ここでは、ヘルペス性口内炎の代表である、口唇ヘルペスやヘルペス性歯肉口内炎について、治す方法、市販薬、原因、症状を写真画像などを用いて解説していきます。

私は、「ヘルペス」という言葉は、昔からよく聞いたことがありますが、口唇ヘルペスにかかると口内炎ができることがあるということは知りませんでした。それでは、口唇ヘルペスの対策を見ていきましょう。

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目的別に分類しましたので、口唇ヘルペスでお悩みの方は、以下の目次を参考に、知りたい項目をクリックしてください。(iPhoneやスマートフォンの方は、クリックしてもジャンプしないことがありますので、お手数ですが、スライドさせて見てください。)

目次

ヘルペス(単純疱疹)とは?
口唇ヘルペスの原因
口唇ヘルペスの症状(初感染のときに出やすい症状)

口唇ヘルペスの症状(再発症のときに出やすい症状)
口唇ヘルペスの治す方法や市販薬
口唇ヘルペスのときの食事

口唇ヘルペスのときにマスクをしてもよいか?


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■ヘルペス(単純疱疹)とは?
口唇ヘルペスの写真

「ヘルペス」は、別名を単純疱疹(読み方:たんじゅんほうしん)と言われ、体に水疱、つまり「水ぶくれ」ができた状態のことをいいます。例えば、水ぼうそう、口唇ヘルペス、性器ヘルペスなどがあります。

上の写真画像は、口唇ヘルペスの写真です。この写真画像のように、体のどこかに水疱(みずぶくれ)ができれば、それがヘルペスということになります。特に口唇にできるヘルペスのことを「口唇ヘルペス」といいます。



■口唇ヘルペスの原因

口唇ヘルペスの原因

ヘルペスの原因は、「ヘルペスウイルス」による感染症です。現在、人間に感染するヘルペスウイルスは8種類あると知られています。 その8種類のうちの1つに、「単純ヘルペスウイルスⅠ型」というウイルスがあります。このウイルスに感染することで、口唇ヘルペスになります。

やっかいなことに、一度感染すると二度とウイルスが体から消えることはありません。「単純ヘルペスウイルスⅠ型は、体の細胞内に一生潜伏する」と言われています。

そのため、この単純ヘルペスウイルスⅠ型は、「20代~30代の方は2人に1人、60代以上の方だと、ほとんどの人が感染している」と言われています。

そして、このウイルスは人から人に感染し、ほとんどの人がこのウイルスをもっていることから、特に免疫力の弱い3歳ぐらいまでの乳幼児に、大人が感染させてしまうパターンが多いです。

例えば、赤ちゃんや小さいお子様に食事を与えるときに、ヘルペスウイルスを持っている家族の方が自分の使っていた箸やスプーンで食べさせてたりすると、感染する可能性があります。

赤ちゃんや子供が口唇ヘルペスにならないようにするため、ご家族の方は、以下のことを気をつけたほうが良いでしょう。


・赤ちゃんや子供と食事をするとき、箸、スプーン、同じ食器などを使わないようにする。
・口の中に入れたものを与えたり、熱いものを冷ますためにフーフーして食べ物を与えないようにする。
・可愛いからといって、赤ちゃんの唇にキスをしないようにする。


これらのことをすることは、口唇ヘルペスの予防だけでなく、虫歯予防にも繋がります。自分のヘルペスウイルスや虫歯菌を、免疫力の弱い赤ちゃんや子供に渡さないように、大人の方は極力気を付けてほしいものです。
 
また、大人同士でも感染することがあり、以前、私がテレビを見ていたとき、ある番組で口唇ヘルペスについて、興味深いことが紹介されていました。詳しくは、ノンスタイル井上さん。口唇ヘルペスのキス!? をご覧ください。

このように、口唇ヘルペスは、接触により感染する病気のため、口唇ヘルペス持ちの人に触れた場合は、触れた場所をよく洗浄することが大切です。ご家族などの身近な人の場合は、食器やタオルなどを別にすることで予防につながります。

ということで、口唇ヘルペスは、「他人に感染しやすい病気」ということはわかっていただけたと思います。中には、「感染しやすいなら、日本中、口唇ヘルペスの人だらけじゃん!」と思った方もいるのではないでしょうか。

しかし、病原菌である単純ヘルペスウイルスⅠ型に感染しても、口唇ヘルペスの症状が出なかったり、すぐには症状が見られず、何年か経って初めて発症する人もいます。

基本的に、単純ヘルペスウイルスⅠ型に感染していても、健康体であれば、単純ヘルペスウイルスⅠ型が暴れ出し、口唇ヘルペスができることはありません!

