2010年04月11日

2010年4月11日(日) クロストレーニングセミナー

 9時前に、高田馬場の増田道場に到着します。ビッグボックスの入っているビルの1階、いつもの「Vie de Feance」でコーヒーを飲みました。ある日、電車の中吊り公告か何かで、「がんばる人のがんばらない時間」というキャッチコピーを見掛けました。そんな時間を、ときどきは持ちたいものです。
 おっと、このコピー、ドトールコーヒーのものでした。失礼しました。
 9時15分になるのを見計らって、神田川沿いを歩き、極真増田道場に向かいます。
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 今日で30回目のセミナーになります。今日は、道場内から女性1人を含む6人、道場外から女性2人を含む10人、合計17人の方が参加してくださいました。
 まずは、道場内のランニング、サイドステップ、カリオカステップ、ベント・ニー・ウォーキング、アジリティートレーニングでのウォーミングアップをします。
 続いて、ストレッチングをして、空手の基本稽古に移ります。突きや受けなど、上半身の基本技の稽古を20分ほど、さらに蹴りの稽古を20分ほど行います。これがセミナー第一部です。今日は、基本稽古、特に蹴りの稽古を、それぞれの蹴りを10本ずつにして、ちょっと端折らせていただきました。
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 第二部の講師は、ロサンゼルスオリンピックとソウルオリンピックの、レスリングフリースタイル銀メダリストで、早稲田大学准教授の太田章先生にお願いしました。
 
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 まずは、手首を引き、さらに腕を取って、相手のバックに回る方法を教わります。これが、今日のイントロダクションです。二人組になり、お互いに相手の背後に回る取る練習をします。
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 その後、その応用編で、手首を取って、相手が引っ張られまいと引き返してきたときに、そのまま片足タックルに入る方法を教わります。これも、お互いに技を掛け合います。
 
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 次に、膝をついた姿勢での「内無双」と「外無双」を教わり、お互いに技を掛け合いました。手での「大外刈り」、「内股」と考えればいいのでしょうか。相手を替えつつ、これも何回も練習します。
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 さらに、私が太田先生の右足に片足タックルに入ったところ、その足をそのまま私の左足の内側、大内刈りの位置に置き、右手で相手の右足を取って、そのまま回転して、相手の首と両足とを固めてしまうというテクニックをデモンストレーションしていただきました。手も足も出ないというのは、まさにこのことです。まるで、オムツを替えられる赤ちゃんのようです。相手に与える、精神的なショック、屈辱感が大きい技です。
 いったい誰ですか・・・、人が股間を人前に曝しているときに、「カンチョー」とかやっている、古典的ないたずらっ子は・・・(笑)。
 二人組で、技を掛け合います。相手の自由を奪ってしまう技の習得に、みなさん何故か、一生懸命でした。「何かに使ってやろう」と思っているかどうかは知りませんが・・・(笑)。
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 最後に、やはりレスリングらしく、二人組でのパワートレーニングを教えていただきました。まず、身体を丸めた相手の胴体に手を回し、担ぎ上げます。相手の頭が右に向いたり、左に向いたりするよう、全身のバネを使って、持ち替えていきます。
 内無双、外無双の練習のあたりから、私の腰が、バリバリと悲鳴を上げ始めていました。このトレーニング、私の限界を超えていました。本来、相手を持ち上げたまま持ち替えるのですが、1回1回、床に降ろしてから持ち替えなければいけませんでした。非常にいい体幹トレーニングだと思いました。また、筋肉痛が回復したら、体重の軽めの相手で試してみたいと思います。
 腕立て伏せ30回、腹筋50回、背筋50回、四股30回、正拳中段突き30本で、今日の稽古を締めました。
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 セミナー終了後、有志11名で、いつもの「点心拉満(てんしんらんまん)」に移動します。太田先生、夕方から、全日本プロレスの解説をされるとのことでしたが、乾杯に付き合ってくださいました。
 いつも思いますが、勉強会やら異業種交流会、名刺交換会といった、ビジネスマン向けの会があり、私も誘われて参加することがあるのですが、名刺の数だけは集まっても、ほとんど何にもなりません。たまった名刺も、何日かすると、「誰だっけ・・・」となって、捨てられる運命にあります。しかし、一緒に汗を流したり、身体をぶつけ合ったりというのは、やはり、人間の距離感を一気に近付けてくれるものですね。
 また今回、岩手から太田正則氏が来てくれました。10年ほど前に、「クロスオーバートレーニング・新格闘教書」という本を書いたときに、早稲田大学の太田章先生がやっていらっしゃる社会人レスリング教室に、もぐりの学生として、参加させていただいたことがあります。その当時、まだ東京勤務だった太田正則氏と、レスリングの練習の後で、何度か飲みにいったものです。岩手に戻られて、もう何年になるのでしょう。しかし、久しぶりにお会いしたというのに、違和感なく「おっ、元気・・・?」と、またあの頃に戻してくれるのも、一緒に汗を流したということの効果でしょうね。
 まだ日の高いうちに高田馬場を後にして、コロッセオの元マスター、大森敏範氏と、新宿で沈没です。駅ビルの中の洋風居酒屋に入り、赤ワインなどを飲み続けました。新宿から下りで帰宅するはずですが、目が覚めたのが、何故だか総武線の電車の中で、錦糸町あたりでした。8時までの3時間ほど、まるで空白です。また、やってしまいました。

