28日の鵜殿貨物が国鉄色でしたので、翌29日は炭カル列車を撮るために早朝の熱田駅へ向かいました。ところが、なんとまたもや曇天で撃沈・・・。撮影する前にダイヤ改正でカマが変わってしまうような気がしてきました。ついてないですねえ。

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RM誌の最新号が「魅惑のDL・・・セミセンターキャブ機」という特集を組んでいたので、どんなものかと読んでみたのですが、「大したことありません」でした。むしろがっかりしました。セミセンターキャブ機=DE10とその仲間たちを指す訳ですが、掲載されている写真がネタばかりなのです。例えば・・・

・DE10重連+トワイライトエクスプレス@日豊線
・DE10+キハ40+DE10@八戸線
・DE10重連+迂回あけぼの@北上線

四日市にて

・・・DE10の真骨頂は「誰にも注目されず駅の片隅で泥だらけになりながら仕事をしている職人」のような姿にあると勝手に定義しています。上写真は夕方の四日市駅構内で交番検査の終わったホキ1000を出発線へ引き出す入換を行っているものです。こうした入換作業の写真こそがDE10の特徴をよりクリアに表現できるはずなのに、そうした写真はあまりありませんでした。「北関東ロジのDE10 徹底ガイド」とか「首都圏のDE10 駅別入換時刻表」などの記事がもし掲載されたら真っ先に本屋へ出向くでしょう。

ホキ1000

そしてこの写真、どこかで見たことはないでしょうか。

吉岡心平さんの「有蓋ホッパ車のすべて 下巻」の表紙を飾ったホキ1000を撮影した場所から撮ったものです。今回、夕方の四日市駅で張り込みを行い、DE10の動きを観察してみたところ、16時前後から検査車の入換を行い、続いて2082レの発前入換→コスモ専用線入換と流れていくことが分かりました。いずれも極上の光線で撮影できます。

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熱田駅で撃沈して、すっかりやる気をなくしてしまいました。このまま東京へ帰ってもよかったのですが7時を過ぎた頃からみるみる雲が消えてゆき天気が回復。衣浦臨海へ行くことにします。定番の明石公園の歩道橋は家族鉄1組だけと思いの他閑散としていました。

東浦〜碧南市間にて

碧南線は現在では炭カル・フライアッシュ専用線になってしまっていますが、元々は衣浦湾沿岸の工場への原材料、製品輸送のほか、地元名産の三州瓦を輸送することが目的でした。奥のサイロは愛知県陶器瓦工業組合シャモット工場で、規格外品となった瓦のリサイクルを行っています。この工場脇にかつて高浜市駅があり、ここから三州瓦を出荷していました。駅の跡は現在も残っています。

碧南市にて

碧南市で機回し中の1コマ。

昨年もそうでしたが、ゴールデンウィーク期間中は編成が短くなるようで、この日は8両編成でした。フル編成が16両ですから半分の長さですね。ちょっと寂しい気がします。碧南市界隈のこのポイントもそろそろ光線状態が悪くなるので秋までお休みしようと思います。

碧南市にて

平日は列車の発着に合わせてローリー車が頻繁に出入りしているのですが、どうやら休日はお休みのようで構内はひっそりとしていました。碧南市の構内はもったいない使い方をしているなあといつも思います。側線は出発線・到着線を含めて10本近くあるのですが、錆ついている線路も複数あります。

碧南市にて

そもそも衣浦臨海鉄道は半田線も碧南線も「衣浦湾沿岸に立地する工場の原材料・製品輸送」という当初の目的を半ば失っています。現在は碧南線=炭カル・フライアッシュ輸送、半田線=コンテナ輸送という住み分けができていますが、どうも設備が過剰に思えます。半田埠頭駅と碧南市駅は衣浦トンネルを使えばわずかな距離ですので、碧南市構内の側線をつぶしてコンテナヤードとし、半田埠頭駅を廃止するのもひとつの方法だと考えるのですが・・・。ただし、JR貨物の刈谷ORSが比較的近い距離にあるので、そちらとの兼ね合いも難しいところです。