【 薄れる記憶、思い出さなくちゃいけない事 】 リフォームするなら福島の光和設備工業所
リフォームを福島でするなら光和設備工業所。
光和設備工業所の蒲倉です。
先週の3月11日は東日本大震災が発生してから14年。
忘れたくても絶対に忘れられない経験は
意外と私の中でトラウマとなっているのか、
今でも地震で揺れると
この後揺れが大きくなるのではないか

と身構え14年前のあの瞬間を度々思い出します。
月日が経つにつれ記憶が曖昧になっていく中で
地震で揺れると一瞬であの時の記憶が蘇り
そして収まるとまた恐怖の記憶も薄れる。
皮肉にも人間は忘れるという便利な機能のお陰で
都合よく安心できたりする時もあるのですね。
震災は思い出したくない記憶ではありますが
全く目を塞ぐ訳にもいかないと最近思う様になり
新しく出来た震災関係の施設にも少しずつ足を運んでいます。
去年行った 『 中浜小学校 』 は
屋上へと繋がる狭い階段を上がる時
みんなどんな気持ちでどんな覚悟で上ったのか、
寒い屋上の屋根裏倉庫で泣きながら友達や先生と
励まし合って一晩耐えた気持ちなど
深く心をえぐられる感じで胸が痛くなりました。
今年行った 『 とみおかアーカイブ・ミュージアム 』 は
テレビで見覚えがある災害対策本部の再現や
住民の避難を最後まで呼びかけ続けたパトカーの展示など、
微かに頭の片隅に小さくなっていた記憶が蘇り
ニュースや新聞でみた物が目の前にある!と
衝撃でしばらく足が動きませんでした。
私の住んでいる地域ではここまでひどい状況ではなかったけど、
当時の怖かった気持ちや不安な思いを
思い出したくなくてこういう施設はなるべく避けていました。
でもたまに足を運んで忘れそうになっていた事を思い出し
これからの教訓にしていかなければならないと
改めて感じています。
今年もまた14年前を思い出しながら
被害に遭った方々へのご冥福をお祈りし
未来への復興と災害対策を願います。





どうか大きな災害が起きませんように…

みんなが幸せでいられますように
