2010年01月11日

2010年1月11日(月) クロストレーニング in 山形

 ここ山形に来た目的は、武井先生が指導をされている道場で、柔道をすることです。そして、機会があれば、私のクロストレーニングへの取り組みをご紹介することにもなっています。
 普通は、水曜日と土曜日が稽古日なのだそうですが、祝日の月曜日である今日、特別に武井先生が、今日の柔道場を押さえてくださったそうです。生徒さんにも通知をしてくださっていました。
yamagata-daigaku-igakubu-dojo-2
 午後5時に、山形大学医学部の構内にある、武道場に向かいます。試合場が1面、ゆったりと中に納まる、立派な道場でした。天井も高く、広々とした、気持ちのいい道場です。
 「通常の稽古日ではないので、どのぐらいの人数が集まるか分かりませんが・・・」と、武井先生がおっしゃっていましたが、とんでもありません。大人の指導者が4人、高校生が1人、中学生と小学生が15人、合計で20人の人が集まってくれました。
 武井先生の号令で、稽古が始まります。
 念入りなストレッチングの後、子供にも、しっかりと前進のストレッチングと、ブリッジを指導されているのが印象的でした。
続いて、マット運動に入ります。これが私にとって、「目から鱗」の連続でした。
・前転
・後転
・開脚前転
・開脚後転
・倒立前転
・後転倒立
・ラウンドオフ(側転から両足での着地。巴投げをかけられたときに、体をひねって少なくとも腹這いになるための練習)
・前回り受け身(受け身を取った後、立たない)
・前回り受け身(受け身を取って立ち上がる)
・前回り受け身からのツイスト(投げられて受け身を取る際にも、一本負けにならないように、直前で体をひねって、腹ばいになります)
・サイクロン(畳の上に両手をついた腕立て伏せの姿勢から、腕を中心にして脚を回して、前に脚を投げ出した姿勢になります。しかし、お尻をマットにつけません。そのまま回旋を続けて、もとの腕立て伏せの姿勢に戻ります。これを左回転と右回転、両方で行います。まるで体操競技の鞍馬の動きのようです)
・ヘッドロール(三点倒立から下肢をひねって腹ばいに倒れる)
・ホッピングターン(片脚を後ろに蹴り出す内股の姿勢で、身体を回転させる)
・スイッチターン(背負い投げの打ち込みのように、身体を半回転しながら、前へ進む)
・コザックダンス(大きくジャンプしながら、側方で、両足をタッチします。「雨に歌えば」を思い浮かべるのは、年齢のせいでしょうか・・・笑)
・コザックダンス変法(先ほどのコザックダンスを、小さな細かいジャンプで行います)
 途中、畳の端から端まで、足を前に踏み出し、一歩一歩、腰を降ろして歩いていく、ベント・ニー・ウォーキングを入れていました。膝のケガを予防するために、大事な動きです。さすが、整形外科医が指導しているだけのことはあるなあと思いました。子供さんに、これだけの考えられたメニューで指導をしているところは、他にはないのではないかと思ってしまいます。
 さらに、ラダートレーニングを行います。ラダーの前には、マットが置かれていて、ラダーを走り抜けたら、前回り受け身をします。私も、同じ年代の中では、身体を動かしている方でしょう。しかし、武井先生のラダートレーニングの動きには、圧倒されてしまいました。
 ラダートレーニングを10回ほど行ったら、サンドバッグを跳び越えての前回り受け身をしました。これは、私にとっては何十年かぶりの練習でした。「まあ、何かあっても、武井先生は脊椎脊髄損傷の専門家だし・・・」と自分の心に言い聞かせて、思い切って跳んでみました。こういった練習も、たまにはやらないと駄目ですね。
 武井先生に、何か面白いトレーニングはないかと聞かれたので、全日本柔道チームの合宿や、国士舘大学で見てきた、アジリティートレーニングを紹介させていただきました。
 素早く、細かいステップを踏む、シャッフル動作から、前に立つ指導者の示す手の方向に向かって、ツイスティング、90度回転、180度回転、360度回転を行い、その後、タックル切りの動作を行いました。
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 その後、寝技の乱取りを2分8本、立ち技の乱取りを2分8本行いました。中学生の体重の重い子がいたり、小学生でも動きが早く技の切れる子がいたりして、ヘトヘトになりました。
 今回の出稽古で、私が学んだことと、私がお伝えしたことを比べると、圧倒的に私が学んだことの方が多そうです。私の方が、クロストレーニングをさせていただきました。私の指導でも、今日の経験を生かしたいと思いました。
 柔道の稽古の後、ウェルサンピアという温泉施設に移動し、汗を流します。
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 その後、武井先生のお宅にお邪魔して、奥様の、心尽くしの夕食をいただきました。メインディッシュが山形牛のステーキの、洋食のフルコースでした。家庭料理の域を超えています。ビール、シャンパン、赤ワインを飲みました。
 武井先生のご一家は、大学生の息子さんと娘さん、中学生の息子さん、そして奥様まで、みんな柔道の黒帯を持っていらっしゃる、柔道一家です。素敵なご家族でした。
 食事の後は、夜遅くまで、柔道のDVDを見て過ごしました。今日は、午前4時に起きました。長く、充実した1日でした。

koyamaclinic at 23:56│Comments(2)TrackBack(0)トレーニング | 柔道

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この記事へのコメント

1. Posted by 武井 寛   2010年01月13日 18:24
先生の靴の事をあんまり考えず足元の悪いところにお連れしてしまい、大変申し訳ありませんでした。
でもそれも旅の一興ということでご容赦下さい(笑)。新緑、紅葉の時、そしてまたセミが大鳴きしている時期の山寺も、それぞれの風情があります。是非また違う季節にお越し下さい。
・・隠してましたが、実は私もすべり易い靴でしたので、降りてきた直後は腸脛靭帯炎気味でした(笑)。
2. Posted by 小山郁   2010年01月13日 19:04
 武井寛先生、お世話になりました。今回の旅は、私にとって、大きな刺激になりました。
 整形外科の本道で、ご活躍されている先生が、柔道においても、これだけの立派なご指導をされている姿に、まったく敬服です。
 
 あれでも、私が持っている靴の中で、一番、靴底に凹凸のある靴です。靴については、完全に準備不足でした。
 確かに、股関節のコアトレーニングになりました(笑)。
 とりあえず、2月にお会いできますこと、楽しみにしております。
 今後とも、よろしくお願いいたします。

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