
市川の料亭の桜。
曇ってたからいまいちだが。てゆーか向きが。
先日、某TV番組で、大谷翔平のことをやっていて、何気に見ていたら、彼の座右の銘かなんかが、
「先入観は、可能を不可能にする」
というものだ、と報じていて、感心してしまった。
私は、結構、この先入観というやつのせいで、人生の楽しみを半減させているのかも、と思う。
私は、食に関しては、ものすっっごく保守的である。
今、自分が知っている食べ物でいい。
新たに他の美味しさを知りたいとは思わない。
だが、私と真逆なのが、夫。
彼は、レストラン等を選ぶ時のポイントとしてまず上げるのが、
「行ったことがない店」
で、メニューを選ぶポイントも、
「食べたことがないもの」
である。
私なんぞ、前に食べて美味しかったものばかり選ぶ。
食事で冒険したくない。
だって、知らないものを食べて、すっごく不味かったら立ち直れないじゃん。
その日一日中、気分がイマイチ。
でも、夫は、まず、好奇心が先にくるという。
先日、マルエツに行ったら、コオロギ煎餅が売られてた。
プレーンとカレー味の2種類あった。
一見、スナック菓子風で美味しそうだが...コオロギだからな。
コオロギと言われなければ、意外といけるのかも。でもコオロギだろ?
私は絶対嫌だが、今度、夫にプレゼントしよう。
ところで、近所に、とても落ち着くカフェがあるのだが、いつ行っても客がいない。
マスターが、お客を増やすためには、そとに緑の植木を置いたほうがいいかどうか、と訊いてきたのだが。
私に言わせれば、それ以前に、コーヒーをたのんだとき、マグカップにスプーンを入れた状態で出すのをやめたほうがいいと思う。
コーヒー好きならその段階で駄目でしょ。
いかにもインスタントですよ、という感じで。
と、言おうと思ったのだが、メニューに、コーヒー豆はどこどこの豆で、結構こだわってますよ的なことが書かれていた。
初めてたのんだとき、先にその解説を読み、
「ということは、一見、インスタントに見えて、飲むとすっごく本格的だったりして」
と、先入観を捨てていただいてみた。
しかし。
うーん...
先入観通りかも。
でも、これ、インスタントでしょ?とは言えないのであった。