益気湯、抑肝散

しっかりカウンセリングをし、その方の症状や状態に合わせて漢方薬を配合いたします。飲み続けるうちに体質改善(身体機能の改善)され、数値や症状の軽減がみられる事が多くあります。最適な漢方治療をうけるには、漢方の専門家に相談し、自分の体質にあった漢方薬を選ばれて下さいませ。

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2013年03月19日

過敏性腸症候群の漢方治療

過敏性腸症候群の漢方治療

過敏腸管症候群の原因としてストレスと冷えが考えられておられます。最近、過敏腸管症候群の患者さんが増えています。日本人の10〜15%に過敏腸管症候群の症状がみられます。通勤、仕事、出張、人間関係などで、感情の興奮や不安や精神的ストレスが加わると自律神経を介してストレスが胃や腸に伝達され(無意識で)、腸管の運動異常が誘発され、腹痛や便通異常が発生します。仕事が休みだったり、許せない人間関係の方に会わなくてよかったりすると症状が出ないことが特徴の一つです。
過敏性腸症候群はその方一人一人症状は様々です。
一般的に大きく4タイプに区別されております。

<ガス型>
症状としては腹部膨満感があり、お腹がゴロゴロとなります。主に自律神経の緊張や乱れが原因で症状があらわれまあす。

<便秘型>
便秘が続き腹の痛みを伴います。ウサギの糞のようなコロコロとした固まった便が出ます。腸の運動が低下しているのと、S状結腸で異常な収縮運動が起るため、便がその場所にとどまり、固くなるため便秘になります。

<下痢型>
1日3回以上の下痢があり腹の痛みを伴います。大腸の動きが活発過ぎて下痢になります。
食事をとると大腸の運動がおこり、食事毎に下痢を発生します。

<便秘下痢交互型>
腹痛を伴う便秘の症状が数日続くと、次に腹痛を伴う下痢の症状が出るというように、便秘と下痢が交互に繰り返されます。
またガスがたまる、吐き気、嘔吐、疲労感、頭痛、発汗、動悸などの症状が伴うことが多くの方にあられます。






<過敏性腸症候群の漢方療法>

その方の体質や日常生活や食生活、症状により漢方薬は変わってきます。
基本としては、不安や焦燥感などは身体を冷え易くしますので、身体を温める事が大切です。
また心身ともに疲れている方はしっかりカウンセリングをし、生活習慣や心の緊張をほぐし、漢方薬によって気の流れを良くしていきます。
上記のようなことを念頭において、腸の働きを正常に戻していく事が大切です。





<日常生活や食生活のポイント>

身体を冷やさないようにしてください。
過労には注意し、身体を休めるようつとめて下さい。
ストレス発散を小まめに行ってください。
ストレス発散が無い方は最初はキツいですが、生活や自身の趣味に合うものを見つけて下さい。
便秘薬や下痢止めの飲みすぎには注意して下さい。

お腹が空かないのに無理に食事を取る事は避けて下さい。
和食を心掛けて下さい。
腹八分を心掛けて下さい。
冷たい飲み物は控えて下さい。
外食、お弁当屋さんの弁当等はなるべく控えて下さい。
甘い物のとり過ぎには注意して下さい。
刺激物はなるべく避けて下さい。

等など日常生活から気を付ける事が沢山あります。
上記のポイントを守るのは結構難しいですね。
そういった方々に漢方薬の力でお役に立てることが多いです。


<過敏性腸症候群に頻用される漢方薬>
様々な症状に応じて漢方薬を使い分けます。
主な漢方薬は以下のとおりです。

胃苓湯、温胆湯、黄耆建中湯、黄連湯、加味胃苓湯、甘草瀉心湯、帰耆建中湯、桂枝加芍薬湯、桂枝加芍薬大黄湯、五苓散、香砂平胃散、香砂六君子湯、柴苓湯、生姜瀉心湯、小建中湯、真武湯、逍遥散参苓白朮散、四逆散、人参湯、大建中湯、半夏瀉心湯、半夏厚朴湯、茯苓瀉心湯、連理湯、六君子湯


しっかりカウンセリングをし、その方の症状や状態に合わせて漢方薬を配合いたします。
飲んですぐ効く訳ではありませんが、体質改善(身体機能の改善)され,症状の軽減がみられる事が多くあります。

