2009年08月05日 23:08

一事が万事


≪やっぱり官僚主導は駄目ですね≫



今日は久しぶりに、やっぱり官僚が牛耳る国はなんとかしなければという気になった。



きっかけは他愛もない事なのだが、私の車が検査に入ったのである。

5年目ともなると、色々と交換部品も出て来て、特にディーラーで頼むと必要以上に高い気がするのだが、その分安心感にお金を払っている様なところもある。



問題はそこでは無く、ディーラーのフロントから電話で、前輪タイヤがタイヤハウスから出ているかギリギリなのでこのままでは検査に通らないかも知れないと言うのである。

タイヤとホイールは納車当時のままでは無く、途中で交換しているのではあるが、一応交換前にタイヤハウスからはみ出ない様にと確認はしている。



しかし驚いたのは、タイヤハウスから1ミリでも出ると検査に通らないと言うのである。



一体こんなアホな事を誰が決めたと言うのだろうか?



もちろん国交省の役人に違いない。



ディーラーの説明によると、少し前まではプラスマイナス1ミリまでの誤差ならオーケーだったのに・・・、と言う。



これでも私から言わせると馬鹿げているとしか言いようがない。



もちろん基準は必要だし、基準から逸脱したものは不可とする事も必要だろう。





しかしこれが1ミリや2ミリと言う話ではないと思う。



しかも私の場合前輪タイヤの片方はオーケーなのである。



1ミリ、2ミリのはみ出しでお客さんに説明しなければならないディーラーの担当者も可哀想なもんだが、こういうアホな基準を作る役人の感覚は国民の利益にはならない。



 



≪一事が万事≫



 



選挙を目前にして、果たして民主党が言うように、高速道路を無料化にしたりその他バラマキとも言うべきマニフェストの中身を信じるかどうかは別にして、官僚主導の国家運営だけはなんとかしなければならないだろう。



この馬鹿げた基準は車検だけではなく、多くのところで存分に生かされている。



社保庁の一件にしても、やはり役人は国民の事を全く考えていないと言う事が露呈したし、数え上げればきりがないほど、役人達は国民を愚弄し続けてきた。



この辺でこの国の永年の課題であった官僚主導の国家運営を、本当に国民の意思を反映した運営に修整していかなければ、日本は駄目になってしまうだろう。



手遅れ感がないではないが、選挙を目前にしてつくづくそう思うし、それを許してきた自民党ももはや限界である事は違いない。



かと言って・・・。



 



 



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