2008年03月11日

誰のための法なのか

 全くもって、理屈が分からない。

 <児童ポルノ>禁止法改正求めキャンペーン ユニセフ(Yahooニュース)
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080311-00000078-mai-soci

 子どもの性の商品化に歯止めをかけようと、日本ユニセフ協会は11日、児童買春・児童ポルノ禁止法の改正を求めるキャンペーンを始めた。18歳未満を写した性的画像・写真の単純所持を処罰対象に加えるとともに、マンガの虐待描写なども「準児童ポルノ」として違法化するよう訴え、賛同署名を集め、政府・国会に提出する。(記事より引用)

 論点は、「単純所持」と「準児童ポルノ」。

 「単純所持」については、前からニュースになっている。

 今回加わった「準児童ポルノ」については、こちらに説明がある。

 アニメ・漫画・ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン MSとヤフーが賛同(ITmedia)

 被写体が実在するか否かを問わず、児童の性的な姿態や虐待などを写実的に描写したものを「準児童ポルノ」として違法化する (中略) 「準児童ポルノ」は「アニメ、漫画、ゲームソフトなどと、18歳以上の人が児童を演じるようなビデオなど」。(記事より引用)

 18歳以上の人間が、18歳未満を演じることも禁止だそうだ。

 この主張だと、AVの女子高生物は、すべて違法になる。

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 自分はロリコンではないが(ロリ系ではあるが)、この動きは、あまりに危険な発想だと思う。

 当初の目的である「性暴力を受けた子供の保護」が忘れ去られて、違う目的にすりかわっているように見える。

 汚らわしいものを法で禁ずれば、世の中から消えてなくなると思ってる。

 一体、誰が現状の被害者で、誰を守ろうとしているのか。何のための法なのか。

 こういう議論では、たびたび「必要悪」、つまり犯罪の抑止効果が語られるが、このニュースからは、そういった議論は読み取れない。一方的な主張だ。

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 誰のための救済なのか。誰のための法なのか。

 政治家と著名人の、世界からよく見られたいだけがためのパフォーマンスにしか見えない。

 立法・行政は、国民の幸福の最大公約数を作るために、譲歩や妥協を重ねて現実を作るものであって、一部の人間の望む世界を作るものではないだろう。

 国を私物化するというのは、こういうことを言うのだろう。

koushin_a at 23:37コメント(0)トラックバック(0)知る | 考える 

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