最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

詳しい解説はこちらをご覧くださいませ。 気になる事等ありましたら、下記の連絡先まで気軽にお問い合わせ下さいませ。

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2013年03月12日

痛風・尿酸値の漢方治療

<痛風・尿酸値の一般論・西洋医学的治療>

風は尿酸値が高くなると発症いたします。中高年に多い病気だが,最近では食生活が欧米化して30歳代でも相談に見られるようになっております。尿酸値は遺伝的な要因もありますが、原因の多くが,体内で尿酸に変化するプリン体と呼ばれる物質を豊富に含んだ,動物性タンパク質,まぐろ,海老といった食べ物の取り過ぎや,過剰なアルコール摂取,肥満などです。昔から美食家に多いと言われています。足の親指の付け根が激しく痛み,頻度多く再発し,さらにいつも痛むような慢性になれば病院での治療が必要です。この病気では,血液中の尿酸が異常に増えて,関節や腎臓に沈着して痛みを伴う炎症が起きるほか,悪化がすすめば臓器の働きが低下する事もあります。西洋医学では,尿酸排泄を促進する薬や尿酸生成を抑える薬,発作が激しいときに非ステロイド抗炎症薬などを使います。


<痛風・尿酸値の東洋医学的治療>

東洋医学では痛みは、風寒湿の三つの原因があります。
痛風という漢字から風がからんでいると思う方もおられますが、全く関係ないです。
簡単に言うと、東洋医学の風の痛みは下半身にはないからです。

痛風の病因は、脾胃(消火器)の昇降失調(代謝不良もしくは代謝が追いつかない)が原因で湿熱が発生して下注し、そのために気血の運行が阻害されたと考え「湿熱痺」と呼んでいますます。舌診も注意深くみます。多くの方に舌に黄色い苔が確認できます。


<痛みを和らげる目的で頻用される漢方薬>

越婢加朮湯、麻杏薏甘湯、薏苡仁湯、疎経活血湯、通導散、桂枝加朮湯、五積散、独活寄生丸
痛風の痛みが止まったら、ほとんどの方が痛風治療をやめてしまいます。しかし!痛風治療は、脾胃の昇降失調の改善(体質改善)が大切です。




<痛くなる頻度を少なくする体質改善で頻用される漢方薬>

黄連消毒飲、大柴胡湯、桃核承気湯、桂枝茯苓丸、猪苓湯、半夏瀉心湯、、竜胆瀉肝湯、通導散、防風通聖散、脾胃の昇降失調の改善と言う意味では、半夏瀉心湯が代表的です。
ですが、その方の体質や症状、体重や性別、血流具合等をしっかり問診で考慮しての服用が大切です。

食生活ですが、日頃から高たんぱく,高エネルギー食など偏った食事をさけ,アルコール類を飲みすぎないように心がけることも大切です。食生活の改善が出来ない方は、食毒排出の漢方薬やサプリメントの服用がお勧めです。

しっかりカウンセリングをし、その方の症状や状態に合わせて漢方薬を配合いたします。
飲み続けるうちに体質改善(身体機能の改善)され,症状の軽減、再発防止がみられる事が多くあります。

最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

詳しい解説はこちらをご覧くださいませ。 気になる事等ありましたら、下記の連絡先まで気軽にお問い合わせ下さいませ。

<連絡先>
まずは気軽にお問い合わせ、ご相談下さいませ。
電話番号 0120-238-378
メールでのお問い合わせはこちらから
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営業時間
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佐賀の漢方薬 皇漢堂薬局 管理薬剤師 横溝哲治(錣二)

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2013年03月07日

逆流性食道炎の漢方治療

<逆流性食道炎の漢方薬解説>
逆流性食道炎とは食道の炎症です。ストレスや暴飲暴食などによって胃酸や胃の内容物が食道に逆流するために起きます。食道は胃と異なり胃酸を防御する働きがないため、胃酸が逆流すると炎症が起きやすくなります。海外では以前から多い病気で、日本では少ないと言われていましたが、高齢化・食事の欧米化・診断の進歩により、日本でも非常に多い病気であることが分かってきました。ここ数年、漢方薬局にも様々な病院で逆流性食道炎の治療を受けているが症状改善がないという相談が増えてきています。


<逆流性食道炎の症状>
人により様々ですが胸やけ、ゲップ、みぞおちや上胸部痛、胸部違和感、不快感、喉の違和感、声のかすれ、腹部膨満感 、嘔吐また咳や喘息発作を引き起こす方もおられます。


<逆流性食道炎の漢方治療>
漢方治療では主に脾胃(消火器)の機能を助け、強くする体質改善の漢方薬を処方いたします。
また肝臓はストレスのクッション的な役割をはたします。その事により脾胃の消化吸収を助けている働きがあります。
もし精神的ストレスが強く、肝の機能が弱まっていると、肝機能を助ける漢方薬を出す事があります。
逆流性食道炎で使われる漢方薬は人それぞれでちがいますが、下記のような漢方薬が頻用されてます。

