2009年05月10日

2009年5月10日(日) クロストレーニングセミナー

 6時15分、4時間半の睡眠で、自然に目が覚めます。
cross-training-seminar-poster-20090510
 朝の9時半前に、高田馬場の極真増田道場に向かいます。予行演習の2回を入れて、今日が16回目です。今日は、道場内から、5人の女性を含めて10人、道場外から3人、合計13人の参加がありました。
 今日の座学では、先日、私がスポーツ整形外科の研修会で聞いたばかりの内容、サッカーでの外傷予防プログラムについて、紹介しました。ケガを予防するためには、「バランス」、「ステップ」、「リアクション」、「ジャンプ&プライオメトリック」、「筋力」の5つの能力を養成することが必要だとされています。それぞれの分野で、5〜10種類の運動があり、それを週1回か2回することを勧めています。今日は、その中から、「爪先立ち歩行」、「踵立ち歩行」、「スプリットジャンプ(2回の前後ステップの後にランジ姿勢)」、「ランジウォーク」、「ベンチ 蔑症、両爪先支持で30秒)」、「ベンチ◆淵戰鵐銑,了兩から対角線上の手足を挙上して20秒)」、「横ベンチ 並Σ薜漫下になる下肢は膝屈曲)」、「横ベンチ◆壁┸陛検足の外側で支持)」を紹介し、後で稽古の合間に、実際にやってもらいました。
 道場内のランニング、サイドステップ、カリオカステップでのウォーミングアップをして、ストレッチ、空手の基本稽古に移ります。
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 今日のワンポイントレクチャーは、柔道です。講師には、元全日本柔道連盟強化選手で、柔道家、格闘家の、小室宏二先生をお招きしました。
 寝技が強くなるためのトレーニングということで、次のようなメニューを紹介してくださいました。
・後ろ受け身(座位から、蹲踞の姿勢から)
・横受け身
・前回り受け身
・足蹴り
・足回し
・三角絞めの打ち込み
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・二人組での、頭タッチゲーム
 一人が仰向けに寝て、もう一人がその人の足許に立ちます。立っている人は、相手の横に回り込んで、相手の頭にタッチします。寝ている人は、回り込もうとする相手の足を、先ほどの足蹴りや足回しの動きで封じたり、身体を回転させたりして、常に相手の相手と正対するようにします。
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・エビ
 「エビ」の動作は、私もかつて、皆さんに紹介したことがありました。しかし、畳を蹴る足が、逆で覚えていました。今まで、下になっている足で蹴っていたのですが、上になっている足で蹴るのが正しいらしいのです。そして、上の足を蹴るのと同時に、下の足は胸に引き付けます。「相手から逃げるのと同時に、相手の身体の下に、足を潜り込ませますが、上の足だと、潜り込ませられないでしょ」と小室先生が解説してくださいます。
・逆エビ
・横エビ(ジャンプ)
・横エビ(ツイスト)
 仰向けで背中を丸め、揺りかごのように身体を揺らしながら、一回の揺れごとに身体をひねって、横に進みます。これは、私も上手くできませんでした。マットの上をのたうちまわる様は、まるで死にそうなイモムシです。
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・スパイダーマン
 マットの上を四つん這いになり、右手に右足を引き付け、次に左足を左手に引き付け、それを繰り返しながら、前に進みます。あちこちで、悲鳴が上がります。
 最後に、デンストレーションとして、小室先生のニックネーム、「コムロック」にもなっている「袖車締め」、講道館で子供達に寝技の稽古として教えている、「春日ロック」を見せていただきました。
 私も、年数だけは長く、柔道と関わってきて、時々は、このセミナーでも、柔道のトレーニングとして、いくつかの稽古方法を紹介したことがありました。しかし、レベルが違います。
 恐らくは、地方の公立中学や公立高校でも、昔、中学か高校の柔道部で初段を取ったことがあるというだけで、それ以降、何もしていない先生が、柔道部の顧問になったりしているところもあるのではないでしょうか。正しい稽古は、やはり専門家に聞かないといけませんね。
cross-training-seminar-20090510
 基礎体力作りとしても、非常にすばらしいものでした。有意義な時間を過ごすことができました。みなさんも、「目からウロコ」と大喜びでした。
 小室先生も、非常にお忙しい方です。3月に講道館指導部を退職され、この4月より、中高一貫の都市大附属高校に、体育教師として就任されたばっかりです。今日も、午後2時から開かれる、東京都の高段者大会に出場する予定なのですが、そのお忙しい中で、稽古と、第二道場にも、参加してくださいました。
komuro-sensei-uchimata
 午後の、小室先生ご本人の試合については、もちろん、楽勝だとは思っていました。しかし、午前に稽古した突きや蹴りを出して、反則負けにだけはならないでくださいね・・・(笑)、なんて思っていたら、携帯に、内股で一本勝ちだったとのメールが入ってきました。さすがです。
 ご自身のブログにも、セミナーの模様、高段者大会での試合の画像が出てきます。セミナー参加者のみなさん、ご覧になってください。そして、よろしければ、お礼のコメントを・・・。



