2010年01月31日

2010年1月31日(日)① クロストレーニングセミナー

 9時半前に、高田馬場の増田道場に到着します。今日で26回目のセミナーになります。今日は、道場内から女性2人を含む10人、道場外から女性1人を含む6人、合計16人の方が参加してくださいました。
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 まずは、道場内のランニング、サイドステップ、カリオカステップでのウォーミングアップをして、ストレッチングをして、空手の基本稽古に移ります。突きや受けなど、上半身の基本技の稽古を20分ほど、さらに蹴りの稽古を20分ほど行います。これが私による、セミナー第一部です。
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 続いての第2部には、テコンドーの全日本チャンピオン、朴禎賢(パク・チョンヒョン)師範が、テコンドー現役選手によるご指導を手配してくださいました。全日本大会にも出場予定の、大矢英伸二段、平井健之一段です。
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 テコンドーの練習では、その練習時間の3分の1ぐらいの時間をかけて、ストレッチングを行ないます。床の上に腰を降ろしての股割り、壁を使った二人組みでのストレッチング、3人組でのストレッチングを紹介していただきました。
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 どんなに身体の硬い人でも、このストレッチングを真面目にすることによって、数ヶ月で股割りができるようになるとのことでした。
 180度の開脚ができる人と、まったく身体の硬い人とで、股関節のレントゲン写真では、何の違いもありません。骨や関節に問題があることは少なく、周囲の筋肉が問題なのであって、つまり努力次第で脚が開くようになるのだと、私自身も何かの記事に書いたことがありました。
 理屈はそうなのですが・・・、あちこちで悲鳴が上がっています(笑)。
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 その後、ミット蹴りを教わりますが、横蹴り、スイッチしての横蹴り、後ろ横蹴り、後ろ回し蹴り、跳び後ろ回し蹴りなどを教えていただきました。テコンドーの蹴りは、空手の蹴りと違って、蹴りのインパクトの瞬間に、上半身と下半身の捻りの方向を逆にして、まるで体幹を絞り込むようにして、蹴りを出します。
たとえば、空手の蹴りで、右方向に身体を回転させて、右の後ろ回し蹴りを出すとします。まず上半身を右方向に、これ以上、捻れないというところまで捻ったら、体幹のロックを開放し、今度は下半身を右に回転させます。蹴りを放った後、そのまま身体は1回転して、もとの方向へと向き直ります。
 ところがテコンドーでは、まず上半身を右に回転させ、続いて、下半身を右に回転させ、蹴りのヒットポイントに持っていくことまでは同じですが、右足での蹴りのインパクトの瞬間に、後ろにいる相手に、右手でパンチを出すぐらいのつもりで、上半身を左に捻ります。蹴りを出した後の足は、元の軌跡を通って、回転せずに、また元の向きに戻ります。
 これには、私自身も「目から鱗」でした。蹴りの瞬間と、上半身を捻るタイミングが合わず、なかなか、狙ったところを蹴ることができません。ミットを持ってくれる方も、こちらが的に当てられないものですから、きっと恐かったことでしょう。
 せっかく、来ていただいたので、お二人にも、クロストレーニングの意義を知ってもらいたいと思い、今日の参加者の中で、今まで講師をしてくださった3人の方に、即興で、ワンポイントレクチャーをお願いしました。
 サンボの全日本チャンピオンの萩原幸之助先生に、ブリッジと三点倒立の見本を見せていただきました。宮田直樹氏にボクシングのパンチの連打のご指導をお願いしました。また、韓国の「全羅北道Mixed Martial Arts」というチームで練習をされていた金民樹氏には、腹筋運動の一つのバージョンを教えていただきました。
 正拳突き50本、金的蹴り30本で稽古を締めました。気がついたら、1時近くになっていました。時計の動きが非常に早く思える、実に充実した時間を過ごすことができました。
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 セミナー終了後、第二道場の「点心拉満(てんしんらんまん)」に移動します。私を入れて12人の方が参加してくださいました。ここでは、師範の役を、テッシー氏に譲ります。私も決して、引っ込み思案というわけではないのでしょうが、テッシー氏に比べると、完全に「内気なボクちゃん」になってしまいます。牽引車の役割は、テッシー氏に譲るしかありません(笑)。
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 さて、今日もワンポイントレクチャーをしていただいた韓国出身の金民樹氏ですが、2月に、韓国に帰られることになったのだそうです。国士舘大学の大学院を卒業し、日本の企業に就職し、映画俳優のクォン・サンウさんのマネージャーをされたりしていましたが、韓国に帰られて、本格的な就職活動をされるとのことです。今日は、その送別会も兼ねています。
 韓国と日本ですから、またお会いすることもあるでしょう。韓国でも、クロストレーニングの考えを、ぜひとも広めてほしいものです。

koyamaclinic at 23:05│Comments(2)TrackBack(0)トレーニング | 空手

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この記事へのコメント

1. Posted by ヨシダ@カラテ   2010年02月02日 07:06
お世話様です。

テコンドーのストレッチは効きました。
足腰を鍛えるのは大事ですが、柔軟性ありき、ですね。

松濤館との共通点が、何点かあったので、懐かしくもあり、また、初めて体験することもあり、身体を思う通りに動かせず、歯痒くもありました。

また、ワンポイントレクチャーの豪華なこと、、、(^^)。時間があっという間に過ぎました。ありがとうございました!

金さん、元気で頑張ってください。
2. Posted by 小山郁   2010年02月03日 16:48
 ヨシダ@カラテ様、コメント、ありがとうございます。
 いつもいつも、一番乗りですね(笑)。
 その内、伝統派空手の先生をお招きしたいと思っています。今後とも、よろしくお願いいたします。

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