温胆湯、加味平胃散、帰脾湯、香砂六君子湯、柴芍六君子湯・参苓白朮散、人参湯・理中丸・茯苓飲・甘草瀉心湯・黄連湯・半夏厚朴湯・牛黄・複方熊胆円・熊胆円P、六君子湯



<逆流性食道炎の私生活の注意点>
逆流性食道炎は、精神的ストレスがベースになっている場合が多く、漢方薬を服用すると同時に、ストレスを処理する方法を見つける必要もあります。趣味やストレス発散を見つける事や、自分自身にご褒美の時間を作ってください。ストレスを解消する方法として飲酒がありますが、少量では抗ストレス作用があるので逆流性食道炎に対し有益ですが、多量の飲酒では、多量の胃酸を分泌させるので逆効果となります。アルコールは程ほどにして飲みすぎには注意しましょう。嗜好品、香辛料とともにさけるのが原則となっています。コーヒーやタバコも控え方が良いですが、控える事によってストレスを溜めないようにされて下さい。


しっかりカウンセリングをし、その方の症状や状態に合わせて漢方薬を配合いたします。
飲み続けるうちに体質改善(身体機能の改善)され,症状の軽減、再発防止がみられる事が多くあります。


最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

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2013年02月27日

食欲不振の漢方薬解説

食欲不振の漢方薬解説

食欲不振は漢方では、”脾虚”といいます。
”脾虚”とは、脾(消化機能)に気(エネルギー)が足らなく、胃腸が弱っている事です。胃腸が弱まると、飲食物をきちんとエネルギーにする事ができません。その結果体力が落ち、下痢をしやすかったり、疲れやすくなります。

要因は大きくわけて2つのタイプに分類されます。

)衆暴食、風邪によっておこるもの

内臓疾患(食道・胃・腸・肝臓・膵臓・胆嚢)によっておこるもの

I毀欧筌好肇譽垢覆匹納律神経のバランスが崩れた事によっておこるもの




<食欲不振に頻用される漢方薬>

体質や様々な症状、要因に応じて漢方薬を使い分けます。主な漢方薬は以下のとおりです。
温胆湯、胃苓湯、葛根黄連黄芩湯 、加味胃苓湯、加味平胃散、、帰脾湯、香砂平胃散、香砂六君子湯、五苓散、甘草瀉心湯、柴苓湯、生姜瀉心湯、四逆散、柴胡桂枝湯、清暑益気湯、柴芍六君子湯、参苓白朮散、大柴胡湯、平胃散、茯苓飲、理中丸、、半夏瀉心湯、茯苓瀉心湯、補中益気湯、連理湯、六君子湯

<食生活の留意点>

とり過ぎに注意していただきたいもの
・生もの
・冷たいもの
・味の濃いもの
・油の多い揚げ物・炒め物
・刺激が強い調味料
・アルコール

お勧めの食材
・黒砂糖
・バナナ
・大根
・玉ねぎ
・生姜
・にんにく
・りんご
・やまいも

外食を控え、腹八分に心掛けて下さい。
自分へのご褒美の時間や趣味を作りストレスをためない生活を過ごして下さい。


しっかりカウンセリングをし、その方の症状や状態に合わせて漢方薬を配合いたします。体質改善(身体機能の改善)され、自然と空腹感を感じる事が多くあります。


最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

詳しい解説はこちらをご覧くださいませ。 気になる事等ありましたら、下記の連絡先まで気軽にお問い合わせ下さいませ。

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2013年02月20日

花粉症の漢方薬解説

花粉症の漢方薬解説


【症状】くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、涙

花粉症でお悩みの方は多いですね。西洋医学的な見解では、鼻炎は、通年性アレルギー性鼻炎と季節性アレルギー性鼻炎があります。花粉症は花粉が飛散する2月中旬〜4月のみに存在するアレルギーなので、季節性アレルギー性鼻炎に含まれます。

花粉症の原因異物(抗原)で代表的なものとしてスギ花粉が挙げられます。その花粉が飛散する事により、鼻の粘膜や目の粘膜などに付着します。粘膜に花粉が付着すると身体の免疫機能が働き、その花粉から身体を守ろうとすることでヒスタミンという物質が放出されます。ヒスタミンにより神経や血管が刺激され、その刺激により鼻水、鼻づまり、くしゃみといった症状が起こります。この症状は本当に嫌なもので、花粉症にかかっている方には悩みの種です。鼻づまりで匂いが良く分からなかったり、常に鼻水が出るために鼻をかむこともしばしばあるでしょう。くしゃみも、何度となくでると思います。しかし、この症状にもれっきとした役割があり、鼻水の役割は入ってきた花粉を洗い流し、くしゃみは花粉が体内に入ろうとしているのを吹き飛ばします。それらの症状は花粉という外敵から体を守る行動なのです。








花粉症の漢方薬解説

花粉症のようなアレルギー症状は慢性化するケースが多く、根治するためには原因を見極めて体内のバランスの崩れている部分を改善させる必要があります。使われる漢方薬は多種ありますが、大きく分けて3通りの原因を見定めての漢方治療があります。

