1.試奏したモデルとそのスペックです。

 ①セルマー シリーズ2(ブラス)

   ネック一体型(直管) highGキーレス

   【音の明るさ】
    アルトのシリーズ2とは違い、結構明るい音でした。
   【抵抗感】
    アルトのシリーズ2は抵抗がきつめですが、ネック一体型ということもあり、
    それほど抵抗感は感じませんでした。
    ただし、中音ミがなぜだか解らんが抵抗があり、バランスは良くありませんでした。
    慣れれば問題なし。
   【音程】
    中音ドが極端に低い印象。音程は悪いが十分コントロール可能と思われます。
    思ってたよりマシでした。
   【音色】
    いわゆるセルマーの丸い音です。息漏れもほぼなく、音程を除けば非常にいい印象でした。


 ②セルマー シリーズ3(ブラス)
 
   デチャッタブルネック highGキーあり 

   【音の明るさ】
    シリーズ2より若干明るい感じ。
   【抵抗感】
    シリーズ2とほぼ同じ。
   【音程】
    シリーズ2とほぼ同じ。
   【音色】
    艶やかな丸い音で、他のブランドにはない音色でした。
    値段が高いのも頷けます。
    これがセルマーかと思いました。


 ③ヤナギサワ 991(ブラス)

   デチャッタブルネック(ゴールドプレート) highGキーあり

   【音の明るさ】
    今回試奏したもの中で一番明るい音がしました。
   【抵抗感】
    きつい方です。ただし、この抵抗感がすばらしく、音色の自由度が高まります。
    バランスもいいです。
   【音程】
    セルマーよりマシ。
   【音色】
    息漏れの音が気になりますが、慣れれば解消されると思われます。
    セルマーのような音の丸さはありません。
    ひょっとしたら明るいだけであまり印象に残らないかもです。
    ただし、個人的には、ヤナギサワの魅力は響きと
    吹き手によって如何様にも化ける可能性を持っていることだと思います。
    特に991は最初の印象は悪いかもしれませんが、
    可能性を秘めた面白い楽器だと思います。    


 ④ヤナギサワ 992(ブロンズ)

   デチャッタブルネック(ラッカー) highGキーあり

   【音の明るさ】
    ダークな音色です。これぞブロンズ!
   【抵抗感】
    991よりきついです。そのせいもあって、安定感があります。
   【音程】
    セルマーよりマシ。
   【音色】
    息漏れの点は991と同様です。やわらかくて深く渋い音色です。
    セルマーの丸さとは違った魅力(重厚な響き、成長性)があります。


 ⑤ヤマハ 875EXHG(ブラス)

   デチャッタブルネック highGキーあり

    注:無印カスタムEXでは、highGキーは付いていませんので要注意です。

   【音の明るさ】
    暗い方です。
   【抵抗感】
    かなり楽です。とにかく吹きやすい。バランスもすばらしい。
   【音程】
    神www
   【音色】
    音色は992に近い軟らかい音です。それ以上でもそれ以下でもありません。
    

 ⑥ヤナギサワ 991カーブド (ブラス)

   ネック一本(ラッカー) highGキーなし

   【音の明るさ】
    991よりは暗め?
   【抵抗感】
    991より若干きついかなっていうレベル。
   【音程】
    991と同じ。
   【音色】
    991を軟らかくした感じ?
    意外にもストレート管の余韻が少しあります。
    
   ※なかなか売れないのか、きちんと調整されていなかった感じで、あまり参考になりませんでした。
    楽しみにしてたのに、残念~。


2.highGキーの有無の影響

  試奏したhighGキーなしモデルが、一体型直管のセルマーシリーズ2と
  ヤナギサワカーブドだけでしたので、差はわかりませんでした。
  音色に影響すると思われますが、言及は避けます。


3.まとめ

  音の明るさは
 
   991 >カーブド>シリーズ3>シリーズ2>ヤマハ>992 です。

  音程は
  
   ヤマハ>ヤナギサワ>セルマー

  値段は

   シリーズ3がダントツに高いです(901のシルソニ9030を買ってもおつりがきます。)
   991が一番安いです。


以上

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