ポンポロカベツ 仏教の源流を求めて 〜日蓮門下僧・上川泰憲日記〜

わたしは、北海道当別町太美町の孝勝寺別院にて、副住職を務める法華宗真門流の 僧侶です。ブログのタイトル「ポンポロカベツ」は、北海道夕張市にある孝勝寺(本院)そばを流れる川の名からとりました。アイヌ語で「源流」を意味します。わたしも今一度原点に立ち返り、釈尊出世の本懐に思いを致し、日蓮聖人不惜身命の御生涯を鏡として、この世で何をなすべきか己の人生を見つめ直し、とうとうと流れる河水の如く淀まずに歩んで行きたい。このブログには、そんな思いをこめています。

2016/7/16

昼食をはさみ、13時から「序」がスタート。最初に、パートナーが決められ、身体の変化をお互いにチェックする為のものだ。

最初に、柔軟体操革命とはどう言う体操なのかを、堀田先生が話してくれた。
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特に、「この体操は身体への命令では無い。身体との対話なのです。」と強く何度も繰り返し言われていたことが印象に残った。
 
柔軟体操革命を受けるのは今回で3回目。

「序」は身体のケアと軸を感じることが中心テーマ。
毎日の繰り返しが大切。序の体操は約15分ほどで一回りできる。そこで朝のNHK連続テレビ小説を見ているときに 序の体操を継続して続けています。

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その成果が表れたのは、5月のある日、月参りのお経でお檀家さんの家に伺っていたとき、雨上がりで道が濡れていました。そこのお宅の前には、絨毯が敷いてあり、足を滑らせてしまいました。

今までの感覚であれば、絶対に転倒する滑り方。心の中で「あーあ、衣が泥まみれになってしまうなー」とあきらめモードに入っていました。

ところが驚いたことに、次の瞬間、何事もなかったように立っていました。

身体をどのように使ったのかもわからず、頭ではもちろん命令していません。まるで最近のドローンで使われている「ジャイロセンサー」が身体の中に搭載されているようでした。

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柔軟体操革命は「武道身体論」をベースに作られています。頭で考えずに身体に記憶させる。 その事で軸ができ身体の負担を減らすことができるのです。

「軸ができれると人生が変わる!」

大げさではなく本当にこうなります。結果として健康な体を得られることができます。まずは体験してみることがいいと思います。気になる方はお声かけください。

翌日は、インストラクター検定も開催。新たに3名のインストラクターが誕生しました。北海道のインストラクターは10名になりました。わたくしもインストラクターですので「序」はお伝えできます。次回は10月を予定。詳細が決まりましたらお知らせいたします。


参加者感想
 昨日から今日の柔軟体操革命in当別も充実の内容でした。

ぷちてんぐの小柳彩子先生の漢方講座から始まり、私は3回目の受講になる堀田先生の柔軟体操革命、今回は思考と身体の関係性、軸、重心、弛緩の大切さ、そこから発展し楽で美しい自然体を手に入れることができるサプライズな革命です。

それは続けている方々の軸が整った身体や歩き方が確実に変化していることを見て、やはり継続は力なのだと思いました。

異業種ながら同じ意識を持つ仲間がいるということも心強くもあり刺激的でもあります。

久しぶりのBBQ美味しかった! 楽しかった!

午前3時半までのおしゃべりも、どれくらいぶりだろ。(笑)

ありがとうございました。(*^_^*)

 「柔軟体操革命」インストラクター!になりました。 美しい自然体を手に入れるための、軸を感じる! 身体と対話を大切に 堀田先生〜!ありがとうございました。 柔軟体操革命のことを教えてくれた シズ香さん!ありがとうございます。会場だった当別の孝勝寺 良かった〜! そして、柔軟体操革命を一緒に参加出来た 皆様 ありがとうございました。 そして そして 柔軟体操革命の前に 中医学を教えくれた、彩子先生〜

😆ありがとうございました。 明日から 柔軟体操革命!取り入れたレッスンしますわね!体が緩んでリラックスできすよ!