_嵎款匹慮彊を外からの刺激(外邪)としてとらえ、外邪そのものが身体のバランスを崩す原因となり症状が起こると考えます。症状的には、透明で水っぽい鼻水、粘超な鼻水、白濁もしくは黄色や緑色の鼻水がでるタイプ等を判別し、体質を考慮しそれらの症状を取り除くために漢方薬を服用して頂きます。主に辛温解表の漢方薬が使われます。

花粉症の原因を体質や現状態(内傷)としてとらえた場合は
比較的体力がある方は、体の中に必要以上に痰や熱などが生産され、それが原因し経絡の流れが滞り、それが体内に蓄積されることにより出てくる症状のことですが、漢方でいうところの気、血、水のトラブルは一般的にここでとらえることが多く、それぞれ気滞、痰濁、お血(けつ)などと呼ばれます。イメージ炎症をおさえたり、水分代謝や血流を良くする漢方を服用すれば改善されます。

H羈單体力がない方は、体のエネルギー(防御力や抵抗力)の不足、五臓六腑の虚弱を虚症といいます。
こういった場合は不足しているエネルギーを補う漢方薬を服用します。

<一般的に良く使われる漢方薬名>
葛根湯加川芎辛夷、荊芥連翹湯、香蘇散、桂麻各半湯、辛夷清肺湯、補中益気湯、銀翹散、黄耆建中湯
小青龍湯、苓甘姜味辛夏仁湯、麻黄附子細辛湯、 辛夷散、生脈散、排膿散及湯等まだまだ沢山あります。

しっかりカウンセリングをし、その方の症状や状態に合わせて漢方薬を配合いたします。
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最適な漢方薬を選ぶために、自分の体質・症状を漢方の専門家に相談してくださいませ。 皇漢堂薬局ではあなたの体質や症状をしっかり聞いて判断し最適な漢方薬を処方いたします。

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大切な養生法

花粉症対策としてマスク等をつける事も大切ですが、一番大切なのは漢方薬と食と養生による体質改善です。

個人的な見解ですが、花粉症は昭和40年頃から徐々に注目を浴びてきました。昭和40年・・・その頃から普及はじめた電化製品の1つが冷蔵庫です。人間は生まれ持って冷たい物が1年中身体内に入ってくるという前提で身体構造を作っておりません。冷飲冷食を控える事はとても大切です。同じようにテレビ、パソコン等の普及での睡眠不足を改善することも大切です。



花粉症になりやすい食生活

・アイス

・ジュース

・添加物満載の弁当

・冷凍食品

・ 油物が多い。
  (カレー・グラタン・てんぷら・から揚げ)
・ 外食が多い。
・ お菓子・まんじゅう・クッキー
・ 野菜、海藻、根菜類不足。




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2013年02月13日

倦怠感、気力、意欲の減退(精神的疲労)の漢方薬解説

<倦怠感、気力、意欲の減退(精神的疲労)の漢方薬解説>

肉体的疲労と精神的疲労の漢方薬解説を提示してます。
もちろん、心身ともに疲労している方もたくさんおられますが、ココではあえて区別して漢方薬の解説をいたします。なぜかと言いますと、両方とも東洋医学的には主な原因は気虚(エネルギー不足)とされていますが、服用して頂く漢方薬が違ってくるからです。(精神的疲労はストレスのクッションである肝の気を重視いたします)

漢方薬はその方の体質と症状を踏まえ、気の流れを良くしたり、気を補う漢方薬が主流となります。
臓器別に考えますと、脾胃の機能(消化機能)と肝の機能も重々考慮し、その方に適した薬草配合にすることが大切です。

十分な睡眠・休養をとり、趣味の時間やストレス発散方法を模索し気を補ったり、気の流れを良くする事が大切です。また、睡眠も休養もたっぷりとっているのに、疲れがとれず体がだるい場合は、適度な運動をお勧めいたします。



<倦怠感、気力、意欲の減退(精神的疲労)に使われる漢方薬>
その方の体質や状態によって、どの漢方薬を使うか、どういう飲み方を勧めるかは違ってきますが、参考程度の為に下記に載せます。

安神益志湯、温胆湯、加味温胆湯、加味帰脾湯、加味逍遥散、甘麦大棗湯、帰脾湯、冠脉通塞丸、解鬱湯、牛黄、柴胡加竜骨牡蠣湯、桂枝加竜骨牡蠣湯、香砂六君子湯、清心蓮子飲、天王補心丹、補中益気湯、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏


その方に合った漢方薬を服用して頂きますと、飲み続けるうちに体質改善(身体機能の改善)され気(エネルギー)の生成、気の流れがよくなり精神的疲労を感じにくい体質になります。


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