また、感染している人に接触したら、自分に必ず感染するわけでもなく、自分の体の抵抗力が弱っているときなどに感染する可能性があるので、絶対に感染者に接触したらいけないわけではありませんので、ご安心ください。

私も口内炎はよくできますが、口唇ヘルペスには一度もなったことがありません。感染しているのかどうかわかりませんが有難いことです。

しかし、一度、口唇ヘルペスにかかったことのある人の場合は、風邪や疲れ、ストレスなどで体調が悪いときや、免疫機能が低下が原因で再び発症しますのでご注意ください。



■口唇ヘルペスの症状(初感染のときに出やすい症状)

口内炎の画像

口唇ヘルペスは、初めて発症したときの症状と二回目以降の再発症では、症状に少し違いが出てくることがあります。

単純ヘルペスウイルスⅠ型に初めて感染して、口唇ヘルペスの症状が出た場合、写真画像のように、唇や口の周りに、多数の水疱ができます。また、舌や喉にも水疱が見られる場合もあるようです。ひどくなると顎の下部分まで広がることもあります。

さらに、40度近くの高熱、口の中や喉の痛み、舌や歯茎やリンパ節が腫れて出血したり、唇、舌、口内、喉などに口内炎が多数できます(ヘルペス性歯肉口内炎とも言います)。

初感染の場合は、高熱は約1週間、症状全体の完治は約2週間ほどで自然に治りますが、症状がとにかくひどくなりやすいのが特徴です。この症状はインフルエンザと似ていますね。

最近は、核家族の影響や衛生面の知識で、昔のように同じ食器で食べることが少なくなったので、10代の人は、6人に1人ぐらいしかヘルペスウイルスに対する抗体を持っていないようです。

このように、大人になるまで口唇ヘルペスの抗体を持たずにいる人も多く、そのような人が初めて口唇ヘルペスにかかると、さらに重い症状になることがあります。

特に、アトピー体質の方は、症状がさらに悪化しやすいので、早急に病院で診てもらうのが一番だと個人的には思います。


また、口唇ヘルペスによるストレスや疲れなどで、胃や腸の調子が悪くなることがあります。そのため、胃腸に優しい食事を心がけることも大切です。詳しくは、消化にいい食べ物、悪い食べ物を知って、胃に優しい食事を!を参考にしてください。



■口唇ヘルペスの症状(再発症のときに出やすい症状)

口唇ヘルペスの写真、かゆみ

口唇ヘルペスが二回目以降にできた場合は、症状がひどくなる場合もありますが、上で書いた初感染のときの症状よりも、比較的軽症になる場合が多いです。症状は大きく分けると4段階に分けられます。

まず、口唇ヘルペスが再発症する前兆サインとして、皮膚がチクチク、ムズムズ、ピリピリしてきたり、かゆみや熱を帯びたほてりを感じてきます。要するに、皮膚に違和感が生じたら、口唇ヘルペスが再発症する可能性が出てきます。

口唇ヘルペスの写真
唇が赤く腫れてくる → 水ぶくれが部分的に生じる → かさぶたができて治っていく

残りの3段階の症状の流れは、写真画像のようになっています。左の写真画像のように、皮膚に違和感が生じてから、半日ぐらいの時間で、唇の周りが赤く腫れてきます。赤く腫れた患部には、単純ヘルペスウイルスⅠ型が多量に繁殖しています。

なので、口唇ヘルペスの方は、むやみに患部を触らないようにしたほうがいいでしょう。触った手が原因で、ほかの人に感染する可能性があるためです。この第2段階のときまでに早期治療をすると、治りが早くなるようです。

第3段階になると、赤く腫れたところに、水ぶくれが多数できます。やはり、この水ぶくれの中にはウイルスが多量に存在するため、触らないようにしましょう。触るな危険です!

この水ぶくれは、初感染では大きく、あちこちにできる場合が多いですが、二回目以降の再発症の場合は、小さな水ぶくれが一部分に集まってできることのほうが多いです。

口唇ヘルペスができてから、約2週間で、最終段階の第4段階目になります。この時期になると、患部は、かさぶたになり、徐々に完治に向かいます。かさぶたは気になりますが、はがさないように我慢しましょう。




■口唇ヘルペスの治す方法や市販薬

口唇ヘルペスを治す方法、市販薬

口唇ヘルペスを治す方法で一番大切なことは、早期治療です。上記のような症状が見られたら、できる限り早く皮膚科などの病院で診てもらうのが一番良い方法です。

病院に行けば、抗ヘルペスウイルス薬(単純ヘルペスウイルスⅠ型が増えるのを抑える薬)や、口内炎の痛み止め、高熱を抑える解熱剤、ビタミン剤、抗生物質など、症状の状況に応じて治療してくれると思います。

「病は気から」という言葉があるように、当たり前のことですが、早い時期に治療を始めると治りも早くなりますので、口唇ヘルペスの人は、面倒くさがらずに早目に病院に行きましょう。

