2008年10月23日

火の鳥 乱世編(下)

 メモ程度に。

 先日、お医者さんに行ったときに、下巻を読んだ。(上巻の感想はこちら。)

 義経のキャラクターは想像できうる範囲だが、弁慶は予想外だな。

 でも、そんなものは、手塚治虫の描きたかったことからしたら、瑣末なことに過ぎないと思う。

 一族と一族の対立。宿命。血。

 すごく感じる。

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 何ヶ月か前に、実家にいたときに、小学館の『学習まんが 日本の歴史』をぶっ通しで読んだ。小学生の頃、読んだものだ。

 非常に疲れた。

 ヤマト政権から徳川に至るまで、全部が血の争いにしか見えなかった。

 飛鳥時代なんてひどいもんだ。蘇我馬子しかり。天智天皇と天武天皇なんて、骨肉の争いだ。

 奈良時代に入ると、天皇家は安泰になったようで、今度は臣下が実権を握ろうとする。

 平安時代もひどいもんだ。藤原氏が天皇を盾に、天皇家と日本を乗っ取ろうとしてる。

 ネットを漁ると、足利義満なんて、天皇家を乗っ取ってしまったという説まである。(史実は分からないが、皇位簒奪を企んでいたというのは、有名な話のようだ。)

 参考
 17.「北朝」は滅亡していた!! 南北朝秘史-其の壹-

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 20世紀では、西武王国を築いた堤康次郎が浮かぶ。彼は彼の“帝国”を築き上げた。

 また、旧宮家の土地をどんどん買い占めたあたりは、自らが「ミカド」にならんとしてたようにも見える。(都心のプリンスホテルの土地は、戦前は皇族の屋敷だった。)

 この辺の話は、3年前に『堤義明 闇の帝国』という本を読んで知った。(そのときの感想は、こちら。)

 この本の中に、堤康次郎が吉田茂、池田勇人、佐藤栄作と並んでリラックスして写ってる写真がある。片やダーティなイメージの堤康次郎、片や歴代総理の3人。でも、根っこは一緒の気がする。

 参考
 小事多論 華族大好き?堤康次郎、島津家にも絡んでました_| ̄|○
 網上徒然話: ミカドの肖像

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 平たく言えば、権力志向とでも言うのだろうか。

 人間が人間たる所以。人間が人間として進化してきた証。200万年の深み。DNAの指令。

 手塚は、人間の業の深さを、乱世編で描きたかったように思う。


 これまでの感想
 乱世編(上)
 鳳凰編
 未来編

koushin_a at 04:09コメント(0)トラックバック(0)読む  

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