2020年05月16日 03:47

主よ、永遠の休息を (中公文庫)
誉田 哲也
中央公論新社
2016-03-18


「名無し少女推定六歳完全無修正」―共有通信の若き記者・鶴田は、暴力団事務所との接触から、ある誘拐殺人事件の犯行ビデオがネット配信されている事実を知る。真相を探る鶴田を影のように追う男、ほのかな恋情を交わすコンビニの店員…やがて十四年前の悪夢が甦る。大いなる不条理を見つめた慟哭のミステリー。

しばらくフィクションを読まず、ノンフィクションばかり読んでいたのだが、少し疲れたというか楽に読める小説はないかなと本屋でブラブラしていたら見つけたのがこれ。誉田哲也は名前だけは見たことがあったが、読んだことはなかった。

帯に「あの幼女連続殺人事件をテーマにした戦慄のミステリー!」とある。ゾクゾクする展開。一気読みしてしまった。

「あの幼女連続殺人事件」とは宮崎勤事件のことなのだろうが、確かに題材にはしてるものの実際の宮崎勤事件とは結構違う。

誉田哲也の作品を読むのは初めてと書いたが、文章が独特というか場面描写と登場人物の心理描写が巧みに入り混じり、軽快なテンポになってる。

タイトルの「主よ、永遠の休息を」がずっと謎だったが、ラストでようやく納得。

題材が題材だけに読者を選ぶ作品かもしれない。残酷な直接的な描写はほとんどないが、少女のわいせつ事件を人並み以上に不快に感じる人にはあまりおすすめできないかも。

2020年05月15日 17:27



「読書家あるある」をネタにした漫画の5巻。

表紙にもある「読まないといけない本なんて一冊もない」とか、感想は読後熱いうちに書くべき、後で恥かくとか気にしてたら誰かが評価したものしか評価できない人間になる、というのは凄く分かる。

小さな本屋に入荷してた新刊が、大きな書店には何冊くらい入荷してるか確認しに行くというのは身に覚えがある。

ところでこの漫画の登場人物の立ち位置、町田さわ子→平沢唯、神林しおり→秋山澪、長谷川スミカ→琴吹紬と「けいおん!」のキャラに似てる気がするのは僕だけだろうか。(「けいおん!」はアニメを少し見ただけだが。)そうすると遠藤は田井中律か?



2年前から本の感想が止まっているが、直近に読んだ本から感想を書いておこう。

新型コロナウイルスのニュースを連日聞くようになってから、ウイルスに関する本を読みたくなった。新型コロナウイルスそのものよりも、ウイルスや感染症全般について。カミュの「ペスト」が売れてるようだが、あれは小説だし、分厚いし、読みづらそうなのでパス。

岩波新書の「感染症と文明」を買ったのだが、読み進めているうちに感染症やウイルスの基本的な知識がないことに気づき、もう少し入門向けの本はないかと探して買ったのがこれ。ブルーバックスでも何冊か出してるウイルスの専門家。

易しくて分かりやすい。それでも分からないことがあって、数年前に買って読んだ高校生物の教科書も時々参照。

ウイルスというと病原性ウイルスばかり注目されるが、実際は人体に無害なウイルスが身の回りには溢れてる。

21世紀に入って「巨大ウイルス」が発見され、従来のウイルスや生物の定義を修正する必要が出てきた。

第6章で示されてる新しいウイルスや生物の考え方は、目から鱗が落ちる内容。

「ウイルスとは?」を知りたい人にはおすすめの一冊。

2020年02月17日 03:23

行政書士試験合格証

行政書士試験の合格証が届いた。しかし味気ない合格証だな。宅建日商簿記のように賞状みたいなキンキラがない。(キンキラの枠を鳳凰枠というそうな。今知った。)