それでも、「病院には、なかなか行けない!」という方のために、市販薬や家でできる治す方法をご紹介します。 まず、市販薬ですが、有名な薬が3種類あります。


①佐藤製薬の「アラセナS」
②グラクソ・スミスクラインの「アクチビア軟膏」
③大正製薬の「ヘルペシア軟膏」


どの薬も近くの薬屋さんに行き、薬剤師さんに相談すれば購入できます。病院に行くよりは安くて、気が楽だと思います。

ただし、どの薬も口唇ヘルペス再発治療薬なので、初めて口唇ヘルペスにかかった人は、一度、医師の診察を受ける必要があるため、購入できません。使い方を間違えないようにご注意ください。

それぞれの薬の特徴は、ある薬剤師さんの情報によると、アラセナSは、頻繁に口唇ヘルペスを発症してしまう人にお勧め、人によっては3日で口唇ヘルペスが完治したりもするようです。その分、料金は数百円ぐらい高いようです。

また、ヘルペシア軟膏とアクチビア軟膏は、製薬会社が違うだけで、成分・内容量・金額がほぼ同じなので、どちらを購入しても大きな違いはでないようです。他にも、amazonでアブレバのような薬も販売されています。

何度も言いますが、早期治療が大切なため、皮膚の違和感などの前兆が見られたら、病院への相談や、上で紹介した塗り薬で、早目に対処してください。




■口唇ヘルペスのときの食事

口唇ヘルペスのときの食事

口唇ヘルペスのときは、口内炎ができたり、唇の周りが痛いので、食事がつらいです。できるだけ、しみない、しみにくい食事は、口内炎とビタミンと食べ物!口内炎になったら、このしみない食事だ!!で紹介していますので、参考にしてください。

また、口唇ヘルペスの治療に有効なサプリメントとして、「リジン(リシン)」があります。リジン(リシン)は、私たちの体内で作ることができない必須アミノ酸です。

リジン(リシン)はヘルペスウィルスが栄養としているアルギニンの働きを抑制することが知られており、口唇ヘルペスの再発予防にも注目されています。

リジン(リシン)を多く含む食品は、あずき・豆腐・納豆などの大豆類、カツオ・サケ・サバなどの魚介類、鶏肉・豚肉・牛肉などの肉類です。

効果的な摂取は、やはりこのサプリメントをお勧めします。商品の評価レビューを見ていただけたらわかると思いますが、リジン(リシン)は、口唇ヘルペスの症状緩和や再発防止の他にも、免疫力の強化、髪の育毛、骨の強化、美容などにも良いという意見もあります。

リジン(リシン)は、一日に3000mgまで摂取すると良いとされています。このサプリメントなら、1日1、2粒の摂取でOKとなります。




■口唇ヘルペスのときにマスクをしてもよいか?

口唇ヘルペス

コメント欄の「ひまわり」さんから、「仕事が接客業なんですがマスクをした方がよろしいでしょうか?」という質問をいただきました。

特に、女性の方は、マスクをすることで、口唇ヘルペスを隠したい人も多いと思いますが、口唇ヘルペスのときに、マスクをすることは、一長一短があります。


【長所】
・手で触ってしまうのを防いだり、他人に感染するリスクを減らすことができる。
・口唇ヘルペスを隠すことができる。


【短所】
・蒸れやすく、不衛生になりやすいので、菌が増殖しやすく、ヘルペスウイルスを他の部位にうつしてしまう可能性がある。


つまり、マスクをすれば、他の人にうつる可能性が低くなる反面、自分の症状がひどくなる可能性があります。

特に、ヒモがきついマスクをすると、水ぶくれがこすれて潰れやすく、患部から大量にヘルペスウイルスが発生するため、マスクをすることで症状が悪化した人もいるようです。

逆に、薬をつけてから、マスクをしたら、治りが早くなったという意見もありますので、マスクをすることは絶対にダメとは言い切れません。

口唇ヘルペスを治すには、口の周りを清潔にすることが一番大切なので、マスクをするなら、長時間使用しないようにしたり、もし使ったマスクをもう一度利用するなら、頻繁に洗うことが大切だと思います。

なお、コンピード口唇ヘルペスパッチという、口唇ヘルペスを隠すためのパッチもあります。このパッチは、薄くて透明なシールで、口唇ヘルペスの部分につけてもほとんど目立ちません。

さらに、シールの上からの化粧も可能で、口紅をすれば、全く分からないくらいに隠れてしまうので、女性の方で、ヘルペスにお悩みの方には、オススメなパッチです。

そして、このパッチは、薬などは塗られていませんが、患部の水分調整を適正に保ち、皮膚が乾燥するのを防いでくれて、その結果、かゆみや痛みを抑えてくれる優れものなんです。

コンピード口唇ヘルペスパッチなら、ヘルペスができていてもマスクで隠せずに済みますので、興味がある方は、一度ご検討ください。



以上が口唇ヘルペスの治す方法です。唇の周りにでき、かゆみがある病気なので、どうしても気になりますが、絶対に口唇ヘルペスは触らないようにしましょう!

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