2010年02月17日 12:56
すっきりしない事ばかり
≪すっきりしない事ばかり≫
気がつけばもう2月も半ばを過ぎてしまった。
このブログも年末から止まったままだし、他のブログも同様である。
正確に言うと、書きかけては辞めていたと言うのが正しいかも知れない。
何故かと言うと、世の中すっきりしない事が多すぎるからだと思う。
出来れば不愉快な事や腹立たしい事は書きたくない。
しかし今世の中で起こっている事に少しでも触れようとしたら、そう言う事に触れない訳にはいかないのである。
ちょっと考えて見ると、民主党の小沢氏や鳩山氏の金の問題だってすっきりしない、なんだか国民を舐めているようだし、我々には直接関係ないが、朝青竜の引退問題だって本当にすっきりしない。
どうやら殴った相手がかなりややこしい人種だったそうで、事実と報道されている事にはかなりのギャップがあるらしい。
考え方によると、朝青竜がハワイにいるのも第三者による事態収拾期間中の一時退避なのかも知れない。
今回の冬季五輪だって、スノボの生意気な坊主が日本の恥を世界にさらしたと言うのに、何となくうやむやで終わりそうである。
本来なら出場を辞めさせてきついお灸をすえるのには絶好の機会だったのに、何故だか文科大臣まであやふやな態度と発言ですっきりしないのである。
まさに国の威厳を示す良い機会だと思ったのだが、でも考えて見ると服装はきっちりしていても中身の伴わない政治家が意見をしても説得力もないだろうから、それに気がついて大臣は態度を変えたのかも知れない。
テレビで服装は好みの問題だと言ったアホな自民党の代議士もいたが、ええ年した爺さんが坊主に媚びてどうするんだと思う。
だらしない物はだらしない、まして国を代表するのだから、本人の意向に関わらず問答無用で出場停止にして、坊主本人にだらしない標本のレッテルを貼ってやる事こそ真の教育だろう。
同世代のいかれた坊主どもへの機会教育の機会を逃したのである。
だらしない坊主の事より大人の態度がすっきりしないのである。
この際だからもっと国際的な話題に触れると、いつの間にか世界一の自動車メーカーになったトヨタが世界中に恥をさらした問題が挙げられる。
あれは米国の普天間の復讐の為の見せしめだと言う説もあるようだが、やはり根本はトヨタの金儲け第一主義から来た安易な車づくりの結果だと言えるだろう。
考えて見ればトヨタの車には個性がないと言われるが、とりあえず外見が違うだけで、中身は殆ど同じ車を名前を変えて売っているのだから、車づくりの姿勢がどうなのかは言わずもがなである。
品質や安全性は二の次で、先ず売る事を優先するとああ言った不良品が量産されてくると言う良い事例であろう。
特にプリウスなどはハイブリッドを良い事に車両価格が異常に高い。
あれだけ量産されているのだからもっと下がって当たり前だと思うのだが、やはり販売価格で標的購買層に訴えると言う姑息なマーケティングとやらの手口なのだろう。
このトヨタの問題は初期の対応から現在に至るまで全てがすっきりしない事だらけである。
昭和45年に「何から何までこの世は闇よ、筋の通らぬ事ばかり右を向いても左を見ても莫迦と阿呆のからみあい・・・」と言う歌がはやったが、この世は闇とまでは言わないけれど、まさに「すっきりしない事ばかり・・・以下同文」と言った感じがする今日この頃である。
また事件発覚後の対応がこれまたすっきりしない。