一昨日(14日)、拙寺において柔軟体操革命(序・破)の講習を開催した。参加者は4名と少なかったが、わたしの五十肩のケアを中心に進行の流れを献立して戴くことが出来たのは少数だったのが幸いしたのかも。
後日、会ったひとには「体操はどうだった?」と聞かれて、わたしは「よくわかっていないことがたくさんあって説明ができない」と返答した。ただ一言で言えば柔軟体操をした方の左半身としていない右半身とでは身体のブレ方が違った。普段いかに身体の軸がズレて生活していることだけは理解出来た。自分の身体と対話をすることの重要さを知った経験であった。
これからは堀田本宣先生のDVDを教材に復習していきたい。

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参加者でBBQ

2016/7/16

本日は、柔軟体操革命の講習。夏の連休中のイベントなので、参加者がなかなかいなかった。

それでも、蓋を開けてみれば、10名の参加。ちょうどいい人数になった。

午前中は、小柳先生の「中医学講座」

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中医学とは、中国の中で発展してきた医療。陰陽五行思想などが中心の考え方となり、病気そのものよりも、身体全体を見る医療である。

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その基本的な考え方を教えていただいた。

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参加者も、真剣に聞き入り、質問も多くされていた。もっと先の話を聞きたいとの声も上がっていた。今後の展開が楽しみです。

2016/07/10

2016年7月10日(

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孝勝寺開創100周年寺業の1期工事、納骨堂・供養塔建立の工期日程決まり、地鎮祭を執り行った。開始30分前から土砂降りの雨が降り、急遽ブルーシートをかけたが、悪天候のため本堂で読経。
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土地のご祈祷のため外に出ようとした時に、雨が上がり、檀信徒と共に修法を行った。

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11時からは、移転事業の経過説明をし、現状の寺業の進み具合を確認した。終了後は軽食を食べながら、交流を楽しんだ。

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前回記事
我思う「夕張市財政破綻から10年」〕篠セ毀韻竜せち

夕張の財政破綻から10年。いろいろなことが見えてきました。次に「お寺から見る夕張」を自分の視点で綴りたい。

参照記事 
「見せしめはもう勘弁」夕張破綻10年、35歳市長の覚悟  北海道夕張市長 鈴木直道氏が語る 
私は、小学校卒業ともに夕張を離れました。当時のお寺の議事録を見ると、
「今後のお寺の存続のために、札幌に出張所を設け、お寺の維持に全力を尽くす(意訳)」
と書かれていました。

当時は、檀家さんが夕張離れが激しく、住職は年の半分は、札幌へ月参りに出ていました。姉夫婦の家に宿泊させてもらいながら。当時の総代も危機感を抱き、あくまでも夕張のお寺存続のために、拠点を設けなければとの思いがあったようです。

なので、30年以上も夕張には住んでいないので、本当の意味での現状はわかりません。

生まれ育った故郷「夕張」高齢になるお檀家さんの生活に触れることによって辛うじて現状を感じることができていました。10年前には60件ほど檀家が現在は40件を切るところまでになっています。夕張の本堂も築70年以上になり、補修も限界にきています。今後の寺院維持を考えると、本院の移転は必須との現状です。

記事の中には、激しい人口流出で高齢化率が高くなり、2006年から比べても30%も人口減になっていると書かれています。

「住民基本台帳人口移動報告」(総務省統計局)を加工して作成


夕張の他の寺院を見ても、札幌や江別などの近郊に、住居を構えたり、小さいながらも出張所を設けている寺院が多く見られてきました。

お寺が市民の心の支えになって、もらえる事が出来ないのでしょうか。住んでいないのに無責任な事を言うなと叱られそうですが、全国には限界集落や過疎化、高齢化の町や村は山ほどあります。そのような現状でお寺は何ができるのかをしっかりと考える必要があると思います。 

