<輪廻の果てに03>

 「・・・玄武・・・王・・・」

その言葉を聞いた途端、羅刹が康煕の身体を思い切り強く、抱きすくめた。
その強い抱擁には、確かに遠い昔の懐かしさがある。清也は目を見開いた。

 「・・・僕は・・・安倍晴明・・・・・・」

 「そうだ、晴明・・・・・・俺は・・・お前に巡り会うために・・・1000年の時を・・・ただ待ち続けた
・・・こんな姿になり果てても・・・それでも、もう一度あんたに会うためだけに・・・」

羅刹の悲痛な声は、清也の全身に響く。
1000年。玄武王は1000年もの長い間、恋人が転生するのを待ち続けていたというのか。


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