2020年01月25日

713号系統 寺前駅 ゆき 

713号系統 高原バス 寺前駅 ゆき

132日目
15:55 砥峰高原
16:38 寺前駅                        (900円)


 砥峰高原はすすきの名所です。標高800から900メートルの草原にすすきが大群生しています。今がちょうど見頃のようで多くの観光客がその大きな景色に感動しております。

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              すすきの名所砥峰高原。



 日の光を受けてすすきは白く光り、その光は風になびきます。どうしてこんな光が大地から生まれるのでしょうか。高原の中の遊歩道は白い光の中に通じます。間近で見るすすきの一本一本は素朴なもので、風に揺れるとサワサワとなにかこちらに語りかけます。。少しばかり高い場所から見下ろすとすすきは彼方まで広がり、小さな小さな白い光の波となって大地にビロードの布を敷いたかのようです。

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                砥峰高原のすすき。

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         大地にビロードの布を敷いたかのようです。


 遊歩道の中には木道もあります。湿地帯というのもあるでしょうが、すすきの群生を守るためのものでしょう。それにしてもこういう木道を歩くのは愉しいものです。

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              高原内の木道を歩きます。



 高原内には落ち着いた青色の水をたたえた小さな池もあり、高原は違った表情も見せます。夜になれば空の月を映すのでしょうか、それもさぞかし趣き深い風景でありましょう。

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        小さな池によって高原は違う表情を見せます。



 広くすすきの砥峰高原全体を眺望する自然交流館では四季を通じた砥峰高原の風景の写真が展示されていたり、地元の農産物が売られたりしています。そんな中地元産のゆずを使ったゆずジュースにゆずサイダーなどもございまして、


 お福路様         「ゆずサイダーをいただこうかしら。」

 山の神様         「いいですね。私はゆずジュースにしようかしら。こうすけさんは?」

 こうすけ          「アルコールの入ったものはありますか?」

 店員さん         「そういうものはありませんね。」

 こうすけ          「ならば私はいらない。」

 お福路様         「おもしろくない人ね。」

 山の神様         「ほっておきましょう。」


 そんなに悪いことをしたつもりもないのですが孤立してしまいました。

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             ゆずジュースにゆずサイダー。



 日は西に次第に傾きます。太陽は今日という日の最後に力を出し切るかのように力強く輝きます。それに応えるすすきは負けじと白く輝きます。それはシンフォニーのフィナーレに向けて指揮者が渾身の力を持ってタクトを振り、オーケストラが一丸となってそれぞれの楽器を高く奏でるかのようです。指揮者がタクトを下ろし終演となれば、この高原は暗い空に白い光の音の余韻を残してオーケストラのメンバーは静かに休むことでしょう。そしてすっかり暗くなると、きつねやらたぬきやら山の小さな動物が集まってきてお月様を一緒にのんびりと眺めて愛でるのです。

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     今日というシンフォニーがまもなくフィナーレを迎えます。



 高原バスの復路2便の「砥峰高原」発車時刻は15:55、日の入りの少し前で山なみに沈む夕日の光景を見ること叶いませんが、バスに乗り遅れてはいません。輝く高原を背にバス停に向かいます。定刻にバスは「峰山高原」方面からやって来ます。ここ「砥峰高原」から乗車する人も多く、バスの車内を少しにぎやかです。

 ちなみにバスの運賃ですが、片道900円の切符(712号系統)が途中下車したとはいえ有効であります。

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            高原バスの復路2便に乗車です。



 バスは坂道を下っていきますが、逆に砥峰高原に向けて坂道を上る対向車の列が続きます。その中にはバスツアーの大型観光バスも見られます。


 運転手さん         「日の入りの少し前あたりが一番美しい風景だと言われていますので、その時間に合わせて砥峰高原に向かうのでしょう。でもみんな考えることは一緒でしてご覧のように渋滞が発生しております。駐車場も満車ですから砥峰高原に着く頃には日が沈んでしまっているかもしれません。みなさんはとてもいいタイミングでしたね。」

 乗客一同          「ハハハッ。」


 バスの運転手さんはとても話し上手な人で、ハンドルを握りながらいろいろと案内をして行楽地帰りの乗客を愉しませてきれます。

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          対向車の皆さん、もうすぐ日が沈みますよ。



 坂道をグングン下ると集落が見えてき、バスは後続車に道を譲る形で集落の中の道に入ります。集落の人は運転手さんに手を挙げて挨拶し、運転手さんもそれに応えます。


 運転手さん         「この集落にコミュニティバスの運行で来ることも多いのでみんな顔なじみです。なんせ田舎ですから。猿とか鹿とか動物の方が多いくらいです。」

 乗客一同          「ハハハッ。」

 運転手さん         「こないだもこのあたりで鹿がバスの横を駆けていきました。」

 乗客一同          「へぇー。」


 鹿が出たということで数名の乗客が車窓に鹿を探します。もちろんこうすけさんもそのうちの一人であります。

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         坂道をぐんぐん下ると集落が見えてきます。



 集落を過ぎると右手にダム湖が現れます。これは長谷ダムによってせきとめられた下部調整池、その対岸にそびえる山の上にある上部調整池との間で揚水式水力発電が行われております(712号系統参照)。長谷ダムの脇の九十九折の坂を下ると「エル・ビレッジ」に到着です。

 揚水式水力発電を行っている関西電力大河内発電所のPR館などがあるのがエル・ビレッジおおかわち。水力発電など興味もあるのですが、ここで下車した場合その後に続くバスがないことから素直に諦めます。それにこの時間ですからPR館などはすでに閉まっていることでしょう。

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        長谷ダムの脇の九十九折の坂道を下ります。



 「エル・ビレッジ」から乗車する人もなく、バスは谷間の田園風景の中を駆け抜け市川の流れに突き当たります。市川の左岸にはJR播但線が走り、バスはその対岸を南へ下ります。播但線の線路が市川を渡ってバス道と並び、しばらく進むと終点の「寺前駅」に到着です。高原バスの愉しい雰囲気は降車ドアが開いてシューッと消えてゆきます。バスと高原を満喫した愉しい一日でありました。

 こうすけの路線バスの旅132日目はJR播但線の寺前駅からスタートした訳ですが、峰山高原、砥峰高原と二つの高原を旅して同一日のうちに再び戻ってきました。本日はここ寺前駅をゴールとして133日目のスタート地点にしたいと思います。

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           高原バスは「寺前駅」に到着です。




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kousuke0217 at 12:20コメント(0) |  

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