2009年02月15日

2009年2月15日(日) .ロストレーニングセミナー

 朝の9時半前に、高田馬場の極真増田道場に向かいます。「クロストレーニングセミナー」も、予行演習の2回を入れると、今日で13回目になります。今日は、道場内から、2人の女性を含めて7人、道場外の人が3人、合計10人の参加がありました。
 今回は、稽古の前に、「インナーマッスルとアウターマッスル」というものについて説明しました。
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<インナーマッスルとアウターマッスル>
 肩関節には、大胸筋、三角筋、僧帽筋など、表層にある大きな筋肉と、その下にある、肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋といった深層の筋肉があります。表層の筋肉を、アウターマッスル、深層の筋肉を、インナーマッスルと呼びます。
 肩関節の安定のためには、このインナーマッスルを鍛えることが重要であるということが、野球のトレーニングの領域で、言われ始めました。
 インナーマッスルを無視して、アウターマッスルばかりを鍛えることは、かえって、肩の障害を起こす可能性があります。
 アウターマッスルは、重い負荷を使っての、ウエイトトレーニングで鍛えることができます。しかし、インナーマッスルの一つ一つは小さな筋肉であり、チューブトレーニングなど、軽い負荷で、鍛えていくしかありません。効果が目に見えず、数字でも表せない、地道なトレーニングになります。
 同様の二層構造は、股関節、脊椎にもあります。四股、てっぽう、型など、武道の鍛錬は、このインナーマッスルのトレーニングだと考えられます。
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cross-training-shugo-shashin-20090215
 その後、道場の中のランニング、サイドステップ、カリオカステップでウォーミングアップをして、ストレッチング、いつもの空手の基本稽古に移ります。
 基本稽古の後、今日は、柔道やレスリングでの基本的なトレーニングを紹介しました。前回り受身、脇絞め、海老といった、柔道での基本的な筋トレを行った後、背負い投げの打ち込み動作、相手を抱え上げるリフティング動作、最後にリフティングの応用で、相手のフックを受けてからリフティングするまでの連係動作を反復して練習しました。
 最後に、アジリティートレーニング、腕立て伏せ、腹筋、背筋、四股といった筋トレを行いました。
 稽古の後、有志8人で、中華料理店に入り、知的なクロストレーニングを楽しみました。
 参加者の一人で、数年前に腰をケガしたときに、私が書いた「図解スポーツ・リハビリテーション」を購入してくださったいう方がいらっしゃいました。空手の道場に貼られていたポスターを見たら、その著者がセミナーを開くとあり、びっくりしたのだと話してくれました。
 実に光栄な話ですね。著者冥利です。嬉しくなりました。

koyamaclinic at 23:25│Comments(2)TrackBack(0)トレーニング | 空手

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この記事へのコメント

1. Posted by ヨシダ@カラテ   2009年02月16日 23:07
押忍

お疲れさまです。毎々、お世話になっております。
柔道の補強運動は効きました。いろんな動きは、やってみるものですね。
本日の目からウロコは、脇絞めと海老でした。
両方とも、初めての種目でしたので、正しく出来ているか分からないですが、普段とは違う場所に筋肉痛を覚えました。
以前、二、三度だけボルダリングをやってみたことがありましたが、自分の体重や姿勢を自在に操るのは、重いバーベルを持ち上げるよりも大変だと感じました。
少しやせた方がいいのか、、、筋力を強くすればいいのか、、、悩める年頃であります。
2. Posted by 小山郁   2009年02月18日 08:56
 「ヨシダ@カラテ」様、コメント、ありがとうございます。

> 本日の目からウロコは、脇絞めと海老
> でした。

 ありがとうございます。「目からウロコ」という言葉、私にとって、最大の褒め言葉です。今後も、みなさまを驚かせて、楽しんでいただくべく、いろいろと考えていきたいと思います。

> 以前、二、三度だけボルダリングをや
> ってみたことがありましたが、自分の
> 体重や姿勢を自在に操るのは、重いバ
> ーベルを持ち上げるよりも大変だと感
> じました。

 柔道の野村忠宏選手だったか、全日本の合宿で、ボルダリングをしたときに、「岩に指をかけて、自分の身体を持ち上げる瞬間の感覚は、柔道で技をかける瞬間の感覚に似ている」と言っていましたね。

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