参考までに使ったテキストは早稲田経営出版の「合格革命」シリーズの「スタートダッシュ」「基本テキスト」「基本問題集」「40字記述式・多肢選択式問題集」。「肢別過去問集」「一問一答式出るとこ千問ノック」「法改正と直前予想模試」までは手が回らず。

民法に関しては飲み込めないところもあったので、LECの「合格基本書」とユーキャンの「速習レッスン」(今は発行してない)も併用。

あとTACの全国公開模試(10月)を会場で受験した。本番の予行練習として。

六法は買わなかったが、ネットで条文を適宜参照した。(法律名を検索すると一番上に出てくる「e-Gov法令検索」という政府のページ。)

2020年01月31日 00:09

行政書士試験

11月に受けた行政書士試験、受かってた。

試験後のTACの採点サービスでは174点、LECもそのくらいで絶対落ちたと思っていたのだが、昨日の発表日、一応ホームページで確認しておこうと見たら、えええ!?受かってる。なんで???

それでも信じられなくて合否通知書が届くまで半信半疑だった。結果は186点で合格。記述式が28点も貰えてる。TACの採点サービスでは16点だったのに。

今年は択一式(特に民法)が難化したので、記述式を甘く採点して得点調整が入ったのかもしれない。

しかし、自己採点の時にも書いたとおり、勉強が不十分な状態で臨んで受かってしまったので、なんだか素直に喜べない。相手のオウンゴールで試合に勝ってしまった感じだ。

ついでに、絶対落ちたと思ったので2020年度のテキストと問題集をすでに買ってしまった。どうすべか。

合格証は2月14日に送られてくる予定。

2019年11月11日 02:50

行政書士試験を受けてきた。実は去年も受けたので2回目。

では自己採点。合格基準は60%(180/300)。ただし、法令等で50%(122/244)、一般知識等で40%(24/56)ないと不合格。

法令等
 5肢択一式 100/160
 多肢選択式 18/24
 記述式 14〜16?/60
一般知識等 40/56
合計 172〜174?/300

だめだ、届かなかった。

記述と民法ができてない。先月、TACの模試を受けたのだが、この時も記述と民法ができてなかった。記述は問44は絶対0点、問46もたぶん0点、問45が14〜16かなというところ。

去年は全範囲終わらない状態(商法の始めまで)で受けて落ちて、今年も半年くらい何もしないまま過ぎて、夏頃からそろそろやらなきゃと始めたのだけど、計画通り進まず、テキストと問題集を一巡だけして、直前に記述式問題集を慌てて一通り解いたところで時間切れ。そりゃ受かるわけないよなあ。

来年は民法が大改正されるから、またテキスト買い換えなきゃ。

2019年07月14日 11:01

2019/05/17
香蘇散
桂枝茯苓丸
+黄連(オウレン)

2019/07/12
香蘇散
桂枝茯苓丸
-黄連
+竜眼肉(リュウガンニク)
+酸棗仁(サンソウニン)
+遠志(オンジ)

香蘇散と桂枝茯苓丸にしてから比較的調子が良いのだが、最近、夜寝ても1時間か1時間半くらいで目が覚め、トイレに行く。また寝ても1時間か1時間半くらいで目が覚めてトイレ。これの繰り返し。眠れないわけではなく、むしろすぐ眠れるのだが、直に目が覚めてしまう。熟睡できてない。それを相談したら黄連を追加されたのだが、2か月ほど飲んでも効果が見られなかったので、黄連をやめて、竜眼肉・酸棗仁・遠志を追加。これらは漢方で言う「心」に効く薬と言われた。

2018年08月05日 17:23

4167911094原爆供養塔 忘れられた遺骨の70年 (文春文庫)
堀川 惠子
文藝春秋 2018-07-10

by G-Tools

大宅賞、早稲田ジャーナリズム大賞を受賞した名著。

広島平和記念公園の片隅に、土饅頭と呼ばれる原爆供養塔がある。
かつて、いつも黒い服を着て清掃する「ヒロシマの大母さん」と呼ばれる佐伯敏子の
姿があった。なぜ、佐伯は供養塔の守り人となったのか。また、供養塔にまつられている被爆者の遺骨は名前や住所が判明していながら、なぜ無縁仏なのか。
引き取り手なき遺骨の謎を追うノンフィクション。