koyamaclinic at 23:36│ トレーニング | 空手

この記事へのコメント

1. Posted by ヨシダ@カラテ   2010年04月12日 19:21
お疲れ様でした。この日も、いいトレーニングを教えていただき有難うございました。

久々に、普段感じない部分に筋肉痛を感じたので、多分、非常にいい運動になったのでしょう。

太田先生にお会いできるとは感激でありました。第二道場でも気さくに話していただき、とても楽しくお話に聞き入ってしまいました。

補強運動、タックルの仕掛け方、内無双、外無双の練習、、、。タメになりました。上手に相手を投げるのは、難しいですね。

ハズカシ固めは、高級すぎてちょっとついていけなかったです。(^^;)

次回も参加するつもりであります。。。ダンスなんて、小学生のときのフォークダンス以来です。
2. Posted by 小山郁   2010年04月13日 13:19
 ヨシダ@カラテ様、コメント、ありがとうございます。
 いやあ、疲れました。腰がまだ痛くて、前にかがめません。悲鳴を上げながら、靴下をはいています。
 また、次回も、心地よい汗を流しましょう。
3. Posted by ぢゅにあ   2010年04月13日 14:29
ありがとうございました。
筋肉痛大好きです。
つらすぎて最後は笑顔になるんで。

またよろしくお願いいたします。

4. Posted by 菊川弘之   2010年04月13日 17:44
1年ぶりのトレーニングの機会を与えて頂き、有難うございました。久しぶりに楽しい時間を過ごさせて頂きました。全身筋肉痛ですが、良い気分転換となりました。リーマンショックもぶっ飛ばせそうです。仕事も空手もファイティングポーズで再開です。
5. Posted by 小山郁   2010年04月13日 22:13
 ぢゅにあ様、コメント、ありがとうございます。
 いやあ、結婚式の用事があったとはいえ、岩手から、よくぞ、いらしてくださいました。それも、太田章先生のセミナーに、ドンピシャのタイミングでしたね。お会いできて、嬉しかったです。
 それと、「ぢゅにあの部屋」、いつも、楽しみにしています。
6. Posted by 小山郁   2010年04月13日 22:16
 菊川弘之様、コメント、ありがとうございます。
 指の具合も順調のようで、安心しました。
 私も、いろいろな局面で、「ああ、空手をやっていたお陰で、生き残れたんだなあ」と思うことが多々ありました。
 また、一緒に、明るく楽しく、汗を流しましょう。
7. Posted by 元マスター大森   2010年04月15日 00:47
いやあ、楽しい1日でした。ありがとうございます。生涯初のアマチュアレスリングの練習、それも講師は太田先生。ものすごく勉強になりました。
今から考えますと、ビデオにおさめていなかったことが悔やまれます。
それほど高密度なセミナーでした。
ノゲイラの得意なあの技もレスリングの技だったとは・・打撃技以外の自分の知識のなさを痛感しました。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
8. Posted by 小山郁   2010年04月15日 09:13
 元マスター大森様、コメント、ありがとうございます。
 
> 今から考えますと、ビデオにおさめて
> いなかったことが悔やまれます。
 
 そうですね。毎回、いい内容ばかりなので、今後、動画での保存も、考えたいですね。
 ただ、今回は、「一期一会」ということで・・・。特に、私が「恥ずかし固め」をかけられたところは、一期一会にしておいてください(笑)。
 
 毎回、マスターと沈没してしまうと、記憶がなくなるぐらいに飲んでしまいます。困ったものです(笑)。