koyamaclinic at 23:03│Comments(4)TrackBack(0)トレーニング | 空手

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この記事へのコメント

1. Posted by ヨシダ@カラテ   2009年05月11日 16:55
毎度お世話になっております。
昨日はお疲れ様でした。

最近、年老いた父母に、クロストレーニングで教わったことの一部(ストレッチ、アイソトニック、アイソメトリックなどなど)を伝えて、少しでも老化防止に役立ててもらえるように、と思っています。
この日の種目で、ツマ先立ち、カカト立ちでの筋力トレーニングはためになりました。
転倒する理由の一つは、ツマ先を持ち上げる筋肉が弱ってしまい、ケツマづくことがあるということだと聞いたことがあります。
特にカカトでの歩行は、転倒防止に役立つような気がしました。
ベンチの種目では、自分の身体すら、きちんと保持できないことにも情けなさを痛感しました。体幹が弱いというのか、インナーマッスルが気合が入っていないというのか、、、弱々しい自分に情けなヤー、です(^^;)。
ベンチはこれからも、続けていきたいと思います。

また、コムロック先生のワンポイントレクチャーは目からウロコがぼろぼろと落ちまくりでした。
自分の身体を、自分の思う通りに動かすことの難しさを痛感したのであります。足回しにしても、エビにしても、うまくできなかったです。
専門家だから、と言ってしまえばそれまでですが、コムロック先生の動作、動線は、とてもきれいでした。
デモンストレーションの相手は他の方に譲りましたが(^^)、次の機会には、是非、絞め技をいただきたくお願いします、、、なんか変なお願いみたいですね(^^;)。誤解なきよう、、、。
2. Posted by 小山郁   2009年05月11日 19:44
  ヨシダ@カラテ様、コメント、ありがとうございます。

 お楽しみいただけたでしょうか。デモンストレーションの相手、できなくて残念でしたね。

 次回の講師は、今、各方面に連絡を取って、探しているところです。決まりましたら、告知しますので、今後とも、よろしくお願いします。
3. Posted by 小室宏二   2009年05月12日 01:50
試合に向けて、非常によいトレーニングをすることができました。

今日は背中が筋肉痛です。オス!
4. Posted by 小山郁   2009年05月12日 08:29
 小室先生、コメント、ありがとうございます。
 セミナーの講師、ありがとうございました。私もスパイダーマンで、両側の広背筋が、心地よい筋肉痛でした。

 内股の一本勝ち、見事でした。さすがです。
 小室先生とは格段のレベルの差があって、ここで話をするのは恐縮ですが、私が内股を出すときは、空手の後ろ蹴りのタイミングを意識して入るんです。

 今後とも、よろしくお願いします。

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