「知ってしまった人間として、知らんふりはできんのよ」
佐伯敏子の言葉を胸に、丹念に取材を続ける著者。
謎が謎を呼ぶミステリアスな展開。そして、埋もれていた重大な新真実が明らかにされていく――。

文庫版では、単行本が出てからの供養塔にまつわる動きなど、著者の書きおろしもたっぷり加えて、新しい写真も追加しました。
後世に伝えていきたい、日本人必読の書です。

解説・平松洋子

〈目次より〉
第一章 慰霊の場
第二章 佐伯敏子の足跡
第三章 運命の日
第四章 原爆供養塔とともに
第五章 残された遺骨
第六章 納骨名簿の謎
第七章 二つの名前
第八章 生きていた犹犲圈
第九章 魂は故郷に

これは凄まじい記録だ。広島平和記念公園にある原爆供養塔と、供養塔の守り人となった佐伯敏子さんの話。

原爆供養塔の地下には7万人の遺骨が納められており、今も814人の遺骨が名前が判明していながら遺族の元に帰っていない。

1919年生まれの佐伯敏子さんは、原爆で13人もの家族や親戚を亡くし、自らも原爆直後の広島市内に入って入市被爆した。

28歳で原爆症で歯が全部抜け落ち、何度もがんの手術をした。35歳で遺書を書き始める。その後、原爆供養塔に日参し、掃除をするようになった。昭和46年になり、原爆供養塔の地下室に入る機会が訪れ、そこで2200人もの死者の名前を記したノートを見つける。そして一人で遺骨を身元に帰す行動に出る。

佐伯敏子さんは1998年に倒れベッドの上で過ごすようになるが、佐伯敏子さんと会った著者の堀川惠子氏がまだ残る遺骨の身元を訪ね歩く。

名前や住所が判明してるのに引き取り手が見つからない遺骨の謎や、原爆直後に死者の名前を書き残した少年特攻兵たちの存在が明らかになっていく。

この本はノンフィクション作品の重み、これらを書き上げるまでの凄まじい労力を感じさせる。帯にある「日本人必読の名著」は、その通りだ。

原爆投下の2週間後に亡くなった佐伯敏子さんの妹の「姉ちゃん、身体が痛い、骨と身が離れていくよう!」「骨と身がはずれるよう!」、原爆投下の翌月に亡くなった次兄の「痛い、痛い、骨がはずれる」という言葉は、原爆症の恐ろしさをひしひしと感じる。

佐伯敏子さんは2017年、97歳で亡くなった。

明日は広島原爆の日。一人でも多くの人にこの本を読んでほしい。

2018年04月13日 17:39

好和亭

先月、春日井にある好和亭へ。ここも好来系の一つ。

チャーシューとメンマの多い「寿竹」を注文。1,100円。

メンマの下にチャーシューがたくさん入ってる。チャーシューが特に美味かった。

カウンターが8席だけの小さなお店。行った時は店主が一人で切り盛りしてた。

昼時に行って並んでるかなと思ったけど、ちょうどすぐ座れた。

好和亭

好和亭

好和亭 ラーメン / 春日井駅(JR)

昼総合点★★★☆☆ 3.5



416710699X新装版 昭和史発掘 (1) (文春文庫)
松本 清張
文藝春秋 2005-03-01

by G-Tools

松本清張のノンフィクション。9巻まである。

1巻の内容は、「陸軍機密費問題」「石田検事の怪死」「朴烈大逆事件」「芥川龍之介の死」「北原二等卒の直訴」。

大正末期から昭和初期の歴史はあまり詳しくないから新鮮。

先月、NHKの「100分de名著」でも取り上げられた。

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