2010年12月25日 21:14
戦争は終わっていない
『沖縄の事』
先日から管総理大臣(以下管さん)が沖縄県知事と、米軍基地移転の件で会話する情景や、基地の県内移設に反対する談話がよく報道されている。
北朝鮮が韓国の領土である大延坪島(テヨンピョンド)にいきなり砲撃をしかけた事件で、朝鮮戦争は終わっていなかった言う報道を耳にしたが、よく考えて見ると大東亜戦争もまだ完全終結していないのだと思われる。
沖縄が日本に返還されて40年近くになるが、本当に沖縄の人たちは沖縄が本土に復帰したと思っているのだろうか?
私は今まで沖縄に一度も行く機会が無かったのだが、確かに車の右側通行が左側通行になったり、ビザやパスポートが無くても沖縄に行ける様にはなったけれど、実際問題米軍基地が沖縄にあり、沖縄県民のみならず、多くの日本人が日本に米軍基地はいらないと思っている限り、実際は米軍の進駐が終わったと思うのはあまりにもおめでたい話だと思う。
従って沖縄の人々もその事を考えて見て欲しいと思う。
例えば日米地位協定などは最も判りやすい事例だと言えるだろう。
少なくとも独立した国家なら、こんな不公平な取り決めを受け入れられるはずが無い。
『日本のは真の独立国家か』
翻って考えると、沖縄のみならず日本全体が米国の大きな影響下にある限り、実質的な終戦では無く、いまでも部分的な統治が続いていると考えるべきだろう。
もし「それは違う」と言う意見があれば、それは本当におめでたい考えだと思う。
政党によっては米軍基地不要論を言うところもあるが、しかし軍備の拡充には反対している。
これも大いなる矛盾であろう。
与党にも元々一部には中国やソ連を祖国と崇めていた人たちもいるのだから仕方が無いが、売国奴どもが政権を握るとはいやはや何とも情けない話である。
今は米国の国力が落ちてきている。
だから輩の隣国は尖閣諸島周辺をうろつき、哨戒艇に体当たりする。
日本だけでなく、韓国もやられてしまったし、また韓国も弱腰な対応しかできなかった。
また輩の配下のチンピラ国は、隣国にいきなり砲弾をぶち込み、核の力をひけらかす。
まさにヤクザの世界で言う跳ね返りの鉄砲玉である。
韓国も日本も核を持っていない、従って米の核の傘の下にいる訳だが、この傘がだんだんとすぼんで来ているから、狙われるのである。
果たしてこんな状態で日本が真の独立国家と言えるのであろうか。
そう思っている人がいるとすれば余程おめでたいとしか言いようがない。
『日本の独立を目指して』
それでは日本が真の独立を得るにはどうすれば良いのだろうか。
物理的には軍備の拡充であり、核の保有である。
この核の保有と言うのは一見時代の流れに逆行するようではある。
米と露は新戦略兵器削減条約を批准しようとしているが、これはすでに核を保有している国だからそうするのであって、近隣に輩どもが強力な武器を持って狙っているのに、丸腰に近い状態で能天気に平和ボケしている国はもっと強くなる事を考えるべきだろう。
この時期に自衛隊員の人員を削減するような話が出ているが、これもとんでもない話であって、無駄な国会議員や地方議員に役人達の首を切ってでも国を守れる人間を増やすべきだろう。
仕事が無くて困っている人々の中から国を憂える志ある人が生活できてなおかつ国防の為に働けるように、もっと自衛隊の間口を広げる必要があろう。
最近は少し大人しくなったようだが、肝心な時に右翼を名乗る人たちがお国の為に働けるようにも自衛隊の間口を広げ、いざ戦争となった時には真っ先に戦地に行って活躍できるように計らうべきではないか。
いずれは自衛隊から国軍として格上げされるように徴兵制度の準備も急務であるし、多くの若者が兵役に耐えられるような体力づくりや国防教育は早期から始める必要もあるだろうし、国を守るのは自国民でしかないと言う自覚を持たせる教育も始めなければならない。
勿論、核を持つ事が平和につながると言う非常にシンプルな理屈も理解する必要があるだろう。
これを軍国主義と批判する人たちもいるだろうが、その人たちでも自分自身や、自分の身内が攻め込んできた隣国の輩達に殺されたり凌辱されたり、奴隷にされる事は多分望んでいないだろう。
真の独立や平和と言うものは、指を咥えて待っていてもやって来るものではない。
日本自身が大東亜戦争を完全に終結させ、自主独立を得る為には、自分たちが充分に努力をする以外には無いのである。