タイに来ています。
四方僧伽が開催している「世界同時平和法要」 のイベントです。

本来は、平和行進、平和法要を執り行うのですが、現在のタイの軍事政権から許可が得られなかった為に、托鉢体験をすることになりました。
普段日本にいてはなかなかできないことですので、貴重な体験をさせてもらいました。 

そして、托鉢体験を多くの日本の僧侶の方にも体験していただきたいと感じました。

新たに機会を作りますので、その時にはぜひともご参加ください。










 

2016/06/20 

夕張の財政破綻から10年の節目を迎えた。生まれ故郷の夕張。現在もお檀家さんが多く暮らし、その移り変わりも実際に見てきた。自分だからこそ思うこと書いてみたい。 

参照記事 
「見せしめはもう勘弁」夕張破綻10年、35歳市長の覚悟 北海道夕張市長 鈴木直道氏が語る 

借金は返済しなければいけない。353億円もの借金を返済できるのかは正直難しいのではないかと思う。その中で10年で95億円の返済ができたのはかなりの成果なのではないかと思う。夕張市民と鈴木市長には敬意を持ちます。 

そもそも夕張市民には、国に翻弄されたとの思いが根底にある。全国の炭鉱の町や村も同じように思っているのではないか。大きくはエネルギー政策の転換(石炭から原油へ) によって、石炭の需要が少なくなり採炭量がへり、仕事がなくなる。夕張の場合は大きな炭鉱爆発事故もあった。 

 
 もっとも大きかったのは職員の人件費です。260人いた市職員を半分以下の約100人に減らしました。市議会も議員数を18人から9人に減らし、報酬も40%カットしています。市民にも税はもちろんのこと、公共の施設の利用料も50%引き上げたり、水道料金も1.7倍に引き上げたりするなど、負担をお願いしました。厳しい緊縮財政の果てに、計画通り、ここまで借金を返すことができました。それでも、若い世代を中心に人口が3割減少するなど、大きな副作用に苦しむことになりました。
将来に希望が無ければ人は生きてはいけない。町に希望が無くなれば離れていくのは当然です。


    「借金返済を優先したあまり、必要な施策ができない」という認識が市民に広まってしまった。そのことが「この町にいても何も変わらない」という失望感を生み、人口流出が進みました。(報告書には)「今後も同様にやっていくと、地域社会が崩壊する」という厳しい言葉もありました。
 
 
借金を返済できても、夕張市が無くなれば意味は無いとの議論は最初からあった。そこへの解決案が見えてなかったので、このような現状になってしまう。

今後は子育て世代への定住に対しての対策をすると言っているが、どこまで効果があるのだろう。

現在、孝勝寺は平成33年に「開創100周年」を迎える。その寺業として、夕張本院の移転の計画を進めています。10年前にも移転の話が役員会議で出されたのですが、その時は否決されました。10年で状況は大きく変わっているということをお寺の副住職との立場でも実感しています。

 

2016/06/22

午前中のお参りが、当別からは比較的近い 江別2件だったので、すぐに戻ってこれた。
天気もいいので、二日連続草刈り。



二日目は本堂裏側をやろう!

2016-06-22-11-03-272016-06-22-11-03-45かなりの伸び具合。こりゃ大変だな〜











草刈りは嫌いではないのだが、始めるまでの段取りが少し大変。
エンジンがかかりにくいのです。

今年は、雨が多かったので、エンジンの調子だけ小屋に見に行き、試しかけをしていたので準備万端。
町内会の方に、エンジン部分のプラグの汚れを拭くだけで、エンジンのかかりが違うと聞いていたので、試してみたら、一発でかかった!これはオススメです。

お寺には4台の草刈り機が稼働。住職用のバッテリーの草刈り機も2台あります。

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順調に草を刈っていく

家のキワや、石の側などは、紐を装備した草刈り機で、障害物のないところは、円盤の草刈り機で刈っていきます。

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草を刈った後を振り返ってみる

約2時間の作業で裏手を全部刈り終える。

2016-06-22-12-30-332016-06-22-12-30-49うむうむ気持ちがいい










近年はお檀家さんも高齢化でお手伝いしていただける方がいなくなってきました。
後は駐車場。このペースで行くとあと3日かかるかな。

お手伝い募集中です(笑) 
 
 

2016/06/14


本講座も3回目の開催となりました。本日のテーマは

『共感の「聴く力」を身につける』

です。

「聴く力」と一言で言われても、あまり意識したことはなかった。楽しみな講座内容でした。

今回、一番印象に残ったワークは、「ロールプレイを通じてグリーフを分かち合う」です。

3人1組になり、いろいろなシナリオを読んで役になりきり、その時どのような気持ちになったのかを感じる。役は 〜領掘´遺族 4兒ー これを順番に交代していく。

最初に僧侶役をやりました。シナリオは2番をチョイス 

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遺族は65歳男性。
亡くした人は母親87歳
介護を頑張っていたが、ストレスで怒鳴ってしまったり、殴ることも時々あった。亡くなって安堵感と後悔がある。


最初の5分はシナリオをしっかり読み込む。
本人になりきって、ロールプレイスタート。時間は8分間。


遺族役が話しかけてくる。テーマは「聴く力」なので、どのように話を聴けるか、手探りながら、頷いたり、相づちを打ったりしながら、本人の話したいことに耳を傾ける。

今回は、ミラーリングという手法を試してみた。ミラーリングとは、相手の話す内容を繰り返し言葉にし、「・・・・と感じたのですね。」「・・・・と思ったのですね。」といって確認する。

このミラーリングをされた相手は、自分の話をしっかりと受け入れてもらっているという安心感につつまれるそうです。

実際に、遺族役の感想として、「自分の話をしっかりと受け止めてくれたと感じた」と話されていました。

この時の「振り返りシート・僧侶役」にはこのように書かれています。

_燭望播世鯏てたか
 話を聴く事に焦点を当てました
∩領渓鬚鬚靴討い觧にご遺族から伝わってきた感情
 後悔、無念、介護からの開放感
A領渓鬚鬚靴討い觧の私の感情
 相手の大変な気持ちを受け入れた

実際にロールプレイをしてみて、今まで「聴く事」ができていなかった事がわかりました。遺族はまず自分の話をちゃんと聴いてくれているのかを感じるのだと。その不安な気持ちに僧侶は寄り添ってくれる事を望んでいるのだと。そして、その段階を踏まえた上で、仏教の救いの話を聞きたいのではないかと感じました。

「聴く」という段階を踏まえないで、仏教の救いの話に進んでしまうと、不安になっている私が悪いのだとの感情が沸き起こってくる事もあり、本来伝えたい事と逆の状態になってしまう事もあるのだと感じました。

これの全てが正解なわけではない。一人一人としっかりと向き合い、その方への不安の奥底にある本当の原因(ニーズ)を感じ共感する事で、慈悲の心を少しづつ表していけたらと感じました。




そのほかにも、「これまでに遺族とのやりとりで後悔した、戸惑った経験」を書き出し、その中の一つを選び、どうすれば解消されるかの、事例を検討するワークや、「共感もどきのワーク」共感しているようで実は相手の共感は得られない会話のやりとりを実際に体験するなど、大変興味深い内容となりました。

毎回、6時間の講座を受け、3回目の折り返しになってくると、参加者の親密感もまし、新たなサンガが出来上がるように感じました。

お互いに刺激し合いながら、グリーフについて学びを深めたいと思います。

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「これまでに遺族とのやりとりで後悔した、戸惑った経験」

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「共感もどき」のワーク



過去記事

【レポート】僧侶のためのグリーフケア連続講座in北海道 第二講

僧侶のためのグリーフケア連続講座 北海道 第2講

僧侶のためのグリーフケア連続講座in北海道 第1講(覚王子ブログ)
 

僧侶のためのグリーフケア連続講座 北海道 第1講

僧侶のためのグリーフケア連続講座 プレ講座

僧侶のためのグリーフケア プレ講座に参加しました
 








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